JPH06206156A - メニスカスレンズの製造方法 - Google Patents
メニスカスレンズの製造方法Info
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- JPH06206156A JPH06206156A JP5002839A JP283993A JPH06206156A JP H06206156 A JPH06206156 A JP H06206156A JP 5002839 A JP5002839 A JP 5002839A JP 283993 A JP283993 A JP 283993A JP H06206156 A JPH06206156 A JP H06206156A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
- Y02P40/57—Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 量産性を向上させることができるとともに、
偏芯の虞れを防止でき、且つ、作業時間の短縮を図るこ
とのできるメニスカスレンズの製造方法を提供する。 【構成】 ガラス材料をプレス加工して凸面が非球面で
反対側の他面が平坦なほぼ平凸レンズをプレス成形す
る。次に、この平凸レンズを芯決めホルダー3の内部に
嵌入し、上型30のレンズ押さえ30bに、平凸レンズ
の平坦な他面を重合するとともに、平凸レンズの非球面
の周縁部に、レンズ光軸固定部31bを当接させて非球
面の光軸を固定し、非球面の光軸と芯決めホルダー3の
中心部とを合致させる。然る後、平凸レンズの他面を球
面加工して球面にするとともに、この球面の芯と非球面
の光軸とを一致させてメニスカスレンズ2を製造する。
偏芯の虞れを防止でき、且つ、作業時間の短縮を図るこ
とのできるメニスカスレンズの製造方法を提供する。 【構成】 ガラス材料をプレス加工して凸面が非球面で
反対側の他面が平坦なほぼ平凸レンズをプレス成形す
る。次に、この平凸レンズを芯決めホルダー3の内部に
嵌入し、上型30のレンズ押さえ30bに、平凸レンズ
の平坦な他面を重合するとともに、平凸レンズの非球面
の周縁部に、レンズ光軸固定部31bを当接させて非球
面の光軸を固定し、非球面の光軸と芯決めホルダー3の
中心部とを合致させる。然る後、平凸レンズの他面を球
面加工して球面にするとともに、この球面の芯と非球面
の光軸とを一致させてメニスカスレンズ2を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膨出した凸面が非球面
レンズで凹んだ反対側の凹面が球面レンズのメニスカス
レンズの製造方法に関するものである。
レンズで凹んだ反対側の凹面が球面レンズのメニスカス
レンズの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1枚構成のレンズは一般に単レンズと呼
ばれる。この単レンズは、図4(a)、(b)に示す如
く、その形状を基準にして、膨出した両面が球面レンズ
の両凸レンズ1や、膨出した凸面が非球面レンズで凹ん
だ反対側の凹面が球面レンズのメニスカスレンズ2等に
分類される。これら両凸レンズ1やメニスカスレンズ2
は、下記に述べるプレス加工、又は、高精度の切削加工
により製造される。
ばれる。この単レンズは、図4(a)、(b)に示す如
く、その形状を基準にして、膨出した両面が球面レンズ
の両凸レンズ1や、膨出した凸面が非球面レンズで凹ん
だ反対側の凹面が球面レンズのメニスカスレンズ2等に
分類される。これら両凸レンズ1やメニスカスレンズ2
は、下記に述べるプレス加工、又は、高精度の切削加工
により製造される。
【0003】即ち、図4(a)の両凸レンズ1は、プレ
ス加工法で製造される場合には、加熱状態下のガラス材
料が上型と下型とでプレスされることにより、短時間で
一発成形される。
ス加工法で製造される場合には、加熱状態下のガラス材
料が上型と下型とでプレスされることにより、短時間で
一発成形される。
【0004】一方、高精度の切削加工法で製造される場
合には、先ず、切り出し工程でガラス材料がダイヤモン
ドカッター等で適当な大きさに切り出される。次いで、
丸め工程で切り出された四角いガラス材料がグラインダ
等で丸めて加工し易くされる。次いで、砂かけ工程で外
形の丸いガラス材料が横ぶり研磨機と目の荒い砂との使
用でレンズ形状に形成される。次いで、研磨工程でレン
ズ形状のガラス材料が横ぶり研磨機と研磨液との使用で
光が通過するレンズに研磨される。そして、芯取り工程
で出来上がったレンズの光軸が機械的に出され光軸と外
形寸法の中心部(芯)とが一致するよう丸め直される。
然る後、増透工程でレンズの表面に反射防止用のコーテ
ィングが施され透過率の向上が図られる。
合には、先ず、切り出し工程でガラス材料がダイヤモン
ドカッター等で適当な大きさに切り出される。次いで、
丸め工程で切り出された四角いガラス材料がグラインダ
等で丸めて加工し易くされる。次いで、砂かけ工程で外
形の丸いガラス材料が横ぶり研磨機と目の荒い砂との使
用でレンズ形状に形成される。次いで、研磨工程でレン
ズ形状のガラス材料が横ぶり研磨機と研磨液との使用で
光が通過するレンズに研磨される。そして、芯取り工程
で出来上がったレンズの光軸が機械的に出され光軸と外
形寸法の中心部(芯)とが一致するよう丸め直される。
然る後、増透工程でレンズの表面に反射防止用のコーテ
ィングが施され透過率の向上が図られる。
【0005】これに対し、図4(b)のメニスカスレン
ズ2は、プレス加工法で製造される場合には、先ず、加
熱状態下のガラス材料が上型と下型とでプレスされるこ
とにより、一面が非球面で他面が平坦面の平凸レンズ2
Aに成形される(図5(a)参照)。そして、平坦な他
面が高価で高精度の特殊工作機(図示せず)を使用する
砂かけ工程、該特殊工作機を使用する研磨工程、芯取り
工程、及び増透工程を順次経て球面に加工される(図5
(b)参照)。
ズ2は、プレス加工法で製造される場合には、先ず、加
熱状態下のガラス材料が上型と下型とでプレスされるこ
とにより、一面が非球面で他面が平坦面の平凸レンズ2
Aに成形される(図5(a)参照)。そして、平坦な他
面が高価で高精度の特殊工作機(図示せず)を使用する
砂かけ工程、該特殊工作機を使用する研磨工程、芯取り
工程、及び増透工程を順次経て球面に加工される(図5
(b)参照)。
【0006】他方、高精度の切削加工法で製造される場
合には、切り出し工程、丸め工程、及び高価で高精度の
特殊工作機を使用する研磨工程を順次経て長時間かけて
製造される。
合には、切り出し工程、丸め工程、及び高価で高精度の
特殊工作機を使用する研磨工程を順次経て長時間かけて
製造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のメニスカスレン
ズは、以上のような方法で製造されているので、以下に
示す数々の問題点があった。
ズは、以上のような方法で製造されているので、以下に
示す数々の問題点があった。
【0008】先ず、ガラス材料をプレスしてレンズを成
形する製造方法においては、ガラスモールドレンズが両
凸レンズ1であることが量産の絶対条件となる。従っ
て、ガラス材料をプレスしてメニスカスレンズ2を成形
する上記製造方法では、プレスでレンズの一面を非球面
レンズに短時間のうちに成形できる反面、製造条件が非
常に厳しいので、他面を球面レンズにプレス成形するこ
とができないという欠点があった。
形する製造方法においては、ガラスモールドレンズが両
凸レンズ1であることが量産の絶対条件となる。従っ
て、ガラス材料をプレスしてメニスカスレンズ2を成形
する上記製造方法では、プレスでレンズの一面を非球面
レンズに短時間のうちに成形できる反面、製造条件が非
常に厳しいので、他面を球面レンズにプレス成形するこ
とができないという欠点があった。
【0009】換言すれば、従来の技術では、メニスカス
レンズ2の両面をガラスプレスモールド法のみだけで成
形し得ず、そのため非常に手間がかかり、量産性の向上
が図れなかった。
レンズ2の両面をガラスプレスモールド法のみだけで成
形し得ず、そのため非常に手間がかかり、量産性の向上
が図れなかった。
【0010】さらに、メニスカスレンズ2は、非球面だ
けで光軸が決定してしまうので、プレスの後に平坦な他
面に通常の芯取り作業を施すと、非球面と球面との光軸
がずれて偏芯してしまい、芯取り工程が丸め工程にしか
ならないという欠点があった。
けで光軸が決定してしまうので、プレスの後に平坦な他
面に通常の芯取り作業を施すと、非球面と球面との光軸
がずれて偏芯してしまい、芯取り工程が丸め工程にしか
ならないという欠点があった。
【0011】尚、非球面だけで光軸が決定してしまうの
は、非球面が複数の球面の和であるという理由に基づ
く。即ち、レンズの一面が非球面だとすると、それだけ
で光軸が決定してしまうこととなる。従って、レンズの
他面が球面の場合、その球面の曲率中心の位置を正しく
その光軸上に来るように加工する必要がある。これは、
非球面レンズでは、偏芯の精度をレンズ単体として十二
分に出す必要性があることと、芯に誤差を持つレンズで
は組み立て時に調整しようとしても、なかなか思い通り
の性能を持つレンズ系にならないことを意味する。
は、非球面が複数の球面の和であるという理由に基づ
く。即ち、レンズの一面が非球面だとすると、それだけ
で光軸が決定してしまうこととなる。従って、レンズの
他面が球面の場合、その球面の曲率中心の位置を正しく
その光軸上に来るように加工する必要がある。これは、
非球面レンズでは、偏芯の精度をレンズ単体として十二
分に出す必要性があることと、芯に誤差を持つレンズで
は組み立て時に調整しようとしても、なかなか思い通り
の性能を持つレンズ系にならないことを意味する。
【0012】また、従来の切削加工法では、作業の工程
数を減少させることができるが、高価で高精度の特殊工
作機を使用して長時間かけて研磨加工しなければならな
いので、プレス加工以上の作業時間を要し、作業の著し
い遅延を防止できなかった。
数を減少させることができるが、高価で高精度の特殊工
作機を使用して長時間かけて研磨加工しなければならな
いので、プレス加工以上の作業時間を要し、作業の著し
い遅延を防止できなかった。
【0013】さらに、切削加工法においては、非球面を
研磨加工した後に球面を研磨加工するが、上記と同様に
非球面だけで光軸が決定してしまうので、球面の研磨加
工に際し、非球面と球面との光軸がずれて偏芯してしま
うという欠点があった。
研磨加工した後に球面を研磨加工するが、上記と同様に
非球面だけで光軸が決定してしまうので、球面の研磨加
工に際し、非球面と球面との光軸がずれて偏芯してしま
うという欠点があった。
【0014】上記諸問題の解消のため、ガラスからプラ
スチックへの材料の変更が考えられるが、プラスチック
のメニスカスレンズ2では熱変形で光学特性が安定しな
いので、使用に全く向かなかった。
スチックへの材料の変更が考えられるが、プラスチック
のメニスカスレンズ2では熱変形で光学特性が安定しな
いので、使用に全く向かなかった。
【0015】本発明は上記に鑑みなされたもので、量産
性を向上させることができるとともに、偏芯の虞れを防
止でき、しかも、作業時間の短縮を図ることのできるメ
ニスカスレンズの製造方法を提供することを目的として
いる。
性を向上させることができるとともに、偏芯の虞れを防
止でき、しかも、作業時間の短縮を図ることのできるメ
ニスカスレンズの製造方法を提供することを目的として
いる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、ガラス材料をプレス加工して凸面
が非球面で反対側の他面が平坦なほぼ平凸形のレンズを
成形し、次いで、このレンズを芯決めホルダーの内部に
嵌入して該非球面の光軸と芯決めホルダーの中心部とを
合致させ、然る後、レンズの他面を加工して球面にする
とともに、この球面の芯と該非球面の光軸とを一致させ
るようにして製造するようにしている。
目的を達成するため、ガラス材料をプレス加工して凸面
が非球面で反対側の他面が平坦なほぼ平凸形のレンズを
成形し、次いで、このレンズを芯決めホルダーの内部に
嵌入して該非球面の光軸と芯決めホルダーの中心部とを
合致させ、然る後、レンズの他面を加工して球面にする
とともに、この球面の芯と該非球面の光軸とを一致させ
るようにして製造するようにしている。
【0017】また、本発明においては上述の目的を達成
するため、上記芯決めホルダーを上型と下型とから構成
し、該上型を、ほぼ蓋形の本体上部に貫通して穿設され
た加工用孔と、該本体の内部天井に設けられ加工用孔の
周縁部に位置してレンズの他面周縁部に重合するレンズ
押さえと、該本体の内周面下部に設けられた螺子溝と、
該本体の内周面上部に設けられたインローとから構成す
るようにしている。
するため、上記芯決めホルダーを上型と下型とから構成
し、該上型を、ほぼ蓋形の本体上部に貫通して穿設され
た加工用孔と、該本体の内部天井に設けられ加工用孔の
周縁部に位置してレンズの他面周縁部に重合するレンズ
押さえと、該本体の内周面下部に設けられた螺子溝と、
該本体の内周面上部に設けられたインローとから構成す
るようにしている。
【0018】さらに、本発明においては上述の目的を達
成するため、上記芯決めホルダーを上型と下型とから構
成し、該下型を、ほぼ有底円筒形の本体下部に貫通して
穿設された偏芯確認孔と、該本体の内周面上部に設けら
れレンズの非球面の周縁部に当接して当該非球面の光軸
を固定するレンズ光軸固定部と、該本体の外周面下部に
設けられ螺子溝と螺合する螺子と、該本体の外周面上部
に設けられ上型のインローと嵌合してガタを防止するイ
ンローとから構成するようにしている。
成するため、上記芯決めホルダーを上型と下型とから構
成し、該下型を、ほぼ有底円筒形の本体下部に貫通して
穿設された偏芯確認孔と、該本体の内周面上部に設けら
れレンズの非球面の周縁部に当接して当該非球面の光軸
を固定するレンズ光軸固定部と、該本体の外周面下部に
設けられ螺子溝と螺合する螺子と、該本体の外周面上部
に設けられ上型のインローと嵌合してガタを防止するイ
ンローとから構成するようにしている。
【0019】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、芯決めホル
ダーのレンズ押さえにレンズの平坦な他面を重合すると
ともに、レンズの非球面の周縁部にレンズ光軸固定部を
当接させて非球面の光軸を固定するので、レンズの非球
面における光軸を芯決めホルダーの中心部に合致させる
ことができる。
ダーのレンズ押さえにレンズの平坦な他面を重合すると
ともに、レンズの非球面の周縁部にレンズ光軸固定部を
当接させて非球面の光軸を固定するので、レンズの非球
面における光軸を芯決めホルダーの中心部に合致させる
ことができる。
【0020】従って、この状態でレンズの平坦な他面を
球面加工し、球面の芯と非球面の光軸とを一致させれ
ば、レンズの非球面の芯と球面の芯とのずれを確実に修
正することが可能になる。
球面加工し、球面の芯と非球面の光軸とを一致させれ
ば、レンズの非球面の芯と球面の芯とのずれを確実に修
正することが可能になる。
【0021】また、プレス加工方法と高精度の切削加工
方法の長所をそれぞれ採用するので、偏芯の虞れを排除
できるだけではなく、メニスカスレンズの量産性を向上
させることができるとともに、作業工程や作業時間の短
縮を図ることができる。
方法の長所をそれぞれ採用するので、偏芯の虞れを排除
できるだけではなく、メニスカスレンズの量産性を向上
させることができるとともに、作業工程や作業時間の短
縮を図ることができる。
【0022】
【実施例】以下、図1乃至図3に示す一実施例に基づき
本発明を詳説する。
本発明を詳説する。
【0023】本発明に係るメニスカスレンズの製造方法
は、先ず、プレス加工でガラス材料を平凸レンズ2Aに
成形し、次に、この平凸レンズ2Aを特殊な芯決めホル
ダー3に嵌入し、その後、平凸レンズ2Aの他面を球面
加工で凹面にしてメニスカスレンズ2を製造するように
している。
は、先ず、プレス加工でガラス材料を平凸レンズ2Aに
成形し、次に、この平凸レンズ2Aを特殊な芯決めホル
ダー3に嵌入し、その後、平凸レンズ2Aの他面を球面
加工で凹面にしてメニスカスレンズ2を製造するように
している。
【0024】上記芯決めホルダー3は、図1や図3
(a)、(b)に示す如く、上型30と下型31とから
構成され、後述する上型30のレンズ押さえ30b、下
型31のレンズ光軸固定部31b、及び下型31の下面
が0.005以下の平行度で管理・構成されている。
(a)、(b)に示す如く、上型30と下型31とから
構成され、後述する上型30のレンズ押さえ30b、下
型31のレンズ光軸固定部31b、及び下型31の下面
が0.005以下の平行度で管理・構成されている。
【0025】下面が開口した上型30は、図3(a)に
示す如く、メニスカスレンズ2よりも大きい平面ほぼ円
形の蓋形に構成され、その平坦な上部には、加工用孔3
0aが縦貫して穿設されており、この加工用孔30aを
貫通して図示しないグラインダや研磨機等が平凸レンズ
2Aの平坦な他面を球面加工するようになっている。
示す如く、メニスカスレンズ2よりも大きい平面ほぼ円
形の蓋形に構成され、その平坦な上部には、加工用孔3
0aが縦貫して穿設されており、この加工用孔30aを
貫通して図示しないグラインダや研磨機等が平凸レンズ
2Aの平坦な他面を球面加工するようになっている。
【0026】また、上型30の内部天井には、加工用孔
30aの周縁部に位置するほぼリング状のレンズ押さえ
30bが凹設され、このレンズ押さえ30bに、平凸レ
ンズ2Aの平坦な他面周縁部が位置決めされて重合する
ようになっている。
30aの周縁部に位置するほぼリング状のレンズ押さえ
30bが凹設され、このレンズ押さえ30bに、平凸レ
ンズ2Aの平坦な他面周縁部が位置決めされて重合する
ようになっている。
【0027】そして、上型30の内周面は、その下部が
拡径に構成されるとともに、この下部には螺子溝30c
が螺刻されている。さらに、上型30の内周面上部は、
受口の作用を営むインロー30dに形成されている。
拡径に構成されるとともに、この下部には螺子溝30c
が螺刻されている。さらに、上型30の内周面上部は、
受口の作用を営むインロー30dに形成されている。
【0028】然して、上型30の加工用孔30a、レン
ズ押さえ30b、及びインロー30dの上部は、図3
(a)に示す如く、ほぼ階段状に連続した構造を露呈し
ている。
ズ押さえ30b、及びインロー30dの上部は、図3
(a)に示す如く、ほぼ階段状に連続した構造を露呈し
ている。
【0029】これに対して、下型31は、図3(b)に
示す如く、上型30よりも小さいほぼ有底円筒形に構成
され、その平坦な下部の中心部には、加工用孔30aよ
りも小径の偏芯確認孔31aが縦貫して穿設されてお
り、この偏芯確認孔31aを使用して作業中、或いは、
作業後にメニスカスレンズ2の偏芯を確認できるように
なっている。
示す如く、上型30よりも小さいほぼ有底円筒形に構成
され、その平坦な下部の中心部には、加工用孔30aよ
りも小径の偏芯確認孔31aが縦貫して穿設されてお
り、この偏芯確認孔31aを使用して作業中、或いは、
作業後にメニスカスレンズ2の偏芯を確認できるように
なっている。
【0030】下型31の内周面上部は、レンズ光軸固定
部31bに形成され、このレンズ光軸固定部31bが平
凸レンズ2Aの非球面の周縁部に当接して当該非球面の
光軸を固定する作用を営む。
部31bに形成され、このレンズ光軸固定部31bが平
凸レンズ2Aの非球面の周縁部に当接して当該非球面の
光軸を固定する作用を営む。
【0031】そして、下型31の外周面下部は、突出し
た拡径に構成されるとともに、この下部には螺子31c
が螺刻され、この螺子31cが上型30の螺子溝30c
と相互に螺合して締結作用を営む。さらに、下型31の
外周面上部は、インロー31dに形成され、このインロ
ー31dが上型30のインロー30dと相互に密嵌して
上型30と下型31のガタを防止するようになってい
る。
た拡径に構成されるとともに、この下部には螺子31c
が螺刻され、この螺子31cが上型30の螺子溝30c
と相互に螺合して締結作用を営む。さらに、下型31の
外周面上部は、インロー31dに形成され、このインロ
ー31dが上型30のインロー30dと相互に密嵌して
上型30と下型31のガタを防止するようになってい
る。
【0032】然して、芯決めホルダー3は、その内部に
平凸レンズ2Aを収納し、上型30のレンズ押さえ30
bに、平凸レンズ2Aの平坦な他面が重合され、平凸レ
ンズ2Aの非球面の周縁部に,レンズ光軸固定部31b
が当接することにより、平凸レンズ2Aの非球面におけ
る光軸と芯決めホルダー3の中心部、換言すれば、加工
線とが自然に合致する。
平凸レンズ2Aを収納し、上型30のレンズ押さえ30
bに、平凸レンズ2Aの平坦な他面が重合され、平凸レ
ンズ2Aの非球面の周縁部に,レンズ光軸固定部31b
が当接することにより、平凸レンズ2Aの非球面におけ
る光軸と芯決めホルダー3の中心部、換言すれば、加工
線とが自然に合致する。
【0033】従って、メニスカスレンズ2を製造するに
は、先ず、既存のプレス機を使用したプレス加工で、加
熱状態下のガラス材料を一面が凸の非球面で反対側の他
面が平坦な平凸レンズ2Aにプレス成形する(図1及び
図5(a)参照)。
は、先ず、既存のプレス機を使用したプレス加工で、加
熱状態下のガラス材料を一面が凸の非球面で反対側の他
面が平坦な平凸レンズ2Aにプレス成形する(図1及び
図5(a)参照)。
【0034】このプレス成形で、平凸レンズ2Aは、短
時間のうちにプレス成形され、その上下の光軸が出され
ることとなる。但し、プレス成形時における型の微妙な
横ズレ・変形に伴い、平坦面の芯は、非球面の芯からず
れて偏芯した状態となる。
時間のうちにプレス成形され、その上下の光軸が出され
ることとなる。但し、プレス成形時における型の微妙な
横ズレ・変形に伴い、平坦面の芯は、非球面の芯からず
れて偏芯した状態となる。
【0035】尚、上記プレス加工には、周知のプレス機
やプレス方法が採用される。
やプレス方法が採用される。
【0036】次いで、この平凸レンズ2Aを上型30の
内部に嵌入して平凸レンズ2Aの平坦な他面をレンズ押
さえ30bに重合し、上型30に下型31を手動操作で
螺締めする。
内部に嵌入して平凸レンズ2Aの平坦な他面をレンズ押
さえ30bに重合し、上型30に下型31を手動操作で
螺締めする。
【0037】すると、上型30の螺子溝30cと下型3
1の螺子31cとが相互に螺合するとともに、上型30
のインロー30dと下型31のインロー31dとが相互
に重合・密嵌して上型30と下型31のガタを未然に防
止する。
1の螺子31cとが相互に螺合するとともに、上型30
のインロー30dと下型31のインロー31dとが相互
に重合・密嵌して上型30と下型31のガタを未然に防
止する。
【0038】こうして、平凸レンズ2Aは、図1に示す
如く、芯決めホルダー3の内部に水平状態で収納され
る。この際、上型30のレンズ押さえ30bに、平凸レ
ンズ2Aの平坦な他面が隙間無く重合し、且つ、平凸レ
ンズ2Aの非球面の周縁部に、レンズ光軸固定部31b
が当接して非球面の光軸を固定する作用を営むので、平
凸レンズ2Aの非球面における光軸が芯決めホルダー3
の中心部、換言すれば、加工線と自然に合致することと
なる。
如く、芯決めホルダー3の内部に水平状態で収納され
る。この際、上型30のレンズ押さえ30bに、平凸レ
ンズ2Aの平坦な他面が隙間無く重合し、且つ、平凸レ
ンズ2Aの非球面の周縁部に、レンズ光軸固定部31b
が当接して非球面の光軸を固定する作用を営むので、平
凸レンズ2Aの非球面における光軸が芯決めホルダー3
の中心部、換言すれば、加工線と自然に合致することと
なる。
【0039】然してその後、上型30の加工用孔30a
に図示しない周知のグラインダや研磨機等を挿入して平
凸レンズ2Aの平坦な他面に砂かけ作業、研磨作業、及
び最終研磨作業を順次施して球面加工し、球面の芯を非
球面の光軸に一致させれば良い。
に図示しない周知のグラインダや研磨機等を挿入して平
凸レンズ2Aの平坦な他面に砂かけ作業、研磨作業、及
び最終研磨作業を順次施して球面加工し、球面の芯を非
球面の光軸に一致させれば良い。
【0040】すると、上型30の仕上がり精度が平凸レ
ンズ2Aの平坦な他面に転写されるので、ずれていた平
凸レンズ2Aの非球面の芯と球面の芯とは、そのずれが
確実に修正されることとなる(図2参照)。
ンズ2Aの平坦な他面に転写されるので、ずれていた平
凸レンズ2Aの非球面の芯と球面の芯とは、そのずれが
確実に修正されることとなる(図2参照)。
【0041】尚、砂かけ作業を行う砂かけ工程段階で、
平凸レンズ2Aの球面の芯は、その大部分が位置決定さ
れる。従って、研磨作業や最終研磨作業を行う研磨工程
段階、及び最終研磨工程段階では、平凸レンズ2Aの球
面を光沢面に研磨するだけで、メニスカスレンズ2の非
球面の芯と球面の芯との芯ずれを抑制・防止することが
できる。
平凸レンズ2Aの球面の芯は、その大部分が位置決定さ
れる。従って、研磨作業や最終研磨作業を行う研磨工程
段階、及び最終研磨工程段階では、平凸レンズ2Aの球
面を光沢面に研磨するだけで、メニスカスレンズ2の非
球面の芯と球面の芯との芯ずれを抑制・防止することが
できる。
【0042】また、偏芯確認孔31aを覗けば、作業
中、或いは、作業後にメニスカスレンズ2の偏芯を容易
に確認することができる。
中、或いは、作業後にメニスカスレンズ2の偏芯を容易
に確認することができる。
【0043】以上の作業を順次行うことにより、メニス
カスレンズ2を容易に製造することが可能となり、この
メニスカスレンズ2を図示しないビデオ鏡胴等に嵌着す
ることができるようになった。
カスレンズ2を容易に製造することが可能となり、この
メニスカスレンズ2を図示しないビデオ鏡胴等に嵌着す
ることができるようになった。
【0044】上記製造方法によれば、上型30のレンズ
押さえ30bに、平凸レンズ2Aの平坦な他面が隙間無
く重合し、且つ、平凸レンズ2Aの非球面の周縁部に、
レンズ光軸固定部31bが当接して非球面の光軸を固定
するので、平凸レンズ2Aの非球面における光軸が芯決
めホルダー3の中心部、換言すれば、加工線と自然に合
致するようになる。
押さえ30bに、平凸レンズ2Aの平坦な他面が隙間無
く重合し、且つ、平凸レンズ2Aの非球面の周縁部に、
レンズ光軸固定部31bが当接して非球面の光軸を固定
するので、平凸レンズ2Aの非球面における光軸が芯決
めホルダー3の中心部、換言すれば、加工線と自然に合
致するようになる。
【0045】従って、この状態で、上型30の加工用孔
30aにグラインダや研磨機等を挿入し、平凸レンズ2
Aの平坦な他面に砂かけ作業、研磨作業、及び最終研磨
作業を順次施して球面加工すれば、レンズ押さえ30b
やレンズ光軸固定部31bの仕上がり精度が平凸レンズ
2Aの平坦な他面に転写されることとなるので、平凸レ
ンズ2Aの非球面の芯と球面の芯とのずれを確実に修正
することができる。
30aにグラインダや研磨機等を挿入し、平凸レンズ2
Aの平坦な他面に砂かけ作業、研磨作業、及び最終研磨
作業を順次施して球面加工すれば、レンズ押さえ30b
やレンズ光軸固定部31bの仕上がり精度が平凸レンズ
2Aの平坦な他面に転写されることとなるので、平凸レ
ンズ2Aの非球面の芯と球面の芯とのずれを確実に修正
することができる。
【0046】また、従来から採用されているプレス加工
方法と高精度の切削加工方法との長所をそれぞれ採用し
ているので、偏芯の虞れを防止できるだけではなく、メ
ニスカスレンズ2の量産性を向上させることができると
ともに、作業工程や作業時間の短縮が可能となる。さら
に、高価で高精度の特殊工作機を使用しないので、製造
コストの大幅な低減が期待できる。
方法と高精度の切削加工方法との長所をそれぞれ採用し
ているので、偏芯の虞れを防止できるだけではなく、メ
ニスカスレンズ2の量産性を向上させることができると
ともに、作業工程や作業時間の短縮が可能となる。さら
に、高価で高精度の特殊工作機を使用しないので、製造
コストの大幅な低減が期待できる。
【0047】尚、上記実施例では、凹型のメニスカスレ
ンズ2を製造するものを示したが、凸型のメニスカスレ
ンズ2の製造にも適用することができる。
ンズ2を製造するものを示したが、凸型のメニスカスレ
ンズ2の製造にも適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガラスモ
ールド+球面研磨レンズのコストレベルで、レンズの非
球面の芯と球面の芯とのずれを確実に修正することが可
能になるという顕著な効果がある。
ールド+球面研磨レンズのコストレベルで、レンズの非
球面の芯と球面の芯とのずれを確実に修正することが可
能になるという顕著な効果がある。
【0049】さらに、偏芯の虞れを容易に排除できるだ
けではなく、メニスカスレンズの量産性を大幅に向上さ
せることができるとともに、作業工程や作業時間の著し
い短縮が可能になるという格別の効果がある。
けではなく、メニスカスレンズの量産性を大幅に向上さ
せることができるとともに、作業工程や作業時間の著し
い短縮が可能になるという格別の効果がある。
【図1】本発明に係る芯決めホルダーに未完成のメニス
カスレンズを収納した状態を示す説明図である。
カスレンズを収納した状態を示す説明図である。
【図2】本発明に係る芯決めホルダーにメニスカスレン
ズを収納して加工した状態を示す説明図である。
ズを収納して加工した状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係るメニスカスレンズの製造方法にお
ける芯決めホルダーを示す説明図である。
ける芯決めホルダーを示す説明図である。
【図4】両凸レンズとメニスカスレンズとを示す説明図
である。
である。
【図5】従来のプレス加工方法で製造したメニスカスレ
ンズを示す説明図である。
ンズを示す説明図である。
2…メニスカスレンズ、2A…平凸レンズ、3…芯決め
ホルダー、30…上型、30a…加工用孔、30b…レ
ンズ押さえ、30c…螺子溝、30d…インロー、31
…下型、31a…偏芯確認孔、31b…レンズ光軸固定
部、31c…螺子、31d…インロー。
ホルダー、30…上型、30a…加工用孔、30b…レ
ンズ押さえ、30c…螺子溝、30d…インロー、31
…下型、31a…偏芯確認孔、31b…レンズ光軸固定
部、31c…螺子、31d…インロー。
Claims (3)
- 【請求項1】 ガラス材料をプレス加工して凸面が非球
面で反対側の他面が平坦なほぼ平凸形のレンズを成形
し、次いで、このレンズを芯決めホルダーの内部に嵌入
して該非球面の光軸と芯決めホルダーの中心部とを合致
させ、然る後、レンズの他面を加工して球面にするとと
もに、この球面の芯と該非球面の光軸とを一致させるよ
うにして製造することを特徴とするメニスカスレンズの
製造方法。 - 【請求項2】 上記芯決めホルダーは上型と下型とから
構成されていて、該上型は、ほぼ蓋形の本体上部に貫通
して穿設された加工用孔と、該本体の内部天井に設けら
れ加工用孔の周縁部に位置してレンズの他面周縁部に重
合するレンズ押さえと、該本体の内周面下部に設けられ
た螺子溝と、該本体の内周面上部に設けられたインロー
とを備えたことを特徴とする請求項1記載のメニスカス
レンズの製造方法。 - 【請求項3】 上記芯決めホルダーは上型と下型とから
構成されていて、該下型は、ほぼ有底円筒形の本体下部
に貫通して穿設された偏芯確認孔と、該本体の内周面上
部に設けられレンズの非球面の周縁部に当接して当該非
球面の光軸を固定するレンズ光軸固定部と、該本体の外
周面下部に設けられ螺子溝と螺合する螺子と、該本体の
外周面上部に設けられ上型のインローと嵌合してガタを
防止するインローとを備えたことを特徴とする請求項1
記載のメニスカスレンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5002839A JP2887631B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | メニスカスレンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5002839A JP2887631B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | メニスカスレンズの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206156A true JPH06206156A (ja) | 1994-07-26 |
JP2887631B2 JP2887631B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=11540585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5002839A Expired - Fee Related JP2887631B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | メニスカスレンズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887631B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100919027B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2009-09-25 | 진 호 정 | 무 편심 렌즈부품의 제조방법 및 이에 의해 제조된렌즈부품 |
WO2010058740A1 (ja) * | 2008-11-19 | 2010-05-27 | コニカミノルタオプト株式会社 | 非球面レンズの製造方法 |
CN107253116A (zh) * | 2012-02-27 | 2017-10-17 | 卡尔蔡司光学国际有限公司 | 用于修整或涂布眼镜镜片的方法 |
KR102197511B1 (ko) * | 2019-10-29 | 2020-12-31 | 주식회사 화영 | 파이프 가공용 장비 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107877267A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-04-06 | 丹阳市华光诚信光学眼镜有限公司 | 一种改善玻璃镜片配重及厚度的镜片加工工艺 |
CN109848843A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-06-07 | 中山北方晶华精密光学有限公司 | 一种精细的镜片打磨组件 |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP5002839A patent/JP2887631B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100919027B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2009-09-25 | 진 호 정 | 무 편심 렌즈부품의 제조방법 및 이에 의해 제조된렌즈부품 |
WO2010058740A1 (ja) * | 2008-11-19 | 2010-05-27 | コニカミノルタオプト株式会社 | 非球面レンズの製造方法 |
CN102216812A (zh) * | 2008-11-19 | 2011-10-12 | 柯尼卡美能达精密光学株式会社 | 非球面透镜的制造方法 |
JPWO2010058740A1 (ja) * | 2008-11-19 | 2012-04-19 | コニカミノルタオプト株式会社 | 非球面レンズの製造方法 |
CN107253116A (zh) * | 2012-02-27 | 2017-10-17 | 卡尔蔡司光学国际有限公司 | 用于修整或涂布眼镜镜片的方法 |
KR102197511B1 (ko) * | 2019-10-29 | 2020-12-31 | 주식회사 화영 | 파이프 가공용 장비 |
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JP2887631B2 (ja) | 1999-04-26 |
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