JPS6051612A - カ−ボン微粒子の製造方法 - Google Patents

カ−ボン微粒子の製造方法

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JPS6051612A
JPS6051612A JP58161049A JP16104983A JPS6051612A JP S6051612 A JPS6051612 A JP S6051612A JP 58161049 A JP58161049 A JP 58161049A JP 16104983 A JP16104983 A JP 16104983A JP S6051612 A JPS6051612 A JP S6051612A
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JP
Japan
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heat
washing
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obtd
line
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Makihiko Mori
森 牧彦
Katsumi Fujita
勝美 藤田
Yoshiteru Nakagawa
喜照 中川
Yasuki Aida
合田 泰規
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カーボン微粒子の製造方法に関し、更に詳し
くは、コールタールを原料として高級炭素材の原料とし
て極めて有用なメンカーボンマイクロビーズを高効率で
得るとともに、QI分(キノリンネ溶分)を実質的に含
まない、各種炭素材の原料として有用なピッチ類を併せ
て製造する方法に関する。
現在メンカーボンマイクロビーズは、アンチソルベント
法、希釈重力沈降法等により反応タール、ピッチ等から
分離収得されている。しかしながら、石油系溶媒を使用
するアンチソルベント法及び石炭系溶媒を使用する希釈
重力沈降法のいずれにおいても、大量の溶媒を必要とす
る為、溶媒回収に大規模な設備と大量のエネルギーを必
要とする欠点がある。
本発明者は、この様な現状に鑑みて覆々研究を重ねた結
果、コールタールを熱処理し、得られる熱処理生成物を
特定条件下に高温遠心分離するか、或いはコールタール
を特定条件下に高温遠心分離すること罠より一次QI分
(メタフェース)を分離した後、得られる清澄液を特定
条件下に熱処理し、熱処理反応生成物を再度特定条件下
に高温遠心分離する場合には、メソカーボンマイクロビ
ーズが高効率で容易に得られることを見出した。即ち、
本発明は、■(1) コールタールを温度800〜60
0℃、圧力常圧〜20 kg/Cm2− Gの条件下に
0.6〜50時間熱処理する工程、(11)得られる熱
処理反応生成物を150〜450℃で遠心分離すること
により固形分と清澄液とを分離する工程、及び(組 得
られる固形分を洗浄油を加九〜洗浄する工程を備えたこ
とを特徴とするカーボン微粒子の製造方法並びに■(1
) コールタールを100〜400℃で遠心分離するこ
とにょシ固形分と清澄液とを分離する工程、(It) 
得られる清澄液を温度800〜600℃、圧力常圧〜2
okg/cm2・Gの条件下に0.5〜50時間熱処理
する工程、(1) 得られる熱処理反応生成物を150
〜450’Cで遠心分離することによシ固形分と清澄液
とを分離する工程、及び(1v)得られる固形分を洗浄
する工程を1+74えたことを特徴とするカーボン微粒
子の製造方法に係る。
以下図面に示すフローシートを参照しつつ、本発明を更
に詳細に説明する〇 第1図において、原料コールタールは、タンク(1)か
らライン(3)を経て脱水塔(5)に送られ、ここで引
続く遠心分離時の操作温度よりも低い沸点の成分はライ
ン(7)から除去される。脱水塔(5)で得られた脱水
タール又はピッチは、ラインaυを経て熱処理装置aη
に送られ、熱処理される。熱処理は、通常温度800〜
500℃、圧力常圧〜20kV′cm2・Gの条件下に
0.6〜50時間程時間表う。この熱処理によって熱処
理物中に二次01分(メソフェース)が形成される。
熱処理装置αηで得られた反応生成物は、必要ならば、
ライン11g1を通って減圧蒸留装置+211に供給さ
れ、常法に従って減圧蒸留される。ライン(至)から低
沸点留分を除去された熱処理反応生成物は、ライン(至
)を経て遠心分離機@に供給される。遠心分離根固にお
ける操作温度は、150〜450℃である。この温度が
150℃未満では、二次QI分(メンフェース)の収車
が低くなり、一方450℃を上回る場合には、軟ピツチ
の分解や変質を生じることが有シ得る。遠心分離時の温
度は、200〜400℃とすることがより好ましい。遠
心分離根面としては、上記温度範囲内で操作可能な各種
形式の装置が使用可能である。遠心力は、500〜50
00G程度とすることが好ましく、2000〜4000
G程度とすることがより好ましい。
遠心分離根面で分離された二次01分は、ライン(2)
から取シ出され、洗浄装置611において、ライン(至
)から供給される洗浄油(ベンゼン、トルエン。
キシレン、クレオソート油等)Kよシ洗浄された後、洗
浄油から分離されて、ライン(至)からメソカーボンマ
イクロビーズとして収得される。尚、91分の洗浄後の
分離は、遠心分離法、沈降法、濾過法、遠心濾過法等の
任意の手段で行なうことが出来る。
遠心分離機匈において清澄液として得られる、実質的に
QI分を含まない熱処理反応生成物は、ライン面を経て
収得され、必要に応じ蒸留される。
或いは、第2図に示す如く、脱水塔(5)で得られた脱
水タール又はピッチは、ライン(1Gを経て遠心分離機
αυに送られる。遠心分離時の温度は、100〜400
℃である。温度が100℃未満の場合には、−次Q1分
(メタフェース)の除去が充分に行なわれ難く、一方4
00℃を上回る場合には、脱水タール又はピッチの熱分
解によるガス発生や変質を生じる傾向が増大する。遠心
分離時の温度は、200〜860℃とすることがより好
ましい。
遠心分離機Onとしては、上記温度範囲内で操作可能な
各種形式の装置が使用可能である。遠心力は、通常50
0〜4000G程度であシ、2000〜8500Gとす
ることがより好ましい。遠心分離機011においてライ
ン(13から一次Q1分を除去された清澄液は、ライン
α9から熱処理装置0ηに送られ、引続き前記と同様の
熱処理、遠心分離及び洗浄処理に供される。
本発明によれば、以下の如き効果が奏される。
(1)溶媒を使用しないので、溶媒回収の為の大規模な
設備及び大量のエネルギーが不要となる。
(I) 高品質のメソカーボンマイクロビーズが得られ
る。
(II)Q1分を重質的に含有しない良質のピッチが併
せて得られる。
(IV) 連続操業が可能で、工業的に有用である。
実施例1 200℃以下の沸点留分を除去したコールタール(−次
Q1分2.θ%)を高温遠心分離し、清澄液(−次Q1
分トレース)を得た。遠心分離機としては、保有容積4
0gの横型遠心分離機を使用し、回転数800 Orp
m 、遠心力2280 G、温度200℃、処理量1 
””/hrの条件下に操作した。
清澄液を温度885℃、圧力8kg//cm2.Gの条
件下に14時間熱処理することにより、反応生成物(二
次01分2.7重量%)を収率75%で得た後、上記と
同様の第二の遠心分離機を使用して、回転数800 O
rpm 、遠心分2280G、温度270℃、処理量1
 ton/h、の条件下に再度遠心分離に供した。
分離された固形分をベンゼンで洗浄することにより、Q
I=95.8%、粒径5〜7μm1C/H=2.0の高
品質メンカーボンマイクロビーズを脱水タール基準によ
る収率2%で得た。
又、第二の遠心分離機で得られた清澄液は、軟化点89
.1 ’C1BI=24.2%、QI=)レースの軟ピ
ツチであり、その収率は、脱水コールタール基準で70
%であった。
実施例2 実施例1で使用したと同様のコールタールを実施例1と
同様にして高温遠心分離して得た清澄液を温度895℃
、圧力Bkg/Cm2・Gの条件下に16時間熱処理し
て、二次01分4.4重量%の反応生成物を収率78%
で得た。得られた熱処理反応生成物を実施例1と同様に
して再度遠心分離に供した0 ゛ 分離された固形分を実施例1と同様にして洗浄すること
により、QI=96.2%、粒径9〜12μmSC/H
=2.Qの高品質メソカーボンマイクロビーズを収率8
.4%(脱水タール基準)で得た。
又、第二の遠心分離機で得られた清澄液は、軟化点40
.1 ’C1BI=24.8%、QI=トレースの軟ピ
ツチであり、その収率は、72%(脱水タール基準)で
あった。
トである。
(1)はコールタールタンク、 (5)は脱水塔、 (111は第一の遠心分離機、Qη
は熱処理装置、clllは減圧蒸留装置、■は第二の遠
心分離機、 (至)は二次QI分取出しライン、 t311はQI分洗浄装置、 国は洗浄油供給ライン、
(至)はカーボンマイクロビーズ取出しライン、■は軟
ピツチ取出しライン。
(以上) +”、 i1′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■(1) コールタールを温度800〜600℃、圧力
    常圧〜20kg/cm2・Gの条件下に0.5〜50時
    間熱処理する工程、 (11)得られる熱処理反応生成物を150〜450℃
    で遠心分離することにより固形分と清澄液とを分離する
    工程、及び (lll)得られる固形分を洗浄する工程を備えたこと
    を特徴とするカーボン微粒子の製造方法。 ■(+) コールタールを100〜400℃で遠心分離
    することにより固形分と清澄液とを分離する工程、 (11) 得られる清澄液を温度800〜500℃、圧
    力常圧〜20kg/crrP−Gの条件下に0.5〜5
    0時間熱処理する工程、 (船 得られる熱処理反応生成物を150〜450℃で
    遠心分離することにより固形分と清澄液とを分離する工
    程、及び (IV) 得られる固形分を洗浄する工程を備えたこと
    を特徴とするカーボン微粒子の製造方法。
JP58161049A 1983-08-31 1983-08-31 カ−ボン微粒子の製造方法 Granted JPS6051612A (ja)

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JPH0127968B2 (ja) 1989-05-31

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