JP2556295Y2 - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2556295Y2
JP2556295Y2 JP1992015056U JP1505692U JP2556295Y2 JP 2556295 Y2 JP2556295 Y2 JP 2556295Y2 JP 1992015056 U JP1992015056 U JP 1992015056U JP 1505692 U JP1505692 U JP 1505692U JP 2556295 Y2 JP2556295 Y2 JP 2556295Y2
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toilet
fan
duct
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heater
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JP1992015056U
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Inventor
育哉 井戸田
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシャワートイレの温風乾
燥に使用されるファンとヒータを脱臭時にも利用しよう
とする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から便器内の臭気を脱臭装置を介し
て清浄化して排出する技術は公知となっているのであ
る。例えば、特開昭58−160450号公報や、実公
平1−37021号公報や、実開平2−132779号
公報に記載の技術の如くである。特開昭58−1604
50号公報に記載の技術においては、風洞内に便器側か
ら、ヒータ、フアン(正転、逆転可能)、脱臭剤を配置
した衛生洗浄装置の脱臭装置が開示されている。実公平
1−37021号公報に記載の技術においては、吸い込
み口と吹き出し口を便器内に開口して、ダクトにて連通
し、該ダクト途中に吸入口と排出口を便器外に開口し
て、該開口部のそれぞれにダンパーを配置し、前記ダク
ト内には脱臭剤とファンとヒータを順次配置し、用便時
には排出口のダンパーを開いて、吹き出し口を閉鎖し、
便器内の臭気を脱臭して便器外に排出するようにし、洗
浄後には吸入口を開いて吸い込み口を閉じ、排出口を閉
じて、温風を局部に吹き出すように構成していたのであ
る。実開平2−132779号公報に記載の技術におい
ては、吸い込み口を便器内に開口し、吹き出し口を便器
外の足下側に開口し、吸い込み口と吹き出し口をダクト
にて連通し、該ダクト内にファンとヒータを配置し、該
ダクト内へオゾン発生装置を臨ませて、排気時に臭気を
除いて温風を足下に送っていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、特開昭58−
160450号公報に記載の技術においては、足元暖房
の技術が開示されておらず、脱臭後の風はそのまま側方
に吐出していたのである。故に、脱臭及び足元暖房に共
用するヒータの構成が無かったのである。また、実公平
1−37021号公報に記載の技術においては、ダクト
途中に二つの開口部を設けてそれぞれにダンパーを設け
るので、ダンパーの開閉操作が面倒であり、ダクトの構
成が複雑となり、温度検知手段がダクト内に配置されて
いるので、続いてトイレを使用した場合に正確な室温が
検出できなくなり、ヒータが熱過ぎるようになることが
あるのである。実開平2−132779号公報に記載の
技術においては、夏季において、温風が足下に排出され
ることになっているので熱くて不快となり、また、該従
来技術においては、足元暖房と温風乾燥の両方に兼用可
能としたヒータの技術が開示されておらず、温風乾燥を
行う場合には別にファンを設ける必要があったのであ
る。そこで本考案は、脱臭及び足元暖房に共用するヒー
タにより、室温等を考慮して適切な温度で、かつ簡単な
構成で、足下の暖房と局部の温風乾燥をできるようにし
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような問題
点を解消するために、次の如く構成したものである。シ
ャワートイレの便器内と便器外とを連通するダクトを設
け、該ダクト内に便器内側から、温風乾燥と足元暖房に
共用するヒータ、ファン、脱臭装置と順次配置し、前記
ファンを温風乾燥時と、脱臭及び足元暖房時に正逆転切
換可能に構成したものである。または、前記ダクト内に
便器内側からヒータ、ファンの羽根、脱臭装置、ファン
のモーターと順次配置し、該ファンを正逆転切換可能に
構成したものである。
【0005】
【作用】用便時にはファンを正転して、便器内の臭気を
ダクト内へ導き、脱臭装置にて脱臭して便器外へ排出
し、このとき室温が低いとヒータを作動させて足下へ温
風を送るようにし、洗浄後に乾燥するときには、ファン
を逆転させてヒータを作動させて温風乾燥を行うのであ
る。
【0006】
【実施例】本考案の解決すべき課題及び解決する手段は
以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例につ
いて説明する。図1は本考案の脱臭装置を具備した洋風
便器斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面
図、図4は本考案の脱臭機構を示す正面図一部断面図で
ある。
【0007】図1、図2、図3において全体構成から説
明する。便器1の前部に鉢部1aを形成し、該鉢部1a
上に後部を中心に回動可能に便座2と便蓋3が設けられ
ている。前記、便器1後部上にロータンク4が固設さ
れ、該ロータンク4側面に洗浄ハンドル5が配置されて
いる。該洗浄ハンドル5を回動するとロータンク4内の
フロート弁が開けられて、ロータンク4内の水が鉢部1
a内へ流れて排出されるのである。そして、該ロータン
ク4内には、給水管10と接続されたボールタップと浮
き(図示せず)等が内装され、ロータンク4内の水が排
出されると浮きが下がってバルブを開き給水できるよう
にし、一定量の水がロータンク4内に溜まるとボールタ
ップにより給水を停止すべく構成している。
【0008】また、前記便座2、便蓋3はロータンク4
前下部に設けた取付ケース6に枢支され、該取付ケース
6一側に操作ボックス6aが配設されている。該操作ボ
ックス6a上におしり洗浄スイッチ20やビデ洗浄スイ
ッチ21、温風乾燥スイッチ22、停止スイッチ23、
圧力調整ダイヤル24、温度調節スイッチ等が配設され
ている。操作ボックス6a内にコントローラ19が内装
され、前記スイッチとコントローラ19が接続されて、
バルブやポンプ、後述するファン13等を制御し、取付
ケース6中央に洗浄ノズル9が出退可能に配置され、こ
の出退させるモーターも前記コントローラ19と接続さ
れ、該取付ケース6中央から他側側方にダクト11が内
装されて、便器内と外を連通している。
【0009】該ダクト11は図4に示すように、一側端
を便器1外側で便器前側の足下部に向かって外開口部1
1aを設け、ダクト11の他側端は取付ケース6中央で
便器1内に内開口部11bを設け、該ダクト11の中途
部で外側に開口部11cを開口し、該開口部11cにダ
ンパ15を配設して、モーター15aを作動させること
により、開口部11cを開閉可能としている。そして、
該ダクト11内にはヒータ12、ファン13、脱臭装置
14、温度センサー17と順次配置して内装されてい
る。ダクト外に室内の温度を検知する温度センサー16
が配置され、前記ファン13を作動させるモーター13
aは正逆転可能であり、脱臭装置14は活性炭やオゾン
や光等を利用して脱臭するものである。該ヒータ12、
ファン13のモーター13a、温度センサー16・17
及び前記ダンパ15のモーター15a、人体検知センサ
ー25(や電気で作動させる場合の脱臭装置14)が前
記コントローラ19と接続されている。
【0010】また、脱臭装置14の位置は図5に示すよ
うに、ファン13の羽根13bとモーター13aの間に
設けることも可能であり、この場合臭気に含まれている
アンモニアガス等が除去されてモーター13a・15a
の劣化を防止することができる。また、脱臭装置14を
再生するときにはヒータに近いために再生効率も高くな
り、温風を足下に送るときには使用直後であっても、臭
いがなくしかもダンパー15による風力調整もできるの
である。
【0011】このような構成において、用便するために
人が近付くと人体検知センサー25から信号がコントロ
ーラ19に送られて、ダンパー15が開口部11cを閉
じるように作動してファン13を作動させ、鉢部1a内
の臭気を内開口部11bより吸引して、脱臭装置14に
て悪臭を除去して、矢印Aのごとく外開口部11aより
便器1外へ排出するのである。この時、温度センサー1
6にて室温が低いとヒータ12を作動して温かい風を足
下に送るようにし、室温が高いと風のみで、ファンの回
転数を上げて涼しくして快適なものとなるようにし、そ
の温度は熱過ぎないように温度センサー17にて検知し
ている。
【0012】そして、用便後に洗浄スイッチ20(2
1)を押して洗浄ノズル9による洗浄を行った後に、温
風乾燥スイッチ22を押すと、ファン13が逆転されて
ヒータ12が作動され、ダンパ15が脱臭装置14側へ
回動して閉じ、開口部11cを開いて外気を吸引して内
開口部11bより、矢印Bの如く吹き出すのである。こ
の温風の強さはファン13の回転数を制御することによ
っても、前記ダンパ15の角度を調節することによって
も可能である。乾燥が終わって停止スイッチ23を押
し、便器洗浄をすれば終了であるが、前記脱臭装置14
が熱により再生可能な場合には、人体検知センサー25
がOFFとなってから、或いは、使用した回数をカウン
トして一定の割合で、人がいないときに、開口部11c
を閉じてヒータ12の温度を高くしてファン13を作動
させて熱風を脱臭装置14に送って再生するように構成
することもできるものである。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1の如く構成し
たので、脱臭及び足元暖房時と、温風乾燥時にはファン
を正転と逆転を切り換えるだけなので、脱臭と足元暖房
と温風乾燥の3用途が一つのファンで済み、ファンやヒ
ータを収納するダクトの構成も簡単にでき、コスト低減
化を図ることができたのである。 また、ヒータを、足元
暖房用と温風乾燥用に兼用しているので、足元暖房と温
風乾燥の為に別々にヒータを配置する必要がなく、コス
ト低減を図ることが出来たのである。 また、脱臭時に
は、該送風により足下を温めたりすることもできるので
ある。
【0014】請求項2の如く構成したので、脱臭時には
臭気に含まれるアンモニアガス等は脱臭装置により除か
れ、例えば活性炭等の吸着剤ならば吸着され、オゾン等
であれば分解され、きれいな空気がモーターに当たるよ
うになり、モーターの腐食を防止することができるよう
になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の脱臭装置を具備した洋風便器斜視図で
ある。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】本考案の脱臭機構を示す正面図一部断面図であ
る。
【図5】脱臭機構の他の実施例を示す正面図一部断面図
である。
【符号の説明】
1 便器 11 ダクト 12 ヒータ 13 ファン 13a モーター 14 脱臭装置

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャワートイレの便器内と便器外とを連
    通するダクトを設け、該ダクト内に便器内側から、温風
    乾燥と足元暖房に共用するヒータ、ファン、脱臭装置と
    順次配置し、前記ファンを温風乾燥時と、脱臭及び足元
    暖房時に正逆転切換可能に構成したことを特徴とする脱
    臭装置。
  2. 【請求項2】 シャワートイレの便器内と便器外とを連
    通するダクトを設け、該ダクト内に便器内側からヒー
    タ、ファンの羽根、脱臭装置、ファンのモーターと順次
    配置し、該ファンを正逆転切換可能に構成したことを特
    徴とする脱臭装置。
JP1992015056U 1992-03-23 1992-03-23 脱臭装置 Expired - Lifetime JP2556295Y2 (ja)

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JPH0577377U JPH0577377U (ja) 1993-10-22
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JP2020020233A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 Toto株式会社 衛生洗浄装置
JP2020029754A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 Toto株式会社 衛生洗浄装置

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JPS58160450A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 松下電器産業株式会社 衛生洗浄装置

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