JPH1031774A - 紙幣識別機及び紙幣識別方法 - Google Patents

紙幣識別機及び紙幣識別方法

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JPH1031774A
JPH1031774A JP8202824A JP20282496A JPH1031774A JP H1031774 A JPH1031774 A JP H1031774A JP 8202824 A JP8202824 A JP 8202824A JP 20282496 A JP20282496 A JP 20282496A JP H1031774 A JPH1031774 A JP H1031774A
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bill
sensor unit
sensor
data
paper money
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JP8202824A
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Eiji Itako
英治 潮来
Yukio Ito
伊藤  幸男
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Nippon Conlux Co Ltd
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Nippon Conlux Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守作業が容易で偽紙幣に対しする対処が容
易な紙幣識別機を得る。 【解決手段】 紙幣識別機本体2は自動販売機等に取り
付けた取付板1から解放できる。紙幣から識別データを
得るセンサを取付けたセンサ部はユニット化され、前面
側センサユニット7aは取付ねじB2の操作のみで紙幣
識別機本体2から取り外しができる。センサユニット7
aは中継ハーネス14をコネクタ15に接続することに
よって制御基盤16に電気的に接続される。判別データ
に基づき紙幣の真偽を判定するマイクロチップコンピュ
ータ17はソケットによって制御基盤16に装着され
る。センサユニット7aに対向する裏面側のセンサユニ
ットも同様に紙幣識別機本体2に着脱自在に取り付けら
れている。センサユニット及び真偽判定を行うコンピュ
ータ17が着脱自在であるから、これらのものが故障し
たときや、紙幣から識別データを得る位置を変え、偽紙
幣に対処するときには、単にセンサユニット及びコンピ
ュータ17のみを交換するだけでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機、両替
機、ゲーム装置等に用いられる紙幣識別機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機等で用いられる紙幣識別機
は、紙幣挿入口に挿入された紙幣を搬送手段によって紙
幣収納部まで搬送し、その搬送路上に磁気センサや光学
センサで構成されるセンサ部を設け、紙幣の搬送と同期
して紙幣の印刷インキに含まれる磁気パターン等の識別
データを磁気センサで検出したり、又は/及び光学セン
サで紙幣を透過した光量のパターン等の識別データを検
出し、これらの識別データによって紙幣の真偽、種別を
識別している(特開平6−195543号公報、特開平
7−92853号公報参照)。磁気センサを構成する磁
気ヘッドや光学センサを構成する発行素子、受光素子等
のセンサ部品は、従来、紙幣識別機本体に直接取り付け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動販売機や両替機等
に搭載される紙幣識別機は、センサ部を紙幣搬送路上に
配置しなければならないことから、磁気センサや光学セ
ンサを配設する位置の制約があり、紙幣全域を測定し識
別することはできない。また、紙幣全域を測定するとす
れば、磁気センサや光学センサの数が増加し、かつ各セ
ンサで検出された識別データと基準となるパターン等の
判定データを各センサ毎に設定記憶し、それぞれの比較
処理を行うための回路部品を必要とし製造コストが高く
なるという欠点がある。
【0004】一方、センサの数を少なくし、識別データ
を得る紙幣の測定箇所を限定すると、紙幣識別機の構
造、特に紙幣識別のための測定位置が研究され、紙幣の
偽造や変造を容易にするという問題がある。従来は、偽
造や変造紙幣が発見されると、紙幣識別機の識別精度を
高くするように切り替えて対処しているが、識別精度を
高くすると、真紙幣であるにもかかわらず、紙幣の汚れ
や皺等によって偽紙幣と識別され該紙幣を返却し、紙幣
の受け入れ効率を低下させるという弊害が生じる。
【0005】また、屋外に設置される自動販売機などの
環境の悪い所に設置された紙幣識別機は、識別センサ部
品に与える悪影響が多く、一般的にこのような悪い環境
にロケーションされた自動販売機等の紙幣識別機は他の
自動販売機等の部品より寿命短い。識別センサ部品が故
障すると紙幣識別機を自動販売機等から取り外し、工場
等に持ち帰り分解してセンサ部品を交換し、再度組み立
てて自動販売機等に組み込むという保守作業を行わねば
ならない。そこで、本発明の目的は、保守作業が容易
で、偽紙幣に対しする対処が容易な紙幣識別機及び紙幣
識別方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙幣識別デー
タを検出するセンサ部をユニット化し、該センサユニッ
トを紙幣識別機に着脱自在とする。検出した識別データ
から紙幣の真偽を判定する判定データを装着した上記セ
ンサユニットに対応して切り替えることにより、識別デ
ータを得る紙幣上の位置や数が異なるセンサ部に簡単に
切り替えることができる。上記判定データの切り替え
は、各センサユニットに対応する判定データを該紙幣識
別機の制御装置に記憶しておき、装着したセンサユニッ
トに対応して選択手段で選択する。もしくは、判定デー
タを記憶する電子部品を該紙幣識別機の制御装置に着脱
自在とし、装着したセンサユニットに対応しして上記電
子部品を装着する。
【0007】また、本発明は、紙幣から識別データを検
出する位置もしくは数が異なる複数の上記センサユニッ
トを用意しておき、紙幣識別機に装着する上記センサユ
ニットを随時交換し、判定データも予め記憶した判定デ
ータの中から選択するか、判定データを記憶する電子部
品を交換したセンサユニットに対応する判定データを記
憶する電子部品に交換して、紙幣の識別を行うようにす
ることによって偽造札発生時に対応する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を説明す
る。図1は、本実施形態の紙幣識別機100の前面を解
放した状態を示す斜視図、図2は同紙幣識別機100を
裏面方向から見た斜視図、図3は紙幣識別機の紙幣収納
部を解放した状態を示す斜視図で、図4は紙幣識別機1
00の中央縦断面図である。紙幣識別機100は、前面
に取付板1を有し、該取付板1と紙幣識別機本体2は下
部に設けられた軸5によって枢着され紙幣識別機本体2
は取付板1に対して図1に示すように解放できるように
なっている。取付板1及び紙幣識別機本体2の上部に
は、ラッチ機構6が設けられ、該ラッチ機構6によって
図2、図4に示すように、取付板1と紙幣識別機本体2
を閉じた状態に保持する。取付板1の前面には、フロン
トマスク部3が固着され、該フロントマスク部3には紙
幣挿入口3aが設けられている。該紙幣識別機100を
自動販売機等の装置に取り付ける際には、取付板下部の
突出片6を自動販売機等の装置の筐体の取付孔に挿入
し、上部の孔H1,H1を介して取付ねじ等によって装
置の筐体に固定し、フロントマスク部3が該自動販売機
等の装置の前面に露出するように装着する。
【0009】紙幣識別機本体2の前面側には、一対とな
ってセンサユニット7を構成する前面側のセンサユニッ
ト7aの装着部が設けられており、センサユニット7a
は装着部に設けられた溝(図示せず)にガイドリブ8を
嵌合させ、取付ねじB1によって装着部に取り付けられ
るようになっている。なお、符号18は紙幣を搬送する
搬送ローラである。
【0010】図5は上記センサユニット7aを分解した
斜視図であり、該センサユニット7aのセンサケース1
0の一方の側板に設けられた取付片には、該センサユニ
ット7aを装着部に取り付けるための取付ねじB1を挿
通する孔が設けられ、該側板に対向する側板には上記ガ
イドリブ8が設けられている。センサケース10内に嵌
合し、取付ねじB2によって該センサケース10に取り
付けられるセンサボード11には、回路配線がプリント
され、磁気センサを構成する磁気ヘッド12,12、光
学センサを構成する発光素子(発光ダイオード)13,
13,13がハンダで固定され、これらセンサ類に接続
された導線を集線した中継ハーネス14が設けられてい
る。この実施形態では、磁気ヘッド12が2個設けられ
挿入搬送される紙幣上の2つのラインの磁気を検出する
ようにしている。また発光素子13は3個設けられ同様
に紙幣上の3つのラインの透過光を検出するようになっ
ている。該センサユニット7aを紙幣識別機本体2の装
着部に装着した際には、上記中継ハーネス14を、装着
部に設けられている中継コネクタ15に挿入し紙幣識別
機本体2に設けられた制御基盤16に電気的に接続す
る。制御基盤16にはマイクロチップコンピュータ17
がソケット式で着脱可能に取り付けられている。
【0011】一方、紙幣識別機本体2の背面には、図2
に示すように、ラッチ機構19によって紙幣収納部20
がラッチされ閉じているが、該ラッチ機構19を操作し
ラッチを解放すると、図3に示すように、紙幣収納部2
0は該紙幣収納部の下端に設けられた枢着部(図示せ
ず)を中心に回動し紙幣収納部20が解放されるように
なっている。紙幣識別機本体2の裏面側には、図3に示
すように、前面側に設けられた前面側センサユニット7
aの装着部と対向する位置に裏面側センサユニット7b
を装着する装着部が設けられている。
【0012】裏面側センサユニット7bは、該センサユ
ニット7bのケース21の一側面に設けられたガイドボ
ス22を紙幣識別機本体2側に設けられたガイド溝に沿
って挿入し位置決めし、センサユニットケース21の他
の側面から突出する取付片23,23に設けられた孔を
介して取付ねじB3,B3によって紙幣識別機本体2に
取付固定されるようになっている。そして、該センサユ
ニット7bの中継ハーネス24を紙幣識別機本体2に設
けられたコネクタ25に挿入結合することによって該セ
ンサユニット7bは制御基盤16と電気的に接続され
る。なお、符号35,35は紙幣を搬送する搬送ベルト
である。
【0013】図6は、裏面側のセンサユニット7bの分
解図である。該センサユニット7bのセンサユニットケ
ース21の底面(前面側のセンサユニット7aと対向す
る面)には、磁気ヘッド12,12と対向する位置、及
び発光素子13,13,13と対向する位置には孔H
2,H2、H3,H3,H3が設けられており、磁気ヘ
ッド12,12と対向する位置に設けられた2つの孔の
外側には軸ガイド26,26(一方の軸ガイドは図示せ
ず)が立設されている。該軸ガイド26,26に設けら
れた溝に遊嵌するシャフト27には磁気ヘッド12,1
2と対向する位置に磁気ヘッド押圧ローラ28,28が
設けられており、該シャフト27は押圧スプリング3
0,30を介してシャフトブラケット29,29によっ
て軸ガイド26,26に設けられた溝内に軸支される。
シャフトブラケット29,29の両端には、弾性変形す
る爪29a,29aを備え、該爪29a,29aは軸ガ
イド26,26の係合孔と係合させることによって軸ガ
イド26,26に固定され、シャフト27を押圧スプリ
ング30,30によって磁気ヘッド12,12側に押圧
する。その結果、磁気ヘッド押圧ローラ28,28は、
孔H2,H2を通り紙幣搬送面に露出し対向する磁気ヘ
ッド12,12を押圧し回転することになる。
【0014】さらに、センサボード31には、発光素子
13,13,13と対向する位置に受光素子(フォトト
ランジスタ)32,32,32がハンダで固定され、該
センサボード31がセンサカバー33と共にセンサユニ
ットケース21に取付ねじB4,B4で取り付けられて
いる。受光素子32,32,32に接続される導線は中
継ハーネス24で集線され上記コネクタ25を介して制
御基盤16に電気的に接続される。発光素子13,1
3,13からの紙幣搬送路を通過する紙幣を透過した光
は、孔H3,H3,H3を通り上記受光素子32,3
2,32で受光され、この受光量のパターンが識別デー
タとして検出され、該識別データによって紙幣の真偽さ
らには種類の判別が行われる。
【0015】次に、この紙幣識別機100の動作を図4
を参照しながら簡単に説明する。紙幣挿入口3aより紙
幣が挿入され、該紙幣の挿入を検出すると紙幣識別機1
00の紙幣搬送駆動部40が作動を開始し、搬送ベルト
35、搬送ローラ18等を駆動し紙幣を搬送路に沿って
搬送する。紙幣は発光素子13,13,13と受光素子
32,32,32の間を通過し、磁気ヘッド押圧ローラ
28,28で磁気ヘッド12に押圧されながら搬送され
る。この搬送過程において、受光素子32,32,32
は発光素子13からの紙幣を透過した光を受光し、磁気
ヘッド12は紙幣の磁気を検出する。その結果、受光素
子32からは、紙幣上における該受光素子及び発光素子
が配置された位置の搬送路に沿った線の受光量のパター
ンの識別データを得る。また磁気ヘッド12も該位置の
紙幣上の線における磁気パターンの識別データを得る。
各識別データはマイクロチップコンピュータ17に送ら
れ。該マイクロチップコンピュータ17には真正の紙幣
において検出される受光量パターン及び磁気パータンに
基づく判定データが予め設定記憶されており、マイクロ
チップコンピュータ17は検出した識別データと判定デ
ータに基づいて紙幣の真偽判定を行う。
【0016】この判定結果は紙幣の終端が引き抜き防止
レバー41の位置を通過する前に出力され、挿入紙幣が
不適合(偽紙幣)と判断されたときには紙幣搬送駆動部
40搬送手段を逆送に切り替え、紙幣を紙幣挿入口方向
に搬送し返却する。また、紙幣が適合し真正な紙幣と判
別されたときには、紙幣はそのまま紙幣収納部まで搬送
され、該位置に達すると紙幣収納駆動手段42が動作を
開始して紙幣を紙幣収納部に収納する。なお、紙幣搬送
手段、紙幣収納駆動手段、及びマイクロチップコンピュ
ータ17で紙幣の適否を判別する方法等は従来の紙幣識
別機と同一であるので、詳細な構成及び動作は説明を省
略する。
【0017】磁気ヘッド12や発光素子13、受光素子
32等のセンサ部が故障したときには、センサユニット
7a,7bを交換しなければらないが、本発明はこの交
換が極めて容易である。まず、前面側センサユニット7
aを検査するときにはラッチ機構6のラッチを解き紙幣
識別機本体2を取付板1から解放し図1の状態にして、
取付ねじB1を取り外し、センサユニット7aを紙幣識
別機本体2から取り出し、さらに取付ねじB2を取り外
してセンサボード11を取り出し、磁気ヘッド12の故
障か、発光素子13の故障か検査し、これらのものが故
障していれば、センサユニット7a自体、もしくはセン
サボード11自体を新しいものと交換する。
【0018】また、裏面側のセンサユニット7bを検査
するときにはラッチ機構19のラッチを解き紙幣収納部
20を解放して図3の状態にして取付ねじB3を取り外
し、センサユニット7bを紙幣識別機本体2から取り出
し、さらに取付ねじB4を取り外しセンサユニットカバ
ー33を取り、センサボード31を取り出し受光素子3
2を検査し、故障していれば裏面側のセンサユニット7
bもしくはセンサボード31を新たなものと交換すれば
よい。このように、ラッチ機構の操作だけで、センサユ
ニット7(7a,7b)が取り付けられている位置を解
放でき、かつ取付ねじの取り外し等の簡単な作業のみで
センサユニット7の検査、修理、交換、取付が極めて容
易にできる。
【0019】また、偽造札が発生したときには、発光素
子13及び受光素子32の取付位置、さらには磁気ヘッ
ド12及び該磁気ヘッドに対向する磁気ヘッド押圧ロー
ラ28の配設位置が異なるセンサユニット7に交換す
る。もしくは、これらセンサ部品の数の異なるセンサユ
ニット7に交換する(センサユニット7a,bを共に新
たなものに交換する)。このようなセンサユニット7に
交換すると、発光素子13及び受光素子32の取付位置
もしくはその数、磁気ヘッド12の取付位置もしくはそ
の数が異なるから、検査ラインが異なり、受光素子32
で検出する識別データ、磁気ヘッド12が検出する識別
データが異なる。そのため、交換したセンサユニット7
に対応する各判定データが設定記憶されているマイクロ
チップコンピュータ17をも交換する。この場合におい
てもマイクロチップコンピュータ17はソケットに挿入
取り付けられているものであるからこのマイクロチップ
コンピュータ17の交換も極めて容易である。また、マ
イクロチップコンピュータ17の容量が大きいものであ
れば、発光素子13及び受光素子32の取付位置または
数、磁気ヘッド12の取付位置または数の異なるセンサ
ユニット7に対する各判定データを予め記憶させてお
き、コネクタの配線信号によってセンサユニット7を識
別し自動的に判定データを切り替えるようにする。また
は、切り替えスイッチ等によって、交換したセンサユニ
ットに対応する判定データを選択するようにしてもよ
い。
【0020】また、判定データ自体を記憶するROMを
各センサユニットに対応して用意しておき、該ROMの
みをソケット式に交換自在とし、対応するROMを交換
するようにしてもよい。さらに、センサの配置位置や数
が異なる複数のセンサユニット、及び各センサユニット
に対応する上記ROMやマイクロチップコンピュータ
(マイクロチップコンピュータ内に各センサユニット毎
の判定データが格納されている場合には1つのマイクロ
チップコンピュータでよい)をセットとして予め用意し
ておき、定期的、もしくは不定周期でセンサユニット7
を交換すると共に、ROMやマイクロチップコンピュー
タ等を交換し判定データを対応して変更すれば、偽造札
を作成しようとするものに取っては紙幣識別機の識別基
準が不明となり、偽造札作成を断念する要因となる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、紙幣から紙幣の真偽等を判別
するためのデータを検出するセンサ部をユニット化し、
該センサユニットを着脱交換自在としたから、該紙幣識
別機を自動販売機等の装置に取り付けたまま、自動販売
機が設置されている現場でセンサ部の保守や故障に対し
て容易に対処することができる。また、偽造札等が発生
したときなど、紙幣の検査する位置や数を変えたセンサ
ユニットに交換し、真偽判定データを交換したセンサユ
ニットに対応するものに変更することによって、容易に
偽造札を排除することができる。さらに、この交換を定
期的もしくは不定周期で交換することによって、偽造札
作成者の偽造作業を困難にし偽造札発生を防止すること
ができる。
【0022】紙幣識別機本体は同一でも、センサユニッ
ト等を異なるもの(例えば、センサで検出する箇所が多
いものや少ないもの等)とすることによって識別性能が
ことなる紙幣識別機を得ることができ、低コストで低性
能から高性能の識別機能を有する各紙幣識別機を得るこ
とができる。新券発光時にも、該新紙幣の識別に適した
センサ位置のセンサユニット、該センサユニットに対応
する判定データに簡単に交換することができるから、対
応コストが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における紙幣識別機の前面
を解放した状態を示す斜視図である。
【図2】同実施形態における裏面方向から見た斜視図で
ある。
【図3】同実施形態における紙幣収納部を解放した状態
を示す斜視図である。
【図4】同実施形態の紙幣識別機の中央縦断面図であ
る。
【図5】同実施形態における前面側センサユニットの分
解図である。
【図6】同実施形態における裏面側センサユニットの分
解図である。
【符号の説明】
1 取付板 2 紙幣識別機本体 3 フロントマスク部 3a 紙幣挿入口 4 突出片 5 軸 6 ラッチ機構 7a 前面側センサユニット 7b 裏面側センサユニット 8 ガイドリブ 10 センサユニットケース 11 センサボード 12 磁気ヘッド 13 発光素子 14 中継ハーネス 15 コネクタ 16 制御基盤 17 マイクロチップコンピュータ 20 紙幣収納部 21 センサユニットケース 24 中継ハーネス 25 コネクタ 26 軸ガイド 27 シャフト 28 磁気ヘッド押圧ローラ 29 シャフトブラケット 30 スプリング 31 センサボード 32 受光素子 33 センサカバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣識別機において、紙幣識別データを
    検出するセンサ部をユニット化し、該センサユニットを
    紙幣識別機に着脱自在としたことを特徴とする紙幣識別
    機。
  2. 【請求項2】 紙幣識別機において、紙幣識別データを
    検出するセンサ部をユニット化し、該センサユニットを
    紙幣識別機に着脱自在とし、検出した識別データから紙
    幣の真偽を判定する判定データを装着した上記センサユ
    ニットに対応して切り替えることができるようにした紙
    幣識別機。
  3. 【請求項3】 上記判定データの切り替えは、各センサ
    ユニットに対応する判定データを該紙幣識別機の制御装
    置に記憶しておき、上記判別データを選択する手段によ
    って選択切り替えるようにした請求項2記載の紙幣識別
    機。
  4. 【請求項4】 上記判定データの切り替えは、判定デー
    タを記憶する電子部品を該紙幣識別機の制御装置に着脱
    自在とし、装着したセンサユニットに対応しして上記電
    子部品を装着するようにした請求項2記載の紙幣識別
    機。
  5. 【請求項5】 紙幣識別機の紙幣識別データを検出する
    センサ部をユニット化して該センサユニットを紙幣識別
    機に着脱自在とし、かつ、紙幣から識別データを検出す
    る位置又は数が異なる複数の上記センサユニットを用意
    しておき、紙幣識別機に装着する上記センサユニットを
    随時交換し、検出する識別データから紙幣の真偽を判定
    する判定データは、予めセンサユニットに対応して記憶
    させた判定データの中から装着したセンサユニットに対
    応したものを選択するか、または、判定データを記憶す
    る電子部品を装着したセンサユニットに対応する判定デ
    ータを記憶する電子部品に交換することによって紙幣の
    識別を行うようにした紙幣識別方法。
JP8202824A 1996-07-15 1996-07-15 紙幣識別機及び紙幣識別方法 Pending JPH1031774A (ja)

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