JPS6057474B2 - 顔料付着けい光体の製造方法 - Google Patents
顔料付着けい光体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6057474B2 JPS6057474B2 JP10271177A JP10271177A JPS6057474B2 JP S6057474 B2 JPS6057474 B2 JP S6057474B2 JP 10271177 A JP10271177 A JP 10271177A JP 10271177 A JP10271177 A JP 10271177A JP S6057474 B2 JPS6057474 B2 JP S6057474B2
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- pigment
- phosphor
- water
- pigmented phosphor
- pigmented
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高コントラストのカラーブラウン管の製造に
おいて使用されるところの、けい先体表面に、カラーフ
ィルター粒子（以下、顔料と略）が付着した、顔料付着
けい先住の製造方法に関するものである。
おいて使用されるところの、けい先体表面に、カラーフ
ィルター粒子（以下、顔料と略）が付着した、顔料付着
けい先住の製造方法に関するものである。
顔料付着けい先住を用いてけい光膜を形成する方法には
、（１）たとえば、ポリビニルアルコールと重クロム酸
アンモンのごとき水溶性フォトレジストの水溶液中に顔
料付着けい先住を懸濁させ、これを遠心塗布法、流延塗
布法などによりパネル内面に均一に塗布したのち、乾燥
、露光、現像する（スラリー法）、（２）顔料付着けい
先住を乾燥粉末のまま、所定位置に吹き付ける方法（ダ
ステイング法）、とが一般的である。
、（１）たとえば、ポリビニルアルコールと重クロム酸
アンモンのごとき水溶性フォトレジストの水溶液中に顔
料付着けい先住を懸濁させ、これを遠心塗布法、流延塗
布法などによりパネル内面に均一に塗布したのち、乾燥
、露光、現像する（スラリー法）、（２）顔料付着けい
先住を乾燥粉末のまま、所定位置に吹き付ける方法（ダ
ステイング法）、とが一般的である。
このように使用される顔料付着けい先住は、次のような
諸特性が要求される。
諸特性が要求される。
−４−−ＴＥＬ露光−−Ｕ−゛、ム４＄３をザ□、ツ、
と。
と。
（２）顔料とけい先住の付着力が、顔料付着けい先住の
使用にあたつて実用上問題を生じない程度に十分にある
こと。
使用にあたつて実用上問題を生じない程度に十分にある
こと。
とくに、前述したスラリー法においては、スラリー調合
から塗布までの期間に顔料の剥れを生じないこと。（３
）顔料とけい先住との結合に用いられる物質（結合剤）
によつてけい先住の発光能率を低下させないこと。
から塗布までの期間に顔料の剥れを生じないこと。（３
）顔料とけい先住との結合に用いられる物質（結合剤）
によつてけい先住の発光能率を低下させないこと。
（４）安価に供給されること。本発明は前述した顔料け
い先住の具備すべき諸特性を満足した顔料付着けい先住
を提供することを目的とする。
い先住の具備すべき諸特性を満足した顔料付着けい先住
を提供することを目的とする。
けい先体表面にシリカ・アルミナ、金属珪酸塩などを被
着させる技術は、けい先住の分散性向上、塗布性向上、
耐イオン衝撃性向上などを目的として古くから用いられ
ている手法である。本発明は、この手法が顔料のけい先
住への付着に応用しうることを新たに発見したことに基
づい・てなされたものである。次に、本発明の概要を一
つの例をとりあげて工程順に説明する。
着させる技術は、けい先住の分散性向上、塗布性向上、
耐イオン衝撃性向上などを目的として古くから用いられ
ている手法である。本発明は、この手法が顔料のけい先
住への付着に応用しうることを新たに発見したことに基
づい・てなされたものである。次に、本発明の概要を一
つの例をとりあげて工程順に説明する。
まず、ユーロピユウム付活イットリウムオキシサルファ
イド（Ｙ２Ｏ、Ｓ：ＥＵ）けい先住を所定量の水中に懸
濁させ、これに所定量一のベンガラ水懸濁液（あらかじ
めボールミルなどの手段によりベンガラをよく分散させ
たもの）を加える。攪拌機により攪拌をつづけながら後
述の物質Ａを所定量加え、さらに攪拌をつづけながら所
定量の後述の物質Ｂを除々に滴下していけば、けい光体
表面に顔料のベンガラが付着される。これを通常の方法
によつて水洗、脱水、乾燥後仕上篩を通せは、極めて流
動性に富む、顔料付着けい光体の乾燥粉末がえられる。
これはスラリー法あるいはダステイング法によりけい光
膜の作製に供給される。また、場合によつては、水洗の
のち、過剰の水を除去してから水溶性フォトレジストを
加えスラリーとすることもできる。なお、顔料とけい光
体との結合剤は以下の方法て選定した。
イド（Ｙ２Ｏ、Ｓ：ＥＵ）けい先住を所定量の水中に懸
濁させ、これに所定量一のベンガラ水懸濁液（あらかじ
めボールミルなどの手段によりベンガラをよく分散させ
たもの）を加える。攪拌機により攪拌をつづけながら後
述の物質Ａを所定量加え、さらに攪拌をつづけながら所
定量の後述の物質Ｂを除々に滴下していけば、けい光体
表面に顔料のベンガラが付着される。これを通常の方法
によつて水洗、脱水、乾燥後仕上篩を通せは、極めて流
動性に富む、顔料付着けい光体の乾燥粉末がえられる。
これはスラリー法あるいはダステイング法によりけい光
膜の作製に供給される。また、場合によつては、水洗の
のち、過剰の水を除去してから水溶性フォトレジストを
加えスラリーとすることもできる。なお、顔料とけい光
体との結合剤は以下の方法て選定した。
すなわち、けい光体（５０ｆ）と顔料の懸濁液（全量て
１５０ｙ）中に攪拌しつつ物質ＡおよびＢを加えたのち
、必要に応じＰＨ調整をし、この段階で顔料の付着状態
を観察し、ついで水洗、乾燥、脱水、仕上篩をし、乾燥
した顔料付着けい光体をえた。顔料付着の段階で顔料が
完全にけい光体に付着しているものは、ダステイング法
によるけい光膜形成用顔料付着けい光体として実用上使
用可能と判定し、一衷、乾燥した顔料付着けい光体に、
ポリビニルアルコールと重クロム酸アンモン系水溶性フ
ォトレジストを加え、約１週間攪拌をつづけたとき、顔
料がけい光体から剥れていないものを″スラリー法によ
るけい光膜形成用顔料付着けい光体として実用上使用可
能と判定した。
１５０ｙ）中に攪拌しつつ物質ＡおよびＢを加えたのち
、必要に応じＰＨ調整をし、この段階で顔料の付着状態
を観察し、ついで水洗、乾燥、脱水、仕上篩をし、乾燥
した顔料付着けい光体をえた。顔料付着の段階で顔料が
完全にけい光体に付着しているものは、ダステイング法
によるけい光膜形成用顔料付着けい光体として実用上使
用可能と判定し、一衷、乾燥した顔料付着けい光体に、
ポリビニルアルコールと重クロム酸アンモン系水溶性フ
ォトレジストを加え、約１週間攪拌をつづけたとき、顔
料がけい光体から剥れていないものを″スラリー法によ
るけい光膜形成用顔料付着けい光体として実用上使用可
能と判定した。
なお、この実験においては、けい光体と顔料はユーロピ
ユウム付活イットリウムオキシサルファイド（Ｙ２Ｏ２
Ｓ：ＥＵ）とα一酸化鉄（ベンガラ、α−Ｆｅ２Ｏ３）
を用いた。
ユウム付活イットリウムオキシサルファイド（Ｙ２Ｏ２
Ｓ：ＥＵ）とα一酸化鉄（ベンガラ、α−Ｆｅ２Ｏ３）
を用いた。
物質Ａとして、シリカ系物質を用いた場合の結果を表１
に示した。
に示した。
表１において、硫酸亜鉛の代りに、カルシウム、マグネ
シウム、バリウム、アルミニウムなどの水溶性硫酸塩、
硝酸塩、リン酸塩、酢酸塩のうちの少くとも１つを用い
ることによつても同様の効果がえられた。
シウム、バリウム、アルミニウムなどの水溶性硫酸塩、
硝酸塩、リン酸塩、酢酸塩のうちの少くとも１つを用い
ることによつても同様の効果がえられた。
表１の結果から、シリカ系物質を結合剤として用いる場
合、シリカの析出に塩酸、硝酸、酢酸、硫酸などの鉱酸
を用いずに、カルシウム、マグネシウム、バリウム、亜
鉛、アルミニウムなどの水溶性塩を用いることにより金
属けい酸塩が析出し、これを結合剤として実用的に使用
しうる顔料付着けい光体がえられた。
合、シリカの析出に塩酸、硝酸、酢酸、硫酸などの鉱酸
を用いずに、カルシウム、マグネシウム、バリウム、亜
鉛、アルミニウムなどの水溶性塩を用いることにより金
属けい酸塩が析出し、これを結合剤として実用的に使用
しうる顔料付着けい光体がえられた。
本発明に用いられるけい光体と顔料の組合せの１例を以
下に示す。
下に示す。
緑色けい光体：銅付活硫化亜鉛（ＺｎＳ：Ｃｕ）緑色顔
料：酸化クロム（Ｃｒ２Ｏ３）青色けい光体：銀付活硫
化亜鉛（ＺｎＳ：Ａｇ）青色顔料：アルミン酸コバルト
（ＣＯＯ●ＮＡｌ２Ｏ３）赤色けい光体：ユウロピユウ
ム付活イットリウムオキシサルファイド（Ｙ２Ｏ２Ｓ：
ＥＵ）赤色顔料：α一酸化鉄（ベンガラ、α−Ｆｅ２Ｏ
３）あるいは硫セレン化カドミウムこれら以外に各種の
けい光体と顔料の組合せでも本発明の方法が用いられる
ことは言うまでもない。
料：酸化クロム（Ｃｒ２Ｏ３）青色けい光体：銀付活硫
化亜鉛（ＺｎＳ：Ａｇ）青色顔料：アルミン酸コバルト
（ＣＯＯ●ＮＡｌ２Ｏ３）赤色けい光体：ユウロピユウ
ム付活イットリウムオキシサルファイド（Ｙ２Ｏ２Ｓ：
ＥＵ）赤色顔料：α一酸化鉄（ベンガラ、α−Ｆｅ２Ｏ
３）あるいは硫セレン化カドミウムこれら以外に各種の
けい光体と顔料の組合せでも本発明の方法が用いられる
ことは言うまでもない。
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
実施例１
銀付活硫化亜鉛（ＺｎＳ：Ａｇ）青色けい光体５００ｙ
を水５００ｙ中に懸濁させ、攪拌しつつオーカシールＡ
（固型分２８％、ＳｉＯ２として２０％をふくむけい酸
カリ水溶液、東京応化工業製）２５ｍｔを投入、これに
青色顔料のアルミン酸コバルト１０ｙをふくむ懸濁液１
００ｙ（あらかじめボールミルをして顔料をよく分散し
たもの）を加えた。
を水５００ｙ中に懸濁させ、攪拌しつつオーカシールＡ
（固型分２８％、ＳｉＯ２として２０％をふくむけい酸
カリ水溶液、東京応化工業製）２５ｍｔを投入、これに
青色顔料のアルミン酸コバルト１０ｙをふくむ懸濁液１
００ｙ（あらかじめボールミルをして顔料をよく分散し
たもの）を加えた。
Claims (1)
- １ けい光体を水にけん濁させる工程及び顔料、けい酸
カリ、並びに亜鉛、カルシュウム、マグネシュウム、バ
リウム及びアルミニウムの少なくとも１つの水溶性塩と
を上記けん濁液に加える工程によつて、顔料をけい光体
に付着させることを特徴とする顔料付着けい光体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10271177A JPS6057474B2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 顔料付着けい光体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10271177A JPS6057474B2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 顔料付着けい光体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5437081A JPS5437081A (en) | 1979-03-19 |
| JPS6057474B2 true JPS6057474B2 (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=14334845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10271177A Expired JPS6057474B2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 顔料付着けい光体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6057474B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61243884A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-30 | Kasei Optonix Co Ltd | 螢光体 |
| JP2767262B2 (ja) * | 1988-11-25 | 1998-06-18 | 大同ほくさん株式会社 | アルミニウム溶湯処理方法および装置 |
-
1977
- 1977-08-29 JP JP10271177A patent/JPS6057474B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5437081A (en) | 1979-03-19 |
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