JP4802070B2 - 穿設工具用集塵器具 - Google Patents
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Description
本発明にかかる穿設工具用集塵器具は、下方に開口した箱体と、この箱体の上面にドリルを挿通するための開口部と、基端が吸引装置に接続されている吸引ホースの先端に接続され該箱体内部を負圧にする前記箱体の外周壁に形成された吸引口と、前記箱体の外周壁の下端部に周設された可撓性を有する当接部と、前記箱体の内部に前記吸引口と前記開口部とを隔離するべく前記外周壁内方に周設された隔壁とを有する集塵器具において、
前記隔壁に、該吸引口側と開口部側とを連通する連通穴を形成するとともに、
平面視において、前記上面の、連通穴に対して前記開口部を隔てた反対側の位置に、外気側と箱体の前記隔壁内部とを連通する吸入穴を形成したことを特徴とする。
前記箱体1は、図2に図示するように、平面視において各角部がラウンド状になり全体が菱形になった、所定高さを有する箱状の形態(図1〜図5参照)を有する。そして、前記箱体1の前記開口1Cの周縁には、外方へ延びるように、且つ外方へゆくに従って薄くになった、薄膜状(リップ状)の可撓性の高い当接部1Aが一体に延設され、被加工物(例えば、コンクリートあるいは石材等)の加工面との間で略シールできるように構成されている。
また、図2あるいは図4等に図示するように、この箱体1の上面1Kの一つの角部分(菱形の90度より夾角になった後部(図1,図2において下方部)の上面の角部分)に前記吸引口1Uが形成されている。この吸引口1Uが形成されている角部は、図2,図4に図示するように、平面視において他の角部に比べて大きな曲率半径でもったラウンド状に形成されている。
そして、図1〜図3に図示するように、前記吸引口1Uから、前記吸引ホース3の内部が該吸引口1Uに連通するように、該吸引ホース3が吸引口1Uの一端から延設されている。そして、この吸引ホース3の基端は、吸引装置(集塵機)B(図5参照)の吸引口側に接続されており、該吸引ホース3から吸引口1Uを介して前記箱体1の内部を負圧にすることができるように構成されている。
また、前記箱体1の上面1Kの中央部分には、該箱体1の上面1Kの一部を構成する蓋部2を取着するための平面視において円形状の開口穴1H(図1,図3参照)が形成されている。そして、図3に図示するように、前記蓋部2の底面側には突起状になった鍔部2aがリング状に形成されており、このリング状の鍔部2aの外周寸法(外径)は前記開口穴1Hとほぼ等しい(正確には僅かに大きい)寸法に形成されている。また、これら箱体1および蓋部2は共に硬質ゴム(あるいは軟質プラスティック)で構成されている。このため、前記蓋部2に少し力を込めて前記箱体1の開口穴1Hに挿着すると、図1,図3あるいは図5等に図示するように、箱体1の開口穴1Hに蓋部2が嵌合した状態で一体状になるよう、取着可能に構成されている。
また、前記蓋部2の外縁部には、箱体1内部と外気側を連通する吸入穴4が形成されている。この吸入穴4の穴断面積は、この実施形態の場合、前記吸引口1Uの断面積の略1/120程度に構成されている。しかし、この吸入穴4の穴断面積は、前記数値に限定されるものでなく、例えば、前記吸引口1Uの断面積の1/50以下程度であれば箱体1の内部を該穿設工具用集塵器具が立設された壁面からずり落ちることが無い程度に負圧にすることができ、前記作用効果を高める上で、好ましくは、該吸引口1Uの断面積の1/60以下〜1/150以上であれば良く、前記作用効果を高め且つ集塵能力を維持する上で、好ましくは、該吸引口1Uの断面積の1/100以下〜1/120以上程度であればよい。
また、前記蓋部2は、この実施形態の場合、箱体1内に先端部が収容されているドリル10(図1,図3参照)の穿設の様子が視認できるようにするために、全体がほぼ透明状の材質で構成されている。しかし、内部が僅かに透けて見える半透明状の材質で構成してもよい。なお、前記箱体1全体あるいはその一部を透明あるいは半透明の材質で構成しても、同様に箱体1内に収容されているドリルの先端部の様子が視認できる構成が実現できる。
また、図2,図4,図5等に図示するように、平面視において円形状をしている前記蓋部2の該円形状の中心から偏芯した部位に中心が位置するように、ドリル10の先端を前記箱体1の開口1C部分に向けて挿通する平面視において円形状の開口部2Cが形成されている。従って、前記箱体1の基体部分に対して前記蓋部2を相対的に回転させると、箱体1の基体部分に対して前記開口部2Cの位置が相対的に変化させることができるように構成されている。
そして、前記隔壁1Wの下端面(底面側の端面)には、図3,図4に図示するように、開口穴1Hの内方へ向けて延びるように、且つ内方へゆくに従って薄くになった薄膜状(リップ状)の可撓性の高い第2の当接部1Rが一体に形成されて、前記開口部2C(前記開口穴1H)が位置する空間1Vと被加工物の加工面との間をシールできるよう構成されている。
また、前記隔壁1Wには、前記空間1Vと空間1Sとを連通させる、連通穴1Tが形成されている。この実施形態の場合、前記連通穴1Tは、平面視において、前記吸引口1Uに対して前記開口2Cを隔てて反対側に一箇所だけ形成されている。また、平面視において、この連通穴1Tは、また前記吸入穴4に対して、前記開口部2Cを隔てて反対側に位置する。しかし、別の実施形態として、前記連通穴1Tを予め複数箇所に設けておいて、使用する吸引装置Bの吸引力に応じて、所謂ガムテープ等で該連通穴1Tを閉塞して使用するようにしてもよい。かかる場合、前述のように順次閉塞していって、最後に残る連通穴1Tの位置としては、平面視において、前記吸引口1Uに対して前記開口2Cを隔てて反対側の位置のものとなる。
また、この実施形態の場合、前記連通穴1Tの穴断面積は、前記吸入穴4の穴断面積の、略2倍となっている。しかし、この数値に限定されるものでなく、前記連通穴1Tの穴断面積を、前記吸入穴4の穴断面積の略1〜6倍とすることができ、好ましくは、略2〜5倍とすることである。
そして、この集塵器具Aの前記開口部2Cから、ドリル10の先端が加工面に当接するように該ドリルを挿通するが、かかる際に蓋部2がほぼ透明の材質で構成されていることから、この蓋部2の外方(上方)からドリルが穿設しようとする穴位置と一致しているか否か視認することができる。
従って、前記ドリル10の先端で発生する塵芥は、前記吸引される外気の流れに載って、吸引口1Uから吸引装置Bに吸引される。
このように、この実施形態にかかる集塵器具Aの場合、穴断面積の小さい前記吸入穴4から外気が吸引され、同じく穴断面積が小さい前記連通穴1Tを通って、前記開口2Cを隔てて該連通穴1Tの反対側に形成されている吸引口1Uへ吸引される。このため、前記吸引装置Bの吸引圧が小さい場合にも、この集塵器具A、つまり、前記箱体1が、前記立設している壁面Fからずり落ちるようなことはない。
また、箱体1が平面視において先端が90度より夾角になった菱形の形状に構成されているため、前記二つの壁面の挟み角が90度より小さい場合にも、あるいは一方の壁面から何かが他方の壁面側に突設しているような場合にも、この集塵器具Aをこれら二つの壁の間に配置することが可能となる。つまり、二つの壁面で形成される角に近い位置からより離間した位置まで、所定範囲において穿設することができ、当該所定範囲において角部を形成する両側の壁面(あるいは一方の壁面)に箱体1の側面を当接させて位置決めすることができる。
B…吸引装置
1…箱体
1A…当接部
1C…開口
1D…外周壁
1K…上面
1T…連通穴
1U…吸引口
1W…隔壁
2…蓋部
2C…開口部
3…吸引ホース
4…吸入穴
Claims (5)
- 下方に開口した箱体と、この箱体の上面にドリルを挿通するための開口部と、基端が吸引装置に接続されている吸引ホースの先端に接続され該箱体内部を負圧にする前記箱体の外周壁に形成された吸引口と、前記箱体の外周壁の下端部に周設された可撓性を有する当接部と、前記箱体の内部に前記吸引口と前記開口部とを隔離するべく前記外周壁内方に周設された隔壁とを有する集塵器具において、
前記隔壁に、前記吸引口側と開口部側とを連通する連通穴を、平面視において、前記吸引口に対して、前記開口部を隔てて反対側に、形成するとともに、
外気側と箱体の前記隔壁内部とを連通する吸入穴を、前記上面の、平面視において、前記連通穴に対して、前記開口部を隔てた反対側の位置に、形成したことを特徴とする穿設工具用集塵器具。 - 前記連通穴を、平面視において、前記吸引口に対して、前記開口部を隔てて反対側の位置にのみ形成するとともに、
前記箱体の上面の中央部分に、該上面の一部を形成し取り外し自在になった、平面視が円形状の蓋部材を設け、かかる蓋部材に前記開口部と前記吸入穴とを形成したことを特徴とする請求項1記載の穿設工具用集塵器具。 - 前記吸入穴の断面積が、前記吸引口の断面積の1/50以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の穿設工具用集塵器具。
- 前記吸入穴の断面積が、前記吸引口の断面積の1/60以下〜1/150以上であることを特徴とする請求項3記載の穿設工具用集塵器具。
- 前記連通穴の穴断面積が、前記吸入穴の穴断面積の1〜6倍であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の穿設工具用集塵器具。
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