JP3004844U - 穿孔清掃器 - Google Patents

穿孔清掃器

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JP3004844U
JP3004844U JP1994005473U JP547394U JP3004844U JP 3004844 U JP3004844 U JP 3004844U JP 1994005473 U JP1994005473 U JP 1994005473U JP 547394 U JP547394 U JP 547394U JP 3004844 U JP3004844 U JP 3004844U
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JP
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pipe shaft
chamber
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shaft
perforation
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JP1994005473U
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English (en)
Inventor
敏治 大坂
Original Assignee
敏治 大坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿孔内のくり粉や塵埃を吸引回収し、しか
も、その吸引回収作業と一緒にブラシ掛けをすることが
できるようにし、周囲にくり粉等を飛散させることな
く、確実かつ能率的に当該穿孔の清掃作業を実施するこ
と。 【構成】 モーター6により回転する管軸7と、基端接
続部12″を上記管軸7の外端部7″に取外し自在に接
続できるようにするとともに先端開口部12′にブラシ
14を備えたノズル12と、上記管軸7に連通接続した
接続筒11とからなり、上記管軸7を接続筒11を介し
て電気掃除機等の真空装置の吸入筒に連通接続して当該
穿孔の清掃作業を行うようにしたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンクリート,モルタル等にあけた穿孔を清掃するのに使用する穿 孔清掃器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、建造物のコンクリート躯体に仕上げ外装のために塗ったモルタル層あ るいはまた同コンクリート躯体にタイルを貼り付ける下地として塗ったモルタル 層が、コンクリート躯体との界面から浮き上がり、そこに生じた隙間を除々に拡 大することにより、ついには、該モルタル層を剥離,剥落させる事態になるのを 防止する補修工法として、アンカーピンニング工法が採用されている。
【0003】 この工法においては、界面に隙間を生じている部位のモルタル層とコンクリー ト躯体に、その隙間を横断する深さの穿孔あけ、この穿孔と上記隙間に例えばエ ポキシ樹脂系注入材を注入充填し、かつ、その穿孔内のエポキシ樹脂系注入材に アンカーピンを挿着するものである。
【0004】 上記の穿孔は、電動ドリルによってあけるものであるが、その中にくり粉や塵 埃が残っていると、目詰まりして上記注入材の注入が円滑に行われないとか、注 入した注入材の穿孔周壁面への接着が不十分で固定強度を低下させるとかの不都 合を生じるので、上記穿孔は、注入材の注入前において、手作業でブラシ掛けし た後、ブロアー等で空気を吹き付けてくり粉や塵埃を外部に噴出させて清掃する ことが行われている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の穿孔は、直径6〜8mm、深さ50〜60mmという細長いものが 、当該浮き上がり部分に多数あけられるため、それを1個ごとに手作業のブラシ 掛けと空気吹付けを各別に行うのは如何にも非能率的であるとともに、清掃その ものが不十分になり、その上、くり粉や塵埃の外部噴出は周囲を汚染し作業環境 を悪化させる。
【0006】 そこで、本考案は、穿孔内のくり粉や塵埃を吸引回収し、しかも、その吸引回 収作業と一緒にブラシ掛けをすることができるようにして、上記問題を一挙に解 消できる穿孔清掃器を提供しようとするとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案穿孔清掃器は、モーター6により回転する管軸7と、基端接続部12″ を上記管軸7の外端部7″に取外し自在に接続できるようにするとともに先端開 口部12′にブラシ14を備えたノズル12とからなり、上記管軸7と電気掃除 機等の真空装置の吸入筒とを連通接続して使用するようにしてなる。
【0008】 上記管軸7には接続筒11を連通接続しておき、該管軸7に、その接続筒11 を介して電気掃除機等の真空装置の吸入筒に連通接続するようにするのが好適で ある。 また、ケーシング1に、管軸室4と接続室5を前後にして配置するとともにそ の両室4,5の側方にモーター室3を配置し、管軸室4に管軸7を、その外端部 7″を該管軸室4の前方外部に突出位置させて支承し、該管軸7をモーター室3 に設置のモーター6に回転可能に連繋し、接続室5に接続筒11を、その内端部 11′を上記管軸7の内端部7′に連通させるとともに外端部11″を該接続室 5の後方外部に突出位置させて支承し、上記管軸7の外端部7″にノズル12の 基端接続部12″を取外し自在に接続し、さらに上記接続筒11の外端部11″ を電気掃除機等の真空装置の吸入筒に連通接続する構造とすることにより、コン パクトなものとなることができ好適である。
【0009】
【作用】
穿孔内のくり粉や塵埃を吸引回収し、しかも、その吸引回収作業と一緒にブラ シ掛けをすることができるので、そのくり粉等う飛散させることなく、所期の穿 孔清掃を確実にしかも能率よく実施できる。また、ノズルは、各種のサイズのも のを用意しておくと、当該現場の穿孔のサイズに合わせて随時取替えて使用でき るものである。
【0010】
【実施例】
以下本考案穿孔清掃器を図示の実施例について説明する。 1は合成樹脂製のケーシングで、隔壁2,2′,2″等によりモーター室3と 管軸室4および接続室5を区画形成している。管軸室4と接続室5は前後に配置 され、その両室4,5の側方にモーター室3が配置されている。
【0011】 6はモーター室3に設置したモーター、7は管軸室4に回転自在に支承した管 軸で、内端部7′を隔壁2″側で接続室5に接続開口させるとともに、周面に雄 ねじを刻設した外端部7″を管軸室4の前方外部に突出位置させている。 8は、モーター6の出力軸6′のプーリー9と管軸7のプーリー10との間に 、隔壁2′の窓孔wを通じて張架したベルトであり、これによって管軸7はモー ター6の駆動により回転することができる。 11は接続室5に挿着した接続筒で、それは、内端部11′を上記隔壁2″に 固着するとともに外端部11″を接続室5の後方外部に突出位置させ、かつ、上 記内端部11′の開口を管軸7の内端部7′の開口と連続させている。
【0012】 12はノズルで、先端開口部12′の側面に吸入孔13を掘設するとともに開 口縁に金属製等で軟質のブラシ14を植設し、さらに、基端接続部12″の周面 に雄ねじを刻設している。このノズル12は、緊締ソケット15により上記管軸 7に取外し自在に接続緊締される。 緊締ソケット15は内面に雌ねじを刻設した円筒体で、ノズル12の基端接続 部12″と管軸7の外端部7″に螺合嵌着し、両者を接続緊締する。
【0013】 例えば、コンクリート躯体aとモルタル層bとに、それらの境界に生じている 隙間sを横断させて電動ドリルで穿った穿孔c(図5)を清掃するには、上記接 続筒11の外端部11′を図示していない電気掃除機等の真空装置の吸入筒の先 端に接続し、かつ、ノズル12を回転させながら、そのノズル12を上記穿孔c に挿入し、その穿孔c内で先端開口部12′を適宜往復操作する。 これによって、穿孔c内のくり粉や塵埃は、ブラシ14で掻き回されるととも に、先端開口部12′によって吸引され、電気掃除機等の真空装置内に回収され る。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなとおり、本考案穿孔清掃器によれば、穿孔内の くり粉や塵埃を吸引回収し、しかも、その吸引回収作業と一緒にブラシ掛けをす ることができる。したがって、所期の穿孔清掃を、従来のようにくり粉等を飛散 させることなく、しかも確実かつ能率よく実施でき、また、ノズルは、各種のサ イズのものを用意しておき、当該現場の穿孔のサイズに合わせて随時取替えて使 用できる等の顕著な効果を奏する。 特に、エポキシ樹脂系注入材を注入して浮き上がり壁を補修するような場合に おいて、その穿孔内にくり粉や塵埃を残存させない完全な清掃ができるので、従 来のように注入した注入材の穿孔周壁面への接着が不十分で固定強度を低下させ るというような不利がないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案穿孔清掃器の実施例の縦断側面図であ
る。
【図2】同上の縦断正面図である。
【図3】同上のノズルの先端部の拡大断面図である。
【図4】同上のノズルの先端部の正面図である。
【図5】同上の穿孔清掃器の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 隔壁 2′ 隔壁 2″ 隔壁 3 モーター室 4 管軸室 5 接続室 6 モーター 6′ 出力軸 7 管軸 7′ 内端部 7″ 外端部 8 ベルト 9 プーリー 10 プーリー 11 接続筒 11′ 内端部 11″ 外端部 12 ノズル 12′ 先端開口部 12″ 基端接続部 13 吸入孔 14 ブラシ 15 緊締ソケット a コンクリート躯体 b モルタル層 c 穿孔 s 隙間 w 窓孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターにより回転する管軸と、基端接続
    部を上記管軸の外端部に取外し自在に接続できるように
    するとともに先端開口部にブラシを備えたノズルとから
    なり、上記管軸と電気掃除機等の真空装置の吸入筒とを
    連通接続して使用するようにしてなることを特徴とする
    穿孔清掃器。
  2. 【請求項2】モーターにより回転する管軸と、基端接続
    部を上記管軸の外端部に取外し自在に接続できるように
    するとともに先端開口部に吸入孔とブラシを備えたノズ
    ルと、内端部を上記管軸の内端部に連通するとともに外
    端部を電気掃除機等の真空装置の吸入筒に連通接続する
    ようにしてなる接続筒とからなることを特徴とする穿孔
    清掃器。
  3. 【請求項3】ケーシングが、管軸室と接続室とを前後に
    して配置するとともにその両室の側方にモーター室を配
    置し、上記管軸室に管軸を、その外端部を該管軸室の前
    方外部に突出位置させて支承し、上記管軸をモーター室
    に設置のモーターに回転可能に連繋し、上記接続室に接
    続筒を、その内端部を上記管軸の内端部に連通させると
    ともに外端部を該接続室の後方外部に突出位置させて支
    承し、さらに、上記管軸の外端部に基端接続部を取外し
    自在に接続したノズルの先端開口部にブラシを設け、上
    記接続筒の外端部を電気掃除機等の真空装置の吸入筒に
    連通接続するようにしてなること特徴とする穿孔清掃
    器。
JP1994005473U 1994-04-21 1994-04-21 穿孔清掃器 Expired - Lifetime JP3004844U (ja)

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Family

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346464A (ja) * 2001-05-28 2002-12-03 Chuo Motor Wheel Co Ltd 自動車用ホイールの粉体塗料吸引装置
WO2007032084A1 (ja) * 2005-09-16 2007-03-22 Kabushiki Kaisha Miyanaga アンカーボルト施工穴の清掃装置

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