JP2003523025A - 取り外し可能なフラッシュメモリを備えた紙幣鑑定機 - Google Patents

取り外し可能なフラッシュメモリを備えた紙幣鑑定機

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JP2003523025A
JP2003523025A JP2001558961A JP2001558961A JP2003523025A JP 2003523025 A JP2003523025 A JP 2003523025A JP 2001558961 A JP2001558961 A JP 2001558961A JP 2001558961 A JP2001558961 A JP 2001558961A JP 2003523025 A JP2003523025 A JP 2003523025A
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ソルトソフ,レオン
ガポニュック,ジェンナディー
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キャッシュコード カンパニー インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 紙幣鑑定機は、紙幣処理チャネルと、このチャネルに沿って設けられた一連のセンサであって、紙幣がこれらセンサを通過して移動する際に紙幣を走査するためのセンサと、鑑定機の動作を制御し、センサからの信号を受信して処理するための中央処理装置とを備えている。取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、鑑定機の収容位置に挿入可能である。取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、この収容位置に収容されると、中央処理装置との電気通信路を形成し、鑑定機を作動させるためのロジックを中央処理装置に与える。好ましくは、取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、シリアルフラッシュモジュールであり、このフラッシュメモリモジュールは、鑑定機にダウンロードされる符号化されたソフトウェアが改竄されていないことを確認するために、鑑定機によって用いられる、それ自身の電子的アドレスを有する。さらなる好ましいセキュリティ上の特徴として、鑑定機は、取り外し可能なフラッシュモジュールが鑑定機に収容されている時にのみ作動するように設計される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣鑑定機、特に、取り外し可能なフラッシュメモリモジュールを
備えた紙幣鑑定機に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数の各種紙幣鑑定機は、紙幣を受け入れて処理し、紙幣の真贋を決定する。
紙幣をセンサを過ぎて移動させ、このセンサにより紙幣の各種特徴を評価し、検
知された紙幣の特徴を、紙幣鑑定機の中央処理装置のメモリに保持された所定の
基準と比較する。この比較に基づいて、紙幣の真贋についての推定がなされる。
【0003】 一般に、検知される特徴の数が増し、精度が上がるにつれて、紙幣鑑定機のコ
ストは上昇する。通常、紙幣鑑定機が達成すべき確度と、平均して拒否される紙
幣の割合との間で妥協がなされる。精度が高くなるにつれて、検知される紙幣の
特徴と基準との間の変化分は小さくなる。通常、このことは、真正な紙幣の一部
が、紙幣鑑定機により拒否されてしまうという結果になる。例えば、真正の紙幣
が使い古され、紙幣鑑定機により拒否されることがある。
【0004】 さらなる要因は、様々な政府による新紙幣の導入である。このことは、ある程
度、不正行為を減じたり、防ぐことになる。しかし残念ながら、これにより、既
存の紙幣鑑定機が使えなくなったり、一部の紙幣の処理にしか適合しなくなって
しまう。このような事情のもとで、紙幣が真正であるか否かを決定する際に中央
処理装置が用いるソフトウェアを交換することが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
紙幣鑑定機の中央処理装置が用いるソフトウェアを変更するには、熟練した技
術者が、通常はポータブルコンピュータから中央処理装置に新たなソフトウェア
をダウンロードする。このプロセスは不経済であり、且つ、時間がかかる。そこ
で、不正行為に対し高度のセキュリティを提供しつつ、紙幣鑑定機を更新するた
めのより実用的な方策を提供することが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による紙幣鑑定機は、紙幣処理チャネルと、チャネルに沿って設けられ
た一連のセンサであって、紙幣がセンサを通過して移動する際に紙幣を走査する
ためのセンサと、鑑定機の動作を制御し、センサから信号を受信して処理するた
めの中央処理装置とを備えている。鑑定記は、鑑定機の収容位置に挿入可能な、
取り外し可能なメモリ貯蔵装置とを備えている。取り外し可能なメモリ貯蔵装置
は、収容位置に収容されると、中央処理装置との電気通信路を形成し、鑑定機を
作動させるためのロジックを中央処理装置に与える。
【0007】 本発明の一態様によれば、取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、シリアルフラッ
シュモジュールである。
【0008】 本発明のさらなる態様によれば、取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、中央処理
装置で利用可能な電子的アドレスを有し、電子的アドレスは、符号化されたソフ
トウェアが変更されていないことを確認するために用いられる。
【0009】 本発明のさらなる態様によれば、シリアルフラッシュモジュールは、中央処理
装置にダウンロードされ鑑定機の動作を制御するための情報を含む。セキュリテ
ィ上の特徴として、鑑定機の中央処理装置は、シリアルフラッシュメモリモジュ
ールが鑑定機に挿入されなければ、鑑定機が作動できないようにする。
【0010】 本発明のさらなる態様によれば、取り外し可能なフラッシュモジュールは、紙
幣の真贋を評価するために中央処理装置で用いられる暗号化されたアルゴリズム
を含み、中央処理装置は、アルゴリズムを使用するための暗号解読ソフトウェア
を有する。このようにして、取り外し可能なメモリ貯蔵装置に含まれる情報を容
易に悪用することはできないようにされている。
【0011】 本発明のさらなる態様によれば、シリアルフラッシュモジュールは、シリアル
フラッシュメモリモジュールに固有の識別コードを含む読み出し専用メモリと、
鑑定機を作動するための暗号化されたオペレーティングソフトウェアを含む書き
換え可能メモリとを備え、暗号化されたソフトウェアは、識別コードの少なくと
も一部の暗号化を含み、鑑定機は、鑑定機によって使用されるオペレーティング
ソフトウェアを復号化するための暗号化ソフトウェアを有し、復号化された識別
コードの少なくとも一部を、読み出し専用メモリ内の識別コードと比較すること
によって、鑑定機はセキュリティチェックを行ない、一致した場合のみ、鑑定機
が作動する。
【0012】 本発明は、さらに、紙幣を評価する際に、鑑定機によって用いられるソフトウ
ェアを更新する方法と、鑑定機をアップグレードするための取り外し可能なメモ
リ装置に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に示す鑑定機2は、紙幣処理装置8によって処理された紙幣を受け入れて
積み重ねる取り外し可能なカセット4を備えている。紙幣処理装置は、挿入口1
0から取り外し可能なカセット4に紙幣を前進させるための通路を備える。紙幣
を走査するために、この通路に沿ってセンサが設けられ、センサからの信号が鑑
定機の中央処理装置に与えられる。
【0014】 鑑定機は、取り外し可能なフラッシュメモリモジュール20を収容するための
収容スロット22を有する。フラッシュメモリモジュールの製造者はいくつか知
られている。このようなフラッシュメモリモジュールのひとつとして、NexF
lashにより販売されているNX25F011が挙げられる。
【0015】 このようなシリアルフラッシュモジュールは、さまざまな容量のものが入手可
能であり、現在の一般的な容量は、128KBから4MBである。このようなモ
ジュールはかなり小型で、高速のデータ転送レートを有する。このフラッシュメ
モリモジュールは、4個あるいは8個のPINコンタクトを備えた、シンプルな
インタフェースを有する。鑑定機の中央処理装置(CPU)にダウンロードされ
る情報は、取り外し可能なフラッシュメモリモジュール内で暗号化され、したが
って、アクセス及び/または改竄は困難である。
【0016】 フラッシュメモリモジュール20は、2つの異なるセグメント、すなわち、読
み出し専用メモリと、書き換え可能なメモリに分割される。読み出し専用メモリ
は、製造者が、各モジュールに識別コードを割り当てるために使用する。この識
別コードは、モジュールを一義的に識別するものであることが好ましい。モジュ
ールのこの部分は、読み出し専用メモリなので、変更は出来ない。書き換え可能
なメモリは、ユーザーが情報を記録するために利用可能であり、この場合、鑑定
機による紙幣の評価に用いられる暗号化されたソフトウェアを記録するために利
用される。暗号化されたソフトウェアは、より詳細に後述するように、不正操作
に対する防止策として、識別コードの少なくとも一部の暗号化をも含む。
【0017】 フラッシュメモリモジュール20が鑑定機に挿入されると、CPUは、シリア
ルインタフェース40を介して、フラッシュメモリモジュールと通信する。最初
の通信の一部として、CPUは、読み出し専用メモリからモジュールの識別コー
ドを取得する。さらに、CPUは、暗号化されたソフトウェアを取得する。CP
Uは、暗号化されたソフトウェアを復号化する機能を備えており、この機能を実
行する。これには、ダウンロードされたソフトウェア中の暗号化された識別コー
ドあるいはその一部を復号化し、識別することを含んでいる。このコードは、読
み出し専用メモリ内のコードと一致するかどうかについてチェックされる。一致
すれば、このソフトウェアが真正であり、改竄されていないことが推定される。
【0018】 この構成によれば、取り外し可能なメモリモジュールを改竄することは、極め
て困難である。ソフトウェアは暗号化されており、ソフトウェア内のどこかに暗
号化された識別子を含む。改竄には復号化が必要であり、セキュリティレベルは
非常に高い。読み出し専用メモリであるために、センサモジュール全体を複製す
ることは困難である。たとえこれが可能であったとしても、モジュールは、鑑定
に用いられる真正なソフトウェアを提供できる。鑑定機は、メモリモジュールが
存在するときにのみ機能するように設計されているため、数個の鑑定機を更新す
るには、同数の新たなメモリモジュールが必要となる。
【0019】 図2に示すように、鑑定機は中央処理装置30を備えており、中央処理装置は
、鑑定機のメインプログラムを保持する読み出し専用メモリを含んでいる。これ
は、フラッシュメモリモジュールから情報をダウンロードするためのソフトウェ
アと、セキュリティソフトウェアと、デコーダと、内部フラッシュプログラマと
を含む。読み出し専用メモリ32に含まれるソフトウェアは、変更することは出
来ない。CPUは、さらに、ランダムアクセスメモリ34ならびに内部プログラ
マブルフラッシュメモリ36を含む。このメモリには、セキュリティおよびID
に関する特徴(security and ID feature)の情報と、通貨を評価するためのソフ
トウェアおよびアルゴリズムが含まれる。これは、鑑定機を更新するために変更
される情報である。
【0020】 シリアルフラッシュメモリモジュール20は、鑑定機によって用いられる新た
な処理ソフトウェアを含む。シリアルフラッシュメモリモジュール20がスロッ
ト22に挿入されると、シリアルフラッシュメモリモジュールはシリアルインタ
フェース40との接続を確立し、CPU30と協働する。読み出し専用メモリ3
2に組み込まれたCPUのメインプログラムは、フラッシュメモリモジュール2
0から内部フラッシュメモリ36へのソフトウェアのダウンロードを制御し、ダ
ウンロードされた情報の復号化とセキュリティチェックを含む。
【0021】 図5に示すように、鑑定機の電源を入れると、読み出し専用メモリ32内のメ
インプログラムは、フラッシュメモリモジュール20が鑑定機に挿入されている
か否か、フラッシュメモリモジュールが正しいIDを所有しているか否か、そし
て、誤りがないか否かを、中央処理装置にチェックさせ決定させる。CPUは、
シリアルモジュール固有の識別コードのコピーをそれ自体に保持しており、この
コードがモジュールの読み出し専用メモリの識別コードと比較される。CPUフ
ラッシュメモリ36内のプログラムと、モジュール20のシリアルフラッシュメ
モリが同一バージョンのソフトウェアを含んでいれば、鑑定機は機能し始める。
これは、鑑定機にシリアルフラッシュメモリモジュール20が既に収容され、こ
のモジュールのソフトウェアが内部フラッシュメモリ36にダウンロードされて
いた場合である。また、鑑定機を更新するために、フラッシュメモリを鑑定機に
挿入すると、CPUと取り外し可能なフラッシュメモリが協働して、モジュール
からCPUのフラッシュメモリにプログラムがダウンロードされる。シリアルフ
ラッシュメモリモジュールからのデータが復号化され、CPU内部フラッシュメ
モリ36をプログラムするために用いられる。シリアルフラッシュメモリモジュ
ール20が存在しない場合には、鑑定機はエラーメッセージを発し、紙幣を処理
しない。
【0022】 フラッシュメモリモジュールが、最初に、鑑定機に挿入される場合、CPUと
フラッシュメモリモジュールの間に通信シーケンスすなわち交信が開始される。
メモリモジュールのシリアル番号その他の固有情報が、フラッシュメモリモジュ
ールの読み出し専用メモリから、CPUによって読み取られ、CPUに格納され
る。次いで、CPUは、暗号化されたソフトウェアをダウンロードし復号化して
、やはり、符号化されていた識別コードに対してセキュリティチェックを行なう
。すべてのステップが満足されると、鑑定機は更新され、更新されたソフトウェ
アを用いて機能することになる。
【0023】 このメモリモジュールを取り外し、別の鑑定機に挿入すると、同様のプロセス
が行われる。元の鑑定機は、メモリモジュールが挿入されるまで、機能せず、上
記のプロセスをやり直すことになる。
【0024】 上記の構成によれば、フラッシュメモリモジュールは、鑑定機を作動させるた
めに不可欠の要素である。このように、ソフトウェアは効果的に制御され、各鑑
定機に適切なソフトウェアが要求される。さらに、フラッシュメモリモジュール
に含まれる情報は暗号化され、したがって、鑑定機に用いられる制御ソフトウェ
アを容易に判定することはできない。鑑定機は、フラッシュメモリモジュールか
ら鑑定機にダウンロードされた情報の復号化を可能とするために、それ自体が暗
号化ソフトウェアを備えている。
【0025】 図3に示すように、フラッシュメモリモジュールは、多数のセグメントに分割
されたメモリを有し、これらのセグメントの多くはセキュリティ上の特徴に関連
している。同様に、CPUは、図4に示すように、別のメモリを有する。
【0026】 図5のフローチャートに戻り、電源投入時に、CPUにより、中央処理装置と
フラッシュメモリモジュールとの間の協働について、セルフチェックが実行され
る。CPUは、フラッシュメモリモジュールから、製造者IDを取得する。この
IDが確認されると、次のステップとして、セキュリティフラッシュメモリモジ
ュールIDをチェックし、続いて、ソフトウェアのバージョンをチェックし、こ
れらが同一であることを確認する。製造者IDあるいはフラッシュモジュールI
Dが不一致ならば、エラー状態報告が生成される。ソフトウェアのバージョンが
異なると、CPUは、フラッシュメモリモジュールと協働して、CPUのフラッ
シュメモリに新規のプログラムをダウンロードする。このステップの後に、プロ
グラム確認を経て、システムを起動状態に戻し、検証を行なう。この検証では、
鑑定機が更新されたプログラムで作動する結果となるはずである。
【0027】 図3および図4の図表からわかるように、ソフトウェアバージョンなどのいく
つかの情報は、書き換え可能なメモリの一部であってもよく、符号化されなくと
もよい。したがって、書き換え可能なメモリには、非符号化情報と符号化情報(
オペレーティングソフトウェア)の両者が含まれていてもよい。所望に応じて、
情報の全てを符号化してもよい。
【0028】 好ましくは、メモリモジュールのオペレーティングソフトウェアが、鑑定機の
内部フラッシュメモリにダウンロードされる。
【0029】 このシステムによれば、鑑定機のCPUに、フラッシュメモリモジュールから
情報をダウンロードすることによって鑑定機の更新を可能とするために必要なプ
ログラミングとロジックを、製造時に、確実に含めることができる。最初に、そ
れ自身に取り外し可能なフラッシュメモリモジュールを備え、更新をまったくせ
ずにその使用寿命全体にわたって作動させることもできる。一方、そのセキュリ
ティを向上させるために鑑定機を更新したり、あるいは、鑑定機に新たな紙幣を
検出できるようにする必要が見出された場合には、鑑定機のプログラミングを更
新することができる。
【0030】 このことは、新たなフラッシュメモリモジュールを所有者に送るかあるいは別
の方法で鑑定機に供給し、既存のフラッシュメモリモジュールを新たなモジュー
ルに交換することによって行われる。次いで、鑑定機の電源を入れ、それ自体の
ロジックシーケンスを実行して、鑑定機に新たなプログラムをダウンロードする
。鑑定機は、さらに、フラッシュメモリモジュールに、ある情報を書き込み、こ
れにより、フラッシュメモリモジュールを、別の鑑定機で用いることが出来ない
ようにする。言うまでもなく、新たなモジュールが挿入されると、鑑定機は、ダ
ウンロードと検証シーケンスを有効に実行し、したがって、熟練者ではなくても
権限を与えられた者であれば、この作業を行うことができる。熟練した技術者も
必要としないし、特別な道具や特別な専門知識も必要としない。これらのフラッ
シュメモリモジュールは、いったんプログラムされると、郵送で鑑定機の所有者
に送ることができ、この所有者は、装置に詳しい者、例えば、鑑定機の修理点検
を行ないカセットに積み重ねられた紙幣を取り出す者による更新を手配すること
ができる。このような構成により、更新が簡便であって、しかも十分なセキュリ
ティが提供される。
【0031】 本発明の別の特徴は、製造者による鑑定機のプログラミングが容易なことであ
る。センサモジュールによるプログラミングは、ある通貨から別の通貨への変更
を容易にする。図6および図7に示すように、鑑定機は、取り外し可能なセンサ
モジュールを有し、あるセンサモジュールを異なるセンサモジュールに置換する
ことにより、センサの種類と位置を容易に変更できる。真贋を決定するためのプ
ログラミングは、メモリモジュールを代えることによって、変更することができ
る。各種のセンサモジュールと、各種のメモリモジュールを保管し、特別注文を
受けたときにのみ、鑑定機に組み入れるようにすることができる。これによって
、在庫品を減らし、また、新規の処理ソフトウェアおよび/または改良されたセ
ンサモジュールによって生じる旧型品の在庫に関する問題を減らすことができる
【0032】 図6および図7の鑑定機62は、固定部64と旋回部66の2部品からなるハ
ウジングを有する。図6は、作動状態を示し、図7は、開放された修理点検状態
を示している。紙幣をスロット74に挿入し、取り外し可能なセンサモジュール
80および82を通過して前進させる。これらのモジュールは、走査用通路72
の両側に配置され、走査用通路の壁面の一部を形成する。ハウジングの固定部に
は、CPU100と、取り外し可能なメモリ収容スロット122と、取り外し可
能なフラッシュメモリモジュール120が設けられる。受け入れられた紙幣は、
排出口76を介して、積み重ねカセットに送られる。
【0033】 センサモジュールは、通路の両側にある凹部81と83内に配置される。各セ
ンサモジュールは、鑑定機の電気的接続部に接続するための電気的接続部85を
備えている。図6に示すように、各センサモジュールは、複数のセンサを有する
ことができ、好ましくは、モジュールは、センサ信号を、CPUに与えられるデ
ジタル信号に変換する。図6および図7の鑑定機は、センサと処理ソフトウェア
の両方について、変更が迅速に行なえるという利点を有する。これにより、鑑定
機は、一般的な設計でありながら、実際の用途が分かった時に適切なセンサモジ
ュールとプログラミングソフトウェアを選択することによって、特定の用途と通
貨に転用が可能となる。
【0034】 取り外し可能なメモリモジュールは、別の方法で、鑑定機のCPUと協働する
ことができる。例えば、取り外し可能なメモリモジュールを特定の鑑定機を更新
するために用いたら他の鑑定機には用いることができないように、CPUによっ
て、取り外し可能なメモリモジュールを専用化することができる。フラッシュメ
モリモジュール20に、モジュールをその鑑定機に専用化するために鑑定機によ
り書き込まれる書き込み可能アドレスを持たせることが出来る。フラッシュメモ
リモジュール20を鑑定機に挿入すると、CPUは、シリアルインタフェース4
0を介して、フラッシュメモリモジュールと通信する。初期通信の一部として、
CPUは、フラッシュメモリモジュールの書き込み可能なアドレスにCPUのシ
リアル番号を書き込み、フラッシュメモリは、1回限りの書き込みメモリとして
、このアドレスを保持する。このように、この情報は、変更したり、上書きした
りはできない。この構成によれば、特に、シリアルフラッシュメモリモジュール
がいったん適当な鑑定機に挿入されると、フラッシュメモリモジュールに鑑定機
のシリアル番号が書き込まれるという利点がある。
【0035】 CPUとフラッシュメモリモジュールとの相互作用は、フラッシュメモリモジ
ュールが、他の鑑定機を更新するために利用することができないということであ
る。また、CPUの更新が成功裡に完了した場合に、CPUがこの1回書き込み
可能メモリに書き込むようにすることもできる。このようにすれば、メモリモジ
ュールは、鑑定機が更新されるまでは、特定の鑑定機に限定されない。CPUは
、モジュールの挿入時にこの書き込み可能メモリを参照し、別の鑑定機を更新す
るために用いられなかったことを確認するようにプログラムされる。
【0036】 フラッシュメモリモジュールを最初に鑑定機に挿入すると、CPUとフラッシ
ュメモリモジュールの間に通信シーケンスすなわち交信が開始される。鑑定機の
シリアル番号その他の固有情報が、CPUからフラッシュメモリモジュールへ転
送され、フラッシュメモリモジュールに組み込まれた1回書き込み可能アドレス
に格納される。このステップは、特定のフラッシュメモリモジュールをこの特定
の鑑定機の専用とすることである。このフラッシュメモリモジュールを取り外し
、同様の種類の鑑定機に挿入すると、第2の鑑定機のCPUは、フラッシュメモ
リモジュールと初期接続を開始し、この第2の鑑定機の識別情報が、フラッシュ
メモリモジュールの書き込み可能領域に書き込まれているアドレスやコードと同
一でないことが判定される。そして、この認識によって、情報のダウンロードが
停止され、エラーメッセージが発せられることになる。
【0037】 このシステムのさらなる特徴は、フラッシュメモリモジュール20なしには、
鑑定機が機能しないということである。
【0038】 メモリモジュールをある鑑定機の専用とすることは、メモリモジュールの使用
に対する付加的な管理を提供し、更新作業はかなりの程度が製造者の管理外で行
われるものであるが、製造者にとって付加的な管理を提供する。各鑑定機の更新
には、新たなメモリモジュールが必要となるため、ある程度の管理は製造者に帰
するところとなる。
【0039】 メモリモジュールを特定の鑑定機の専用とするこの特徴は、前述したメモリモ
ジュールのシリアル番号と暗号化されたソフトウェアに関連したセキュリティの
特徴と組み合わせて用いることができる。
【0040】 場合によっては、更新した鑑定機は、鑑定機の通常の動作に利用可能な追加の
メモリ容量を有するという恩恵を受ける。取り外し可能なメモリ装置は、ダウン
ロードされるソフトウェアに必要とする以上の追加の容量を有し、これはCPU
により利用可能である。また、好ましいことではないが、ダウンロードされたソ
フトウェアを削除することにより、このメモリ空間を利用可能とすることもでき
る。このような変更は、鑑定機の初期電源投入時手順の変更を必要とする。
【0041】 本発明の様々な好ましい実施例を詳細に説明したが、本発明の趣旨または特許
請求の範囲を逸脱することなく、種々の変形が可能であることは、当業者によっ
て理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 取り外し可能なフラッシュメモリモジュールを備えた鑑定機の斜視図である。
【図2】 紙幣鑑定機の一部を示す概略図であり、特に、鑑定機の中央処理装置と、取り
外し可能なフラッシュメモリモジュールとの協働を説明するための図である。
【図3】 フラッシュメモリモジュールのメモリ領域の割り当てを示す図である。
【図4】 CPUの制御装置のメモリ領域の割り当てを示す図である。
【図5】 起動時に、鑑定機によって用いられるアルゴリズムのフローチャートである。
【図6】 取り外し可能なセンサモジュールを備えた鑑定機を示す図である。
【図7】 修理点検状態における、センサモジュールを挿入する直前の、図6の鑑定機を
示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月18日(2001.12.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 さらなる要因は、様々な政府による新紙幣の導入である。このことは、ある程
度、不正行為を減じたり、防ぐことになる。しかし残念ながら、これにより、既
存の紙幣鑑定機が使えなくなったり、一部の紙幣の処理にしか適合しなくなって
しまう。このような事情のもとで、紙幣が真正であるか否かを決定する際に中央
処理装置が用いるソフトウェアを交換することが望ましい。 米国特許第6012565号に開示された鑑定機は、真正の紙幣を判定するた めに比較として用いられるマスタ情報を鑑定機に提供することによって更新する ことができる。ある紙幣鑑定機のマスタ情報を、フラシュカードローディングシ ステムを介して、複数の付加的装置に効率的に読み込ませることもできる。これ は更新作業を考慮したものであるが、紙幣鑑定機が不正行為を受けやすくなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガポニュック,ジェンナディー カナダ国,オンタリオ エム9エイ 4エ ックス9,トロント,52 メイベル アヴ ェニュー,アパートメント 515 Fターム(参考) 3E041 AA03 BA11 BB02 BB07 BC03 CA01 CB03 EA10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣処理チャネルと、前記チャネルに沿って設けられた一連
    のセンサであって、紙幣が前記センサを通過して移動する際に前記紙幣を走査す
    るためのセンサと、鑑定機の動作を制御し、前記センサから信号を受信して処理
    するための中央処理装置と、前記鑑定機の収容位置に挿入可能な、取り外し可能
    なメモリ貯蔵装置とを備え、前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、前記収容位
    置に収容されると、前記中央処理装置との電気通信路を形成し、前記鑑定機を作
    動させるためのロジックを前記中央処理装置に与えることを特徴とする紙幣鑑定
    機。
  2. 【請求項2】 前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、シリアルフラッシュ
    モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の紙幣鑑定機。
  3. 【請求項3】 前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、前記中央処理装置で
    利用可能な電子的アドレスを有し、前記電子的アドレスは、符号化されたソフト
    ウェアが変更されていないことを確認するために用いられることを特徴とする請
    求項1に記載の紙幣鑑定機。
  4. 【請求項4】 前記シリアルフラッシュモジュールは、前記中央処理装置に
    ダウンロードされ前記鑑定機の動作を制御するための情報を含み、前記鑑定機の
    前記中央処理装置は、シリアルフラッシュメモリモジュールが前記鑑定機に挿入
    されなければ、前記鑑定機が作動できないようにすることを特徴とする請求項1
    に記載の紙幣鑑定機。
  5. 【請求項5】 前記取り外し可能なフラッシュモジュールは、紙幣の真贋を
    評価するために前記中央処理装置で用いられる暗号化されたアルゴリズムを含み
    、前記中央処理装置は、前記アルゴリズムを復号化し、前記復号化されたアルゴ
    リズムを前記中央処理装置に格納するための暗号解読ソフトウェアを有すること
    を特徴とする請求項3に記載の紙幣鑑定機。
  6. 【請求項6】 鑑定機を更新するためのシリアルフラッシュモジュールであ
    って、前記シリアルフラッシュメモリモジュールに固有の識別コードを含む読み
    出し専用メモリと、前記鑑定機を作動するための暗号化されたオペレーティング
    ソフトウェアを含む書き換え可能メモリとを備え、前記暗号化されたソフトウェ
    アは、前記識別コードの少なくとも一部の暗号化を含むことを特徴とするシリア
    ルフラッシュモジュール。
  7. 【請求項7】 前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、暗号化された情報を
    含み、前記中央処理装置は、前記暗号化された情報を利用するためのロジックを
    有することを特徴とする請求項1に記載の紙幣鑑定機。
  8. 【請求項8】 前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、前記中央処理装置で
    利用可能な追加のメモリを提供することを特徴とする請求項7に記載の紙幣鑑定
    機。
  9. 【請求項9】 前記鑑定機は、前記取り外し可能なメモリモジュールが前記
    鑑定機に挿入されたとき、前記取り外し可能なメモリモジュールの保全性(integ
    rity)を評価するための試験手順を有することを特徴とする請求項1に記載の紙
    幣鑑定機。
  10. 【請求項10】 前記取り外し可能なメモリモジュールは、紙幣の真贋を評
    価するために、前記中央処理装置により用いられる暗号化されたアルゴリズムを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の紙幣鑑定機。
  11. 【請求項11】 前記鑑定機は、前記中央処理装置で利用可能な電子的アド
    レスを有し、前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、前記鑑定機の前記電子的ア
    ドレスを受け取ったときその電子的アドレスを格納するための記憶位置を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣鑑定機。
  12. 【請求項12】 前記シリアルフラッシュモジュールは、前記中央処理装置
    にダウンロードされる前記鑑定機の動作を制御するための情報を含み、前記情報
    をダウンロードした後の前記シリアルフラッシュモジュールは、他の鑑定機に使
    用できないようなセキュリティ性(security feature)を有することを特徴とする
    請求項2に記載の紙幣鑑定機。
  13. 【請求項13】 前記シリアルフラッシュモジュールは、前記収容装置に収
    容されると、前記鑑定機の電子的アドレスを記録し、この記録された電子的アド
    レスと、前記鑑定機によって与えられる前記電子的アドレスとが一致したときに
    のみ、前記シリアルフラッシュモジュールが前記中央処理装置と通信することを
    特徴とする請求項11に記載の紙幣鑑定機。
  14. 【請求項14】 前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、前記中央処理装置
    で利用可能な追加のメモリを提供することを特徴とする請求項1に記載の紙幣鑑
    定機。
  15. 【請求項15】 前記取り外し可能なメモリ貯蔵装置は、紙幣の真贋を評価
    するために、前記中央処理装置によって用いられる暗号化されたアルゴリズムを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の紙幣鑑定機。
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