JPS6054361A - インド−ル誘導体の製造方法 - Google Patents

インド−ル誘導体の製造方法

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JPS6054361A
JPS6054361A JP16072983A JP16072983A JPS6054361A JP S6054361 A JPS6054361 A JP S6054361A JP 16072983 A JP16072983 A JP 16072983A JP 16072983 A JP16072983 A JP 16072983A JP S6054361 A JPS6054361 A JP S6054361A
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JP
Japan
Prior art keywords
indole
formula
microorganisms
derivative
stirred
Prior art date
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Pending
Application number
JP16072983A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Namiki
満夫 並木
Toshihiko Osawa
俊彦 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、インドール誘導体の製造方法に関し、詳し
くは下記式で表わされるa−10と命名した新規インド
ール誘導体の製造方法に関する。
1− C二〇 H3 このa−10は抗菌活性を有し、特にバチルス・ズブチ
リスM 45 (recA )に対し、バチルス・ズブ
チリス8 1.7 (reeA+)より選択的な抗菌活
性を示し、更にマウス白血病細胞L1210の増殖を4
0μg/IIIIで完全に阻害し、医薬用抗菌或いは抗
腫瘍剤として有用な化合物であることを提案した(特願
昭57−161640、以下、先願発明という。)。
而して、先願発明におけるa−10の製造方法は、微生
物の培養により生成蓄積したものを採取するもの、即ち
、例えばストレプトコッカス・ファエシアム等のストレ
プトコツカス属のα−10生産能を有する微生物を培養
し、この培養液中に生成蓄積されたα−10を酢酸エチ
ル等により溶媒抽出し、これを分取用高速液体クロマド
グラフィ2− −等により精製して採取するというものであった。
しかし、この、lこうなα−10の製造方法は微生物の
増殖を利用するものであるか呟原料となる種菌の入手、
保存が困難゛であり、培養に時間がかかるうえに、最適
培養条件を維持するため雰囲気、温度1.H等の1il
k l−いコント−ルを要する割には、生成蓄積−mか
少なくしかも採取、精製に多くの手数を要するという問
題があった。
本発明者等は、出発原料を迅速に1gることができ、反
応条件の設定及び操作が容易で1.かも高収率で得られ
る効果的なα−1()及びそのM縁体の合成法を確立す
べくn(、意検討した111〜果、次に示すようにグリ
コ−アルデヒド(T)をアセチル化した後、そのアセチ
ル化物である+、i、l−1リアセトキシエタン(II
)をインドールと反応させることにより、目的とするα
−10(II+)或いはその類縁体を効率よく得られる
ことを見い出17、本発明を完成した。
3− インドール 本発明の実施に際し、グリコールアルデヒド(1)から
1 、 i、 、 2− )リアセトキシエタン(IT
)を合成するには、グリコ−アルデヒド(T)を大過剰
の無水酢酸に溶解上5〜60℃で5〜24時間攪拌した
後、当モルのp−トルエンスルホン酸を加え、5〜60
℃で攪拌することによって行われる。生成したLl、2
−)リアセトキシエタン(II)は単離精製することな
く、反応液にそのまま2〜10モル倍、好ましくは2〜
3モル倍のインドールを添加し、更に5〜60℃で2〜
10時間攪拌する4− ことによっでα−10を得ることができる。また、α−
10の類縁体を合成するには、インドールの代りに4〜
7位に置換基を有するインドールを用いればよく、この
インドール環の置換基としではアルキル基、ハロゲン基
、アルコキシ基、水酸基、チオール基等が挙げられる。
a−10等の目的物の単離は、酢酸エチル、n −ヘキ
サン等による溶媒抽出及び再結晶やカラムクロマトグラ
フィーなどにより行うことができる。
このようにしで得られるα−10等の物性値は、先願発
明における微生物の生産物から得られるものと完全に一
致する。
本発明方法によれば、その合成に際し、上記微生物利用
による方法と異なり、最適培養条件の設定といった厳密
な制御を要せず、反応操作が容易で、医薬用抗菌或いは
抗腫瘍剤として有用なインドール誘導体であるa−10
及びその類縁体を効率よく得ることができるので、工業
化が容易であり社会的価値が極めて高い。
以下、実施例ににり本発明を具体的に説明する。
−5= 実施例 グリコールアルデヒド(HO−CH2−CHO)1 m
M (60mg>を30随1の無水酢酸に溶解させ、−
長夜室温に放置した。その後、当モルのp−)ルエンス
ルホン酸(1mM、190n+g)を加えて更に室温で
6時間攪拌した後、インドール(2mM、220mg)
を加えて5時間攪拌した。この反応液を200mlの酢
酸エチルに溶解させた後、20m1の蒸留水で2回洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮した。
この濃縮液についてシリカゲルの分取薄層クロマトグラ
フィー[メルク社製ニジリカゲルプレートF254、厚
さ0.25mm、展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチル
(1:1)]を行ない、R=0.60のバンドを回収し
た。次いで、得られた成分を分取用高速液体クロマトグ
ラフィー[カラム:メルク社製5I60.5μ、8φX
 1.50mm、溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチル(2
:1)]で精製し、目的とするα−10を5mg得た。
この物質の’HNMR(3600MHz、 Bruck
er)6− スペクトルからプロトンの帰属を行った。その結果、化
学シフトδ1.92(3H,S)からCI(3−C〇−
基が推定され、δ4.72 (21−T、 (1)から
は−C112−0−1δ4.93 (11−1,d (
1)からは−CI(−なる構造が推定された。更に、δ
6.96(2H,1,)、δ7J+8 (21L L)
、δ7.23(2H,S)、δ7 、4. +1 (2
N、 (+)及びδ7.62(2T−1,d)から2個
のインドール環の存在が推定され、また、δ4 rl、
06 (2II、 S)からインドール環N Hが推定
された。これらの結果は先願発明のものと一致する。
また、高分解能マススペクトル分析の結果、分子量は3
18 (M nl、m/e=318)であった。
これは、分子式C20N 、 8N 202による計算
値318に一致する。
特許出願人 味の素株式会社 7一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 グリコールアルデヒドをアセチル化した後、置換基を有
    することあるインドールと反応させることを特徴とする
    下記の式で表わされるインドール誘導体の製造方法。 ■ C=。 H3
JP16072983A 1983-09-01 1983-09-01 インド−ル誘導体の製造方法 Pending JPS6054361A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5219520A (en) * 1991-10-31 1993-06-15 International Business Machines Corporation Process of making a porous metal block for removing solder or braze
US5284286A (en) * 1991-10-31 1994-02-08 International Business Machines Corporation Porous metal block for removing solder or braze from a substate and a process for making the same
CN103467354A (zh) * 2013-09-16 2013-12-25 陕西师范大学 一种双吲哚甲烷衍生物的制备方法

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US5284286A (en) * 1991-10-31 1994-02-08 International Business Machines Corporation Porous metal block for removing solder or braze from a substate and a process for making the same
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