JPS6056950A - シスタミンハロゲン化水素酸塩類の製造法 - Google Patents
シスタミンハロゲン化水素酸塩類の製造法Info
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- JPS6056950A JPS6056950A JP16316483A JP16316483A JPS6056950A JP S6056950 A JPS6056950 A JP S6056950A JP 16316483 A JP16316483 A JP 16316483A JP 16316483 A JP16316483 A JP 16316483A JP S6056950 A JPS6056950 A JP S6056950A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メルカプトアミンハロゲン化水素酸塩(以下
メルカプトアミン類とする)を過酸化水素で酸化する改
良されたシスタミン類の製造法に関するものである。
メルカプトアミン類とする)を過酸化水素で酸化する改
良されたシスタミン類の製造法に関するものである。
シスタミン類はパンテチンおよび放射線障害防護剤等の
医薬品原料として極めて有用な物質である。このシスタ
ミン類の製造方法としては、一般にメルカプトアミン類
を水溶液中で過酸化水素で酸化する方法が知られている
。
医薬品原料として極めて有用な物質である。このシスタ
ミン類の製造方法としては、一般にメルカプトアミン類
を水溶液中で過酸化水素で酸化する方法が知られている
。
しかし乍ら、メルカプトアミン類がハロゲン化水系酸塩
である場合には、化学反応当量あるいは少し過剰の過酸
化水素を用いても反応速度が遅く化学量論的に反応を完
結させるために長時間を要するという問題がある。一方
、過酸化水素を大過剰に用いれば斯かる反応速度上の問
題は解決されるが、生成したシスタミンを濃縮して分1
17i1するに際し、上記の如き大過剰に使用して系内
に残留している過酸化水素がさらに濃縮されて爆発する
危険を伴うという分離工程上の問題が惹起する。
である場合には、化学反応当量あるいは少し過剰の過酸
化水素を用いても反応速度が遅く化学量論的に反応を完
結させるために長時間を要するという問題がある。一方
、過酸化水素を大過剰に用いれば斯かる反応速度上の問
題は解決されるが、生成したシスタミンを濃縮して分1
17i1するに際し、上記の如き大過剰に使用して系内
に残留している過酸化水素がさらに濃縮されて爆発する
危険を伴うという分離工程上の問題が惹起する。
本発明者らは、従来法の欠点を補うシスタミン類の製法
について鋭意検討した結果、メルカプトアミン類に対し
化学反応当量以下の過酸化水素を用いても、60〜96
%の反応率ならば低温でも比較的容易に反応が進行する
ことを見い出した。
について鋭意検討した結果、メルカプトアミン類に対し
化学反応当量以下の過酸化水素を用いても、60〜96
%の反応率ならば低温でも比較的容易に反応が進行する
ことを見い出した。
そして本発明者らがさらに検討したところ、上記酸化反
応率60〜96チなる値はまた、次のごとき重要−家意
義を有することが明らかとなった。
応率60〜96チなる値はまた、次のごとき重要−家意
義を有することが明らかとなった。
すなわち、本発明の目的たるシスタミン類は先に述べた
如く、医薬品原料等として重要な物質であるが、このた
めの規格としてかなり高純度(少なくとも98チ以上)
が要求される。したがって上記酸化反応で得られた粗シ
スタミン類はそのままでは上記用途に供しえず、少くと
も有機溶媒による再結晶等で純度をあげる工程を含むこ
とが要求される。
如く、医薬品原料等として重要な物質であるが、このた
めの規格としてかなり高純度(少なくとも98チ以上)
が要求される。したがって上記酸化反応で得られた粗シ
スタミン類はそのままでは上記用途に供しえず、少くと
も有機溶媒による再結晶等で純度をあげる工程を含むこ
とが要求される。
一般に、7スタミン類とメルカプトアミン類のアルコー
ル類に対する溶解度が高いことは知られているが、本発
明者らはシスタミン類がメルカプトアミン類に比べ溶解
度が低いことに着目し、溶解度差を利用したシスタミン
類とメルカプトアミン類の抽出分離精製法をさきに完成
した。しかして意外なことに、メルカプトアミン類を溶
解した浴剤知には、溶剤単独の場合に比ベシスタミン類
がより溶は易いという性質があり、溶解度差を利用して
未反応のメルカプトアミン類を抽出分離しイIIる限界
純度が丁度上記酸化反応率6 D−%に相当することが
明らかとなったのである。
ル類に対する溶解度が高いことは知られているが、本発
明者らはシスタミン類がメルカプトアミン類に比べ溶解
度が低いことに着目し、溶解度差を利用したシスタミン
類とメルカプトアミン類の抽出分離精製法をさきに完成
した。しかして意外なことに、メルカプトアミン類を溶
解した浴剤知には、溶剤単独の場合に比ベシスタミン類
がより溶は易いという性質があり、溶解度差を利用して
未反応のメルカプトアミン類を抽出分離しイIIる限界
純度が丁度上記酸化反応率6 D−%に相当することが
明らかとなったのである。
本発明は上記のごとき知見にもとづいてなされたもので
、 一般式(1) (式中、几l、几3、amおよびWは水素原子、低級ア
ルキル基、ヒドロキシ置換低級アルキル基を示し、互い
に同一でも異なっていてもよい。またXは)\、ロゲン
原子を示す。) で表わされるメルカプトアミンハロゲン化水素酸塩類(
以下メルカプトアミン類とする)を過酸化水素で酸化し
て 一般式(n) (式中、几1、R冨、R3、几゛およびXは一般式(1
)の場合に同じ意味をあられす。) で表わされるシスタミンノ〜ロゲン化水素酸塩類(以下
シスタミン類とする)を製造するに当り、上記シスタミ
ン類への反応率が60〜96%の範囲で上記酸化反応を
停止し、その後常圧あるいは減圧下に濃縮乾固し、得ら
れた粗シスタミン類をアルコール等の溶剤で抽出分離す
ることを特徴とする高純度シスタミン類の製造方法を提
供するものである。
、 一般式(1) (式中、几l、几3、amおよびWは水素原子、低級ア
ルキル基、ヒドロキシ置換低級アルキル基を示し、互い
に同一でも異なっていてもよい。またXは)\、ロゲン
原子を示す。) で表わされるメルカプトアミンハロゲン化水素酸塩類(
以下メルカプトアミン類とする)を過酸化水素で酸化し
て 一般式(n) (式中、几1、R冨、R3、几゛およびXは一般式(1
)の場合に同じ意味をあられす。) で表わされるシスタミンノ〜ロゲン化水素酸塩類(以下
シスタミン類とする)を製造するに当り、上記シスタミ
ン類への反応率が60〜96%の範囲で上記酸化反応を
停止し、その後常圧あるいは減圧下に濃縮乾固し、得ら
れた粗シスタミン類をアルコール等の溶剤で抽出分離す
ることを特徴とする高純度シスタミン類の製造方法を提
供するものである。
以下、本発明の構成要件を分脱して説明する。
本発明におけるメルカプトアミン類゛1のノ・ロゲン化
水素酸と−しては、フッ化水素酸、塩化水素酸、臭化水
素酸、ヨウ化水系酸等が使用可能であり、なかでも塩化
水素酸および臭化水素酸が好ましく、さらに塩化水素酸
が最も好ましい。
水素酸と−しては、フッ化水素酸、塩化水素酸、臭化水
素酸、ヨウ化水系酸等が使用可能であり、なかでも塩化
水素酸および臭化水素酸が好ましく、さらに塩化水素酸
が最も好ましい。
本発明はシスタミン類への酸化反応率が60〜93%の
範囲で反応を停止することを要件の一つとしているが、
該反応率を得るための酸化反応条件としては、上記した
様に、過酸化水素のモル数をメルカプトアミン類に対し
化学反応当量以下にすることが好ましく、またこの範囲
で目標とする反応率に見合ったモル数を選択するのが望
ましい。
範囲で反応を停止することを要件の一つとしているが、
該反応率を得るための酸化反応条件としては、上記した
様に、過酸化水素のモル数をメルカプトアミン類に対し
化学反応当量以下にすることが好ましく、またこの範囲
で目標とする反応率に見合ったモル数を選択するのが望
ましい。
かかる条件を採用することにより、目標とする60〜9
3チの酸化反応率を0〜ioo℃という極めて容易な温
度範囲で、しかも2〜24時間という短時間で得ること
が可能となる。もし過酸化水素が反応当量で96チを越
える反応率をaようとすると、反応に要する時間が急激
に長くなる。
3チの酸化反応率を0〜ioo℃という極めて容易な温
度範囲で、しかも2〜24時間という短時間で得ること
が可能となる。もし過酸化水素が反応当量で96チを越
える反応率をaようとすると、反応に要する時間が急激
に長くなる。
そればかりか未反応の過酸化水素の分解が進行し、最終
的に98チ以上の反応率を得ることは不用能となり、工
業的に実施するには無理がある。
的に98チ以上の反応率を得ることは不用能となり、工
業的に実施するには無理がある。
本発明における酸化反応温度については、特に制限はな
いが、反応温度が高すぎると過酸化水素の分解反応が併
発するので、沸点以下、望ましくは60℃以下の反応温
度を採用することが好ましい。
いが、反応温度が高すぎると過酸化水素の分解反応が併
発するので、沸点以下、望ましくは60℃以下の反応温
度を採用することが好ましい。
かくのごとくして、酸化反応率が60〜93チに達した
時点で、反応を停止する。このためには用いた過酸化水
素が完全に反応した点を反応終了点とみなし、以下の如
き精製操作に移ればよい。
時点で、反応を停止する。このためには用いた過酸化水
素が完全に反応した点を反応終了点とみなし、以下の如
き精製操作に移ればよい。
すなわち、反応生成物から残留している水を常圧および
/又は減圧下に留去する。この間粗生成物たるシスタミ
ン類が溶融状態を保つ温度に保持することが望ましい。
/又は減圧下に留去する。この間粗生成物たるシスタミ
ン類が溶融状態を保つ温度に保持することが望ましい。
この温度は、たとえばビス(2−アミノエチル)ジスル
フィドの2塩化水素酸塩の場合は80℃以上である。
フィドの2塩化水素酸塩の場合は80℃以上である。
次にこの濃縮された粗生成物を有機溶媒に溶解する。有
機溶媒としてはアルコール、エステ/L/。
機溶媒としてはアルコール、エステ/L/。
エーテル等通常のものが使いうるが、メタノールへエタ
ノール、2−70パノール等のアルコール類が好適であ
り、中でもメタノールが最も好ましい。
ノール、2−70パノール等のアルコール類が好適であ
り、中でもメタノールが最も好ましい。
溶解操作としては濃縮物がまだ熱く溶融状態にあるうち
に例えば、メタノール溶媒の場合には上記粗生成物に対
し1.0〜10程度の重量比で添加し、よく混合し、し
かる後常温まで冷却してから未溶解のシスタミン類を沢
別して減圧乾燥することにより製品とする。
に例えば、メタノール溶媒の場合には上記粗生成物に対
し1.0〜10程度の重量比で添加し、よく混合し、し
かる後常温まで冷却してから未溶解のシスタミン類を沢
別して減圧乾燥することにより製品とする。
なお、上記シスタミン類を分離した後の抽出液(沢液)
には、未反応のメルカプトアミン類および溶剤の種類に
よってはかなりのシスタミン類が溶解しているが、この
粗生成物シま浴剤から回収し、前記酸化反応工程へ循環
することにより、シスタミン類を回収し、および未反応
のメルカプトアミン類は繰返し反応に供することができ
るので、最終的にはほぼ定量的に目的物である精製シス
タミン類を得ることができる。
には、未反応のメルカプトアミン類および溶剤の種類に
よってはかなりのシスタミン類が溶解しているが、この
粗生成物シま浴剤から回収し、前記酸化反応工程へ循環
することにより、シスタミン類を回収し、および未反応
のメルカプトアミン類は繰返し反応に供することができ
るので、最終的にはほぼ定量的に目的物である精製シス
タミン類を得ることができる。
以下実施例をあげて、本発明の実施の態様を具体的に説
明する。なお、これらの実施例は例示であり、本発明の
技術的範囲(特許法第70条)はなんらこれらに限定さ
れるものではない。
明する。なお、これらの実施例は例示であり、本発明の
技術的範囲(特許法第70条)はなんらこれらに限定さ
れるものではない。
実施例1
攪拌機、温度計、冷却管を備えた100004つロフラ
スコに2−メルカプトエチルアミン塩酸塩22.7 f
/ (0,2モル)と60チ過酸化水素′7.09(0
,062モル)を仕込み撹拌下50°Cで2時間反応さ
せた。反応終了後、減圧下に濃縮乾固して粗生成物22
.5.iilを得た。この物を液体クロマトグラフで分
析したところ、シスタミン塩酸塩62%であった。該粗
生成物にメタノール100Jを加えて未反応の2−メル
カプトエチルアミン塩酸塩を溶解し、未溶解分であるシ
ステアミン塩酸塩をf別した。その後減圧下60℃で2
時間乾燥し純度98.5 %のシスタミン塩酸塩13.
3.li+を得た。仕込み過酸化水素基準の収率は94
φであった。
スコに2−メルカプトエチルアミン塩酸塩22.7 f
/ (0,2モル)と60チ過酸化水素′7.09(0
,062モル)を仕込み撹拌下50°Cで2時間反応さ
せた。反応終了後、減圧下に濃縮乾固して粗生成物22
.5.iilを得た。この物を液体クロマトグラフで分
析したところ、シスタミン塩酸塩62%であった。該粗
生成物にメタノール100Jを加えて未反応の2−メル
カプトエチルアミン塩酸塩を溶解し、未溶解分であるシ
ステアミン塩酸塩をf別した。その後減圧下60℃で2
時間乾燥し純度98.5 %のシスタミン塩酸塩13.
3.li+を得た。仕込み過酸化水素基準の収率は94
φであった。
実施例2
実施例1と同様にして2−メルカプトエチルアミン塩酸
塩22.7 g(0,2モル)と30チ過酸化水素9.
1 ji (0,08モル)を撹拌下20℃で6時間反
応させた。反応終了後、減圧下に濃縮乾固し粗生成物2
2.59を得た。(シスタミン塩酸塩純度80チ)。こ
の粗生成物に2−プロノくノール100!gを加えて未
反応の2−メルカプトエチルアミン塩酸塩を溶解し、シ
スタミン塩酸塩をiFfflJした。これを減圧下60
℃で2時間乾燥し純度98.2%の目的物18.4gを
得た。仕込み′A酸化水素基準の収率は99%であった
。
塩22.7 g(0,2モル)と30チ過酸化水素9.
1 ji (0,08モル)を撹拌下20℃で6時間反
応させた。反応終了後、減圧下に濃縮乾固し粗生成物2
2.59を得た。(シスタミン塩酸塩純度80チ)。こ
の粗生成物に2−プロノくノール100!gを加えて未
反応の2−メルカプトエチルアミン塩酸塩を溶解し、シ
スタミン塩酸塩をiFfflJした。これを減圧下60
℃で2時間乾燥し純度98.2%の目的物18.4gを
得た。仕込み′A酸化水素基準の収率は99%であった
。
実施例3
実施例1と同様にして2−メルカプトエチルアミン臭化
水素酸塩31.6 、@ (0,2モノシ)と60チ過
酸化水素9.−1.9 (0,08モル)を撹(:1′
下10℃で8時間反応させた。反応終了後減圧下に濃縮
乾固し、粗生成物31.4 gを得た。この粗生成物に
エチルアルコール100gを加えて未反応の2−メルカ
プトエチルアミン臭化水素酸塩を溶解し、シスタミン臭
化水素酸塩をr別した。これを減圧下60℃で2時間乾
燥し、純度98.7%の目的物を得た。仕込み過酸化水
拭基準の収率は97チであった。
水素酸塩31.6 、@ (0,2モノシ)と60チ過
酸化水素9.−1.9 (0,08モル)を撹(:1′
下10℃で8時間反応させた。反応終了後減圧下に濃縮
乾固し、粗生成物31.4 gを得た。この粗生成物に
エチルアルコール100gを加えて未反応の2−メルカ
プトエチルアミン臭化水素酸塩を溶解し、シスタミン臭
化水素酸塩をr別した。これを減圧下60℃で2時間乾
燥し、純度98.7%の目的物を得た。仕込み過酸化水
拭基準の収率は97チであった。
実施例4
実施例1と同様にして2−メルカプトグロビルアミン塩
ば塩12.8.jil(0,2モル)と30チ過酸化水
素7.99 (0,07モル)を撹拌下50“Cで2時
間反応させた。以後実施例1と同様の操作な行ない、目
的のビス(1−メチル−2−アミノエチル)ジスルフィ
ド塩酸塩を93%の収率で得た。
ば塩12.8.jil(0,2モル)と30チ過酸化水
素7.99 (0,07モル)を撹拌下50“Cで2時
間反応させた。以後実施例1と同様の操作な行ない、目
的のビス(1−メチル−2−アミノエチル)ジスルフィ
ド塩酸塩を93%の収率で得た。
実施例5
実施例1と同様にして1−ヒドロキシメチル−2−メル
カプトエチルアミン塩酸塩14.4g(0,02モル)
と30チ過酸化水素1.6g(0,016モル)を30
℃で7時間反応させ、その後実施伊す1と同様の操作を
行ない、目的のビス(1−ヒト。
カプトエチルアミン塩酸塩14.4g(0,02モル)
と30チ過酸化水素1.6g(0,016モル)を30
℃で7時間反応させ、その後実施伊す1と同様の操作を
行ない、目的のビス(1−ヒト。
o キシ−2−アミノエチル)ジスルフィド8塩酸塩を
92チの収率で得た。
92チの収率で得た。
特許化願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式(1) (式中、几1、几3、R″および几4は水素原子、低級
アルキル基、ヒドロキシ置換低級アルキル基を示し、互
に同一でも異なっていてもよい。またXはハロゲン原子
を示す。) で表わされるメルカプトアミンハロゲン化水素酸塩類(
以後メルカプトアミン類とする)を過酸化水素で酸化し
て 一般式(II) ル゛ ル° R” R″ (式中、R′、R3、R1、R4およびXは一般式(1
)の場合と同じ意味を表す。) で示されるシスタミン・ハロゲン化水素酸塩類(以後シ
スタミン類とする)を製造するに当り、上記シスタミン
類への転化率が60〜93%の範囲で上記酸化反応を停
止し、得られた粗生成物を有機溶媒で抽出分離すること
を特徴とする高純度シスタミンハロゲン化水素酸塩類の
製造方法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、シス
タミン類への転化率が60〜96チの範囲で加水分解反
応を停止してシスタミンを含む反応混合物を得、該混合
物から水を除去した後、未反応のメルカプトアミン類を
有機溶媒で抽出分離することを特徴とする高純度シスタ
ミン類の製造法。 (3)特許請求の範囲第1′項または第2項のいずれか
に記載の方法において反応混合物から抽出分離した後の
抽出液中に溶解しているメルカプトアミン類を回収し、
酸化工程に循環することを特徴とする高純度シスタミン
類の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16316483A JPS6056950A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | シスタミンハロゲン化水素酸塩類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16316483A JPS6056950A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | シスタミンハロゲン化水素酸塩類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056950A true JPS6056950A (ja) | 1985-04-02 |
JPH0417184B2 JPH0417184B2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=15768446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16316483A Granted JPS6056950A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | シスタミンハロゲン化水素酸塩類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056950A (ja) |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP16316483A patent/JPS6056950A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417184B2 (ja) | 1992-03-25 |
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