JPH0223099Y2 - - Google Patents

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JPH0223099Y2
JPH0223099Y2 JP6112485U JP6112485U JPH0223099Y2 JP H0223099 Y2 JPH0223099 Y2 JP H0223099Y2 JP 6112485 U JP6112485 U JP 6112485U JP 6112485 U JP6112485 U JP 6112485U JP H0223099 Y2 JPH0223099 Y2 JP H0223099Y2
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JP
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rotor
stator
winding
plate
circuit board
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は偏平非接触型タコジエネレータに関
し、特に、全体構成を超偏平型に構成するための
新規な改良に関するものである。
b 従来の技術 従来、用いられていたこの種のタコジエネレー
タとしては、ドーナツ状をなすステータに形成さ
れた巻線は、トロイダル巻線構造であると共に、
このステータに対して、二相又は三相用の巻線が
形成されていた。
c 本考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前述の従来構成においては、出
力電圧を取出すための巻線部がトロイダル巻線構
造であるため、巻線工程及びその構造が極めて複
雑であり、巻線を行う巻線材の構造も複雑となつ
ていた。従つて、ステータを製作する歩留りが悪
く、コストアツプとなつていた。
又、ステータコアの内径と外径が異なるため、
特殊巻線機を用いても、整列巻きを正確に行うこ
とが困難であつた。そのため、量産における安定
した出力電圧を得ることが困難であり、必要以上
の検査工数が必要であつた。
d 問題点を解決するための手段 本考案は、以上のような欠点を速やかに除去す
るための極めて効果的な手段を提供することを目
的とするものであり、この目的を達成するための
本考案の要旨とするところは、デイスク形のステ
ータに面対向配設されたロータとからなる偏平非
接触型タコジエネレータにおいて、 前記ステータに設けられ磁性材よりなるステー
タ板と、前記ステータ板に重合され前記ステータ
板と共に重合体をなすプリント基板と、前記重合
体全体を保持するための絶縁部と、前記絶縁部の
外表面の直径方向に形成された巻線保持凹部と、
前記巻線保持凹部に巻回され前記プリント基板に
接続された巻線部と、前記ロータに設けられたロ
ータ軸と、前記ロータ軸に設けられたロータ板
と、前記ロータ板に設けられ軸方向に着磁された
マグネツト板とを備えた構成である。
e 作用 前記ロータを回転させることにより、ステータ
に誘起された出力電圧は、巻線部からプリント基
板を介して取出すことが出来る。
又、ロータ及びステータ共、超偏平型に構成さ
れているため、タコジエネレータ全体の構成を極
めて偏平型にすることが出来、偏平型直流モータ
等に取付けた場合に極めて好都合である。さら
に、ステータに巻回する巻線構造が、ステータ板
の直径方向に設けられるため、巻線作業及び工程
が極めて容易となり、巻線保持凹部を介して巻線
を行うため、巻線作業を容易、かつ、確実に行う
ことが出来る。さらに、これらの容易性のため、
量産における出力電圧の安定性を向上させ得るの
で、検査工数も低減できる。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による偏平非接触型タ
コジエネレータの好適な実施例について詳細に説
明する。
図面において、符号1で示されるものは、鉄等
の磁性材よりなるロータ板2及びこのロータ板2
に接合して設けられたマグネツト板3とからなる
ロータであり、このロータ1のロータ板2に形成
された取付孔2a内には、ロータ軸4が嵌合され
ている。前記マグネツト板3は、第5図に示すよ
うに、180゜ずつN・S極に形成された構成又は
130゜,230゜ずつN・S極に形成された構成が用い
られている。尚、本実施例ではN・S極が180゜づ
つ又は130゜+230゜としたが、必要に応じ任意の角
度に構成出来るものである。
前記ロータ軸4は、前記取付孔2a内から外方
に突出せず、前記取付孔20はドーナツ状でなく
円板状マグネツト板である前記マグネツト板3に
より封止されている。
次に、符号5で示すものは前記ロータ1とは非
接触で、かつ、非重合状態において隣接して面対
向配設されたデイスク形のステータであり、この
ステータ5は、磁性材からなるステータ板6、こ
のステータ板6に接合して一体的に重合体20を
なすように設けられたプリント基板7、前記ステ
ータ板6及びプリント基板7を内蔵するようにモ
ールド成型によつて形成された絶縁部8及びこの
絶縁部8の面上に巻回された巻線部9とから成
ぬ。この巻線部9は、前記絶縁部8において、そ
の表面部に前記ステータ板6の直径方向に形成さ
れた巻線保持凹部10内に設けられており、この
巻線部9はこの巻線保持凹部10をガイドとし、
これを介して巻回装着されている。
尚、本実施例においては、巻線部9を十文字状
に二相巻き構造としたが、三相巻、四相巻等、必
要に応じて任意に形成することが出来る。
次に、巻線部を二相及び三相巻とした場合の出
力電圧波形について詳述する。尚、ロータ1及び
ステータ5の外径は、30mmの構成を用いたもので
ある。
まず、ロータ1が第5図のAで示すように180゜
二等分形で、ステータ5が第3図のAで示すよう
に二相巻の場合、第6図のAで示すように、位相
a,b,が90゜ごとに異なると共に180゜ごとに反
転した位相の出力電圧波形として得られている。
又、ステータ5が第7図で示すように三相巻の場
合、第6図のBで示すように、位相a,b,cが
60゜ごとに異なると共に180゜ごとに反転した位相
の出力電圧波形として得られている。
さらに、ロータ1が第5図のBで示すように
130゜及び230゜二分形で、ステータ5が第3図のA
で示すように二相巻の場合、第8図で示すよう
に、位相a,bが130゜及び230゜ずつ反転した状態
の出力電圧波形が得られている。又、三相巻ステ
ータの場合も、前述と同様に出力電圧波形が得ら
れるため、説明は省略するものとする。
次に、以上のような構成において、本考案によ
る偏平非接触型タコジエネレータを作動する場合
について説明すると、まず、例えば、図示しない
直流モータの回転軸を前記ロータ軸として用い、
この回転軸(図せず)の先端に前記ロータ1を固
定的に装着する。さらに、前記ステータ5を前記
直流モータのハウジング端部に、第5図に示すロ
ータ1とステータ5の配置が第1図の関係となる
ように取付け、前記直流モータが回転作動する
と、前記ロータ1が回転を始め、ステータ5には
誘起電圧が発生すると共に、出力電圧が前記巻線
部9から得られ、この巻線部9に接続されたプリ
ント基板7からロータ1の回転数に比例した前述
のごとき出力電圧を取出すことが出来るものであ
る。
この場合、前記ロータ1とステータ5が間隔D
は小さい方が発電効率は高くなるが、この間隔D
は、本実施例において約0.5ミリ〜1.0ミリ位に設
定した場合、好適な結果が得られた。
尚、前述した絶縁部8は、モールド成型に限ら
ず、周知のように、独立して成形された絶縁部8
を後付けとして、ステータ板6とプリント基板7
を保持した場合も、同様の作用効果を得ることが
できるものである。
g 考案の効果 本考案による偏平非接触型タコジエネレータ
は、以上のような構成と作用とを備えているた
め、タコジエネレータ全体の構成を極めて偏平型
にすることが出来、特に、最近VTR、テープレ
コーダ等に用いられている直流偏平モータの回転
数制御用タコジエネレータに用いた場合、モータ
の偏平化に大きく寄与することが出来、その効果
は絶大なものがある。又、ステータに巻回する巻
線構造が、ステータ板の直径方向に設けられるた
め、巻線作業及び工程が極めて容易となり、巻線
保持凹部を介して巻線を行うため、巻線作業を容
易、かつ、確実に行うことが出来、それと共に出
力電圧が安定し、歩留りが良くなり、コストダウ
ンに大きく寄与することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による偏平非接触型タコジエネレ
ータを示すもので、第1図は全体構成を示す断面
図、第2図のAはステータに巻線を施す前の状態
を示す平面図、及び第2図のBは第2図のAの左
側断面図、第3図のA,Bは第2図のステータに
巻線を施した状態を示す平面図及び断面図、第4
図のA,Bはロータを示す断面図及び斜視図、第
5図のA,Bはロータのマグネツト板を示す構成
図、第6図のA,Bは出力電圧波形図、第7図は
ステータの他の実施例を示す平面図、第8図は出
力電圧波形図である。 1はロータ、2はロータ板、3はマグネツト
板、4はロータ軸、5はステータ、6はステータ
板、7はプリント基板、8は絶縁部、9は巻線
部、10は巻線保持凹部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイスク形のステータ5に面対向配設された
    ロータ1からなる偏平非接触型タコジエネレー
    タにおいて、 前記ステータ5に設けられ磁性材よりなるス
    テータ板6と、前記ステータ板6に重合され前
    記ステータ板6と共に重合体20をなすプリン
    ト基板7と、前記重合体20全体を保持するた
    めの絶縁部8と、前記絶縁部8の外表面の直径
    方向に形成された巻線保持凹部10と、前記巻
    線保持凹部10に巻回され前記プリント基板7
    に接続された巻線部9と、前記ロータ1に設け
    られたロータ軸4と、前記ロータ軸4に設けら
    れたロータ板2と、前記ロータ板2に設けられ
    軸方向に着磁されたマグネツト板3とを備え、
    前記巻線部9から出力電圧を取り出すように構
    成したことを特徴とする偏平非接触型タコジエ
    ネレータ。 (2) 前記絶縁部8は、モールド成型よりなること
    を特徴とする請求項1記載の偏平非接触型タコ
    ジエネレータ。
JP6112485U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0223099Y2 (ja)

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JP6112485U JPH0223099Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JPS61180580U JPS61180580U (ja) 1986-11-11
JPH0223099Y2 true JPH0223099Y2 (ja) 1990-06-22

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