JPS6051713A - プライマ−組成物 - Google Patents

プライマ−組成物

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JPS6051713A
JPS6051713A JP15807283A JP15807283A JPS6051713A JP S6051713 A JPS6051713 A JP S6051713A JP 15807283 A JP15807283 A JP 15807283A JP 15807283 A JP15807283 A JP 15807283A JP S6051713 A JPS6051713 A JP S6051713A
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JP
Japan
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group
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hydrogen atoms
active hydrogen
composition according
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JP15807283A
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Shunji Sugano
俊司 菅野
Koichi Hagiwara
萩原 功一
Shun Miura
駿 三浦
Akira Motohigashi
本東 旭
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Negami Chemical Industrial Co Ltd
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Negami Chemical Industrial Co Ltd
Toshiba Silicone Co Ltd
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    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプライマー組成物に関し、更に詳しくは、各種
の接着剤によってカラスの接着を行う際に予めカラスに
塗布することにより、極めて良好なガラスと接着剤との
接着性が得られるプライマー組成物に関する。
従来、ガラス同士の接着に使用されるプライマーとして
は、例えば、ビニル基、アミ7基、グリシドキシ基、メ
タクリロキシ基及びメルカプト基等の炭素官能性基を有
し、アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基及びアセト
キシ基等のケイ素官能性基がケイ素原子に直接結合して
いる有機ケイ素化合物、即ち、シランカップリング剤や
、それらの沖合物等が知られている(例えば、特開昭4
8−65232号)9 しかし、これらのシランカップ
リンク剤は、カラスに対する接着性が優れている反面、
接着剤の種類によっては接着剤層への親和力が十分でな
いために、接着剤層とプライマ一層との界面で剥離を生
ずるという問題点を有している。
又、エポキシ樹脂とアミノ基含有アルコキシシランを併
用したプライマーが広く知られている。
しかし、かかるプライマーにおいては、接着剤の種類に
よっては十分な接着力を示さないという問題点を有して
いる。
°又、特開昭58−120G26号公報には、分子中に
芳香族炭化水素基とエーテル結合又は芳香族、脂環式若
しくは脂肪族炭化水素基とエステル結合を含み、側鎖と
して水酸基、並びに末端にJボキシ環を有する水酸基含
有エポキシ化合物、ポリイソシアネート、及び水酸基含
有(メタ)アクリレートの反応によって得られるウレタ
ンポリアクリレートを主成分とし、紫外線等の活性エネ
ルギー線の照射で基材表面に皮膜を形成する活性エネル
ーキー線硬化型組成物が開示されている。かかる組成物
は、無溶剤で処理できるという利点をイ1するものの、
基創への接着性が未反応のエポキシ基の量に依存してい
るために十分でほなく、4!fKガシスに対する耐熱接
着力が劣るという欠点を有している。
本発明の目的は、上記した問題点を解消し、ガラス−ガ
ラス又はガラス「ポリカーボネート積層品の製造時に使
用され、ガラスと接着剤との間に優れた接着性を刊与す
ることが可能なプライマー組成物を提供することにある
本発明者らは、プライマ一層と接着剤層とり親和性を改
善し、各種の接着剤を使用してガラス−ガラス又はカラ
ス−ポリカーボネート73層品を得る際に使用されるガ
ラスの前処理剤としてのプライマー組成物について鋭意
検討を行った。その結果、T−ホキシラレタン(メタ)
アクリレートにアミノ基含有アルコキシシラン又はその
部分加水分解縮合物を配合した組成物を使用した場合に
、プライマー組成物中に存在する(メタ)アクリル性二
重結合が低温における加熱或いは紫外線照射等によって
接着剤が硬化する際に接着剤中に存在する二重結合と反
応し、良好な接着性を示すことを見出し、本発明を完成
するに至った。
即ち、本発明のプライマー組成物は、 [A](1)(a)一般式[I]: (式中、Rは炭素数1〜15を有する炭化水素基、又は
、同−又は異なる該炭化水素基がカーいにエーテル結合
又はエステル結合で結ばれた有機基を表わし1m及びn
は5それぞれ、l以J−の数を表わす。) で示されるエポキシ基含有アルコール及び(b)一般式
 [11]・ %式%] ) (式中、R2は水素原子又はメチル基を表わし:R3は
、置換又は非置換の炭化水素基、又は、同−又は異なる
該炭化水素基が互いにエーテル結合又はエステル結合で
結ばれた基で、且つ、少なくとも1個の水酸基を有する
a価の基を表わし;aは1〜3の整数である。) で示される水酸基含有(メタ)アクリレートから成り、
(+)に含まれる活性水素原子の総量に対し、(a)に
由来するものが25〜75%である水酩基含有有機化合
物、並びに (2)前記(1)に含有される活性水素原子の合計量と
反応する理論量の70−100%のインシアナト基を含
有するポリインシアネート との反応生成物、 IB]前記(+)(a)に含有されるエポキシ基1個に
対して0.5〜1.5個のアミノ性活性水素原子を含有
するアミ7基含有アルコキシシラン又はその部[C1希
釈剤 かう成ることを特徴とするものである。
以下において本発明を更に詳しく説明する。
[A]成分中において、(1)(a)のエポキシ基含有
アルコールは、反応生成物である[AIにエポキシシ、
(を導入してカラス及び接着剤層の双方に対する優れた
接着性を組成物に付与するための成分である。一般式[
Ij中、R1は炭素数1〜15を有する炭化水素基又は
該炭化水素基が互いにエーテル結合又はエステル結合で
結ばれた有機基を表わす。かかる炭化水素基は、芳香族
でも脂肪族でもよく。
ヒドロキシエチル基、2.3−ジヒドロキシプロピル基
、2,2−ジメチロールブチル基、トリメチロールエチ
ル基、2−エチル−2−メチロールプロピレン基、2,
2−ジメチロールプロピレンツ人、ジメチロール基、ソ
ルビ)・−ル基、次式: 等で示されるの脂肪族基又は芳香族基等が挙げられる。
又1式中、m及びnは1以上の整数である。
このようなエポキシ基含有アルコールとしては1例えば
、グリシドールに加えて、エチレングリコールモノグリ
シジルエーテル、グ1.】セリンモノグリシジルエーテ
ル、グリセリンジグリシシルエーテル、トリメチロール
ブロノくンモノクリシジルエーテル、トリメチロールプ
ロノくンジグリシシルエーテル、ペンタエリスリトール
モノグリシシルエーテル、ペンタエリスリトールジグリ
シジルエーテル、ペンタエリスリトールトリグリシジル
エ−テル ル、ジグリセロールジグリシジルエーテル、シグリセロ
ールトリグリシジルエーテル、ソルヒ゛トールトリグリ
シジルエーテル及びソルビトールテトラグリシジルエー
テル、ビスフェノールAジグIJシジルエーテル変性モ
ノアクリレート、次式;で示される化合物等が挙げられ
る。これらの中でも、硬化したプライマー皮膜が弾性を
示すためには、(a)がグリシドールであるか,又はR
Iが脂肪族炭化水素基であることが好ましい。
(1)(b)の水酸基含有(メタ)アクリレ−;・は、
(2)のポリインシアネートと反応してプライマー組成
物に比較的低温での加熱又は光照射によって硬化する性
質を4=J与−するための成分である。一般式[II]
中におけるR3は、少なくとも一つの水W1基を右する
a価の基を表わす。かかるa価の基は、少なくとも一つ
の水酸基を有する置換又は非置換の炭化水素基、又は、
同−又は異なる炭化水素基が互いにエーテル結合又はエ
ステル結合で結ばれトロキシプロピル基、グリセロール
基、テトラメチロールメチン基等の炭化水素基;ヒドロ
キシブトキシプロポキシ基、ヒトロキシフェニルオキシ
プロボキシ基等のエーテル結合含有炭化水素基;並びに
ヒドロキシ−(メタ)アクリロイルオキシ基等のエステ
ル結合含有炭化水素基等が挙げられ、これらの炭化水素
基はハロゲン原子等で置換されていてもよい。硬化後の
接着剤の物性、特に、弾性を付与するためには、aは1
〜3の範囲にあることが必要である。このような水酸基
含有(メタ)アクリレートとしては、例えば、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシ−3−グロロプロピルアクリレート、2−
ヒドロキシ−3−ブトキシプロピルアクリレート、2−
ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシア
クリレート、1,4−ブチレングリコールモノアクリレ
ート、グリセリンモノアクリレート、グリセリンジアク
リレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、テ
トラメチロールメタントリアクリレート、トリエチレン
グリコールモノアクリレート、ポリプロピレングリコー
ル千ノアクリレート、ポリカプロラクトングリコールモ
ノアクリレート並びにこれらアクリレートに対応するメ
タクリレートが挙げられる。
[A3成分中において、(1)の水酸基含有有機化合物
としては、(8)と(b)が併用される。(a)と(b
)の配合比は、(1)に含まれ(2)のインシアネート
と反応する活性水素原子の総量に対し、(a)の活性水
素原子の量が25〜75%となるような量である。(a
)の配合量が25%未満であると、十分な接着力が得ら
れず、一方、75%を超えると、比較的低温での加熱又
は紫外線照射による硬化を行った場合に十分な硬化性が
得られない。
(2)のポリイソシアネートは、前記(+)(a)及び
(b)の水酸基と反応して、プライマー組成物の主成分
であるウレタンアクリレートオリゴマー[AIを形成す
る。かかるポリイソシアネートとじては、一般のウレタ
ン化反応に用いられるポリイソシアネートが使用可能で
あるが、特に、f!れた光安定性が要求される場合には
、所謂、無黄変タイプのポリイソシアネートを使用する
ことが好ましい。このようなポリイソシアネートとして
は、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、水素添加キラリ1/ンジ
インシアネ−1・、ヘキサメチレンジイソシアネート、
トリメチルへキサメチレンジイソシアネート、インホロ
ンジイソシアネート、メチレンビス(4−シクロヘキシ
ルイソシアネート)、 笠が挙げられ、単独で用いても、2種以」二を組み合わ
せて用いてもさしつかえない。
(2)の配合量は、ポリイソシアネート中に含まれるイ
ンシアナトノルの量が、(+)(a)及び(b)に含ま
れる活性水素原子の合計量と反応する理論量の70〜1
00%、好ましくは80〜100%の範囲になるJ:う
に配合される。インシアナト基の量が前述の理論量の7
0%未満であると、接着剤との反応性を右さない未反応
の水酸基含有有機化合物の礒が多くなるために、プライ
マー組成物のガラス又は接着剤に対する接着力が低下す
る。一方、理論φの100 %を超えると過剰のインシ
アナト基が残存し、このイソシアナト基がエポキシ基と
反応すべき[8]のアミ7基と反応してしまうために接
着力が低下し、又、プライマー組成物の貯蔵時における
安定性が低下する。
上記[AI酸成分、例えば、撹拌ド、(2)の中へ(+
)(a)及び(b)をそれぞれ別個に、或いは予め混合
した(、1)(a)及び(b)を滴下することにより、
又は一時仕込みにより添加することによって製造される
が、得られるプライマーの接着力が優れていることから
、(+)(a)及び(b)を別個に滴下する方法が好ま
しい。反応は常温でも進行するが、40〜80°Cに加
熱して行うことが好ましい。この場合。
必要に1εじて、ジブチルスズジ脂肪酸塩等のような反
応触媒や、2,4−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロ
キシトルエン等の重合禁止剤を添加してもよい。又、」
二記反応時に、活性水素原子を持たない[0]の希釈剤
を添加して反応を行ってもよい。滴下終了後、更に撹拌
を続けて反応を完結させる。
反応時間はポリイソシアネートの種類によっても異なる
が、1〜30時間反応させることが好ましい。又1反応
触媒を添加する場合に、その添加量は、ポリイソシアネ
ートの種類によって異なるが、[AIの総量に対して0
〜10重量%であることが好ましく、更に好ましくは0
.001〜2重量%である。
[8]のアミノ基含有アルコ上ジシラン又はその部分加
水分解縮合物は、[AIのエポキシ基と反応してプライ
マー組成物にケイ素官能性を導入し。
ガラスとの接着性を向」ニさせるものである。かかるア
ミノ基含有アルコキシシラン又はその部分加水分解縮合
物としては、例えば、γ−アミノプロビルトリメトギシ
シラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−(β−7ミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、γ−アニリノプロピルト
リメトキシ・シラン及びそれらの部分加水分解縮合物が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。これ
らの中でも、ガラス及び接着剤に対する良好な密着性が
得られることから、アミノ基含有アルコキシシランが好
ましく、とりわけ、N−(β−7ミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランが好ましい。
[BJの配合量は、(1)(a)に含まれるエポキシ基
1個に対して、[B1に含まれるアミノ性活性水素原子
の量が0.5〜1.5個、好ましくは0.8〜1.2個
になる量である。0.5個未満であると、ガラス及び接
着剤に対する良好な接着性が得られず、一方、1.5個
を超えて添加してもカラス及び接着剤に対する接着性は
添加量に1例して向上しない。
本発明のプライマー組成物は、[AI及び[B]から実
質的に成り、更に、組成物の粘度を低下させて塗布作業
を容易にするために、[C3の希釈剤が添加される。か
かるn新剤は、上記[AI又は[B]酸成分反応する官
能基を有する反応性のものであっても、又、官能基を有
さないものであってもよい。官能基を有さない希釈剤と
しては1例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素;メタノール、エタノール2 インプロパツール、ブ
タノール等のアルコール類;エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
等のアルコールニーデル類及びそれらの酢酸エステル類
ニジエチルエーテル及びテトラヒドロフラン等のエーテ
ル類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエス
テル類:アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン及びイソホロン等のケi
・ン類;トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及
び1,1.1− )リクロロエタン等の塩素化炭化水素
類:及びジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の極性溶媒等の有機溶剤が挙げられる。
これらは単独で使用しても、混合物として使用してもさ
しつかえない。又、反応性希釈剤としては、例えば、[
A]成分中の(1)(b)として使用される木酢基含有
(メタ)アクリレートが挙げられ、更に、2−エチルへ
キシルアクリレ−1・、プロピレングリコールジアクリ
レート、ブナ」/ングリコールジアクリレー1・、1,
4−ブタンジオールジアクリレート、ネオベンチルグリ
コールジアクリレーI・、l、6−ヘキサンジオールジ
アクリレート、ブトキシエチレングリコールアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルアクリレ−1・、シクロへ
キシルアクリレート、ベンジルアクリレ−1・、エチル
カルピトールアクリレート、ブトキンエチルアクリレー
ト、フトキシシエチレングリコールモノア〃リレート又
はグリシジルアクリV−1・Sのアクリレート、前記ア
クリレートに対応するメタクリレート;及び(メタ)ア
クリレートオリゴブー等の水酸基を持たない(メタ)ア
クリル系化合物:並びにN−ビニル−2−ピロリドン等
のビニル化合物等が挙げられる。
本発明において使用される希釈剤は、インシアナト基等
と反応する官能基を有する場合には[A]酸成分合成後
に添加される。インシアナト基等と反応する官廃基を有
さない場合にはtA]成分の合成時又は合成後の何れに
おいて添加してもよい。
[C]酸成分、プライマー組成物に塗布作業が可能な粘
度となるような量で配合される。
本発明のプライマー組成物は、塗1i作業を容易にする
ために、25℃において+0,000 cPの粘度を有
するものであることが好ましく、更に好ましくは1,0
00 cP以下である。粘度が10.000 CPを超
えると基材に薄く塗布することが困難となる。
本発明のプライマー組成物には、耐候性を改良するため
に、更に、公知の紫外線吸収剤、酸化防水発明のプライ
マー組成物は、官能基として水酸基、アルコキシシリル
基及びアクリロイル基を右し、更に、(1)(a)に含
まれるエポキシ基と[BJに含まれるアミ7基とのモル
比により、その何れかの基が残存する。そこで、本発明
のプライマーM[酸物は、先ず、カラス板に塗布後、常
温〜150°Cの温度範囲で第1段階の硬化を行うと共
に、アクリロイル基を除く上記官能基がガラス表面のシ
ラノール基、(に作用して接着力が優れた強固なプライ
マ一層を形成する。次いで1重合開始剤を含有し、二重
結合を有する接着剤を充填又は塗布し、プライマー中の
アクリロイル基と接着剤の二重結合を反応させて、接着
剤の硬化に合わせてプライマーのfr、2段階の硬化を
行う。その際に、比較的低温で短時間に硬化を行うと共
に、強力な接着力を得るために、プライマー組成物に重
合開始剤を添加しておくことが好ましい。重合開始剤と
しては、熱重合開始剤及び光重合開始剤が使用でき、特
に被塗物及び接着剤の加熱を避けたい場合、又は、短時
間で硬化をさせたい場合には光重合開始い。光重合開始
剤としては、例えば、ベンゾフェノン、2.4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、アセトフェノン、ペンツイン、ペンツ
インエチルエーテル、ヘンジイン−n−フロビルエーテ
ル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ヘンジイン−n
−ブチルエーテル、ペンツインイソブチルエーテル、ベ
ンジル、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドコキ
う・−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、
ベンジルスルフィド、チオキサントン及び2−クロロチ
オキサントン等が挙げられる。
本発明のプライマー組成物の使用に際しては。
例えば、刷毛塗り、浸漬その他の処理方法によってガラ
スに塗布した後、常温で放置することにより、比較的低
温において加熱することにより硬化させ、プライマ一層
を形成することが可teである。次いで、二重結合を有
するアクリル系、エポキシ系及びウレタン系、モの他広
範囲の有機系接着剤を塗′IIi又は充填し、加熱又は
紫外線照射或いは電子線照射により硬化させることによ
って、ガラス及び接着剤との接着力が優れた積層品を与
えるものである。
本発明のプライマー組成物を使用した場合に優れた接着
力が117られる理由は1本発明組成物中のエポキシウ
レタン(メタ)アクリレートの有するエポキシ基とアミ
ノ基含有アルコキシシラン又はその部分加水分解縮合物
のアミツノ、(との反応によって生成する水酸基や、前
記シランのアルコキシシリル基がガラス表面のシラノー
ル基に作用することにより、ガラスとの間に強固な接着
力を示すと共に、不飽和二重結合基が接着剤の不飽和二
重結合基と反応することにより接着剤層との間にも優れ
た接着性を示すものと考えられる。
以」二のように構成される本発明のプライマー組成物は
、ガラスに有機接着剤を塗布して積層品を製造する際の
プライマーとして使用することにより、ガラス及び接着
剤の両名に対して優れた接着性を示すものである。又、
その硬化皮膜は従来のエポキシ樹1指系プライマーの硬
化度nりど比較して弾性に富むために、外部からの衝撃
に対して優れた耐性を示すものである。
以下、本発明を実施例によって説明する。尚、実施例中
、部はすべて重量部を表わす。
実施例1 水素添加キシリレンジイソシアネート388部及び2.
6−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシトルエン0
.83部を反応容器に仕込み、撹拌下、65℃に加熱し
、この溶液中にジブチルスズジラウレート0.42部ヲ
2−ヒドロキシー3−フェニルオキシプロピルアクリレ
ート444部に均一に溶解したものを2時間かけて滴下
した。次いで、反応系を70℃まで昇温して4時間の加
熱撹拌を行い、 2.40 ! 10−3mo l/g
の未反応イソシアナト基を有するウレタンアクリレート
中間体を得た。更に、温度を70℃に保ちながらトリメ
チロールプロパンジグリシジルエーテル738部を加え
た後、加熱撹拌を18時間続け、イソシアナト基の反応
率が98%以上の反応生この反応生成物300部をイソ
プロピルアルコール 700jlで九釈し、1−(4−
イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロパン−I−オン9部及びN−(β−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 101部を
添加し、均一に混合してプライマー組成物Aを得た。
実施例2 f51表及びf52表に示すポリイソシアネート。
利金禁止剤、水酸基含有(メタ)アクリレート、反応触
媒、エポキシ基含有アルコール、希釈剤、反応開始剤及
びアミン基含有アルコキシシランをその順序に従って加
え、第1表及び第2表に示す条件で、実施例1と同様の
方法でプライマー組成物B−Et−得た。又、プライマ
ー組成物りに用いたのと同じ反応生成物を用い、アミ7
基含有アルコキシシランを用いない比較例組成物D′を
得た。尚、第1表には反応生成物の合成までを、第2表
にはプライマー組成物の調製を示す。
実施例3 一片が30 crxの正方形で厚さが31のガラス板の
片面に、実施例1及び2で調製したプライマー組成物A
−E及び比較例組成物D′をそれぞれ刷毛塗りし、 1
20°Cで30分間加熱を行ってプライマー皮膜を形成
した。これと同一の平面寸法で厚さが0.5 m霧のポ
リカーボネート板と、このプライマー処理面をポリカー
ボネート板に対向させたガラス板との間隙が0,5謬履
を保つようにスペーサーによって平行に固定し、三辺の
側面をテープで目止めしたものを作成した。この開口辺
を上にし−で、ポリカーボネート及びアミノ基含有アル
コキシシランで変性したウレタンアクリレート接着剤U
l、及びエポキシアクリレ−1・系接着剤U2を、それ
ぞれ、気泡が入らないように間隙全体に注入した。この
積層品に出力301/c+*の高圧水銀灯を備えた紫外
線照射装置を用いてガラス板側から15cmの距離で紫
外線を5秒間照射して接着剤を硬化させ、ガラス板と接
着剤との間にプライマー層を有するガラス−接着剤−ポ
リカーボネート積層体を得た。
又、比較のために、プライマー処理をしないガラス板を
用いて同様の積層体を得た。
このようにして得られた積層体について、外観と接着状
態を観察し、せん断接着力と剥離接着力を測定した。又
、同様の方法で作成した積層体について、次のような試
験を行った。
■煮感試験:積層体を65℃の温水中に垂直に立てて3
分間浸漬した後、直ちに 100℃の沸1風水中に移し
2時間浸漬する。この!r1層体の外観と接着状態を常
温と比較し、又、せん断接着力と剥離接着力を測定した
■耐熱試験:積層体を100℃の恒温槽中に2時間放行
した後、■と同様の比較及び接着力の測定を行った。
これらの結果を第3表に示す。
尚、接着剤U2を用いた梼層体について、煮渉試験及び
耐熱試験を行ったところ、プライマー処理を施していな
いものは、接着剤層とガラス、ポリカーボネートとの界
面は何れも剥離していた。
又、ガラスに本発明のプライマー組成物で処理をを行っ
たものは、ポリカーボネートと接着剤との界面が剥離し
ていたにも拘らず、接着剤はガラスの表面に完全に接着
していた。更に、比較例組成物D゛でプライマー処理を
施したものは、接着剤Ulを用いた積層体と同様に、ガ
ラスとプライマ一層との界面が一部Mfaしていた。
以上の結果から明らかなように、本発明のプライマー組
成物を使用した!1層体は優れた接着力を有するもので
あることが確認された。
′r−続 捕 iE 書 昭和58年 8月15日 特81庁長官志賀 学殿 ■、小事件表示 昭和58年特詐願第158072け 2、発明の名称 プライマー組成物 3、補正をする者 事件との関係 特欝出願人 名称 根」−工業株式会社 名称 東芝シリコーン株式会社 4、代理人 5、補正命令の1」イ・J 自発 6 補正により増力1ける発明の数 なし明細書の「発
明の詳細な説明」の欄を以下のとおり補正する。
(1)明細書@88頁第5目に[[A1成分中において
」とあるを、[本発明においてJと補正する。
(2)明細書第9頁第2行口に[示されるの脂肪族基」
とあるを、「示される脂肪族基Jと補正する。
(3)明細書第11頁MS1行「1に「炭化水素基」と
あるを、「水酸基含有炭化水素基」と補正する。
(4)明細書第11頁第3行目に「エーテル結合含有炭
化水素基」とあるを、「エーテル結合及び水酸基含有炭
化水素基」と補正する。
(5)明細書第11頁第5行目に「エステル結合含有炭
化水素基Jとあるを、「エステル結合及び水酸基含有炭
化水素基」と補正する。
(6)明細書第1!頁第7行目に「接着剤」とあるを、
「プライマー」と補正する。
(7)明細書第12頁第6行目に[[A]威力中におい
てjとあるを削除する。
(8)明細書第18頁第9行目にr [AI成分中のJ
と(9)明細1gff119頁ff115行目ニrlo
、000 cP ノJとあるを、r 10,000 c
P以下のjと補正する。
(10)す1細書t529頁第3表中の最」二段右から
2番11に「D′」とあるを、「D′ 大補正する。
比較」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 、 [A](1)(a)一般式[11:(式中、R
    1は炭素数1〜15を有する炭化水素基、又は、同−又
    はは異なる該炭化水素基が互いにエーテル結合又はエス
    テル結合で結ばれた有機基を表わし、m及びnは、それ
    ぞれ、1以上の数を表わす。) で示されるエポキシ基含有アルコール及び(b)一般式
    [11]: %式%[11 (式中、R2は水素原子騎はメチル基を表わし4R3は
    、置換又は非置換の炭化水素基、又は、同−又は異なる
    該炭化水素基が互いにエーテル結合又はエステル結合で
    結ばれた基で、且つ、少なくとも1個の水酸基を有する
    a価の基を表わし;aは1〜3の整数である。) で示される水酸基含有(メタ)アクリレートから成り、
    (1)に含まれる活性水素原子の総量に対し、(a)に
    含まれる活性水素原子量が25〜75%である水酩基含
    有有機化合物、並びに (2)前記(1)に含有される活性水素原子の合91量
    と反応する理論量の70−100%のイソシアナト基を
    含有するポリイソシアネート との反応生成物、 [B] 前記(1)(a)に含有されるエポキシ基1個
    に対して0.5〜1.5個のアミノ性活性水素原子を含
    有するアミ7基含有アルコキシシラン又はその部分加水
    分解縮合物、及び [CI希釈剤 から成ることを特徴とするプライマー組成物。 2、(a)がグリシドールである時工1請求の範囲第1
    項記載のプライマー組成物。 3、(a)のR1が脂肪族炭化水素基である特許請求の
    範囲第1項記載のプライマー組成物。 4、(b)が分子中に1個の水酸基を右する(メタ)ア
    クリレートである特許請求の範囲第1項記載のプライマ
    ー組成物。 5、[B]がアミン基含有アルコキシシランである特許
    請求の範囲第1項記載のプライマー組成物。 6、[B]がN−(β−アミノエチル)−γ−アミノプ
    ロピルトリメトキシシランである特許請求の範囲第5項
    記載のプライマー組成物。 7、温度25℃において10,0000P以下の粘度を
    有する特許請求の範囲第1項記載のプライマー組成物。 8、温度25°Cにおいて1,000 cP以下の粘度
    を有する特許請求の範囲第7項記載のプライマー組成物
JP15807283A 1983-08-31 1983-08-31 プライマ−組成物 Pending JPS6051713A (ja)

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