JP2973385B2 - 自動販売機等の硬貨選別装置 - Google Patents
自動販売機等の硬貨選別装置Info
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Description
ど各種の貨幣取扱装置において使用される硬貨選別装置
に関し、特に、硬貨選別信号その他を光信号を利用して
送受し、送受信系の結合あるいは分離作業の簡単化を可
能にしたものに関する。
された硬貨の正偽及び金種別を識別する硬貨選別部(ア
クセプタ)と、選別された硬貨を金種別に収納しかつ釣
銭硬貨等を制御する釣銭制御部(チェンジャ)とを具備
しており、硬貨の通路や識別コイルの清掃作業を簡略化
し、メンテナンスの効率向上を図るために、硬貨選別部
(アクセプタ)を釣銭制御部(チェンジャ)から分離で
きるようになっている。
ル等により硬貨の正偽と金種を電子的に識別して金種別
の硬貨検出信号を釣銭制御部(チェンジャ)に送出する
機能、識別した硬貨を金種毎に機械的に振り分けてチ
ェンジャ内のコインチューブに導く機能、返却レバー
の作動状態を表わす信号(キャンセル信号)とアクセプ
タ自身の異常を表す信号(アクセプタ異常信号)とをチ
ェンジャに伝達する機能、などを有している。
貨選別部(アクセプタ)に対して必要な電源を供給する
機能、アクセプタに対して硬貨の受入れを禁止する信
号を与える機能、アクセプタから硬貨検出信号を受入
れて投入金額の計数を行う機能、アクセプタで振り分
けられた硬貨を金種別コインチューブ又はキャッシュボ
ックスに収納する機能、釣銭硬貨をコインチューブか
ら払い出す機能、返却レバー操作に応じたキャンセル
信号を受け付けたとき、投入硬貨を返却する機能、計
数した投入金額を示す信号、アクセプタ異常信号、チェ
ンジャ自身の異常の有無を示す信号、釣銭用硬貨の有無
を示す信号、その他全ての装置状態を示す信号類を自動
販売機の主制御部に通知する機能、などを有している。
0円、10円の4金種を扱える硬貨選別装置の場合で
は、硬貨選別部(アクセプタ)から見て、少なくとも1
種類の入力信号(電源入力)と6種類の出力信号(4種
類の硬貨検出信号、キャンセル信号、アクセプタ異常信
号)が存在する。従来は、硬貨選別部(アクセプタ)と
釣銭制御部(チェンジャ)との間の各種信号送受は電気
的配線によって行っていたため、送受する信号数と同数
の電気的配線が使用され、その場合、両者間を着脱可能
とするために、コネクタを介して該電気的配線の着脱が
できるようになっている。
送受する配線数が多いため、上記コネクタの接続ピン数
が多くなり、装置小型化の要求からコネクタも小型化さ
れるために、小さな多数のピンを具えた小型のコネクタ
とならざるを得なかった。そのため、メンテナンス時に
おける硬貨選別部(アクセプタ)の釣銭制御部(チェン
ジャ)に対する取り外し/取り付け作業が面倒であると
いう欠点がある。
は識別コイルや金種別振り分け機構が機能的に最も重要
な部分であり、これらに大きな容積を必要とするため、
コネクタを収納する部分は必要最小限の容積しかなく、
狭い空間に配置されたコネクタの取り外し/取り付け作
業は、もし、無理に取り外したりすると電線束を切って
しまうことなどもあるので、非常に困難を伴うものであ
った。また、コネクタを利用していることから、差し違
いや差し忘れの問題もあった。また、電気的コネクタを
使用しているので、その接点に汚れが付着したり、磨耗
や腐食が生じたりして接触不良を起こす場合があるとい
う問題もあった。
は、電子式硬貨選別機とは別に、金種別のコインスイッ
チを釣銭制御部(チェンジャ)の側に設けることによ
り、硬貨選別部(アクセプタ)と釣銭制御部(チェンジ
ャ)間で送受する信号数を減らし、コネクタのピンを大
型化して取外しし易いように工夫することが示されてい
る。しかし、電気的コネクタを使用しているので、上記
のような磨耗や腐食による接触不良の問題が依然として
あり、しかも、金種別のコインスイッチを釣銭制御部
(チェンジャ)の側に設けねばならないため、コスト高
及び配設スペース等の問題があった。本発明は、上述の
点に鑑みてなされたものであり、硬貨選別部(アクセプ
タ)と釣銭制御部(チェンジャ)との間で各種信号の送
受を電気的コネクタを使用することなく行うようにする
ことにより、上記種々の問題を一挙に解決できるように
した自動販売機等の硬貨選別装置を提供しようとするも
のである
硬貨の正偽を判別し、金種別に選別する硬貨選別手段
と、前記硬貨選別手段で選別された硬貨を収納すると共
に収納した硬貨の計数制御を行い、かつ収納した硬貨を
釣銭として払い出す制御を行う釣銭制御手段とを具備
し、前記硬貨選別手段が前記釣銭制御手段に対して着脱
可能である自動販売機等の硬貨選別装置において、前記
硬貨選別手段の側において、該硬貨選別手段から出力す
る種々の信号を光学的信号で伝送するための発光素子を
設け、前記釣銭制御手段の側において、前記発光素子に
対応する箇所に、前記光学的信号を受光して電気信号に
変換するための受光素子を設け、前記硬貨選別手段と前
記釣銭制御手段との間の信号送受を光学的に行うように
してなり、前記発光素子の側面周囲に第1の遮光壁を設
け、かつ、前記受光素子の側面周囲に第2の遮光壁を設
けてなり、前記硬貨選別手段を前記釣銭制御手段に装着
した状態では前記第1の遮光壁と第2の遮光壁の一方が
他方に嵌り込み、発光素子と受光素子が向き合う空間が
2つの遮光壁の重なりによって形成された二重の壁で遮
光されるようになっていることを特徴とする。
定位置に配置された電源出力用の1次巻線と、前記硬貨
選別手段を前記釣銭制御手段に装着したときに前記1次
巻線に対応するように、前記硬貨選別手段の所定の位置
に設けられた電源入力用の2次巻線とを更に具え、前記
1次巻線と2次巻線のトランス結合により非接触で前記
硬貨選別手段に対して前記釣銭制御手段から電源供給を
行うようにしたことを特徴する。更に、本発明は、投入
された硬貨の正偽を判別し、金種別に選別する硬貨選別
手段と、前記硬貨選別手段で選別された硬貨を収納する
と共に収納した硬貨の計数制御を行い、かつ収納した硬
貨を釣銭として払い出す制御を行う釣銭制御手段とを具
備し、前記硬貨選別手段が前記釣銭制御手段に対して着
脱可能である自動販売機等の硬貨選別装置において、前
記硬貨選別手段の側において、該硬貨選別手段から出力
する種々の信号を光学的信号で伝送するための発光素子
を設け、前記釣銭制御手段の側において、前記発光素子
に対応する箇所に、前記光学的信号を受光して電気信号
に変換するための受光素子を設け、前記硬貨選別手段と
前記釣銭制御手段との間の信号送受を光学的に行うよう
にしてなり、前記釣銭制御手段の所定位置に配置された
電源出力端子と、前記硬貨選別手段を前記釣銭制御手段
に装着したときに前記電源出力端子に当接して、前記釣
銭制御手段から該硬貨選別手段に電源供給がなされるよ
うにする、該硬貨選別手段の所定位置に設けられたバネ
付勢されたプローブからなる電源入力端子とを更に具え
たことを特徴とする。
信号等の伝送が光学的に非接触・無接続で行われるの
で、電気的コネクタが不要となり、硬貨選別手段の釣銭
制御手段への取り付け/取り外し作業が非常に簡単であ
り、接続不良を起こす等の心配もない。また、発光素子
の側面周囲に第1の遮光壁を設け、かつ、受光素子の側
面周囲に第2の遮光壁を設けてなり、硬貨選別手段を釣
銭制御手段に装着した状態では前記第1の遮光壁と第2
の遮光壁の一方が他方に嵌り込み、発光素子と受光素子
が向き合う空間が2つの遮光壁の重なりによって形成さ
れた二重の壁で遮光されるようになっているので、高い
遮光効率が得られる、という優れた効果を奏する。ま
た、釣銭制御手段から硬貨選別手段に対する電源の供給
に関して、バネ付勢されたプローブ(スプリングプロー
ブ)を使用することにより、取外しの面倒な噛み合い式
のコネクタを不要にすることができ、しかも、バネ付勢
されたプローブを硬貨選別手段の側の電源入力端子に採
用することにより、釣銭制御手段の側の電源出力端子は
平板な端子とすることができ、電源電圧供給部が突出し
ないことにより、安全であるという優れた効果を奏す
る。また、釣銭制御手段から硬貨選別手段に対する電源
の供給に関する別の例として、トランス結合を用いれ
ば、完全な非接触・無接続を達成することができる。更
に、釣銭制御手段から硬貨選別手段に対して必要な信号
を伝送するために、同様の発光素子を釣銭制御手段の側
に設けると共に受光素子を硬貨選別手段の側に設けても
よいのは勿論である。これにより、双方向での光学的信
号の授受によって非接触化を一層押し進めることができ
る。 更に、前記硬貨選別手段は、複数の金種の夫々に対
応する硬貨の投入の有無を示す信号をシリアル信号形式
の光学的信号にて前記発光素子から発生するものであ
り、このシリアル信号形式の光学的信号は、異なる各金
種に対応する光パルスを時間軸上で順次発生するもので
あり、硬貨投入が検出された金種に関する光パルスの時
間間隔を、他とは異ならせるようにしてなることを特徴
とする。これにより、発光素子及び受光素子の数の節約
をすることができると共に、シリアル信号形式からなる
光学的信号によって硬貨金種を確実に区別することがで
きるよう になる。
について説明する。図1は本発明に係わる自動販売機の
硬貨選別装置の一実施例を、硬貨選別部と釣銭制御部と
を分離した状態によって示す斜視図であり、図2は同硬
貨選別装置の送受信系の結合部分の構成を示す一部破断
側面図、である。図1において、硬貨選別部(アクセプ
タ)1は、前述の通り、識別コイル(図示せず)等に
より硬貨の正偽と金種を電子的に識別して金種別の硬貨
検出信号を送出する機能、識別した硬貨を金種毎に機
械的に振り分けてチェンジャ内のコインチューブ部3に
導く機能、返却レバー7の作動状態を表わす信号(キ
ャンセル信号)とアクセプタ自身の異常を表す信号(ア
クセプタ異常信号)とをチェンジャに伝達する機能、な
どを有している。
硬貨選別部(アクセプタ)1に対して必要な電源を供給
する機能、アクセプタ1に対して硬貨の受入れを禁止
する信号を与える機能、アクセプタ1から硬貨検出信
号を受入れて投入金額の計数を行う機能、アクセプタ
1で振り分けられた硬貨を金種別コインチューブ3又は
キャッシュボックス(図示せず)に収納する機能、釣
銭硬貨をコインチューブ3から払い出す機能、返却レ
バー7の操作に応じたキャンセル信号を受け付けたと
き、投入硬貨を返却する機能、計数した投入金額を示
す信号、アクセプタ異常信号、チェンジャ自身の異常の
有無を示す信号、釣銭用硬貨の有無を示す信号、その他
全ての装置状態を示す信号類を自動販売機の主制御部
(図示せず)に通知する機能、などを有している。
0の背面側には、発光素子としての発光ダイオード2
2、及び受光素子としてのホトトランジスタ23が実装
されている。また釣銭制御部2の壁32の対応箇所にお
いて、受光素子としてのホトトランジスタ33、及び発
光素子としての発光ダイオード34が実装されている。
硬貨選別部1側の発光ダイオード22に対して、釣銭制
御部2側のホトトランジスタ33は、その入射光の光軸
上に配置されており、互いに真正面から向かい合ってい
る。また釣銭制御部2側の発光ダイオード34に対し
て、硬貨選別部1側のホトトランジスタ23も、その入
射光の光軸上に配置されており、互いに真正面から向か
い合ってる。プリント基板10の発光ダイオード22の
光は、ホトトランジスタ33へ向けて照射され、ホトト
ランジスタ33により電気信号に変換される。また隔壁
32の発光ダイオード34の光は、ホトトランジスタ2
3へ向けて照射され、ホトトランジスタ23により電気
信号に変換される。
2の周囲及びホトダイード23の周囲を囲う遮光板24
が設けられており、発光ダイオード22の光がホトトラ
ンジスタ23へ漏れることはなく、またホトトランジス
タ23に照射された光が発光ダイオード22へ漏れるこ
とはない。一方、壁32のにも、ホトトランジスタ33
の周囲及び発光ダイオード34の周囲を囲う遮光板35
が設けられており、ホトトランジスタ33に照射された
光が発光ダイオード34へ漏れることはなく、また発光
ダイオード34の光がホトトランジスタ33へ漏れるこ
とはない。
イオード22を囲う部分の外径の寸法が、ホトトランジ
スタ23を囲う部分の外径の寸法よりも大きく設定され
ており、遮光板35は、ホトトランジスタ33を囲う部
分の外径の寸法が、発光ダイオード34を囲う部分の寸
法よりも小さく設定されている。従って、硬貨選別部1
と釣銭制御部2との結合時には、遮光板24のホトトラ
ンジスタ23を囲う部分が、遮光板35の発光ダイオー
ド34を囲う部分の中に進入され、遮光板35のホトト
ランジスタ34を囲う部分は、遮光板24の発光ダイオ
ード22を囲う部分の中に進入される。この構造によ
り、高い遮光率が得られる。
を示すブロック図である。硬貨の投入状況、また返却レ
バー7の操作状態に応じて、識別コイル及び正偽判別回
路等の信号出力部(不図示)から並列に出力される10
円硬貨検出信号、50円硬貨検出信号、100円硬貨検
出信号、500円硬貨検出信号、キャンセル信号、アク
セプタ異常信号等が、パラレル−シリアル変換回路41
に入力される。
制御回路42から出力される発振器43のクロックパル
スに基づく所定のタイミング通知を受け、並列に入力さ
れた上記各信号を直列に変換する処理を実行し、シリア
ル信号の1フレームを識別する同期信号と共に、パルス
幅変調回路44へ転送する。パルス幅変調回路44は、
直列変換された上記各信号を、所定の搬送波に乗せてパ
ルス幅変調処理を実行し、アンプ45へ転送する。
た上記各信号を、適宜増幅し、ドライバ46へ転送す
る。ドライバ46は、増幅された上記各信号に応じてド
ライブ信号を出力し、発光ダイオード22へ転送する。
発光ダイオード22は、上記各信号の状態に応じた光信
号を発光し、前記ホトトランジスタ33へ照射する。
を示すブロック図である。ホトトランジスタ33は、発
光ダイオード22から照射された光信号を受光して電気
信号に変換し、アンプ51へ転送する。アンプ51は、
電気信号に変換された上記の10円硬貨検出信号、50
円硬貨検出信号、100円硬貨検出信号、500円硬貨
検出信号、キャンセル信号、アクセプタ異常信号等を、
適宜増幅し、波形整形回路53へ転送する。波形整形回
路53は、増幅された上記各信号の波形を整え、同期検
出回路54、及び、パルス幅検出回路55へ転送する。
各信号のシリアル入力に基づき同期信号を検出してタイ
ミングを計り、ビット同期回路56及びフレーム同期回
路57へ通知する。ビット同期回路56は、同期信号に
基づき上記各信号をパラレル変換するためのビット同期
信号を作成し、シリアル−パラレル変換回路58へ与え
る。フレーム同期回路57は、同期信号に基づき上記各
信号のシリアル1フレームの長さを確認し、ラッチ回路
59へ通知する。シリアル−パラレル変換回路58は、
上記各信号のシリアル信号を入力し、ビット同期回路5
6からのビット同期信号に応じてこれらを順次取り込
み、上記の10円硬貨検出信号、50円硬貨検出信号、
100円硬貨検出信号、500円硬貨検出信号、キャン
セル信号、アクセプタ異常信号等を並列に変換する処理
を実行し、ラッチ回路59へ転送する。
換回路58から出力される上記各信号のパラレル信号を
入力し、フレーム同期回路57の出力に応じてこれをラ
ッチする。こうして、並列変換した硬貨選別部1からの
各信号をCPU等の演算回路(不図示)に転送する。
力される信号の波形の具体例を説明する説明図である。
同図(a)の波形は、硬貨の投入が一切なく、返却レバ
ー7の操作がなく、何ら異常のない時の波形(全てOF
F)であり、10円硬貨検出信号、50円硬貨検出信
号、100円硬貨検出信号、500円硬貨検出信号、キ
ャンセル信号、アクセプタ異常信号が、各々クロックパ
ルスの1周期分に相当する波形となっている。
入された時の波形であり、10円硬貨信号のみが、クロ
ックパルスの1周期半分のL状態を示し、ONとなって
いる。同図(c)の波形は、50円硬貨のみが投入され
た時の波形であり、50円硬貨信号のみが、クロックパ
ルスの1周期半分のL状態を示し、ONとなっている。
同図(d)の波形は、100円硬貨のみが投入された時
の波形であり、100円硬貨信号のみが、クロックパル
スの1周期半分のL状態を示し、ONとなっている。同
図(e)の波形は、500円硬貨のみが投入された時の
波形であり、500円硬貨信号のみが、クロックパルス
の1周期半分のL状態を示し、ONとなっている。同図
(f)の波形は、返却レバー7のみが操作された時の波
形であり、キャンセル信号のみが、クロックパルスの1
周期半分のL状態を示し、ONとなっている。同図
(g)の波形は、硬貨選別部1に異常が生じた時の波形
であり、アクセプタ異常信号のみが、クロックパルスの
1周期半分のL状態を示し、ONとなっている。
には、上記釣銭制御部2の受信系回路と同様の回路が接
続されているものと考えて良く、また釣銭制御部2の発
光ダイオード34にも、上記硬貨選別部1の送信系回路
と同様の回路が接続されているものと考えて良い。従っ
て、詳しい説明は省略する。釣銭制御部2から硬貨選別
部1に対して与えられる信号としては例えば硬貨の受入
れ禁止を知らせる禁止信号などがある。機種によっては
該禁止信号によって制御されるリジェクトピンを釣銭制
御部2の側で制御するものが、その場合はその他の必要
な信号を釣銭制御部2から硬貨選別部1に対して与える
ようにすればよい。なお、釣銭制御部2から硬貨選別部
1に対して与える信号がない場合は、ホトトランジスタ
23と発光ダイオード34は不要である。
って伝送できるので、釣銭制御部2と硬貨選別部1との
間の信号伝送経路を無接触・非接続化して、電線及びコ
ネクタを廃止することができるが、釣銭制御部2から硬
貨選別部1に対する電源供給は光学的手段によってき行
えないので、以下、この点についての工夫につき説明す
る。
部の構成を示す一部破断側面図である。この例では、釣
銭制御部2のプリント基板71の所定位置に電源出力端
子Vo,Goが配置されており、硬貨選別部1の側には
スプリングプローブ(バネ付勢されたプローブ)62
a,62bからなる電源入力端子が設けられている。ス
プリングプローブ62a,62bは、該硬貨選別部1を
釣銭制御部2に装着したときに電源出力端子Vo,Go
に当接して、釣銭制御部2から硬貨選別部1に電源供給
がなされるようにすべく、所定位置に設けられている。
すなわち、硬貨選別部1のプリント基板10にはスプリ
ングプローブ62a,62bが保護ケース63により囲
まれて所定位置に配置されており、各プローブ62a,
62bがプリント基板10の電源入力端子Vi,Giに
接続されている。硬貨選別部1と釣銭制御部2との結合
時には、スプリングプローブ62a,62bの先端は、
スプリングに押されて釣銭制御部2のプリント基板71
の電源出力端子Vo,Goに接続され、硬貨選別部21
に電源電圧を供給する。
給部の構成を示す一部破断側面図である。この例では、
釣銭制御部31におけるプリント基板71の所定位置に
電源出力用の1次巻線81が実装されており、硬貨選別
部21におけるプリント基板10の所定位置に電源入力
用の2次巻線82が実装されており、1次巻線81と2
次巻線82のトランス結合により非接触で硬貨選別部1
に釣銭制御部2から電源電圧が供給される。
別手段から釣銭制御手段へのあるいはその逆への各種信
号の伝送が光学的に非接触・無接続で行われるので、電
気的コネクタが不要となり、硬貨選別手段の釣銭制御手
段への取り付け/取り外し作業が非常に簡単となり、ま
た、接続不良を起こす等の問題もなくなるという優れた
効果を奏する。また、発光素子の側面周囲に第1の遮光
壁を設け、かつ、受光素子の側面周囲に第2の遮光壁を
設けてなり、硬貨選別手段を釣銭制御手段に装着した状
態では前記第1の遮光壁と第2の遮光壁の一方が他方に
嵌り込み、発光素子と受光素子が向き合う空間が2つの
遮光壁の重なりによって形成された二重の壁で遮光され
るようになっているので、高い遮光効率が得られる、と
いう優れた効果を奏する。また、釣銭制御手段から硬貨
選別手段に対する電源の供給に関して、バネ付勢された
プローブを使用することにより、取外しの面倒な噛み合
い式のコネクタを不要にすることができ、しかも、バネ
付勢されたプローブを硬貨選別手段の側の電源入力端子
に採用することにより、釣銭制御手段の側の電源出力端
子は平板な端子とすることができ、電源電圧供給部が突
出しないことにより、安全である、という優れた効果を
奏する。また、釣銭制御手段から硬貨選別手段に対する
電源の供給に関する別の例として、トランス結合を用い
れば、完全な非接触・無接続を達成することができる。
更に、釣銭制御手段から硬貨選別手段に対して必要な信
号を伝送するために、同様の発光素子を釣銭制御手段の
側に設けると共に受光素子を硬貨選別手段の側に設けて
もよいのは勿論である。これにより、双方向での光学的
信号の授受によって非接触化を一層押し進めることがで
きる。 更に、前記硬貨選別手段は、複数の金種の夫々に
対応する硬貨の投入の有無を示す信号をシリアル信号形
式の光学的信号にて前記発光素子から発生するものであ
り、このシリアル信号形式の光学的信号は、異なる各金
種に対応する光パルスを時間軸上で順次発生するもので
あり、硬貨投入が検出された金種に関する光パルスの時
間間隔を、他とは異ならせるようにしてなることを特徴
とする。これにより、発光素子及び受光素子の数の節約
をすることができると共に、シリアル信 号形式からなる
光学的信号によって硬貨金種を確実に区別することがで
きるようになる。
実施例を、硬貨選別部と釣銭制御部とを分離した状態に
よって示す斜視図。
間の信号送受系の結合部分の構成例を拡大して示す一部
破断側面図。
成例を示すブロック図。
成例を示すブロック図。
入力されるシリアル光信号の波形の一具体例を説明する
図。
の電源供給構成例を示す一部破断側面図。
の別の電源供給構成例を示す一部破断側面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 投入された硬貨の正偽を判別し、金種別
に選別する硬貨選別手段と、前記硬貨選別手段で選別さ
れた硬貨を収納すると共に収納した硬貨の計数制御を行
い、かつ収納した硬貨を釣銭として払い出す制御を行う
釣銭制御手段とを具備し、前記硬貨選別手段が前記釣銭
制御手段に対して着脱可能である自動販売機等の硬貨選
別装置において、 前記硬貨選別手段の側において、該硬貨選別手段から出
力する種々の信号を光学的信号で伝送するための発光素
子を設け、 前記釣銭制御手段の側において、前記発光素子に対応す
る箇所に、前記光学的信号を受光して電気信号に変換す
るための受光素子を設け、 前記硬貨選別手段と前記釣銭制御手段との間の信号送受
を光学的に行うようにしてなり、 前記発光素子の側面周囲に第1の遮光壁を設け、かつ、
前記受光素子の側面周囲に第2の遮光壁を設けてなり、
前記硬貨選別手段を前記釣銭制御手段に装着した状態で
は前記第1の遮光壁と第2の遮光壁の一方が他方に嵌り
込み、発光素子と受光素子が向き合う空間が2つの遮光
壁の重なりによって形成された二重の壁で遮光されるよ
うになっている ことを特徴とする自動販売機等の硬貨選
別装置。 - 【請求項2】 前記釣銭制御手段の所定位置に配置され
た電源出力用の1次巻線と、 前記硬貨選別手段を前記釣銭制御手段に装着したときに
前記1次巻線に対応するように、前記硬貨選別手段の所
定の位置に設けられた電源入力用の2次巻線とを更に具
え、前記1次巻線と2次巻線のトランス結合により非接
触で前記硬貨選別手段に対して前記釣銭制御手段から電
源供給を行うようにした請求項1に記載の自動販売機等
の硬貨選別装置。 - 【請求項3】 投入された硬貨の正偽を判別し、金種別
に選別する硬貨選別手段と、前記硬貨選別手段で選別さ
れた硬貨を収納すると共に収納した硬貨の計数制御を行
い、かつ収納した硬貨を釣銭として払い出す制御を行う
釣銭制御手段とを具備し、前記硬貨選別手段が前記釣銭
制御手段に対して着脱可能である自動販売機等の硬貨選
別装置において、 前記硬貨選別手段の側において、該硬貨選別手段から出
力する種々の信号を光学的信号で伝送するための発光素
子を設け、 前記釣銭制御手段の側において、前記発光素子に対応す
る箇所に、前記光学的信号を受光して電気信号に変換す
るための受光素子を設け、 前記硬貨選別手段と前記釣銭制御手段との間の信号送受
を光学的に行うようにしてなり、 前記釣銭制御手段の所定位置に配置された電源出力端子
と、 前記硬貨選別手段を前記釣銭制御手段に装着したときに
前記電源出力端子に当接して、前記釣銭制御手段から該
硬貨選別手段に電源供給がなされるようにする、該硬貨
選別手段の所定位置に設けられたバネ付勢されたプロー
ブからなる電源入力端子とを更に具えたことを特徴とす
る自動販売機等の硬貨選別装置。 - 【請求項4】 前記釣銭制御手段の側において、該釣銭
制御手段から前記硬貨選別手段に対して与えるべき信号
を光学的信号の形で与えるための第2の発光素子を更に
設け、 前記硬貨選別手段の側において、前記第2の発光素子に
対応する個所に、前記光学的信号を受光して電気信号に
変換するための前記第2の受光素子を更に設けることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自動販売
機等の硬貨選別装置。 - 【請求項5】 前記硬貨選別手段は、複数の金種の夫々
に対応する硬貨の投入の有無を示す信号をシリアル信号
形式の光学的信号にて前記発光素子から発生するもので
あり、このシリアル信号形式の光学的信号は、異なる各
金種に対応する光パルスを時間軸上で順次発生するもの
であり、硬貨投入が検出された金種に関する光パルスの
時間間隔を、他とは異ならせるようにしたことを特徴と
する請求項1乃至4のいずれかに記載の自動販売機等の
硬貨選別装置。
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