JPS6051100B2 - 電子写真複写機 - Google Patents

電子写真複写機

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JPS6051100B2
JPS6051100B2 JP55020728A JP2072880A JPS6051100B2 JP S6051100 B2 JPS6051100 B2 JP S6051100B2 JP 55020728 A JP55020728 A JP 55020728A JP 2072880 A JP2072880 A JP 2072880A JP S6051100 B2 JPS6051100 B2 JP S6051100B2
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JP
Japan
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motor
photosensitive drum
driving
original
charger
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JP55020728A
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駿作 島津
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6051100B2 publication Critical patent/JPS6051100B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/75Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
    • G03G15/757Drive mechanisms for photosensitive medium, e.g. gears

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電転写式の電子写真複写機に関するものであ
る。
従来、セレン等の光導電体を感光体として使用し、この
感光体に高電圧を印加して表面を一様に帯電させた後に
、原稿からの反射光にて露光し、静電潜像を形成せしめ
、トナーと称せられる現像剤によつて現像し、それを紙
に転写した後に加熱定着するようなプロセスを持つた静
電転写式電子写真複写機に於いて、感光体の回転または
移動、原稿に照射する露光用の光源の移動または原稿の
移動、紙の搬送(供給も含む)、機内の冷却・吸−塵の
ために従来は交流電圧で動作する交流モータを使用し、
かつ、それらの制御に交流のソレノイドやリレーを使用
しているが、この方式に於いては次に述べる様な問題を
有している。
(1)複写機に於いて、一般に前記のような各部を。
駆動させる主モータ、冷却用ファンモータ等は機内の各
所に配置されている為、交流入力線の引き廻しが必要と
なるが、この場合、配線の各部の絶縁や、分岐点に於い
て細かい配慮が必要となり、作業性が悪化し易い。(2
) 最近の複写機にあつては、マイクロコンピュータに
て制御される傾向にあるが、その場合、マイクロコンピ
ユータヘの入出力の信号線と交流入力線が近接する確度
が高くなり、交流入力線に重畳している外来ノイズが信
号線に誘導されてマイクロコンピュータの誤動作を生じ
易くなる。
(3)通常、各負荷、例えば駆動用モータ等にあつては
、モータが機械的にロック状態となり、これによつて過
電流が流れたり、または負荷の故障によりショート不良
が発生した場合にはヒューズやサーキツトブレー力等で
保護はされるが、負荷の発煙、発火のみならず、配線の
交流入力線の焼損を誘発する確度が高くなり、装置の破
損個所が全域に及ぶ場合にある。
本発明は所要の負荷を直流で駆動せしめて、交流入力線
の機内配線を極力少なくすることにより、前述の問題を
解決したものである。
以下、本発明を図示の実施例にもとづいて説明する。
第1図において、複写機本体11のほぼ中央に電子写真
感光体層を有する円筒状の電子写真感光体すなわち感光
ドラム12が回転可能に軸支されている。
この感光ドラム12の周辺部には、帯電器13、露光ス
リット14、現像装置15、転写用帯電器16、紙除電
用帯電器17、感光体除電用帯電器(またはランプ)1
8、およびクリーナー19が、その順に配置されている
。前記帯電器13は感光ドラム12上に均一に与える働
きをする。
この帯電器13の帯電線には、感光ドラム12の感光体
としてセレンを用いる場合にはプラスの極性の5〜6K
V程度の高電圧が印加され、帯電線からのコロナ放電の
結果、感光ドラム12が矢印20の方向に回転するにつ
れて感光ドラム12の表面は均一に帯電される。原稿2
4の反射光は鏡25,26,27,28,29,30お
よびレンズ31を通して露光スリット14から感光ドラ
ム12に投影される。固定された原稿24の反射光は移
動する鏡25と26,27による光学的走査装置により
、回転する感光ドラム12上に次々と投影される。従つ
て、感光ドラム12の表面には原稿24に対応した静電
潜像が形成される。
現像装置15は非磁性体製の回転スリーブ32の内部に
永久磁石33による固定磁極群を設けた磁石ロールによ
り構成されている。
トナーとキャリアよりなる現像剤は回転スリーブ32の
回転につれて永久磁石33の磁力により持ち上げられる
結果、磁気ブラシを形成し、感光ドラム12の表面を軽
く摺擦する。
この結果、感光ドラム12上の静電潜像は現像され、ト
ナー画像として可視像化される。なお、現像装置15の
上部にはトナー補給装置34が設けられており、感光ド
ラム12にトナー画像として付着して減少したトナーを
順次補給できるようになつている。転写装置は、転写帯
電器16と紙除電帯電器17および、感光ドラム12と
転写帯電器16との間隙に複写紙を送り込むためのロー
ラ35を含めて構成されている。この転写装置へは、そ
れに隣接した給紙ローラ40a,40bおよび、それら
を回転させるモータを含めてなる複写紙供給装置40か
ら、所要サイズの複写紙が1枚づつ送り込まれる。前記
現像装置15により現像されたトナー画像を有する感光
ドラム12が回転するにつれて転写帯電器16の位置に
達すると、前記複写紙供給装置から送り込まれた複写紙
に転写される。
本発明の実施例では転写帯電器16にはプラスの極性の
高電圧が印加されている。また、それに隣接して設けら
れた紙除電帯電器17には交流の高電圧が印加されてお
り、転写帯電器16により、いつたん感光ドラム12の
表面に密着した複写紙は紙除電帯電器17から発する交
流コロナにより感光ドラム12の表面から剥離する。感
光ドラム12から剥離した複写紙は、転写装置に隣接し
て設けられた定着装置41に送り込まれる。
前記定着装置41は、回転するローラ42の中に設けら
れた加熱用ランプ43を備えており、このランプ43の
熱でローラ42の表面は2000C程度に加熱されてい
る。
トナー画像が転写された複写紙はローラ42で送られる
間に加熱、加圧され、表面のトナー画像が複写紙に定着
される。ローラ42の周速度は感光ドラム12の周速度
と等しい速度となるように駆動されている。ローラ42
の周速度と感光ドラム12の周速度にずれがある場合、
例えば定着ローラ42の周速度の方が早すぎる場合には
、転写中の複写紙を引張ることになり転写画像がずれて
原稿の画像よりも伸びた画像になる。逆に定着ローラ4
2の周速度の方が遅すぎる場合には、転写された紙が次
々に送られてくるため、転写位置と定着ローラ42との
間で複写紙のたわみが生ずることになり、複写紙は後述
する感光体除電帯電器18の底面と接触して、まだ定着
されていない画像がこすられて画像を損傷してしまうこ
とになる。
以上の理由からローラ42と感光ドラム12の周速度は
かなり精度高く一致するように駆動される。
同様の理由から、複写装置の複写紙送り込みローラ35
の周速度も感光ドラム12の周速度と一致するように駆
動される。
複写紙が剥離され、その表面に残留トナーを有する感光
ドラム12は感光体除電帯電器18により電荷が除去さ
れる。
感光体除電帯電器18には交流の高電圧が印加されてお
り、これから発する交流コロナ放電により感光ドラム1
2の表面の電荷は中和される。感光ドラム12は、次い
でその回転にともなつてクリーナ19に達する。
クリーナ19はポリウ1レタンゴム等より成るブレード
44を有しており、このブレード44は感光ドラム12
の表面に、そのエッジの部分が押し当てられている。感
光ドラム12の回転につれて、感光ドラム12の表面に
残留していたトナー画像はブレード44のエッジでかき
落されてクリーナ19のトナー容器45の中に回収され
る。次に光学的走査装置について説明する。
第1の可動鏡25は照明用のランプ50と一体となつて
原稿24の左端から右端まで原稿24の面と平行に移動
する。
可動鏡25は原稿24に対し45行の角度て傾斜してお
り、原稿24で反射した光は可動鏡25で直角に向きを
変糸て26で示された鏡に向かう。鏡26と27は一体
的に保持された可動鏡で原稿24の面に対して45保で
傾射し、かつ各々は900の角度で向き合つている。
従つて、可動鏡25で反射された原稿24の反射光は鏡
26と27で反射してレンズ31に向かう。
この第2の可動鏡26と27は可動鏡25の移動速度に
対して112の速度比で可動鏡25の移動方向と同じ方
向に移動するように機械的に連結されている。従つて第
1の可動鏡25が原稿24の左端から右端まで移動する
間中、原稿24からレンズ31までの距離は一定寸法に
保たれる。この距離はレンズ31の焦点距離の2倍とな
るように調節されている。以上が本発明の実施例におけ
る光学的走査装置であり、第1、第2の可動鏡25,2
6,27の原稿24の左から右への走査が完了すると反
対方向に戻り、走査開始前の状態に戻るようになつてい
る。
なお、レンズ31を通過した光は固定された鏡28,2
9,30で反射され、露光スリット14を通して感光ド
ラム12の表面に投影される。
レンズ31から感光ドラム12までの距離はレンズ31
の焦点距離の2倍に設定されている。従つて感光ドラム
12の表面には原稿24の画像と等倍で、かつ鏡像関係
にある光像が投影されることになる。また、第1可動鏡
25の右方向への移動速度は感光ドラム12の周速度と
等しくなるように後述のモータ60で駆動される。
また、第2の可動鏡26,27は感光ドラム12の周速
度の112の速度で同じくモータ60により駆動される
。次に、第1可動鏡25と第2可動鏡26,27を移動
させる機構について説明する。
第5図に示すように、光学的走査装置のユニットに85
位置で一端が固定されたワイヤー86は第2の可動鏡2
6,27の可動支持体の一端に設けられた第1可動プー
リ87で折り返され、ユニット本体に設けられた第1固
定プーリ88で再び折り返される。このワイヤー86は
走査プーリ89に数回巻き付けられた後、第2固定プー
リ90で折り返され、先の第1可動プーリ87と同軸に
第2可動鏡26,27の支持体に設けられた第2可動プ
ーリ91で折り返して92の位置でユニット本体に固定
されている。第1可動鏡25の支持体は第2可”動プー
リ91と第1可動プーリ88の中間の位置93でワイヤ
ー86に固定されている。従つて第5図で走査プーリ8
9が時計方向に回転すると93の位置でワイヤーA6に
固定されている第1可動鏡25は走査プーリ89の周速
度て右方向に移動するのに対し、第2可動鏡26,27
は走査プーリ89の周速度の1ノ2の速度で移動する。
この走査プー1J89は後述する光学的走査装置駆動用
モータ60の出力軸と歯車で連結され、モータ60の正
逆両方向の回転て可逆回転し、第1可動鏡25と第2可
動鏡26,27は第1図で左右に規定の速度で往復移動
することになる。なお、前記の感光ドラム12、現像装
置15、複写紙供給装置40、定着装置41、クリーナ
19等は、それぞれユニット化されており、案内部材で
ガイドされ、第1図の前面から本体11の所定の位置に
挿入されるようになつている。
また、第1、第2可動鏡25,26,27を含む光学的
走査装置は本体11の上部から装填される。本発明の実
施例では、感光ドラム12、定着装置1牡光学的走査装
置は、それぞれ一定の速度で回転するように駆動される
。次に、この駆動構成について説明する。第2図は装置
の本体を第1図の裏側から見た斜視図であり、本発明の
実施例では、前記感光ドラム12、定着装置1牡光学的
走査装置を駆動するために独立した3個のモータ60,
61,62を本体11に固定している。モータ60は光
学的走査装置を駆動するためのモータてあり、正逆両回
転する。また、モータ61は感光ドラム12を駆動する
ためのものであり、モータ62は定着装置41を駆動す
るモータである。さらに、現像装置15の回転スリーブ
32を回転させるため現像装置駆動用のモータ63が本
体11に固定されている。
以上の4個のモータ60〜63として、巻線を円盤状に
巻いて偏平にし、樹脂で固めた薄い電機子を持つ出力が
20W程度の小形偏平型コアレス直流モータを使用して
いる。
このモータは電機子の慣性が少なく、また軽量であり、
しかも鉄心がないためにモータの回転の立ち上りが早く
、本発明に好適である。第3図に本発明の実施例に用い
るエンコーダを内蔵したコアレスタイプの小型直流モー
タの断面図を示す。
同図において、軸受66で回転自在に支持された軸65
には円盤状に巻いた偏平な巻線を樹脂で固めた円板状の
電機子(成形コイル)68が固定されており、これは円
環状の永久磁石69による磁界の中を回転可能に保持さ
れている。電機子68の巻線には整流子80、ブラシ8
1を通して所定の直流電流が供給される。また、電機子
68の一端には回転速度検出手段を構成するところのス
リット円板70が固定されており、これはフレーム71
に固定された発光素子72と受光素子73の間を回転す
るようになつている。
上記スリット円板70には円周上に5柵のスリット(透
光部)がつくられており、電機子68の1回転で受光素
子73からは出力信号として50パルスが発生する。な
お、モータフレーム71は本体11に固定されており、
また、軸65には歯車67が固定されている。第4図は
、本体11からは感光ドラム12、現像装置15、定着
装置41、クリーナ19、複写紙供給装置40、光学的
走査装置等のユニットを取外した本体11の断面図を示
している。
すなわち、モータ60,61,62,63を本体11に
固定した状態をモータの軸65の側から見た図を示して
いる。モータ60,61,62,63の軸には、それぞ
れ第3図の67に相当する歯車75,76,77,78
が取付けられている。
感光ドラム12を本体11に装填すると、その感光ドラ
ム12の回転軸に取付けられた歯車(図示せず)が感光
ドラム駆動用モータ61の軸に取付けられた歯車76と
噛合し、駆動力が伝達される。
同様に現像装置15の回転スリーブ32は、モータ63
の軸に取付けられた歯車78と回転スリーブ32の回転
軸に取り付けられた歯車(図示せず)とが噛合して駆動
力が伝達される。
定着装置41、光学的走査装置についてもモータ62,
60の歯車77,75からの各々駆動力が伝達される。
なお、前記光学的走査装置、感光ドラム12、定着ロー
ラ42を駆動するための歯車75,76,77と、それ
らに噛合する各ユニット側の歯車との減速比は119と
なつている。従つて、各モータ60,61,62が毎分
420回転で回転すると、各ユニットの回転軸は毎分4
6.7回転の速度で回転する。現像装置15の駆動用モ
ータ63は、本発明の実施例では毎分1000回転し、
減速歯車機構による115の減速で回転スリーブ32は
毎分200回転する。
なお、転写装置の複写紙送り込みローラ35にはドラム
駆動用モータ61の歯車76と噛合するような歯車が設
けられており、感光ドラム12の周速度と等しい周速度
でローラ35は回転する。
次に各駆動用のモータの回転数の制御の仕方について説
明する。本装置内には350Hzの基準信号発生装置が
装備されている。
例えば感光ドラム駆動用のモータ61に電流を通じると
、回転速度検出手段を構成するところの受光素子73か
らパルスが発生する。この場合、前述のように電機子6
8の1回転で50パルスが発生するようになつているか
ら、電機子68が毎分420回転の速度で回転すると、
毎秒350パルスの信号が発生することになり、従つて
、これは前記350Hzの基準信号発生装置として使用
することができる。このような基準信号発生装置からの
基準信号350Hzと受光素子73からの出力パルスと
の位相を比較し、モータの回転が遅すぎる場合にはモー
タの供給電圧を高め、逆に早すぎる場合には供給電圧を
低くして、前記基準信号と受光素子73の出力パルスと
の位相差が常に一定値となるように位相検波回路を用い
て制御している。光学的走査装置の往動作中の駆動モー
タ60の・回転数、定着装置駆動用モータ62の回転数
も同様に前記の基準信号発生装置による基準信号に同期
して回転するように位相検波制御を行なう。
現像装置駆動用モータ63は他のモータと比較して回転
速度を早くする必要があるため、別の基準信号発生装置
で833Hzの信号を発生させ、同様な位相検波回路に
よソー定の回転数で回転するように制御される。従つて
本発明の実施例では、同一の基準信号、各モータの回転
速度検出手段からの出力を位相検波制御しているため、
非常に短い時間間隔をとつてみても各モータは正しい回
転数で同期して回転していることになる。
なお、前記現像装置駆動用モータ63は必ずしも別の基
準信号発生装置の出力で制御するようにする必要はなく
、他の3個のモータと同じ基準信号で制御するようにし
ても良いことはいうまでもない。
モータの回転速度検出手段からの1回転当り発生するパ
ルスの数は多いほど細かい速度むらまでなくすように制
御できるが、実用上は前述したように50パルス程度で
十分良好な結果が得られる。
次に、前記第1図乃至第5図に示した本発明の実施例に
おける実際の複写動作について説明する。原稿24の複
写を行なう場合、まず、原稿24を原稿置台10の所定
の位置に置き、スタートスイッチ(図示せず)を押す。
すると、感光ドラム駆動用モータ61.定着装置駆動用
モータ62、現像装置駆動用モータ63が回転し始める
とともに原稿照明用ランプ21が点燈する。また、帯電
器13、転写帯電器16、紙除電用帯電器17、感光体
除電用帯電器18にも、それぞれ高電圧が印加される。
原稿照明用ランプ50が一定の照度になる時間.(本発
明の実施例ては0.4秒)が経過すると、光学的走査装
置駆動用のモータ60が回転を始め、第1、第2可動鏡
25,26,27が移動し始めて原稿24を走査する。
これと同時に、複写紙供給装置40から複写紙が1枚送
り出される。露光ス.リフト14で感光ドラム12上に
形成された原稿24に対応する静電潜像は現像装置15
で現像されてトナー画像となり、転写帯電器16の位置
で、感光ドラム12の回転と同期して送り込まれてきた
複写紙に前記トナー画像が転写される。複,写紙は紙除
電用帯電器17で除電されて感光ドラム12の表面から
離れる。感光ドラム12から剥離した複写紙は次に定着
装置41に送られ、トナー画像が複写紙に定着され、複
写が完了して機外に排出される。
トナーの転写が完了した感光ドラム12は感光体除電用
帯電器18で残留電荷が除電され、残留トナー画像がク
リーナ19で除去される。
感光ドラム12は光学的走査装置による原稿24の走査
が続く間、一定速度で回転する。第1可動鏡25が原稿
24の左端に到達すると、モータ60は逆方向に回転し
始める。
モータ60は第1可動鏡25の往路動作中は感光ドラム
12の回転と同期して回転していたが、第1可動鏡25
の復路動作中は同期制御が外されて無制御状態となるた
め、第1可動鏡25は全速力で動作開始位置に戻る。本
発明の実施例では第1可動鏡25の往動作中は感光ドラ
ムの周速度が毎秒200?になるようにモータ60,6
1,62が回転するため、第1可動鏡25は、その往路
動作に1.5秒要するのに対し、復路動作は0.4で完
了する。感光ドラム12上のトナー画像が複写紙に転写
され、この複写紙が定着装置41から機外に排出されて
1回の複写動作が完了する。従つて光学的走査装置の原
稿走査が完了し、モータ60が停止した後もモータ61
,62,63はしばらくの間、回転を続ける。2枚以上
を連続して複写する場合には、モータ61,62,63
は連続して一定速度て回転を続け、光学的走査装置を駆
動するモータ60は1.5秒と0.4秒の間隔で正逆回
転を繰り返すことになる。
なお、光学的走査装置と感光ドラム12、定着装置41
とは先に説明した制御回路により非常に細かい時間間隔
で一定速度になるように同期回転する。
従つて、原稿に対応する画像が伸び縮みすることなく複
写紙面に複写される。なお、第1図中の64は機内を冷
却するための排気用ファンおよび、その駆動モータを示
す。第6図は本発明の他の実施例の側断面図を示す。
この実施例では先の実施例と異なり、原稿置台100を
左右に直線的に往復移動させると共に光集束性ガラス繊
維伝送体を用いて装置のコンパクト化を図つたものであ
る。すなわち、この第6図の実施例は、先の原稿固定形
の装置と異なり、原稿を走査するための可動鏡を除去し
、その代りに原稿置台100を左右に直線的往復動可能
に設け、その上に載置される原稿像を前記光集束性ガラ
ス繊維伝送体101を通して感光ドラム12の表面に投
影するようにしている。上記光集束性ガラス繊維伝送体
101は光ファイバーレンズとも称られるもので、直径
が17m程度の光集束性を有する長さ3077!77!
程度のガラスファイバーを感光ドラムの幅だけ並べたも
ので、その1本ずつがレンズとして作用する。
原稿の鏡像が上記光集束性ガラス繊維伝送体101の表
面から離れた位置に投影される。この第6図の実施例で
は光学的走査装置駆動用モータ60は、その軸に取り付
けた歯車が原稿台100の一端に設けられたラック(図
示せず)と噛合して先の説明と同様にモータ60の正逆
2方向の回転で原稿置台100を往復移動するようにし
ている。なお、この場合、露光スリットとして特別の部
材は必要とせず、並設されたガラス繊維自体がスリット
として作用する。
その他は、第1図に示す実施例と本質的に同様であるの
で、対応するものに同一の符号を付している。
第7図は第1図乃至第5図の実施例または第6図の実施
例における本発明の主部を成す電気回路図である。
ここで、例えば100Vの商用交流電圧を降圧トランス
および整流器を使用して42V以下の直流電圧に変換し
、この低圧直流電圧で前述の光学的走査装置駆動用のモ
ータ60、感光ドラム駆動用のモータ61、定着装置駆
動用のモータ62、現像装置駆動用モータ63、ファン
および、その駆動モータ6牡紙搬送用のモータ、さらに
は必要に応じて除電用や表示用のランプ類といつた負荷
を駆動する場合、それらの負荷は通常150W〜200
Wにも及ふため、通常の降圧トランスを使用すると、体
積が大きくなり、低電圧で負荷を駆動する利点が少なく
なる。そこで本発明の実施例ては半導体素子を使用した
スイッチングレギュレータ型の交流一直流交換器を使用
している。第7図において、111は商用交流入力プラ
グ、112はサーキツトブレーカ等の回路保護装置、1
13は電源スイッチ、114は第1図の原稿照明用のラ
ンプ50(可動)や第6図の原稿照明用のランプ5『(
固定)に相当する光学的走査装置の光源115および、
第1図、第6図に示す定着装置41の加熱源であるラン
プ43に相当する発熱源116に所要の交流電圧を供給
するためのトライアツク等を使用した交流給電制御回路
である。117は前述の半導体素子を使用したスイッチ
ングレギュレータ型の交流一直流変換器であり、これは
電源スイッチ113の出力側交流電圧(100V)を例
えば5■,12V,15■,24V等の複数種類の低圧
直流電圧に変換する。
118は複写機の各種動作表示、操作表示を行なわすた
めのランプや発光ダイオード等を含めて成る表示部、1
19は第1図、第6図に示す帯電器13、転写用帯電器
16、紙除電用帯電器17等に所定の直流高電圧を供給
するための高電圧電源、120a,120b,・・・1
20nは電源スイッチ113の投入と同時に通電させる
必要がある負荷(例えばファンモータや吸塵用モータ等
)、121は複写プロセスに応じて通電制御を必要とす
る負荷122a,112b,・・・122n1例えば前
述の光学的走査装置駆動用のモータ60、感光ドラム駆
動用のモータ61、定着装置駆動用のモータ62、現像
装置駆動用モータ63、ファンおよび、その駆動モータ
6牡紙搬送用のモータに対する給電を制御するマイクロ
コンピュータを含む給電制御回路である。
このようにすると、第7図中に一点鎖線で囲んだ部分が
直流低電圧回路となり、従つて配線の大部分を低電圧で
配線でき、かつ一点鎖線で囲んだ枠外の交流線路との分
離も比較的容易となるので、組立作業性を著しく向上さ
せることが可能となる。
また、これにより、外来ノイズによる給電制御回路12
1の誤動作も極少とし得るとともに、回路の焼損の誘発
、拡大を防止することができ、さらには交流入力電源電
圧や周波数が異なる地域で使用する場合にも、その対応
が容易に行なえる。
また、特に前述のように交流一直流変換器として半導体
素子を使用したスイッチングレギュレータ型のものを使
用した場合には、小型、軽量で、かつ、安定した出力電
圧が得られるので、小型、軽・量で高信頼性の電子写真
複写機を低コストで実現するうえで、より効果的となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部側断面図、第2図は同
実施例の要部斜視図、第3図は同実施例て使用する駆動
モータの一例の要部側断面図、第4図は同実施例の要部
断面図、第5図は同実施例における光学的走査装置の駆
動系の要部構成図、第6図は本発萌の他の実施例の要部
側断面図、第7図は本発明の実施例の電気回路図である
。 10,100・・・・・・原稿置台、11・・・・・・
複写機本体、12・・・・・・感光ドラム、13・・・
・・帯電器、14・・・露光スリット、15・・・・・
・現像装置、16・・転写用帯電器、17・・・・・・
紙除電用帯電器、24・・・・・・原稿、40・・・・
・・複写紙供給装置、41・・・・・定着装置、42・
・・・・・定着ローラ、50・・・・・・ランプ、60
・・・・・・光学的走査装置駆動用のモータ、61・感
光ドラム駆動用のモータ、62・・・・・定着装置駆動
用のモータ、63・・・・・・現像装置駆動用モータ、
64・・・・・・ファンおよび、その駆動モータ、11
7・・・・交流変換器、118・・・・・・表示部、1
20〜120n,122a〜122n・・・・・・負荷
、121・・・・・・給電制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原稿台と露光部のいずれか一方を駆動するための光
    学的走査装置駆動用のモータと、現像装置駆動用のモー
    タと、感光ドラム駆動用のモータと、定着装置駆動用の
    モータと、紙搬送用のモータと、機内の冷却用のファン
    モータを直流電流もしくは電圧で駆動するように構成し
    たことを特徴とする電子写真複写機。
JP55020728A 1980-02-20 1980-02-20 電子写真複写機 Expired JPS6051100B2 (ja)

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JPS62177563A (ja) * 1986-01-30 1987-08-04 Toshiba Corp 画像形成装置

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