JPH10130714A - 伸線性及び清浄度に優れた線材用鋼の製造方法 - Google Patents
伸線性及び清浄度に優れた線材用鋼の製造方法Info
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Abstract
度に優れた線材用鋼の製造方法を目的とする。 【解決手段】 (a)製鋼炉で溶製した線材用溶鋼を取
鍋においてSiおよびMnで脱酸し、(b)前記脱酸し
た溶鋼に取鍋内の溶融スラグの成分が、塩基度(CaO
/SiO2 )が1〜1.5、Al2 O3 が5wt%以
下、MgOが10〜20wt%になるように副原料を添
加し、(c)前記溶鋼に不活性雰囲気下にて不活性ガス
を吹き込み、精錬を行う。前記副原料はCaO、SiO
2 、MgO、Al2 O3 のいずれか1種以上を含有する
副原料である。
Description
物個数が少なく、かつその介在物自体の粒径も小さい伸
線性及び清浄度に優れた線材用鋼、特に高炭素鋼線材用
鋼の製造方法に関するものである。
鋼は自動車用スチールコード等に多く使用されている。
通常、高炭素鋼線材の製造方法は高炭素鋼の鋼片を一定
サイズまで熱間圧延で線材にした後、冷間引き抜き(伸
線加工)を行う。例えばスチールコードでは直径0.15mm
程度まで伸線される。鋼中の非金属介在物は伸線中の断
線原因となるので、その形態を圧延時に延伸性のある形
態とし、且つその非金属介在物量を低減し、更に不可避
的に混入する非金属介在物を伸線中の断線原因となりに
くい形態にコントロールすることが重要である。
て、溶鋼中の清浄度を高めるとともに、鋼中の非金属介
在物をAl2 O3 やSiO2 等を主体とする延伸性のな
い非金属介在物から延伸性のある軟質介在物に変え、か
つその粒径をできるだけ小さくする等が必要とされてい
る。これを実現するためには、従来から種々の提案がな
されている。
には、真空アーク脱ガス装置にて溶鋼をCaO−SiO
2 系フラックスを用いて処理することにより非金属介在
物を低減させる方法が開示されている。しかしながら、
この方法においては真空処理を行なうことにより鋼中の
C(炭素)がアルミナを還元するポテンシャルを持ち、
その結果スラグ中もしくは取鍋耐火物中もしくは溶鋼中
に含まれるAl2 O3がCによって下記の式で還元され
る。 Al2 O3 +3C→2Al+3CO −−(1)
ウム含有量が増加する。溶鋼中のアルミニウムの含有量
が高くなり過ぎると溶鋼の冷却・凝固過程において溶鋼
中の溶存酸素と結びついて再酸化し、Al2 O3 とな
り、その一部が鋳片内に残留し、伸線時の断線の原因と
なる。
は、取鍋精錬においてSiO2 活量が0.4以上のCa
O−SiO2 系スラグにより溶鋼を処理し、非金属介在
物の組成制御を行う方法が開示されているが、SiO2
活量が高くなるとそれに平衡する溶鋼中の溶存酸素レベ
ルが高くなり、清浄度に優れているとは言えない。さら
に、SiO2 活量が高くなることにより介在物中のSi
O2 含有量も高くなり、SiO2 リッチな延伸性のない
組成になりやすいという問題があった。
Ca,Mg,REMの一種又は二種以上を含む合金を溶
鋼中へ微量吹き込み、介在物を軟質化する方法が開示さ
れている。しかし、CaやMg等の添加はCaO系やM
gO系に富んだ硬質部分を含む介在物の生成を招き、こ
れが伸線時の断線の原因となる問題を抱えていた。
問題点の解決を図ったものであり、介在物を安定的に延
伸性の優れた非金属介在物組成にコントロールするばか
りでなく、伸線時の断線原因となる延伸性のない介在物
個数も著しく低減することができ、伸線の耐疲労性及び
その他の特性を著しく改善させた清浄度の高い線材用
鋼、特に高炭素鋼線材用鋼を安定して供給できる製造方
法を提供することを目的とする。
決する手段を種々研究した結果、下記の発明をするに至
った。第1の発明は、下記の工程を備えたことを特徴と
する伸線性及び清浄度に優れた線材用鋼の製造方法であ
る。 (a)製鋼炉で溶製した線材用溶鋼を取鍋においてSi
およびMnで脱酸し、(b)前記脱酸した溶鋼に、取鍋
内の溶融スラグの成分組成(wt%)が、スラグの塩基
度(CaO/SiO2 )が1〜1.5、Al2 O3 が5
wt%以下、MgOが10〜20wt%になるように副
原料を添加し、(c)前記溶鋼に不活性雰囲気下にて不
活性ガスを吹き込み、精錬を行う。出鋼時にはAlを添
加せず、SiおよびMnで脱酸し、取鍋内の溶鋼を、塩
基度(CaO/SiO2 )が1〜1.5、Al2 O3 が
5wt%以下、MgOが10〜20wt%であるスラグ
で精錬することにより、鋼中の介在物量を著しく低減す
ることができるので、清浄度の高い線材用鋼を製造でき
る。
O2 、Al2 O3 、MgOのいずれか1種以上を含有す
る副原料であることを特徴とする伸線性及び清浄度に優
れた線材用鋼の製造方法である。取鍋内には通常製鋼炉
から炉内のスラグが一部排出されている。炉内スラグは
通常塩基度が2以上であり、上記望ましい範囲から外れ
ている。そこで、CaO、SiO2 、Al2 O3 、Mg
Oのいずれか1種以上を含む副原料を取鍋に添加し、ス
ラグの成分組成を望ましい範囲に変更する。
少なくともC:0.20〜0.95wt%、Si:0.
10〜0.35wt%、Mn:0.20〜0.90wt
%からなる線材用鋼であることを特徴とする伸線性及び
清浄度に優れた線材用鋼の製造方法である。上記成分組
成の線材用鋼は、鋼中の非金属介在物量が少ないことを
要求されている高炭素鋼線材用鋼であり、発明の効果が
発揮される。
製品とする線材用鋼を対象にする。ここで、線材用鋼と
はJISで規定するG 3502(ピアノ線),G 3
506(硬鋼線材),G 3507(冷間圧造用炭素鋼
線材),G 3508(冷間圧造用ボロン鋼線材)等の
線材を含む。しかし、本発明が特に効果を発揮するの
は、介在物が問題となる自動車用スチールコード等に適
用される高炭素鋼線材である。この種の線材用鋼は、少
なくともC:0.20〜0.95wt%、Si:0.1
0〜0.35wt%、Mn:0.20〜0.90wt%
を含有する。
は転炉等で溶製し、その溶鋼を取鍋精錬炉に出湯する。
通常、上記製鋼炉で溶製した鋼は未脱酸状態である。そ
こで、出湯に際してAlを添加せず、SiおよびMnを
溶鋼に添加して脱酸する。出鋼時にAlを添加すると延
伸性のないAl2 O3 介在物が溶鋼中に多く発生するた
めに、通常行われている出鋼時のAl添加を行わない。
基度(CaO/SiO2 )が1〜1.5、Al2 O3 が
5wt%以下、MgOが10〜20wt%となるよう
に、CaO、SiO2 、Al2 O3 、MgOを含む副原
料を添加する。例えばCaOとしては生石灰、SiO2
としては珪石、Al2 O3 としてはアルミナ、MgOと
してはマグネシアクリンカ−がある。その外これらの成
分を2以上含む副原料、例えばCaO、SiO2 、Al
2 O3 等を含む高炉スラグ、或いはCaO−SiO2 系
のスラグでもよい。
は、脱酸材添加に伴う脱酸生成物やスラグの巻き込み等
による溶鋼中に懸濁する1次脱酸生成物量を低減し、且
つ冷却・凝固時に溶鋼から晶出する2次脱酸生成物を圧
延中において延伸性がある成分組成とするためである。
は、例えば日本鉄鋼協会「第126・127回西山記念
技術講座:高清浄鋼」(1988)の105頁にも記載
されているように、スラグ中のSiO2 、Al2 O3 、
MnOの活量を制御することにより溶鋼中のSi、A
l、Mnから生成する酸化物のSiO2 、Al2 O3 、
MnOの成分組成を延伸性がある組成にコントロールす
る。
以上とするのは、SiO2 の活量を小さくしてSi−O
系の平衡から決まる溶存酸素含有量を低く抑えるためで
ある。溶存酸素含有量が高いと凝固中に生成する介在物
も多くなり、清浄度の悪化につながる。他方、スラグの
塩基度(CaO/SiO2 )を1.5以下に規定したの
はSiO2 の活量があまり低下しすぎるとスラグ中のA
l2 O3 をSiが還元して溶鋼中にAlが溶解し、冷却
・凝固時に溶存酸素と結びついて高融点のAl2 O3 を
生成してしまうためである。
中酸素とAl含有量(Al)との平衡状態を制御するた
め、適切な量に制御しなければならない。そこで、本発
明では実験を繰り返すことにより、最適な組成としてA
l2 O3 が5wt%以下であるを見いだした。
Al2 O3 の三元系状態図で、スラグの塩基度(CaO
/SiO2 )が1〜1.5、Al2 O3 が5wt%以下
の範囲では、1600℃前後の処理条件では液相状態で
あるものの、熱間圧延段階の処理温度では高融点の相
(2CaO・SiO2 )が生成しやすい。そこで、高融
点の2CaO・SiO2 の生成領域を抑えて低融点領域
を拡大するために、多元系の酸化物状態図を参考にし
て、スラグにMgO源、例えばマグネシアを添加する。
在物を延伸性に富む最適なスラグ中のMgO含有量を見
いだした。スラグ中のMgOが10wt%未満では、従
来のCaO−SiO2−Al2 O3 系の場合とほぼ同等
で効果が少なく、MgOが20wt%超えでは、逆にM
gOが高いため高融点組成となるので好ましくない。
鍋内を不活性ガスで非酸化性雰囲気とし、更に不活性ガ
スを吹き込み、溶鋼を攪拌し、1次脱酸生成物は浮上分
離して減少させ、更にスラグと反応させて浮上分離させ
る。取鍋内を非酸化性雰囲気とするのは、溶鋼の攪拌中
において溶鋼の再酸化を防止し、鋼中の介在物を減少さ
せるためである。不活性ガスとしては窒素、アルゴン等
を使用できる。この懸濁介在物が少ない方が清浄度の面
から良いが、ある程度不可避的に溶鋼に混入してしまう
ため、混入した場合でも熱間圧延段階で充分に延伸可能
な介在物組成に制御する必要がある。
法の例を以下説明する。表1は製造工程別における溶銑
及び溶鋼の成分を示す。高炉溶銑を脱燐及び脱硫設備
で、予備精錬処理を行いP=0.005wt%、S=
0.002wt%を得た。この溶銑を250tonの転
炉に装入して、CaO約45Kg/tを装入して吹錬を行
い、C=0.495%、終点温度1630℃で吹錬を終
了した。
kg/t、高炭素Fe−Mnを2.7kg/t、CaO
−SiO2 系フラックス( CaO=45wt%,SiO
2 =55wt%)を3.5kg/t添加した。転炉出鋼
後に取鍋中のスラグを除滓し、アーク加熱式の取鍋精錬
設備により表2のような取鍋精錬を行った。
みランスとを挿入できる孔と副原料を投入できる孔とを
設けた蓋を配置し、取鍋の底部から溶鋼中にアルゴンガ
スを吹き込むポーラスプラグを配置した。取鍋の蓋の孔
から溶鋼とスラグの温度を調節するための電極と溶鋼と
スラグを攪拌するガス吹込みランスとを挿入し、吹込み
ランスとポーラスプラグからアルゴンガスを溶鋼中に吹
き込みながら電極に通電し、溶鋼及びスラグの温度を調
整した。同時にCaO,SiO2 、Al2 O3、MgO
等を含む副原料等を副原料投入孔から添加して、これら
の副原料を溶解した。この取鍋精錬での処理時間は平均
で45分であった。
は、スラグライン部がマグネシア−カーボンレンガ、そ
れ以外の部分はジルコニア系の不定形耐火物であり、い
ずれも非アルミナ性のものを使用した。この時の取鍋精
錬設備の取鍋内の溶融スラグの成分が、塩基度(CaO
/SiO2 )が1.0〜1.5、Al2 O3 が5wt%
以下、MgOが10〜20wt%の組成になるように生
石灰、珪石、アルミナ、マグネシアを副原料として添加
した。
ラグライン部がマグネシア−カーボンレンガ、それ以外
の部分はジルコニア系の不定形耐火物又は、アルミナ系
のものを使用した。この時の取鍋精錬設備の取鍋内の溶
融スラグの成分が、塩基度(CaO/SiO2 )が0.
7〜1.2、Al2 O3 が3〜8wt%以下、MgOが
5〜14wt%の組成になるように生石灰、珪石、アル
ミナ、マグネシアを添加した。
鋳造を行った。連続鋳造機は垂直式で、鋳片サイズは5
00×400mmのブルームに鋳造した。ストランド数
は3〜4、電磁攪拌装置は鋳型内と各ストランドのクレ
ーターの位置に配置した。鋳片を熱間圧延して5.5m
mφの線材に製造した後、非金属介在物等を測定し、更
に伸線加工して最終的に0.15mmφの製品とした。
グ成分と非延伸性介在物指数と伸線時の断線回数とを実
施例と比較例別に整理したものである。実施例の非延伸
性介在物指数(線材圧延方向断面中で観察された非延伸
性介在物の長さを指数化したもの)は安定して低くなっ
ており、伸線時の断線回数も皆無であった。なお、比較
例においては塩基度、Al2 O3 含有量、MgO含有量
のいずれか又は複数以上が本発明の範囲外となっている
ために非延伸性介在物指数が高くなっている。
2は、線材の非延伸性介在物指数とスラグの塩基度との
関係をスラグのAl2 O3 とMgOの含有量量別に区分
して示した図である。塩基度が1 以上で、MgOを含
み、且つAl2 O3 含有量が5wt%未満の場合には線
材の非延伸性介在物指数が小さくなることが示されてい
る。
介在物粒径と線材の介在物個数との関係を示すものであ
る。実施例は比較例よりスラグの粘性が低くなるので介
在物の浮上分離がよくなる。その結果、この図から明ら
かなように、スラグ巻き込みに起因すると考えられる大
きな粒径の介在物も無くなり、延伸性のない介在物の径
が小さい方向になり、介在物の個数も減少する。
程において、不活性雰囲気下にてアルゴンガス等を吹き
込みながら、副原料を取鍋内に添加し、取鍋精錬末期の
溶融スラグの成分組成が、塩基度(CaO/SiO2 )
が1〜1.5、Al2 O3 が5wt%以下、MgOが1
0〜20wt%になるようなCaO−SiO2−MgO
−Al2 O3 系のスラグを溶製する。このような精錬を
行うことにより、溶鋼中の脱酸生成物が浮上分離し、溶
鋼中の酸素が低下するので溶鋼中の清浄度が向上し、圧
延段階での脱酸生成物介在物が延伸性に富むので非延伸
性介在物指数が減少し、0.2mmφ前後の製品に製造
しても断線は皆無とすることができる優れた発明であ
る。
非延伸性介在物指数との関係を示す表にした図である。
との関係を、スラグのAl2 O3 量とスラグのMgO添
加の有無との関係において示した図である。
係を実施例と比較例とに分類して示した図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の工程を備えたことを特徴とする伸
線性及び清浄度に優れた線材用鋼の製造方法。 (a)製鋼炉で溶製した線材用溶鋼を取鍋においてSi
およびMnで脱酸し、(b)前記脱酸した溶鋼に取鍋内
の溶融スラグの成分組成(wt%)が、塩基度(CaO
/SiO2 )が1〜1.5、Al2 O3 が5wt%以
下、MgOが10〜20wt%になるように副原料を添
加し、(c)前記溶鋼に不活性雰囲気下にて不活性ガス
を吹き込み、精錬を行う。 - 【請求項2】 前記副原料がCaO、SiO2 、Mg
O、Al2 O3 のいずれか1種以上を含有する副原料で
あることを特徴とする請求項1記載の伸線性及び清浄度
に優れた線材用鋼の製造方法。 - 【請求項3】 前記線材用鋼がwt%で、少なくとも
C:0.20〜0.95wt%、Si:0.10〜0.
35wt%、Mn:0.20〜0.90wt%からなる
線材用鋼であることを特徴とする請求項1又は2記載の
製造方法。
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JP30558396A JP3994456B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 伸線性及び清浄度に優れた線材用鋼の製造方法 |
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- 1996-10-31 JP JP30558396A patent/JP3994456B2/ja not_active Expired - Fee Related
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