JP2754421B2 - 脱臭装置およびこの脱臭装置を搭載したトイレ装置 - Google Patents

脱臭装置およびこの脱臭装置を搭載したトイレ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、脱臭剤に吸着して臭気を除去する脱臭装
置、およびこの脱臭装置を搭載したトイレ装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来のこの種の脱臭装置を搭載したトイレ装置につい
て、実開昭63−14672号公報を例として第3図および第
4図により説明する。
第3図は、従来のトイレ装置を搭載したトイレ装置の
斜視図、第4図は、模型的に示した脱臭装置の断面図で
ある。
第3図,第4図において、脱臭装置は、便器1の内部
後方に吸入口2を設けたダクト3と接続した。電動機4
で駆動される送風機5と、送風機5の吐出口に設けた、
活性炭等の脱臭剤6を充填した脱臭室7と、第3図に示
すように脱臭室7に接続するトイレ室内に開口する排出
口8とから構成される。
上記のように構成された脱臭装置の動作を説明する。
送風機5を駆動すると、吸込口2から排便時の臭気を含
んだ空気を吸引し、脱臭剤6で吸着除去して、排出口8
から無臭にして排出する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の構成では、活性炭等の脱臭剤6
は、悪臭成分を吸着して貯留する容量は有限なので、あ
る程度吸着貯留すると交換する必要があり、そのまま使
用を続けると、脱臭効果がないのみならず、トイレ内の
温度が上ると、逆に吸着成分を放出するため、不快な悪
臭が増加するという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するもので、脱臭剤の交換
なしで半永久的に脱臭効果を発揮する脱臭装置およびそ
の脱臭装置を搭載した保守の楽なトイレ装置を提供する
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、本発明は、脱臭室の上流
に加熱器を設け、脱臭剤から発生する高濃度臭気成分
を、混合室において、給水源より導かれた水で洗浄して
無臭とする一方、脱臭剤を加熱して再活性化するもので
ある。
(作用) 上記の構成によって、脱臭剤が臭気成分を吸着して飽
和した段階で脱臭剤を加熱し、臭気成分を放出させる。
脱臭剤が放出した高濃度臭気成分は、洗浄室で給水源か
ら導いた水で洗浄除去され、無臭の空気となり、排出さ
れる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図および第2図により説明す
る。
第1図および第2図は、本発明による脱臭装置を備え
たトイレ装置の斜視図およびその構成図である。
まず、トイレ装置について説明すると、第1図におい
て、トイレ装置の本体9は、便器1の後方上面に載置さ
れ、これに便座10および便蓋11が回動自在に取り付けら
れている。便器1の後方には、洗浄用水を貯える水タン
ク12が配置され、使用後、排水レバー13を操作すると、
水タンク12の水が便器1を洗浄する。水タンク12が空に
なると水道水が供給されボールタップ(図示せず)で制
御されて満たされる。
次に、トイレ装置内に設けられている温水洗浄装置に
ついて説明する。
第2図において、温水洗浄装置は、上記の水タンク12
の底に配置された取水口14と給水ホース15で接続され
た、電動機16で駆動されるポンプ17と、上記のポンプ17
で供給された水を、温度制御器(図示せず)で制御され
る、加熱器18で温度40℃の温水にして貯える密閉された
温水タンク19と、上記の温水タンク19に配管20で接続さ
れた、常時はノズルシリンダ21に収納され使用時に所定
位置まで延びる洗浄ノズル22とから構成される。このよ
うに構成された温水洗浄装置は、水タンク12の取水口14
からポンプ17で取水し満たされた温水タンク19は温度制
御器(図示せず)で制御された加熱器18により約40℃に
温められ貯えられる。
使用に当って、電動機16に通電しポンプ17を運転する
と、温水タンク19の温水を配管20を通って、洗浄ノズル
22の方に押し出す。洗浄ノズル22は、水圧を受けてノズ
ルシリンダ21から突出し、洗浄ノズル22の先端に設けた
噴出穴から温水を噴出する。
次に、本発明による脱臭装置について、第2図により
説明する。本実施例が第4図に示した従来例と異なる点
は、脱臭室7の風上に脱臭剤6(図示せず)に飽和近く
吸着した臭気成分を放出させるための加熱器23を設けた
点と、排出口8の手前に配置した切換えダンパ24と、ダ
クト25で接続される洗浄脱臭室26を設けた点と、上記の
温水タンク19と洗浄ノズル22を結ぶ配管20の中間に切換
弁27を設け上記の洗浄脱臭室26に温水を供給する配管28
を設けた点と、洗浄脱臭室26で無臭となった空気と洗浄
済みの温水の排出口29を便器1の後方に設けた点と、操
作部30に、上述の温水洗浄装置用の洗浄スイッチ30aの
他に脱臭装置用の再活性スイッチ30bを設けた点であ
る。その他の構成部品は、従来例と変らないので、同一
符号を付して説明を省略する。
上記のように構成されたトイレ装置の動作を説明す
る。まず、排便時に便座10に座ると、検出装置(図示せ
ず)が作動して送風機5が回転し、吸込口2から便器1
内の臭気を矢印A方向のように吸い込み脱臭室7で吸着
し、本体9側面の排出口8から排出する。排便が終わり
洗浄スイッチ30aを操作すると、ポンプ17と電動機16と
切換弁27に同時に通電され、切換弁27が洗浄ノズル22側
に切り換わり洗浄ノズル22から温水を噴出する。使用後
立ち上がると、送風機5が止まる。使用を続けると、活
性炭等の脱臭剤6の脱臭能力は、一定時間後に飽和し、
低下する。この時点で、再活性スイッチ30bを操作する
と、ポンプ17の電動機16と切換弁27に通電され、水路切
換弁27が洗浄脱臭室26側に切り換わり温水が、洗浄脱臭
室26に供給されると同時に、切換ダンパ24が作動して、
排出口8からダクト25側へ切り換えられ、さらに、脱臭
室7上流の加熱器23と送風機5の電動機4にも通電され
る。加熱器23で加熱され、脱臭剤6から放出された高濃
度の臭気成分は、矢印B方向のようにダクト25を通り、
洗浄脱臭室26に導かれる。洗浄脱臭室26では、高濃度臭
気成分は温水で洗浄され、無臭の空気となって、廃水と
共に排出口29から便器1の中に排出される。一定時間
後、再活性スイッチ30bを切れば再生が終了する。
なお、本実施例では、脱臭動作は、便座10に設けた検
出装置(図示せず)で自動的に行ったが、操作部30に脱
臭用手動スイッチを設ければ、連続して脱臭することも
可能となる。また、再活性スイッチ30bに、タイマ機能
を付加して設定時間だけ作動させることも可能である。
また、脱臭剤6の再生動作は、温水洗浄後の乾燥手段
(図示しない)と組み合せることも可能である。
また、脱臭装置は、トイレ装置に搭載した場合を述べ
たが、トイレ室内全体の脱臭装置、空気清浄機のような
室内の脱臭装置等としても応用することができる。
以上のように、本実施例によれば、脱臭剤6を繰り返
し活性化できるので、長期にわたって脱臭効果を発揮す
ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、脱臭剤を繰り
返し活性化できるので、半永久的に脱臭ができる。脱臭
剤交換作業が不要な脱臭装置が得られる。また、これを
トイレ装置に装備すれば、悪臭のしない保守に手間が掛
らないトイレ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による脱臭装置を搭載したトイレ装置の
外観を示す斜視図、第2図はその内部構成図、第3図は
従来の脱臭装置を搭載したトイレ装置の外観を示す斜視
図、第4図は同脱臭装置内部構成を示す断面図である。 1…便器、2…吸込口、3,25…ダクト、4,16…電動機、
5…送風機、6…脱臭剤、7…脱臭室、8,29…排出口、
9…トイレ装置の本体、10…便座、11…便蓋、12…水タ
ンク、13…排水レバー、14…取水口、15…給水ホース、
17…ポンプ、18,23…加熱器、19…温水タンク、20,28…
配管、21…ノズルシリンダ、22…洗浄ノズル、24…切換
えダンパ、26…洗浄脱臭室、27…切換弁、30…操作部、
30a…洗浄スイッチ、30b…再活性スイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口と、排出口を接続するダクトの間
    に、送風機と、脱臭剤を充填した脱臭室を配置した脱臭
    装置において、上記脱臭室の上流に設けた加熱器と、脱
    臭剤が放出した高濃度臭気成分を、給水源より導かれる
    水で洗浄する洗浄脱臭室とを設け、脱臭剤を再生するこ
    とを特徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】便器の上面に載置し、便座および便蓋を回
    動自在に取り付けてなる本体の中に請求項(1)記載の
    脱臭装置を内蔵したことを特徴とするトイレ装置。
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