JPS605164Y2 - パイロット電磁弁付き切換弁 - Google Patents

パイロット電磁弁付き切換弁

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Publication number
JPS605164Y2
JPS605164Y2 JP10023779U JP10023779U JPS605164Y2 JP S605164 Y2 JPS605164 Y2 JP S605164Y2 JP 10023779 U JP10023779 U JP 10023779U JP 10023779 U JP10023779 U JP 10023779U JP S605164 Y2 JPS605164 Y2 JP S605164Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid valve
switching valve
pilot solenoid
pilot
flow path
Prior art date
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Expired
Application number
JP10023779U
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English (en)
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JPS5617481U (ja
Inventor
栄一 細川
Original Assignee
シ−ケ−デイ株式会社
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Publication date
Application filed by シ−ケ−デイ株式会社 filed Critical シ−ケ−デイ株式会社
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Publication of JPS5617481U publication Critical patent/JPS5617481U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パイロット電磁弁付きの切換弁に関し、その
操作性の向上を図るものである。
〔従来の技術〕
この種の切換弁、例えばスプール形切換弁において、パ
イロット圧力で操作制御するために、小形の電磁弁を一
体的に取付ける場合、パイロット電磁弁と切換弁本体と
は、1対または2対以上の接続孔を対向させた状態で接
合固定される。
そして、取扱い操作にあたっては、パイロット電磁弁と
切換弁は一体のものとして取扱われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、切換弁が流体回路中に組み込まれた場合、周
囲の条件によっては、パイロット電磁弁に装備されてい
る手動操作機構等を操作するのが困難ないしは不可能な
ことがあり、またそのために切換弁の配置にあたって著
しく制限を受ける。
そのような場合、パイロット電磁弁だけを回転させるこ
とができれば、予めパイロット電磁弁の手動操作機構な
どの向きを最適方向に設定してから組込むことができ、
非常に便利である。
したがって本考案は、このような要求に応えるべくなさ
れたもので、その技術的課題は、切換弁本体とパイロッ
ト電磁弁との接合部を、パイロット電磁弁を任意の方向
に向けて取付は得るようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点を解決するために講した本考案による技術的
手段は、パイロット電磁弁を備えたスプール式の切換弁
において、 パイロット電磁弁を取付けた端板に、切換弁本体のシリ
ンダ室に嵌入される円形突入部を設け、該円形突入部に
、パイロット電磁弁の出力ポートと切換弁のシリンダ室
を連通ずる流路を備えておリ、 該円形突入部より径方向に外側の位置において、該端板
と切換弁本体との間の、切換弁本体のパイロット流路お
よびパイロット電磁弁の流入ポートと連通ずる位置に、
該円形突入部を囲む環状流路を形成することで、該環状
流路を介して切換弁本体のパイロット流路とパイロット
電磁弁の流入ポートとを接続することにより、 パイロット電磁弁が円形突入部を軸にして、切換弁本体
のシリンダ室を中心に回動できるように構成されている
ことを特徴としている。
〔作 用〕
この技術的手段によれば、パイロット電磁弁は、端板と
一体的に、該端板の円形突入部を軸にして回転できる。
ところで該円形突入部を囲むように形成された環状流路
は、該パイロット電磁弁がどの方向に回転しようと、常
時切換弁本体のパイロット流路と連通しているため、該
環状流路と連通しているパイロット電磁弁の流入ポート
を介して、パイロット電磁弁に圧縮空気が供給される。
また円形突入部に形成された流路が、該パイロット電磁
弁と切換弁本体のシリンダ室を連通しているため、圧縮
空気は、該パイロット電磁弁を介してシリンダ室に供給
され、切換弁が駆動される。
またパイロット電磁弁が切換わると、前記シリンダ室は
、パイロット電磁弁の排気ポートに連通し、端板の排気
孔から排気が行なわれる。
このように端板がパイロット電磁弁と一緒に回転し、ど
の方向を向うと、切換弁本体のパイロット流路およびシ
リンダ室は、それぞれ対応する流路を介してパイロット
電磁弁と連通されたままとなる。
したがってパイロット電磁弁を端板と一緒に回転させる
ことで、パイロット電磁弁に設けられた押釦などを任意
の方向に向はることが可能となる。
〔実施例〕
次に本考案によるパイロット電磁弁付き切換弁が実際上
どのように具体化されるかを実施例で説明する。
第1図はパイロット電磁弁付き切換弁の要部縦断面図、
第2図は平面図である。
図の下側の1が切換弁本体、中間の2が端板、上方の3
がパイロット電磁弁である。
即ち、切換弁本体1に端板2を介してパイロット(圧力
制御用)電磁弁3が取付けられている。
図示例の切換弁本体1は、公知の構造のスプール形切換
弁で、その内部のシリンダ室10の上下両端に、中間の
スプール11を押圧操作するためのピストン12,11
3を有しており、上方のピストン12の受圧面積は下方
のピストン13のそれより大きく設定されている。
スプール11は、シール部材14A〜14pを備えたス
リーブ15中を軸方向に移動することにより、圧力流体
導入ポート16からの流体をポート17又は18に導出
できる。
端板2は、パイロット電磁弁3を切換弁1に取付ける作
用と、ピストン12のために1閉じられたヨシリング室
10′を形成する作用を兼ねている。
ところで本考案の場合、この端板2は、切換弁本体1の
上端面に装着された状態で、シリンダ室10′に嵌入す
る円形の突入部24を備えており、端板2はこの突入部
24を中心に回転できる。
端板2の切換弁本体側の面には、パイロット流路19の
上端に面する位置に、環状凹部からなる流体流路20が
形成されており、該環状流路20は、連通孔21を介し
てパイロット電磁弁3の流入ポート3oに連通されてい
る。
このパイロット電磁弁3と端板2とは固定されており、
端板の円形突入部24を貫通するようにあけられた流路
22で、前記シリンダ室10′とパイロット電磁弁の出
力ポート31とが連通されている。
また、パイロット電磁弁の排気ポート32は、端板の排
気孔23を介して大気へ連通している。
パイロット電磁弁の弁室33中に内蔵された弁体34は
、通常は図のように右側に移動して流入ポート30を閉
じ、出力ポート31と排気ポート32を連通させること
により、シリンダ室10′を排気する。
それにより、スプール11は、下方の流路41からの流
体で駆動される小径ピストン13で押上げられ、導入ポ
ート16をポート18に連通させる。
ソレノイドが通電されると弁体34は左側に移動して排
気ポート32を閉じ、流入ポート30と出力ポート31
を連通させることにより、パイロット流路19からの流
体が、環状流路20→連通孔21→流入ポート30→弁
室33→出力ポート31→連通孔22→シリンダ室10
′、の順に流れシリンダ室10′に流入して、大径ピス
トン12を加圧し下降させる。
つまり、下方の小径ピストン13に流路41からの流体
圧が常時作用していても、上部の大径ピストン12が受
ける圧力の方が大きいので、差圧により、スプール11
は下に押下げられる。
それにより、導入ポート16はポート17に切換えられ
る。
またパイロット電磁弁の弁体34は、押釦35を指で押
すことにより、ビン36で左側へ移動され、指を放すと
図の位置へ戻る。
従って、パイロット電磁弁の手動操作によっても、切換
弁を制御できる。
パイロット電磁弁3は、端板2にネジ止め等公知の手段
により固定されているが、端板2には、シリンダ室10
′に嵌入する円形突入部24及びシール部材25.26
が備えられ、円形突入部24を軸にして端板が切換弁本
体に対し回転できる。
また、このように回転させても、パイロット流路19と
連通路21とは、円形突入部24と同心円の環状流路2
0で連通されているので、流体回路が実質的に変更され
ることは無く、電磁弁がどの方向を向いても動作に支障
は無い。
従って、電磁弁3を回転させて、押釦35を操作し易い
ように任意の方向に向けることができる。
この実施例では第2図に示すように、互いに等間隔の4
本のネジ37A〜37.で端板2を切換弁本体1に固定
しているので、押釦の方向を変向する場合は、これらの
ネジを外したうえ90°毎回転させ矢印X−X’・y−
y’の所望の方向に向けて再固定すればよい。
勿論ネジ止め式にしないで、常時任意の方向に回転可能
にすることも可能である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、切換弁本体のパイロット
流路とパイロット電磁弁の流入ポートとが、端板の回転
中心と同心円状の環状流路で連通されているので、端板
と共に電磁弁を回転させても流体回路に変更が生じるこ
とは無く、電磁弁の押釦操作に支障の無いように所望の
方向に向けることができ、操作が非常に便利になる。
また、切換弁の配置上の制限も解消される。
しかも、端板の円形突入部24がシリンダ室10′中に
嵌入しており、該突入部を軸にして回転できるので、回
転動作が非常に安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパイロット電磁弁付き切換弁の実
施例を示す縦断面図、第2図はその平面図である。 図において、1は切換弁本体、2は端板、3はパイロッ
ト電磁弁、10はシリンダ室、20は環状流路1.24
は円形突入部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パイロット電磁弁を備えたスプール式の切換弁において
    、 パイロット電磁弁を取付けた端板に、切換弁本体のシリ
    ンダ室に嵌入される円形突入部を設け、該円形突入部に
    、パイロット電磁弁の出力ポートと切換弁のシリンダ室
    を連通ずる流路を備えており、 該円形突入部より径方向に外側の位置において、該端板
    と切換弁本体との間の、切換弁本体のパイロット流路お
    よびパイロット電磁弁の流入ポートと連通ずる位置に、
    該円形突入部を囲む環状流路を形成することで、該環状
    流路を介して切換弁本体のパイロット流路とパイロット
    電磁弁の流入ポートとを接続することにより、 パイロット電磁弁が円形突入部を軸にして、切換弁本体
    のシリンダ室を中心に回動できるように構成されている
    ことを特徴とするパイロット電磁弁付き切換弁。
JP10023779U 1979-07-19 1979-07-19 パイロット電磁弁付き切換弁 Expired JPS605164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10023779U JPS605164Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 パイロット電磁弁付き切換弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10023779U JPS605164Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 パイロット電磁弁付き切換弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617481U JPS5617481U (ja) 1981-02-16
JPS605164Y2 true JPS605164Y2 (ja) 1985-02-16

Family

ID=29332965

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10023779U Expired JPS605164Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 パイロット電磁弁付き切換弁

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JPS5617481U (ja) 1981-02-16

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