JPS6139086B2 - - Google Patents

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JPS6139086B2
JPS6139086B2 JP6151185A JP6151185A JPS6139086B2 JP S6139086 B2 JPS6139086 B2 JP S6139086B2 JP 6151185 A JP6151185 A JP 6151185A JP 6151185 A JP6151185 A JP 6151185A JP S6139086 B2 JPS6139086 B2 JP S6139086B2
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
box body
suction
suction port
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP6151185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6128418A (ja
Inventor
Kazuo Mino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TASUKO JAPAN KK
Original Assignee
TASUKO JAPAN KK
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Publication date
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  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ドリルで建造物の壁面等の被切削
物を穴開け工事をする際に飛散する塵埃を吸引す
る塵埃吸引装置の吸取口に関する。
〔従来の技術〕
従来、建築工事が終了したビルの室内外のコン
クリート壁面等の被切削物をドリルで配線、配管
用の穴開け工事をする際には、ドリルによつて削
り取られた壁面等の被切削物を構成する材質の微
細な塵埃が周囲に飛散するので、作業者や周りの
人達の健康を害するのみならず、周囲の環境を著
しく害するという問題があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この考案は、上記問題点を解決するようになさ
れたものでドリル壁面等の被切削物を穴開け工事
する際に飛散する塵埃を吸引することによつて、
衛生的に穴開け工事ができ、しかも、この穴開け
工事中における塵埃の吸引作用のために、人手や
特別の固定手段を全く必要としない塵埃吸引装置
の吸取口を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの発明の構成は、ドリル挿入用の開口
部を形成した上面及び該上面の周囲を覆うように
した周側枠とからなる本体と、上面及び該上面の
周囲を覆うようにした周側枠からなる箱体と、前
記本体及び箱体とを連結する吸取管から構成され
る塵埃吸引装置の吸取口であつて、前記本体と前
記箱体とを適宜手段により連結すると共に、前記
吸引間よりも小径の通過穴を形成して使用時にお
いて、前記吸引管から前記本体の上面に形成した
開口部及び前記通過穴を通じて前記本体内及び前
記箱体内に導入される空気が吸引されると、前記
本体内の空気圧よりも前記箱体内の空気圧が低く
なるように前記吸引管及び通過穴を形成したもの
である。
〔作用〕
本体、箱体及び吸引に管からなる塵埃吸引装置
の吸取口の使用時に、ドリルによるコンクリート
の穿孔に伴つて生じる塵埃を、本体内から該本体
の連結した吸引管を介して吸引排出すると共に、
前記箱体内に通過穴を介して侵入した塵埃も該箱
体に連結した吸引管を介して吸引排出し、一方、
吸引管から本体の上面に形成した開口部及び通過
穴を通じて本体内及び箱体内に導入される空気が
吸引されると、箱体内の空気圧が低くなるのであ
るから、該箱体はコンクリート等により形成した
壁面等の被切削物表面に圧着するものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面の記載に基づい
て説明する。
まず、第1図及び第2図に示すこの発明の第1
の実施例について説明する。
この発明の塵埃吸引装置の吸取口1は、本体
2、該本体2に隣接して設ける箱体3、更には前
記本体2及び箱体3内の空気及び塵埃を吸引する
吸引管4を主構成要素とする。
本体2は、円筒状の周側枠21の一方の開放部
分を塞いで上面22を形成し、他方の開放部分は
そのまま開けたままの状態としたものである。前
記上面22の中心部に形成した開口部23の内周
縁には、ゴム等の柔軟性材質からなるドーナツ形
のカバー24が必要に応じて脱着自在に嵌め込ま
れている。このドーナツ形のカバー24の中心穴
24aは、ドリルの径が異なる毎にそのドリルA
の径に見合つた直径のものを随時選択できるよう
にして、ドリルAの外周とカバー24の間の間隙
をできるだけ小さくし、本体2内の塵埃が外部へ
飛散しないようにすると共に吸引する空気量を制
限し吸着力を高めるようにするものである。
箱体3は、四角筒状の周側枠31の一方の開放
部分を塞いで上面32を形成し、他方の開放部分
はそのまま開けたままの状態としたものである。
前記本体2と箱体3とは各周側枠21,31が
接触した状態で、熔接等の手段により一体に連結
し、かつこの連結部分の前記各周側枠21,31
には、吸引管4よりも小径の通過穴5を形成し
て、前記本体2内の空間及び前記箱体3内の空間
とを連通させるようにしている。
前記本体2と箱体3における各周側枠21,3
1の開放部分の端周縁は、ドリルAで穴開け工事
を行うコンクリート壁面等に押し当てた場合隙間
が生じないように、同一平面に形成している。更
に、前記本体2の周側枠21における開放部分の
端周縁並びに前記箱体3の周側枠31における開
放部分の端周縁にはそれぞれスポンジや軟質ゴム
からなる吸着材6が必要に応じて脱着自在に嵌め
込まれている。又、前記本体2と箱体3とは、一
端が二股状に別れる吸引管4によりそれぞれ連結
する一方、該吸引管4の他端は後記するように屈
折自在なホースCと連結するようにしてい。
尚、本体2及び箱体3に透明又は半透明な材質
のものを使用すれば、切削位置及び切削程度が外
部から見えるために、作業能率を一層上げること
が可能となる。
以上のような構成からなるこの実施例の塵埃吸
引装置の吸取口を使用する際には、第5図に示す
ように、吸取口に設けた吸引管4を吸引機Bのホ
ースCと連結してから、必要に応じて設けたカバ
ー24の中心穴24a内に電動機Dに取り付けた
ドリルAを挿入して壁面等の被切削物Eにドリル
Aの刃先を当てて電動機Dをこの刃先方向へ押さ
えつけるだけでよい。吸引機Bの作動によつて、
吸引管4から空気が引き抜かれるが、このとき、
ドリルAを挿入した開口部23から供給される空
気は、本体2の周側枠21に連結した吸引管4a
から引き抜かれる空気と、箱体3の周側枠31に
連結した吸引管4bから引き抜かれる空気とに分
かれる。まず箱体3内においては、吸引管4より
も小径な通過穴5を介して本体2内から箱体3内
に供給される空気量に対して、箱体3に連結した
吸引管4bから箱体3外部へ引き抜かれる空気量
が多いために、箱体3内部は減圧状態になる。一
方、前記本体2内から該本体2に連結した吸引管
4aから引き抜かれる空気量に対して、前記開口
部23から供給される空気量の方が多いために、
前記箱体3内のように減圧状態にはほとんどなら
ず、前記吸引機Bの吸引能力に比例して前記本体
2内の空気を引き抜くことができるのである。以
上の理由に基づき、ドリルAの刃先が電動機Dに
よつて回転しつつ被切削物Eを切削する際に生じ
る塵埃が本体2内に充満した時に、この塵埃は吸
引管4a及びホースCを通つて、吸引機Bに吸い
取られてゆく。これに対して、箱体3内は減圧状
態になつているから、箱体3はその開放端部の端
周縁において被切削物Eの表面に吸着された状態
となり、その結果、本体2を手や他の手段を用い
ることなく支えることができるのである。このと
き、本体2内の塵埃の一部は、通過穴5を経由し
て箱体6及び吸引管4bを通じて吸引機Bへ吸い
込まれる。
尚、被切削物Eの表面が一様な平面である場合
には、本体2及び箱体3の開放部分の端周縁が硬
い材質の場合であつても、これらの接合部よりほ
とんど空気が入り込まないので前記吸着効果を得
ることができるが、被切削物Eの表面がきれいに
平面加工されていない例えばコンクリート壁のよ
うに凹凸のある場合には、本体2及び箱体3の開
放部分の端周縁との接合部において隙間ができて
空気が入り込むために、吸着効果が弱まる。この
ために、前記したようにスボンジやゴム等の柔軟
性の材質からなる吸着材6を本体2及び箱体3の
開放部分の端周縁に嵌め込み使用すれば、この隙
間がなくなり、相当の凹凸のある被切削物Eの表
面に使用しても本体2は被切削物Eに吸着された
状態を維持し得る。又、前記本体2及び箱体3
は、コンクリートの壁面等で作業をすることを考
慮すれば、軽量素材により形成してその重量を小
さくすることが好ましい。
第3図及び第4図はこの第1図の第1の実施例
の変形を示す第2の実施例を示す。
第1の実施例と異なるところは、本体2の上面
22の中央部に開口部23を形成するのに代え
て、箱体3と反対側へ偏心した上面22の位置に
開口部を形成したものである。この第2の実施例
の場合には、この実施例の使用を示す第6図から
も明らかなように、開口部23と上面22の外周
縁との間隔距離において短い部分ができるため
に、壁面又は天井面が形成する隅の部分において
も穴開け工事することができる利点を有してい
る。
(発明の効果) 以上のように、この発明の塵埃吸引装置の吸取
口によると、本体及び箱体から成る吸取口を目的
箇所である被切削物の表面に適宜移動でき、かつ
前記本体を被切削物の表面に当てるだけでその被
切削物の表面に吸着固定するので、本体を手や他
の手段を用いて支える必要がなくなり全く楽に穴
開け切削作業を行うことができる。
しかも、ドリルで削り取られた被切削物の塵埃
はすべて吸引機内へ吸引されてしまうので、作業
者や周りの人の健康を害したり、周りの環境を害
したりすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の全体斜視
図、第2図は第1図の断面図、第3図はこの発明
の第2図の実施例の全体斜視図、第4図は第3図
の断面図、第5図及び第6図はこの発明の使用状
態説明図をそれぞれ示す。 1……塵埃吸引装置の吸取口、2……本体、2
1……周側枠、22……上面、23……開口部、
3……箱体、31……周側枠、32……上面、吸
引管、5……通過穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドリル挿入用の開口部を形成した上面及び該
    上面の周囲を覆うようにした周側枠とからなる本
    体と、上面及び該上面の周囲を覆うようにした周
    側枠からなる箱体と、前記本体及び箱体とを連結
    する吸引管から構成される塵埃吸引装置の吸取口
    であつて、前記本体と前記箱体とを適宜手段によ
    り連結すると共に、前記吸引管よりも小径の通過
    穴を形成して使用時において、前記吸引管から前
    記本体の上面に形成した開口部及び前記通過穴を
    通じて前記本体内及び前記箱体内に導入される空
    気が吸引されると、前記本体内の空気圧よりも前
    記箱体内の空気圧が低くなるように前記吸引管及
    び通過穴を形成したことを特徴とする塵埃吸引装
    置の吸取口。 2 前記開口部が本体上面の中央部の位置に形成
    したものである特許請求の範囲第1項記載の塵埃
    吸引装置の吸取口。 3 前記開口部が本体上面の偏心した位置に形成
    したものである特許請求の範囲第1項記載の塵埃
    吸引装置の吸取口。 4 前記開口部かその内周面にゴム等の柔軟性材
    質からなるドーナツ形のカバーを脱着自在に設け
    たものである特許請求の範囲第1項乃至第3項の
    いずれかに記載の塵埃吸引装置の吸取口。 5 前記本体の周側枠がその開放部分の端周縁に
    吸着剤を設けたものである特許請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれかに記載の塵埃吸引装置の吸
    取口。 6 前記本体及び箱体がいずれもが透明又は半透
    明な材質からなるものである特許請求の範囲第1
    項乃至第5項のいずれかに記載の塵埃吸引装置の
    吸取口。
JP6151185A 1985-03-25 1985-03-25 塵埃吸引装置の吸取口 Granted JPS6128418A (ja)

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JPS6128418A JPS6128418A (ja) 1986-02-08
JPS6139086B2 true JPS6139086B2 (ja) 1986-09-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE202008008561U1 (de) * 2008-06-19 2008-09-04 Electrostar Schöttle GmbH & Co. KG Vorrichtung zum Absaugen von Bohrgut beim Bohren mittels eines Bohrers in Mauerwerk u.dgl.
CN102895823A (zh) * 2012-09-18 2013-01-30 金华三鼎环保机械有限公司 一种新型环保除尘操作台
CN106925587A (zh) * 2017-03-21 2017-07-07 成都振中电气有限公司 明装壁挂式配电箱安装用吸尘装置

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