JPS6055171B2 - 塵埃吸引装置の吸取口 - Google Patents

塵埃吸引装置の吸取口

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JPS6055171B2
JPS6055171B2 JP2190483A JP2190483A JPS6055171B2 JP S6055171 B2 JPS6055171 B2 JP S6055171B2 JP 2190483 A JP2190483 A JP 2190483A JP 2190483 A JP2190483 A JP 2190483A JP S6055171 B2 JPS6055171 B2 JP S6055171B2
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JP
Japan
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partition frame
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dust
suction
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JP2190483A
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和雄 三野
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TASUKO JAPAN KK
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TASUKO JAPAN KK
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ドリルで建造物の壁面等の被切削物を穴開
け工事をする際に飛散する塵埃を吸引する塵埃吸引装置
の吸取口に関する。
建築工事が終了したビルの室内外のコンクリート壁面等
の被切削物をドリルで配線、配管用の穴開け工事とする
際には、ドリルによつて削り取られた壁面等の被切削物
を構成する材質の微細な塵埃が周囲に飛散するので、作
業者や周りの人達の健康を害するのみならず、周囲の環
境を著しく害している。
この発明は、上記事情に鑑みなされたものであつて、ド
リル壁面等の被切削物を穴開け工事する際に飛散する塵
埃を吸引することによつて、衛生的しかも能率的に穴開
け工事をすることができる’塵埃吸引装置の吸取口を提
供することを目的とする。
この発明の実施例について以下図面の記載に基づいて説
明する。
まず、第1図及び第9図に示すこの発明の第1の実施例
について説明する。
この発明の塵埃吸引装置の吸取口1は、本体2、該本体
2内に設けた仕切枠3及び本体2内の空気及び塵埃を吸
引する吸引管4を主構成要素とする。
本体2は軽量なる素材により形成し円筒状の周側枠5の
一方の開放部分を塞いで上面6を形成し、他方の開放部
分はそのまま開けたままの状態としたものである。
前記上面6の中心部に形成した開口部7の内周縁には、
ゴム等の柔軟性材質からなるドーナツ形のカバー8が必
要に応じて脱着自在に嵌め込まれている。このドーナツ
形のカバー8の中心穴9は、ドリルAの径が異なる毎に
そのドリルAの径に見合つた直径のものを随時選択でき
るようにして、ドリルAの外周とカバー8の間の間隙を
できるだけ小さくし、本体2内の塵埃が外部へ飛散しな
いようにすると共に吸引する空気量を制限し吸着力を高
めるようにするためのものである。
前記開口部7の内周縁の外方の上面6の内側には、開口
部7を囲むようになし、軽量なる素材により円筒状を呈
すべく構成した仕切枠3が設けられている。この仕切枠
3の長さは、本体2の周側枠5の高さとほぼ同じ高さを
有しており、その中央部分には空気及び塵埃通適用の複
数の通過穴10が形成されている。更に又、前記周側枠
5の開放部分の端周縁並びに前記仕切枠3の端周縁には
それぞれスポンジや軟質ゴム等からなる吸着材11が必
要に応じて脱着自在に嵌め込まれている。尚、本体2及
び仕切枠3に透明な材質のものを使用すれば、切削位置
及び切削程度が外部から見えるために、作業能率を一層
上げることが可能となる。以上のような構成からなるこ
の実施例の塵埃吸引装置の吸取口1を使用する際には、
第13図に示すように、本体2に設けた吸引管4を吸引
機BのホースCと連結してから、必要に応じて設けたカ
バー8の中心穴9内に電動機Dに取りつけたド!リルA
を挿入して壁面等の被切削物EにドリルAの刃先を当て
て電動機Dをこの刃先方向へ押えつけるだけでよい。
吸引機Bの作動によつて、吸引管4から空気が引き抜か
れるが、このとき、まず本体2と仕切枠3が形成する空
間内の空気が引き・抜かれて減圧されると、通過穴10
を通じて仕切枠3内の空気も引き抜かれてゆく。仕切枠
3内には、カバー8の中心穴9から挿入したドリルAが
入つており、このドリルAの刃先が電動機Dによつて回
転しつつ被切削物Eを切削しているので、その際の塵埃
が仕切枠3内に充満するが、この充満した塵埃は、ドリ
ルAの外周とカバー8の間隙から吸い込まれる空気と共
に、前記の理由によつて吸引管4及びホースCを通つて
吸引機Bに吸い取られてゆく。一方、本体2と仕切枠3
が形成する空間内は減圧状態となつている。これは、吸
引管4より吸い取られる空気量の方が、仕切枠3に形成
した通過穴10から入る空気量よりも多いかLらである
。従つて、本体2及び仕切枠3は、この減圧によつて被
切削物Eの表面に吸着された状態となるので、本体2を
手や他の手段を用いて支えることがなくてもよくなる。
尚、被切削物Eの表面が一様な平面である場合には、本
体2及び仕切枠3の開放部分の端周縁が堅い材質の場合
であつても、これらの接合部よりほとんど空気が入り込
まないので前記吸着効果を得ることができるが、被切削
物Eの表面がきれいに平面加工されていない例えばコン
クリート壁のように凹凸のある場合には、本体2及び仕
切枠3の開放部分の端周縁との接合部において隙間がで
きて空気が入り込むために、吸着効果が弱まる。
このため、前記したようにスポンジやゴム等の柔軟性の
材質からなる吸着材11を本体2及び仕切枠3の開放部
分の端周縁に嵌め込み使用すれば、この隙間がなくなり
、相当の凹凸のある被切削物Eの表面に使用しても本体
2は被切削物Eに吸着された状態を維持し得る。実験の
結果によれば、この吸着材11の使用によると、被切削
物Eが天井面であるような場合でも、本体2及びホース
Cの重量に十分に耐えて天井に吸着されたまま落下する
ことはない。第2図はこの第1の実施例の変形を示す第
2の実施例を示す。
第1の実施例と異なるところは、本体2の上面6の中央
部に開口部7を形成するのに代えて、吸引管4と反対側
へ偏心した上面6の位置に開口部7を形成したものであ
る。
この第2の実施例の場合には、この実施例の使用を示す
第16図からも明らかなように、開口部7と上面6の外
周縁との間隔距離において短い部分ができるために、壁
面と壁面又は天井面が形成する隅の部分においても穴開
け工事することができる利点を有している。第3図及ひ
第10図はこの発明の第3の実施例を示し、前記第1の
実施例と異なるところは、仕切枠3の中央部分に形成し
た通過穴10に代えて仕切枠3の開放部分の端周縁に単
数又は複数の通過穴10を形成してなるものである。こ
の実施例の発明を使用した場合の第1の実施例の効果と
異なる点は、仕切枠3の下方すなわち被切削物Eの表面
から空気が仕切枠3と本体2が形成する空間内へ吸い込
まれてゆくためにドリルAの刃先によつて切削された塵
埃は仕切枠3内にほとんど飛散することがなくなり、塵
埃の吸引効果を一層上げることができる点である。第4
図はこの第3の実施例を変形を示す第4の実施例を示す
。第3の実施例と異なるところは、本体2の上面6の中
央部の位置に開口部7を形成するのに代えて、吸引管4
と反対側へ偏心した上面6の位置に開口部7を形成した
しものである。この実施例の使用および効果は、第2の
実施例と同じである。第5図及び第11図は、この発明
の第5の実施例を示し、前記第1の実施例と異なるとこ
ろは、仕切枠3の中央部分に形成した通過穴10に代え
て、吸引管4の開口端を仕切枠3に向けて設けると共に
この吸引管3の周側枠5と仕切枠3の間にも通過穴10
を形成してなるものである。
この実施例の場合における効果は第1の実施例に比べて
、仕切枠3内において充満する塵埃が本体2と仕切枠3
が形成する空間内に侵入することなく、吸引管4から吸
引機Bに吸い取られるために、より直接的に塵埃の吸引
ができるのである。第6図はこの第5の実施例の変形を
示す第6の実施例を示す。
第5の実施例と異なるところは、本体2の上面6の中央
部の位置に開口部7を形成するのに代えて、吸引管4と
反対側へ偏心した位置の上面6に開口部7を形成したも
のである。この実施例の使用及び効果は、第2の実施例
と同じである。第7図及び第12図は、この発明の第7
の実施例を示し、前記第1の実施例と異なるところは、
仕切枠3に形成した通過穴10に代えて、仕切枠3の高
さを周側枠5の高さより少し短くして、本体2の開放部
分の端周縁を壁面等の被切削物Eの表面に当てた際に、
被切削物Eの表面と仕切枠3の開放部分の端周縁にわず
かな間隙を形成するようにしたものである。
この実施例の発明を利用した場合の第1実施例の効果と
異なる点は、前記した第5の実施例の効果と全く逆であ
り仕切枠3の下方全周囲から空気が仕切枠3と本体2が
形成する空間へ吸い込まれてゆくために、仕切枠3の下
方内部でドリルAの刃先の被切削物Eの切削によつて発
生した塵埃が仕切枠3内に飛散することなくすべて吸い
取られてゆく点である。又、この実施例と第3の実施例
との効果上の異なる点は、径の大きな塵埃が生成される
場合には第3の実施例に適し、径の小さな塵埃が生成さ
れる場合にはこの実施例に適する点である。すなわち、
仕切枠3の開放部分の端周縁と被切削物Eの表面の間隙
を大きくした場合には、本体2と仕切枠3が形成する空
間内の減圧力を本体2が被切削物Eに吸着するに必要な
だけ得られなく、これに対して、第3の実施例の場合に
は、通過穴10の形成個数を制限することにより、幅広
くかつ背の高い通過穴10とすることができるからであ
る。第8図はこの第7の実施例の変形を示す第8の実施
例を示す。
第7の実施例と異なるところは、本体2の上面6の中央
部の位置に開口部7を形成するのに代えて、吸引管4と
反対側へ偏心した上面6の位置に開口部7を形成したも
のである。この実施例の使用及び効果も、第2の実施例
の場合と同じである。以上の説明からも明らかなように
、この発明の塵埃吸引装置の吸取口によると、吸引管か
ら本体の上面に形成した開口部を通じて本体又は仕切枠
内に導入される空気が吸引されると、前記仕切枠l内の
空気圧よりも仕切枠と本体が形成する空間内、即ち、前
記本体内の空気圧が低くなるように前記吸引管、仕切枠
又は本体に通過穴を形成したことにより、下部に吸取口
を有する前記本体を目的とする被切削物の表面に適宜移
動でき、かつ前・記本体を被削物の表面に対しても容易
に吸着固定できるので、空間に露出する任意の面に対し
て、前記本体を手や他の固定手段を必要とすることなく
全く楽に穴開け切削作業を行うことができるのである。
しかも、ドリルで削り取られた被切削物フの塵埃はすべ
て吸引機内へ吸引されてしまうので、作業者や周りの人
の健康を害したり、周りの環境を害したりすることもな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の全体斜視第2図よこ
の発明の第2の実施例の全体斜視第3図まこの発明の第
3の実施例の全体斜視第4図まこの発明の第4の実施例
の全体斜視第5図まこの発明の第5の実施例の全体斜視
第6図よこの発明の第6の実施例の全体斜視第7図まこ
の発明の第7の実施例の全体斜視第8図まこの発明の第
8の実施例の全体斜視第9図ま第1図の断面図、第10
図は第3図の断面図、第11図は第5図の断面図、第1
2図は第7図の断面図、第13図及び第14図はこの発
明の使用状態説明図をそれぞれ示す。 1・・・・・・塵埃吸引装置の吸取口、2・・・・・・
本体、3・・・・・・仕切枠、4・・・・・・吸引管、
5・・・・・・周側枠、6・・・・・・上面、7・・・
・・・開口部、8・・・・・・カバー、10・・・・・
・通過穴、11・・・・・・吸着材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドリル挿入用の開口部を形成した上面及び該上面の
    周囲の周側枠からなる本体と、前記上面の内側で開口部
    を囲むようにして設けた仕切枠及び前記本体に設けた吸
    引管から構成される塵埃吸引装置の吸取口であつて、前
    記吸引管から前記上面に形成した開口部を通じて仕切枠
    及び本体内に導入される空気が吸引されると、前記仕切
    枠の空気圧よりも仕切枠の外周面と本体が形成する空間
    内の空気圧が低くなるように吸引管及び/又は仕切枠に
    通過穴を形成したことを特徴とする塵埃吸引装置の吸取
    口。 2 前記開口部が上面の中央部の位置に形成したもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の塵埃吸引装置の吸取口
    。 3 前記開口部が上面の偏心した位置に形成したもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の塵埃吸引装置の吸取口
    。 4 前記開口部がその内周面にゴム等の柔軟性材質から
    なるドーナツ形のカバーを脱着自在に設けたものである
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の塵
    埃吸引装置の吸取口。 5 前記本体の周側枠がその開口部分の端周縁に吸着材
    を設けたものである特許請求の範囲第1項乃至第4項の
    いずれかに記載の塵埃吸引装置の吸取口。 6 前記本体及び仕切枠がいずれもが透明又は半透明な
    材質からなるものである特許請求の範囲第1項乃至第5
    項のいずれかに記載の塵埃吸引装置の吸取口。
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