JP3060393B2 - 岩盤またはコンクリートの破砕装置 - Google Patents

岩盤またはコンクリートの破砕装置

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JP3060393B2
JP3060393B2 JP4016170A JP1617092A JP3060393B2 JP 3060393 B2 JP3060393 B2 JP 3060393B2 JP 4016170 A JP4016170 A JP 4016170A JP 1617092 A JP1617092 A JP 1617092A JP 3060393 B2 JP3060393 B2 JP 3060393B2
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hydraulic
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達也 野間
英雄 末木
俊一 門田
秀幸 村山
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、岩盤またはコンクリー
トの破砕装置に係るものである。
【従来の技術】本件出願人等は、特開平2−10128
6号公報に記載の岩盤またはコンクリート破砕装置を既
に提案した。同破砕装置は、図6に示すように複数の小
型円形液圧ジャッキbの各先端部を単一の高剛性載荷板
aに取付け、同各液圧ジャッキbの基端部が高剛性の反
力支持台cにより支持し、同各液圧ジャッキbを同支持
台cに配設した液圧管dを介して接続したものである。
この破砕装置により岩盤またはコンクリートeを破砕す
る場合、破砕装置を岩盤またはコンクリートeの掘削孔
fに挿入した後、各液圧ジャッキbを作動し、高剛性載
荷板aを介して掘削孔fの内面を加圧し、岩盤またはコ
ンクリートeにクラックを生起させて、破砕する。この
ことにより、発破を使用することなく静的に岩盤または
コンクリートeを破砕するようにしている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記破砕
装置は、各ジャッキbのピストンを作動させた後、液圧
ジャッキbを反力支持台c上に戻すために、液圧を各液
圧ジャッキbのピストン上部に作用させる必要があり、
加圧用液圧管dの他に戻り用液圧管を必要とし、液圧管
が2本になって、作業上からも、構造上からも、煩雑化
するという問題があった。本発明は前記の問題点に鑑み
提案するものであり、その目的とする処は、液圧配管
を1本にできて、構造の簡略化と作業効率の向上とを併
せ達成でき、掘削孔の内壁面に凹凸などがある場合
に、加圧ジャッキのピストンに偏荷重を加えない岩盤ま
たはコンクリートの破砕装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、反力支持台に基端部が支持され且つ液
圧管で連結された複数の液圧ジャッキの各先端部に、夫
々1枚宛載荷板を取付け、前記各液圧ジャッキのシリン
ダー上部に圧力ガス封入部を設けた岩盤またはコンクリ
ートの破砕装置において、前記液圧ジャッキのピストン
頂部及び載荷板の下面に球面座を設け、同各球面座を介
して前記ピストン及び載荷板を接続したことを特徴とし
ている。
【作用】本発明の岩盤またはコンクリートの破砕装置は
前記のように構成されており、岩盤またはコンクリート
の破砕時には、本破砕装置を掘削孔に挿入した後、液圧
を液圧管を介して各液圧ジャッキのピストンに加え、載
荷板を介して掘削孔の内周面を加圧して、岩盤またはコ
ンクリートに引張力を生起させ、この引張力によりクラ
ックを発生させて、岩盤またはコンクリートを静的に破
砕する。また破砕終了時には、液圧管の圧力を解放し、
圧力ガス封入部のガス圧により各液圧ジャッキのピスト
ンを旧位に戻して、本破砕装置を掘削孔から撤去する。
また液圧ジャッキのピストンの頂面と載荷板の下面とに
球面座を設け、同各球面座を介してピストン及び載荷板
を接続しており、掘削孔の内壁面に凹凸などがある場
合、液圧ジャッキのピストンと載荷板とが相対変位し
て、液圧ジャッキのピストンに偏荷重を加えることがな
い。
【実施例】次に本発明の岩盤またはコンクリートの破砕
装置を図示の実施例により説明する。図1〜図3の1は
高剛性の反力台で、同反力台1により複数の小型の液圧
ジャッキ2が支持されている。2aは液圧ジャッキ2の
ピストンである。3はシール台で、銅パッキン4を介し
て反力台1に固定されている。5は各液圧ジャッキ2の
載荷板で、ピストン2aの頂面と載荷板5の下面とに球
面座が設けられ、載荷板5が液圧ジャッキ2のピストン
2aの先端部にねじ6を介して連結されている。7は反
力台1の下部に配設された液圧管、8は各液圧ジャッキ
2の上部に設けられたガス封入部で、加圧時には、液圧
を液圧管7を介して各液圧ジャッキ2のピストン2aに
加える。また加圧終了時には、液圧管7の圧力を解放す
るとともに、圧力ガス封入部8のガス圧により各液圧ジ
ャッキ2のピストン2aを旧位に戻す。図1の符号9、
10、11はOリング及びバックアップリングである。
本発明の岩盤またはコンクリートの破砕装置は前記した
ように構成されているので、岩盤またはコンクリートA
の破砕時には、本破砕装置を掘削孔Bに挿入した後、液
圧を液圧ユニット(図示せず)→液圧管7を介して各液
圧ジャッキ2のピストン2aに加え、載荷板5を介して
掘削孔Bの内周面を加圧して、岩盤またはコンクリート
Aに引張力を生起させ、この引張力によりクラックC
(図3参照)を発生させて、岩盤またはコンクリートA
を静的に破砕する。また破砕終了時には、液圧管7の圧
力を解放し、圧力ガス封入部8のガス圧により各液圧ジ
ャッキ2のピストン2aを自動的に旧位に戻して、本破
砕装置を掘削孔Bから撤去する。本破砕装置では液圧管
7が1本だけになるので、構造の簡略化と作業効率の向
上とが併せ達成される。図4は、掘削孔Bの長さが本破
砕装置の長さよりも短い場合を示している。このときに
は、隣接する載荷板5の境目まで本破砕装置を掘削孔B
に挿入して、所期の破砕を行う。図5は、掘削孔Bの内
壁面に凹凸などがある場合の載荷板5の挙動を示してい
る。ピストン2aの頂面と載荷板5の下面とに球面座が
設けられ、載荷板5が液圧ジャッキ2のピストン2aの
先端部にねじ6を介して連結されているので、掘削孔B
の内壁面に凹凸などがある場合には、液圧ジャッキ2の
ピストン2aと載荷板5とが相対変位して、液圧ジャッ
キ2のピストン2aに偏荷重を加えることがない。
【発明の効果】本発明の岩盤またはコンクリートの破砕
装置は前記のように反力支持台に基端部が支持され且つ
液圧管で連結された複数の液圧ジャッキの各先端部に、
夫々1枚宛載荷板を取付け、前記各液圧ジャッキのシリ
ンダー上部に圧力ガス封入部を設けており、岩盤または
コンクリートの破砕時には、本破砕装置を掘削孔に挿入
した後、液圧を液圧管を介して各液圧ジャッキのピスト
ンに加え、載荷板を介して掘削孔の内周面を加圧して、
岩盤またはコンクリートに引張力を生起させ、この引張
力によりクラックを発生させて、岩盤またはコンクリー
トを静的に破砕する。また破砕終了時には、液圧管の圧
力を解放し、圧力ガス封入部のガス圧により各液圧ジャ
ッキのピストンを旧位に戻して、本破砕装置を掘削孔か
ら撤去するので、液圧管は1本だけでよく、構造の簡略
化と作業効率の向上とを併せ達成できる。また液圧ジャ
ッキのピストンの頂面と載荷板の下面とに球面座を設
け、同各球面座を介して前記ピストン及び載荷板を接続
しており、掘削孔の内壁面に凹凸などがある場合に、液
圧ジャッキのピストンと載荷板とが相対変位して、液圧
ジャッキのピストンに偏荷重を加えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の岩盤またはコンクリートの破砕装置の
一実施例を示す一部切裁側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】同破砕装置の作用説明図である。
【図4】掘削孔の長さが本破砕装置の長さよりも短い場
合の作用説明図である。
【図5】掘削孔の内壁面に凹凸などがある場合の載荷板
の挙動を示す説明図である。
【図6】従来の破砕装置の作用説明図である。
【符号の説明】
A 岩盤またはコンクリート B 掘削孔 C クラック 1 反力台 2 液圧ジャッキ 2a ピストン 3 シール台 4 銅パッキン 5 載荷板 6 ねじ 7 液圧管 8 圧力ガス封入部 9、10、11 0リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門田 俊一 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 村山 秀幸 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (56)参考文献 実開 昭60−58691(JP,U) 実公 昭58−15682(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21C 37/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反力支持台に基端部が支持され且つ液圧
    管で連結された複数の液圧ジャッキの各先端部に、夫々
    1枚宛載荷板を取付け、前記各液圧ジャッキのシリンダ
    ー上部に圧力ガス封入部を設けた岩盤またはコンクリー
    トの破砕装置において、前記液圧ジャッキのピストン頂
    面及び載荷板の下面に球面座を設け、同各球面座を介し
    て前記ピストン及び載荷板を接続したことを特徴とする
    岩盤またはコンクリートの破砕装置。
JP4016170A 1992-01-31 1992-01-31 岩盤またはコンクリートの破砕装置 Expired - Lifetime JP3060393B2 (ja)

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