JPH09158664A - 液圧式割岩器 - Google Patents

液圧式割岩器

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JPH09158664A
JPH09158664A JP34731495A JP34731495A JPH09158664A JP H09158664 A JPH09158664 A JP H09158664A JP 34731495 A JP34731495 A JP 34731495A JP 34731495 A JP34731495 A JP 34731495A JP H09158664 A JPH09158664 A JP H09158664A
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JP
Japan
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cotter
cylinder
rock
piston
wedge
Prior art date
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Application number
JP34731495A
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English (en)
Inventor
Katsumitsu Miyazawa
勝光 宮澤
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Daiho Construction Co Ltd
Original Assignee
Daiho Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 能率よく岩を破砕し得る液圧式割岩器を提供
する。 【解決手段】 軸方向に貫通する圧液通路12を設けた
メインシャフト11と、メインシリンダ13と、外径を
漸減するテーパ19に形成されたくさび16と、円周方
向に分割された複数個の分割片20a,20b,…を組
み合わせて中空筒型に形成され、内部にくさび16のテ
ーパ19に嵌合するテーパ溝21を有し、かつくさび1
6の外周に拡径可能に設けられたコッタ20と、メイン
シャフト11の下端部に一体に取り付けられかつ圧液通
路12に連通するシリンダ室25を有するサブシリンダ
24と、ピストン28を有し、このピストン28の下部
にロッド29を介して設けられた着底ブロック30を有
し、前記サブシリンダ24により下降操作され、弾発体
33により上昇操作されるサブピストン27を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、割岩すべき岩に予
め穴を掘削し、この穴内にコッタとくさびのユニットを
挿入し、このコッタを液圧を利用して拡径させ、割岩す
る液圧式割岩器に関する。
【0002】
【従来の技術】割岩する従来技術としては、発破を仕掛
ける技術や、静的破砕剤を用いる技術、油圧ジャッキと
コッタとくさびとを備えた割岩器を用いる技術等があ
る。
【0003】前記従来技術のうち、発破や静的破砕剤を
用いる技術は、一般に良く知られている技術である。
【0004】図5〜図7は割岩器を用いる従来技術を工
程順に示したもので、図5は割岩すべき岩に穴を掘削す
る工程を示す図、図6は従来の割岩器と、前記穴に割岩
器を挿入する工程を示す図、図7は同割岩器による割岩
工程を示す図である。
【0005】割岩器を用いる従来技術では、割岩するに
当たって、図5に示すように、まず割岩すべき岩1にさ
く岩機3を用いて穴2を掘削する。
【0006】ついで、前記岩1に掘削された穴2に、図
6に示すごとく、割岩器4を挿入する。
【0007】従来の割岩器4は、油圧ジャッキ5と、下
部にジョー7を有し、かつ拡径可能に形成されたコッタ
6と、油圧ジャッキ5に連結され、かつコッタ6内に挿
入されたくさび8とを備えている。
【0008】そして、前記穴2内に割岩器4のコッタ6
とくさび8のユニットを挿入した後、図7から分かるよ
うに、油圧ジャッキ5によりくさび8をコッタ6内に押
し込み、コッタ6により岩1を図7に示す矢印a方向に
押し開き、破砕するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術のうちの、発破を仕掛けて破壊する技術では、危険を
伴うため、作業員が退避しなければならないという問題
があり、振動および騒音が大きい問題があり、粉塵が舞
い上がる問題があり、ガスが発生するため、換気設備を
配備する必要がある。
【0010】一方、前記静的破砕剤を用いる技術では、
ガスが発生するので、作業員が退避しなければならない
という問題があり、換気設備を要する問題があり、環境
汚染の懸念がある。
【0011】他方、前記割岩器を用いる従来技術では、
油圧ジャッキ5の圧縮力でくさび8をコッタ6内に押し
込む方式を採っているため、大きな圧縮力を必要とし、
したがって大掛かりな設備を要する問題がある。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、岩を無振動,無騒音で破
壊でき、粉塵やガスが発生せず、狭い作業空間内で比較
的小さい力で能率よく岩を破壊し得る液圧式割岩器を提
供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は割岩すべき岩に
予め掘削された穴内で、コッタをスムーズに拡径し得る
液圧式割岩器を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の他の目的は岩をより確実
に破壊し得る液圧式割岩器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では軸方向に貫通する圧液通路12を設けた
メインシャフト11と、内部にシリンダ室14を有し、
かつ前記メインシャフト11の上部に同心状に固定され
たメインシリンダ13と、中空状に形成され、上端部に
ピストン17を有し、下半部を下端部に向かって外径を
漸減するテーパ19に形成され、前記メインシャフト1
1の外周に嵌合され、かつ前記ピストン17をメインシ
リンダ13のシリンダ室14に嵌合させ、昇降自在に設
けられたくさび16と、円周方向に分割された複数個の
分割片20a,20b,…を組み合わせて中空筒型に形
成され、内部に前記くさび16のテーパ19に嵌合する
テーパ溝21を有し、前記メインシリンダ13の下部に
吊り下げ支持されかつ前記くさび16の外周に拡径可能
に設けられたコッタ20と、前記メインシャフト11の
下端部に一体に取り付けられかつ前記メインシリンダ1
3に設けられた圧液通路12に連通するシリンダ室25
を有するサブシリンダ24と、上端部にピストン28を
有し、このピストン28の下部にロッド29を介して設
けられた着底ブロック30を有し、前記ピストン28を
サブシリンダ24のシリンダ室25に嵌合させ、前記サ
ブシリンダ24により下降操作され、弾発体33により
上昇操作されるサブピストン27とを備えて構成してい
る。
【0016】また、前記目的を達成するため、本発明で
は前記メインシリンダ13の下部に、断面T字型の係合
溝15を設け、コッタ20の各分割片20a,20b,
…の上端部に、係合フランジ22を設け、前記係合溝1
5に係合フランジ22を係合させ、前記メインシリンダ
13の下部側にコッタ20の各分割片20a,20b,
…を、前記係合溝15と係合フランジ22との当接部を
ヒンジとして拡開可能に取り付けている。
【0017】さらに、前記目的を達成するため、本発明
では前記コッタ20の下端部の外周を、割岩すべき岩1
に予め掘削された穴2の周壁に摩擦的に接する粗面23
としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0019】図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は液圧式割岩器の縦断面図であって、割岩すべ
き岩に予め掘削された穴に液圧式割岩器を挿入する過程
を示す図、図2は図1のX−X線切断拡大断面図、図3
は掘削された穴に液圧式割岩器をセットした状態を示す
縦断面図、図4は割岩開始状態を示す縦断面図である。
【0020】これらの図に示す実施例の液圧式割岩器1
0は、メインシャフト11と、メインシリンダ13と、
くさび16と、コッタ20と、サブシリンダ24と、サ
ブピストン27と、液圧ユニット(図示せず)とを備え
て構成されている。
【0021】前記メインシャフト11には、中心部でか
つ軸方向に貫通する圧液通路12が設けられている。
【0022】前記メインシリンダ13には、シリンダ室
14と、係合溝15とが形成されている。前記シリンダ
室14には、圧液用のAポートとBポートとが設けられ
ている。前記係合溝15は、メインシリンダ13の下部
側に、断面T字型に形成されている。そして、前記メイ
ンシリンダ13はメインシャフト11の上部に同心状に
固定されている。
【0023】前記くさび16は、メインシャフト11の
外周に嵌合する中空状に形成されている。また、くさび
16の上端部にはピストン17が一体に設けられてお
り、このピストン17にはピストンリング18が装着さ
れている。さらに、くさび16の下半部は下端部に向か
って外径を漸減するテーパ19に形成されている。しか
して、このくさび16はピストン17を前記メインシリ
ンダ13のシリンダ室14に嵌合させ、昇降自在に設け
られている。
【0024】前記コッタ20は、円周方向に分割された
複数個の分割片として、この実施例では3個の分割片2
0a,20b,20cを組み合わせて中空筒型に形成さ
れている。このコッタ20の内部の下半部には、前記く
さび16のテーパ19に嵌合するテーパ溝21が形成さ
れている。また、コッタ20の上端部には前記メインシ
リンダ13の下部側に形成された係合溝15に係合する
係合フランジ22が設けられており、この係合フランジ
22の外周面は凸円弧型に形成されている。さらに、コ
ッタ20の下端部の外周は、割岩すべき岩1に掘削され
た穴2の周壁に摩擦的に接する粗面23に形成されてい
る。そして、このコッタ20は前記くさび16の外周
に、拡径可能に嵌合されている。さらに、前記コッタ2
0の各分割片20a,20b,20cは、前記メインシ
リンダ13の係合溝15に係合フランジ22を係合させ
て取り付けられており、前記係合溝15と係合フランジ
22との当接部をヒンジとして拡開可能に支持されてい
る。
【0025】前記サブシリンダ24には、シリンダ室2
5と、ピストン27のロッド用の嵌合部26とが形成さ
れている。このサブシリンダ24は、上端部にメインシ
ャフト11を差し込み、溶接する等の手段により、メイ
ンシャフト11の下端部に一体に取り付けられている。
前記サブシリンダ24のシリンダ室25は、メインシャ
フト11の内部に設けられた圧液通路12に連通してい
る。
【0026】前記サブピストン27は、ロッド29の上
端部に設けられたピストン28と、下端部に設けられた
着底ブロック30とを有して構成されている。前記ピス
トン28は、サブシリンダ24に形成されたシリンダ室
25に嵌合されており、このピストン28にはピストン
リング31が装着されている。前記ロッド29は、サブ
シリンダ24に形成された嵌合部26に嵌合されてお
り、この嵌合部26とロッド29間はOリング32によ
りシールされている。前記着底ブロック30は、サブピ
ストン27が下降されるに伴い、岩1に掘削された穴2
の底に着くようになっている。このサブピストン27
は、前記メインシャフト11に設けられた圧液通路12
からサブシリンダ24のシリンダ室25に圧液が供給さ
れるに伴い、その液圧でピストン28が下降操作され、
サブピストン27全体が下降するようになっている。
【0027】前記弾性体33には、この実施例では圧縮
ばねが用いられている。この弾性体33は、サブシリン
ダ24のシリンダ室25内の圧液が抜き出されたとき、
ピストン28を押し上げ、サブピストン27全体を戻す
ようになっている。
【0028】前記液圧ユニットは、くさび16を押し下
げるときは、メインシリンダ13のAポートからシリン
ダ室14に圧液を供給し、くさび16を戻すときは、メ
インシリンダ13のBポートからシリンダ室14に圧液
を供給し、サブピストン27を下降させるときは、メイ
ンシャフト11の圧液通路12からサブシリンダ24の
シリンダ室25に圧液を供給し、サブピストン27を上
昇させるときは、メインシャフト11の圧液通路12を
通じてサブシリンダ24のシリンダ室25内の圧液を抜
き出すようになっている。
【0029】ところで、前記構成の液圧式割岩器10を
用いて割岩する場合にも、まず割岩すべき岩1にさく岩
機により穴2を掘削する。
【0030】前述のごとく、岩1に穴2を掘削後、図1
に示すように、穴2に液圧式割岩器10におけるサブピ
ストン27、サブシリンダ24、コッタ20およびくさ
び16の部分を挿入する。前記穴2への液圧式割岩器1
0の挿入時には、くさび16およびサブピストン27と
も上昇させた状態で挿入する。
【0031】このようにして、岩1に掘削された穴2に
液圧式割岩器10を挿入し、図2に示すように、穴2に
サブピストン27の着底ブロック30を着底させ、液圧
式割岩器10を使用状態にセットする。
【0032】ついで、メインシリンダ13のシリンダ室
14に、Aポートを通じて圧液を供給し、このシリンダ
室14に嵌合されているピストン17を介してくさび1
6を強制的に押し下げ、そのくさび作用により図4に矢
印bで示すように、コッタ20を拡径する。このとき、
コッタ20の各分割片20a,20b,20cは、メイ
ンシリンダ13の下部側に形成された係合溝15と係合
フランジ22との当接部をヒンジとして拡開される。ま
た、コッタ20の各分割片20a,20b,20cの下
部外周を粗面23としているので、コッタ20の各分割
片20a,20b,20cは穴2の周壁に摩擦的に密着
する。
【0033】この状態から図4に示すように、メインシ
ャフト11の圧液通路12を通じてサブシリンダ24の
シリンダ室25に圧液を供給し、その液圧により図4に
矢印cで示すように、サブピストン27のピストン28
を押し下げ、穴2の底に着いている着底ブロック30の
反力を利用して、コッタ20を突き上げる。
【0034】これにより、岩1における穴2とコッタ2
0とが密着している部分に引張力が作用し、岩1が穴2
を中心に、図4に符号34で示すごとく、円錐状に破壊
する。
【0035】したがって、この実施例によれば、比較的
小さい液圧のエネルギーで岩1を破壊することができ
る。
【0036】岩1を破壊後は、メインシリンダ13のシ
リンダ室14にBポートを通じて圧液を供給し、くさび
16の上端部のピストン17を押し上げ、くさび16を
上昇させ、コッタ20に対するくさび作用を解除させ
る。また、メインシャフト11に設けられた圧液通路1
2を通じてサブシリンダ24のシリンダ室25内の圧液
を抜き取り、弾性体33である圧縮ばねの弾発力により
サブピストン27のピストン28を押し上げ、このピス
トン28を介してサブピストン27を初期位置に上昇さ
せ、各部材を図3に示す状態に戻す。
【0037】ついで、破壊された岩1から液圧式割岩器
10全体を引き上げ、割岩作業の1ストロークを終了す
る。
【0038】なお、本発明ではコッタ20の分割片を図
示の3個組み合わせるものに限らず、2個でもよく、4
個以上でもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では割岩す
べき岩1に予め掘削された穴2に液圧式割岩器10のサ
ブピストン27、サブシリンダ24、コッタ20とくさ
び16のユニットを挿入し、液圧によりくさび16を押
し下げ、くさび作用を利用してコッタ20の各分割片2
0a,20b,20cを拡開させ、コッタ20を穴2に
密着させ、この状態でサブピストン27を押し下げ、穴
2の底に着いた着底ブロック30の反力を利用してコッ
タ20を突き上げ、コッタ20が接している岩1の部分
に引張力を作用させ、岩1の穴2を中心として、岩1を
円錐状に破壊するようにしているので、(1)岩の破壊
を無振動,無騒音で、しかも粉塵を発生させずに行うこ
とができる、(2)発破や静的破砕剤により岩を破壊す
る技術のごとく、後ガスが発生しないので、換気設備を
省略でき、したがって岩を小型の設備で破壊できる外、
環境汚染を防ぐことができる、(3)発破や静的破砕剤
を用いる場合のように、作業員が退避する必要がなく、
また危険作業から解放することができる、(4)岩を引
張力で破壊するようにしているので、油圧ジャッキの圧
縮力でくさびをコッタに押し込み、破壊する従来技術に
比べて、比較的小さな力で岩を破壊でき、したがって狭
い作業空間で能率よく岩の破壊作業を遂行できる、とい
う効果がある。
【0040】また、本発明ではメインシリンダ13の下
部に、断面T字型の係合溝15を設け、コッタ20の各
分割片20a,20b,…の上端部に、係合フランジ2
2を設け、前記係合溝15に係合フランジ22を係合さ
せ、前記メインシリンダ13の下部側にコッタ20の各
分割片20a,20b,…を、前記係合溝15と係合フ
ランジ22との当接部をヒンジとして拡開可能に取り付
けているので、くさび16によりコッタ20をスムーズ
に拡径し得る効果がある。
【0041】さらに、本発明ではコッタ20の下端部の
外周を、割岩すべき岩1に予め掘削された穴2の周壁に
摩擦的に接する粗面23とし、この粗面23の作用によ
り穴2の周壁にコッタ20の下端部を密着させたうえ
で、サブピストン27によりコッタ20とくさび16の
ユニットを突き上げ、岩1に引張力を作用させ、破壊す
るようにしているので、岩1をより一層確実に破壊し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液圧式割岩器の一実施例を示す縦断面
図である。
【図2】図1のX−X線切断拡大断面図である。
【図3】割岩すべき岩に予め掘削された穴に図1に示す
実施例の液圧式割岩器をセットした状態を示す縦断面図
である。
【図4】図1に示す実施例の液圧式割岩器の割岩開始状
態を示す縦断面図である。
【図5】従来技術において、割岩すべき岩に穴を掘削す
る工程を示す図である。
【図6】図5に続いて、掘削された穴に油圧ジャッキを
用いた割岩器を挿入する工程を示す図である。
【図7】図6に続いて、油圧ジャッキを用いた割岩器に
より割岩する工程を示す図である。
【符号の説明】
1 岩 2 岩に掘削された穴 10 液圧式割岩器 11 メインシャフト 12 圧液通路 13 メインシリンダ 14 メインシリンダのシリンダ室 15 係合溝 16 くさび 17 くさびの上端部のピストン 19 くさびの下半部のテーパ 20 コッタ 20a,20b,20c コッタの分割片 21 テーパ溝 22 係合フランジ 23 粗面 24 サブシリンダ 25 サブシリンダのシリンダ室 27 サブピストン 28 サブピストンのピストン 29 サブピストンのロッド 30 サブピストンの着底ブロック 33 弾発体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に貫通する圧液通路12を設けた
    メインシャフト11と、 内部にシリンダ室14を有し、かつ前記メインシャフト
    11の上部に同心状に固定されたメインシリンダ13
    と、 中空状に形成され、上端部にピストン17を有し、下半
    部を下端部に向かって外径を漸減するテーパ19に形成
    され、前記メインシャフト11の外周に嵌合され、かつ
    前記ピストン17をメインシリンダ13のシリンダ室1
    4に嵌合させ、昇降自在に設けられたくさび16と、 円周方向に分割された複数個の分割片20a,20b,
    …を組み合わせて中空筒型に形成され、内部に前記くさ
    び16のテーパ19に嵌合するテーパ溝21を有し、前
    記メインシリンダ13の下部に吊り下げ支持されかつ前
    記くさび16の外周に拡径可能に設けられたコッタ20
    と、 前記メインシャフト11の下端部に一体に取り付けられ
    かつ前記メインシリンダ13に設けられた圧液通路12
    に連通するシリンダ室25を有するサブシリンダ24
    と、 上端部にピストン28を有し、このピストン28の下部
    にロッド29を介して設けられた着底ブロック30を有
    し、前記ピストン28をサブシリンダ24のシリンダ室
    25に嵌合させ、前記サブシリンダ24により下降操作
    され、弾発体33により上昇操作されるサブピストン2
    7と、を備えて構成したことを特徴とする液圧式割岩
    器。
  2. 【請求項2】 前記メインシリンダ13の下部に、断面
    T字型の係合溝15を設け、コッタ20の各分割片20
    a,20b,…の上端部に、係合フランジ22を設け、
    前記係合溝15に係合フランジ22を係合させ、前記メ
    インシリンダ13の下部側にコッタ20の各分割片20
    a,20b,…を、前記係合溝15と係合フランジ22
    との当接部をヒンジとして拡開可能に取り付けたことを
    特徴とする請求項1記載の液圧式割岩器。
  3. 【請求項3】 前記コッタ20の下端部の外周を、割岩
    すべき岩1に予め掘削された穴2の周壁に摩擦的に接す
    る粗面23としたことを特徴とする請求項1または2記
    載の液圧式割岩器。
JP34731495A 1995-12-13 1995-12-13 液圧式割岩器 Pending JPH09158664A (ja)

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