JPS6056587A - 記録用シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は乾燥性を向上させたインクジェットプリンター
記録用シートに関し、更に詳しくはプラスチックフィル
ムなどの非吸水性支持体上に非イオン系界面活性剤を含
有ケるポリビニルアルコール皮膜を形成して成る、イン
クの乾燥性を向上さＵたインフジエラ１〜プリンター記
録用シー１〜に関づる。

従来技術 インクジー［ットプリンターではジエン１−ノズルづま
りを防止するために乾燥性の低いインクを用いられるの
が通常であり、このためインクの組成はバインダー、染
料、溶媒、添加剤などを水に溶解したものが用いられて
いる。従っ−Ｃ１記録される記録媒体としては吸水性の
高いものを用いることが必要であり、通常は紙のうらで
も吸水性の几い紙が用いられている。

しかし、一方Ａ−バーヘッドブロジ」−フタ−（Ｏｌ−
Ｉ　Ｐ　）の酋及により、プラスチックフィルム等の透
明な記録媒体にインクジェットプリンターで印刷記録を
行い、ＯＨＰ用原紙を作成りる要求があるが、プラスデ
ックフィルムなどの非吸水性支持体は、吸水性がほどん
どないことから、インクジェットプリンターによる印刷
記録を行うとインクの乾燥が極めて遅（、インクの流れ
出しやル゛ｄ色インクの混合が起り、また印刷記録後の
重ね合Ｕによりインクが転写して汚れが発生したりして
、全く実用に供づることは出来ない。

これらの魚を改良りるために吸水性の低い支持体」−に
水片ｆ性高分子皮膜を設りることが提案され−（イル（
Ｑ’ｌ　ｂｉｌ　ｌ１ｒｉ　！＋５−１４Ｃ）７８Ｇ号
）。しカＬ／、こ（Ｄ提案は主どして吸水性の低い紙な
どに適用されるものぐあっ−Ｃ１非吸水性のプラスチッ
クフィルムなどに適用Ｊるど各種の問題が発生ずる。特
に水溶性高分子どしてポリビニルアルコールを用いた場
合に（、（、鹸化度が９０％をこえるとインクがほどん
ど乾燥せず、よＩ〔鹸化度が７０％から９０％ではイン
クが乾燥するのに５分程度を要する。実際にインクジ」
ツＩ〜プリンターで印刷記録を行う場合には１分以内Ｃ
インクが乾燥することが要求され、ポリビニルアルコー
ルなどの水溶性高分子皮膜を非吸水性支持体上に形成り
−るだけでは十分な乾燥性をｉ′Ｊることは出来ない。

発明の目的 本発明１１らは、この欠点を改良するために鋭意研究の
結果、ポリビニルアル」−ル皮膜に非イオン系界面活性
剤を含有させることによりインクの乾燥性が格段に向上
することを兄出し、本発明に到達したものである。

従って、本発明の目的はインクの乾燥性を向上させたイ
ンクジェットプリンター記録用シートを提供することに
ある。

発明の構成・効果 本発明の目的は、非吸水性支持体の少くとし片面にポリ
ビニルアルコール皮膜を形成して成るインクジェットプ
リンター記録用シー１〜においＣ、ポリビニルアルコー
ル中に非イオン系界面活性剤を含イｊさ［ることを特徴
とする記録用シー１−ににつで達成される。

本発明の記録用シートはインクジェットプリンターによ
り記録した場合にインクが少くとも１分以内に乾燥−４
る特性を有りる。その（幾（ト１は明らかではないが、
非イオン系界面活性剤によりインクの浸透性が向上して
いるのではないかと推察される。

本発明においＣ１非吸水性支持体としてはプラスブック
フィルムが適当であり、例えばポリ塩化ビニル、ボリエ
ブレン、ポリプロピレン、酢酸セルロース、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン２・６ナフタレー１−
　、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリエーテル
、ポリカーボネー１〜などから作られＩご５０μから２
５０μの厚みのフィルムを用いることが出来る。これら
のうちポリエチレンデレフタレー１〜ホｔポリマー、ポ
リエチレンテレフタレートを７０モル％以上含右゛りる
共重合ポリマー又はそれらを７０重量％以上含有する混
合物を包含するポリエチレンテレフタレートフィルム、
史にはこの二輪延伸フィルムを好ましく用いる。またＯ
　Ｉ−Ｉ　Ｐ用原紙としてのプラスチックフィルムはヘ
ーズ賄が１０％以下の透明性を右するものがＩｕ７まし
いが、他の用途例えば紙の代替として用いる用途のもの
としては無機粒子練込、サンドプラス１−９ＪＬ　ｉ！
ｌ！　、クミカルマット処理などの不透明処理しＩこプ
ラスチックフィルムも用いることができる。

また、上述の非吸水性支持体上に形成づるポリビニルア
ルコール皮膜は、鹸化度が７０％以上のポリビニルアル
コールを用いた皮膜が好ましい。また、これ迄は、鹸化
度９０％以上のポリビニルアルコールよりなる皮ｌｔＡ
はインフジエラ１〜プリンターで印刷記録を行った場合
にインクが十分に乾燥しない欠点があったが、本発明に
よれば７．（１時間Ｃ乾燥Ｊ′るため、これらのポリビ
ニルアルコールし用いることができる。

更に、本発明における非イオン系界面活＋１剤としＣは
、例えばポリオキシ］ニブーレンのＡレイル」ニーデル
、ｔチルエーテル、ステアリル上−５’ル。

ラウリルエーテル、トリデシルニー１ルなどのフルキル
エーテル：ポリオキシエチレンのノニルフェノール１−
デル、オクチルフェノール」−ノルなどのアルキルフェ
ノールエーテル：ボリ、ｔ　＝ｔシ１チレンのラウレー
ト、ステアレー１−．７１し」−一トなどの脂肪酸１ス
フル：ソルビタンのラウレー１−　、パルミテート、ス
テアレー１〜．オシ上−１−などの脂肪酸ニスデル；ポ
リ１−チル変性シリニ１ンオイル、弗素系界面活性剤な
どを挙げることが出来るが、これらに限定されず、非イ
オンであって界面６竹効果をイｊりるものも含まれるの
は言うまでもない。

ポリビニルアルコール中に含有させる非イオン系界面活
性剤の聞は０．１重量％から１０重が％が好ましい。非
イオン界面活性剤が少なりぎる場合には乾燥性の向上が
少く、また多ずぎる場合には塗膜が弱くなる。

ポリビニルアルコール塗膜中に非イオン系界面活性剤を
含有させる方法としＣは、ポリビニルアルコ−ル塗膜中
に非イオン系界面活性剤又はその水溶液を必要量混合し
、得られた溶液をリバース１」−ル：」−ディング、バ
ーコーディング、ナイフコーディング、グラビアコーテ
ィングなどの通常の−】−ｊインク装置で、非吸水性支
持体上に塗イ＋ｉ乾燥りる方法を用いればよいが、含浸
法、その他の方法を用いＣもよい。

ポリビニルアルコール皮膜の厚みは０．２μから２５μ
がりｒよしい。１５に本発明にＪ：れば皮ＩＱ厚みが小
さい場合でもインクの乾燥性が向」二Ｊる効宋が見られ
る。

実施例 以下実施例を掲げて更に本発明を説明する。

実施例１及び比較例１ 厚さ　１００μの２軸延伸ポリ」−チレン７レフタレ−
１へフィルムの片面に、次の組成をバーコーターで塗膜
ｌｉ　シ、乾燥りみ３μの皮膜を形成した。

ポリビニルアルコール　鹸化度９８〜９９％（ゴーセノ
ールＮ１−１１８　日本台底化学製）：９．７重量部 非イオン界面活性剤（注）１ （ノニオンＮ３２３０　日本油脂製） ：０．３千が部 水　：　９ｏ　重ｌ扉部 （注）１　ポリＡキシエチレンノニルフ■ニル十−デル 得られたフィルムの特性を後掲第１表に示１゜また比較
どして非イオン界面活性剤を除く以外は上記と同様に塗
膜ｂ乾燥を行った。ｊｑられＩごフィルムの特性を後掲
第１表に示す。

実施例２及び比較例２ 実施例１と同じポリエチレンテレフタレートフィルムの
片面に、次の組成をバーコーターで塗布し、乾燥厚み５
μの皮膜を形成した。

ポリビニルアルコール　鹸化度７１〜７５％（ゴーし―
ルｌ＜Ｆ）−０６ＩＥＩ本合成化学製）：　１４．５重
量部 非イオン界面活性剤（注）２ （イＣ越シリコンＫ　Ｆ　−３５２信越シリコン製）二
０．５重量部 水　：８５ｉＴ！量部 （注）２　ポリ上−デル変性シリコンオイルｊｑられた
フィルムの特性を後掲第１表に示す。

更によＩＣ比較として非イオン界面活性剤を除く以外は
上記と同じ組成のものを用いＣ１上記と同様に塗布乾燥
しＩこ。（ｑらだフィルムの特性を後掲第１表に示す。

第１表 なお第１表におりる乾燥時間はフィルム乾燥ｔｚｉ性を
承りものであり、下記の方法Ｃ測定しＩ、：。

各フィルムをインフジエラｌ−プリンター（シト一プ社
’！Ａ　：　Ｍｏｄｅｌ　７００）にて印刷記録を（ｊ
い、指でこ−４ってインクによる印刷面の汚れが発生し
なくなるまでの時間を測定し、乾燥１１１間とした。

第１表から、本発明の記録用シートはインクの乾燥性が
格段に向上していることが明らか（・（いる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １〉非吸水１４支持体の少くとも片面にポリビニルアル
   コール皮膜を形成して成るインフジエラ１−プリンター
   記録用シー１〜において、ポリビニルアルコール中に非
   イオン系界面活性剤を含イｊさＵることを１Ｊｊ徴どり
   る乾燥性を向上させｌ〔記録用シー１〜。 ２）ポリビニルアルコール中に含有さける非イオン系界
   面活性剤が０．１重量％から１０市量％の範囲である特
   許請求の範囲第１項記載の乾燥性を向上さＶた記録用シ
   ー１へ。