JP3067369U - 削岩機 - Google Patents

削岩機

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JP3067369U
JP3067369U JP1999007016U JP701699U JP3067369U JP 3067369 U JP3067369 U JP 3067369U JP 1999007016 U JP1999007016 U JP 1999007016U JP 701699 U JP701699 U JP 701699U JP 3067369 U JP3067369 U JP 3067369U
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rock
rock drill
drill
drilled
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JP1999007016U
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English (en)
Inventor
義久 大橋
Original Assignee
大橋工業株式会社
伏見 五郎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 岩石、岩盤、コンクリート等を穿孔する際に
生ずる粉塵や破砕片を周囲に飛散させることなく吸入、
除去する手段を備えた削岩機を提供する。 【解決手段】 ハンドル(3)を突設すると共にドリル
ロッド(11)の駆動手段(5)を備えた削岩機本体
(1)と、該削岩機本体に取り付けられ、該駆動手段に
より駆動されるドリルロッドとよりなる削岩機におい
て、伸縮自在の筒状カバー(15)の上端(15a)を
該削岩機本体に固定すると共に該筒状カバーの下端(1
5b)を被穿孔物(17)の表面に密着させることによ
り該ドリルロッドを筒状カバーと削岩機本体と被穿孔物
とにより密閉し、該筒状カバーには集塵機(19)の集
塵ホース(21)を接続したことを特徴とする削岩機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は削岩機(ロックドリル)に関するものであり、特に岩石、岩盤、コンク リート等を穿孔する際に生ずる粉塵や破砕片を周囲に飛散させることなく吸入、 除去する手段を備えた削岩機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
削岩機は、油圧、圧縮空気、電気等を原動力として切削又は打撃により岩石、岩 盤、コンクリート等を穿孔するものであり、ハンドルを突設すると共にドリルロ ッドの駆動手段を備えた削岩機本体と、該削岩機本体に取り付けられ、該駆動手 段により駆動されるドリルロッドとよりなるものが従来より使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の削岩機においては、岩石、岩盤、コンクリート等を穿孔す る際に生じた粉塵や破砕片が周囲に飛散するため、作業環境が劣悪となり、作業 者等に危険を生じさせるおそれもある。また、削岩機の周囲に飛散した粉塵や破 砕片は後に掃除し、除去しなければならないとう問題もある。 このような問題を解決するために、本考案は、岩石、岩盤、コンクリート等を穿 孔する際に生ずる粉塵や破砕片を周囲に飛散させることなく吸入、除去する手段 を備えた削岩機を提供しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は下記の削岩機を提供するものである。
【0005】 (1)ハンドルを突設すると共にドリルロッドの駆動手段を備えた削岩機本体と 、該削岩機本体に取り付けられ、該駆動手段により駆動されるドリルロッドとよ りなる削岩機において、伸縮自在の筒状カバーの上端を該削岩機本体に固定する と共に該筒状カバーの下端を被穿孔物の表面に密着させることにより該ドリルロ ッドを筒状カバーと削岩機本体と被穿孔物とにより密閉し、該筒状カバーには集 塵機の集塵ホースを接続したことを特徴とする削岩機(請求項1)。
【0006】 実用新案登録請求の範囲を含む本明細書において「被穿孔物」とは、削岩機によ り穿孔される岩石、岩盤、コンクリート等のものをいう。
【0007】 (2)前記筒状カバーは蛇腹状に伸縮するものである(請求項2)。
【0008】 (3)前記筒状カバーは削岩機の使用時に該筒状カバーの下端を被穿孔物の表面 に押圧する螺旋状の弾性部材を備えている(請求項3)。
【0009】 (4)前記筒状カバーは透明である(請求項4)。
【0010】
【作用】
[請求項1の削岩機] ドリルロッドは筒状カバーと削岩機本体と被穿孔物とにより密閉されているため 、ドリルロッドにより被穿孔物を穿孔する際に生ずる粉塵や破砕片は専ら筒状カ バー内に留まり、筒状カバーの外部に飛散することはない。しかして、筒状カバ ーには集塵機の集塵ホースが接続されているため、筒状カバー内の粉塵や破砕片 は集塵ホースを通って集塵機に吸い込まれる。また、穿孔するに従い削岩機本体 は下降して被穿孔物に接近するのであるが、筒状カバーは伸縮自在であるため、 削岩機本体の下降に伴って徐々に縮むが、該筒状カバーと削岩機本体と被穿孔物 とによるドリルロッドの密閉状態は維持される。
【0011】 [請求項2の削岩機] 請求項2の削岩機における筒状カバーは蛇腹状に伸縮するものであるため、削岩 機本体の下降に伴って円滑に縮む。
【0012】 [請求項3の削岩機] 請求項3の削岩機における筒状カバーは削岩機の使用時に該筒状カバーの下端を 被穿孔物の表面に押圧する螺旋状の弾性部材を備えている。従って、削岩機の使 用時には筒状カバーの下端は被穿孔物の表面に確実に密着する。
【0013】 [請求項4の削岩機] 請求項4の削岩機における筒状カバーは透明であるため、削岩機の使用者は被穿 孔物における穿孔位置を筒状カバーを通して目視しつつ穿孔作業を行なうことが できる。
【0014】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 まず、本考案が適用される削岩機の一例について説明する。 符号1に示すものは削岩機本体である。削岩機本体1は左右一対のハンドル3を 突設すると共にドリルロッドの駆動手段5を備えている。符号7に示すものは駆 動手段5のコントロールレバー、符号9に示すものは油圧ホースである。削岩機 本体1の下端には駆動手段5により駆動されるドリルロッド11が取り付けられ ている。ドリルロッド11は先端にドリルビット13を備えている。
【0015】 しかして、本考案においては、伸縮自在の筒状カバー15の上端15aを削岩機 本体1に適宜の固定手段(図示せず。)により固定すると共に該筒状カバー15 の下端15bを被穿孔物17の表面に密着させることによりドリルロッド11を 筒状カバー15と削岩機本体1と被穿孔物17とにより密閉する。更に、筒状カ バー15には集塵機19の集塵ホース21を接続する。
【0016】 図1、図2に示す事例における筒状カバー15は蛇腹状に伸縮するものである 。筒状カバー15は透明な合成樹脂により形成することが望ましいが、布又はゴ ムにより形成しても差し支えない。
【0017】 図3に示す筒状カバー15は削岩機の使用時に該筒状カバー15の下端15b を被穿孔物17の表面に押圧する螺旋状の弾性部材23を備えている。
【0018】
【考案の効果】
[請求項1の削岩機] ドリルロッドは筒状カバーと削岩機本体と被穿孔物とにより密閉されているため 、ドリルロッドにより被穿孔物を穿孔する際に生ずる粉塵や破砕片は専ら筒状カ バー内に留まり、筒状カバーの外部に飛散することはない。従って、粉塵や破砕 片の飛散による作業環境の悪化や作業者等に対する危険が防止される。筒状カバ ーには集塵機の集塵ホースが接続されているため、筒状カバー内の粉塵や破砕片 は集塵ホースを通って集塵機に吸い込まれる。従って、削岩機の周囲に飛散した 粉塵や破砕片を掃除し、除去するという作業も不要となる。また、筒状カバーは 削岩機による穿孔作業に伴う騒音を緩和するという効果をも発揮する。
【0019】 [請求項2の削岩機] 請求項2の削岩機における筒状カバーは蛇腹状に伸縮するものであるため、削岩 機本体の下降に伴って円滑に縮む。
【0020】 [請求項3の削岩機] 請求項3の削岩機における筒状カバーは削岩機の使用時に該筒状カバーの下端を 被穿孔物の表面に押圧する螺旋状の弾性部材を備えているため、削岩機の使用時 には筒状カバーの下端は被穿孔物の表面に確実に密着する。
【0021】 [請求項4の削岩機] 請求項4の削岩機における筒状カバーは透明であるため、削岩機の使用者は被穿 孔物における穿孔位置を筒状カバーを通して目視しつつ穿孔作業を行なうことが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による削岩機により被穿孔物の穿孔を開
始した状態を示す断面図である。
【図2】同上削岩機により被穿孔物を深く穿孔した状態
を示す断面図である。
【図3】筒状カバーの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 削岩機本体 3 ハンドル 5 駆動手段 7 コントロールレバー 9 油圧ホース 11 ドリルロッド 13 ドリルビット 15 筒状カバー 15a 上端 15b 下端 17 被穿孔物 19 集塵機 21 集塵ホース 23 弾性部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルを突設すると共にドリルロッド
    の駆動手段を備えた削岩機本体と、該削岩機本体に取り
    付けられ、該駆動手段により駆動されるドリルロッドと
    よりなる削岩機において、伸縮自在の筒状カバーの上端
    を該削岩機本体に固定すると共に該筒状カバーの下端を
    被穿孔物の表面に密着させることにより該ドリルロッド
    を筒状カバーと削岩機本体と被穿孔物とにより密閉し、
    該筒状カバーには集塵機の集塵ホースを接続したことを
    特徴とする削岩機。
  2. 【請求項2】 前記筒状カバーは蛇腹状に伸縮するもの
    であることを特徴とする請求項1の削岩機。
  3. 【請求項3】 前記筒状カバーは削岩機の使用時に該筒
    状カバーの下端を被穿孔物の表面に押圧する螺旋状の弾
    性部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2の
    削岩機。
  4. 【請求項4】 前記筒状カバーは透明であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかの削岩機。
JP1999007016U 1999-09-13 1999-09-13 削岩機 Expired - Lifetime JP3067369U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516116A (ja) * 2004-10-07 2008-05-15 アトラス コプコ ロツク ドリルス アクチボラグ スリーブ装置
JP2013525643A (ja) * 2010-04-26 2013-06-20 フィンスオヤ オイ 液圧ハンマー用装置
JP2015190124A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社横山基礎工事 環境負荷軽減装置および施工方法
CN108049825A (zh) * 2018-01-29 2018-05-18 上海广大基础工程有限公司 一种带有可伸缩防护罩的钻杆结构

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