JPS6315660Y2 - - Google Patents

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JPS6315660Y2
JPS6315660Y2 JP1984087727U JP8772784U JPS6315660Y2 JP S6315660 Y2 JPS6315660 Y2 JP S6315660Y2 JP 1984087727 U JP1984087727 U JP 1984087727U JP 8772784 U JP8772784 U JP 8772784U JP S6315660 Y2 JPS6315660 Y2 JP S6315660Y2
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JP
Japan
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pilot
port
valve
supply
flow path
Prior art date
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JP1984087727U
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English (en)
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JPS614083U (ja
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Publication of JPS614083U publication Critical patent/JPS614083U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パイロツト式3ポート弁に関するも
のである。
従来の技術 例えば実公昭52−35532号公報の第1図に記載
されている公知のパイロツト式3ポート弁は、ノ
ーマルクローズド形のものとして構成され、第1
〜第3ポート、即ち供給ポート、排気ポート及び
出力ポート間の流路を切換えるスプールの駆動
を、ソレノイドへの通電とその停止により、スプ
ールの一端のパイロツト室へパイロツト流体を給
排させることにより行い、それにより供給ポート
を閉鎖して出力ポートと排気ポートとを連通させ
る非通電時の切換位置と、供給ポートを出力ポー
トに連通させて排気ポートを閉鎖する通電時の切
換位置とを採るように構成している。
即ち、上記パイロツト式3ポート弁において
は、パイロツト室に流体を供給するパイロツト供
給路を供給ポートから分岐しているため、直動弁
のように排気ポートを供給ポートとして使用する
ことはできず、従つて上記3ポート弁をそのまま
ではノーマルオープン形のパイロツト式3ポート
弁として機能させることはできない。このこと
は、ノーマルオープン形のパイロツト式3ポート
弁をノーマルクローズド形のものとして機能させ
ようとする場合においても同様である。
考案が解決しようとする問題点 本考案の技術的課題は、パイロツト式3ポート
弁を簡単な手段よりノーマルクローズド形のもの
とノーマルオープン形のものとに相互に切換え使
用可能とすることにある。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案の3ポート弁
は、上記従来のパイロツト式3ポート弁、即ち、
第1ないし第3のポート間の流体流路を切換える
弁体の駆動をパイロツト室へのパイロツト流体の
給排により行い、その弁体に第1ポートを閉鎖し
て第2ポートと第3ポートとを連通させる切換位
置と、第1ポートと第3ポートとを連通させて第
2ポートを閉鎖する切換位置とを採らせるように
したものにおいて、上記第1及び第2ポートから
それぞれパイロツト供給路を分岐させ、それらの
パイロツト供給路とパイロツト室に通じるパイロ
ツト共通路を開口させたボデイの端面に、装着状
態の転換によりいずれか一方のパイロツト供給路
をパイロツト室に連通させると共に他方のパイロ
ツト供給路を閉鎖状態に保つ流路切換板を取付け
ることにより構成される。
作 用 上記構成のパイロツト式3ポート弁において
は、流路切換板の装着状態を転換することによ
り、第1ポートから分岐したパイロツト供給路が
パイロツト室に連通した状態と、第2ポートから
分岐したパイロツト供給路がパイロツト室に連通
した状態とが切換えられ、それにより該パイロツ
ト式3ポート弁はノーマルクローズド形の弁とノ
ーマルオープン形の弁とに選択的に切換えられ
る。
考案の効果 このような本考案によれば、ノーマルクローズ
ド形とノーマルオープン形との間で相互に切換え
可能なパイロツト式3ポート弁が、従来のノーマ
ルクローズド形あるいはノーマルオープン形のパ
イロツト式3ポート弁における排気ポートからパ
イロツト供給路を分岐させると共に、それらのパ
イロツト供給路等を開口させたボデイの端面に流
路切換板を転換可能に装着するだけで実現され、
そのため従来の3ポート弁の部品の一部のみを改
変すればよく、製品を構成が簡単で安価なものと
して提供することができる。
実施例 以下に、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
第1図において、1はソレノイドを備えたパイ
ロツト弁部、2は主弁部であり、ソレノイドへの
電流の通断によりパイロツト弁部1においてパイ
ロツト流体の給排を行わせ、それにより主弁部2
の弁体を駆動して流体流路を切換えるように構成
している。
上記主弁部2は、第1〜第3ポート3〜5を設
けたボデイ6とそれらのポート間の流体流路を切
換える弁体7とを備え、この弁体7の一端にパイ
ロツト室11を区画形成する駆動ピストン10を
設けると共に、その弁体7の他端に区画形成した
復帰圧力室8にばね9を縮設している。
また、上記パイロツト室11は、流路12を通
じてパイロツト弁部1におけるパイロツト給排室
13に連通しており、該給排室13は、ソレノイ
ドへの電流の通断により、パイロツト供給孔27
またはパイロツト排気孔29を開放して、後述す
るように第1または第2ポート3,4のいずれか
と連通せしめられるパイロツト共通路14と、パ
イロツト排気ポート15に通じるパイロツト排気
路16のいずれかに、選択的に切換え連通せしめ
得るように構成している。
第1図及び第2図からわかるように、第1及び
第2ポート3,4は、それらから分岐する第1及
び第2パイロツト供給路17,18を有し、これ
らの供給路17,18の一方を前記パイロツト共
通路14と選択的に連通させるため、第1図及び
第3図に示すように、ボデイ6に着脱可能に装着
される流路切換板21を設けている。この流路切
換板21は、ボデイ6のエンドプレートを兼ねる
もので、その内面に互いに連通する第1及び第2
連通路22,23を設けることによつて構成さ
れ、流路切換板21の装着の向きを上下逆に転換
することにより、第1及び第2パイロツト供給路
17,18の一方が第1あるいは第2連通路2
2,23によつて選択的に共通路14に連通し、
他方のパイロツト供給路が流路切換板21の内端
面によつて閉鎖されるように構成している。ま
た、上記いずれの連通状態においても、共通路1
4に通じる第1あるいは第2連通路22,23が
上記復帰圧力室8に連通するように、その連通路
と復帰圧力室との間に流路24を設けている。
従つて、上記主弁部2においては、パイロツト
室11へのパイロツト流体の給排により弁体7が
駆動され、図示したように第1ポート3が閉鎖さ
れると共に第2ポート4が第3ポート5に連通し
た切換位置と、第1ポート3が第3ポート5に連
通すると共に第2ポート4が閉鎖される他の切換
位置を採ることになる。
上記パイロツト弁部1は、パイロツト給排室1
3をパイロツト共通路14に連通させるパイロツ
ト供給孔27と、該給排室13をパイロツト排気
路16に連通させる固定鉄心28に穿設したパイ
ロツト排気孔29とを備え、励磁コイル30への
通電によりばね31の付勢力に抗して固定鉄心2
8に吸着される可動鉄心32の両端に、上記供給
孔27及び排気孔29を交互に開閉する一対のパ
イロツト弁体33,34を取付けている。これに
より、コイル30への非通電時には可動鉄心32
がばね31の付勢力により復帰して、パイロツト
弁体33により供給孔27が閉鎖され、コイル3
0への通電時には可動鉄心32が固定鉄心28に
吸着されてパイロツト弁体34により排気孔29
が閉鎖される。
なお、図中、35は手動操作用押釦を示してい
る。
上記構成の3ポート弁においては、流路切換板
21を一方の転換位置に取付ければ、第1図及び
第4図に例示するように、第1ポート3から分岐
した第1パイロツト供給路17が流路切換板21
の第1連通路22を通つて共通路14に連通する
と共に、第2ポート4から分岐した第2パイロツ
ト供給路18が流路切換板21の内端面によつて
閉鎖される。この状態においては、第1〜第3ポ
ート3〜5をそれぞれ供給ポート、排気ポート及
び出力ポートとして用いることにより、該3ポー
ト弁をノーマルクローズド形の弁として機能させ
ることができる。
また、流路切換板21を上記と逆の向きに取付
ければ、第5図に示すように、第1パイロツト供
給路17が閉鎖されると共に、第2パイロツト供
給路18が流路切換板21の第2連通路23を通
つて共通路14に連通し、この状態において第1
〜第3ポート3〜5をそれぞれ排気ポート、供給
ポート及び出力ポートとして用いれば、該3ポー
ト弁をノーマルオープン形の弁として機能させる
ことができる。
なお、上記流路切換板21のボデイ端面に対す
る装着の向きが、3ポート弁をノーマルクローズ
ド形またはノーマルオープン形のいずれとして機
能させる向きであるかを外部から知得するため、
流路切換板21等に何らかの目印を付すことがで
きる。第6図及び第7図はその一例を示すもので
あり、ボデイ6の上面にノーマルクローズド形及
びノーマルオープン形に対応するNC及びNOの
記号を付すと共に、流路切換板21の上面及び下
面に装着の向きによつて上記記号を選択的に指定
する三角印を付している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図はそ
のボデイの端面図、第3図は流路切換板の内側端
面図、第4図及び第5図は上記流路切換板のボデ
イに対する装着の向きを示す説明図、第6図及び
第7図は流路切換板の異なる向きでの装着状態を
示す部分側面図である。 3……第1ポート、4……第2ポート、5……
第3ポート、7……弁体、11……パイロツト
室、14……パイロツト共通路、17,18……
パイロツト供給路、21……流路切換板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ないし第3のポート間の流体流路を切換え
    る弁体の駆動をパイロツト室へのパイロツト流体
    の給排により行い、その弁体に第1ポートを閉鎖
    して第2ポートと第3ポートとを連通させる切換
    位置と、第1ポートと第3ポートとを連通させて
    第2ポートを閉鎖する切換位置とを採らせるよう
    にしたものにおいて、上記第1及び第2ポートか
    らそれぞれパイロツト供給路を分岐させ、それら
    のパイロツト供給路とパイロツト室に通じるパイ
    ロツト共通路を開口させたボデイの端面に、装着
    状態の転換によりいずれか一方のパイロツト供給
    路をパイロツト室に連通させると共に他方のパイ
    ロツト供給路を閉鎖状態に保つ流路切換板を取付
    けたことを特徴とするパイロツト式3ポート弁。
JP8772784U 1984-06-13 1984-06-13 パイロツト式3ポ−ト弁 Granted JPS614083U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8772784U JPS614083U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 パイロツト式3ポ−ト弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8772784U JPS614083U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 パイロツト式3ポ−ト弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS614083U JPS614083U (ja) 1986-01-11
JPS6315660Y2 true JPS6315660Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=30640211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8772784U Granted JPS614083U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 パイロツト式3ポ−ト弁

Country Status (1)

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JP (1) JPS614083U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS423420Y1 (ja) * 1964-12-24 1967-02-28
JPS5625054U (ja) * 1979-08-03 1981-03-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS423420Y1 (ja) * 1964-12-24 1967-02-28
JPS5625054U (ja) * 1979-08-03 1981-03-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS614083U (ja) 1986-01-11

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