JPS6057472B2 - 金属用ホツトメルト接着剤組成物 - Google Patents
金属用ホツトメルト接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS6057472B2 JPS6057472B2 JP1601678A JP1601678A JPS6057472B2 JP S6057472 B2 JPS6057472 B2 JP S6057472B2 JP 1601678 A JP1601678 A JP 1601678A JP 1601678 A JP1601678 A JP 1601678A JP S6057472 B2 JPS6057472 B2 JP S6057472B2
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- polyamide
- metals
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属用ホットメルト接着剤に関するもので
ある。
ある。
更に詳しくは、本発明は6・ト塩と6・ト塩以外で且つ
、炭素数が13以下である他のポリアミド生成可能物質
を重量比で90〜65: 10〜35になるよう共重合
せしめた結晶性コポリアミド樹脂よりなる金属用接着剤
、とりわけ、高速接着性能を必要とする金属罐のサイド
シーム用接着剤に関するものである。周知のように従前
のハンダによるシームすなわちブリキ罐から、最近は錫
を含まないTFS(ティンフリースチール)罐に移行し
つつあり同時にシーム法も従来のハンダづけから接着剤
による接着剤接着によるシーム法への変更を余儀なくさ
れている。 そして製罐速度も500〜100催円/分
と高速てあ−るため百ミリ秒/罐前後という短時間で接
着しなけれはならず、しかも得られた接着強度は強固で
且っ安定したものでなければならない。
、炭素数が13以下である他のポリアミド生成可能物質
を重量比で90〜65: 10〜35になるよう共重合
せしめた結晶性コポリアミド樹脂よりなる金属用接着剤
、とりわけ、高速接着性能を必要とする金属罐のサイド
シーム用接着剤に関するものである。周知のように従前
のハンダによるシームすなわちブリキ罐から、最近は錫
を含まないTFS(ティンフリースチール)罐に移行し
つつあり同時にシーム法も従来のハンダづけから接着剤
による接着剤接着によるシーム法への変更を余儀なくさ
れている。 そして製罐速度も500〜100催円/分
と高速てあ−るため百ミリ秒/罐前後という短時間で接
着しなけれはならず、しかも得られた接着強度は強固で
且っ安定したものでなければならない。
この目的を達成するための接着剤組成物に関する特許公
報 重合して得られるポリラウリンラクタム(以下、ナ
イロン12ホモポリマーと略す)を単独て使用する特公
昭45−3235吟公報、2ナイロン12ホモポリマー
89〜6腫量部に対し、ラウリンラクタムと他のポリア
ミド生成可能物質とから共重合せしめたコポリマアミド
を11〜4喧量部ブレンドする特公昭50−37690
号公報、或いは、3ナイロン12ホモポリマーに半結晶
性ポリアミド又は非晶性ポリアミド(例えば、ダイマー
酸から誘導したバーサ゜ロン、バーサミドの商品名で市
販されているポリアミド)を重合比で99〜90: 1
〜10の割合でブレンドする、特公昭48−18096
号公報、或いは、4ラウリンラクタム98〜9暉量部と
他のポリアミド生成可能物質2〜1腫量部とから共重合
せしめた結晶性ポリアミドに関する特公昭51−189
78号公報等がある。しかしながら、叙上の従来技術に
も、それぞれに長所および欠点がある。 即ち、上記1
に掲けた特公昭45−3235時公報のナイロン12ホ
モポリマーを単独で使用する場合はこのような高速接着
においては、たとえば、一般に内容物に対する鉄分の溶
出防止及び罐体そのものの腐蝕防止のために、フェノー
ル、エポキシ系の塗料を罐内面全体に焼付塗布するが、
この塗装面との接着が充分てないため高い接着強度が得
られないことと、ナイロン12ホモポリマープールムそ
のものが比較的硬く、しかもフィルムの伸度もあまり大
きくないので、サイドシーム後に行われる蓋の巻締め工
程においてフィルムにクラックが発生し、内容物の漏洩
の原因になるので好ましくない。
報 重合して得られるポリラウリンラクタム(以下、ナ
イロン12ホモポリマーと略す)を単独て使用する特公
昭45−3235吟公報、2ナイロン12ホモポリマー
89〜6腫量部に対し、ラウリンラクタムと他のポリア
ミド生成可能物質とから共重合せしめたコポリマアミド
を11〜4喧量部ブレンドする特公昭50−37690
号公報、或いは、3ナイロン12ホモポリマーに半結晶
性ポリアミド又は非晶性ポリアミド(例えば、ダイマー
酸から誘導したバーサ゜ロン、バーサミドの商品名で市
販されているポリアミド)を重合比で99〜90: 1
〜10の割合でブレンドする、特公昭48−18096
号公報、或いは、4ラウリンラクタム98〜9暉量部と
他のポリアミド生成可能物質2〜1腫量部とから共重合
せしめた結晶性ポリアミドに関する特公昭51−189
78号公報等がある。しかしながら、叙上の従来技術に
も、それぞれに長所および欠点がある。 即ち、上記1
に掲けた特公昭45−3235時公報のナイロン12ホ
モポリマーを単独で使用する場合はこのような高速接着
においては、たとえば、一般に内容物に対する鉄分の溶
出防止及び罐体そのものの腐蝕防止のために、フェノー
ル、エポキシ系の塗料を罐内面全体に焼付塗布するが、
この塗装面との接着が充分てないため高い接着強度が得
られないことと、ナイロン12ホモポリマープールムそ
のものが比較的硬く、しかもフィルムの伸度もあまり大
きくないので、サイドシーム後に行われる蓋の巻締め工
程においてフィルムにクラックが発生し、内容物の漏洩
の原因になるので好ましくない。
この欠点を改良すべく上記3に掲げた特公昭48−18
096号公報および2に掲けた特公昭50一3769吟
公報に見られるようにたとえばナイロン12ホモポリマ
ーに低融点の非晶性ポリアミドあるいはラウリンラクタ
ムと他のポリアミド生成可能物質とのコポリアミドをブ
レンドし、塗料との接着力を向上させる試みがなされて
いる。しかし乍ら、いずれも均一なブレンドが困難で接
着強度のバラツキが大きいことや、ナイロン12ホモポ
リマーの有する高い凝集力を低下させ均一な結晶化が起
らないという弊害が生じるため、製罐速度を下げて、充
分冷却してやらないと冷却行程でシーム部が浮いてしま
うという欠点があり高速接着性能に欠ける。また4に掲
げた特公昭51−18978号公報に見られるように上
記ブレンド物の有する共通した欠点を解消するために、
他のポリアミドを若干共重合せしめた結晶性ナイロン1
2コポリマーがあるが、確かに塗料との接着強度は高い
が、同時に融点および結晶化温度が低下するため、シー
ム後一般に行われる罐の内面塗装(酢酸エチルおよびト
ルエン等の混合溶剤に例えば塩化ビニルー酢酸ビニル−
マレイン酸等の共重合樹脂を溶解せしめたラツカーをス
プレーコートする)工程の乾燥炉(上記塗装において溶
剤の残存を無くするため通常160〜170゜Cておよ
そ5分間前後熱風乾燥する)でシーム部が剥離しやすい
という欠点があ.る。このような従前技術の欠点に鑑み
、本発明者等は鋭意研究努力した結果、(1)6・P塩
(ヘキサメチレンジアミンとドデカン2酸との等モルの
塩)と(旧6・l?以外でかつ、炭素数が13以下であ
る他のポリアミド生成可能物質を重量比.て90〜65
:10〜35、好ましくは85〜70:15〜30にな
るよう共重合せしめた結晶性コポリアミド樹脂を使用す
ることにより、塗料に対する接着力も極めて高く安定し
たものてあり、蓋の巻締行程に於る接着剤フィルムのク
ラックもなく、かつ、内面・塗装後の乾燥炉に於るシー
ム部の浮きあるいは、剥離というような現象もなく、し
かも極めて高速の接着が可能であることを見い出したの
である。更に詳述するならば、該結晶性コポリアミド樹
脂の重合度は、25℃に於る0.5%m−クレゾール溶
液ての相対粘度(ηRel値)が1.70以上2.40
以下の値を示すものが好ましく、1.70以下では、接
着剤としての機械的強度に欠け、一方2.40以上ては
あまりにも分子量が高すぎるために溶融粘度(η.値)
が大きすぎて接着時に塗料との親和性に欠けるため高い
接着強度が得られない。また、6・12塩以外の他のポ
リアミド生成可能物質のコポリアミドに占める割合は前
述したように10〜35重量・%、好ましくは、15〜
3踵量%が良く、1睡量%以下てはコポリアミドとして
の性能が発現出来ず、一方35重量%以上では、融点が
著じるしく低下するため接着剤としての耐熱性に欠ける
のて好ましくない。また6・控塩以外のポリアミド生成
可能物質であるが、その炭素数が13以下のものが好ま
しく、13以上では、共重合せしめたコポリアミド樹脂
の結晶性に乱れを与えやすく、安定した接着強度が得ら
れにくいという欠点が発現し、サイドシーム罐製造ライ
ンの安定な操業に悪影響を与えるので好ましくない。即
ち、該コポリアミド樹脂の融点に与える影響としては、
ポリアミド生成可能物質の組成よりむしろ、その量であ
ることと、炭素数13以上の特殊なポリアミドを用いて
も一般に安価でかつ安定したコポリアミドの提供に使用
されている炭素数13以下のポリアミド生成可能物質に
比べて、その経済性及び接着剤としての品質両面に於て
、一般に不利であるとともに、特異な効果も期待しがた
いからである。本発明に用いられる(■)の6・化塩以
外で且つ炭素数が13以下てある他のポリアミド生成可
能物質としては、炭素数が6〜13個のラクタム或いは
ω−アミノカルボン酸又は炭素数が6〜日個のアルキレ
ンジアミンと炭素数が6〜13個のアルカンジカルボン
酸の縮合物(ナイロン塩)が適当てある。前者の例とし
てはラウリンラクタム、力プロラクタム、カプリルラク
タム、ω−アミノカプリン酸、ω−アミノペラゴイン酸
、ω−アミノウンデカン酸、ω−アミノトリデカノイツ
ク酸等がある。又後者の縮合物の例としては、ヘキサメ
チレンジアミン酸塩、ヘキサメチレンジアミンセバシン
酸塩、ヘキサメチレンジアミントリデカンジカルボン酸
塩等のナイロン塩および上記アルカンジカルボン酸とデ
カメチレンジアミンとの塩又はトリデカンジアミンとの
塩がある。本発明による該結晶性コポリアミド樹脂は、
従前技術と比較した場合、その波断伸度が大きく、柔軟
であるため、蓋の巻締行程におけるクラック発生が無い
。しかも融点は170〜200℃と従前技述とそれとほ
ぼ同等で理想的であり、高速接着に充分適応しうるもの
である。以下、具体的な実施例を挙けて本発明の詳細な
説明する。実施例1 表1に各種性能を比較するために作製した接着剤の試料
番号と組成及びその熱的性質を示す。
096号公報および2に掲けた特公昭50一3769吟
公報に見られるようにたとえばナイロン12ホモポリマ
ーに低融点の非晶性ポリアミドあるいはラウリンラクタ
ムと他のポリアミド生成可能物質とのコポリアミドをブ
レンドし、塗料との接着力を向上させる試みがなされて
いる。しかし乍ら、いずれも均一なブレンドが困難で接
着強度のバラツキが大きいことや、ナイロン12ホモポ
リマーの有する高い凝集力を低下させ均一な結晶化が起
らないという弊害が生じるため、製罐速度を下げて、充
分冷却してやらないと冷却行程でシーム部が浮いてしま
うという欠点があり高速接着性能に欠ける。また4に掲
げた特公昭51−18978号公報に見られるように上
記ブレンド物の有する共通した欠点を解消するために、
他のポリアミドを若干共重合せしめた結晶性ナイロン1
2コポリマーがあるが、確かに塗料との接着強度は高い
が、同時に融点および結晶化温度が低下するため、シー
ム後一般に行われる罐の内面塗装(酢酸エチルおよびト
ルエン等の混合溶剤に例えば塩化ビニルー酢酸ビニル−
マレイン酸等の共重合樹脂を溶解せしめたラツカーをス
プレーコートする)工程の乾燥炉(上記塗装において溶
剤の残存を無くするため通常160〜170゜Cておよ
そ5分間前後熱風乾燥する)でシーム部が剥離しやすい
という欠点があ.る。このような従前技術の欠点に鑑み
、本発明者等は鋭意研究努力した結果、(1)6・P塩
(ヘキサメチレンジアミンとドデカン2酸との等モルの
塩)と(旧6・l?以外でかつ、炭素数が13以下であ
る他のポリアミド生成可能物質を重量比.て90〜65
:10〜35、好ましくは85〜70:15〜30にな
るよう共重合せしめた結晶性コポリアミド樹脂を使用す
ることにより、塗料に対する接着力も極めて高く安定し
たものてあり、蓋の巻締行程に於る接着剤フィルムのク
ラックもなく、かつ、内面・塗装後の乾燥炉に於るシー
ム部の浮きあるいは、剥離というような現象もなく、し
かも極めて高速の接着が可能であることを見い出したの
である。更に詳述するならば、該結晶性コポリアミド樹
脂の重合度は、25℃に於る0.5%m−クレゾール溶
液ての相対粘度(ηRel値)が1.70以上2.40
以下の値を示すものが好ましく、1.70以下では、接
着剤としての機械的強度に欠け、一方2.40以上ては
あまりにも分子量が高すぎるために溶融粘度(η.値)
が大きすぎて接着時に塗料との親和性に欠けるため高い
接着強度が得られない。また、6・12塩以外の他のポ
リアミド生成可能物質のコポリアミドに占める割合は前
述したように10〜35重量・%、好ましくは、15〜
3踵量%が良く、1睡量%以下てはコポリアミドとして
の性能が発現出来ず、一方35重量%以上では、融点が
著じるしく低下するため接着剤としての耐熱性に欠ける
のて好ましくない。また6・控塩以外のポリアミド生成
可能物質であるが、その炭素数が13以下のものが好ま
しく、13以上では、共重合せしめたコポリアミド樹脂
の結晶性に乱れを与えやすく、安定した接着強度が得ら
れにくいという欠点が発現し、サイドシーム罐製造ライ
ンの安定な操業に悪影響を与えるので好ましくない。即
ち、該コポリアミド樹脂の融点に与える影響としては、
ポリアミド生成可能物質の組成よりむしろ、その量であ
ることと、炭素数13以上の特殊なポリアミドを用いて
も一般に安価でかつ安定したコポリアミドの提供に使用
されている炭素数13以下のポリアミド生成可能物質に
比べて、その経済性及び接着剤としての品質両面に於て
、一般に不利であるとともに、特異な効果も期待しがた
いからである。本発明に用いられる(■)の6・化塩以
外で且つ炭素数が13以下てある他のポリアミド生成可
能物質としては、炭素数が6〜13個のラクタム或いは
ω−アミノカルボン酸又は炭素数が6〜日個のアルキレ
ンジアミンと炭素数が6〜13個のアルカンジカルボン
酸の縮合物(ナイロン塩)が適当てある。前者の例とし
てはラウリンラクタム、力プロラクタム、カプリルラク
タム、ω−アミノカプリン酸、ω−アミノペラゴイン酸
、ω−アミノウンデカン酸、ω−アミノトリデカノイツ
ク酸等がある。又後者の縮合物の例としては、ヘキサメ
チレンジアミン酸塩、ヘキサメチレンジアミンセバシン
酸塩、ヘキサメチレンジアミントリデカンジカルボン酸
塩等のナイロン塩および上記アルカンジカルボン酸とデ
カメチレンジアミンとの塩又はトリデカンジアミンとの
塩がある。本発明による該結晶性コポリアミド樹脂は、
従前技術と比較した場合、その波断伸度が大きく、柔軟
であるため、蓋の巻締行程におけるクラック発生が無い
。しかも融点は170〜200℃と従前技述とそれとほ
ぼ同等で理想的であり、高速接着に充分適応しうるもの
である。以下、具体的な実施例を挙けて本発明の詳細な
説明する。実施例1 表1に各種性能を比較するために作製した接着剤の試料
番号と組成及びその熱的性質を示す。
表1より、NO.l即ち、ナイロン12ホモポリマーは
熱的性質の点では、罐のサイドシームという高速接着の
目的には適した値を有している。NO.2は、融点が低
く接着剤としての耐熱性に欠ける。NO.3、及ひNO
.4、すなわち、本発明による実施例は熱的性質の点で
ナイロン12ホモポリマーの有する長所を具備しており
、高速接着に適したものであることを示している。そし
て、NO八即ち、6・12塩50重量部とラウリンラク
タム50重量部とからなるコポリアミドは、融点が低く
、本目的にはその耐熱性の点に於で使用出来るものでは
ない。
熱的性質の点では、罐のサイドシームという高速接着の
目的には適した値を有している。NO.2は、融点が低
く接着剤としての耐熱性に欠ける。NO.3、及ひNO
.4、すなわち、本発明による実施例は熱的性質の点で
ナイロン12ホモポリマーの有する長所を具備しており
、高速接着に適したものであることを示している。そし
て、NO八即ち、6・12塩50重量部とラウリンラク
タム50重量部とからなるコポリアミドは、融点が低く
、本目的にはその耐熱性の点に於で使用出来るものでは
ない。
実施例2
実施例1で記載したNO.l−NO.5これら5種類の
樹脂の破断強度、破断伸度及ひ弾性率の値を表2に示す
。
樹脂の破断強度、破断伸度及ひ弾性率の値を表2に示す
。
表2より、NO.l及びNO.2、すなわち、ナイロン
12ホモポリマー或いは、ナイロン12コポリマーより
も、NO.3、NO.4、即ち、6・1?85重量部と
ラウリンラクタム15重量部、及び6・1憔7轍量部と
ラウリンラクタム3唾量部からなる本発明による結晶性
コポリアミドは破断伸度も大きく、しかも弾性率が小さ
い。
12ホモポリマー或いは、ナイロン12コポリマーより
も、NO.3、NO.4、即ち、6・1?85重量部と
ラウリンラクタム15重量部、及び6・1憔7轍量部と
ラウリンラクタム3唾量部からなる本発明による結晶性
コポリアミドは破断伸度も大きく、しかも弾性率が小さ
い。
この事は、前述したようにサイドシーム后に行われる蓋
の巻締加工時に於る加工適性に優れるため、接着剤フィ
ルムのクラック等が発生しにくいという利点がある。又
、NO.飄すなわち、6・12塩50重量部とラウリン
ラクタム50重量部とを配合したものは、結晶性コポリ
アミドでなくなり、非晶性コポリアミドとなつて、破断
強度、破断伸度共に低下し、しかも弾性率も低下しすぎ
て機械適性が著じるしく悪くな*水り使用し難くなる。
実施例3 実施例1の表1に示した5種類の樹脂ペレットを用いT
−ダイスを具備した40Wr1n押出機を用い80mの
フィルムを作製した。
の巻締加工時に於る加工適性に優れるため、接着剤フィ
ルムのクラック等が発生しにくいという利点がある。又
、NO.飄すなわち、6・12塩50重量部とラウリン
ラクタム50重量部とを配合したものは、結晶性コポリ
アミドでなくなり、非晶性コポリアミドとなつて、破断
強度、破断伸度共に低下し、しかも弾性率も低下しすぎ
て機械適性が著じるしく悪くな*水り使用し難くなる。
実施例3 実施例1の表1に示した5種類の樹脂ペレットを用いT
−ダイスを具備した40Wr1n押出機を用い80mの
フィルムを作製した。
次いで0.27TKmの厚さのTFS板にエポキシ・フ
ェノリック系樹脂を乾燥厚味が5μになるように塗布し
、200′Cで1紛間焼付コートしたものを使用し、こ
の塗装TFS板の間にそれぞれの接着試験フィルムを挟
み、熱板ブレスを用い、圧力ニ20k9′Clll時間
=1.@を一定にし、温度を種々変えてホットメルト接
着させた。表3には、これらの接着試料の常態でのT一
剥離強度とそのバラツキおよび165℃で5分間熱履歴
を経たあとでのT一剥離強度を示す。表3から、試料番
号1、すなわち、ナイロン12ホモポリマーは接着強度
とりわけ低温側での接着強度が低くしかもバラツキが大
きい。
ェノリック系樹脂を乾燥厚味が5μになるように塗布し
、200′Cで1紛間焼付コートしたものを使用し、こ
の塗装TFS板の間にそれぞれの接着試験フィルムを挟
み、熱板ブレスを用い、圧力ニ20k9′Clll時間
=1.@を一定にし、温度を種々変えてホットメルト接
着させた。表3には、これらの接着試料の常態でのT一
剥離強度とそのバラツキおよび165℃で5分間熱履歴
を経たあとでのT一剥離強度を示す。表3から、試料番
号1、すなわち、ナイロン12ホモポリマーは接着強度
とりわけ低温側での接着強度が低くしかもバラツキが大
きい。
Claims (1)
- 1( I )6・12塩と(II)ラウリンラクタムを重量
比で90〜65:10〜35になるよう共重合せしめた
結晶性コポリアミド樹脂より成ることを特徴とする金属
用接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1601678A JPS6057472B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 金属用ホツトメルト接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1601678A JPS6057472B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 金属用ホツトメルト接着剤組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15552985A Division JPS61106624A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | コポリアミド樹脂の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54108832A JPS54108832A (en) | 1979-08-25 |
JPS6057472B2 true JPS6057472B2 (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=11904767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1601678A Expired JPS6057472B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 金属用ホツトメルト接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057472B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106624A (ja) * | 1985-07-15 | 1986-05-24 | Daicel Chem Ind Ltd | コポリアミド樹脂の製造法 |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP1601678A patent/JPS6057472B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54108832A (en) | 1979-08-25 |
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