JPS6051623A - 光学素子の成形方法 - Google Patents
光学素子の成形方法Info
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- JPS6051623A JPS6051623A JP15649483A JP15649483A JPS6051623A JP S6051623 A JPS6051623 A JP S6051623A JP 15649483 A JP15649483 A JP 15649483A JP 15649483 A JP15649483 A JP 15649483A JP S6051623 A JPS6051623 A JP S6051623A
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- optical element
- mold
- molding
- functional
- forming
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレンズやフィルター等の光学素子の加圧成形方
法に関し、詳しくは光学素子の機能面を形成する一対の
型の間に光学素子成形用素材を挿入配置し、この一対の
各々の型の光軸を合致させた状態で光学素子成形用素材
を加圧して、機能面の偏心がなくしかも中心厚の一定な
光学素子を成形することのできる方法に関する。
法に関し、詳しくは光学素子の機能面を形成する一対の
型の間に光学素子成形用素材を挿入配置し、この一対の
各々の型の光軸を合致させた状態で光学素子成形用素材
を加圧して、機能面の偏心がなくしかも中心厚の一定な
光学素子を成形することのできる方法に関する。
従来、ガラス製のレンズやプリズム等の光学素子の製造
は、光学素子成形用素材をダイヤモンド砥石等によって
研削した後、酸化セリウム等を用いて研摩する方法によ
り行われていた。しかしこのような研削、研摩、芯出し
等の工程を含む方法に於いては、工程数が多くしかも各
工程に多大な労力、費用及び時間がかかり、また光学素
子に要求される充分な形状、表面品質1表面精度等を得
るためには高度な熟練技術が必要とされていた。
は、光学素子成形用素材をダイヤモンド砥石等によって
研削した後、酸化セリウム等を用いて研摩する方法によ
り行われていた。しかしこのような研削、研摩、芯出し
等の工程を含む方法に於いては、工程数が多くしかも各
工程に多大な労力、費用及び時間がかかり、また光学素
子に要求される充分な形状、表面品質1表面精度等を得
るためには高度な熟練技術が必要とされていた。
また、収差補正に有効である等の利点を有するこkから
、非球面が光学システム中に多く使われてきており、所
謂非球面レンズ(一般に機能面の一方が非球面で、その
反対側の機能面が球面で構成されている)の製造には、
一層高度な技術が要求され、安価で大量に生産すること
は非常に困難であった。
、非球面が光学システム中に多く使われてきており、所
謂非球面レンズ(一般に機能面の一方が非球面で、その
反対側の機能面が球面で構成されている)の製造には、
一層高度な技術が要求され、安価で大量に生産すること
は非常に困難であった。
これ等の問題を解決する方法の一つとして、光学素子成
形用素材を成形用型内に配置し、これを加圧するだけで
製品としての面精度、面品質を有する光学素子を成形す
る方法が注目されている。
形用素材を成形用型内に配置し、これを加圧するだけで
製品としての面精度、面品質を有する光学素子を成形す
る方法が注目されている。
この方法に於いては、前述の研削、研摩等を要する方法
と比較すると、多大な労力と時間の削減、また成形過程
に高度な技術が必ずしも要求されない塚の点に於いて大
幅に改善されてはいるか、成形された光学素fに偏心が
生じ易く、このことがなお改善すべき問題点となってい
た。
と比較すると、多大な労力と時間の削減、また成形過程
に高度な技術が必ずしも要求されない塚の点に於いて大
幅に改善されてはいるか、成形された光学素fに偏心が
生じ易く、このことがなお改善すべき問題点となってい
た。
従来の光学素子の加圧成形法に於いては、まず第1図(
a)に示すように、固定型1に保持された下型2上に、
加熱されて成形口f能な状態となっているガラス等の光
学素子成形用素材3を配置し、次に第1図(b)に示す
ように、上型4を油圧シリンダー(不図示)によってド
型2に矢印の方向へ押圧してレンズ等の光学素子の機能
面が形この従来の加圧成形法に用いられていた装置の上
型4は固定型lの内側面1aに嵌合し、所定の軸線01
−07に沿って移動するように構成されるものであり、
この嵌合精度によって下型2と上型4の光軸を一致させ
ていた。ところが、固定型lと上型4の嵌合部1aは摺
動嵌合部であるため、厳密な嵌合精度を得ることが難し
くド型2の光軸と」二型4の光軸を完全に一致させるこ
とは非常に困難である。下型2と」−型4の光軸か一致
していない状態で光学素子の加圧成形を行うと2例えば
第2図に示された球面レーンズ5のように、レンズの機
能面5a及び5bのそれぞれの球心alとblを結ぶ軸
、すなわちレンズの機能面5a及び5bのそれぞれの光
軸の合致した軸とレンズの光軸は一致せず、レンズ厚T
、及びT2が異なりレンズ5に偏心を生ずることになる
。
a)に示すように、固定型1に保持された下型2上に、
加熱されて成形口f能な状態となっているガラス等の光
学素子成形用素材3を配置し、次に第1図(b)に示す
ように、上型4を油圧シリンダー(不図示)によってド
型2に矢印の方向へ押圧してレンズ等の光学素子の機能
面が形この従来の加圧成形法に用いられていた装置の上
型4は固定型lの内側面1aに嵌合し、所定の軸線01
−07に沿って移動するように構成されるものであり、
この嵌合精度によって下型2と上型4の光軸を一致させ
ていた。ところが、固定型lと上型4の嵌合部1aは摺
動嵌合部であるため、厳密な嵌合精度を得ることが難し
くド型2の光軸と」二型4の光軸を完全に一致させるこ
とは非常に困難である。下型2と」−型4の光軸か一致
していない状態で光学素子の加圧成形を行うと2例えば
第2図に示された球面レーンズ5のように、レンズの機
能面5a及び5bのそれぞれの球心alとblを結ぶ軸
、すなわちレンズの機能面5a及び5bのそれぞれの光
軸の合致した軸とレンズの光軸は一致せず、レンズ厚T
、及びT2が異なりレンズ5に偏心を生ずることになる
。
一対のレンズの機能面が共に球面からなる球面レンズの
成形に於いては、球面が該球面の球心を通る無数の光軸
を有することから1機能面のそれぞれの光軸が一致した
一本の軸、すなわち両機能面の球心を通る軸al b、
を取ることができるので、後加工により、すなわちレン
ズ成形後に芯取り工程を行うことによって、軸al−b
1を中心軸としてこれに対称にレンズを外径加工して軸
a、−,b、をレンズの光軸と一致させて前述の偏心を
修正することができる。
成形に於いては、球面が該球面の球心を通る無数の光軸
を有することから1機能面のそれぞれの光軸が一致した
一本の軸、すなわち両機能面の球心を通る軸al b、
を取ることができるので、後加工により、すなわちレン
ズ成形後に芯取り工程を行うことによって、軸al−b
1を中心軸としてこれに対称にレンズを外径加工して軸
a、−,b、をレンズの光軸と一致させて前述の偏心を
修正することができる。
しかしながらこの場合には、レンズの中心厚は外径加り
前後に於いて変化してしまい、偏心の程度によって中心
厚のバラツキが生じる。
前後に於いて変化してしまい、偏心の程度によって中心
厚のバラツキが生じる。
−力、非球面レンズに於いては、回転対称体である非球
面の有する光軸はただ一本のみであり、偏心が生じた場
合1球面レンズに於けるようなレンズの−・対の機能面
のそれぞれの光軸が一致した軸は存在しない。従って、
この非球面レンズに於いては、加圧成形によって生じた
偏心、すなわち非球面の有する光軸と他の機能面の光軸
が一致していない状態を上述の球面レンズのように二つ
の機能面の球心を結ぶ線を軸として対称に外径加工して
偏心を修正することはその構造上はぼ不可能であった。
面の有する光軸はただ一本のみであり、偏心が生じた場
合1球面レンズに於けるようなレンズの−・対の機能面
のそれぞれの光軸が一致した軸は存在しない。従って、
この非球面レンズに於いては、加圧成形によって生じた
偏心、すなわち非球面の有する光軸と他の機能面の光軸
が一致していない状態を上述の球面レンズのように二つ
の機能面の球心を結ぶ線を軸として対称に外径加工して
偏心を修正することはその構造上はぼ不可能であった。
本発明は、上述の諸点に鑑み成されたものであり、その
目的は、光学素子に偏心を生じることなく、しかも一定
のレンズ中心厚を得ることのできる光学素子の加圧成形
方法を提供することにあり、とりわけ非球面からなる機
能面を有する光学素子を成形するのに好適な加圧成形方
法を提供することにある。
目的は、光学素子に偏心を生じることなく、しかも一定
のレンズ中心厚を得ることのできる光学素子の加圧成形
方法を提供することにあり、とりわけ非球面からなる機
能面を有する光学素子を成形するのに好適な加圧成形方
法を提供することにある。
本発明の他の目的は、後加工することなく製品としての
品質を持った光学素子を成形でき、製造コストが低く、
大昔生産を可能とする光学素f−の加圧成形方法を提供
することにある。
品質を持った光学素子を成形でき、製造コストが低く、
大昔生産を可能とする光学素f−の加圧成形方法を提供
することにある。
L記の目的及び他の目的は、以下゛の本発明によって達
成される。
成される。
すなわち本発明の光学素子の加圧成形方法は、光学素子
の第1の機能面を形成する面と該面の光軸と同心をなす
真円形状からなる上部輪帯縁部とを有する第1の型と、
前記光学素子の第2の機能面を形成する球面を有する第
2の型との間に配置された光学素子成形用素材を、前記
球面が前記上部輪帯縁部の全体に接するように前記第1
の型と前記第2の型を圧接して前記光学素子を加圧成形
する工程を含むことを特徴とする。
の第1の機能面を形成する面と該面の光軸と同心をなす
真円形状からなる上部輪帯縁部とを有する第1の型と、
前記光学素子の第2の機能面を形成する球面を有する第
2の型との間に配置された光学素子成形用素材を、前記
球面が前記上部輪帯縁部の全体に接するように前記第1
の型と前記第2の型を圧接して前記光学素子を加圧成形
する工程を含むことを特徴とする。
以下1図面を参照しつつ本発明の方法を詳細に説明する
。
。
第3図は本発明の方法に用いられる光学素子の加圧成形
用装置の一例の要部を示した模式的断面1Δである。ま
ず成形用下1!l!6と型部材6bとによって構成され
た凹部に成形可能な状態のガラス等の光学素子成形用素
材8aを配置する。この際、素材8aをあらかじめ成形
可能な温度に加熱し、型内に挿入しても良いし、素材8
aを型内に配置して、その状態で型内部を加熱し素材8
aを成形of能な状態にすることもできる。
用装置の一例の要部を示した模式的断面1Δである。ま
ず成形用下1!l!6と型部材6bとによって構成され
た凹部に成形可能な状態のガラス等の光学素子成形用素
材8aを配置する。この際、素材8aをあらかじめ成形
可能な温度に加熱し、型内に挿入しても良いし、素材8
aを型内に配置して、その状態で型内部を加熱し素材8
aを成形of能な状態にすることもできる。
成形用下型6は、光学素子の機能面を形成する面6aを
有し、この面8aは、成形される光学素子8に応じて球
面でも非球面でも良い、型部材6bは前記下型6に固定
され下型の一部を構成し、加圧成形加工時に加圧された
残余の素材を収納する空隙部6cを有する。なお、空隙
部6cは、その他の箇所、すなわち光学素子の機能面を
形成する内置外の面の適当な位置に設けることもできる
。
有し、この面8aは、成形される光学素子8に応じて球
面でも非球面でも良い、型部材6bは前記下型6に固定
され下型の一部を構成し、加圧成形加工時に加圧された
残余の素材を収納する空隙部6cを有する。なお、空隙
部6cは、その他の箇所、すなわち光学素子の機能面を
形成する内置外の面の適当な位置に設けることもできる
。
また、成形用下型6と型部材8bは、本例のように分離
されたものではなく、一体となった型であっても良い、
成形用下型6と型部材8bが分離されて設けられる場合
には、これらの材料として1例えば成形用下型6には機
能面の成形用として好適な材料を、型部材6bには成形
用上型7との圧接による衝撃に対する耐久性に優れた材
料を使用することができる。
されたものではなく、一体となった型であっても良い、
成形用下型6と型部材8bが分離されて設けられる場合
には、これらの材料として1例えば成形用下型6には機
能面の成形用として好適な材料を、型部材6bには成形
用上型7との圧接による衝撃に対する耐久性に優れた材
料を使用することができる。
本発明で言う上部輪帯縁部6dとは、型部材6hの端部
であり、成形用上型7との接触部分である。この上部輪
帯縁部8dは、光学素子の第1の機能面を形成する面6
aの光軸と同心をなす真円形状を現実する部分であるか
ら、連続面で形成される他、断続的な面(例えば輪帯周
囲の一部に切欠きのあるような場合等)に、あるいは真
円状に配置された3点以上の点として形成されていても
良い、更に上部輪帯縁部8dは、この上型7との圧接状
態の安定性及び圧接による衝撃に対する耐久性を良くす
るために必要量面取することができる。
であり、成形用上型7との接触部分である。この上部輪
帯縁部8dは、光学素子の第1の機能面を形成する面6
aの光軸と同心をなす真円形状を現実する部分であるか
ら、連続面で形成される他、断続的な面(例えば輪帯周
囲の一部に切欠きのあるような場合等)に、あるいは真
円状に配置された3点以上の点として形成されていても
良い、更に上部輪帯縁部8dは、この上型7との圧接状
態の安定性及び圧接による衝撃に対する耐久性を良くす
るために必要量面取することができる。
他方、成形用上型7は、光学素子8の第2の機能面を形
成する球面7aを有し、これを加圧するための油圧シリ
ンダー等の加圧機構(不図示)に加圧時に接続されてま
たは一体となっている。この上型7と下型6を圧接する
ための加圧機構は、下型とあるいは両方の型と加圧時に
接続または一体となっていても良い。
成する球面7aを有し、これを加圧するための油圧シリ
ンダー等の加圧機構(不図示)に加圧時に接続されてま
たは一体となっている。この上型7と下型6を圧接する
ための加圧機構は、下型とあるいは両方の型と加圧時に
接続または一体となっていても良い。
次に、油圧シリンダー(不図示)等を用いて成形用上型
7を矢印方向に押圧し、上部輪帯縁部6dの全てに球面
7aが直接接するように圧接して。
7を矢印方向に押圧し、上部輪帯縁部6dの全てに球面
7aが直接接するように圧接して。
光学素子成形用素材8aを下型6、型部材8a及び上型
7によって形成された空間形状に対応したレンズ等の光
学素子8が加圧成形される。
7によって形成された空間形状に対応したレンズ等の光
学素子8が加圧成形される。
上記の加圧成形工程に於いて、成形用上型7の有する機
能面を形成する球面7aは、上部輪帯縁部6dと球面接
触する時に、球面に輪帯を圧接した時に輪帯の中心軸は
必ず球心を通過することがら、上部輪帯縁部θdの中心
軸すなわち下型の有する光学素子の機能面を形成する面
8aの光軸と、上型7の有する他の機能面を形成する球
面7aの球心を通る光軸は自動的に合致し、偏心を生じ
ることなく光学素子を成形することができる。しかも、
光学素子の中心厚は一義的に決定され、常に一定の中心
厚を得ることができる。
能面を形成する球面7aは、上部輪帯縁部6dと球面接
触する時に、球面に輪帯を圧接した時に輪帯の中心軸は
必ず球心を通過することがら、上部輪帯縁部θdの中心
軸すなわち下型の有する光学素子の機能面を形成する面
8aの光軸と、上型7の有する他の機能面を形成する球
面7aの球心を通る光軸は自動的に合致し、偏心を生じ
ることなく光学素子を成形することができる。しかも、
光学素子の中心厚は一義的に決定され、常に一定の中心
厚を得ることができる。
成形完了後、上型7と下型6の位置関係を保持したまま
徐冷し成形品の取り出し可能な温度まで冷却し、型内か
ら成形された光学素子を取り出す、更に、必要に応じて
所定の加工処理が行われる。
徐冷し成形品の取り出し可能な温度まで冷却し、型内か
ら成形された光学素子を取り出す、更に、必要に応じて
所定の加工処理が行われる。
一方、従来の金型等に於いては、光学素子の機能面を形
成する面は、成形品の曲率に合せた形状に形成されてい
たが、その表面状態までは考慮されておらず、成形後の
機能面の後加工が必須であった。これに対し本発明の方
法に於いては、光学素子の機能面を形成する面6a及び
7aの表面状態を、成形された光学素子の機能面が用途
に応じた所定の面精度、面品質等を有するように仕上げ
、本発明の加圧成形を行ない、直接製品とじて使用+4
f能な光学素子を後加■二することなく得ることができ
る。
成する面は、成形品の曲率に合せた形状に形成されてい
たが、その表面状態までは考慮されておらず、成形後の
機能面の後加工が必須であった。これに対し本発明の方
法に於いては、光学素子の機能面を形成する面6a及び
7aの表面状態を、成形された光学素子の機能面が用途
に応じた所定の面精度、面品質等を有するように仕上げ
、本発明の加圧成形を行ない、直接製品とじて使用+4
f能な光学素子を後加■二することなく得ることができ
る。
以上のような本発明の加圧成形方法によれば、従来の方
法のように嵌合または摺動によって加圧することなしに
、光学素子の機能面を形成する上型を該光学素子の他の
機能面を形成するF型に圧接することにより、偏心を生
じさせることなく光学素子を加圧成形することができ、
しかも一定の光学素子の中心厚を常に得ることができる
。
法のように嵌合または摺動によって加圧することなしに
、光学素子の機能面を形成する上型を該光学素子の他の
機能面を形成するF型に圧接することにより、偏心を生
じさせることなく光学素子を加圧成形することができ、
しかも一定の光学素子の中心厚を常に得ることができる
。
更に、高度な技術が必要とされ、従来の加圧成形法に於
いては、偏心を後加工によって修正することがほぼ不r
if能であった非球面レンズを容易に大)(に成形する
ことができる。
いては、偏心を後加工によって修正することがほぼ不r
if能であった非球面レンズを容易に大)(に成形する
ことができる。
また1本発明の方法によれば、製品としての品質を持っ
た光学素子を後加工することなく成形でき、製造コスト
のより低い光学素子を大量に生産することが0丁能とな
った。
た光学素子を後加工することなく成形でき、製造コスト
のより低い光学素子を大量に生産することが0丁能とな
った。
以下、実施例に従って本発明の方法を更に詳細に説明す
る。
る。
実施例
第3図に示された装置に於ける成形用上型7として、鏡
面研摩加工されたモリブデン酸の外径30mm、光学素
子の機能面を形成する球面7aの曲率半径20mm、該
面が、ニュートンリング3木以内、不規則性1本以内の
形状及び中心線平均表面粗さくJIS BOI(01−
1970) 0.02に以下の面精度に仕上げられたh
型を用い、成形用下型6として、外径16■、光学素子
の他の機能面を形成する面6aの曲率半径55+am、
面精度が上型と同程度に仕りげられた上型と同材質から
なる下型を用い、更に。
面研摩加工されたモリブデン酸の外径30mm、光学素
子の機能面を形成する球面7aの曲率半径20mm、該
面が、ニュートンリング3木以内、不規則性1本以内の
形状及び中心線平均表面粗さくJIS BOI(01−
1970) 0.02に以下の面精度に仕上げられたh
型を用い、成形用下型6として、外径16■、光学素子
の他の機能面を形成する面6aの曲率半径55+am、
面精度が上型と同程度に仕りげられた上型と同材質から
なる下型を用い、更に。
ド型6に固定された型部材6bの側面と上部輪帯縁部6
dの下型6の光軸に対するフレを2ル以Fとなるように
加工した。
dの下型6の光軸に対するフレを2ル以Fとなるように
加工した。
レンズ成形用素材として、光学硝子SF+4を用い、こ
れを 580°Cに加熱し、1一連の成形用ド型6と型
部材6bとによって構成された門部内に挿入し、型内を
この温度に維持しながら、I&形用上型7に接続された
油圧シリンダー(”不図示)によって上型の光学素子の
機能面を形成する球面7aをF型の上部輪帯縁部6dの
全体に接するように、−1−型7をト″型6に10Kg
/ Cm2の圧力で押圧し、この状!匙を5分間保持し
た後、型中で徐冷し、その後精密徐冷を行ない室温まで
冷却した。
れを 580°Cに加熱し、1一連の成形用ド型6と型
部材6bとによって構成された門部内に挿入し、型内を
この温度に維持しながら、I&形用上型7に接続された
油圧シリンダー(”不図示)によって上型の光学素子の
機能面を形成する球面7aをF型の上部輪帯縁部6dの
全体に接するように、−1−型7をト″型6に10Kg
/ Cm2の圧力で押圧し、この状!匙を5分間保持し
た後、型中で徐冷し、その後精密徐冷を行ない室温まで
冷却した。
冷却終了後、型内から取り出されたレンズの偏心は30
秒以内であり、機能面の面精度は形状に於いて、ニュー
トンリング3本以内、不規則性1本以内、中心線平均表
面粗さく JIS BOEllo−1970)0.02
PL以下であり、直接レンズとして使用5(能であっ
た。
秒以内であり、機能面の面精度は形状に於いて、ニュー
トンリング3本以内、不規則性1本以内、中心線平均表
面粗さく JIS BOEllo−1970)0.02
PL以下であり、直接レンズとして使用5(能であっ
た。
4、筒中な図面の説明
第1図(a)及び第1図(b)は、従来の光学素子の加
圧成形方法に使用されていた装置の概要を示す模式的断
面図、第2図は第1図に示した装置位によって形成され
たレンズの一例の断面図、第3図は本発明の方法に使用
することのできる光学素f−加圧成形装置の一例の要部
を示す模式的断面図である。
圧成形方法に使用されていた装置の概要を示す模式的断
面図、第2図は第1図に示した装置位によって形成され
たレンズの一例の断面図、第3図は本発明の方法に使用
することのできる光学素f−加圧成形装置の一例の要部
を示す模式的断面図である。
1;固定型
1a:摺動嵌合部
2.6;成形用下型
4.7;成形′用土型
3;光学素子成形用素材
5;成形された光学素子
5a、5b;光学素子の機能面
6a;光学素子の機能面を形成する面
6b;型部材
6c;空隙部
6d;上部輪帯縁部
7a;光学素子の機能面を形成する面
8;成形された光学素子
8a;光学素子成形用素材
0l−o2; ド型2の有する光学素子の機能面を形成
する面の光軸 03−o4;機能面を形成する面6aと機能面を形成す
る而7aの合致した光軸 al ;機能面5aの球心 bl ;機能面5bの球心 T、、T2 ;光学素子5の加圧形成後の外周厚 02 (a) (b) 第 1 図 第 2 図 第 3 図
する面の光軸 03−o4;機能面を形成する面6aと機能面を形成す
る而7aの合致した光軸 al ;機能面5aの球心 bl ;機能面5bの球心 T、、T2 ;光学素子5の加圧形成後の外周厚 02 (a) (b) 第 1 図 第 2 図 第 3 図
Claims (2)
- (1)、光学素子の第1の機能面を形成する面と線面の
光軸と同心をなす真円形状からなる上部輪帯縁部とを有
する第1の型と、前記光学素子の第2の機能面を形成す
る球面を有する第2の型との間に配置された光学素子成
形用素材を、前記球面が前記上部輪帯縁部の全体に接す
るように前記第1の型と前記第2の型を圧接して、前記
光学素子を加圧成形する工程を含むことを特徴とする光
学素子の成形方法。 - (2)、前記光学素子の第1の機能面の形成面及び第2
の機能面を形成する球面の表面状態が、これ等の面によ
って加圧成形された光学素子が所望の光学素子として使
用ti)能となるように仕上げられていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の光学素子の成形方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15649483A JPS6051623A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 光学素子の成形方法 |
DE19843402648 DE3402648A1 (de) | 1983-01-28 | 1984-01-26 | Formgebungsvorrichtung fuer ein optisches element |
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