JPS5817352Y2

JPS5817352Y2 - チヨウヘンペイコガタカイテンデンキ

Info

Publication number: JPS5817352Y2
Application number: JP15356074U
Authority: JP
Inventors: 皓小山内
Original assignee: オリンパス光学工業株式会社
Priority date: 1974-12-17
Filing date: 1974-12-17
Publication date: 1983-04-08
Also published as: JPS5178304U

Description

【考案の詳細な説明】この考案は、超偏平小型モーターもしくはジェネレータ
ーなどの、超扁平小型回転電機に関する。

超扁平小型回転電機は、薄いローターと１＊木磁１、：
１１石とを軸方向に並べて互に対応させた構成を持らもので
あって、軸方向の厚みを薄くシ、全体を小（転）：に纒
めた点を特徴としている。

′ □゛□゛□′らＮ１〜この考案では、ヨークに穿った本の・間、（、こブラシ
を配置し、この穴を塞ぐようにしてヨークに固定した支
持板によってブラシを支持し、また主軸の軸受けをこの
ブラシ支持板に固定することにより、さらにその小型化
を図ることを目的とする。

以下、本考案を適用したテープレコーダー用超扁平小型
モーターの場合を例に挙げて、本考案を詳細に説明する
。

第１図ないし第３図には、本考案を適用した超偏平小型
モーター１が示されている。

このモーター１のハウジング２は、上側ヨーク３と一体
の筒状外枠４を、円板状の下側ヨーク５に固着すること
によって構成されている。

この場合、下側ヨーク５の周面の下側部分は面取りされ
てローレツ）５ａを刻まれており、外枠４の下端周縁４
ａが、このローレツ）５ａ上にかしめ付けられている（
第３図参照）。

第１図において、上側ヨーク３の中央部分には、上側軸
受け６が嵌着されている。

一方、下側ヨーク５の中央部分には、ブラシ等を配設す
るための楕円形状の穴５ｂ（第３図参照）が穿たれてい
る。

下側ヨーク５の下面中央部には円形段部５Ｃが設けてあ
り、この円形段部５Ｃには、４本の取付けねじ７ａ
、７ｂ、７Ｃ，７ｄ（第３図参照）によって、
円板状のブラシ支持板８ａが固定されている。

そして、上記の穴５ｂは、このブラシ支持板８ａによっ
て覆われている。

ブラシ支持板８ａの中央部分には、下側軸受け８ｂが絶
縁性合成樹脂を用いて一体に成形されている。

上記の両軸受け６，８ｂは、モーター１の主軸、すなわ
ち出力軸１１を回動自在に支持している。

ハウジング２内において、出力軸１１の下側軸受け８ｂ
寄りの部分には、スラスト受はワッシャー１２３を、嵌
装・したのち絶縁管１３が固定してあり、また絶縁、、
、□ｔ１３”と上側軸受け６との間の部分には、上から
順“に２．スラスト受はワッシャー１２ｂおよび隔離
環１４′が嵌装されている。

一紹縁管１３には、整流子１５とローター支持体１６と
が嵌着されており、ローター支持体１６には、ローター
１７が装着されている。

そして、ローター１７の上方には、このローター１７に
対応して上側ヨーク３に固着した２個の永久磁石１８．
１９（第２図参照）が位置している。

ブラシ支持板８ａには、その前記穴５ｂに対応する部分
に、軸１１に関して対称に、２個の導電性ねじ２０．２
１（第３図参照）が螺合されている。

両ねじ２０．２１は、第１図においてねじ２１を以て示
すように、弾性を持つ導電体からなるブラシ保持体２２
の基部をブラシ支持板８ａに固定させると共に、それ自
身、外部接続用の導電端子の役割を果す。

第１図において、ブラシ保持体２２は、一旦これを上方
に折り曲げたのち折り返して、立ち上り部分２２ａと
折り返し部分２２ｂとを形成し、この立ち上り部分２
２ａと折り返し部分２２ｂとでブラシ２３ａ、
２３ｂの基部を挾み込み、その後折り返し部分２２
ｂの下端を前記ブラシ支持板８ａに穿った係止穴８Ｃに
嵌入させることにより、上記ブラシ２３ａ、２３
ｂを弾力的に保持している。

他方のねじ２０でブラシ支持板８ａに固定されるブラシ
保持体（図示されず）も、同様にして両ブラシ２３ａ
、２３ｂに対応するブラシ（図示されず）を保持して
おり、これらのブラシ２３ａ、２３ｂ等は、ロー
ター１７の下方において、整流子１５の周面にその自由
端部を摺接させる。

そして、整流子１５は、そのローター１７との接続面１
５ａを、ローター１７の上面、すなわち各ブラシ２３
ａ、２３ｂ等との摺接面の位置するがわとは反対が
わの面に対応させ、このローター１７と電気的に接続さ
れている。

そこで、両導電性ねじ２０，２１が電源（図示されず）
につながれると、ローター１７が、ブラシ２３ａ、
２３ｂ等および整流子１５を介して導通され、永久磁
石１８．１９との磁気的関係によって回転し、出力軸１
１によってその回転を出力される。

本考案においては、上述したとおり、ヨークに穿った穴
の間にブラシを配置し、この穴を塞ぐようにしてヨーク
に固定した支持板によってブラシを支持し、また主軸の
軸受けをこのブラシ支持板に固定した。

従って、超扁平小型モータが従来のものに比べてさらに
小型になるなどの効果が得られる。

なお、本考案はモーターのみならず、ジェネレーターに
も適用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一適用例を示す超扁平小型モーターめ
、第３図におけるＩ−Ｉ線に沿う断面図、第２図１１ま
第１図の■Ｉ−ＩＩ線に沿う断面図、第３図は第１図に
示した超扁平小型モーターの底面形状を示す下面図であ
る。８ａ、８ｂ・・・・・・絶縁性合成樹脂によって一体に
成形したブラシ支持板８ａと軸受け８ｂ。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

扁平なロータと、このロータに対応する永久磁石と、こ
れらの外側に配設された２つのヨークと、ブラシとを備
え、上記２つのヨークのうちロータ側に配設されたヨー
クに穴を穿ち、この穴の間にブラシを配置したことを特
徴とする超扁平小型回転電機。