JPH0773352A - 紙幣認識装置 - Google Patents
紙幣認識装置Info
- Publication number
- JPH0773352A JPH0773352A JP5244018A JP24401893A JPH0773352A JP H0773352 A JPH0773352 A JP H0773352A JP 5244018 A JP5244018 A JP 5244018A JP 24401893 A JP24401893 A JP 24401893A JP H0773352 A JPH0773352 A JP H0773352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper money
- sensor
- bill
- case
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙幣認識装置の鑑別精度を向上する。
【構成】 紙幣認識用センサーを紙幣認識装置のケー
スに直接組み込む。
スに直接組み込む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣認識装置に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】紙幣認識装置は、自動販売機や紙幣両替
機等に使用されるものである。タバコやジュース、酒類
の自動販売や、銀行等の金融機関、パチンコ店の両替機
や玉貸機等で多くの自動紙幣認識に使用されている。従
来の紙幣認識には紙幣に使用されている磁気インクから
出ている磁気を磁気センサーにより読み取り、ＬＥＤ
（発光ダイオード）によりすかし印刷を認識して紙幣の
鑑別をしていた。
機等に使用されるものである。タバコやジュース、酒類
の自動販売や、銀行等の金融機関、パチンコ店の両替機
や玉貸機等で多くの自動紙幣認識に使用されている。従
来の紙幣認識には紙幣に使用されている磁気インクから
出ている磁気を磁気センサーにより読み取り、ＬＥＤ
（発光ダイオード）によりすかし印刷を認識して紙幣の
鑑別をしていた。
【０００３】ＬＥＤは光の広がりがあるため取り付け位
置の精度を必要とせず、磁気センサーも磁気インクの印
刷幅等からさほど精度良く取り付ける必要はなかった。
磁気センサーは所定の位置に磁気を有するものを紙幣と
判定し、ＬＥＤは紙幣を光が通過したか否かを判定する
受光装置の為の発光装置であり、紙が薄いものであれば
紙幣のすかしと判定してしまう。このため薄い紙に所定
の場所に磁気インクで印刷をすると紙幣と鑑別してしま
うという問題があった。
置の精度を必要とせず、磁気センサーも磁気インクの印
刷幅等からさほど精度良く取り付ける必要はなかった。
磁気センサーは所定の位置に磁気を有するものを紙幣と
判定し、ＬＥＤは紙幣を光が通過したか否かを判定する
受光装置の為の発光装置であり、紙が薄いものであれば
紙幣のすかしと判定してしまう。このため薄い紙に所定
の場所に磁気インクで印刷をすると紙幣と鑑別してしま
うという問題があった。
【０００４】前記欠点を解消する技術として、光センサ
ーにより紙幣の印刷の情報量を読み取り、データーベー
スと比較して鑑定するものがあるが、光センサーは反射
型フォトインタラプタであり、紙幣との距離が一定でな
いと受け取る情報量が変化してしまい誤判定してしま
う。また、紙幣の読み取り位置を一定にするためにも光
センサー間の位置関係の精度を高める必要があった。
ーにより紙幣の印刷の情報量を読み取り、データーベー
スと比較して鑑定するものがあるが、光センサーは反射
型フォトインタラプタであり、紙幣との距離が一定でな
いと受け取る情報量が変化してしまい誤判定してしま
う。また、紙幣の読み取り位置を一定にするためにも光
センサー間の位置関係の精度を高める必要があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図３は反射型フォトイ
ンタラプタを説明するための模式図である。反射型フォ
トインタラプタ１の発光部から発射されたビーム３は紙
幣面で反射され反射型フォトインタラプタ１の受光部に
入射する。紙幣の所定場所で反射した光は、印刷の情報
を含み、受光部に入射した光のスペクトル分布をメモリ
ーのスペクトル分布と比較して鑑別するので、紙幣位置
とセンサーの位置が一致する必要がある。図２は光セン
サーを用いて紙幣の識別を行う装置のセンサー配置と紙
幣搬送装置を説明するための図で平面図である。ＳＧ
１、ＳＧ２、ＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ５はそれぞれ反射型
フォトインタラプタである。紙幣は図中の矢印４方向か
ら挿入されるが、ＳＧ１、ＳＧ２は紙幣が挿入されたこ
とを認識するためのものであり、ＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ
５は、紙幣を鑑別するためのものである。図２において
左右方向をＸ軸、上下方向をＹ軸、Ｘ軸、Ｙ軸に直交す
る軸をＺ軸とする。ＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ５の上を紙幣
が通過することにより情報を得るので、ＳＧ３、ＳＧ
４、ＳＧ５間の位置関係精度が悪いと必要な情報が得ら
れない。ＳＧ１、ＳＧ２とＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ５の位
置関係は、紙幣の情報読み取り位置を規制するのでＸ軸
方向の位置精度は重要である。ＰＴは紙幣のすかしの有
無の確認用受光装置である。従来センサーは紙幣認識装
置の駆動用回路基板に実装されていたので位置関係が正
確に実装できなかった。紙幣のＹ軸方向はケースＣ２の
紙幣ガイドＧ１、Ｇ２により位置決めされるので、駆動
用回路基板とケースＣ２の組込位置により紙幣とセンサ
ーの位置ずれが個々の装置ごとに発生する。
ンタラプタを説明するための模式図である。反射型フォ
トインタラプタ１の発光部から発射されたビーム３は紙
幣面で反射され反射型フォトインタラプタ１の受光部に
入射する。紙幣の所定場所で反射した光は、印刷の情報
を含み、受光部に入射した光のスペクトル分布をメモリ
ーのスペクトル分布と比較して鑑別するので、紙幣位置
とセンサーの位置が一致する必要がある。図２は光セン
サーを用いて紙幣の識別を行う装置のセンサー配置と紙
幣搬送装置を説明するための図で平面図である。ＳＧ
１、ＳＧ２、ＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ５はそれぞれ反射型
フォトインタラプタである。紙幣は図中の矢印４方向か
ら挿入されるが、ＳＧ１、ＳＧ２は紙幣が挿入されたこ
とを認識するためのものであり、ＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ
５は、紙幣を鑑別するためのものである。図２において
左右方向をＸ軸、上下方向をＹ軸、Ｘ軸、Ｙ軸に直交す
る軸をＺ軸とする。ＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ５の上を紙幣
が通過することにより情報を得るので、ＳＧ３、ＳＧ
４、ＳＧ５間の位置関係精度が悪いと必要な情報が得ら
れない。ＳＧ１、ＳＧ２とＳＧ３、ＳＧ４、ＳＧ５の位
置関係は、紙幣の情報読み取り位置を規制するのでＸ軸
方向の位置精度は重要である。ＰＴは紙幣のすかしの有
無の確認用受光装置である。従来センサーは紙幣認識装
置の駆動用回路基板に実装されていたので位置関係が正
確に実装できなかった。紙幣のＹ軸方向はケースＣ２の
紙幣ガイドＧ１、Ｇ２により位置決めされるので、駆動
用回路基板とケースＣ２の組込位置により紙幣とセンサ
ーの位置ずれが個々の装置ごとに発生する。
【０００６】この発明は、前記の問題を解決するために
なされたものであり、紙幣とセンサーの位置精度を上げ
紙幣認識装置の信頼性を向上するためのものである。
なされたものであり、紙幣とセンサーの位置精度を上げ
紙幣認識装置の信頼性を向上するためのものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明においては、セン
サーをケースに取付けることによりセンサーの位置精度
をケースの加工精度による影響だけにした。具体的には
ケースを射出成形により作製するので金型の精度でケー
スの精度が決まる。すなわち、センサー位置精度が決ま
る。
サーをケースに取付けることによりセンサーの位置精度
をケースの加工精度による影響だけにした。具体的には
ケースを射出成形により作製するので金型の精度でケー
スの精度が決まる。すなわち、センサー位置精度が決ま
る。
【０００８】各センサーをケースに取付け、各センサー
の端子（ピン）を駆動回路基板に接続するが、それぞれ
の端子を直接回路基板に接続するのは困難であり、リー
ド線を介して接続しなければならないが、本発明におい
ては、リード線の代わりにフレキシブル回路基板を使用
した。
の端子（ピン）を駆動回路基板に接続するが、それぞれ
の端子を直接回路基板に接続するのは困難であり、リー
ド線を介して接続しなければならないが、本発明におい
ては、リード線の代わりにフレキシブル回路基板を使用
した。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明による紙幣認識装置の一実施
例であり、側面断面図である。Ｃ１は上ケースであり、
Ｃ２は下ケースである。ＳＧ１、ＳＧ４は反射型フォト
インタラプタ、ＰＴは上ケース１に搭載されたＬＥＤか
らの光を受ける受光装置である。７はベルト８を送る駆
動プーリーであり、５、６はローラーである。９は紙弊
認識装置駆動用回路基板である。ＬＥＤおよび反射型フ
ォトインタラプタＳＧ６は上ケースＣ１に組み込まれて
いる。
例であり、側面断面図である。Ｃ１は上ケースであり、
Ｃ２は下ケースである。ＳＧ１、ＳＧ４は反射型フォト
インタラプタ、ＰＴは上ケース１に搭載されたＬＥＤか
らの光を受ける受光装置である。７はベルト８を送る駆
動プーリーであり、５、６はローラーである。９は紙弊
認識装置駆動用回路基板である。ＬＥＤおよび反射型フ
ォトインタラプタＳＧ６は上ケースＣ１に組み込まれて
いる。
【００１０】矢印４より挿入された紙幣は上ケースＣ１
と下ケースＣ２で形成された隙間１０を通り反射型フォ
トインタラプタＳＧ１に到達する。反射型フォトインタ
ラプタＳＧ１は紙幣の到達を検知し、駆動プーリー７の
モーターに駆動信号を送る。回転を始めたベルト８に紙
幣が到達すると紙幣は、ベルトにより送られＬＥＤと受
光装置ＰＴの隙間に到達する。さらに、反射型フォトイ
ンタラプタＳＧ６、反射型フォトインタラプタＳＧ４の
位置を通過する。紙幣の後端が反射型フォトインタラプ
タＳＧ１を通過すると反射型フォトインタラプタＳＧ
３、ＳＧ４、ＳＧ５、ＳＧ６が紙幣からの情報を読み取
る。読み取った情報をデーターベースと比較して紙幣の
鑑別をする。
と下ケースＣ２で形成された隙間１０を通り反射型フォ
トインタラプタＳＧ１に到達する。反射型フォトインタ
ラプタＳＧ１は紙幣の到達を検知し、駆動プーリー７の
モーターに駆動信号を送る。回転を始めたベルト８に紙
幣が到達すると紙幣は、ベルトにより送られＬＥＤと受
光装置ＰＴの隙間に到達する。さらに、反射型フォトイ
ンタラプタＳＧ６、反射型フォトインタラプタＳＧ４の
位置を通過する。紙幣の後端が反射型フォトインタラプ
タＳＧ１を通過すると反射型フォトインタラプタＳＧ
３、ＳＧ４、ＳＧ５、ＳＧ６が紙幣からの情報を読み取
る。読み取った情報をデーターベースと比較して紙幣の
鑑別をする。
【００１１】図４は、本発明の他の実施例でありセンサ
ーと紙幣認識装置駆動回路との接続にフレキシブル回路
基板を使用した紙幣認識装置の側面断面図である。説明
に必要ない部分は省略してある。１１はフレキシブル回
路基板である。各センサーの端子はフレキシブル回路基
板１１に直接接続されており、フレキシブル回路基板１
１は一端が紙幣認識装置駆動回路９に接続されている。
ーと紙幣認識装置駆動回路との接続にフレキシブル回路
基板を使用した紙幣認識装置の側面断面図である。説明
に必要ない部分は省略してある。１１はフレキシブル回
路基板である。各センサーの端子はフレキシブル回路基
板１１に直接接続されており、フレキシブル回路基板１
１は一端が紙幣認識装置駆動回路９に接続されている。
【００１２】下ケ−スＣ２に各センサ−を取付けフレキ
シブル回路基板１１を各センサ−の端子に接続する。こ
の場合フレキシブル回路基板１１の特性を活かし下ケ−
スＣ２に取り付けられている各センサ−を一つずつフレ
キシブル回路基板１１に接続できる。センサ−を接続さ
れたフレキシブル回路基板１１は、後に組み込まれる紙
幣認識装置駆動回路９と接続される。
シブル回路基板１１を各センサ−の端子に接続する。こ
の場合フレキシブル回路基板１１の特性を活かし下ケ−
スＣ２に取り付けられている各センサ−を一つずつフレ
キシブル回路基板１１に接続できる。センサ−を接続さ
れたフレキシブル回路基板１１は、後に組み込まれる紙
幣認識装置駆動回路９と接続される。
【００１３】
【発明の効果】本発明は前記説明のように構成したので
以下のような効果を奏する。センサーをケースに組み込
んだので、複数のセンサー位置関係がケースに対して正
確になり、紙幣との位置関係も正確になった。よって、
センサーと紙幣の読み取り位置のずれがなくなり鑑別が
正確になった。
以下のような効果を奏する。センサーをケースに組み込
んだので、複数のセンサー位置関係がケースに対して正
確になり、紙幣との位置関係も正確になった。よって、
センサーと紙幣の読み取り位置のずれがなくなり鑑別が
正確になった。
【００１４】フレキシブル回路基板を用いることにより
ケ−スに組み込まれている複数のセンサ−の端子を一つ
ずつ接続することができる。これにより直接回路基板に
接続することにより、リ−ド線をセンサ−端子１ピン毎
に接続するより作業が楽である。
ケ−スに組み込まれている複数のセンサ−の端子を一つ
ずつ接続することができる。これにより直接回路基板に
接続することにより、リ−ド線をセンサ−端子１ピン毎
に接続するより作業が楽である。
【図１】本発明による紙幣認識装置の一実施例の側面断
面図
面図
【図２】光センサーを用いた紙幣認識装置を説明するた
めの図で平面図
めの図で平面図
【図３】反射型フォトインタラプタを説明するための模
式図
式図
【図４】本発明の他の実施例の側面断面図
１ 反射型フォトインタラプタ ３ ビーム ４ 紙幣挿入方向 ５ ローラー ６ ローラー ７ 駆動軸プーリー ８ ベルト ９ 紙幣認識装置駆動回路基板 １０ 隙間 １１ フレキシブル回路基板 Ｃ１ 上ケース Ｃ２ 下ケース ＳＧ１ 反射型フォトインタラプタ ＳＧ２ 反射型フォトインタラプタ ＳＧ３ 反射型フォトインタラプタ ＳＧ４ 反射型フォトインタラプタ ＳＧ５ 反射型フォトインタラプタ ＳＧ６ 反射型フォトインタラプタ ＰＴ 受光装置
Claims (2)
- 【請求項１】 紙幣認識に光センサーを有する紙幣認識
装置において、紙幣認識装置の外装ケースに光センサー
を固定したことを特徴とする紙幣認識装置。 - 【請求項２】 下外装ケースに取り付ける光センサーは
フレキシブル回路基板に搭載され、該フレキシブル回路
基板は下外装ケースに内蔵された紙幣認識装置駆動回路
基板に接続されていることを特徴とする請求項１の紙幣
認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5244018A JPH0773352A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 紙幣認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5244018A JPH0773352A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 紙幣認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773352A true JPH0773352A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=17112490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5244018A Pending JPH0773352A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 紙幣認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773352A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008077455A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Mamiya Op Co Ltd | 紙葉類識別機 |
| JP2012084059A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | センサ支持機構、及び、当該センサ支持機構を用いる紙葉類取扱装置 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5244018A patent/JPH0773352A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008077455A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Mamiya Op Co Ltd | 紙葉類識別機 |
| JP2012084059A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | センサ支持機構、及び、当該センサ支持機構を用いる紙葉類取扱装置 |
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