JPS6056680A - フエンダプロテクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の前輪が収納されるホイールハウスの天
井部と形成する７エンダブロテクタに係り、特に、フロ
ント７エンダバネルに傷をつけないようにすると共に剛
性の向上２図ったフェンダプロテクタの改良に関する。

一般に、第１図に示すように、自動車のフロントホイー
ルハウスＨには、車両走行時にタイヤ１０からのスプラ
ッシュがフロント７エンダノぐネル１０車内側面やフー
ドリッジパネルの車外側面に飛散するのと防止するため
、フロントフェンダパネル（以下フェンダパネルといつ
）１のホイールオープニングライン３に沿い且つホイー
ル（図示せず）の上方ト覆うように７エンダブロテクタ
Ｐが配設されている。

従来、この種の７エンダブロテクタＰけ、第１図及び第
２図に示すように、樹脂で一体成形されており、ホイー
ルオープニングライン３に沿う略弓形状になっていると
共に、断面略半円筒状に形成されている。該７エンダブ
ロテクタＰの車内側端部は、フードリッジパネル２に当
接するように折曲された取付部４として形成されている
と共に、車外側端部は、ホイールオープニングライン３
に対応して車外側に向うように折曲された取付フランジ
５として形成されている。一方、フェンダパネル１には
ホイールオープニングライン３に沿って車内側に向う車
体フランジ６が折曲形成されており一この車体フランジ
６に上記取付フランジ５がビスＣ等で固定されると共に
、上記取付部４はビスＣ等でフードリッジパネル２に固
定されて、上記７エンダプロテクタＰは上記フェンダパ
ネル１と７＝ドリツジバネル２との間に配設される。上
記車体フランジ６への取付フランジ５の固定は、例えば
、第２図及び第３図に示すように、車体フランジ６の内
側面に取付フランジ５　？ｘ　ｉＫ合したもの（例えば
実開昭５７−４５４８３号）、又に、第４図に示すよう
に、車体フランジ６の外側面に取付フランジ５を接合し
たものがある（例えば実開昭５７−９６８３号）。

然しなから、このような従来のフェンダプロテクタにお
いて、第３図に示すように、前者、すなわち、車体フラ
ンジ６の内面に取付フランジ５分接合したものにあって
は、フェンダプロテクタＰは金属に比較して軟質の樹脂
成形品でアウタＰの車外側端部を車外側方に向けて折曲
形成されてはいるが、剛性が低く、撓み易くなっており
、それ故、フェンダプロテクタＰを組付ける際には、上
記車体フランジ６の面に上記取付フランジ５０面を位置
合せしてビスＣ等を装着することになるが、上記取付フ
ランジ５の位置合せが面倒になる分、組付作業性と損う
虞れがあるほか、寒暖の変化等によって７エンダブロテ
クタＰが伸縮すると、ビスＣ装着部位以外の７エンダブ
ロテクタＰの取付フランジ５が車体フランジ６に対して
相対移動してしまい、ビスＣ装着部位に無理な力がかか
り、これに伴ってフェンダプロテクタＰの取付具合と損
う虞れが生ずる。

また、上記取付フランジ５の外縁は、コスト低減の観点
から縁仕上げがなされておらず、その為、該外縁には切
断によるだれやかえり（以下バリアという）が必然的に
生じてしまう。それ故、組付は時や寒暖の変化によるフ
ェンダプロテクタＰの伸縮、フェンダプロテクタＰの成
形誤差並びにビスＣ等の取付孔の誤差等により、７エン
ダバネル１の車内側面に上記バリアが当接してしまう虞
れがあり、該当接によってフェンダパネル１の内側に傷
がついたような場合には、フェンダパネル１に塗布され
た塗料が剥れてしまい、この塗料の剥離部位から錆が発
生し易くなってフェンダパネル１の耐久性ト（１１つと
いう不具合があった。

一方、第４図に示すように、後者、すなわち、車体フラ
ンジ６の外面に取付フランジ５を接合したものにあって
は、前者の場合と同様に組イ４作業性を損うという不具
合に加えて、」二記取付フランジ５が車体フランジ６に
支えられていなｐことから、車体振動や寒暖の変化によ
る７エンダブロテクタＰの伸縮等により、ビスＣ装着部
位間に位置する上記取付フランジ５が波打つように撓み
変形してしまい、その分、数句具合のみならず外観品質
をも著しく損うという四顯があった。

ｔた、取付フランジ５のバリＩの方向によっては、すな
わち、バリＩが車体フランジ６側に向って突出している
場合には、組付は時に上記車体フランジ６の外面に傷が
ついてしまい、前者の場合と同様に発錆の問題があった
。

尚、第２図において、符号８及び９は、夫々補強用のフ
ロントサイドメンバ及びフードレッジレインフォースア
ウタである。

本発明は以上の問題点に鑑み為されたものであって、そ
の目的とするところは、フェンダプロテクタの取付部で
ある車外側端部の剛性を高くすることにより、該車外側
端部と撓みにくくし、フェンダプロテクタの組付は作業
性と向上させると共に、その取付具合と良好に保つ一方
、上記車外側端部に形成されたバリがフェンダパネル及
びフランジに干渉しないようにして、フェンダパネルの
発錆原因と除去し、７エンダパネルの耐久性を向上させ
るようにした７エンダプロテクタを提供することにある
。

そして、本発明の要旨とするところは、フードリツジパ
ネルに車内側端部が固定され、フェンダパネルのホイー
ルオープニングラインに沿ってフェンダパネルに形成さ
れたフランジに車外側端部が同定されてホイールハウス
の天Ｊｌ：　Ｆｉ＋４を構成するフェンダプロテクタＶ
Ｃ：ｔ３い−（、、ｈ配車外側端部に、該車外側端部の
外縁に／１：、しるバリの先端より上記フェンダパネル
側に位１１″゛ｔする突出部を有する第一の縦壁と、こ
の第一のｌ’＋（壁に対向してその内側に位置する第二
の４・１（壁と？形成したことにある。

以下添付図面に示す実施例に］１（、づいて５２本発明
の詳細な説明する。

第５図に示す第一の実施例において＆−Ｊ、７エンダプ
ロテクタＰの車外側端（Ｌ、、１１を７エンダバネル１
の車体フランジ６の内面に取付けるものであって、フェ
ンダプロテクタＰは従来と略同様に形成されるが、従来
と異って、フェンダプロテクタＰの車外＠Ｉすｉ／ｉｉ
Ｊ部は上向きに開［１したｊυ１而略面字状に折曲形成
されている。ずｌ）〕ち、上記車外側端部は、切断時に
生じるバリアをイｒする車外側壁１１（第一の縦壁）、
該車外側壁１１に対向してその内側に位置する車内側壁
１２（第二の縦壁）及び上記両縦壁１１　、１２の間に
形成される底壁１３とから構成される。また、上記車外
側壁１１外縁のバリアが、フェンダパネル１内面と反対
向きに突出するように切断方向を設定し、バリア先端よ
り７エンダバネル１側に位置する突出部１５と形成する
。

従って、この実施例に係るフェンダプロテクタＰによれ
ば、上記７エンダプロテクタＰを車体に取付けようとす
るときには、車内側端部の取付ｉ′Ａ５を従来と同様に
フードリッジパネル２に取付ける一方、車外側＠部の底
壁１３と７エンダバネル１の車体フランジ６の内面に当
接させてビスＣ等で取付ける。

この場合、車外側端部はコ字形状になっているので、そ
の分、剛性が高くなっており、フェンダプロテクタＰの
組付けに際し、上記底壁１３が不必要に撓むことはなく
車体フランジ６に対して所定の位置に位置決めされる。

このため、底壁１３及び車体フランジ６に開設した孔（
図示せず）の位置合せが容易になり、ビスＣ等は容易に
装着される。また、寒暖の変化等によって７エンダプロ
テクタＰが伸縮しても、上記底壁１３が不必要に撓むこ
とはないので、該底壁１３が車体フランジ６に対して相
対移動しにくくなり、その分、ビスＣ装着部位に無理な
力がかからないことから、フェンダプロテクタＰの取付
μ（合を損う虞れもない。

また、車外（ｌＩｊ壁１１に生じるバリアは、車室内側
に突出すると共に、フェンダパネル１の内面と離間して
配置されることとなるので、７エンダバネル１の内面に
当接することもなく、上記バリアによって該内面が傷つ
けられることもない。仮に、第６図に示すように、組付
は時や寒暖の変化による７エンダプロテクタＰの伸縮等
により、上記車外１１１！ｌ壁１１外縁がフェンダパネ
ル１の内面に当接するようなことがあっても、上記バリ
アは車内側に突出しており、このバリア先端よりフェン
ダパネル１側に突出部１５が位置しているので該バリ１
によって７エンダバネル１の内面に傷をつけることがな
い。さらに、７エンダプロテクタＰの材質が樹脂である
ことから、上記車外ｌ１１！Ｉ壁１１と底壁１３との間
の折曲部１４において上記車外側壁１１は弾性的に折れ
曲がり、上記突出部１５又は車外側壁１１がフェンダパ
ネル１の内面に強接することはなく、フェンダパネル１
内面に傷がつきにくくなってψる。

次に、第７図に示す第二の実施例について説明する。こ
の実施例においては、７エンダプロテクタＰの車外側端
部を７エンダバネル１の車体フランジ６の外面側に取付
けるものであって、車外側端部は車内側壁１８及び底壁
１９とで断回路り字状に折曲形成されており、上記底壁
１９の外縁には車体フランジ６の外面に向ってバリアが
突出形成されていると共に、上記底壁１９の外縁の桁面
側に断面略牛円状のビード１６がバリア先端より突出す
るよう外向きに突出形成されている。すなわち、上記車
外側端部は、第一の縦壁としてのビード１６と第二の縦
壁としての車内側壁１８とと備えて構成される。また、
Ｊｊ内側壁１８と上記ビード１６との間には、上記ビー
ド１６の」二面と面一〇エンボス２０が所定間隔に複数
突出ｔｉｔ成されており、このエンボス冗の上面及び−
に記ビード１６の上面が上記車体フランジ１ｊの外面に
当接すると共に、上記エンボス２００当接部がビスＣ等
で上記車体フランジ６の外面に固定されるようになって
いて車体フランジ６とパリγとが非干渉配置される。

従って、この実施例によれば、上記市外１１１１１端部
は車内側壁１８及びビード１Ｇの二１１＜のれＣ１ｌ；
′−を備えていると共に、上記ビード１６は断面略半円
状に形成されているので、その分、上記ｉＬ外側端部は
従来に比較して剛性が高くなって４ゴリ、それ故、フェ
ンダプロテクタＰの組付けに際し、上記底壁１９が上記
車体フランジ６の外面にＪ３いて不必要に撓むことはな
く、車体フランジ６に対して所定の位置に位置決めされ
る他、車体Ｊｊ；Ｒ動等による波打ち現象の問題からも
解消され、取付具合のみならず外観品質と損うというこ
ともない。

また、上記ビード１６は、外向きに突出形成され、該ビ
ード１６の上端面が突出ｍ　１５ａとして上記車体フラ
ンジ６に当接しているので、底壁１９の外縁のバリアが
、上記車体フランジ６方向に生じても、バリア先端が車
体フランジ６から離間して配置されることになり、それ
故、上記パリγが車体フランジ６に当接して傷とつける
ような事態が防止される。

次に、第８図に示す第三の実施例について説明する。こ
れは、第一の実施例と略同様に構成され、異る点は、バ
リア？包み込むように車外側壁１１の外縁がうす巻き状
に曲げ形成されている点である。この為、バリアが包み
隠されると共に、湾曲した突出部１５ｂが形成されるの
で、全くフェンダパネル１に傷をつける虞れがなく、組
付は作業時に作業者の不注意によってフェンダパネル１
に傷をつけるようなこともなく、より安全な構造となっ
ている。他の作用効果については第一の実施例と同様で
ある。

尚、上記第−及び第三の実施例におφては、車外側端部
は断面略コ字状に形成され、第二の実施例においては、
車内側壁１８及びビード１６とを備えるように形成され
ているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、要
するに、車外側端部がパリ先端よりフェンダパネル側に
位置する突出部を有する第一の縦壁と、この第一の縦壁
に対向してその内側に位置する第二の縦壁とを備えてい
ればどのようなものでも良い。

以上説明してきたように、本発明に係る７エンダプロテ
クタによれば、該フェンダプロテクタの取付部としての
車外側端部を、互ψに相対向する二重のＷｃ壁を備える
よう形成したので、上記車外側端部の剛性が高くなり、
それ故、フェンダパネルのフランジに上記車外側端部を
撓むことなく位置合せすることができてビス等と装着さ
せ易くなり、その分、組付は作泰性が向上すると共に、
車体振動や寒暖の変化によるフェンダプロテクタの伸縮
等による波打ち現象を防止でき、それ故、フェンダプロ
テクタの数個具合を損う虞れもなく、特に、上記車外側
端部を上記フランジの外面に取付ける場合にあっては、
外観品質全損うきいう事態も防止できる。

また、上記縦壁のうちの一方は、車外側端部の外縁に生
じたパリとフェンダパネルとを非干？Ｊ配置する縦壁な
ので、上記パリによって７エンダバネルを傷つけるとい
うフェンダパネルの発錆原因がなくなるため、フェンダ
パネルの耐久性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される７エンダプロテクタの車体
への取付位置２示す分解斜視図、第２図は従来の７エン
ダプロテクタの組付は状態と示す第１図中■−■線断面
図、第３図は第２図中■部拡大断面図、第４図はフェン
ダプロテクタの他の組付は状態における不具合と示す第
３図と同様の断面図、第５図は本発明の第一の実施例に
係るフェンダプロテクタを示す第３図と同様の断面図、
第６図は第一の実施例の作用を示す第５図相当の断面図
、第７図は本発明に係る第二の実施例を示す第５図相当
の断面図、第８図は本発明に係る第三の実施例を示す第
５図相当の断面図である。 ト・・ホイールハウス　Ｐ・・・フェンダプロテクタＣ
・・・ビス　１・・・７エンダバネル２・・・フードリ
ッジパネル ３・・・ホイールオープニングラ・ｒン７・・・バリ　
１１・・・車外側１１セ（第一のＪａｒ　１層）１２　
、１８・・・車内側壁（第二の縦壁）特許出願人　日産
自動車株式会社 同　出願人　山川工業株式会？＋。 代　理　人　弁理士　土　橋　皓　べ 、）１ 第　１　図 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フードリッジパネルに車内側端部が固定され、フェンダ
   パネルのホイールオープニングラインに沿ってフェンダ
   パネルに形成されたフランジに車外側端部が固定されて
   ホイールハウスの天井部と構成するフェンダプロテクタ
   において、上記車外側端部は、該車外側端部の外縁に生
   じるパリの先端より上記７エンダパネル側に位１？τす
   る突出部を有する第一の縦壁と、この第一の縦壁に対向
   してその内側に位置する第二の副１１〜史とを備えてい
   ることを特徴とするフェンダプロテクタ。