JP4284693B2 - コンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置に関し、詳細にはコンクリートビルディング等のコンクリート建築物のコンクリート躯体表面に塗着されているモルタル層の剥離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば集合住宅、病院、その他供用中の施設などのコンクリート建築物のコンクリート躯体表面には一般にモルタルが塗着されている。このモルタルは、前記建築物の外側はもとより内側にも用いられている。外側あるいは内側に塗着されたモルタルは、そのままで用いることもあるが、多くはその表面に塗料等の装飾を施して用いられる。
【0003】
上記コンクリート建築物のコンクリート躯体は、適当な時期に補修や補強作業を行なう必要があり、その場合にはその表面に塗着されているモルタル層を剥離する必要がある。一方、コンクリート躯体の表面に塗着されているモルタル層も様々な外部要因により劣化するので、劣化して本来の機能を果たさなくなったモルタルは除去し、新規にモルタルを塗着することが行なわれる。
【0004】
上記のような状況が生じモルタル層を剥離する場合、従来はそのモルタル層をのみとかなづち、或いはハンマードリル等を用い、主として衝撃力により破壊する手法が取られてきた。しかし、前記の手法では大きな騒音や振動を伴うため、集合住宅、病院、ホテルなどが対象の場合には近隣の住民、患者又は宿泊客に耐えがたい迷惑をかけることになり、作業をする者もそのことを気遣いながら工事を行なわなければならなかった。
【0005】
このようなことから、最近、当業者の間から、騒音、振動或いは粉塵の発生の少ない、若しくはそれらの発生の無い工法の要望が強くなされるようになり、例えば、特開平11−71911号公報に提案されているものが有る。
【0006】
上記公報に提案されているものは、大要、コンクリート建築物のコンクリート躯体表面に塗着されているモルタル層に、このモルタル層の厚さとほぼ等しい深さの凹部を形成し、この凹部内に、膨張性物質を注入し、その膨張性物質によってモルタル層をコンクリート躯体表面から剥離するというものである。
【0007】
上記公報に提案の剥離方法によれば、騒音や振動をほとんど伴わずにモルタル層の剥離が行なえることが期待されるものの、膨張性物質として用いられる静的破砕剤又は緩制破砕剤は、モルタルに形成した穴又は溝内に注入する際に穴又は溝内から流出しないように調合する必要があり、また注入作業に際しては流出させないように配慮してしなければならず、必ずしも作業性の良い剥離方法とは言えない。また、剥離後、膨張性物質は剥離されたモルタルと一緒に廃材として処分されるため資源の無駄使いでもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の如き事情に基づいてなされたもので、その目的は、コンクリート躯体表面に塗着されているモルタル層を剥離する際の騒音や振動を極力小さくし得ることはもとより、その剥離作業の作業性を改善し得るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置は、コンクリート躯体表面のモルタル層にひび割れを生じさせるための力、及びこれを押し上げて剥離する力を油圧により与えるように構成したものである。すなわち、本発明では、油圧力によりコンクリート躯体表面のモルタル層にひび割れを生じさせるとともに、そのモルタル層をコンクリート躯体表面より押し上げて剥離させているので、剥離させる際の騒音や振動は極めて小さなものであり、集合住宅、病院、ホテルなどを対象に適用して近隣の住民、患者又は宿泊客に耐えがたい迷惑をかけることなどがなくなる。また、剥離作業をする者が騒音や振動をそれほど気遣う必要がなくなる上に、剥離作業自体もし易くなり作業性が良くなる。
【0010】
また、本発明(請求項1)に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置は、油圧シリンダと、その油圧シリンダのラムの先端部に取付けられ先端が頭を切った円錐のように平坦か又は大きな曲率の曲面にし、且つ先細りに形成された拡張ニードルと、油圧シリンダのシリンダ本体の先端部に取付けられ前記拡張ニードルが挿通し得る筒状体とを備えるとともに、前記筒状体が軸方向に3以上の複数に分割された部片からなり、且つ筒状体の先端部の軸方向断面形状が拡張ニードルの先端先細り部の進行に伴い筒状体を外方に拡開し得る形状に形成されてなるものである。
【0011】
上記請求項1の構成では、モルタル層に予め開けた穴に筒状体の先端部を装入した後、油圧シリンダのラムを前進駆動させると、筒状体の先端部が拡張ニードルの進行に伴って外方に押し広げられるとともに、拡張ニードルの先端が穴底のコンクリート躯体に突き当たった後は筒状体は相対的に後退することになるので、前記押し広げ力によってモルタル層にひび割れが生じ、また後退力によってモルタル層に剥離が生じる。従って、モルタル層を剥離させる際の騒音や振動は極めて小さなものであり、集合住宅、病院、ホテルなどを対象に適用して近隣の住民、患者又は宿泊客に耐えがたい迷惑をかけることなどがなくなる。また、剥離作業をする者が騒音や振動をそれほど気遣う必要がなくなる上に、剥離作業自体もし易くなり作業性が良くなる。また、このような作用効果を得るのに、特に限定するものではないが、前記拡張ニードルの先端先細り部の横断面形状は三角形乃至六角形の何れかの形状であってもよい(請求項2)
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置の全体構成図であって、aはモルタル層の穴にセットした状態、bは動作した状態を示す。図2は、図1bのX矢視図である。
【0013】
油圧シリンダ1は、油圧ポンプ2に連結されている。そして、油圧シリンダ1のラム3には拡張ニードル4が着脱可能に取付けられている。また、油圧シリンダ1のシリンダ本体5にはホルダー6を介して筒状体7が外方に拡開可能に取付けられている。
【0014】
拡張ニードル4は、丸棒材からなり、その後端部8にネジが形成されそのネジによってラム3に取付けられている。一方、先端部9は円錐形に先細りに形成されている。なお、この拡張ニードルの棒材形状や先端部9の先細り形状は、前述の形状に限定されるものではなく、例えば前記丸棒材に代えて断面四角形以上の多角形状であってもよいし、また前記先細り形状も円錐形に代えて三角錐以上の多角錐であってもよい。また先細り形状の先端は尖鋭であってもよいが、剥離の際にコンクリート表面に食入ることなく効果的に剥離力を得るためには頭を切った円錐又は角錐のように平坦か或いは大きな曲率の曲面に形成されていることが望ましい。
【0015】
ホルダー6は、円筒材からなり、その後端部10の内側にネジが形成されそのネジによってシリンダ本体5に取付けられている。一方、先端部11は、図3に示すように十字状に切欠部12が形成され、その切欠部12を形成する突出部13にはピン孔が形成されている。
【0016】
筒状体7は、四つに分割された部片14を上記切欠部12内に装着することで本例では円筒状に形成される。各部片14は、その後端部15にピン孔が設けられるとともに、そのピン孔と上記突出部13のピン孔とにピン(ボルトでもよい)16を挿通させて上記切欠部12内に装着され、ピン16を回動軸として先端部17側が外方に拡開可能に構成されている。また、各部片14の先端部17は、筒状体7を形成したとき内径が上記拡張ニードル4の外形より小径となるように勾配又は段差をもって肉厚に形成されている。なお、この筒状体7の内孔の横断面形状は、拡張ニードル4の横断面形状に合わせた形状とすることが望ましいが、拡張ニードル4が丸棒の場合には先端部9の先細り形状に合わせた形状としてもよい。
【0017】
上記構成の装置によるモルタル層の剥離手順は次の如くである。まず、予めコンクリート躯体Cの表面に塗着されているモルタル層Mに上記筒状体7の外形より大径の穴Hを所望間隔で開けておく。次いで、この穴H内に上記筒状体7の先端部17を装入し、油圧シリンダ1を作動しラム3を前進駆動させる。このようにラム3を前進駆動させると、拡張ニードル4が筒状体7内を進行し、この拡張ニードル4の進行に伴って拡張ニードル4の先細りの先端部9が筒状体7の先端部17内に押し入り先端部17を外方に押し広げるとともに、拡張ニードル4の先端が穴Hの底のコンクリート躯体Cに突き当たる。このように突き当たった後は筒状体7が拡張ニードル4に対して相対的に後退することになるので、この後退力によってモルタル層Mに剥離が生じ、前記押し広げ力と相俟ってモルタル層Mにひび割れが生じさせるとともに剥離させることができる。
【0018】
上記のようにしてモルタル層Mをコンクリート躯体Cの表面から剥離させるので、モルタル層Mを剥離させる際の騒音や振動は極めて小さなものであり、集合住宅、病院、ホテルなどを対象に適用して近隣の住民、患者又は宿泊客に耐えがたい迷惑をかけることなどがなくなる。また、剥離作業をする者が騒音や振動をそれほど気遣う必要がなくなる上に、剥離作業自体もし易くなり作業性が良くなる。
【0019】
図4に示す本発明に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置は、上記例に示した装置の油圧シリンダ1に代えて携帯型(ガンタイプ)の油圧シリンダ18に上記拡張ニードル4、ホルダー6、筒状体7をそれぞれ取付けたもので、実質的な構成は次の符号部分の構成を除いて上記例に示した装置と同様の構成である。なお、符号19はスプリングバネであって、このバネ19によりラム3が前進駆動した後の後退が円滑にできるようになっている。20と21はホルダー6の内側に設けられたスライドブッシュであって、ブッシュ20によりラム3が、ブッシュ21により拡張ニードル4がそれぞれ円滑に案内される。また、本例では拡張ニードル4は中間部と筒状体7の後端部のそれぞれに勾配面が形成され、筒状体7の各部片14はスプリングピン22によってホルダー6の先端切欠部12に回動可能に取付けられている。
【0020】
上記構成の装置であっても、上記例(図1に示した装置)と同様の剥離手順でモルタル層を剥離させることができ、従って、モルタル層を剥離させる際の騒音や振動は極めて小さなものであり、集合住宅、病院、ホテルなどを対象に適用して近隣の住民、患者又は宿泊客に耐えがたい迷惑をかけることなどがなくなる。また、剥離作業をする者が騒音や振動をそれほど気遣う必要がなくなる上に、剥離作業自体もし易くなり作業性が良くなる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置によれば、油圧力によりコンクリート躯体表面のモルタル層にひび割れを生じさせるとともに、そのモルタル層をコンクリート躯体表面より押し上げて剥離させているので、剥離させる際の騒音や振動は極めて小さなものであり、集合住宅、病院、ホテルなどを対象に適用して近隣の住民、患者又は宿泊客に耐えがたい迷惑をかけることなどがなくなる。また、剥離作業をする者が騒音や振動をそれほど気遣う必要がなくなる上に、剥離作業自体もし易くなり作業性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置の全体構成図であって、aはモルタル層の穴にセットした状態、bは動作した状態を示す。
【図2】図1bのX矢視図である。
【図3】本発明に係るホルダー先端部の部分説明図であって、aは側断面図、bはaのY矢視図である。
【図4】本発明に係るコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置の別の例の全体構成図であって、aは外観図、bはaのZ部断面図である。
【符号の説明】
1:油圧シリンダ 2:油圧ポンプ 3:ラム
4:拡張ニードル 5:シリンダ本体 6:ホルダー
7:筒状体 8:後端部 9:先端部
10:後端部 11:先端部 12:切欠部
13:突出部 14:部片 15:後端部
16:ピン 17:先端部 18:油圧シリンダ
19:スプリングバネ 20,21:スライドブッシュ
22:スプリングピン C:コンクリート躯体 H:穴
M:モルタル層
Claims (2)
- 油圧シリンダと、その油圧シリンダのラムの先端部に取付けられ先端が頭を切った円錐のように平坦か又は大きな曲率の曲面にし、且つ先細りに形成された拡張ニードルと、油圧シリンダのシリンダ本体の先端部に取付けられ前記拡張ニードルが挿通し得る筒状体とを備えるとともに、前記筒状体が軸方向に3以上の複数に分割された部片からなり、且つ筒状体の先端部の軸方向断面形状が拡張ニードルの先端先細り部の進行に伴い筒状体を外方に拡開し得る形状に形成されてなることを特徴とするコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置。
- 拡張ニードルの先端先細り部の横断面形状が三角形乃至六角形の何れかの形状である請求項1に記載のコンクリート躯体表面のモルタル層の剥離装置。
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