JPS6049900B2 - 電子写真複写装置 - Google Patents

電子写真複写装置

Info

Publication number
JPS6049900B2
JPS6049900B2 JP54021257A JP2125779A JPS6049900B2 JP S6049900 B2 JPS6049900 B2 JP S6049900B2 JP 54021257 A JP54021257 A JP 54021257A JP 2125779 A JP2125779 A JP 2125779A JP S6049900 B2 JPS6049900 B2 JP S6049900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
motor
optical scanning
motors
electrophotographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54021257A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55113077A (en
Inventor
勲 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP54021257A priority Critical patent/JPS6049900B2/ja
Priority to US06/120,986 priority patent/US4330196A/en
Priority to FR8003678A priority patent/FR2449910B1/fr
Priority to CA000346096A priority patent/CA1136206A/en
Priority to GB8005829A priority patent/GB2045167B/en
Priority to DE3006532A priority patent/DE3006532C2/de
Priority to IT67276/80A priority patent/IT1147719B/it
Publication of JPS55113077A publication Critical patent/JPS55113077A/ja
Publication of JPS6049900B2 publication Critical patent/JPS6049900B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真複写装置に関するものである。
電子写真複写装置ては光導電層を外周面に有する電子写
真感光体を用い、この感光体の表面に均一な電荷を帯電
したのち、原稿像を投影することにより、原稿に対応し
た静電潜像を形成する。
そして、この静電潜像を現像剤によりトナー画像に転換
し、この感光体表面に形成されたトナー画像を複写紙の
表面に転写し複写を得るようになつている。通常、この
種の複写装置では、前記感光体を円筒状とし、装置のほ
ぼ中央部に回転可能に軸支し、感光体に電荷を与える帯
電装置、原稿からの反射光を感光体表面に投影する光学
装置、感光体表面に形成された原稿像に対応する静電潜
像を現・像する現像装置、現像装置により現像されたト
ナー像を複写紙に転写する転写装置、トナー像の転写後
に感光体表面に残留するトナー画像を除去するクリーニ
ング装置等を前記円筒状感光体すなわち感光ドラムの周
辺に順次配置した構成となつている。
さらに前記転写装置に複写紙を一枚ずつ送り込む複写紙
供給装置と、転写の済んだ複写紙上のトナー像を定着す
るための定着装置とが感光ドラムの近傍に設けられてい
る。また、原稿の反射光を感光体表面に投影する光学装
置としては、円筒状の、感光体を用いる場合には、原稿
の全面を一時に感光体上に投影することはできないので
、平面状の原稿をスリット状に走査する光学的走査装置
が必要である。
したがつて、複写動作を行うには前記感光ドラム、給紙
装置から転写装置へ紙を送る手段、転写装置から定着装
置へ紙を送る手段、あるいは定着装置等の駆動は常に同
一方向に回転させるだけですむのに対し、前記光学的走
査装置は原稿を走査する往復動作が必要となる。従来、
この種の装置では前記の駆動源として、出力のかなり大
きいシンクロナスモータあるいはインダクシヨンモータ
等の1個の交流モータを用い、このモータの回転をベル
トあるいはチェーンで各部に伝達するとともに、往復動
作が必要な光学的走査装置を駆動するには2個の電磁ク
ラッチを用い、前記モータの回転から正逆両方向の回転
が伝達されるように2個の電磁クラッチを交互に切り換
えて行なつていた。
一方、感光ドラムと光学的走査装置とは同一のモータで
駆動する必要がある。
これは原稿を走査する速度と、回転する感光ドラムの周
速度とを完全に一致させないと複写された画像が伸び縮
みして正しい複写がができなくなつてしまうからである
。以上の理由で感光ドラムの周速度と光学的走査装置の
走査速度を一致させるための同一の駆動源から伸び縮み
のないチェーンで駆動力を伝達している。
この場合、複写動作を行なうのに必要な感光ドラム、現
像装置、定着装置、紙送り用のローラ、光学的走査装置
等の回転部を駆動動するためには、前記交流モータとし
てはモータ軸出力として60〜90W程度のかなり大型
のモータを使用する必要がある。また、光学的走査装置
に正逆2方向の移動力を与えるための2個の電磁クラッ
チが必要であり、このような電磁クラッチは一般的にか
なり高価である。
駆動モータとして、かなり高出力のモータを使用するの
をさける為に従来、かなりのトルクを必要とする現像装
置を他とは別の交流モータて駆動する方法が採られてい
た。
この場合でも上記の光学的走査装置と感光ドラムとは同
一の駆動モータで駆動している。
しかし、この方式では2個のモータの各々は出力が小の
もので良い為、小型化できるが、しかし、2個のモータ
を合わせると体積あるいは重量は1個の場合よりも大と
なる為、小型、軽量の電子写真複写装置を得るには不適
当である。また、前記のシンクロナスモータあるいはイ
ンダクシヨンモータ等の交流モータは毎分18(1)回
転速度のかなり早い速度で回転する。
これをドラムの回転数である毎分数10回転まで下げる
ためには数1紛の1程度の減速比をもつギヤヘッドをモ
ータに取付ける必要がある。このため、モータ自体から
発生する騒音は小さくても、ギヤヘッドからはかなりの
騒音が発生し、この種の複写機ではチェーンとスプロケ
ットのかみ合いから生ずる騒音と合せると、装置からは
相当耳障りとなる騒音が発生することになる。さらに、
これらの交流モータにギヤヘッドを取り付けると、モー
タは軸方向にかなり長くなり、このギヤヘッド付モータ
を装置内に納めるためには、感光ドラム、現像装置、定
着装置、クリーニング装置を配置する際に、その大型て
長いモータ分の体積を確保する必要がある。このため、
装置全体としてはかなり大型になつてしまうという欠点
を有していた。また、1個あるいは2個のモータと電磁
クラッチ、および各ユニットの回転軸とを連結するため
にチェーンあるいはベルトを引きまわす必要もあり、こ
のためのスペースも必要で装置自体が一層大型となつた
り、装置の構成を簡素化できないという問題もあつた。
さらに、装置を組立てる際に、これらチェーンあるいは
ベルトを引きまわす作業はかなり煩雑で、組立に要する
時間も、このためかなり長くなつていた。
本発明は以上のような従来の複写装置が有する欠点、問
題点を除去し得る電子写真複写装置を堤供するものてあ
る。
以下、本発明を図示の実施例にもとづいて説明する。
第1図において、複写装置本体11のほぼ中央に電子写
真感光体層を有する円筒状の電子写真感光体すなわち感
光ドラム12が回転可能に軸支されている。
この感光ドラム12の周辺部には、帯電器13、露光ス
リット14、現像器15、転写用帯電器16、紙除電用
帯電器17、感光体除電用帯電器18、およびクリーナ
ー19が、その順に配置されている。前記帯電器13は
感光ドラム12上に電荷を均一に与える働きをする。
この帯電器13の帯電線には、感光ドラム12の感光体
としてセレンを用いる場合にはプラスの極性の5〜6K
V程度の高電圧が印加され、帯電線からのコロナ放電の
結果、感光ドラム12が矢印20の方向に回転するにつ
れて感光ドラム12の表面は均一に帯電される。原稿2
4の反射光は鏡25,26,27,28,29,30お
よびレンズ31を通して露光スリット14から感光ドラ
ム12に投影される。固定された原稿24の反射光は移
動する鏡25と26,27による光学的走査機構により
、回転する感光ドラム12上に次々と投影される。従つ
て、感光ドラム12の表面には原稿24に対応した静電
潜像が形成される。
現像器15は非磁性体製の回転スリーブ32の内部に永
久磁石33による固定磁極群を設けた磁石ロールにより
構成されている。
トナーとキャリアよりなる現像剤は回転スリーブ32の
回転につれて永久磁石33の磁力により持ち上げられる
結果、磁気ブラシを形成し、感光ドラム12の表面を軽
く摺擦する。
この結果、感光ドラム12上の静電潜像は現像され、ト
ナー画像として可視像化される。なお、現像器15の上
部にはトナー補給装置34が設けられており、感光ドラ
ム12にトナー画像として付着して減少したトナーを順
次補給できるようになつている。転写装置は、転写帯電
器16と紙除電帯電器17および、感光ドラム12と転
写帯電器16との間隙に複写紙を送り込むためのローラ
35を含めて構成されている。この転写装置へは、それ
に隣接した複写紙供給装置40から、複写紙が1枚ずつ
送り込まれる。前記現像器15により現像されたトナー
画像を有する感光ドラム12が回転するにつれて転写帯
電器16の位置に達すると、前記複写紙供給装置から送
り込まれた複写紙に転写される。
本発明の実施例では転写帯電器16にはプラスの極性の
高電圧が印加されている。また、それに隣接して設けら
れた紙除電帯電器17には交流の高電圧が印加されてお
り、転写帯電器16により、いつたん感光ドラム12の
表面に密着した複写紙は紙除電帯電器17から発する交
流コロナにより感光ドラム12の表面から剥離する。感
光ドラム12から剥離した複写紙は、転写装置に隣接し
て設けられた定着装置41に送り込まれる。
前記定着装置41は、回転するローラ42の中に設けら
れた加熱用ランプ43を備えており、このランプ43の
熱でローラ42の表面は200℃程度に加熱されている
トナー画像が転写された複写紙はローラ42で送られる
間に加熱、加圧され、表面のトナー画像が複写紙に定着
される。ローラ42の周速度は感光ドラム12の周速度
と等しい速度となるように駆動されている。ローラ42
の周速度と感光ドラム12の周速度にずれがある場合、
例えば定着ローラ42の周速度の方が早すぎる場合には
、転写中の複写紙を引張ることになり転写画像がすれて
原稿の画像よりも伸びた画像になる。逆に定着ローラ4
2の周速度の方が遅すぎる場合には、転写された紙が次
々に送られてくるため、転写位置と定着ローラ42との
間て複写紙のたわみが生ずることになり、複写紙は後述
する感・光体除電帯電器18の底面と接触して、まだ定
着されていない画像がこすられて画像を損傷してしまう
ことになる。
以上の理由からローラ42と感光ドラム12の周速度は
かなり精度高く一致する、ように駆動さ・れる。
同様の理由から、転写装置の複写紙送りみローラ35の
周速度も感光ドラム12の周速度と一致するように駆動
される。
複写紙が剥離され、その表面に残留トナーを有)する感
光ドラム12は感光体除電帯電器18により電荷が除去
される。
感光体除電帯電器18には交流の高電圧が印加されてお
り、これから発する交流コロナ放電により感光ドラム1
2の表面の電荷は中和される。感光ドラム12は、次い
でその回転にともなつてクリーナ19に達する。
クリーナ19はポリウレタンゴム等より成るブレード4
4を有しており、このブレード44は感光ドラム12の
表面に、そのエッジの部分が押し当てられる。感光ドラ
ム12の回転につれて、感光ドラム12の表面に残留し
ていたトナー画像はブレード44のエッジでかき落され
てクリーナ19のトナー容器45の中に回収される。次
に光学的走査機構について説明する。
第1の可動鏡25は照明用のランプ50と一体となつて
原稿24の左端から右端まで原稿24の面と平行に移動
する。
可動鏡25は原稿24に対し45行の角度て傾斜してお
り、原稿24で反射した光は可動鏡25で直角に向きを
変えて26で示された鏡に向かう。鏡26と27は一体
的に保持された可動鏡で原稿24の面に対して45保で
傾斜し、かつ各々は900の角度で向き合つている。
従つて、可動鏡25で反射された原稿24の反射光は鏡
26と27て反射してレンズ31に向かう。
この第2の可動鏡26と27は可動鏡25の移動速度に
対して1/2の速度比で可動鏡25の移動方向と同じ方
向に移動するように機械的に連結されている。従つて第
1の可動鏡25が原稿24の左端から右端まて移動する
間中、原稿24からレンズ31までの距離は一定寸法に
保たれる。この距離はレンズ31の焦点距離の2倍とな
るように調節されている。以上が本発明の実施例におけ
る光学的走査機構であり、第1、第2の可動鏡25,2
6,27の原稿24の左から右への走査が完了すると反
対方向に戻り、走査開始前の状態に戻るようになつてい
る。
なお、レンズ31を通過した光は固定された鏡28,2
9,30て反射され、露光スリット14を通して感光ド
ラム12の表面に投影される。
レンズ31から感光ドラム12までの距離はレンズ31
の焦点距離の2倍に設定されている。従つて感光ドラム
12の表面には原稿24の画像と等倍で、かつ鏡像関係
にある光像が投影されることになる。また、第1可動鏡
25の右方向への移動速度は感光ドラム12の周速度と
しくなるように後述のモータ60で駆動される。
また、第2の可動鏡26,27は感光ドラム12の周速
度の1/2の速度で同じくモータ60により駆動される
。次に、第1可動鏡25と第2の可動鏡26,27を移
動させる機構について説明する。
第5図に示すように、光学的走査機構のユニットに85
の位置で一端が固定されたワイヤー86は第2の可動鏡
26,27の可動支持体の一端に設けられた第11可動
プー1J87て折り返され、ユニット本体−に設けられ
た第1固定プーリ88で再び折り返される。このワイヤ
ー86は走査プーリ89に数回巻き付けられた後、第2
固程定プーリ90で折り返され、先の第1可動プーリ8
7と同軸に第2可動鏡26,27の支持体に設けられた
第2可動プーリ91で折り返して92の位置でユニット
本体に固定されている。第1可動鏡25の支持体は第2
可動プー1J91と第1固定プーリ88の中間の位置9
3でワイヤー86に固定されている。従つて第5図で走
査プーリ89が時計方向に回転すると93の位置でワイ
ヤー86に固定されている第1可動鏡25は走査プーリ
89の周速度で右方向に移動するのに対し、第2可動鏡
26,27は走査プーリ89の周速度の1/2の速度で
移動する。この走査プーリ89は後述する光学的走査機
構駆動用モータ60の出力軸と歯車で連結され、モータ
60の正逆両方向の回転で可逆回転し、第1可動鏡25
と第2可動鏡26,27は第1図で左右に規定の速度で
往復移動することになる。なお、前記の感光ドラム12
、現像器15、複写紙供給装置40、定着装置41、ク
リーナ19等は、それぞれユニット化されており、案内
部材でガイドされ、第1図の前面から本体11の所定の
位置に挿入されるようになつている。また、第1、第2
可動鏡25,26,27を含む光学的走査機構は本体1
1の上部から装填される。本発明の実施例では、感光ド
ラム12、定着装置14、光学的走査機構は、それぞれ
一定の速度で回転するように駆動される。
次に、この駆動構成について説明する。第2図は装置の
本体を第1図の裏側から見た斜視図であり、本発明の実
施例では、前記感光ドラム12、定着装置1牡光学的走
査機構を駆動するために独立した3個のモータ60,6
1,62を本体11に固定している。モータ60は光学
的走査機構を駆動するためのモータであり、正逆両回転
する。また、モータ61は感光ドラム12を駆動するた
めのものであり、モータ62は定着装置41を駆動する
モータである。さらに、現像器15の回転スリーブ32
を回転させるためモータ63が本体11に固定されてい
る。
以上の4個のモータ60〜63として、巻線を円盤状に
巻いて偏平にし、樹脂で固めた薄い電機子を持つ出力が
20W程度の小形偏平型コアレス直流モータを使用して
いる。
このモータは電機子の慣性が少なく、また軽量であり、
しかも鉄心がないためにモータの回転の立上りが早く、
本発明に好適である。第3図に本発明の実施例に用いる
エンコーダを内蔵したコアレスタイプの小型直流モータ
の断面図を示す。
同図において、軸受66で回転自在に支持された軸65
には円盤状に巻いた偏平な巻線を樹脂て固めた円板状の
電機子(成形コイル)68が固定されており、これは円
環状の永久磁石69による磁界の中を回転可能に保持さ
れている。電機子68の巻線には整流80、ブラシ81
を通して所定の直流電流が供給される。また、電機子6
8の一端には回転速度検出手段を構成することころのス
リット円板70が固定されており、これはフレーム71
に固定された発光素子72と受光素子73の間を回転す
るようになつている。
上記スリット円板70には円周上に50個のスリット(
透光部)がつくられており、電機子68の1回転て受光
素子73からは出力信号として50パルスが発生する。
なお、モータフレーム71は本体11に固定されており
、また、軸65には歯車67が固定されている。第4図
は、本体11か感光ドラム12、現像器15、定着装置
41、クリーナ19、複写紙供給装置40、光学的走査
機構等のユニットを取外した本体11の断面図を示して
いる。
すなわち、モータ60,61,62,63を本体11に
固定した状態をモータの軸65の側から見た図を示して
いる。モータ60,61,62,63の軸には、それぞ
れ第3図の67に相当する歯車775,76,77,7
8が取付けられている。
感光ドラム12を本体111に装填すると、その感光ド
ラム12の回転軸に取付けられた歯車(図示せず)が感
光ドラム駆動用モータ61の軸に取付けられた歯車76
と噛合し、駆動力が伝達される。
同様に現像器15の回転スリーブ32は、モータ63の
軸に取付けられた歯車78と回転スリーブ32の回転軸
に取り付けられた歯車(図示せず)とが噛合して駆動力
が伝達される。
定着装置41、光学的走査機構についてもモータ62,
60の歯車77,75から各々駆動力が伝達される。
なお、光学的走査機構、感光ドラム12、定着ローラ4
2を駆動するための歯車75,76,77と、それらに
噛合する各ユニット側の歯車との減速比は119となつ
ている。
従つて、各モータ60,61,62が毎分420回転で
回転すると、各ユニットの回転軸は毎分46.7回転の
速度で回転する。現像器15の駆動用モータ63は、本
発明の実施例ては毎分1000回転し、減速歯車機構に
よる115の減速で回転スリーブ32は毎分200回転
する。
なお、転写装置の複写紙送り込みローラ35にはドラム
駆動用モータ61の歯車76と噛合するような歯車が設
けられており、感光ドラム12の周速度と等しい周速度
でローラ35は回転する。次に各駆動用のモータの回転
数の制御の仕方について説明する。本装置内には350
丁の基準信号発生装置が装備されている。
例えば感光ドラム駆動用のモータ61に電流を通しると
、回転速度検出手段を構成するところの受光素子73か
らパルスが発生する。この場合、前述のように電機子6
8の1回転で50パルスが発生するようになつているか
ら、電機子68が毎分420回転の速度て回転すると、
毎秒350パルスの信号が発生することになり、従つて
、これは前記350丁の基準信号発生装置として使用す
ることができる。このような基準信号発生装置からの基
準信号350圧と受光素子73からの出力パルスとの位
相を比較し、モータの回転が遅すぎる場合にはモータの
供給電圧を高め、逆に早すぎる場合には供給電圧を低く
して、前記基準信号と受光素子73の出力パルスとの位
相差が常に一定値となるように位相検波回路を用いて制
御している。光学的走査装置の往動作中の駆動モータ6
0の回転数、定着装置駆動動用モータ62の回転数も同
様に前記の基準信号発生装置による基準信号に同期して
回転するように位相検波制御を行なう。
現像器駆動用モータ63は他のモータと比較して回転速
度を早くする必要があるため、別の基準信号発生装置で
83?釉の信号を発生させ、同様な位相検波回路によソ
ー定の回転数で回転するように制御される。従つて本発
明の実施例では、同一の基準信号、各モータの回転速度
検出手段からの出力を位相検波制御しているため、非常
に短い時間間隔をとつてみても各モータは正しい回転数
で同期して回転していることになる。
なお、前記現像器駆動用モータ63は必ずしも別の基準
信号発生装置の出力で制御するようにする必要はなく、
他の3個のモータと同じ基準信号で制御するようにして
も良いことはいうまでもない。
モータの回転速度検出手段からの1回転当り発生するパ
ルスの数は多いほど細かい速度むらでなくすように制御
できるが、実用上は前述したように50パルス程度で十
分良好な結果が得られる。
次に、前記第1図乃至第5図に示した本発明の実施例に
おける実際の複写動作について説明する。原稿24の複
写を行なう場合、まず、原稿24を原稿置台10の所定
の位置に置き、スタートスイッチ(図示せず)を押す。
すると、感光ドラム駆動用モータ61.定着装置駆動用
モータ62、現像器駆動用モータ63が回転し始めると
ともに原稿照明用ランプ21が点燈する。また、帯電器
13、転写帯電器16、紙除電用帯電器17、感光体除
電用帯電器18にも、それぞれ高電圧が印加される。原
稿照明用ランプ50が一定の照度になる時間(本発明の
実施例では0.4秒)が経過すると、光学的走査機構駆
動用のモータ60が回転を始め、第1、2可動鏡25,
26,27が移動し始めて原稿24を走査する。
これと同時に、複写紙供給装置40から複写紙が1枚送
り出される。露光スリット14で感光ドラム12上に形
成された原稿24に対応する静電潜像は現像器15で現
像されてトナー画像となり、転写帯電器16の位置で、
感光ドラム12の回転と同期して送り込まれてきた複写
紙に前記トナー画像が転写される。複写紙は紙除電用帯
電器17で除電されて感光ドラム12の表面から離れる
。感光ドラム12から剥離した複写紙は次に定着装置4
1に送られ、トナー画像が複紙に定着され、複写が完了
して機外に排出される。
トナーの転写が完了した感光ドラム12は感光体除電用
帯電器18で残留電荷が除電され、残留トナー画像がク
リーナ19て除去される。
感光ドラム12は光学的走査機構による原稿24の走査
が続く間、一定速度て回転する。第1可動鏡25が原稿
24の左端に到達すると、モータ60は逆方向に回転し
始める。
モータ60は第1可動鏡25の往路動作中は感光ドラム
12の回転と同期して回転していたが、第1可動鏡25
の復路動作中は同期制御が外されて無制御状態となるた
め、第1可動鏡25は全速力で動作開始位置戻る。本発
明の実施例では第1可動鏡25の往動作中は感光ドラム
の周速度が毎秒20077!77!になるようにモータ
60,61,62が回転するため、第1可動鏡25は、
その往路動作に1.5秒要するのに対し、復路動作は0
.4で完了する。感光ドラム12上のトナー画像が複写
紙に転写され、この複写紙が定着装置41から機外に排
出されて1回の複写動作が完了する。、従つて光学的走
査機構の原稿走査が完了し、モータ60が停止した後も
モータ61,62,63はしばらくの間、回転を続ける
。2枚以上を連続して複写する場合には、モータ61,
62,63は連続して一定速度で回転を続け、光学的走
査機構を駆動するモータ60は1.5秒と0.4秒の間
隔で正逆回転を繰返すことになる。
なお、光学的走査機構と感光ドラム12、定着装置41
とは先に説明した制御回路により非常に細かい時間間隔
で一定速度になるように同期回転する。
従つて、原稿に対応する画像が伸び縮みみすることなく
複写紙面に複写される。第6図は本発明の他の実施例の
側断面図を示す。
この実施例では先の実施例と異なり、原稿置台100を
左右に直線的に往復移動させると共に光集束性ガラス繊
維伝送体を用いて装置のコンパクト化を図つたものであ
る。すなわち、この第6図の実施例は、先の原稿固定形
の装置と異なり、原稿を走査するための可動鏡を除去し
、その代りに原稿置台100を左右に直線的往復動可能
に設け、その上に載置される原稿像を前記光集束性ガラ
ス繊維伝送体101を通して感光ドラム12の表面に投
影するようにしている。上記光集束性ガラス繊維伝送体
101は光ファイバーレンズとも称せられるもので、直
径が1順程度の光集束性を有する長さ30TI$L程度
のガラスファイバーを感光ドラムの幅だけ並べたもので
、その1本ずつがレンズとして作用する。
原稿の鏡像が上記光集束性ガラス繊維伝送体101の表
面から離れた位置に投影される。この第6図の実施例て
は光学的走査機構駆動用モータ60は、その軸に取り付
けた歯車が原稿台100の一端に設けられたラック(図
示せず)と噛合して先の説明と同様にモータ60の正逆
2方向の回転で原稿置台100を往復移動するようにし
ている。
なお、この場合、露光スリットとして特別の部一材は必
要とせず、並設されたガラス繊維自体がスリットとして
作用する。
その他は、第1図に示す実施例と本質的に同様である。
以上の実施例に示したごとく、感光ドラム、帯電装置、
光学的走査装置、現像装置、クリーニング装置、定着装
置等の各ユニットを着脱可能に収納し得る箱形の機体(
前記実施例における複写装置本体11に相当)の側面に
、前記感光ドラム、光学的走査装置、現像装置および定
着装置を各々駆動するための合計4個のモータを外側か
ら取付けて上記各ユニットを個々に駆動するようにする
と、各ユニットに駆動力を伝達達するために各ユニット
間をチェーンやベルトで連結する必要がないので、各ユ
ニットとしては互に独立した構成を採ることが可能とな
り、その結果、装置全体の構造が簡単化され、製造も容
易となる。さらに従来のようなチェーンのかみ合いによ
る騒音や電磁クラッチの動作音等の発生がないので、複
写装置自体から発生する騒音を非常に小さくすることが
できる。また、従来の電子写真複写装置では、主たる駆
動源として1個の大型交流モータを使用し、その動力を
チェーンやベルトにより各ユニットに分配して伝達する
ようにしていた。
このような交流モータは、それ自体かなり大型で、かつ
減速用ギヤヘッドをモータの出力軸に連結する必要もあ
ることから、モータ軸方向の長さも、かなり長いもので
あつた。従つて、そのようなモータを本発明の実施例の
ことく機体の外側に取付けて使用すると、ほぼモータの
長さ分だけ外方へ突出してしまうことになる。また、そ
のようなモータを機体の内部に取付けると、それ自体か
なり大型であるだけに、各ユニットをモータの部分をさ
せて配置する必要があり、どうしても大型の複写装置と
なりがちであつた。これに対し、前述の本発明の実施例
のごとく各ユニットを駆動するためのモータとして、偏
平型の直流モータを使用した場合には、該直流モータは
交流モータに比して効率が高く、かつ小型であるため、
機体の側面に貼り付けたように取付けることができ、複
写装置自体を非常にコンパクト化し得る。
例えば第1図の実施例では、従来の原稿台固定の複写装
置と比較して、体積てその60〜80%程にまで小型化
し得る。また、第6図の実施例においては同従来例と比
較して、体積て実にその30%程にまで小型化し得る。
さらに、従来のチェーンを用いた駆動機構の場合には、
チェーンのかみ合いのガタつきのために感光ドラムの回
転に細かいむらが生じ、これによつて複写された画像に
周期的な濃淡のむら、または解像力のばらつきが生じる
ことがあるが、本発明の実施例のように各ユニットの駆
動モータとして、例えば1回転につき50パルスの出力
が得られるような回転速度検出手段(エンコーダ)を有
する直流モータを使用し、それらの回転速度検出手段の
出力を利用して各ユニットが高い精度で同期するように
制御を施した場合には、前記の従来例で見受けられるよ
うな画像の濃淡むらや解像力のむらをなくし得るため、
複写画像の品位を非常に高めることができる。
以上の説明から明らかなように本発明は非常に”コンパ
クトで、製造も容易な、しかも高性能の電子写真複写装
置を実現可能にしたもので、その効果は非常に大きいも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部側断面図、第2図は同
実施例の要部斜視図、第3図は同実施例て使用する駆動
モータの一例の要部側断面図、第4図は同実施例の要部
断面図、第5図は同実施例における光学的走査装置の駆
動系の要部構成図、第6図は本発明の他の実施例の要部
側断面図てある。 10,100・・・・・原稿置台、11・・・・・・複
写装置本体、12・・・感光ドラム、13・・・・・帯
電器、14・・・露光スリット、15・・・・・・現像
器、16・・・・・・転写用帯電器、17・・・・・・
紙除電用帯電器、19・・クリーナ、24・・・・・・
原稿、25・・・・・・第1可動鏡、26,27・・・
・・・第2可動鏡、31・・・・・ルンズ、40・・・
・・・複写紙供給装置、41・ ・・定着装置、42・
・・・定着ローラ、50・・・・・・ランプ、60・・
・・・・光学的走査装置駆動用のモータ、61・・・・
・感光ドラム駆動用のモータ、62・・・・・・定着装
置駆動用のモータ、63・・・・・・現像装置駆動用の
モータ、65・・軸、67,75,76,77,78・
・・・歯車、70・・・・・・スリット円板、72・・
・・発光素子、73・・・・受光素子、101・ ・・
光集束性ガラス繊維伝送体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に電子写真感光体を有する回転可能な感光ドラ
    ムと、前記電子写真感光体の表面に電荷を付与する帯電
    装置と、前記帯電装置により帯電された電子写真感光体
    の表面に複写すべき原稿の光像を投影するように往復移
    動可能に配設された光学的走査装置と、前記光学的走査
    装置により前記電子写真感光体の表面に形成された静電
    潜像をトナーを使用して現像する現像装置と、前記現像
    装置により現像されたトナー画像を複写紙に転写する転
    記装置と、転写後の前記電子写真感光体の表面に残留す
    るトナーを除去するクリーニング装置と、前記複写紙に
    に転写されたトナー画像を定着する定着装置を有する静
    電転写式の電子写真複写装置であつて、前記電子写真感
    光ドラム、帯電装置、光学的走査装置、現像装置、クリ
    ーニング装置および定着装置を各々着脱可能に収納し得
    る箱形の機体を具備し、かつ前記感光ドラム、光学的走
    査装置、現像装置および定着装置を各々駆動する4個の
    モータを前記機体の一側面に各モータの出力軸を機体内
    部に向けて固定し、それらの各モータの出力軸と、前記
    感光ドラム、光学的走査装置、現像装置および定着装置
    の被駆動体とを駆動力伝達手段を介して回転伝達可能に
    結合したことを特徴とする電子写真複写装置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、前記4個の
    モータとして、エンコーダを内蔵した偏平形直流モータ
    を使用するようにしたことを特徴とする電子写真複写装
    置。 3 特許請求の範囲第1項の記載において、前記光学的
    走査装置は、往復移動し得る原稿置台と、その原稿置台
    の下方において該原稿置台の幅方向に整列して配設され
    、かつ前記原稿置台上の原稿の画像を前記感光ドラムの
    表面に投影するための光集束性ガラス繊維伝送体を含め
    て構成されていることを特徴とする電子写真複写装置。
JP54021257A 1979-02-22 1979-02-23 電子写真複写装置 Expired JPS6049900B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54021257A JPS6049900B2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 電子写真複写装置
US06/120,986 US4330196A (en) 1979-02-22 1980-02-13 Electrophotographic copying apparatus
FR8003678A FR2449910B1 (fr) 1979-02-22 1980-02-20 Dispositif de reproduction electrophotographique
CA000346096A CA1136206A (en) 1979-02-22 1980-02-20 Electrophotographic copying apparatus
GB8005829A GB2045167B (en) 1979-02-22 1980-02-21 Electrophotographic copying apparatus
DE3006532A DE3006532C2 (de) 1979-02-22 1980-02-21 Elektrophotographisches Kopiergerät mit Antriebseinrichtungen für die Bearbeitungsstationen
IT67276/80A IT1147719B (it) 1979-02-22 1980-02-22 Copiatrice elettrofotografica

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54021257A JPS6049900B2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 電子写真複写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55113077A JPS55113077A (en) 1980-09-01
JPS6049900B2 true JPS6049900B2 (ja) 1985-11-05

Family

ID=12050027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54021257A Expired JPS6049900B2 (ja) 1979-02-22 1979-02-23 電子写真複写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6049900B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55113077A (en) 1980-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1136206A (en) Electrophotographic copying apparatus
JPH03118797A (ja) 画像形成装置
US4696562A (en) Multifunctional copying machine
US4395118A (en) Copying apparatus
JPS6199169A (ja) カラー画像形成装置
JPH0319543B2 (ja)
JPS6035063B2 (ja) 電子写真複写装置
JPS6049900B2 (ja) 電子写真複写装置
JPS6051100B2 (ja) 電子写真複写機
JPH05265271A (ja) 駆動速度切り換え可能のカラー画像形成装置
US4111541A (en) Exposure system for electrostatic reproduction machines
US3995950A (en) Exposure system for electrostatic machines
US4888619A (en) Multi-color image forming apparatus for forming a latent image pattern by use of residual toner remaining in a developing device
JPH04125093A (ja) 駆動装置および画像形成装置
JPS6086558A (ja) 複写装置
JPH11191947A (ja) 回転体駆動用モータおよびこれを用いた画像形成装置
JPH02154278A (ja) カラー画像形成装置
JPS644178B2 (ja)
EP0091937A1 (en) Improvements in and relating to document copiers
JPS60118860A (ja) 複写機
JPS6051101B2 (ja) 感光体ドラム駆動装置
US9482994B2 (en) Image forming apparatus
JPS60136728A (ja) 像形成装置
JPH0138608Y2 (ja)
JPS62121473A (ja) 画像形成装置