JPS5812535Y2 - 速度発電機付小型直流電動機 - Google Patents

速度発電機付小型直流電動機

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Publication number
JPS5812535Y2
JPS5812535Y2 JP1977107327U JP10732777U JPS5812535Y2 JP S5812535 Y2 JPS5812535 Y2 JP S5812535Y2 JP 1977107327 U JP1977107327 U JP 1977107327U JP 10732777 U JP10732777 U JP 10732777U JP S5812535 Y2 JPS5812535 Y2 JP S5812535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
yoke
generator
coil bobbin
small
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977107327U
Other languages
English (en)
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JPS5432721U (ja
Inventor
秀夫 北沢
Original Assignee
伊那三協株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 伊那三協株式会社 filed Critical 伊那三協株式会社
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Publication of JPS5432721U publication Critical patent/JPS5432721U/ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、速度制御用速度発電機を有する小型直流電動
機に関するものである。
本出願人は、回転子軸端部に固定した永久磁石と、この
永久磁石を取り囲むくし歯形ヨークと、このヨーク外周
に嵌合した発電コイル巻回ボビンとからなる発電機を具
備する小型直流電動機において、上記ヨークの平板状基
部を2分割して離間対向させると共に、分割ヨークの各
基部にブラシを電気的に一体に取付けることによりヨー
クをブラシターミナルとして兼用させたことを特徴とす
る速度発電機付小型直流電動機を考案して先に実用新案
登録出願をした(実願昭52−66509号)。
ところで、上記出願に係る小型直流電動機はもちろん、
一般の回転電機においては電気ノイズ防止手段が施され
ており、その一つに、正端子と負端子のうちの一方を回
転電機本体にアースとして落す方法がある。
この方法の中にも、端子のうちの一つを、ブラシホルダ
ーケースにブラシターミナル固定用ねし又ははとめで接
続したり、ブラシターミナルを直接ケースに接続するな
どの方法がある。
しかし、何れの接続手段による場合でも、ねじ締め作業
、はとめのかしめ作業、半田付作業等の面倒な作業を必
要としていた。
本考案の目的は、前記出願に係る考案のように発電機の
ヨークをブラシターミナルとして兼用させた速度発電機
付小型直流電動機において、端子の一つをきわめて簡単
な手段により本体にアースと七て落し得るようにするこ
とにある。
以下、図示の実施例によって本考案を説明する。
本考案の小型直流電動機に用いられる速度発電機部の固
定子は、第1図に示されるように、外周溝に発電用コイ
ル10を適宜数巻回わしたドーナツ状コイルボビン11
と、このコイルボビンを両端から挾み込むヨーク20お
よび2分割ヨーク30.40とによって構成されている
コイルボビン11は中央に円筒状の孔12を有すると共
に両端にフランジ13.14を有しており、一方のフラ
ンジ14には適宜数の突起19が形成されている。
他方のフランジ13にも上記突起19に相当する突起が
形成されているものとし、また、フランジ13の外周縁
部には、一対の柱15.16が、半径方向に突出し、か
つ、ヨーク20の方に伸び出た形で一体に形成されてい
る。
上記各社15,16には、それぞれ長さ方向に二つの角
孔17,18が穿たれている。
ヨーク20はドーナツ盤状の基部21と、この基部の内
周縁部に突設され、かつ、折り曲げられたくし歯部22
と、前記コイルボビン11のフランジ13に形成された
図示されない突起に嵌まるべき孔24と、基部21の周
縁の、コイルボビン11における一対の柱15.16と
対向すべき位置に形成された切除縁部23 、23とよ
りなっている。
2分割ヨーク30.40は、相互の分割端面を適宜の間
隔を存して対向させた状態において上記ヨーク20と略
同様のヨークを構成するように、それぞれ基部31.4
1と、くし歯部32 、42と、コイルボビン11に形
成された突起19に嵌められるべき孔34゜44を有し
ている。
ヨーク30.40の各基部31.41には、くし歯部3
2.42の反対がわに突出するようにそれぞれ折曲部3
5.45が形成されており、この各折曲部には電動機用
のブラシ36.46の基部が電気的に一体に固着されて
いる。
各ヨーク30.40の基部31.41における二対の対
向部のうち片方の対向縁部には、それぞれ外周縁寄りの
部位においてブラシ端子37.47の一端が固着され、
この各ブラシ端子がコイルボビン11における二つの角
孔17をそれぞれ貫通するようになっている。
ヨーク30の基部31の外周縁部であって、他方のヨー
クとの対向部のうちブラシ端子37.47固着部と反対
がわの対向縁部には、鉤形のアース端子突片38が半径
方向に突設されている。
前記コイルボビン11の柱16に穿たれた二つの角孔1
8にはそれぞれ発電機出力端子61.62が貫通固着さ
れ、これら端子の基端部に発電用コイル10の各端部が
電気的に固着されるようになっている。
前記ヨーク20はそのくし歯部22をコイルボビン11
における円筒状の孔12の周壁に沿わせながら嵌め、か
つ、孔24をコイルボビン11における図示されない突
起に嵌め込んで位置決めをなす。
次に、2分割された一対のヨーク30.40はそのブラ
シ端子37.47をコイルボビン11の角孔17,17
にそれぞれ貫通させると共に、くし歯部32,42をコ
イルボビン11の孔12の周壁に沿って嵌め、さらに、
孔34.44をコイルボビンの突起19に嵌め込んで位
置決めをなす。
こうすることにより、ヨーク20のくし歯と2分割ヨー
ク30.40のくし歯とが、適宜の間隔を存してコイル
ボビンの孔12の周壁に沿い交互に円筒状に配列される
と共に、2分割ヨーク30.40の相互間に間隙が形成
されて相互に絶縁された状態となる。
そして、コイルボビンの角孔18,18には発電機出力
端子61.62を貫通固定し、コイルボビンの柱16か
ら突出した上記端子61.62の基部には発電用コイル
10の各端部を電気的に固着する。
また、−4二記端子61.62および電動機用ブラシ端
子37,47の先端部はコイルボビン11の柱15,1
6から突出させる。
このようにして組立てた発電機の固定子は、第3図に示
すように、皿状の発電機ケース50内に収納する。
この発電機ケース50の開口端部には電動機ケース51
を嵌合固着し、発電機ケース50と電動機ケース51と
により、適宜の軸受を介して電動機出力軸52を回転自
在に支持する。
この出力軸52には、環状の永久磁石53を、前記コイ
ルボビン11、ヨーク20,30.40でなる発電機固
定子によって囲繞されるような位置において予め固着し
ておく。
この永久磁石53の周面には、N極とS極が交互に形成
されるように着磁されているものとする。
従って、軸52と一体に磁石53が回転することにより
、回転速度に応じた電圧がコイル10に生じる。
また、軸52上には、コア54と巻線55でなる電動機
の回転子56を一体に形成し、回転子56と永久磁石5
3との間において整流子57を一体に形成する。
整流子57に対しては、2分割ヨーク30.40にそれ
ぞれ固着したブラシ36.46の自由端部を、対陽部位
において圧接させる。
なお、電動機ケース51には、ヨーク30におけるアー
ス端子突片38およびコイルボビン11における柱16
を逃がすための切欠59(第2図参照)を形成し、この
切欠から上記アース端子突片38を突出させ、この突片
の鉤部を半径方向の線に沿って折り曲げることにより、
突片38を電動機ケース51に圧接させる。
また、発電機ケース50には、コイルボビン11の柱1
5を逃がすための切欠60を予め形成しておく。
コイルボビン11の柱15.16から突出したブラシ端
子37゜47および発電機出力端子61.62には、速
度制御回路用プリント基板63を嵌合固定し、所定のプ
リントパターンに電気的に接続する。
そこで、ブラシ端子37.47に電源を接続すると、2
分割された各ヨーク30.40、ブラシ36.46およ
び整流子57を介して電動機コイル55に通電され、こ
のコイルと固定子磁石58を含む電動機部における上記
コイルに回転トルクを生じ軸52が回転する。
軸52の回転速度に応じて前述の通り発電機のコイル1
0の出力が変わる。
プリント基板63上に構成された制御回路は上記コイル
10の出力に応じてブラシ端子37.47に加える電源
を制御し、電動機の回転速度を一定に維持する。
このように構成された速度発電機付電動機は、さらにシ
ールドケースに収納される場合もあり得る。
本考案によれば、発電機固定子におけるヨークを2分割
してブラシターミナルを兼用させると共に、2分割ヨー
クの片方に設けた鉤形突片を電動機本体に圧接させるこ
とにより、正負の端子のうちの一方をアースとして落し
てこれを電気ノイズ防止手段としたから、電気ノイズ防
止手段をきわめて容易に施すことができるし、アースと
して落すためのねじ、はとめ等を必要としないから、部
品も少なくて済む。
また、鉤形突片を電動機本体に圧接させた状態では電動
機部と発電機部との結合が強固になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いられる発電機固定子部の例を示す
分解斜面図、第2図は同上発電機固定子を用いた本考案
の実施例を示す外観斜面図、第3図は同上断面図である
。 10・・・・・・発電コイル、11・・・・・・コイル
ボビン、20・・・・・・ヨーク、30.40・・・・
・・2分割ヨーク、22,32.42・・・・・・くし
歯部、38・・・・・・アース端子突片、51・・・・
・・電動機ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 速度発電機の一方のヨークを2分割し、それぞれの分割
    ヨークをブラシターミナルと兼用させた速度発電機付小
    型直流電動機において、分割ヨークの一方にアース端子
    突片を設けてこれを電動機ケースから突出させ、さらに
    、上記突片を折り曲げて電動機ケースと当接させた速度
    発電機付小型直流電動機。
JP1977107327U 1977-08-10 1977-08-10 速度発電機付小型直流電動機 Expired JPS5812535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977107327U JPS5812535Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 速度発電機付小型直流電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977107327U JPS5812535Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 速度発電機付小型直流電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5432721U JPS5432721U (ja) 1979-03-03
JPS5812535Y2 true JPS5812535Y2 (ja) 1983-03-10

Family

ID=29051333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977107327U Expired JPS5812535Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 速度発電機付小型直流電動機

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JP (1) JPS5812535Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS425144Y1 (ja) * 1965-01-07 1967-03-16
JPS488004U (ja) * 1971-06-08 1973-01-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS425144Y1 (ja) * 1965-01-07 1967-03-16
JPS488004U (ja) * 1971-06-08 1973-01-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5432721U (ja) 1979-03-03

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