JPS6051238A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は便器に組合せ、人体の被洗浄部を洗浄する洗浄
手段と、洗浄後の被洗浄部を乾燥する乾燥手段および脱
臭手段を有する衛生洗浄装置に関する。

従来例の構成とその問題点 一般にこの種の衛生洗浄装置は第１図に示すように洋式
の便器１に組合わされ、便座２に内装し。

たヒータ３に通電して便座２を加温する手段と、使用者
の被洗浄部に洗浄水をノズル４より噴射して洗浄する洗
浄手段と、洗浄後の被洗浄部に温風を当てて乾燥する乾
燥手段と、さらに便器１内の臭気を吸い込み、脱臭剤に
通して脱臭する脱臭手段とを備えだ多機能となっている
。さらに具体的に説明すると、前記衛生洗浄装置は便所
に設備されたロータンク豫５の水を吸い込み、前記ノズ
ル４に反送するポンプ６と、前記ポンゾロとノズル４間
に設けられ洗浄水を温水化するヒータを備えた温水タン
ク７と、人体の被洗浄部を乾燥するだめの温風を発生ず
るモータ８、ファン、ヒータ（図示せず）よりなる乾燥
装置９と、便器１内の臭気を吸い込みファンおよびモー
タ（いずれも図示せず）ならびに脱臭剤タンク１０より
なる脱臭装置１１よりなっている。

ところで、このように多くの機能を有することから有用
ではあるが、特に乾燥手段と脱臭手段のためにそれぞれ
個々にモータならびにファンを装置しなければならなく
、装置全体が大型化し、寸だ製造コストの面、ならびに
消費電力なとの面から好ましくない。

一方、単に一つのファン装置をもって前記乾燥手段と脱
臭手段を兼ねさせることも考えられるが、一つの通風路
中にヒータと、比較的に通風抵抗の大きい脱臭剤を装置
することは動作」二に問題がある。すなわち、乾燥のた
めに温風を送り出すとき、その通風路中の脱臭剤が大き
な抵抗体となって温風を強く出すことができなく、送風
効率が低下し、それたけに大きな能力のモータを用いな
ければならなく、まだ、通風路中の通風が悪いことから
、通風路中のヒータが異常加熱して構成部月を焼損させ
るおそれがあり、その安全装置を付加しなければならな
かった。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題に留意し、一つのファン
装置を乾燥手段と脱臭手段に共用させ、装置を小型、筒
器化するとともに、ｊ〜かも乾燥手段と、脱臭手段の切
替ん１を、自動的に選択でき、共用による問題のない衛
生洗浄装置を提供することにある。

発明の構成 この目的を達成するだめに本発明は洗浄装置と脱臭装置
と乾燥装置を備えた衛生洗浄装置において、前記脱臭装
置の臭気吸引と乾燥装置の送風に供する一つのファン部
と、前記ファン部に連通し内部に脱臭部材を設けてなる
第１の通電と、前記ファン部に連通し内部にヒータを設
けた第２０風胴とを設け、０口記第１の風胴と、第２０
風胴を、前記ファン部に、前記洗浄装置の水回路に設け
／こ／リンダ装置と開閉弁上により操作さｔするダンパ
によって選択的に連通させる構成としたものである。′ この構成によれば、脱臭装置に心安とするファン部の要
素と、乾燥装置？′ｌに心安とする７７７部の要素を共
用して小型、Ｎｆｄ化ならびに経済１′１を高めること
かできるのみならず、加えて、乾燥モードと脱臭モード
の切換えを、自動的に選択できるものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第２図〜第１３図にもとづ溝説
明する。

第２図において、１４は便器、１５は暖房用のヒータ（
図示せず）を有する便座、１６は蓋、１７は便器１４の
後部に取付けられた１１に４＝洗浄装置本体である。前
記衛生洗浄装置本体１７は、第３図に示すように構成さ
れている。なおこの図面では外カバーを、省略している
。第３図において、１８はベース部材であシ、その上部
の−１１１１（図では右側）にロータンク（図示せず）
より水を吸い込むポンプ１９を設け、さらにこのポンプ
１９の吐出側に接続された後述するシリンダー装置を介
して接続された、電磁弁２０、およびその下流に設けら
れだヒータ（図示せず）を有する温水タンク２１、この
温水タンク２１に接続され、かつ、便器１４内に配置さ
れて洗浄水を噴出するノズル２２、さらに洗浄湯温、便
座温度等の調節操作部２３を設けている。なお、図中２
４は、便座１５」二に使用者が座ったときにその加重に
よって働き、後述のファン装置に通電するだめの始動ス
イッチである。

前記ベース部材１゛８の上部の他の一側（図では左側）
には、風胴構成部材２５と、第４図で示ずモータ２６お
よびファン２７と、乾燥つまみ２８、およびその電源の
操作部２９、洗浄水水勢調節部３０等を備えている。な
お、図中３１は、タイマーであり、使用者が、使用後に
便座１５より離れて始動スイッチ２４がオフとｔつだ後
に、前記モータ２６の駆動を一定時間維持するだめのも
のである。

前記風胴構成部材２５とモータ２６およびファン２７の
関係は、第４図のように構成されている。

すなわち、風胴構成部材２５は一端にファン室３２を有
するとともに、第１の風胴３３と第２の風胴３４を有し
ている。前記第１、第２の風胴３３．３４の一端の開口
部３５．３６は同一面に並んだ関係をもって、前記ファ
ン室３２に開に１し、他端の開口部３７．３８はベース
部材１日の中央部の縁に位置し、便器１内に向くように
なっている。

丑だ前記ファン室３２の前記風胴３Ｇ、３４の開口部３
５．３６と直交する面板（本実施例においては上面板）
には、前記各開口部３５．３６の延長上で、かつ各開口
部３５．３６とほぼ等しい形状の開口部３９．４０を形
成している（第５図参照） 〆 前記ファン室３２内にはモータ２６およびこのモータ２
６に直結されたシロッコ型のノアン２７が装置されてい
る。壕だ、風胴３３．３４の開口部３５．３６には、ダ
ンパー４１が設けられている。このダンパー４１は、第
１０図で示すようにヤ軸４２に第１のダンパー板４３と
、第２のダンパー板４４を、軸方向に並設して形成して
いる。前記第１のダンパー板４３と第２のダンパー板４
４の関係は互に直交する面上に突出している。そして、
第１のダンパー４３は軸４２の一１ｌｌ！Ｉに突出した
形状であり、第２のダンパー板４４は、軸４２０両側に
突出した一対の板片４４ａ、４４ｂよりなっている。こ
れらの第１のダンパー板４３および第２のダンパー板４
４の板片４４ａ１４４ｂは、それぞれ、風胴３３．３４
の開口部３５．３６お大び、ファン室３２部の開口部３
９．４０を個々に閉塞づ１形状としている。また、前記
第２のダンパー板４４の一方の板片４４１）の先端には
、後述するスイッチを作動させるだめの作動片４５を突
設しており、同板片４４ｂの中央部には、後述するシリ
ンダ装置と、連結するだめの連結片４７を突設している
。前記ダンパー４１は、第６図および第７図に示すよう
にファン室３２の開口部３９．４０と風胴３３．３４の
開口部３５．３６の接合線上に軸４２を沿わせて枢着し
ている。したがって第１のダンパー板４３は第１の風胴
３３の開口部３５とファン室３２の第１の開口３９を開
閉する関係にあり、第２のダンパー板４４の第１の板片
４４ａは第２の風胴３４の開口部３６を開閉し１、第２
の板片４４ｂは７ア／室３２鴫２の開１−１部４０を開
閉する関係をもつ。さらに前記第２の板片４４ｂはｌ′
ｉ１１記ファン室３２の第２の開］−１部４０を閉じた
とき、その端部に突出する作動片４５が前記開口部４０
の口縁部に設けた乾燥用ヒータのスイッチ４６を押圧し
てスイッチオンさぜる関係をもっている。

前記第２の板片４４ｂの中央に突設しＣいる連結片４７
は第８図および第９図に示すように、連結部材４８を介
して、シリンダ装置５ｏの、突出部材４９に連結されて
いる。前記、シリンダ装置５゜の−側には、前記ポンプ
１９の吐出側の、水回路的に接続可能な第１の連水部６
１と、その下流においてノズル２２、および温水タンク
２１の水路的に接続されている電磁弁２ｏの入水側の水
回路に接続可能な第２の連水部８２．！：を一体に有す
る蓄体１２が設けられており、シリンダ本体６ｏの一側
６３にＱ　ＩＪソング４等で密閉して連結している。

又前記突出部材４９は、前記シリンダ本体６ｏ内におい
て、その−側６９に、０リング６５を装着して設けられ
ており、シリンダ本体６ｏの内面６６から水もれかない
ようシールしている。もちろん水圧によって、摺動可能
なようにｔｉＩ）成している。

６７は、コイルスプリングであり、シリンダ本体６０に
内圧が加わっていない時は、第８図に示すように、突出
部材４９が、シリンダ本体６０の内部に、収納される力
が働くように設けられており、なおかつ前記、突出部材
４９に、連結された連結部材４８を介して連結されてい
るダンパー４１の板片４４ｂを垂直状態つまり、前述の
第２の風胴３４の開口部４０を、開成するよゲに構成さ
れている。第８図および第９図に示す６８は、前記、ダ
ンパー４１の板片４４ｂの端部に設けられている重量物
からなるおもりであり、＠記シリンダ装置５０の、災、
出部材４９が、突出しだ時、ダンパー４１の板片４４ｂ
が、前述の風胴３４の、開Ｌ」部４０を閉成させた時、
その端部に突出する作動片４５が、前記開口部４０の口
縁部に設けた乾燥用ヒータのスイッチ４６を強く押圧し
て、確実に、スイッチオンさせるためのものである。

前記第１０風胴３３の一部には、脱臭剤装填（第５図図
示）５５を形成してあり、活性炭などの脱臭剤を充填し
た脱臭剤カートリッジ５６を前記脱臭剤装填口５５よシ
挿入している（第１３図図示）。第２の風胴３４には温
風を発生させるためにヒータ５７を内装している（第１
２図図示）。

したがって第１の風胴３３は脱臭用の風胴として働き、
第２０風胴３４は乾燥用の風胴として働く。

なおこれら風胴構成は、ポリプロピレン等の合成樹脂に
よって一体成形されている。

つぎに上記構成の衛生洗浄装置について動作を説明する
。

使用者が、便座１５上に座ると、始動スイッチ２４が加
重によりオンとなり、モータ２６に通電され、ファン２
７が回転し、後で詳しく述へるように脱臭動作する。な
お便座１５のヒータは予め通電によシ発熱している。使
用者が、用便を済めば、適宜、洗浄水水勢調節部３０を
操作することにより、ポンプ１９が運転され、ノズル２
２よす、加温された洗浄水を噴出し、使用者の被洗浄部
を洗浄する。前記洗浄が終ると、乾燥つ丑み２８を、操
作し、温風を、開口部３８より噴出して、被洗浄部の乾
燥を行う。乾燥動作は、一定時間、タイマー３１の働き
により動作した後オフとなる。使用者が便座１５より離
れると始動スイッチ２４がオフとなるがタイマー３１の
働きにより一定時間脱臭動作が行われたのち、その電源
相４．１ノとなる。

先にも述べたように、この実施例は、一つのモータ２６
、およびファン２７を、脱臭と乾燥のために、共用する
ものにおいて、その風胴の切換手段に、特徴がある。こ
の装置は、風胴溝成部月２５の一端にファン室３２があ
り、脱臭カートリッジ５６などの、脱臭部材を備えた第
１の風胴３３と、ヒータ５７を、備えた、第２の風胴３
４の一端の開口部３５．３６が、前記ファン室３２に対
し一つの面上に並び、そしてファン室３２部に設けた前
記開口部３５．３６に個々に対応する開１」部３９．４
０が設けられ、そしてこれらの開口部が第１１図に示す
ような、洗浄装置の水回路に設けられ／こ、電磁弁２０
と、ポンプ１９の動作により、シリ゛−・グ装置５０が
働きダンパー４１の回転によって開閉制御される−こと
により第１の風胴３３と第２の風胴３４がファン室３２
に、選択的に連結され、脱臭と乾燥の動作が自動的に選
ばれる。

すなわち、第８図に示すように、７リンダ装置５０のス
プリング６７の圧縮力より、シリンダ本体６０内に加わ
る水圧の方が弱い時いわゆるポンプ１９が働いていない
時、及びポンプ１９が働いていても電磁弁２０が開放さ
れている時においては、第１のダンパー板４３は、第１
の風胴３３の開口部３５を開き、これに対応したところ
のファン室３２の第１の開口３９を閉じる。一方、ダン
パー４１の第２のダンパー板４４のうち、板片４４ａは
、第２の風胴３４の開口部３６を閉じ、まだこれに対応
するところのファン室３２の開１」部４０は、板片４４
ｂによって閉じられていない。そして板片４４ｔ）の作
動片４５は、スイッチ４６より離れているので、第２の
風胴３４の中のヒータ５７は、発熱しない。したがって
、この第８図および第７図の状態においては、ファン２
７に対しては、第１の風胴３３のみが連結され、ファ／
２７の回転によって、便器１４内の臭気は、開口部３７
より吸い込まれ、脱臭剤を通るときに、脱臭されて、フ
ァン室３２の開口部３９より放出される。そして第２の
風胴３４は全く機能していない。すなわち脱臭機能のみ
の状態となる。

つぎに、第９図のように、シリンダ装置５０の、スプリ
ング６７の圧縮力より、シリンダ本体６０内に、加わる
圧力が強い時、いわゆるポンプ１９が働いてかつ電磁弁
２０が閉じている時においては、第１のダンパー板４３
は、第１の風胴３３の開口部３５を閉じ第２のダンパー
板４４の板片１４ａは、第２の風胴３４の開口部３６を
開き、板片４４ｂはファン室３２の開口４０を閉じる。

そして作動片４５は、スイッチ４６を、押圧してオンと
なし、第２の風胴３４内のヒータ５７に通電し、前記ヒ
ータ５７を発熱させる。したがってファン２７には第２
の風胴３４のみが連結され第１の風胴３３は全く機能し
ない。そしてファン２７０回転によシ外気をファン室３
２の開口３９より吸い込み、これを第２の風胴３３に圧
送し、ヒータ５７にて温風化してこれを開口部３８より
噴出し、人体の被洗浄部に吹きつけて洗浄後の乾燥を行
わせる。前記第２の風胴３４内のヒータ５７は、前記乾
燥操作つまみ２日を、操作しまた時のみ通電し、すなわ
ち、第２の風胴３４に通風があっプζ時のみ発熱する。

このことは、脱臭モードのときで、第２の風胴３４に通
風がないときに発熱して異常加熱による焼損の事故をな
くすものであシ、非常に安全なものになる。丑だ前記乾
燥モードのとき、第１の風胴３３は、遮断されているこ
とから、脱臭カートリッジ５６は、前記第、２の風胴３
４の通風に関係なく、すなわち脱臭カートリッジ５６に
よる送風効率低下という問題は全くない。

又前述のように洗浄装置の水回路に設けた電磁弁２０の
開閉によって前記シリンダ装置５０の伸縮によりダンパ
４１を回動制御ができる。このため、手動で、ダンパ４
１をその都度９ノ換えることなく、電気的に、脱臭およ
び乾燥モードが得られることができるので、電気回路等
との組合わせにより、自動化が図れる等の効果がある。

なお上記実施例においては、ポンプ１９により水を供給
するいわゆるポンプ式の衛生洗浄装置について説明しだ
が、本発明は、これに限らず、ポンプを供しないいわゆ
る水道直結式の衛生洗浄装置についても、同等である。

発明の効果 以上実施例でも説明したように、本発明は、一つのファ
ンを、脱臭と乾燥に共用させるものにおいて、洗浄装置
の水回路に設けた開閉弁の開閉によシ、シリンダ装置を
伸縮をさせ、それにより、一つのダンパーを操作し、脱
臭モードと、乾燥モードを、選択ができるので、使い勝
ってか非常に良く、しかも装置の小型化、低コスト化に
寄与できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の衛生洗浄装置の斜視図、第２図は本発
明の一実施例の衛生洗浄装置の外観斜視図、第３図は同
主要部の構成を示す斜視図、第４図は同装置の脱臭機能
部および乾燥機能部の構成を示す断面図、第５図は同風
胴構成部Ｈの斜視図、第６図、第７図、第１２図、第１
３図は同風胴構成部材と、関連部品の関係を示す説明図
、第８図、第９図は同装置のシリンダ装置部とダンパ部
材との関連を示す断面図、第１０図は風胴の切換えを行
うダンパーの斜視図、第１１図は本発明の一実施例にお
ける衛生洗浄装置の水回路図である。 １４−便器、１５−便座、１７−衛生洗浄装置本体、１
８−ベース部材、１９−ポンプ、２２−ノズル、２５−
風胴構成部材、２６−モータ、２７−ファン、２８−乾
燥つ捷み、３２−ファン室、３３−第１の風胴、３４−
第？の風胴、３５，３６−開口部、３７．３８−開口部
、３９．４ｏ−開口部、４１−ダンパー、４２−軸、４
３−第１のダンパー板、４４−第２のダンパー板、４ｓ
−作動片、４６−スイツチ、４７一連結片、４８一連結
部材、４９−突出部材１，５０−７リング装置、５５−
脱臭剤装填口、５６〜脱臭剤カートリッジ、５７−ヒー
タ、６０−シリンダ本体、６１−第１の進水部、６２−
第２の進水部、６３−開放部、６４．６５−０リング、
６６−内面、６フーコイルスプリング、６８−おもり、
６９−外が〈。 −） 区　神 寸 揶

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄水を噴出する洗浄装置と、臭気を吸引しで、脱臭す
   る脱臭装置と、温風を噴出する乾燥装置と、前記脱臭装
   置の吸引と乾燥装置の送風とに共用する一つのファン部
   と、前記ファン部に連通し内部に脱臭部材を設けてなる
   第１０風胴と、前記ファン部に連通し内部にヒータを設
   けた第２の風胴とを備え、前記第１０風胴と、第２の風
   胴は、前記ファン部に、前記洗浄装置の水回路に設けた
   、シリンダ装置と開閉弁とにより、操作されるダンパの
   切換により選択的に連結する構成とした衛生洗浄装置。