JPS6056011A - 極細線材用高炭素鋼の溶製方法 - Google Patents
極細線材用高炭素鋼の溶製方法Info
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- JPS6056011A JPS6056011A JP16408083A JP16408083A JPS6056011A JP S6056011 A JPS6056011 A JP S6056011A JP 16408083 A JP16408083 A JP 16408083A JP 16408083 A JP16408083 A JP 16408083A JP S6056011 A JPS6056011 A JP S6056011A
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- molten steel
- ladle
- steel
- molten
- molten metal
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/0075—Treating in a ladle furnace, e.g. up-/reheating of molten steel within the ladle
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技 術 分 野
本発明は、極細線材用高炭素鋼の溶製方法に関するもの
で、特にN−自動車タイヤに織り込まれるスチールコー
ド用高炭素鋼の分野において、取鍋内での溶製に際し、
タイヤコードの断線原因となる品質の劣化が生じないよ
う非金属介物の組成と形態を制御する技術に関するもの
である。
で、特にN−自動車タイヤに織り込まれるスチールコー
ド用高炭素鋼の分野において、取鍋内での溶製に際し、
タイヤコードの断線原因となる品質の劣化が生じないよ
う非金属介物の組成と形態を制御する技術に関するもの
である。
従 来 技 術
従来、自動車用タイヤコードに使用される高炭素鋼線材
は、一般に、炭素0.7〜0.8%、硅素0.15〜0
.80 % % V ンガン0.4〜0.6qbS燐o
、oos〜0.15%、硫黄0.01〜0.015%を
含み、残部は実質的に鉄から成る組成を有し、不可避的
に非金属介在物が含まれている。最も細径のタイヤコー
ドは、直径0・15mmまで冷間引抜きにより伸線され
る。
は、一般に、炭素0.7〜0.8%、硅素0.15〜0
.80 % % V ンガン0.4〜0.6qbS燐o
、oos〜0.15%、硫黄0.01〜0.015%を
含み、残部は実質的に鉄から成る組成を有し、不可避的
に非金属介在物が含まれている。最も細径のタイヤコー
ドは、直径0・15mmまで冷間引抜きにより伸線され
る。
かかる極細線への伸線工程において、高炭素鋼中に存在
する非金属介在物が、A420B 、Zr0gあるいは
MgOのように硬い角状の非金属介在物であると、断線
が生ずる。この断線の発生頻度が伸線長さ1000 K
m当り1回以上であると、伸線工程の定常作業が阻害さ
れるため、クレームの対称となる。したがって、タイヤ
コード用高炭素鋼中の非金属介在物をできるだけ低減す
ること、および不可避的に混入する非金属介在物を望ま
しくは、沖線中の断線原因となりにくい形態に制御する
ことが重要である。
する非金属介在物が、A420B 、Zr0gあるいは
MgOのように硬い角状の非金属介在物であると、断線
が生ずる。この断線の発生頻度が伸線長さ1000 K
m当り1回以上であると、伸線工程の定常作業が阻害さ
れるため、クレームの対称となる。したがって、タイヤ
コード用高炭素鋼中の非金属介在物をできるだけ低減す
ること、および不可避的に混入する非金属介在物を望ま
しくは、沖線中の断線原因となりにくい形態に制御する
ことが重要である。
したがって、従来、上述したタイヤコードのような極細
線材用の高炭素鋼を溶製するに際して、主要な有害非金
属介在物である脱酸生成物At@0@の生成をなくすた
め、ht脱酸を実施しないことが知られている。さらに
、これに関連して、溶鋼中のAl濃度を徹底して低下さ
せるため、Fe−8土などの合金材もht含有量の低い
ものを選んで使用している◇また、溶鋼中の酸素量を下
げるため溶鋼の真空処理を徹底して行なっており、この
際、脱酸材としてAIは上述した理由から使用できない
ので、低融点の7ラツクスを添加して真空処理中に溶鋼
を攪拌することによって、いわゆる7ラツクス処理によ
って脱酸を促進させている。
線材用の高炭素鋼を溶製するに際して、主要な有害非金
属介在物である脱酸生成物At@0@の生成をなくすた
め、ht脱酸を実施しないことが知られている。さらに
、これに関連して、溶鋼中のAl濃度を徹底して低下さ
せるため、Fe−8土などの合金材もht含有量の低い
ものを選んで使用している◇また、溶鋼中の酸素量を下
げるため溶鋼の真空処理を徹底して行なっており、この
際、脱酸材としてAIは上述した理由から使用できない
ので、低融点の7ラツクスを添加して真空処理中に溶鋼
を攪拌することによって、いわゆる7ラツクス処理によ
って脱酸を促進させている。
しかしながら、上述したような従来の溶製方法では以下
のような問題があった。
のような問題があった。
(1) 真空処理中に溶鋼中の炭素の脱酸力がアルミニ
ウムの脱酸力より強まり、このために耐火物に含まれる
ht2oBがCにより還元され、AjgoB + 80
= 2 AI + 800 (カX )の反応により
溶鋼中の固溶アルミニウム濃度が増大する。この固溶ア
ルミニウムは、引続く連続鋳造中に空気との接触により
酸化してAI、08となり鋳片内に残留し、伸線時の断
線の原因となる。
ウムの脱酸力より強まり、このために耐火物に含まれる
ht2oBがCにより還元され、AjgoB + 80
= 2 AI + 800 (カX )の反応により
溶鋼中の固溶アルミニウム濃度が増大する。この固溶ア
ルミニウムは、引続く連続鋳造中に空気との接触により
酸化してAI、08となり鋳片内に残留し、伸線時の断
線の原因となる。
(2) 真空処理によりあまりに清浄な溶鋼を準備する
と、引続いて実施する連続鋳造作業により不可避的に混
入する1馳金属介在物、例えば、タンディツシュの耐火
物として用いられているMgOなどが溶鋼中にそのまま
MgOとして存在し、硬質の介在物が含まれる結果とし
て断線し易くなる。
と、引続いて実施する連続鋳造作業により不可避的に混
入する1馳金属介在物、例えば、タンディツシュの耐火
物として用いられているMgOなどが溶鋼中にそのまま
MgOとして存在し、硬質の介在物が含まれる結果とし
て断線し易くなる。
本発明は、上述した問題に鑑みなされたもので、(1)
炭素の脱酸力がアルミニウムの脱酸力より強まるよう
な溶鋼の真空処理を行なわない、(2) 転炉出鋼中に
合成7ラツクスを添加してAr攪拌によりフラックス処
理を行なうに際して、湯面の雰囲気が不活性になり過ぎ
て溶鋼中の溶解酸素が適量富化されることがないよう湯
面を一部空気に露出させるようにし、 (3) S1脱酸が過剰に進行しないよう、siogの
活量が余り低過ぎない合成フラックスを取鍋に添加する
ことによって、タイヤコードの断線の原因となるAlg
oa lMgOおよび/またはzro 、などの硬い非
金属介在物の存在しない極細線材用高炭素鋼の溶製方法
を提供することを目的としている。
炭素の脱酸力がアルミニウムの脱酸力より強まるよう
な溶鋼の真空処理を行なわない、(2) 転炉出鋼中に
合成7ラツクスを添加してAr攪拌によりフラックス処
理を行なうに際して、湯面の雰囲気が不活性になり過ぎ
て溶鋼中の溶解酸素が適量富化されることがないよう湯
面を一部空気に露出させるようにし、 (3) S1脱酸が過剰に進行しないよう、siogの
活量が余り低過ぎない合成フラックスを取鍋に添加する
ことによって、タイヤコードの断線の原因となるAlg
oa lMgOおよび/またはzro 、などの硬い非
金属介在物の存在しない極細線材用高炭素鋼の溶製方法
を提供することを目的としている。
これがため、本発明によれば、溶鋼を転炉から取鍋に出
鋼し、取鍋内で5103の活量が溶鋼処理温度で0.4
以上のOaO−5in1系合成スラグを溶鋼1トン当り
2に9以上の割合で添加し、溶鋼の湯面の一部を空気に
露出させた状態でArガスにより攪拌し、脱ガス処理せ
ずに直ちに連続鋳造して鋳片とする極細線材用高炭素鋼
の溶製方法を特徴とするd本発明によれば、Al・QO
B * MgOおよび/またはZrO2などの品質上好
ましくない硬い非金属介在物が溶鋼中に混入したとして
も、Ar攪拌に際して、取鍋に蓋などを取付けて湯面か
ら吹き込んだArガスにより不活性にならぬよう注意し
て湯面の一部を空気に露出させることによって、裸湯面
で、FeOI MnOj 5in1などの低融点酸化物
を生成させ、これらが溶鋼中に散在するAjg03など
の高融点介在物を溶解する0かようにして溶解したもの
の大部分は7ラツクス中に除去され、また、溶鋼中に不
可避的に残る介在物も熱延工程で細く展伸し得る可塑性
に富んだ介在物組成に変化し1タイヤコードの断線原因
とはならない無害な介在物の形態に制御される。
鋼し、取鍋内で5103の活量が溶鋼処理温度で0.4
以上のOaO−5in1系合成スラグを溶鋼1トン当り
2に9以上の割合で添加し、溶鋼の湯面の一部を空気に
露出させた状態でArガスにより攪拌し、脱ガス処理せ
ずに直ちに連続鋳造して鋳片とする極細線材用高炭素鋼
の溶製方法を特徴とするd本発明によれば、Al・QO
B * MgOおよび/またはZrO2などの品質上好
ましくない硬い非金属介在物が溶鋼中に混入したとして
も、Ar攪拌に際して、取鍋に蓋などを取付けて湯面か
ら吹き込んだArガスにより不活性にならぬよう注意し
て湯面の一部を空気に露出させることによって、裸湯面
で、FeOI MnOj 5in1などの低融点酸化物
を生成させ、これらが溶鋼中に散在するAjg03など
の高融点介在物を溶解する0かようにして溶解したもの
の大部分は7ラツクス中に除去され、また、溶鋼中に不
可避的に残る介在物も熱延工程で細く展伸し得る可塑性
に富んだ介在物組成に変化し1タイヤコードの断線原因
とはならない無害な介在物の形態に制御される。
以下、本発明をさらに具体的に説明する。
まず、通常の高炭素鋼吹錬を転炉で終えた溶鋼を取鍋に
出鋼する。この時、加炭材、Fe −Si、Fe −M
nなどの合金材を出鋼流に通常添加するが、同時に、合
成フラックスを溶鋼1トン当り2kg以上の割合で出鋼
流に添加する。2Iai/を以下ではフラックス処理に
適したスラグ組成に調整できないばかりでなく、量的に
も不十分である。この際に添加する合成フラックスはO
aO−810g系の組成を有する。転炉出鋼時には、少
量の転炉スラグが不可避的に取鍋に流出する。したがっ
て、合成アラックスと混入転炉スラグが混合して取鍋浴
面のスラグを形成する。さらにまた、取鍋スラグのSi
n、の活量が15.50℃〜1650@cの溶鋼温度域
で0.4以上となるように合成フラックスの量と組成を
調整する。SiOgの活量が0.4以下になると。
出鋼する。この時、加炭材、Fe −Si、Fe −M
nなどの合金材を出鋼流に通常添加するが、同時に、合
成フラックスを溶鋼1トン当り2kg以上の割合で出鋼
流に添加する。2Iai/を以下ではフラックス処理に
適したスラグ組成に調整できないばかりでなく、量的に
も不十分である。この際に添加する合成フラックスはO
aO−810g系の組成を有する。転炉出鋼時には、少
量の転炉スラグが不可避的に取鍋に流出する。したがっ
て、合成アラックスと混入転炉スラグが混合して取鍋浴
面のスラグを形成する。さらにまた、取鍋スラグのSi
n、の活量が15.50℃〜1650@cの溶鋼温度域
で0.4以上となるように合成フラックスの量と組成を
調整する。SiOgの活量が0.4以下になると。
溶鋼中の81の脱酸力が強すぎて溶鋼中の酸素濃度が低
下し過ぎる。こうなると、例え番f、レンガカ)ら混入
したAjaOaを溶解してしまうような液状の酸化物が
鋼浴中に少なく、もしも不幸にして鋳片にかかるAj
*Osのような介在物力i残留する時に番ま単体のAJ
908として最後まで残留し、硬く粒状のまま、熱延
では伸びず最終の伸線段階で破断原因となる。
下し過ぎる。こうなると、例え番f、レンガカ)ら混入
したAjaOaを溶解してしまうような液状の酸化物が
鋼浴中に少なく、もしも不幸にして鋳片にかかるAj
*Osのような介在物力i残留する時に番ま単体のAJ
908として最後まで残留し、硬く粒状のまま、熱延
では伸びず最終の伸線段階で破断原因となる。
取鍋は出鋼台車の上からArステーションなどへ移送し
て取鍋底に設けたポーラスプラグあるし為は取鍋上から
溶鋼中に浸漬したランスなどを用し)てArガスを吹き
込み、7ラツクス処理を行なう。
て取鍋底に設けたポーラスプラグあるし為は取鍋上から
溶鋼中に浸漬したランスなどを用し)てArガスを吹き
込み、7ラツクス処理を行なう。
従来公知の7ラツクス処理では、浴面を不活性ガスでシ
ールするなどして、鋼浴の再酸(ヒを極力防止するのが
常である。これに反して、本発明の特、長は、攪拌ガス
の上昇流により浴面の一部を、むしろ空気に露出させ、
いわゆる裸湯面となし、ここでF2Oe MnO、si
o、、などの低級酸化物を生成せしめ、これをして鋼浴
中の高融点介在物Aj110B + Mgo。
ールするなどして、鋼浴の再酸(ヒを極力防止するのが
常である。これに反して、本発明の特、長は、攪拌ガス
の上昇流により浴面の一部を、むしろ空気に露出させ、
いわゆる裸湯面となし、ここでF2Oe MnO、si
o、、などの低級酸化物を生成せしめ、これをして鋼浴
中の高融点介在物Aj110B + Mgo。
ZrO2などを溶解させて低融点介在物に変化させる・
これらの低級酸化物はフラックス処理中に大部分が7ラ
ツクスに吸収され分離する。一方、鋳片に残留した介在
物も低融点のため熱延で容易に展伸し、断線の原因にな
りにくい。また、従来公知のフラックス処理の効果も勿
論期待でき、高融点介在物(7) Al20B 、 M
gO、あるいはzro、などの大部分は、直接フラック
スに吸収除去される。本発明の今一つの特長は、上述し
たように810g活量の余り低くないフラックスを使用
するため、溶鋼中に適量の酸素が、フラックス処理中に
、溶解する点にある。かかる溶存酸素は連続鋳造時、鋳
片の凝固と共にMnO−5iOB系介在物として析出す
るが、熱延で展伸し得るため問題はない。タンプ°ツシ
ュを介して鋳型に注入する連続鋳造の工程中に、耐火物
の溶損や欠落により溶鋼は再び汚染される。これラノ介
在物ハ高融点ノMgO、ZrO2ある&N !t Aj
sOsでありこれらの介在物がそのまま鋳片の中に残留
すると、上述のように伸線時の断線原因となる。
これらの低級酸化物はフラックス処理中に大部分が7ラ
ツクスに吸収され分離する。一方、鋳片に残留した介在
物も低融点のため熱延で容易に展伸し、断線の原因にな
りにくい。また、従来公知のフラックス処理の効果も勿
論期待でき、高融点介在物(7) Al20B 、 M
gO、あるいはzro、などの大部分は、直接フラック
スに吸収除去される。本発明の今一つの特長は、上述し
たように810g活量の余り低くないフラックスを使用
するため、溶鋼中に適量の酸素が、フラックス処理中に
、溶解する点にある。かかる溶存酸素は連続鋳造時、鋳
片の凝固と共にMnO−5iOB系介在物として析出す
るが、熱延で展伸し得るため問題はない。タンプ°ツシ
ュを介して鋳型に注入する連続鋳造の工程中に、耐火物
の溶損や欠落により溶鋼は再び汚染される。これラノ介
在物ハ高融点ノMgO、ZrO2ある&N !t Aj
sOsでありこれらの介在物がそのまま鋳片の中に残留
すると、上述のように伸線時の断線原因となる。
ところが、本発明のように溶存酸素を残しておくと上述
したように冷却に伴いMnO−S土02系介在物が析出
し、MgO、zrog # AJS021などの高融点
酸化物を溶解して低融点で伸延性に富んだ介在物となる
ので、これもまた、極細伸線時に断線の危険性が激減す
るO 次に、本発明の実施例につき説明する0180を転炉を
用いて吹錬した。吹止温度G11690°C1吹止成分
は炭素0.69%、マンガン0.09%、燐0.011
係、硫黄0.0084であった。これを取鍋に出鋼した
。ば調時に合金材と合成フラックスを添加した。合成フ
ラックスの組成!ま、OaO45%、Sing 514
.17g032.5 %であり、添加怒は2tであった
。
したように冷却に伴いMnO−S土02系介在物が析出
し、MgO、zrog # AJS021などの高融点
酸化物を溶解して低融点で伸延性に富んだ介在物となる
ので、これもまた、極細伸線時に断線の危険性が激減す
るO 次に、本発明の実施例につき説明する0180を転炉を
用いて吹錬した。吹止温度G11690°C1吹止成分
は炭素0.69%、マンガン0.09%、燐0.011
係、硫黄0.0084であった。これを取鍋に出鋼した
。ば調時に合金材と合成フラックスを添加した。合成フ
ラックスの組成!ま、OaO45%、Sing 514
.17g032.5 %であり、添加怒は2tであった
。
取鍋に受鋼した溶鋼の温度は1600°C1取鍋戊分は
炭素0.66係、硅素0.21係、マンガン0.52係
燐0.0114、硫黄0.0144であり、−この時、
S io 、、、。
炭素0.66係、硅素0.21係、マンガン0.52係
燐0.0114、硫黄0.0144であり、−この時、
S io 、、、。
の活量は0.64であった。
取鍋に出鋼後、直ちにlrステーションに輸送し、耐火
物で被覆した直径eRII11の8.個の吹出孔を有す
るランスを湯面下にp漬し、450 N87 minの
流量でArガスを吹き込み、フラッシング処理を行なっ
た。この時、ランス先端の湯面からの浸漬深さは150
0mlであった。フラッシング処理時間は18分であり
、この間、湯面の一部が裸湯面となるようガスが湯面に
上昇する部位に耐火物製のリングを置いて1拌した。
物で被覆した直径eRII11の8.個の吹出孔を有す
るランスを湯面下にp漬し、450 N87 minの
流量でArガスを吹き込み、フラッシング処理を行なっ
た。この時、ランス先端の湯面からの浸漬深さは150
0mlであった。フラッシング処理時間は18分であり
、この間、湯面の一部が裸湯面となるようガスが湯面に
上昇する部位に耐火物製のリングを置いて1拌した。
第1および2図は、Arガスによる溶鋼攪拌時の状況を
模式的に示す。図において、1は取鍋、2は溶鋼、8は
フラックス、4はlrガス吹込用ランスで、このランス
4に耐火物製リング5を支持アーム6によって同心的に
取付けて支持し、これにより、ガスが上昇する湯面部分
をリング5によって囲んで、この湯面部分を空気に露出
する裸湯面とし、ランス先端から溶鋼中に吹込まれるA
rガスが7で示すように気泡となって溶鋼中を上昇する
ことによって8で示すように溶鋼を流動させて攪拌した
。
模式的に示す。図において、1は取鍋、2は溶鋼、8は
フラックス、4はlrガス吹込用ランスで、このランス
4に耐火物製リング5を支持アーム6によって同心的に
取付けて支持し、これにより、ガスが上昇する湯面部分
をリング5によって囲んで、この湯面部分を空気に露出
する裸湯面とし、ランス先端から溶鋼中に吹込まれるA
rガスが7で示すように気泡となって溶鋼中を上昇する
ことによって8で示すように溶鋼を流動させて攪拌した
。
Arガスによる攪拌処理終了後の溶m温度は1581℃
、溶鋼成分は、7ラツシング処理中に行なったm調整の
結果、炭素0.692%、硅素0.20係、マンガン0
.50 %、燐0.012チ、硫黄0.014係となっ
た。
、溶鋼成分は、7ラツシング処理中に行なったm調整の
結果、炭素0.692%、硅素0.20係、マンガン0
.50 %、燐0.012チ、硫黄0.014係となっ
た。
かようにArガスによる攪拌処理した溶鋼を、脱ガス処
理することなしに、直ちに連続鋳造ヤードに搬入してブ
ルーム鋳片(400簡X560M)に鋳込んだ。このブ
ルーム鋳片から直径0.26簡の極細線を製造したが、
その伸線工程時での断線回数は106m当り0.08回
にすぎず、極めて少なかった。
理することなしに、直ちに連続鋳造ヤードに搬入してブ
ルーム鋳片(400簡X560M)に鋳込んだ。このブ
ルーム鋳片から直径0.26簡の極細線を製造したが、
その伸線工程時での断線回数は106m当り0.08回
にすぎず、極めて少なかった。
また、上述したと同一組成の合成7ラツクスを720に
9添加した場合においても、#線工程時における断線回
数は106m当り0.10回であり、はぼ同様の結果が
得られた。
9添加した場合においても、#線工程時における断線回
数は106m当り0.10回であり、はぼ同様の結果が
得られた。
比較例として、転炉出鋼後の溶鋼温度1550℃、取鍋
成分が炭素otts%、硅素0.20係、マンガン0.
50%、燐0 、014係、硫黄0.011チで、si
o、、g活量が0−075の溶鋼をほぼ同様に処理して
、直径0−25鰭の極細線に伸線した時の断線回数は1
06m当り0.75回にも達し、不良であった。
成分が炭素otts%、硅素0.20係、マンガン0.
50%、燐0 、014係、硫黄0.011チで、si
o、、g活量が0−075の溶鋼をほぼ同様に処理して
、直径0−25鰭の極細線に伸線した時の断線回数は1
06m当り0.75回にも達し、不良であった。
また、他の比較例として、転炉出鋼後の出m温度154
0’c%溶flA成分が炭素0.704、硅素0.20
係、マンガン0.50係、燐0.012係、硫黄0.0
14%の溶鋼に上述したと同様の7ラツクスを、溶鋼1
トン当り15に9の割合で、RH真空処理中に真空槽内
に投入して添加して従来方法により直径0.25 龍の
極細線を製造した。この比較例での使線工程時における
断線回数は106m当り0.58回にも達し、不良であ
った。
0’c%溶flA成分が炭素0.704、硅素0.20
係、マンガン0.50係、燐0.012係、硫黄0.0
14%の溶鋼に上述したと同様の7ラツクスを、溶鋼1
トン当り15に9の割合で、RH真空処理中に真空槽内
に投入して添加して従来方法により直径0.25 龍の
極細線を製造した。この比較例での使線工程時における
断線回数は106m当り0.58回にも達し、不良であ
った。
上述したように、本発明によれば、S土02活量が溶鋼
処理温度において0.4以上のOaO−5i02.系合
成スラグを溶鋼1トン当り2に9以上の量で添加し、湯
面の一部が空気にさらされた状態下でArガスにより攪
拌し、脱ガス処理することなく直ちに連続鋳造により鋳
片にすることによって、例えばタイヤフード用線材とし
て通常用いられる直径0.25 mのような極細線に伸
線する際における断線回数を、著しく低減し得るという
顕著な品質改善効果が得られる。
処理温度において0.4以上のOaO−5i02.系合
成スラグを溶鋼1トン当り2に9以上の量で添加し、湯
面の一部が空気にさらされた状態下でArガスにより攪
拌し、脱ガス処理することなく直ちに連続鋳造により鋳
片にすることによって、例えばタイヤフード用線材とし
て通常用いられる直径0.25 mのような極細線に伸
線する際における断線回数を、著しく低減し得るという
顕著な品質改善効果が得られる。
第り図は本発明によりArガスによる攪拌処理を行なっ
ている態様例を示す取鍋の説明用線図的平面図− 第2図は第1図の線図的縦断面図である。 1・・・取鍋 2・・・溶鋼 3、・、フラックス 4・・・Arガス吹込用ランス5
、・・耐火物製リング 6・・・支持アーム。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第1頁の続き 0発 明 者 水 藤 政 人 倉敷市水島用崎通1水
島製鉄所内 、丁目(番地ない 川崎製鉄株式会社
ている態様例を示す取鍋の説明用線図的平面図− 第2図は第1図の線図的縦断面図である。 1・・・取鍋 2・・・溶鋼 3、・、フラックス 4・・・Arガス吹込用ランス5
、・・耐火物製リング 6・・・支持アーム。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第1頁の続き 0発 明 者 水 藤 政 人 倉敷市水島用崎通1水
島製鉄所内 、丁目(番地ない 川崎製鉄株式会社
Claims (1)
- 1 溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、取鍋内で、Sing
の活量が溶鋼処理温度において0・4以上のcao −
5iC)+系合成スラグを溶#j1トン当り2に9以上
の割合で添加し、溶鋼の湯面の一部を空気にさらした状
態で、Arガスを溶鋼中に吹込んで溶鋼を攪拌し、脱ガ
ス処理を行なうことなく、直ちに、連続鋳造して鋳片と
することを特徴とする極細線材用高炭素鋼の溶製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16408083A JPS6056011A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 極細線材用高炭素鋼の溶製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16408083A JPS6056011A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 極細線材用高炭素鋼の溶製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056011A true JPS6056011A (ja) | 1985-04-01 |
JPH0225966B2 JPH0225966B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=15786396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16408083A Granted JPS6056011A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 極細線材用高炭素鋼の溶製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010017275A (ko) * | 1999-08-10 | 2001-03-05 | 이구택 | 턴디쉬에서 타이어코드강의 청정도 향상방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0652762U (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-19 | 遵 水田 | コップ等の洗浄器 |
-
1983
- 1983-09-08 JP JP16408083A patent/JPS6056011A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010017275A (ko) * | 1999-08-10 | 2001-03-05 | 이구택 | 턴디쉬에서 타이어코드강의 청정도 향상방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225966B2 (ja) | 1990-06-06 |
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