JP3049353B2 - 岩盤・コンクリート等の破砕方法および装置 - Google Patents

岩盤・コンクリート等の破砕方法および装置

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JP3049353B2 JP9285033A JP28503397A JP3049353B2 JP 3049353 B2 JP3049353 B2 JP 3049353B2 JP 9285033 A JP9285033 A JP 9285033A JP 28503397 A JP28503397 A JP 28503397A JP 3049353 B2 JP3049353 B2 JP 3049353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩盤・コンクリー
ト等の破砕方法および装置に関するものである。
【0002】小形の液圧ジャッキを用いた岩盤やコンク
リート等の静的破砕装置としては、特開平2-101286号公
報、特開平5-222891号公報、特開平5-214885号公報など
に見られるように、高剛性圧力支持台に複数の小形の液
圧ジャッキの基端部を支持させて設け、この小形の液圧
ジャッキには高剛性載荷板を取り付けたものである。
【0003】この破砕装置は、岩盤またはコンクリート
等の掘削孔に挿入され、液圧ジャッキを作動して、前記
高剛性載荷板を介して掘削孔内面を加圧して、岩盤また
はコンクリートに引張応力を導入して亀裂を発生せし
め、発破を使用することなく、効率よく静的に破砕する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記破砕
装置は、高剛性載荷板で掘削孔内面を加圧して亀裂を発
生せしめるものであり、力の加わり方が載荷板に集中し
て特定の方向にしか亀裂を発生せしめることができず、
破壊効率の悪いものである。
【0005】しかも、小形の液圧ジャッキは高剛性反力
台との関係で大きさが定まってしまうので、そのストロ
ーク長および推力が限定されてしまうこともこの効率の
悪さに拍車をかけている。
【0006】また、載荷板に荷重が集中することは載荷
板に偏荷重が加わるおそれがあることにもなり、載荷板
に変形、ひいては液圧ジャッキのピストンの変形まで引
き起こすことにもなる。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、金属製の横向き円柱体を上下割りにしてなる第1、
第2の分割体を押し開くようにするので、岩盤・コンク
リート等の円形孔内面を均等に加圧して、効率良く岩盤
またはコンクリートに引張応力を導入して亀裂を発生せ
しめることができ、さらに、全体をコンパクトに保ちな
がら、特殊な複合ジャッキで大きな破壊力を得ることが
できる岩盤・コンクリート等の破砕方法および装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、岩盤・コンクリート等の破砕方法としては、
第1に、金属製の横向き円柱体を上下割りにしてなる第
1、第2の分割体間に、第1の分割体に形成する上部シ
リンダー室の内部を移動するピストンは、その内部に下
部シリンダー室および中間シリンダー室を形成した下部
シリンダー室兼上部ピストンとして第2の分割体に結合
し、前記下部シリンダー室兼上部ピストン内部を移動す
る下部ピストンのピストンロッドを第1の分割体に結合
してなる複合ジャッキを組み込み、この複合ジャッキが
非伸長状態で岩盤・コンクリート等の円形孔に挿入し、
複合ジャッキを伸長させて第1、第2の分割体を相互に
離間させ、これら第1、第2の分割体の外周面を円形孔
の周壁に押圧することを要旨とするものである。
【0009】第2に、複合ジャッキは、伸長位用給油孔
の他に復位用給油孔を設け、また、上部・下部シリンダ
ー連結孔を形成して上部シリンダー室と下部シリンダー
室とを連通させた伸縮自在な複動式ジャッキであり、こ
れを複数個並列させ、相互に離間させる第1、第2の分
割体の復位もこれらの複合ジャッキで行うこと、第3
に、複合ジャッキは伸長位用給油孔のみを設けた伸び専
門のジャッキであり、これと復位用のジャッキを組み合
わせて並列させ、相互に離間させる第1、第2の分割体
の復位は復位用のジャッキの作用で行うこと、第4に、
復位用のジャッキは下部シリンダー室兼上部ピストン内
部を移動する下部ピストンの伸長位用給油孔と復位用給
油孔を設け、下部ピストンの復位を行うことで相互に離
間させる第1、第2の分割体の復位を行うことを要旨と
するものである。
【0010】岩盤・コンクリート等の破砕装置として
は、第1に、金属製の横向き円柱体を上下割りにしてな
る第1、第2の分割体間に、第1の分割体に形成する上
部シリンダー室の内部を移動するピストンは、その内部
に下部シリンダー室および中間シリンダー室を形成した
下部シリンダー室兼上部ピストンとして第2の分割体に
結合し、前記下部シリンダー室兼上部ピストン内部を移
動する下部ピストンのピストンロッドを第1の分割体に
結合してなる複合ジャッキを組み込んだことを要旨とす
るものである。
【0011】第2に、複合ジャッキは、伸長位用給油孔
の他に復位用給油孔を設け、また、上部・下部シリンダ
ー連結孔を形成して上部シリンダー室と下部シリンダー
室とを連通させた伸縮自在な複動式ジャッキであり、こ
れを複数個並列させること、第3に、複合ジャッキは伸
長位用給油孔のみを設けた伸び専門のジャッキであり、
これと復位用のジャッキを組み合わせて並列させるこ
と、第4に、復位用のジャッキは下部シリンダー室兼上
部ピストン内部を移動する下部ピストンの伸長位用給油
孔と復位用給油孔を設け、下部ピストンの復位を行うこ
とを要旨とするものである。
【0012】請求項1または請求項5記載の本発明によ
れば、岩盤・コンクリート等の円形孔内にジャッキを縮
めて金属製の横向き円柱体を上下割りにしてなる第1、
第2の分割体が相互に接合または近接する状態で挿入
し、ジャッキを伸長すれば、第1、第2の分割体が押し
開かれ、これらで岩盤・コンクリート等の円形孔内面を
均等に加圧して、効率良く岩盤またはコンクリートに引
張応力を導入して亀裂を発生せしめることができる。
【0013】また、発明で使用する複合ジャッキは下記
のごとき特徴を有する。先に従来型の通常のジャッキを
図14について説明すると、SR はシリンダー室中部、S
C1はシリンダー室下部を示すが、各シリンダー室の断面
積は、 であり、伸推力(拡張力)は油圧圧力(作動圧力)をP
MPaとすると、 FSC1 =SC1 cm2 ×PMPa ×10kgf =(SC1×P×9.8)×10N である。 ただし、 φd<D1 φD1 <D2 φd<D2 とする。
【0014】これに対して発明で使用する複合ジャッキ
は、図15に示すようにシリンダー室中部SR 、シリンダ
ー室下部SC1の他にシリンダー室上部SC2を有するもの
であり、 であるので、複合伸推力(拡張力)は FSC1 +FSC1 =(SC1+SC2)×P×10kgf ={(SC1+SC2)×P×9.8}×0.1N となる。
【0015】それゆえ、本発明の複合ジャッキ(油圧シ
リンダー)はFSC1 kgf またはFSC1 N <FSC1 +F
SC2 kgf またはFSC2 N となり従来型に対してFSC2
たはFSC2 N 推力が大きい。
【0016】 図14、図15において、d=30 D1 =36
2 =50 とした場合、
【0017】従来のジャッキの推力kgf or Nを求める。 開発した本発明のジャッキの推力kgf or Nを求める。
【0018】従来 行動油圧力は、70MPa(700
kgf /cm2 )で使用するのでシリンダー1本当たりの
推力はそれぞれ下記のようになる。
【0019】よって、従来ジャッキに比べて本発明の複
合ジャッキはSC2分だけ推力が加算され、大きなものが
得られる。
【0020】なお、複合ジャッキとして図16に示すよう
な複動式の2段のジャッキ(商品名テレスコ)もある
が、これは1段目が作動してから2段目が作動するとい
う段階的作動しか得らず、しかも1段目、2段目ともに
同一方向に伸長または縮小するので長いストローク長を
必要とする。しかも2段目のピストンは小さいもので、
これに見合う以上の負荷をかけると2段目のピストンが
後退してしまうおそれがあり、本発明の複合ジャッキに
比べて動作性およびコンパクト性で劣る。
【0021】請求項2、請求項6記載の本発明によれ
ば、前記作用に加えて、複合ジャッキは、伸縮自在な複
動式ジャッキなので、これを複数個並列させることで互
に離間させる第1、第2の分割体の復位もこれらの複合
ジャッキで行うことができる。
【0022】請求項3、請求項7記載の本発明によれ
ば、複合ジャッキは伸長位用給油孔のみを設けた伸び専
門のジャッキであり、これと復位用のジャッキを組み合
わせて並列させることで復位用の給油孔を省略した単純
なジャッキとすることができる。
【0023】請求項4、請求項8記載の本発明によれ
ば、前記作用に加えて、復位用のジャッキは下部ピスト
ンの伸長位用給油孔を有するので、伸長時に下部ピスト
ンへの推力を伸び専門のジャッキに共動させることがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。先に本発明の岩盤・コンクリ
ート等の破砕装置を説明するが、図1は本発明の破砕装
置の1実施形態を示す一部切り欠いた斜視図、図2は同
上全体の外観斜視図、図3は正面図、図4は一部切欠い
た側面図で、金属製の横向き円柱体1を上下(縦)割り
にしてなる第1の分割体1aと第2の分割体1bで押圧
体を形成し、これら第1の分割体1aと第2の分割体1
b間に複数の液圧ジャッキ6を並列させて組込んだ。
【0025】これら第1の分割体1aと第2の分割体1
bは同等の大きさとしてもよいが、本実施形態では第1
の分割体1aは半円より少し大きいもの、第2の分割体
1bは少し小さいものとする。
【0026】図5は液圧ジャッキ6の縮み状態を、図6
は伸び状態を示す縦断正面図で、図6に示すように第1
の分割体1aに上部シリンダー室20cを形成し、この上
部シリンダー室20cに先端が第2の分割体1bに結合す
る下部シリンダー室兼上部ピストン2を移動自在に納め
た。図中5は下部シリンダー室兼上部ピストン2を第2
の分割体1bに結合するためのネジである。
【0027】この下部シリンダー室兼上部ピストン2は
上部シリンダー室20cに納めるピストンを中空管で形成
し、上部シリンダー室20cとは隔壁(バルクヘッド)4
で区画して内部に下部ピストン3bで分かれる下部シリ
ンダー室20aと中間シリンダー室20bを形成するように
したものである。
【0028】また、下部シリンダー室20aと中間シリン
ダー室20bとの境にある下部ピストン3bから立ち上げ
るピストンロッド3aを前記隔壁4および上部シリンダ
ー室20cを貫通するように立ち上げ、その先端を第1の
分割体1aにネジ51で締結することにより結合した。こ
のネジ51はピストンロッド3aに対しては偏心させた
が、これはピストンロッド3aと下部ピストン3bがネ
ジ結合しているので偏心させていないとネジ51とともに
ピストンロッド3aとが回ってしまうからである。
【0029】このようにして、上部シリンダー室20cと
下部シリンダー室兼上部ピストン2とで第1のジャッキ
12が形成され、下部シリンダー室20aと中間シリンダー
室20bと下部ピストン3bとで第2のジャッキ15が形成
される複合ジャッキとなる。
【0030】図中16a〜16eはシール用のOリングで、
16aは第1の分割体1aとピストンロッド3aとの、16
bは上部シリンダー室20cと下部シリンダー室兼上部ピ
ストン2との、16cは下部シリンダー室20aと中間シリ
ンダー室20bと下部ピストン3bとの、16d,16eは下
部シリンダー室兼上部ピストン2と第2の分割体1bと
のシールを行う。図中17は下部ピストン3bとピストン
ロッド3aとの結合をシールするガスケットである。
【0031】図中40a,40bは給油ブロックで、41aは
伸長側ポート、41bは復位側ポート、50はこれらの給油
ブロック40a,40bを第1の分割体1aおよび第2の分
割体1bに固定するネジであるが、伸長側ポート41aか
ら第1の分割体1a内を伸びる伸長位用給油孔31は上部
シリンダー室20cに連通し、復位側ポート41bから第2
の分割体1bを伸びる復位用給油孔30は復位用給油連結
孔32bを介して中間シリンダー室20bに連通させる。図
中42はガスケット、43はOリングである。
【0032】また、下部ピストン3bおよびピストンロ
ッド3aを貫通して上部・下部シリンダー連結孔32aを
形成して上部シリンダー室20cと下部シリンダー室20a
とを連通させた。
【0033】本実施形態では第1の分割体1aと第2の
分割体1bとの組み込む複合ジャッキは、前記のような
復位用給油孔30を有するような複動式のジャッキのみを
複数個(図示では3個)並列させる。
【0034】次に、使用法および動作について説明する
と、図13に示すように、岩盤またはコンクリートに設け
た円形孔27に挿入して、各液圧ジャッキ6に伸長側ポー
ト41aを介して液圧ユニットより圧液を供給する。
【0035】その結果、図6に示すように、第1のジャ
ッキ12と第2のジャッキ15が同時に作動し、下部シリン
ダー室兼上部ピストン2が第2の分割体1bを下方へ押
し下げるように突出し、また、下部ピストン3bおよび
ピストンロッド3aが第1の分割体1aを押し上げるよ
うに突出し、その結果、第1の分割体1aと第2の分割
体1bとは離間して前記円形孔27の内周面を加圧する。
【0036】このようにして、円形孔27の内周面を第1
のジャッキ12と第2のジャッキ15の複合ジャッキのよる
加圧することによって、前記岩盤またはコンクリート内
に引張力を作用させ、この引張力によって亀裂を発生さ
せて静的に破砕する。この場合、第1、第2の分割体1
a,1bの押し開きで、岩盤・コンクリート等の円形孔
内面を均等に加圧できる。
【0037】また、復位に関しては復位側ポート41bか
ら復位用給油孔30を介して中間シリンダー室20bに圧液
を供給すれば、下部ピストン3bが下降して復位し、こ
れによりピストンロッド3aで結合する第1の分割体1
aも押し下げられるので、下部シリンダー室兼上部ピス
トン2も復位する。
【0038】第2実施形態として、図9、図10に示すよ
うな伸長位用給油孔31のみで復位用給油孔30を有しない
伸び専用のジャッキを第1分割体1aと第2に分割体1
bに組込み、これに前記復位用給油孔30を有する複動式
の復合ジャッキを組み合わせてもよい。
【0039】さらに、第3実施形態として図9、図10に
示すような伸長位用給油孔31のみで復位用給油孔30を有
しない伸び専用のジャッキに組み合わせる復位用のジャ
ッキとしては図11、図12に示すように復位用給油孔30は
設けるが、これが中間シリンダー室20bのみに連通し、
中間シリンダー室20bと下部シリンダー室20aとで下部
ピストン3bを上下動させるだけのジャッキを使用して
もよい。
【0040】この図11、図12のジャッキは並列する他の
復位用給油孔30を有しない伸び専用のジャッキとともに
伸長時には下部シリンダー室20aに伸長位用給油孔31か
ら圧液が供給され、下部ピストン3bを押し上げ、この
推力が他の復位用給油孔30を有しない伸び専用のジャッ
キの推力に共動する。
【0041】一方、復位を行なうには並列する他の復位
用給油孔30を有しない伸び専用のジャッキはフリーと
し、この図11、図12のジャッキは復位用給油孔30を介し
て中間シリンダー室20bに圧液を供給することで下部ピ
ストン3bを押し下げ復位が行なわれる。その結果、並
列する他の復位用給油孔30を有しない伸び専用のジャッ
キも復位する。
【0042】また、図示は省略するが図11、図12のジャ
ッキから伸長位用給油孔31を除いて縮み専用のジャッキ
としてこれを復位用としてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明の岩盤・コンク
リート等の破砕方法および装置は、金属製の横向き円柱
体を縦割りにしてなる第1、第2の分割体を押し開くよ
うにして、岩盤・コンクリート等の円形孔内面を均等に
加圧して、効率良く岩盤またはコンクリートに引張応力
を導入して亀裂を発生せしめることができ、さらに、全
体をコンパクトに保ちながら、複合ジャッキである液圧
ジャッキで大きな破壊力を得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に使
用する破砕装置の第1実施形態を示す一部切り欠いた斜
視図である。
【図2】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に使
用する破砕装置の第1実施形態を示す全体の外観斜視図
である。
【図3】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に使
用する破砕装置の第1実施形態を示す正面図である。
【図4】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に使
用する破砕装置の第1実施形態を示す一部切欠いた側面
図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】伸長した状態の縦断正面図である。
【図7】伸長した状態の縦断側面図である。
【図8】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に使
用する破砕装置の第1実施形態を示す全体の平面図であ
る。
【図9】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に使
用する破砕装置の第2実施形態を示す伸長専門のジャッ
キ部分の縮小時の縦断正面図である。
【図10】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に
使用する破砕装置の第2実施形態を示す伸長専門のジャ
ッキ部分の伸長時の縦断正面図である。
【図11】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に
使用する破砕装置の第2実施形態を示す復位用ジャッキ
部分の縮小時の一部切り欠いた縦断正面図である。
【図12】本発明の岩盤・コンクリート等の破砕方法に
使用する破砕装置の第2実施形態を示す復位用ジャッキ
部分の伸長時の縦断正面図である。
【図13】加圧作用を示す説明図である。
【図14】従来型のジャッキの説明図である。
【図15】本発明に使用するジャッキの説明図である。
【図16】従来の複動形2段ジャッキの縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1…円柱体 1a…第1の分割体 1b…第2の分割体 2…下部シリンダー室
兼上部ピストン 3a…ピストンロッド 3b…下部ピストン 4…隔壁 5…ネジ 6…液圧ジャッキ 12…第1のジャッキ 15…第2のジャッキ 16a,16b,16c,16d,16e…Oリング 17…ガスケット 20a…下部シリンダー室 20b…中間シリンダー
室 20c…上部シリンダー室 27…円形孔 30…復位用給油孔 31…伸長位用給油孔 32a…上部・下部シリンダー連結孔 32b…復位用給油連結孔 40a,40b…給油ブロック 41a…伸長側ポート 41b…復位側ポート 42…ガスケット 43…Oリング 50…ネジ 51…ネジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 37/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の横向き円柱体を上下割りにして
    なる第1、第2の分割体間に、第1の分割体に形成する
    上部シリンダー室の内部を移動するピストンは下部シリ
    ンダー室兼上部ピストンとし、これを第2の分割体に結
    合し、前記下部シリンダー室兼上部ピストン内部を移動
    する下部ピストンのピストンロッドを第1の分割体に結
    合してなる複合ジャッキを組み込み、この複合ジャッキ
    が非伸長状態で岩盤・コンクリート等の円形孔に挿入
    し、複合ジャッキを伸長させて第1、第2の分割体を相
    互に離間させ、これら第1、第2の分割体の外周面を円
    形孔の周壁に押圧することを特徴とする岩盤・コンクリ
    ート等の破砕方法。
  2. 【請求項2】 複合ジャッキは、伸長位用給油孔の他に
    復位用給油孔を設け、また、上部・下部シリンダー連結
    孔を形成して上部シリンダー室と下部シリンダー室とを
    連通させた伸縮自在な複動式ジャッキであり、これを複
    数個並列させ、相互に離間させる第1、第2の分割体の
    復位もこれらの複合ジャッキで行う請求項1記載の岩盤
    ・コンクリート等の破砕方法。
  3. 【請求項3】 複合ジャッキは伸長位用給油孔のみを設
    けた伸び専門のジャッキであり、これと復位用のジャッ
    キを組み合わせて並列させ、相互に離間させる第1、第
    2の分割体の復位は復位用のジャッキの作用で行う請求
    項2記載の岩盤・コンクリート等の破砕方法。
  4. 【請求項4】 復位用のジャッキは下部シリンダー室兼
    上部ピストン内部を移動する下部ピストンの伸長位用給
    油孔と復位用給油孔を設け、下部ピストンの復位を行う
    ことで相互に離間させる第1、第2の分割体の復位を行
    う請求項3記載の岩盤・コンクリート等の破砕方法。
  5. 【請求項5】 金属製の横向き円柱体を上下割りにして
    なる第1、第2の分割体間に、第1の分割体に形成する
    上部シリンダー室の内部を移動するピストンは下部シリ
    ンダー室兼上部ピストンとし、これを第2の分割体に結
    合し、前記下部シリンダー室兼上部ピストン内部を移動
    する下部ピストンのピストンロッドを第1の分割体に結
    合してなる複合ジャッキを組み込んだことを特徴とする
    岩盤・コンクリート等の破砕装置。
  6. 【請求項6】 複合ジャッキは、伸長位用給油孔の他に
    復位用給油孔を設け、また、上部・下部シリンダー連結
    孔を形成して上部シリンダー室と下部シリンダー室とを
    連通させた伸縮自在な複動式ジャッキであり、これを複
    数個並列させる請求項5記載の岩盤・コンクリート等の
    破砕装置。
  7. 【請求項7】 複合ジャッキは伸長位用給油孔のみを設
    けた伸び専門のジャッキであり、これと復位用のジャッ
    キを組み合わせて並列させる請求項5記載の岩盤・コン
    クリート等の破砕装置。
  8. 【請求項8】 復位用のジャッキは下部シリンダー室兼
    上部ピストン内部を移動する下部ピストンの伸長位用給
    油孔と復位用給油孔を設け、下部ピストンの復位を行う
    請求項7記載の岩盤・コンクリート等の破砕装置。
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