JP3056919U - ダスト・スリーブ - Google Patents

ダスト・スリーブ

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JP3056919U
JP3056919U JP1998005039U JP503998U JP3056919U JP 3056919 U JP3056919 U JP 3056919U JP 1998005039 U JP1998005039 U JP 1998005039U JP 503998 U JP503998 U JP 503998U JP 3056919 U JP3056919 U JP 3056919U
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dust
wall
hole
sleeve
drilling tool
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Inventor
正美 横山
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有限会社ケー・ディ・イー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内の壁に空調機を取り付ける時に取り付け壁
に穿孔工具を用いて室内ユニットと室額ユニットとを接
続するための連結配管、ドレン管、及び電気配線などを
通す穴を開ける時に発生するダストの室内への飛散を防
ぎ、作業終了後の清掃時間の短縮と作業環境の良化を得
る。 【解決手段】透明で軽いプラスチック容器からなり、空
調機の取り付け部の壁に固定するための両面粘着テープ
又はビス穴、壁に穴を開けるための穿孔工具が挿入でき
る穴、及びダストが溜められる十分な容量を持つ取り扱
いが容易なダスト・スリーブ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】
本考案は、家などの室内の壁(W)に空調機を取り付ける時に、穿孔工具(T )で壁に穴(H)を開ける際に発生するダストを周囲に飛び散らないようにする ための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調機を室内の壁に取り付ける時、室内ユニットと室外ユニットとを接続する ための連結配管、ドレン管、及び電気配線などを通す穴を壁に穿孔工具で開ける 際に発生するダストは下に落ちるだけでなく空気中にも飛散するので作業者はマ スクをして吸わない様にして作業を行い、工事終了後に下に落ちたダストを箒で 掃いて集めて清掃する方法、または、壁に固定された、あるいは穿孔工具に固定 されたダスト回収器具と称する容器に発生したダストを溜め、一杯になると当該 容器に接続された掃除機で吸引してダストを取り除く方法などが取られていた。
【0003】 特開平5−4146には家の縦壁に穴を開ける際に発生するダストの飛散を防 止する方法が提案されている。透明な半硬質樹脂材料で構成された有底の円形箱 状の器具を端縁に装着されたゴム製のシール材を介して粘着テープなどで壁に固 定し、当該器具の底部の穴から穿孔工具の先端を入れて壁に穿孔する。排出され たダストは器具の円周部に入れられたダスト収容箱に溜まるので接続された掃除 機で吸引して取り除くか、あるいは掃除機がない場合にはダスト収容箱を捨てる ことによって排出したダストを取り除くとされてとされている。
【0004】 特開平6−122103では建物の天井などの高所に穿孔する場合の穿孔屑処 理装置が提案されている。この方法は、ダストを溜める容器が穿孔工具に固定さ れており、容器に蛇腹体で接続された掃除機のホースから溜まったダストを吸引 するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
壁などに穿孔工具で穴を開けると壁材などのダストは下に落ちるだけでなく空 気中に飛散して周囲に分散するので不衛生であり、工事終了後に下に落ちたダス トを掃き集めて清掃するだけでは不充分である。 また、ダストを集めたダスト収容箱に掃除機のホースを取り付けてダストを吸 引する方法は、長いホースを狭い室内で引き回さなければならず、実際の作業に 用いるには不便な方法である。ダスト収容箱を壁に取り付けてダストを集める方 法は装置が大がかりで重いので壁への接着が難しく、接着出来ても取りはず時に 壁を損傷する危険がある。また、空のダスト収容器は嵩張って運搬に不便である 。
【0006】 この様な事情に鑑み、考案者は日常の作業の経験から鋭意研究の結果、ダスト の飛散防止による作業後の清掃時間の短縮と作業環境の良化を達成し、軽くて低 コストの簡便なプラスチック製のダスト・スリーブを考案するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、空調機の室内ユニットと室外ユニットとを接続する連絡配管、ドレ ン、及び電気配管などの配管類を通す穴(H)を室内の壁(W)に開ける時、穴 (H)を開ける壁(W)に透明で肉薄のプラスチック容器(5),(6)又は( 5),(7)からなるダスト・スリーブ(1)の底(2)の部分に開けられた穿 孔工具(T)挿入用の穴(3)から穿孔工具(T)を通して壁(W)などに所定 の穴を開け、作業中に発生するダストを壁(W)に取り付けられたダスト・スリ ーブ(1)の中に集めて終了後に取り外して捨てるものである。または水洗して 数回の使用も可能である。 更に、本考案のダスト・スリーブ(1)はダストを収納する容器(5),(6 )又は(5),(7)を分解して作業現場に持参し、作業を行う時点で組み立て られるので運搬が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】 本考案のダスト・スリーブは、梅干しや佃煮などの食品を入れるために広く使 用されている、肉薄の丸型、角型、あるいは楕円形のポリ塩化ビニル、ポリエチ レンなどのプラスチック製の透明な蓋付き容器の身の部分(5),(6)を二つ 向かい合わせて両面粘着テープなどで接着して一体化するか、あるいは身の部分 (5)に同質の材料からなる蓋(7)をして密封容器とし、当該容器の底(2) の部分の中央に穿孔工具(T)の通る穴(3)を開けて製作したものである。 この様にして製作したダスト・スリーブは両面粘着テープ(4)で壁(W)に 貼り付けて使用する。本ダスト・スリーブは非常に軽いので壁(W)に弱い接着 力で付着させる事が可能なので、従来の同種のダスト回収器具の様に壁から取り 外すときに壁を痛める事がない。また、どうしても両面粘着テープ(4)で接着 出来ない場合にはダスト・スリーブの縁の部分のビス穴(8)を介してビスで止 める事もできる。 ダスト・スリーブとして用いる肉薄の透明なプラスチック製容器を相面して接 着する方法は、容器の縁の部分に両面粘着テープを用いて接着する方法以外にネ ジで止めても良く、ホッチキスで止めても良い。何れにしてダストがこぼれない 方法なら何でも良い。 本考案のダスト・スリーブ(1)はダスト収納容器の身の部分(5),(6) または身の部分(5)と蓋の部分(7)を重ねて現場に持参して組み立てるので 運搬に嵩張らなくて都合がよい。ダストの発生量の多いときには丈の深い容器を 利用すれば良い。 所定の穴(H)を開けて作業が終了したならばダスト・スリーブを壁(W)か ら取り外して捨てる。また、簡単に水洗して再度使用する事も出来るので経済的 であり、省資源化に寄与するものである。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面にて説明する。 図1は本考案のダスト・スリーブ(1)を壁(W)に取り付けたところを側面 から見た全体図であり、図2はダスト・スリーブ(1)の側面図である。また、 図3はダスト・スリーブ(1)を底面から見た図である。 透明プラスチック容器を相面して接合して作製されたダスト・スリーブ(1) を当該ダスト・スリーブ(1)の底部(2)の周囲に付けられた両面粘着テープ (4)を介して壁(W)に固定する。次に容器の底(2)に開けられた穴(3) を通して穿孔工具(T)を挿入し、壁(W)に所定の穴(H)を開ける。 発生したダストはダスト・スリーブ(1)に溜まり、その量は当該ダスト・ス リーブが透明な為に外から容易に観察することが出来る。 ダスト・スリーブ(1)となる透明プラスチック容器(5)と(6)及び(5 )と(7)の固定は両面粘着テープを用いて固定するだけでなくホッチキスで止 める事も出来る。はめ込み式でも良い。また、当該ダスト・スリーブ(1)の壁 (W)への固定方法は両面粘着テープ(4)による方法だけでなく、透明プラス チック容器の縁の部分に開けられたビス穴(8)を介してビスで固定することも できる。
【0010】
【考案の効果】
室内の壁(W)に空調機を取り付ける場合に請求項1又は請求項2に開示した 考案のダスト・スリーブ(1)を用いて穿孔工具(T)にて室内ユニットと室外 ユニットとを接続するための連結配管、ドレン管、及び電気配線などを通す壁穴 (H)を取り付け壁(W)に開けるとダストの飛散はなく、作業終了後の清掃時 間の短縮と作業環境の良化を得ることが出来る。また、本考案のダスト・スリー ブ(1)は取り扱いや運搬が容易であり、安価でもあるので工事業者が得る価値 は大きい。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のダスト・スリーブ(1)を取り付け壁
(W)に固定し、穿孔工具(T)で壁に壁穴(H)を開
けた状態の側面図である。
【図2】図2の(a)は透明プラスチック容器の身の部
分(5)と(6)を向かい合わせて接合して作製したダ
スト・スリーブ(1)の側面図であり、図2の(b)は
透明プラスチック容器の身の部分(5)と蓋(7)とを
接合して作製したダスト・スリーブ(1)の側面図であ
る。
【図3】図3はダスト・スリーブの底面部(2)であ
る。図3の(c)は壁(W)に両面粘着テープ(4)で
固定するダスト・スリーブ(1)の底面部(2)であ
り、図3の(d)は壁(W)にビスを用いて固定するダ
スト・スリーブ(1)の底面部(2)である。
【符号の説明】
(W)取り付け壁 (H)壁穴 (T)穿孔工具 (1)ダスト・スリーブ本体 (2)ダスト・スリーブの底面 (3)ダスト・スリーブの穿孔工具挿入用穴 (4)両面粘着テープ (5)透明プラスチック容器の身の部分 (6)透明プラスチック容器の身の部分 (7)透明プラスチック容器の蓋の部分 (8)ビス穴
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の壁(W)に穿孔工具(T)を用いて
    壁穴(H)を貫通させるときに生ずるダストの飛散を防
    ぐ器具であって、当該器具の中央底部(2)に穿孔工具
    (T)が通る穴(3)の明いた透明なプラスチック製の
    容器(5),(6)または(5),(7)からなる壁に
    接着可能なダスト・スリーブ(1)。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された中央底部(2)に穿
    孔工具(T)が通る穴(3)の明いた透明なプラスチッ
    ク製の容器(5),(6),または(5),(7)であ
    って、当該容器(5),(6),または(5),(7)
    は二つに分割して作業現場で容易に組み立てが出来る壁
    に接着可能なダスト・スリーブ(1)。
JP1998005039U 1998-06-05 1998-06-05 ダスト・スリーブ Expired - Lifetime JP3056919U (ja)

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