JPS605728Y2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JPS605728Y2
JPS605728Y2 JP1975076638U JP7663875U JPS605728Y2 JP S605728 Y2 JPS605728 Y2 JP S605728Y2 JP 1975076638 U JP1975076638 U JP 1975076638U JP 7663875 U JP7663875 U JP 7663875U JP S605728 Y2 JPS605728 Y2 JP S605728Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
magnetic body
rotor
rotating
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975076638U
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English (en)
Other versions
JPS51155310U (ja
Inventor
憲二 古田
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP1975076638U priority Critical patent/JPS605728Y2/ja
Priority to DE2559837A priority patent/DE2559837C2/de
Priority to DE2559838A priority patent/DE2559838C2/de
Priority to DE19752531434 priority patent/DE2531434A1/de
Priority to US05/595,400 priority patent/US4093882A/en
Publication of JPS51155310U publication Critical patent/JPS51155310U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS605728Y2 publication Critical patent/JPS605728Y2/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転電機、詳しくは、回転軸に取り付けられ
たディスク形無鉄芯ローターを有していて、回転軸の軸
方向に永久磁石による界磁を持つ回転電機に関するもの
である。
回転軸の軸方向に永久磁石による界磁を有していて、デ
ィスク形無鉄芯ローターが用いられる回転電機は、薄い
ローターと永久磁石とを軸方向に並べて互いに対応させ
た構成を持つため、回転電機全体を偏平な超薄型に形成
することができ、そのため、好んで使用されている。
また、特にこの構成による電動機はコアーレスモーター
と呼ばれ、小型および超小型テープレコーダーのテープ
駆動用モーターに使用されている。
ところで、このような利点をもつ回転電機は、一般の回
転電機に較べて、磁束が少なく、軸方向に存在する機械
的な隙間に対して、回転時に回転軸を、その軸方向の一
方に引き寄せ、回転軸のガタ付を除去する力は殆んどな
い。
このために、回転しているときに回転軸がスラスト方向
に微小な振動を起し、その振動音が静かな回転動作を阻
害するばかりでなく、その振動が内部に配設されている
、刷子、整流子からなる整流装置に伝達されて、良好な
整流作用を妨げる現像を引き起すという欠点がある。
そして、このような欠点を有しているコアーレスモータ
ーがテープレコーダー等の音響機器に使用されている場
合には、上記振動が音響増巾器により増巾されて、これ
がノイズになるという好ましくない結果を招く。
本考案の目的は、回転軸の軸方向に発生する磁界を巧み
に利用し、ディスク形無鉄芯ローターを回転軸の一方の
軸受がわに押し付けることによって、従来の回転電機が
有している上述の欠点を除去した回転電機を提供するに
ある。
以下、本考案を図示の一実施例によって説明する。
なお、本実施例はコアーレスモーターに本考案を適用し
た場合について述べるが、これはジェネレーターの場合
にも全く同様である。
図において、モーター1のハウジング2は、短筒状の外
枠3と、この外枠3の上端面部に固定された円板状の上
側ヨーク4と、上記外枠3の下端面部に固定された円板
状の下側ヨーク5とで構成されている。
また、上記下側ヨーク5の外側面の中央部には、上面の
開放したカップ状の収納部材5aがヨーク5に一体に設
けられている。
この収納部材5aの上面開放部は、ハウジング2内に連
通しており、その内部の収納室6内には刷子7と整流子
8が配設されるようになっている。
そして、この下側ヨーク5と一体の収納部材5aの中央
部と上記上側ヨーク4の中央部には、出力軸である回転
軸9を回転自在に支持するための軸受10a、10bが
それぞれ取り付けられている。
この両軸受10a、10bによって、ハウジング2内を
上下に貫通して取り付けられた回転軸9の下側軸受10
b寄りの部分には、スラスト受け1ノツシヤー11とオ
イルカラー12とがそれぞれ嵌装されており、オイルカ
ラー12の上方の回転軸部分には、上記整流子8が固定
されている。
この整流子8には、上記刷子7が圧接している。
この刷子7は電気絶縁性部材13を介して収納部材5a
に取り付けられた刷子支持板14に取り付けられており
、刷子支持板14はそれぞれ自身が電源接続用の導電端
子を形成している。
また、ハウジング2内には、上記整流子8を介してディ
スク形無鉄芯ローター15が回転軸9に一体に取り付け
られており、このディスク形無鉄芯ローター15の上方
には、同ディスク形無鉄芯ローター15に対応して上側
ヨーク4に固定された2個の永久磁石16.17が配設
されている。
本考案においては、この界磁用の2個の永久磁石16.
17と回転軸9間とに存在する間隙18を利用し、同間
隙18内に回転軸9に嵌装された磁性体19を配設する
この磁性体19は本実施例では円筒体で構成されている
また、磁性体19の配設位置は、永久磁石16.17の
厚さ方向lに対して、多少上方または下方に片寄った位
置に配置されることが肝要であり、本実施例では、回転
軸9の上側軸受10a寄りの部分に嵌装されたスラスト
受はワッシャー20とスペーサー21によって、上記磁
性体19を、永久磁石16,17の厚さ方向eに対して
下方にずらして配設しである。
なお、図示されてはいないが、磁性体19を永久磁石1
6.17の厚さ方向eに対して多少上方に片寄った位置
に配置するには、図で例えば上側ヨーク4の軸受10a
の嵌装孔の径を磁性体19の径よりも大きくし、磁性体
19を回転軸9に沿つて上方に移動させ、そ上方部が嵌
装孔内に位置するよう配置すればよい。
その際、軸受10aも上方に移動[〜た位置に配置され
、スペーサ21は磁性体19の下方に配置される。
勿論、軸受10aの外径寸法及びスペーサ21の厚みは
図のものより大きくしなければならないことは言うまで
もない。
本考案の適用されたコアーレスモーター1は、以上のよ
うに構成されている。
次に、その作用を述べる。
今、このモーター1に導電端子を通じて電流を供給する
と、永久磁石16.17の主磁界内に配設されているデ
ィスク形無鉄芯ローター15は、周知の原理に基いて回
転し、回転軸9を回転させる。
また、上記主磁界の一部は、矢印a、bで示すように、
磁性体19にも作用し、この磁性体19内の磁束密度が
増すため、同磁性体19は上記間隔18内に向けて引き
込まれる力を生じる。
この力が生じると、磁性体19.1!ニ一体のディスク
形無鉄芯ローター15は上側軸受10aに向けて変位(
7、ディスク形無鉄芯ローター15を上側軸受10aが
わに向けて、常に押し付ける上記変位位置に、ディスク
形無鉄芯ローター15を配置させる。
従って、ディスク形無鉄芯ローター15は、この位置に
おいて、スラスト方向には振動せず、静かに回転する。
また、図示の実施例とは逆に磁性体19を永久磁石16
.17の厚さ方向lに対して多少上方に片寄った位置に
配置[7た場合には、ローター15は下側軸受10bに
押し付けられる向きに変位すること勿論である。
このように本考案は、従来のコアーレスモーターに磁性
体を付設し、これに主磁界の一部を作用させるだけでよ
く、これによって回転軸がスラスト方向に微小な振動を
起すことは兄事に除去される。
また、上記実施例はコアーレスモーターに本考案を適用
したが、ジュネレーターの場合にも同様に磁性体を設け
ればよい。
以上述べたように、本考案によれば、従来のこの種の回
転電機が有していた欠点を、回転電機そのものが有して
いる磁界を利用して巧みに解決した回転電機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例を示すコアーレスモーターの断
面図である。 1・・・・・・コアーレスモーター(回転電機)、9・
・・・・・回転軸、10a、10b・・曲軸受、15・
曲・ディスク形無鉄芯ローター 石、19・・・・・・磁性体。 16゜ 17・・・・・・永久磁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に取り付けられたディスク形無鉄芯ローターを有
    していて、上記回転軸の軸方向に永久磁石による界磁を
    持つ回転電機において、上記ディスク形無鉄芯ローター
    を境として、上記永久磁石がわに、上記回転軸に嵌装さ
    れた磁性体を配設し2、同磁性体を主磁界の一部の磁束
    によって上記軸方向に変移させることによりローターを
    常に一方の軸受がわに押し付けるようにしたことを特徴
    とする回転電機。
JP1975076638U 1974-03-07 1975-06-06 回転電機 Expired JPS605728Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975076638U JPS605728Y2 (ja) 1975-06-06 1975-06-06 回転電機
DE2559837A DE2559837C2 (de) 1974-07-13 1975-07-14 Gleichstrommotor
DE2559838A DE2559838C2 (de) 1974-07-13 1975-07-14 Elektromotor mit Vorrichtung zur Erzeugung von Drehzahlsignalen
DE19752531434 DE2531434A1 (de) 1974-03-07 1975-07-14 Kernloser elektromotor
US05/595,400 US4093882A (en) 1974-07-13 1975-07-14 Coreless motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975076638U JPS605728Y2 (ja) 1975-06-06 1975-06-06 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51155310U JPS51155310U (ja) 1976-12-10
JPS605728Y2 true JPS605728Y2 (ja) 1985-02-22

Family

ID=28551817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975076638U Expired JPS605728Y2 (ja) 1974-03-07 1975-06-06 回転電機

Country Status (1)

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JP (1) JPS605728Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110463Y2 (ja) * 1977-05-10 1986-04-03
KR20040041185A (ko) * 2002-11-08 2004-05-17 삼성전기주식회사 플랫 타입 모터

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413175Y1 (ja) * 1965-12-20 1969-05-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413175Y1 (ja) * 1965-12-20 1969-05-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51155310U (ja) 1976-12-10

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