JP2001270724A - 光学レンズ及びその成形金型 - Google Patents

光学レンズ及びその成形金型

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JP2001270724A JP2000088805A JP2000088805A JP2001270724A JP 2001270724 A JP2001270724 A JP 2001270724A JP 2000088805 A JP2000088805 A JP 2000088805A JP 2000088805 A JP2000088805 A JP 2000088805A JP 2001270724 A JP2001270724 A JP 2001270724A
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optical lens
effective surface
molding
optically effective
surface forming
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Yoshiyuki Shimizu
義之 清水
Shoji Nakamura
正二 中村
Kenji Inoue
健二 井上
Tomoaki Shimazaki
智章 嶋崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2215/40Product characteristics
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度な光学レンズを安定して製造できる光
学レンズ成形金型を実現し、研磨不要な光学レンズを安
価に製造すること。 【解決手段】 胴型3の上下端面に接し、鍔部を有する
上型2Aと下型1Aを用意する。下型1Aの成形部に、
第1の光学有効面成形部1a、外周規制成形部1b、外
周遊び成形部1c、厚み規制用の環状凸部1dを同軸に
形成する。下型1Aの成形部に球状の光学レンズ素材4
を載置し、胴型3の上部から上型2Aを挿入する。これ
らの金型ブロックを圧力成形機内に投入し、予熱、プレ
ス、冷却の各工程を経ると、所定形状の光学レンズ5が
得られる。こうすると、上型と下型の傾きはより少なく
なり、光学性能の良好な光学レンズが製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学機器に用いら
れる光学レンズと、該光学レンズを高精度にプレス成形
する成形金型と関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学レンズを高精度に且つ安価に
製造する方法として、プレス成形法が実用化されてい
る。このような製造方法では、まず金型素材を光学レン
ズの光学機能面(光学有効面ともいう)と同等の表面粗
さや形状になるよう加工し、押圧型を得る。次に超精密
加工で形成された一対の押圧型と胴型とを用意し、押圧
型と胴型の間に光学レンズ素材を配置する。そして最初
の予熱ステージでは、光学レンズ素材が変形する温度ま
で予備加熱(以降、予熱という)する。次のプレスステ
ージでは、光学レンズ素材を加圧変形させ、金型の光学
有効成形面を光学レンズ素材に転写する。最後の冷却ス
テージでは、転写状態を保ちながら成形された光学レン
ズ素材をガラス転移点以下まで冷却させる。こうする
と、プレス成形法で研磨工程の不要な光学レンズを製造
することができる。
【0003】このような光学レンズ製造装置では、各ス
テージで個別に温度調整、圧力調整の設定ができ、一対
の押圧型間の温度分布も任意に設定可能になっている。
また、各ステージへの金型ブロックを搬送する工程は一
定時間で行われ、複数個の金型を用い、多数個の光学レ
ンズを成形することができる。
【0004】光学レンズ製造装置の従来構造を模式的に
表すと、図7に示す構造のものがある。この光学レンズ
製造装置には胴型8、押圧型9、押圧型10が用いられ
る。胴型8はその中心に摺動用の穴を開けたもので、そ
の一方に押圧型10に挿入する。次に押圧型10の成形
面上に光学レンズ素材を配置し、胴型8の他方から押圧
型9を挿入する。そしてこれらの型を光学レンズ素材が
変形する温度にまで加熱する。この状態で成形機のプレ
スヘッドを押圧型9又は押圧型10に当接させて光学レ
ンズ素材に大きな圧力を加える。胴型8内で押圧型9又
は押圧型10を互いに接近する方向に摺動させ、押圧型
9の鍔部9a及び押圧型10の鍔部10aに胴型8の端
面が夫々接触するまで圧力を加える。やがて押圧型9,
10の摺動が停止すると、この位置で光学レンズ素材が
光学レンズの形状に成形されることになる。
【0005】押圧型9,10の摺動の最終位置は、鍔部
によって設定することもできるが、成形機に付属した別
部材のストッパ(図示せず)によっても設定することも
できる。また、一対の押圧型9,10と胴型8で構成さ
れたキャビティに光学レンズ素材をどの程度充填するか
によっても、押圧型の摺動停止位置が決まることがあ
る。
【0006】その後、図7のような状態を保持して胴型
8、押圧型9、押圧型10を夫々冷却する。そして押圧
型9を胴型8から開放して成形品を取り出すことで、光
学レンズ7が得られる。この光学レンズ7は一対の押圧
型9,10に設けられた成形面形状が転写された構造と
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光学レンズのプレス成
形においては、主に一対の押圧型の成形面の精度が光学
レンズの精度を決定する。光学性能を決定するもう一つ
の重要な要素として光学レンズの厚みがある。レンズの
肉厚は、成形方法における胴型端面と押圧型の鍔部で決
定されたり、別部材のストッパ又は金型キャビティに対
する光学レンズ素材の充填量によっても決定される。
【0008】ところが多くのプレス成形の場合、光学レ
ンズ素材の充填量は、所望の金型キャビティ体積の大小
により誤差が生じ、ひいては光学レンズの厚みにばらつ
きを生じることになる。また、ストッパや胴型端面で光
学レンズの厚みを優先して一定化した場合、光学レンズ
の外径の転写が不充分になることがある。外径形状のば
らつきは、光学性能のアス、コマ収差に悪影響を及ぼ
す。特に、近年の光学機器は小型化が要求され、求めら
れる光学レンズも微小化している。まして光学レンズ素
材となるガラスや樹脂において、体積や重量の調整に極
めて困難な技術が強いられ、場合によっては加工できな
いことすらある。
【0009】また、生産効率をあげるため、工程分割に
よりタクト短縮を図ると、金型の組数が多くなる。多く
の金型において胴型内径にばらつきがあると、光学レン
ズの外径寸法がばらつくことになる。前述したように外
径寸法のばらつきは、光学性能のばらつきとなり、生産
時の歩留まりに大きく影響する。
【0010】また、プレス工程における金型間の成形完
了時間が異なると、不必要な圧力や温度により光学レン
ズに歪みが生じたり、割れ、欠けなどの光学レンズの不
良が生じる。更に、割れや欠けの生じた光学レンズを取
り出す際に、光学レンズ素材の破片や固まりが型内に残
ってしまう。このような状態が生じると、次回の成形時
に光学レンズの有効面に傷が付く。また、自動機械によ
る金型の分解、光学レンズの取り出し、光学レンズ素材
の供給など、金型組立の一連の工程中にトラブルが生じ
やすく、設備の稼働率が落ち、生産性の面でも非常に大
きな問題となってしまう。
【0011】また、一対の押圧型の成形面が完全に平行
にならず、傾きが生じると、相対する2つの光学面が傾
いた光学レンズが製造されることになる。一対の押圧型
の成形面の傾きは、金型の中心軸に対する成形面自体の
傾き、鍔部分の傾き、胴型の摺動穴の傾き、胴型上下端
面の傾き、成形機のプレスヘッドの傾き等の多くの要素
により決定される。これらの要素は、型加工時の機械精
度、剛性、取付セッティング等の状態や温度分布などの
多くの要因にも支配され、完全に零にすることは現実的
には不可能である。
【0012】このような各種の傾きが光学レンズに転写
され、光学有効面に傾きが生じると、光学レンズ性能を
大きく劣化させてしまう。特に傾きに弱い高NAのレン
ズにおけるレンズ性能劣化は、生産性の極端な落ち込み
につながってしまうという課題がある。
【0013】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、光学性有効面の傾きも最小に
抑えると共に、レンズ厚を一定にできる光学レンズの成
形金型を実現し、この成形金型を用いて製造する光学レ
ンズを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、光学レンズ素材に加熱と加圧とを行い、所定形状の
光学レンズを成形する成形金型であって、筒状に形成さ
れた胴型と、前記胴型の一方の開口部から挿入され、素
材加圧面に第1の光学有効面成形部が形成され、前記第
1の光学有効面成形部の外周部に前記光学レンズの肉厚
を規制する環状凸部が形成された下型と、前記胴型の他
方の開口部から挿入され、素材加圧面に第2の光学有効
面成形部が形成され、前記第2の光学有効面成形部の外
周部に、加圧成形状態で前記下型の環状凸部と当接する
環状平面部が形成された上型と、を具備することを特徴
とするものである。
【0015】本願の請求項2の発明は、光学レンズ素材
に加熱と加圧とを行い、所定形状の光学レンズを成形す
る成形金型であって、筒状に形成された胴型と、前記胴
型の一方の開口部から挿入され、素材加圧面に第1の光
学有効面成形部が形成され、前記第1の光学有効面成形
部の外周部に前記光学レンズの肉厚を規制する環状凸部
が形成され、第1の光学有効面成形部と前記環状凸部と
の間に、前記光学レンズを光学機器に固定する外径規制
部を成形するための外径規制成形部が形成された下型
と、前記胴型の他方の開口部から挿入され、素材加圧面
に第2の光学有効面成形部が形成され、前記第2の光学
有効面成形部の外周部に、加圧成形状態で前記下型の環
状凸部と当接する環状平面部が形成された上型と、を具
備することを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項3の発明は、光学レンズ素材
に加熱と加圧とを行い、所定形状の光学レンズを成形す
る成形金型であって、軸長Zaの筒状に形成された胴型
と、前記胴型の一方の開口部から挿入され軸長Zbの柱
状部を有し、素材加圧面に第1の光学有効面成形部が形
成され、前記第1の光学有効面成形部の外周部に環状平
面部が形成され、第1の光学有効面成形部と前記環状平
面部との間に、前記光学レンズを光学機器に固定する外
径規制部を成形するための外径規制成形部が形成された
下型と、前記胴型の他方の開口部から挿入され軸長Zc
(Zc<Za−Zb)の柱状部を有し、素材加圧面に第
2の光学有効面成形部が形成され、前記第2の光学有効
面成形部の外周部に、加圧成形状態で前記下型の環状平
面部と対面する環状平面部が形成された上型と、を具備
することを特徴とするものである。
【0017】本願の請求項4の発明は、光学レンズ素材
に加熱と加圧とを行い、所定形状の光学レンズを成形す
る成形金型であって、筒状に形成された胴型と、前記胴
型の一方の開口部から挿入され、素材加圧面に第1の光
学有効面成形部が形成され、前記第1の光学有効面成形
部の外周部に環状平面部が形成された下型と、短胴付き
円環板の部材であって、前記下型の環状平面部に載置さ
れ、前記第1の光学有効面成形部の外径より大きい開口
部、及び前記光学レンズの肉厚を規制する環状短胴部と
が一体に形成された規制リングと、前記胴型の他方の開
口部から挿入され、素材加圧面に第2の光学有効面成形
部が形成され、前記第2の光学有効面成形部の外周部
に、加圧成形状態で前記規制リングの環状短胴部と当接
する環状平面部が形成された上型と、を具備することを
特徴とするものである。
【0018】本願の請求項5の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項の成形金型において、前記第1の光学有効
面成形部は、非球面形状であることを特徴とするもので
ある。
【0019】本願の請求項6の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項の成形金型において、前記第2の光学有効
面成形部は、非球面形状であることを特徴とするもので
ある。
【0020】本願の請求項7の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項の成形金型において、前記第1及び第2の
光学有効面成形部は、その表面粗さが可視光波長以下で
あることを特徴とするものである。
【0021】本願の請求項8の発明は、請求項1〜7の
いずれか1項記載の成形金型で成形されたことを特徴と
するものである。
【0022】本願の請求項9の発明は、請求項8の光学
レンズにおいて、前記光学レンズ素材は、体積又は質量
が一定に管理された球状のガラスであることを特徴とす
るものである。
【0023】本願の請求項10の発明は、請求項8の光
学レンズにおいて、前記光学レンズ素材は、体積又は質
量が一定に管理された球状の透明樹脂であることを特徴
とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態における光学
レンズ及びその成形金型について、図面を参照しながら
説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1における光学レン
ズの成形金型を示す模式図である。この成形金型には下
型1A、上型2A、胴型3が用いられる。図中に示す球
状物体は光学レンズ素材4である。胴型3はその中心に
摺動用の穴を開けたもので、その一方に下型1Aに挿入
し、他方に上型2Aを挿入する構造となっている。下型
1Aの成形部には、第1の光学有効面成形部1a、外周
規制成形部1b、外周遊び成形部1c、環状凸部1dが
同軸に形成されている。また下型1Aの非成形部には鍔
部1eが形成されている。
【0025】第1の光学有効面成形部1aは光学レンズ
の第1の光学有効面を光学レンズ素材4に対して転写す
るために凹状に超精密加工された軸対象の非球面又は球
面の素材加工面である。外周規制成形部1bは成形され
た光学レンズをその外周規制部を介して光学機器のレン
ズホルダに保持するための成形部である。外周遊び成形
部1cは、加圧成形過程における光学レンズ素材4を光
学有効面成形部1a及び外周規制成形部1bを充填し加
圧した場合に、余剰な光学レンズ素材4を保持するため
に設けられた空間(キャビティ)用の成形部である。外
周遊び成形部1cで成形された光学レンズ部分を光学レ
ンズの自由面と呼ぶ。自由面の形状は光学レンズの性能
に影響しない。環状凸部1dは、光学レンズの厚みを所
定値に規制するため、下型1Aの上部に凸状に形成され
たストッパである。鍔部1eは胴型3に対して下型1A
を位置決めするためのフランジである。
【0026】上型2Aの成形部には、第2の光学有効面
成形部2a、環状平面部2bが同軸に形成され、上型2
Aの非成形部には鍔部2cが形成されている。第2の光
学有効面成形部2aは光学レンズの第2の光学有効面を
光学レンズ素材4に対して転写するために凹状に超精密
加工された軸対象の素材加工面である。第1の光学有効
面成形部1a及び第2の光学有効面成形部2aの表面粗
さは、可視光の波長以下になるよう仕上げ研磨される。
環状平面部2bは成形加圧時に下型1Aの環状凸部1d
と当接し、光学レンズの厚みを所定値に規制するストッ
パである。鍔部2cは胴型3に対して上型2Aを上下に
移動させるためのフランジである。上型2Aには特に下
型1のような凸部は設けていない。
【0027】このような構造を有する成形金型を用いて
光学レンズを製造する方法について、図1及び図2を用
いて説明する。図1に示すように胴型3に下型1Aを挿
入し、下型1Aの光学有効面成形部1aに球状の光学レ
ンズ素材4を載置する。光学レンズ素材4は、体積又は
質量が一定に管理された球状のガラス又は透明樹脂であ
る。次に胴型3の上部から上型2Aを挿入し、上型2A
の光学有効面成形部2aが光学レンズ素材4に当接する
ように上型2Aを下げる。この状態の成形金型を金型ブ
ロックと呼ぶ。
【0028】この金型ブロックを図示しない成形機内に
投入し、予熱、プレス、冷却の各工程を経て光学レンズ
5を成形する。図2は成形金型を加熱加圧して、厚み規
制用の環状凸部1dが上型2Aの環状平面部2bに当接
した状態を示す。この状態で光学レンズ素材4は溶融変
形して光学レンズの形状に成形される。光学レンズ5の
下部には第1の光学有効面5aと段付き状の外周規制部
5bとが形成され、上部には第2の光学有効面5cが形
成される。これらの光学有効面の形状は設計時の形状と
等しくなる。また光学有効面は光学的に平滑になってい
るので、仕上げ研磨を必要としない。なお、光学レンズ
素材4の質量又は形状にばらつきが存在しても、これら
のばらつきは外周遊び成形部1cで吸収される。この場
合、光学レンズ5の外周遊び部5dの仕上がり形状のば
らつきは、光学レンズ5の光学性能に影響しない。
【0029】実際の成形に用いた加熱条件及び素材名に
ついて具体的に説明する。光学レンズ素材としてフツ隣
酸系ガラス(ガラス転移点:Tg340℃、ガラス屈伏
点:At410℃)を用い、直径がφ3.32mmのボ
ール研磨ガラスにする。そして予熱温度を400℃、プ
レス温度を420℃、冷却温度を320℃に設定し、計
3ステージにおける成形を行う。図1の成形金型を成形
機へ投入し、予熱ステージの荷重を20MPa以下に設
定し、ガラスの変形がほとんどない状態で加熱し、40
秒経過した時点で、荷重を70MPa〜100MPaに
増やす。こうすると、ガラス素材の変形が穏やかに始ま
る。
【0030】更に60秒経過したところで、荷重を一旦
開放し、次のプレスステージへ移動する。初期のボール
研磨ガラスの直径はφ3.32mmであるのに対し、最
終の光学レンズ5の中心厚みを1.7mmとしているた
め、成形完了までの中心軸方向の変形量ΔLは1.62
mmとなる。その内の約半分の変形を、予熱ステージが
完了した時点でプレスステージへ持ち越す。本実施の形
態では、プレスステージの圧力を700MPaにし、残
りの変形を完了させる。結果的にプレスステージでの変
形量は約0.8mmとなり、この状態で下型1Aの環状
凸部1dに上型2Aの環状平面部2bが完全に当接す
る。こうして光学レンズの厚みを設計値に形成すること
ができ、光学有効面を良好に転写することができる。そ
の後、プレス圧力を600MPaに設定した冷却ステー
ジに移して光学レンズ5を保持する。その後に光学レン
ズ5を取り出すと、所望の性能を有する小型の光学レン
ズが得られる。
【0031】このように成形された光学レンズ5には、
段差状に外周規制部5bが形成されているので、光学機
器のレンズホルダに光学レンズ5を容易に取り付けるこ
とができる。その結果、光学機器の光学軸と、光学レン
ズの第1の光学有効面の中心軸と、第2の光学有効面の
中心軸とが完全に一致する。
【0032】本実施の形態では、第1の光学有効面成形
部1aが加工された下型1Aに対して、厚み規制用の環
状凸部1dと外周規制成形部1bとを下型母材に同時加
工したものを用いた。しかし図6に示すように、第1の
光学有効面成形部1aのみが加工された下型1Bを用
い、規制リング6を新たな金型部品として別に用意して
よい。この場合の規制リング6は、厚み規制用の環状凸
部1dと外周規制成形部1bとの機能を持たせるべく、
その形状を短胴付き円環板にする。即ち規制リング6
は、第1の光学有効面成形部1aの外径より大きい開口
部6aと、光学レンズの肉厚を規制する環状短胴部6b
とが一体に形成されたものとする。こうすると、下型1
Bの非素材加工面から最深の素材加工面までの距離も短
くなり、砥石の加工(ドレッシング)も容易となる。こ
のため金型の生産性が向上し、加工精度の高い第1の光
学有効面成形部1aを持つ下型1Bを容易に製作するこ
とができる。
【0033】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2における光学レンズの成形金型について、図3〜図5
を用いて説明する。図3は本実施の形態の光学レンズの
成形金型を示す模式図である。これらの図において実施
の形態1と同一部分は同一の符号を付け、詳細な説明は
省略する。この成形金型として下型1C、上型2B、胴
型3が用いられる。図中に示す球状物体は実施の形態1
と同様の光学レンズ素材4である。胴型3はその中心に
摺動用の穴を開けたもので、その一方に下型1Cに挿入
し、他方に上型2Bを挿入する構造となっている。下型
1Cの成形部には、第1の光学有効面成形部1a、外周
規制成形部1b、第1の環状平面部1fが同軸に形成さ
れている。また下型1Cの非成形部には鍔部1eが形成
されている。
【0034】第1の光学有効面成形部1aと外周規制成
形部1bの形状及び機能は実施の形態1の下型1Aと同
一である。第1の環状平面部1fは、加圧成形過程にお
ける光学レンズ素材4を光学有効面成形部1a及び外周
規制成形部1bを充填し加圧した場合に、余剰な光学レ
ンズ素材4を逃がすために設けられたキャビティ用の平
坦面である。
【0035】上型2Bの成形部には、第2の光学有効面
成形部2a、第2の環状平面部2bが同軸に形成され、
上型2Bの非成形部には鍔部2cが形成されている。第
2の光学有効面成形部2aは光学レンズの第2の光学有
効面を光学レンズ素材4に対して転写するために凹状に
超精密加工された軸対象の素材加工面である。環状平面
部2bは成形加圧時に下型1Cの環状平面部1fと一定
の間隙を隔てて対面し、光学レンズ素材4を逃がすため
に設けられたキャビティ用の平坦面である。
【0036】鍔部2cは、胴型3に対して上型2Bを下
方に移動させる場合のストッパの作用をするフランジで
ある。鍔部2cの当接面から環状平面部2bまでの距離
をZcとする。また下型1Cにおいて、鍔部1eの当接
面から環状平面部1fまでの距離をZbとする。そして
胴型3の有効長さをZaとすると、Zb+Zc<Zaと
なる。Za−(Zb+Zc)の値をdとすると、成形さ
れる光学レンズ5の外周遊び部の体積(キャビティ)は
厚みdによって決定される。
【0037】このような構造を有する成形金型を用いて
光学レンズを製造する方法について、図3〜図5を用い
て説明する。図3に示すように胴型3に下型1Cを挿入
し、下型1Cの光学有効面成形部1aに球状の光学レン
ズ素材4を載置する。そして胴型3の上部から上型2B
を挿入し、上型2Bの光学有効面成形部2aが光学レン
ズ素材4に当接するように上型2Bを下げる。この状態
の成形金型を金型ブロックと呼ぶ。
【0038】この金型ブロックを図示しない成形機内に
投入し、予熱、プレス、冷却の各工程を経て光学レンズ
の形状に成形する。図4は成形金型を加熱加圧して、上
型2Bの鍔部2cが胴型3の上側端面に当接した状態を
示す。この状態で光学レンズ素材4は溶融変形し、光学
レンズ5に成形される。光学レンズ5の下部には第1の
光学有効面5aと外周規制部5bとが形成され、上部に
は第2の光学有効面5cが形成される。これらの光学有
効面の形状は設計時の形状と等しくなる。なお、光学レ
ンズ素材4の質量又は形状にばらつきが存在しても、こ
れらのばらつきは第1の平面部1fと第2の環状平面部
2bの間隙で吸収される。この部分の形状のばらつき
は、光学レンズ5の光学性能に影響しない。
【0039】実際の成形に用いた加熱条件及び素材名に
ついて具体的に説明する。光学レンズ素材4としてホウ
珪酸系ガラス(ガラス転移点:Tg520℃、ガラス屈
伏点:At580℃)を用い、直径がφ2.03mmの
ボール研磨ガラスにする。そして予熱温度を590℃、
プレス温度を560℃、冷却温度を530℃に設定し、
計3ステージにおける成形を行う。図4のようになった
成形金型を図示しない成形機へ投入、予熱ステージの荷
重を10MPa以下に設定する。そして、光学レンズ素
材であるガラスの変形がほとんどない状態で加熱し、3
0秒経過した時点で、荷重を50MPa〜80MPaに
増やす。こうするとガラスの変形が穏やかに始まる。
【0040】更に50秒経過したところで、荷重を一旦
開放し、プレスステージへ移動する。初期のボール研磨
ガラスの直径がφ2.03mmであるのに対し、最終の
光学レンズの中心厚みを1.2mmとすると、その成形
完了までの全体の変形量ΔLは0.83mmとなる。そ
の内の約2/3の変形を予熱ステージで実現したところ
で、プレスステージへ移動する。本実施の形態では、プ
レスステージの圧力を600MPaとし、残りの変形を
完了する。結果的にプレスステージでの変形量は約0.
2mmとなり、胴型3の端面に上型2Bの鍔部2cが当
接したところで変形が止まる。
【0041】このままの状態で、プレス圧力が600M
Paに設定された冷却ステージに金型ブロックを移動す
る。そして光学レンズ5をTg温度520℃以下に冷却
して取り出す。図5は成形金型から取り出された光学レ
ンズ5の形状を示す断面図である。本実施の形態では、
レンズ厚みを所定値に形成すると同時に、光学面を良好
に転写することができる。
【0042】また、本実施の形態では、所定のレンズ厚
みを実現するのに胴型3と上型2Bの鍔部2cを当接さ
せている。しかし、金型内のキャビティにガラスが充填
されたと同時に変形が止まるように、各ステージの温度
制御を行っても何ら問題ない。更に図6に示すように、
規制リング6を新たな金型部品として別に用いてもよ
い。この場合の規制リング6は、厚み規制用の環状凸部
1dと外周規制成形部1bとの機能を持たせるべく、そ
の形状を短胴付き円環板にする。
【0043】以上のような成形金型によれば、成形金型
の光学成形面とレンズ厚み規制用の凸部とが同時精密加
工が可能となり、金型精度の向上と、レンズ性能の内コ
マ収差が低減できる。また、同一形状の光学有効面であ
っても、異なる外径のレンズが供給でき、光学機器の機
種切り替えが短期間で対応できる。さらに、供給する光
学レンズ素材の体積管理の巾(マージン)を大きくする
ことができ、素材の歩留まり、環境面でも素材を有効活
用できる。また、光学レンズの外径部に構成された自由
面により、成形時の無駄な圧力が光学有効面に影響しな
くなり、必然的に製造時の歩留まりも向上し、高い生産
性を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、下型
に対して環状凸部を第1の光学有効面形成部と同時加工
することにより、相対する2つの光学有効面の傾きを最
小に抑えることができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、胴型の軸長
と下型の軸長と上型の軸長とを特定関係に設定すること
により、下型に環状凸部を設けずに同等の効果を得るこ
とができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、規制リング
を用いることにより、下型に対して環状凸部を同時加工
する必要がなく、環状凸部と同等の効果を得ることがで
きる。
【0047】請求項5,6記載の発明によれば、通常の
加工方法では困難な非球面の光学レンズを安価に大量に
製造することができる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、最終研磨が
不要な光学レンズを製造することができる。
【0049】請求項8、9、10記載の発明によれば、
製造容易な形状の光学レンズ素材を用いて、寸法上のば
らつきがなく、高精度な形状を有する光学レンズを大量
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光学レンズの成
形金型の構造を示す模式図である。
【図2】実施の形態1において成形完了時での光学レン
ズの成形金型の状態図である。
【図3】本発明の実施の形態2における光学レンズの成
形金型の構造を示す模式図である。
【図4】実施の形態2において成形完了時での光学レン
ズの成形金型の状態図である。
【図5】各実施の形態で成形された光学レンズの形状を
示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態において、光学レンズの成
形金型の変形例を示す模式図である。
【図7】従来の光学レンズの成形金型の構造を示す模式
図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C 下型 1a 第1の光学有効面成形部 1b 外径規制成形部 1c 外周遊び成形部 1d 環状凸部 1e,2c 鍔部 1f 第1の環状平面部 2A,2B 上型 2a 第2の光学有効面成形部 2b 第2の環状平面部 3 胴型 4 光学レンズ素材 5 光学レンズ 5a 第1の光学有効面 5b 外周規制部 5c 第2の光学有効面 5d 外周遊び部 6 規制リング 6a 開口部 6b 環状短胴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 健二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 嶋崎 智章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AA49 AH74 CA09 CB01 CK42 CK90

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学レンズ素材に加熱と加圧とを行い、
    所定形状の光学レンズを成形する成形金型であって、 筒状に形成された胴型と、 前記胴型の一方の開口部から挿入され、素材加圧面に第
    1の光学有効面成形部が形成され、前記第1の光学有効
    面成形部の外周部に前記光学レンズの肉厚を規制する環
    状凸部が形成された下型と、 前記胴型の他方の開口部から挿入され、素材加圧面に第
    2の光学有効面成形部が形成され、前記第2の光学有効
    面成形部の外周部に、加圧成形状態で前記下型の環状凸
    部と当接する環状平面部が形成された上型と、を具備す
    ることを特徴とする成形金型。
  2. 【請求項2】 光学レンズ素材に加熱と加圧とを行い、
    所定形状の光学レンズを成形する成形金型であって、 筒状に形成された胴型と、 前記胴型の一方の開口部から挿入され、素材加圧面に第
    1の光学有効面成形部が形成され、前記第1の光学有効
    面成形部の外周部に前記光学レンズの肉厚を規制する環
    状凸部が形成され、第1の光学有効面成形部と前記環状
    凸部との間に、前記光学レンズを光学機器に固定する外
    径規制部を成形するための外径規制成形部が形成された
    下型と、 前記胴型の他方の開口部から挿入され、素材加圧面に第
    2の光学有効面成形部が形成され、前記第2の光学有効
    面成形部の外周部に、加圧成形状態で前記下型の環状凸
    部と当接する環状平面部が形成された上型と、を具備す
    ることを特徴とする成形金型。
  3. 【請求項3】 光学レンズ素材に加熱と加圧とを行い、
    所定形状の光学レンズを成形する成形金型であって、 軸長Zaの筒状に形成された胴型と、 前記胴型の一方の開口部から挿入され軸長Zbの柱状部
    を有し、素材加圧面に第1の光学有効面成形部が形成さ
    れ、前記第1の光学有効面成形部の外周部に環状平面部
    が形成され、第1の光学有効面成形部と前記環状平面部
    との間に、前記光学レンズを光学機器に固定する外径規
    制部を成形するための外径規制成形部が形成された下型
    と、 前記胴型の他方の開口部から挿入され軸長Zc(Zc<
    Za−Zb)の柱状部を有し、素材加圧面に第2の光学
    有効面成形部が形成され、前記第2の光学有効面成形部
    の外周部に、加圧成形状態で前記下型の環状平面部と対
    面する環状平面部が形成された上型と、を具備すること
    を特徴とする成形金型。
  4. 【請求項4】 光学レンズ素材に加熱と加圧とを行い、
    所定形状の光学レンズを成形する成形金型であって、 筒状に形成された胴型と、 前記胴型の一方の開口部から挿入され、素材加圧面に第
    1の光学有効面成形部が形成され、前記第1の光学有効
    面成形部の外周部に環状平面部が形成された下型と、 短胴付き円環板の部材であって、前記下型の環状平面部
    に載置され、前記第1の光学有効面成形部の外径より大
    きい開口部、及び前記光学レンズの肉厚を規制する環状
    短胴部とが一体に形成された規制リングと、 前記胴型の他方の開口部から挿入され、素材加圧面に第
    2の光学有効面成形部が形成され、前記第2の光学有効
    面成形部の外周部に、加圧成形状態で前記規制リングの
    環状短胴部と当接する環状平面部が形成された上型と、
    を具備することを特徴とする成形金型。
  5. 【請求項5】 前記第1の光学有効面成形部は、非球面
    形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項記載の成形金型。
  6. 【請求項6】 前記第2の光学有効面成形部は、非球面
    形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項記載の成形金型。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の光学有効面成形部
    は、その表面粗さが可視光波長以下であることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれか1項記載の成形金型。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の成形
    金型で成形されたことを特徴とする光学レンズ。
  9. 【請求項9】 前記光学レンズ素材は、体積又は質量が
    一定に管理された球状のガラスであることを特徴とする
    請求項8記載の光学レンズ。
  10. 【請求項10】 前記光学レンズ素材は、体積又は質量
    が一定に管理された球状の透明樹脂であることを特徴と
    する請求項8記載の光学レンズ。
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