JP4244419B2 - ステッピングモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種のステッピング駆動を要する機器に用いられるステッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、高い位置決め精度や所定の回転角度を要求される機器の駆動源として、電気パルスを入力とし、パルス数に対応した機械的角度を出力とするステッピングモータが広く用いられている。
図4〜図6は、従来のこの種のステッピングモータを示すもので、図中符号1がこのステッピングモータのモータ本体である。
このモータ本体1は、ステータ部2とロータ3とから概略構成されたものである。ここで、上記ステータ部2は、円環状をなし、内周縁に櫛歯状の極歯が複数形成されるとともに、互いの各極歯を交互に等間隔に配列されて組合わせられた二対のフィールドプレート5a、5b、6a、6bによって2組のヨークを構成し、このヨークの外周にボビン7を一体的に設け、かつこのボビン7の外周にコイル巻線8a〜8dを巻回することにより、多相コイルを構成したものである。そして、このステータ部2の中心部空間に、上記ロータ3が回転自在に設けられている。このロータ3は、出力軸3aと、この出力軸3aに一体的に固定されてステータ部2内において上記極歯と微小間隔を介して対向する大径の永久磁石3bとからなるもので、上記永久磁石3bの外周面は、周方向に順次異なる磁極に着磁されている。
そして、上記モータ本体1は、有底円筒状のケーシング10内に嵌合されて、ケーシング10の開口端部が蓋11によって閉じられることにより、上記ケーシング10内に収納されている。
【0003】
上記ボビン7には、端子取付部材20が一体に形成され、この端子取付部材20に5本の端子21〜25が一列に取り付けられている。
ここで、各端子21〜25には、上記蓋11側に突出する接続部21a〜25aと、各接続部21a〜25aから屈曲されてケーシング10の切欠き部に設けられたコネクタカバー26から突出するとともに、その端部がさらに図6中下方に屈曲された外部接続部21b〜25bが形成されており、上記接続部21a〜25aに、それぞれ多相コイルの各コイル巻線8a〜8dの端部が巻回されている。
【0004】
すなわち、図7に示すように、主に上記コイル巻線8a、8bに巻回される2本コイル線の巻始め端部がそれぞれ上記接続部21aおよび接続部23aに巻回され、ボビン7に上記コイル巻線8a、8bとして巻回された後の端部が、それぞれ上記接続部23aおよび25aに巻回されている。また、主に上記コイル巻線8c、8dに巻回される2本のコイル線の巻始め端部がそれぞれ上記接続部22aおよび23aに巻回され、ボビン7に上記コイル巻線8c、8dとして巻回された後の端部が、それぞれ上記接続部23aおよび24aに巻回されている。これにより、多相コイルの各コイル巻線8a〜8dの端部が各々巻回される5本の端子21〜25のうちの中央部に位置する端子23が、上記多相コイルの共通端子とされ、そしてこれら5本の端子21〜25の外部接続部21b〜25bが直接外部コネクタと接続するための外部接続端子とされている。
【0005】
以上の構成からなるステッピングモータにおいては、外部コネクタから、中央部に位置する端子23の外部接続部23bを共通端子として、それぞれ外部接続部21b、25b、22b、24bに所定の電気パルスを入力することにより、外周面に順次異極の着磁が施された永久磁石3bを回転させてロータ3をステッピング駆動させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ステッピングモータをエアコン等に組み込んで、当該ステッピングモータをCPU(中央演算処理装置)などの制御装置に接続して駆動制御しようとする場合などに、エアコン等の装置の小型化のために平行ケーブルを用いた一体型の通常の外部コネクタを用いようとすると、電源端子が端部に位置することになるので、従来のように共通端子が中央部に位置するステッピングモータにおいては接続のために特殊な接続構造を余儀なくされ、その結果装置の小型化に支障を来すという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、制御装置などと通常の外部コネクタを用いて簡単に接続できて装置の小型化が可能なステッピングモータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、請求項1に記載の本発明に係るステッピングモータは、ボビンにコイル巻線が巻回された多相コイルを有するモータ本体がケーシン グ内に収納されてなり、外部コネクタが上記多相コイルと電気的に接続されるステッピングモータであって、上記ボビンに、上記多相コイルの各コイル巻線の端部が巻回される複数本の端子を一列に配設し、この一列の端部に位置する上記端子の上記コイル巻線が接続される接続部に、全ての上記コイル巻線の一方の端部を巻回し、且つ他の上記端子の上記接続部に、上記コイル巻線の他方の端部をそれぞれ巻回することにより、上記端部に位置する上記端子を上記多相コイルの共通端子とするとともに、当該複数本の端子に、上記外部コネクタを直接接続するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項1に記載のステッピングモータにおいては、端部に位置する端子を共通端子としたため、エアコン等に組み込んで、制御装置に平行ケーブルを用いた一体型の外部コネクタによって接続し駆動制御しようとする場合などに、通常の外部コネクタによって簡単に接続できるので、装置の小型化が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明に係るステッピングモータの一実施の形態を示すもので、図1はステータ部の側面図、図2はステータ部の平面図、図3は端子とコイル巻線との接続図である。なお、これらの図において、図4〜図7に示したものと同一構成要素には同一符号を付してその説明を簡略化する。
【0010】
このステッピングモータにおいては、図1および図2に示すように、ボビン37に、端子取付部材40が一体に形成され、この端子取付部材40に5本の端子41〜45が一列に取り付けられている。
ここで、各端子41〜45には、ボビン37の軸線方向外方に突出する接続部41a〜45aと、各接続部41a〜45aから屈曲されてボビン37の半径方向外方に突出する外部接続部41b〜45bが形成されており、上記接続部41a〜45aに、それぞれ多相コイルの各コイル巻線8a〜8dの端部が巻回されている。
【0011】
すなわち、図3に示すように、主に上記コイル巻線8a、8bに巻回される2本コイル線の巻始め端部がそれぞれ上記接続部41aおよび接続部42aに巻回され、ボビン7に上記コイル巻線8a、8bとして巻回された後の端部が、それぞれ上記接続部44aおよび41aに巻回されている。また、主に上記コイル巻線8c、8dに巻回される2本のコイル線の巻始め端部がそれぞれ上記接続部41aおよび43aに巻回され、ボビン7に上記コイル巻線8c、8dとして巻回された後の端部が、それぞれ上記接続部45aおよび41aに巻回されている。これにより、多相コイルの各コイル巻線8a〜8dの端部が各々巻回される5本の端子41〜45のうちの端部に位置する端子41が、上記多相コイルの共通端子とされ、そしてこれら5本の端子41〜45の外部接続部41b〜45bが直接外部コネクタと接続するための外部接続端子とされている。
【0012】
このように構成されたステータ部52の中心部空間には、従来と同様に、ロータ3が回転自在に設けられてモータ本体が構成され、このモータ本体がケーシング10内に嵌合されて、ケーシング10の開口端部が蓋11によって閉じられることにより、ケーシング10内に収納される。
【0013】
以上の構成からなるステッピングモータにおいては、エアコン等に組み込まれて、制御装置等に平行ケーブルを用いた一体型の通常の外部コネクタに接続され、端部に位置する端子41の外部接続部41bを共通端子として、それぞれ外部接続部42b、43b、44b、45bに所定の電気パルスを入力することにより、外周面に順次異極の着磁が施された永久磁石3bを回転させてロータ3をステッピング駆動させるようになっている。
【0014】
このようなステッピングモータにあっては、端部に位置する端子41を共通端子としたため、エアコン等に組み込んで、制御装置に平行ケーブルを用いた一体型の外部コネクタによって接続し駆動制御しようとする場合などに、通常の外部コネクタによって簡単に接続できるため、装置の小型化が可能である。
【0015】
なお、上記実施の態様では、端子41を共通端子としたが、これに代えて、他方の端部に位置する端子45を共通端子とするように構成しても良い。
【0016】
また、図3における巻線8a〜8dの巻回方法に代えて、例えば次のようにしても良い。すなわち、主に上記コイル巻線8a、8bに巻回される2本コイル線の巻始め端部をそれぞれ上記接続部41aおよび接続部42aに巻回し、ボビン7に上記コイル巻線8a、8bとして巻回した後の端部を、それぞれ上記接続部43aおよび41aに巻回する。また、主に上記コイル巻線8c、8dに巻回される2本のコイル線の巻始め端部をそれぞれ上記接続部41aおよび45aに巻回し、ボビン7に上記コイル巻線8c、8dとして巻回した後の端部を、それぞれ上記接続部44aおよび41aに巻回する。
これにより、多相コイルの各コイル巻線8a〜8dの端部が各々巻回される5本の端子41〜45のうちの端部に位置する端子41が、上記多相コイルの共通端子とされる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項に記載のステッピングモータによれば、一列に配設した複数本の端子の端部に位置する上記端子の上記コイル巻線が接続される接続部に、全ての上記コイル巻線の一方の端部を巻回し、且つ他の上記端子の上記接続部に、上記コイル巻線の他方の端部をそれぞれ巻回することにより、上記端部に位置する端子を共通端子としたため、エアコン等に組み込んで、制御装置に平行ケーブルを用いた一体型の外部コネクタによって接続し駆動制御しようとする場合などに、通常の外部コネクタによって簡単に接続できるので、装置を小型化することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステッピングモータの一実施の形態を示す図であって、ステータ部の側面図である。
【図2】本発明のステッピングモータの一実施の形態を示す図であって、ステータ部の平面図である。
【図3】図2における端子とコイル巻線との接続図である。
【図4】従来のステッピングモータを示す縦断面図である。
【図5】図4のステータ部の平面図である。
【図6】図4の斜視図である。
【図7】図4における端子とコイル巻線との接続図である。
【符号の説明】
8a、8b、8c、8d コイル巻線
37 ボビン
41、42、43、44、45 端子

Claims (1)

  1. ボビンにコイル巻線が巻回された多相コイルを有するモータ本体がケーシング内に収納されてなり、外部コネクタが上記多相コイルと電気的に接続されるステッピングモータであって、上記ボビンに、上記多相コイルの各コイル巻線の端部が巻回される複数本の端子を一列に配設し、この一列の端部に位置する上記端子の上記コイル巻線が接続される接続部に、全ての上記コイル巻線の一方の端部を巻回し、且つ他の上記端子の上記接続部に、上記コイル巻線の他方の端部をそれぞれ巻回することにより、上記端部に位置する上記端子を上記多相コイルの共通端子とするとともに、当該複数本の端子に、上記外部コネクタを直接接続するようにしたことを特徴とするステッピングモータ。
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