JP4802070B2 - 穿設工具用集塵器具 - Google Patents

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本発明は、金属、石材、セメント、木材、複合材料等の被加工物に穴明け加工をおこなう、穴明け用ドリル(コアドリル(コアカッター)を含む概念で使用する)等に付着し、穴明け作業(穿設作業ともいう)によって発生する塵芥(切粉等)を集塵装置側に集塵する集塵器具に関する。
金属、石材、セメント、木材、複合材料等の被加工物に穴明け作業をおこなう際には、切粉を中心とした塵芥が発生する。このため、従来から、これら穴明け作業をおこなう際には、穿設をおこなうドリル等の少なくとも先端部分を箱体状のもので覆い、この箱体状のものの内部と吸引装置とをホースを介して接続して、切粉等の塵芥が周囲に飛散しないようにした、穿設工具用集塵器具が出願されている。(特許文献1)。
この穿設工具用集塵器具とドリル等を用いて、例えばフロア面の二つの立設された壁面で挟まれた角部分に穿設作業をおこなう際には、該集塵器具の箱体が前記壁面に当接すると、その箱体の位置における、ドリル挿通用の開口部が、位置する以上に角に近づけた位置では穿設はできず、また、それより離れた位置に穿設する際には、角部分を形成する両側の壁面(あるいは立設部材)と箱体の外周面とが離間した状態となるため、位置決めがし難い状態での作業となる。かかる状態は、センタードリルの無いコアドリルを用いておこなう場合には、穿設のセンターが定まり難いことと相まってより位置決めがし難い状況を呈する。
また、ドリルの先端部がこの集塵器具の箱体状のもので覆われるため、穴の位置を目視しながら位置決めすることができず、またドリル(コアドリルも含む)の外径と、箱体の上面にドリルを挿通するための開口部の外周縁との間に、隙間ができたり、あるいは挿通できない状態となるという不都合がある。
このような状況に鑑みて、本出願人は、前記不都合のない穿設工具用集塵器具を提供した(特許文献2)
実開昭59−124010号公報。 特開2006−192525号公報。
しかしながら、前記特許文献2記載の穿設工具用集塵器具の場合、集塵装置側の吸引圧が高い場合には問題ないが、吸引圧が低くなると、立設された壁面に下方に開口した部分を接触させての使用の場合には、集塵器具をしっかり壁に手等で保持していないと自重によりすべり落ちるような状況となる。
本発明は、このような状況に鑑みて行われたもので、吸引圧が比較的低い場合にあって、立設された壁面に下方に開口した部分を接触させた状態で使用する場合にも、集塵器具がその吸引作用により壁に保持されることが可能な穿設工具用集塵器具を提供することを目的とする。
前記本発明の目的は、以下の構成からなる集塵器具によって解決することができる。即ち、
本発明にかかる穿設工具用集塵器具は、下方に開口した箱体と、この箱体の上面にドリルを挿通するための開口部と、基端が吸引装置に接続されている吸引ホースの先端に接続され該箱体内部を負圧にする前記箱体の外周壁に形成された吸引口と、前記箱体の外周壁の下端部に周設された可撓性を有する当接部と、前記箱体の内部に前記吸引口と前記開口部とを隔離するべく前記外周壁内方に周設された隔壁とを有する集塵器具において、
前記隔壁に、該吸引口側と開口部側とを連通する連通穴を形成するとともに、
平面視において、前記上面の、連通穴に対して前記開口部を隔てた反対側の位置に、外気側と箱体の前記隔壁内部とを連通する吸入穴を形成したことを特徴とする。
前述のような構成からなる本穿設工具用集塵器具によれば、前記構成に起因して、上面に形成された吸入穴から外気が吸入され、このように吸入された外気は、前記ドリルの穿設により前記箱体の隔壁内部に飛散している塵芥を、該吸入穴に対し開口部を隔てて反対側に形成されている前記連通穴を通り、該隔壁と箱体の外周壁との間の空間を経て、前記吸引口へ搬出する。そして、このように、前記吸入穴と連通穴と吸引口とが配置されているため、外気が前述のように集塵器具の箱体の広い領域を順次通過して吸引口へ導かれ、この結果、吸引装置の吸引圧がそれほど高くなくとも、集塵器具が立設された壁面へ下方に開口した部分を接触させた状態で使用される場合においても、自重によりすべり落ちるようなことはない。
また、前記穿設工具用集塵器具において、平面視において、前記吸引口に対して、開口部を隔てて反対側に、前記連通穴が形成されていると、前記外気は箱体の全域を通過して、吸入穴から連通穴を経て、吸引口へ導出されるため、吸引装置の吸引圧がさほど高くなくとも、集塵器具が立設された壁面に下方に開口した部分を接触させて使用される場合においても、自重によりすべり落ちるようなことはない。
また、前記穿設工具用集塵器具において、前記吸入穴の断面積が、前記吸引ホースの断面積の1/50以下であると、前記吸引装置の吸引圧がさほど高くなくとも、集塵器具が立設された壁面に下方に開口した部分を接触させて使用される場合においても、自重によりすべり落ちるようなことはない。
さらに、前記穿設工具用集塵器具において、前記吸入穴の断面積が、前記吸引ホースの断面積の1/60以下〜1/150以上であると、前記吸引装置の吸引圧がさほど高くなくとも、集塵器具が立設された壁面に下方に開口した部分を接触させて使用される場合においても、自重によりすべり落ちるようなことはない。
また、前記穿設工具用集塵器具において、前記連通穴の穴断面積が、前記吸入穴の穴断面積の1〜6倍であると、前記吸引装置の吸引圧がさほど高くなくとも、集塵器具が立設された壁面に下方に開口した部分を接触させて使用される場合においても、自重によりすべり落ちるようなことはなく、また、効果的な集塵作用を得ることができる構成となる。
本発明によれば、吸引圧が比較的低い場合にあって、立設された壁面で集塵器具を使用する場合にも、該集塵器具がその吸引作用により壁に保持されることが可能な穿設工具用集塵器具を実現できる。
以下、本願発明の実施例にかかる穿設工具用集塵器具を、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明の一実施例にかかる集塵器具の全体の構成を示す図2のI-I矢視線で断面した全体縦断面図、図2は図1に示す集塵器具の全体の構成を示す底面図、図3は図1に示す集塵器具の要部の構成を示す部分拡大断面図、図4は図2に示す集塵器具の要部の構成を示す部分拡大底面図、図5は図1〜図4に示す集塵器具の外観の構成を示す全体斜視図である。
図5において、Aは穿設工具用集塵器具で、この集塵器具Aは、開口1C(図1〜図4参照)により下方に開口した箱体1と、該箱体1の上面(表面)1Kの一部を形成し取り外し自在になった平面視が円形状の蓋部2と、箱体1の外周壁1Dに形成されている吸引口1U(図1,図2参照)と、この吸引口1Uに連通し該箱体1と一体に形成された吸引ホース3とを具備している。
前記箱体1は、図2に図示するように、平面視において各角部がラウンド状になり全体が菱形になった、所定高さを有する箱状の形態(図1〜図5参照)を有する。そして、前記箱体1の前記開口1Cの周縁には、外方へ延びるように、且つ外方へゆくに従って薄くになった、薄膜状(リップ状)の可撓性の高い当接部1Aが一体に延設され、被加工物(例えば、コンクリートあるいは石材等)の加工面との間で略シールできるように構成されている。
また、図2あるいは図4等に図示するように、この箱体1の上面1Kの一つの角部分(菱形の90度より夾角になった後部(図1,図2において下方部)の上面の角部分)に前記吸引口1Uが形成されている。この吸引口1Uが形成されている角部は、図2,図4に図示するように、平面視において他の角部に比べて大きな曲率半径でもったラウンド状に形成されている。
そして、図1〜図3に図示するように、前記吸引口1Uから、前記吸引ホース3の内部が該吸引口1Uに連通するように、該吸引ホース3が吸引口1Uの一端から延設されている。そして、この吸引ホース3の基端は、吸引装置(集塵機)B(図5参照)の吸引口側に接続されており、該吸引ホース3から吸引口1Uを介して前記箱体1の内部を負圧にすることができるように構成されている。
また、図2,図4に図示するように、前記箱体1の吸引口1Uが形成されている対角の角部も、90度より夾角になった角部となっている。この実施例の場合、この夾角になった角部は、略75度程度に形成されているが、この角度に限定されるものでなく、90度より夾角になっておれば好ましく、例えば、60度〜85度であってもよい。
また、前記箱体1の上面1Kの中央部分には、該箱体1の上面1Kの一部を構成する蓋部2を取着するための平面視において円形状の開口穴1H(図1,図3参照)が形成されている。そして、図3に図示するように、前記蓋部2の底面側には突起状になった鍔部2aがリング状に形成されており、このリング状の鍔部2aの外周寸法(外径)は前記開口穴1Hとほぼ等しい(正確には僅かに大きい)寸法に形成されている。また、これら箱体1および蓋部2は共に硬質ゴム(あるいは軟質プラスティック)で構成されている。このため、前記蓋部2に少し力を込めて前記箱体1の開口穴1Hに挿着すると、図1,図3あるいは図5等に図示するように、箱体1の開口穴1Hに蓋部2が嵌合した状態で一体状になるよう、取着可能に構成されている。
また、前記蓋部2の外縁部には、箱体1内部と外気側を連通する吸入穴4が形成されている。この吸入穴4の穴断面積は、この実施形態の場合、前記吸引口1Uの断面積の略1/120程度に構成されている。しかし、この吸入穴4の穴断面積は、前記数値に限定されるものでなく、例えば、前記吸引口1Uの断面積の1/50以下程度であれば箱体1の内部を該穿設工具用集塵器具が立設された壁面からずり落ちることが無い程度に負圧にすることができ、前記作用効果を高める上で、好ましくは、該吸引口1Uの断面積の1/60以下〜1/150以上であれば良く、前記作用効果を高め且つ集塵能力を維持する上で、好ましくは、該吸引口1Uの断面積の1/100以下〜1/120以上程度であればよい。
また、前記蓋部2は、この実施形態の場合、箱体1内に先端部が収容されているドリル10(図1,図3参照)の穿設の様子が視認できるようにするために、全体がほぼ透明状の材質で構成されている。しかし、内部が僅かに透けて見える半透明状の材質で構成してもよい。なお、前記箱体1全体あるいはその一部を透明あるいは半透明の材質で構成しても、同様に箱体1内に収容されているドリルの先端部の様子が視認できる構成が実現できる。
また、図2,図4,図5等に図示するように、平面視において円形状をしている前記蓋部2の該円形状の中心から偏芯した部位に中心が位置するように、ドリル10の先端を前記箱体1の開口1C部分に向けて挿通する平面視において円形状の開口部2Cが形成されている。従って、前記箱体1の基体部分に対して前記蓋部2を相対的に回転させると、箱体1の基体部分に対して前記開口部2Cの位置が相対的に変化させることができるように構成されている。
この実施形態の場合、図1〜図4に図示するように、前記箱体1の開口穴1Hの外周方には、この開口穴1Hの外周縁に隣接してサークル状(リング状)の隔壁1Wが上面から下端まで形成されており、前記箱体1の吸引口1Cが位置する空間1Sと前記開口部2Cと前記吸入穴4とが位置する空間(開口穴1Hが位置する空間)1Vとを、この隔壁1Wが区画(隔離)するように周設されている。前記隔壁1Wは、具体的には図示しないが、別の実施形態としては、蓋部2の外周縁に隣接するようにその内方部分の蓋部2側にサークル状(リング状)に形成することによって、前記箱体1の吸引口1Cが位置する空間1Sと前記開口部2Cが位置する空間(開口穴1Hが位置する空間)1Vとを区画するように構成してもよい。
そして、前記隔壁1Wの下端面(底面側の端面)には、図3,図4に図示するように、開口穴1Hの内方へ向けて延びるように、且つ内方へゆくに従って薄くになった薄膜状(リップ状)の可撓性の高い第2の当接部1Rが一体に形成されて、前記開口部2C(前記開口穴1H)が位置する空間1Vと被加工物の加工面との間をシールできるよう構成されている。
また、前記隔壁1Wには、前記空間1Vと空間1Sとを連通させる、連通穴1Tが形成されている。この実施形態の場合、前記連通穴1Tは、平面視において、前記吸引口1Uに対して前記開口2Cを隔てて反対側に一箇所だけ形成されている。また、平面視において、この連通穴1Tは、また前記吸入穴4に対して、前記開口部2Cを隔てて反対側に位置する。しかし、別の実施形態として、前記連通穴1Tを予め複数箇所に設けておいて、使用する吸引装置Bの吸引力に応じて、所謂ガムテープ等で該連通穴1Tを閉塞して使用するようにしてもよい。かかる場合、前述のように順次閉塞していって、最後に残る連通穴1Tの位置としては、平面視において、前記吸引口1Uに対して前記開口2Cを隔てて反対側の位置のものとなる。
また、この実施形態の場合、前記連通穴1Tの穴断面積は、前記吸入穴4の穴断面積の、略2倍となっている。しかし、この数値に限定されるものでなく、前記連通穴1Tの穴断面積を、前記吸入穴4の穴断面積の略1〜6倍とすることができ、好ましくは、略2〜5倍とすることである。
ところで、この実施形態では、前記吸引ホース3の中央部は、蛇腹状のもので構成されており、従って小さな屈曲半径でもって簡単に屈曲させることが可能となっている。また、材質的にも、前記箱体1と同じ硬質ゴム(あるいは軟質プラスチック)から構成されているため、小さな屈曲半径でもって屈曲させることが可能となっている。
そして、好ましい実施形態としては、前記蓋部2は、前記開口部2Cの穴径毎に、あるいは所定の穴径範囲毎に、複数個用意しておくことが、開口部2Cとドリルの外周壁との間の隙間(空隙)を必要最小限に保つことができる点で好ましい構成となる。
しかして、このように構成された本集塵器具Aの場合、以下のような作用効果を奏することができる。つまり、穿設しようとする被加工物の加工面上に、つまり、例えば、図1に図示するように、立設されたコンクリート壁面Fに、前記穿設工具用集塵器具Aを、その開口1C部分が略接触するような状態、換言すると、前記当接部1Aおよび前記第2の当接部1Rが該壁面と接触するような状態で、且つ、前記開口部2Cが穿設しようとする穿設穴位置に略位置するような状態で配置する。もちろん、このように穿設作業をおこなう際には、この集塵器具Aの吸引ホース3の基端は、図5に図示するように、吸引装置側に接続されている。また、前記蓋部2が開口部2の穴径毎に複数用意されている場合には、穿設しようとするドリル10の外径に合致した蓋部2を箱体1に予め取着しておく。
そして、この集塵器具Aの前記開口部2Cから、ドリル10の先端が加工面に当接するように該ドリルを挿通するが、かかる際に蓋部2がほぼ透明の材質で構成されていることから、この蓋部2の外方(上方)からドリルが穿設しようとする穴位置と一致しているか否か視認することができる。
そして、このように、ドリル10の位置を穿設しようとする穴位置に合わせた状態で、前記吸引装置Bと前記回転工具(例えば、電動ドリルあるいは空圧ドリル)の各スイッチをONにすると、該吸引装置Bによる吸引力により、前記吸入穴4から外気を前記箱体1の隔壁1W内に吸引する。そして、このように吸引された外気(空気)は、前記連通穴1Tを通って、前記空間1Vから前記空間1Sへと導かれ、箱体1の前記隔壁1Wと外周壁1Dとの間の空間1Sを通って、前記吸引口1Uから吸引ホース3を経て前記吸引装置Bに吸引されてゆく。
従って、前記ドリル10の先端で発生する塵芥は、前記吸引される外気の流れに載って、吸引口1Uから吸引装置Bに吸引される。
このように、この実施形態にかかる集塵器具Aの場合、穴断面積の小さい前記吸入穴4から外気が吸引され、同じく穴断面積が小さい前記連通穴1Tを通って、前記開口2Cを隔てて該連通穴1Tの反対側に形成されている吸引口1Uへ吸引される。このため、前記吸引装置Bの吸引圧が小さい場合にも、この集塵器具A、つまり、前記箱体1が、前記立設している壁面Fからずり落ちるようなことはない。
また、この集塵器具Aの場合、平面視において端部が接触するよう立設されている二つの壁面に挟まれた床面等の加工面上に穿設作業をしようとするときにも、この集塵器具Aの両側面あるいは一方の側面を該壁面に当接させた状態において、蓋部2を箱体1に対して相対的に回転させることによって、前記開口部2Cの位置を変えて、穿設しようとする穴の位置とドリル10の先端の位置とを一致させることが可能となる。
また、箱体1が平面視において先端が90度より夾角になった菱形の形状に構成されているため、前記二つの壁面の挟み角が90度より小さい場合にも、あるいは一方の壁面から何かが他方の壁面側に突設しているような場合にも、この集塵器具Aをこれら二つの壁の間に配置することが可能となる。つまり、二つの壁面で形成される角に近い位置からより離間した位置まで、所定範囲において穿設することができ、当該所定範囲において角部を形成する両側の壁面(あるいは一方の壁面)に箱体1の側面を当接させて位置決めすることができる。
さらに、前述のように吸引ホース3が、吸引口1Uを有する箱体本体部分1と一体に形成されているため、また吸引ホース3が蛇腹状に構成されているため、さらには前述のように硬質ゴムあるいは軟質プラスチックの材料によって構成されているため、狭い空間で穿設作業等おこなう際も、吸引ホース3を小さな曲率半径で屈曲させることができる。
また、別の実施形態として、前記箱体本体部分1および蓋部材2および吸引ホース3の全てを透明あるいは半透明の部材によって構成してもよく、かかる場合には、ドリルの位置合わせ、および穿設状態と集塵の状況が視認できる点でさらに好ましい実施例となる。
また、この発明にかかる穿設工具用集塵器具は、所謂乾式の他に切削液(切削水)を用いる湿式においても用いることができ、湿式の場合には、殆どの水分も塵芥と一緒に吸引装置B側に回収することが可能となる。
本発明にかかるは穿設工具用集塵器具は、金属、石材、セメント、木材、複合材料等の被加工物に穴明け作業をおこなう際に、発生する塵芥を集塵する、集塵器具として用いることができる。
本発明の一実施例にかかる集塵器具の全体の構成を示す図2のI-I矢視線で断面した全体縦断面図である。 図1に示す集塵器具の全体の構成を示す底面図である。 図1に示す集塵器具の要部の構成を示す部分拡大断面図である。 図2に示す集塵器具の要部の構成を示す部分拡大底面図である。 図1〜図4に示す集塵器具の外観の構成を示す全体斜視図である。
符号の説明
A…集塵器具
B…吸引装置
1…箱体
1A…当接部
1C…開口
1D…外周壁
1K…上面
1T…連通穴
1U…吸引口
1W…隔壁
2…蓋部
2C…開口部
3…吸引ホース
4…吸入穴

Claims (5)

  1. 下方に開口した箱体と、この箱体の上面にドリルを挿通するための開口部と、基端が吸引装置に接続されている吸引ホースの先端に接続され該箱体内部を負圧にする前記箱体の外周壁に形成された吸引口と、前記箱体の外周壁の下端部に周設された可撓性を有する当接部と、前記箱体の内部に前記吸引口と前記開口部とを隔離するべく前記外周壁内方に周設された隔壁とを有する集塵器具において、
    前記隔壁に、前記吸引口側と開口部側とを連通する連通穴を、平面視において、前記吸引口に対して、前記開口部を隔てて反対側に、形成するとともに、
    外気側と箱体の前記隔壁内部とを連通する吸入穴を、前記上面の、平面視において、前記連通穴に対して、前記開口部を隔てた反対側の位置に、形成したことを特徴とする穿設工具用集塵器具。
  2. 前記連通穴を、平面視において、前記吸引口に対して、前記開口部を隔てて反対側の位置にのみ形成するとともに、
    前記箱体の上面の中央部分に、該上面の一部を形成し取り外し自在になった、平面視が円形状の蓋部材を設け、かかる蓋部材に前記開口部と前記吸入穴とを形成したことを特徴とする請求項1記載の穿設工具用集塵器具。
  3. 前記吸入穴の断面積が、前記吸引口の断面積の1/50以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の穿設工具用集塵器具。
  4. 前記吸入穴の断面積が、前記吸引口の断面積の1/60以下〜1/150以上であることを特徴とする請求項3記載の穿設工具用集塵器具。
  5. 前記連通穴の穴断面積が、前記吸入穴の穴断面積の1〜6倍であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の穿設工具用集塵器具。
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