JPS6050828A - 真空インタラプタ - Google Patents

真空インタラプタ

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JPS6050828A
JPS6050828A JP15920783A JP15920783A JPS6050828A JP S6050828 A JPS6050828 A JP S6050828A JP 15920783 A JP15920783 A JP 15920783A JP 15920783 A JP15920783 A JP 15920783A JP S6050828 A JPS6050828 A JP S6050828A
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arc
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JP15920783A
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佳行 柏木
泰司 野田
薫 北寄崎
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/02Contacts characterised by the material thereof
    • H01H1/0203Contacts characterised by the material thereof specially adapted for vacuum switches

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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空インタラプタに係り、特にアークと平行
な軸方向磁界(縦磁界)を発生させる手段を備えた、い
わゆる縦磁界方式の真空インタラプタにおける電極の改
良に関する。
従来技術 縦磁界方式の真空インタラプタは、アークにこれと平行
な縦磁界を印加することにより、アークを電極面上に分
散せしめてその局部的な集中を防止し、もって電極の過
度の溶融を防ぐことにより電流しゃ断能力の向上を図る
もので、真空容器内に1対の電極棒を相対的に接近離反
自在に導入するとともに、各電極棒の内端部にアーク拡
散部と接触部とからなる嵜1極をそれぞれ固着し、縦磁
界発生手段としてのコイルを、特公昭42−13045
号公報等に記載されているように前記真空容器の外部に
備えたり、または特公昭53−41793号公報、特公
昭54−22813号公報もしくは特開昭56−130
037号公報等に記載されているように真空容器内にお
ける各電極の背部に備えたり、さらには実開昭56−5
7443号公報等に記載されているように真空容器内に
おける1対の電極の外周に備えたりして構成されている
ところで、上記真空インタラプタの電極における接触部
を形成する材料には、一般に、以下に述べる特性を具備
することが要求されている。
0)電流しゃ断能力が高いこと。
(2)絶縁耐力が高いこと。
(3) 消耗が小さいこと。
(4)電流さい断値が小さいこと。
(5)接触抵抗が小さいこと。
(6)耐溶着性が優れていること。
しかし、単一材料ですべての特性を満たすことはできず
、また純金属でも勿論不可能であり、現在では真空イン
タラプタの用途に応じ、他の特性を幾分犠牲にしても特
に必要とする特性を満足する材料を選択することが行な
われている。
しかして、従来の縦磁界方式の真空インタラプタの電極
においては、アーク拡散部を銅により形成するとともに
、このアーク拡散部に縦磁界の鎖交により生ずるうず電
流を抑制すべく、特開昭5゜−52562号公報等に記
載されているように径方向の複数のスリットが設けられ
ている。
ところが、銅の引張強度が約20Kyf/md と小さ
く、かつ複数のスリットが設けられていることも相俟っ
て、アーク拡散部は、投入、しゃ断時の衝撃および大′
lI流アークの′#1.磁力によって生ずる衝撃等によ
る変形防止のため、その軸方向の寸法(厚さ)および重
電の増大を招来している。
また、スリットの縁部にアークおよび電界が集中し、電
流しゃ断能力と絶縁耐力、特にしゃ断後の絶縁耐力(動
的絶縁耐力)が低下するとともに、アーク拡散部の消耗
が大となる問題がある。
他方、接触部を、大電流低電圧用とし特公昭41−12
131号公報等に記載されている銅に微少のビスマスを
含有せしめた0u−B1合金(たとえばOu−0,5B
i合金)により形成したり、また小電流高電圧用とし特
公昭54−36121号公報等に記載されている銅にタ
ングステンを含有せしめたOu −W 合金(たとえば
200u−80W 合金)により形成したりしている。
ところが、昨今の系統拡張に伴う昇流、昇圧に対処すべ
く、電流しゃ断能力および絶縁耐力の双方に優れた電極
の出現が要望されている。
発明の目的 本発明は、上述【−た問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、耐久性に優れるとともに大電流
および高電圧のしゃ断を行ない得る電極を備えた縦磁界
方式の真空インタラプタを提供するにある。
発明の構成 本発明は、上記目的を達成するため、真空容器内に1対
の電極棒を相対的に接近離反自在に導入するとともに、
各電極棒の内端部にアーク拡散部と接触部とからなる電
極をそれぞわ固着し、前記真空容器の外部または真空容
器の内部にアークに対しこれと平行な軸方向磁界を印加
するコイルを備えてなる真空インタラプタにおいて、前
記各電極のアーク拡散部を20〜700〜70夏量チ〜
110重量係のクロムおよび5〜40夏量チの鉄の複合
金属により形成するとともに、接触部を20〜700〜
70夏量チ〜70夏量チのクロムおよび5〜70夏量チ
のモリブデンの複合金属により形成したものである。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す真空インタラプタの縦
断面図で、この真空インタラプタは、真空容器1内にそ
の軸線上に位置せしめて1対の電極棒2.2を相対的に
接近離反自在に導入し、各電極棒2の内端部に笠形円板
状の対をなす電極3゜3を絶縁スペーサを介在せしめて
機械的に固着し、各電極棒2と電極3とを電極3の背部
に配設されかつ電極棒2に流れる軸方向(第1図におい
て上下方向)の電流を電極棒2を中心とするループ電流
に変更して縦磁界を発生するコイル5.5により′1気
的に接続して概略構成されている。
すなわち、真空容器1は、ガラスまたはセラミックスか
らなる円筒状の2本の絶縁筒5.5を両端に固層したF
e−Ni−Co 合金、Fe−N1合金等からなる薄肉
円環状の封着金具6.6.・・・の一方を介し接合して
1木の絶縁筒とするとともに、その両開口端を他方の封
着金具6.6を介し円板状の金属端板7.7により閉塞
し、かつ内部を冒真空(たとえば5 X 10”” T
orr 以下の圧力)に排気して形成されている。そし
て、真空容器1内には、前記各電極棒2がそれぞれの金
属端板7の中央から真空容器1の気密性を保持して相対
的に接近離反自在に導入されている。
なお、一方(第1図において上方)の電極棒2は、一方
の金属端板7に気密に挿着されているものであり、他方
の電極棒2は、金属ベローズ8を介し真空容器1の気密
性を保持して他方の金属端板7を軸方向へ移動自在に挿
通されているものである。また、第1図において9およ
び10は軸シールドオヨびベローズシールド、11は主
シールド、12は補助シールドである。
前記各電極棒2の内端部には、第2図および第3図に示
すように、銅の如く高導電率の材料からなるとともに、
電極棒2の直径より適宜大径の円板状の取付ベース4a
と、取付ベース4aの外周の相対する位置から半径方向
(第2図において左右方向)外方へ延在する2木のアー
ム4bと、各アーム4bの端部から取付ベース4aを中
心さし同一方向へ円弧状に彎曲した円弧部4cとからな
る号外流タイプのコイル4が、取付ベース4aの一方(
第2図において下方)の面に形成した四部13を介しろ
う付により固着されている。
そして、コイル4は、電極棒2の内端外周にろう付によ
り嵌着したリング状の取付部14 aと、取付部14 
aの外周から半径方向外方へ放射状に延伸した複数の支
持腕14 bと、各支持腕14 bの端部を連結するリ
ング状の支持部14 cとからなるコイル補強体14と
ろう付されて補強されている。
ナオ、コイル補強体14は、ステンレス鋼の如く機械的
強度大にしてかつ低導電率の材料からなるものである。
前記コイル4の取付ベース4aの他方の面には、円形の
凹部15が設けられており、この凹部15には、ステン
レス鋼またはインコネルの如く機械的強度大にしてかつ
低導電率の材料により短円筒状に形成した絶縁スペーサ
16が、その一端に形成した小径フランジ16aを介し
ろう付により固着されている。そして、絶縁スペーサ■
6の他端に形成した大径フランジ16 bには、この大
径フランジ161)より遇亘大径にしてかつ絶縁スペー
サ16の内径とほぼ同径の透孔を有する円輪板状の取付
ベース17 aと、取付ベース17aの外周の相対する
位置から半径方向外方へ延在した2本のアーム17bと
、各アーム171)の端部からコイル4の円弧部4cと
ほぼ等しい曲率半径にしてかつこれとは逆の同一方向へ
適宜の長さで円弧状に彎曲した円弧部17 cとからな
り、銅の如く高導電率の材料により形成された補助コイ
ル17が、取付ベース17 aの一方(第2図において
下方]の面に設けた係合段部18を介しろう付により固
着されている。そし、て、補助コイル17.゛とコイル
4とは、補助コイル17の各円弧部17 Qの端部に設
けた凹部19に一端を固着し、かっ他端を迭 コイル4の各円弧部4cの端部に設けた誘孔21に挿着
した軸方向の通電ビ/20を介し電気的に接続されてい
る。
前記補助コイル17には、コイル4の直径とほぼ同径に
形成した前記電極3が、背面中央に設けた凹部22を介
しろう付により取付ベース17 aと接合されるととも
に、背面を介しろう付により各アーム17 t)および
円弧部17 cと接合されている。電極3は、対向面(
第2図において上面)中央に円形の凹部nを設けかつ周
辺に近づくにつれて漸次薄肉となる笠形円板状に形成さ
れたアーク拡散部3aと、対向面に平坦な円形の接触面
を有するとともに周辺に近づくにつれて両次薄肉となる
笠形円板状に形成されかつアーク拡散部3aの凹部詔に
ろう付により固着された接触部3bとからなり、全体と
して笠形円板状に設けられている。
前記電極3のアーク拡散部3aは、20〜70重[1の
銅と、5〜40重量係のクロムと、5〜40重量係の鉄
とからなる複合金属により形成されており、この成分お
よび組成範囲の複合金属は、5〜30%の導電率(IA
O8係)、3(lPf/薦i以上の引張強度および10
0〜170Hv (I Kjl )の硬度を有するもの
である。
なお、アーク拡散部3aを形成する複合金属は、以下に
述べる各種の方法により製造されるものである。
(1) 例え1i−100メツシユのクロム粉末トー1
00メツシュの鉄粉末とを所定量混合し、この混合粉末
をクロム、鉄および銅と反応しない材料(たとえばアル
ミナ)からなる容器に入れるとともにその上に所定量の
銅のブロックを載置し、しかる後に真空中(5x IQ
 Torr)においてまず1000℃で10分間加熱し
て脱ガスするとともにクロムと鉄とからなる多孔質の基
材を形成し、ついで銅の融点(1083”C)以上の温
度の1100℃で10分間加熱し銅を多孔質の素材に溶
浸して行なう。
(2) クロムと鉄を粉末にし、これらを所定量混合す
るとともに、この混合粉末をアルミナ等からなる容器に
入れ、かつ非酸化性雰囲気中(たとえば真空中、水素ガ
ス中、窒素ガス中またCオアルピンガス中等)において
、各金属の融点以下(たとえば粉体上に鋼材をあらかじ
め載置している場合には銅の融点以下、また鋼材をあら
かじめ載置していない場合には他の金属の融点以下)の
温度で加熱保持(たとえば600〜1000℃で5〜6
0分間程度)して多孔質の基材を形成し、しかる後に上
記雰囲気中において銅の融点板−ヒに加熱保持(たとえ
ば1100℃で5〜20分間程度)してこの基材に銅を
溶浸し一体結合して行なう。
(3)各金属を粉末にし、所要金属粉末を所定量混合す
るとともに、この混合粉末をプレス成型して混合素体を
形成し、しかる後にこの混合素体を非酸化性雰囲気中に
おいて銅の融点以下(たとえば1000℃)または銅の
融点以上でかつ他の金属の融点以下(たとえば1100
′C)の温度で加熱保持(5〜60分間程度)し各金属
粉末粒子を一体結合して行なう。
ここに、金属粉末の粒径は、−100メツシユ(149
μm以下)に限定されるものではなく、−60メツシユ
(250μm以下)であればよい。
ただ粒径が60メツシユより太きくなると、各金属粉末
粒子を拡散結合させる場合、拡散距離の増大に対処すべ
く加熱温度を高くしたりまたは加熱時間を長くしたりす
ることが必要となり、生産性が低下することとなる。−
万粒径の上限が低下するにしたがって均一な混合(各金
属粉末粒子の均一な分散)が困難となり、また酸化しや
すいため9その取扱いが面倒であるとともにその使用に
際して前処理を必要とする等の問題があるので、おのづ
と限界があり、粒径の上限は、種々の条件のもとに選定
されるものである。
また、前述した製造方法2.3のいずれにあっても非酸
化性雰囲気としては、真空雰囲気の方が加熱保持の際に
脱ガスを同時に行なえる利点があって好適である。しか
し、真空雰囲気以外の非酸化性雰囲気中で製造した場合
であっても真空インタラプタの電極としては性能上善異
はないものである。
次に、製造方法1により製造したアーク拡散部3aを形
成する)−A成分組成(50重量%の銅、10重i%の
クロムおよび40重量%の鉄からなる)、1−B成分組
成(50重量%の銅、25重量%のクロムおよび25重
量%の鉄からなる)および1−C成分組成(50重量%
の銅、40重量%のクロムおよび10重量%の鉄)の複
合金属の組織状態は、それぞれ第4図(A)〜(D)、
第5図(A)〜(D)および第6図(A)〜ω)に示す
特性写真のようになった。
すなわち、第4図、第5図および第6図の(ハの写真は
、二次電子像であり、また各図の(B)の写真はクロム
Orの分散状態を示す特性X線像で、島状に点在する灰
色の部分がクロムである。さらに各図の(0)の写真は
、鉄Fe の分散状態を示す特性X線像で、島状に点在
する白または灰色の部分が鉄である。また各図のC′D
)の写真は、銅Ou の分散状態を示す特性X線像で、
白い部分が銅である。
したがって、クロムと鉄の粒子は、相互に拡散結合して
多孔質の基材を形成しており、しかもこの基材の孔(空
隙)に銅が溶浸されて強固に結合した複合金属となって
いることが判る。
一方、前記接触部3bは、20〜70重量係の銅と、5
〜70重量係のクロムおよび5〜70重量係のモリブデ
ンとからなる複合金属により形成されており、この成分
および組成範囲の複合金属は、20〜60チの導電率お
よび120〜180HV(IQ)の硬度を有するもので
ある。
なお、接触部3bを形成する複合金属は、アーク拡散部
3aを形成する複合金属とほぼ同様の各種の方法により
製造されるものであるとともに、各金属粉末の粒径につ
いてもほぼ同様のことがいえるものである。
次に、製造方法1により製造した接触部3bを形成する
II−A成分組成(50重量係の銅、10重量係のクロ
ムおよび40重量係のモリブデンからなる)、l−B成
分組成(50重量係の銅、25重量係のクロムおよび2
5重量係のモリブデン力らなる)および■−a成分組成
(50重量係の銅、40重量係のクロムおよび10重量
係のモリブデンからなる)の複合金属の組織状態は、そ
れぞれ第7図(A)〜(D)、第8図(A)〜(D)お
よび第9図(A)〜(D)に示す特性写真のようになっ
た。
すなわち、第7図、第8図および第9図のcA)の写真
は、二次電子像であり、また各図の(B)の写真は、ク
ロムOrの分散状態を示す特性X線像で、島状に点在す
る灰または白色の部分がクロムである。
さらに各図の(0)の写真は、モリブデンMOの分散状
態を示す特性X線像で、島状に点在する灰色の部分がモ
リブデンである。また各図の(D)の写真は、銅Ou 
の分散状態を示す特性X線像で、白い部分が銅である。
したがって、クロムとモリブデンの粒子は、相互に拡散
結合して多孔質の基材を形成しており、しかもこの基材
の孔(空隙)に銅が溶浸されて強固に結合した複合金属
となっていることが判る。
また、アーク拡散部3aを形成するl −A成分組成、
l−B成分組成および1−a成分組成の複合金属と、接
触部3bを形成するl −A成分組成、1−B成分組成
およびH−a成分組成の複合金属の緒特性の試験結果は
、以下に述べるようになった。なお、Aはアーク拡散部
3aを形成する複合金属の特性、Bは接触部3bを形成
する複合金属の特性を示す。
(1)導電率(IAO8係) A;8〜10優、B;40〜50係 (2)引張強度 A;30即f/−以上 (3)硬度 A ; 100−170Hv(1ffF)、 B ; 
12O−180Hv(lffj’) ′さらに、アーク拡散部3aをi−B成分組成の複合金
属により、直径100111/III の笠形円板状に
形成するとともに、接触部3bをl−A成分組成の複合
金属により、直径60 m / mの笠形円板状に形成
して第2図に示す電極3を形成し、この1対の電極3を
組込んで第1図に示す真空インタラプタとして行なった
諸性能の検証結果は、以下に述べるようになった。
(1)電流しゃ断能力 しゃ断速度12〜1.5 m / sにして定格電圧1
2kv(再起電圧2]、kv 、 、TF10181.
 )でしゃ断試験を行t「つたところ、6okA(r 
%m %s s )の電流をしゃ断することができる。
また、しゃ断速度3. Qm/sにして定格電圧84 
kv(再起電圧143kv 、 JEO−181)でし
ゃ断試験を行なったところ% 50kV(r−m%6、
)の′電流をしゃ断することができた。
なお、I A−I Bまたは1−c成分組成の複合金属
からなるアーク拡散部3aとsn A%11−Bまたは
11−0成分組成の松合金属からなる接触部3bとを種
々組合せた場合における発明品の電流じや@能力と、同
−乗件で試験した比較品および従来品の電流しゃ断能力
は、しゃ断耐久回数を併記する第1表のようになった。
ここに、アーク拡散部が@ (Ou )からなる比較品
および従来品は、補助コイルを用いることなくアーク拡
散部の背面周辺とコイルの円弧部の端部上通電ピンを介
し電気的に接続されているものである(例えば特公昭5
4−22813号のような構成]。
第 1 表 (2)絶縁耐力 ギャップを30m/mに保持し、衝撃波耐電圧試験を行
なったところ、 ±4ookv (ばらつき士10kV
)の絶縁耐力を示した。
また、大電流(60kA)の多数回しゃ断後に同様の試
験を行なったが絶縁耐力に変化はなかった。
さらに進み小電流(80A)のしゃ断後に同様な試験を
行なったが絶縁耐力に変化は殆んどなか−った。
なお、各成分組成の複合金属からなるアーク拡散部3a
と接触部3℃とを組合せたものの絶縁耐力は、いずれも
I−B成分組成の複合金属と■−A成分組成の複合金属
とを組合せたものと同様の値を示した。また、本発明品
(1−B成分組成と11−A成分組成との組合せ)と、
比較品および従来品との衝撃波耐電圧試験の結果は、第
2表1こ示すようになった。
(3)耐浴着性 1309の加圧下で、25 kA(r、 m−e−)の
電流を3秒間通111(工11!io短時間軍流規1各
)した後に、200 Kpの静的な引き外し力で問題な
く引き外すことができ、その後の接触抵抗の増加は、2
〜8俤にとどまった。
また、100(lsの加圧下で、50kA(rom、e
 、)の電流を3秒間通電した後の引き外しも問題なく
、その後の接触抵抗の増加は、0〜5壬にとど脣り、十
分な耐?!J着性を備えていた。
なお、接触部3bをII −B−jたはH−c成分泊1
成の複合金鵬と17た場合も同様な結果を示した。
(4)遅れ小電流(誘導性の負荷)のしゃ断能力30A
の電流を通電して行なった電流さい断値は、平均3.9
A(標準偏差;σ。=0.96、標本数:n=100)
を示した。
なお、接触部3bをl−E成分組成の複合金属とした場
合には、平均3.7A(σn=1.26、n=100)
、tたl−0成分組成の複合金属とした場合には、平均
3.9 A (6rl =1.5 %n =100 )
の電流さい断値を示1−た。
(5)進み小電流(容量性の負荷)の1−や断能力J四
〇−181)を、10000回行なったが再点弧は0回
であった。
なお、接触部3bをl−Bまたはtt −a成分組成の
複合金属と1.た場合にも同様であった。
しかしながら、アーク拡散部3aを形成する複合金属の
成分組成範囲が、銅が20〜70重量係、クロムが5〜
40重を係、鉄が5〜40tl&t%の範囲以外の場合
には、各成分元素の利点が活きず、電流I−や断能力、
絶縁耐力、機械的強度等の低下が著しいものであった。
すなわち、銅が20重量%より少ない場合には、電流し
ゃ断能力が著[7〈低下し、一方70重量係を超える場
合には、機械的強度および絶縁耐力が著しく低下すると
ともに、導電率が犬きくなって電流L7や断能力が低下
した。寸だ、クロムが5重滑係より少ない場合には、導
電率が太きくなって電流しゃ断能力が低下するとともに
絶縁耐力が著しく低下し、一方4040重量%える場合
には、機械的強度が著しく低下した。さらに、鉄が5重
量係より少ない場合には、機械的強度が著しく低下し、
一方4040重量%える場合には、電流しや@能力が著
しく低下した。
また、接触部3bを形成する複合金属の成分組成範囲が
、銅が20〜70重量係、クロムが5〜70重量係、モ
リブデンが5〜70重量係以外の場合には、各成分元素
の利点が活きず、接触部3bに要求される各特性を7+
/1足することかできrcかった。
すなわち、銅か20重重量上り少ない場合にi′i、導
電率が低下すると吉もに接触a(抗が著しく大きくなり
、−万701に量係を超える場合には、′電流さい断値
が著しく犬きくなる(!:吉もに、而・j溶着性および
絶縁耐力が著しく低下した。捷だ、クロムが5重吋係よ
り少ない場合には、絶縁耐力か者しく低下し、一方70
71係を超える場合には、導電率および機械的強度が著
しく低下した。さらに、モリブデンが5重iff Ll
)より少ない場合には、絶縁耐力が著しく低下し、−万
70重量係を超える場合には、機械的強度の低下が著し
いとともに、電流さい断値が著しく大きくなった。
なお、前述した実施例においては、コイル4を号分流タ
イプとした場合について述べたが、コイル4けこれに限
定されるものではなく、たとえば]ターンまたはイ分流
タイプもしくは強分流タイプとしてもよいものである。
1t、電極3とコイル4との電気的接続(オ、電極3の
背部に接合j−た補助コイル17を用いる場合に限らず
、たとえば特公昭53−41783号公報等に記載され
ているようにコイルの一端を電極の背面中央と直接に接
続してもよいものである。さらに、コイル4を電4夕3
の背部に設ける場合に限らず、たとえば実開昭56−5
7443号公報等に記載されているように、コイルを1
対の電極を囲繞するように配設したり、捷たけ特公昭4
2−13045号公報等に記載されているようにコイル
を真空容器の外部に配設してよいのは勿論である。
発明の効果 以上の如く本発明によれば、アーク拡畝部を20〜70
重祉係の銅と、5〜40M甘係のクせムと、5〜40重
量係の鉄とからなる複合金属により形成するとともに、
接触部を20〜71重量憾の鋼と、5〜70亀川係のク
ロムと、5〜701M童係のモリブデンとからなる被合
金属に上り形成したので、アーク拡散部を銅により形成
するとともに、このアーク拡散部にうず′電流の発生を
抑制すべく複数のスリットを設け、かつ接触部をOu−
0,5B1合金または200u−80W 合金により形
成した従来のものに比し、以下に述べる種々の効果を秦
する。
(1) アーク拡散部の引張強度の向上により、電極の
厚さおよび重量を著しく低減することができるとともに
、電極の耐久性を大幅に向上することができる。
e)アーク拡散部および接触部が低導電率となることに
より、うす電流の発生を著しく低減することができると
ともに、スリットを設ける必要がないので引張強度等の
機械的強度が向上、し上記(1)の効果を一層助長する
ことができる。
(3)了−り拡散部および接触部が硬度が高くかつ各成
分が均一に分散した複合金属により形成されていること
により、アーク拡散部にスリットがないことも相俟って
アーク拡散部および接触部の過度の浴融が防止され、両
部の消耗を大幅に低減できるとともに、絶縁回復特性の
向上を図ることができ、かつ多数回しゃ断後の絶縁耐力
の低下を殆んどなくする( 10000回しゃ断後の絶
縁耐力の低下は、し2や新前の絶縁耐力の10〜209
g)ことができる。また、電流さい断値を小さくするこ
とができる。
(4)特に、絶縁耐力および電流しゃ断能力の双方を従
来のものに比して大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す真空インタラプタの縦
断面図で、第2図および第3図はその電極の縦断面図お
よび分解斜視図、第4図(A) 、 (Bl 。 ((3) 、 (D)、第5図(Al 、 (B)、 
(c) 、 (D)および第6図(A)。 (B)、 (0) 、 (D)はそれぞれアーク拡散部
を形成する複合金属の異なる組成の組織状態を示す写真
、第7図(A) 、 (13) 、 (0) 、 (T
))、第8図(Al 、 (B)、 (c)、 (D)
および第9図仏)、 (13+ 、 (a) 、 (D
)はそれぞれ接触部を形成する複合金属の異なる組成の
組織状態を示す写真である。 1・・・真空容器、2・・・電極棒、3・・・電極、3
a・・・アーク拡散部、3b・・・接触部、4・・・コ
イル。 手続補正書輸発) 昭和58年特許願第159207号 2、発明の名称 真空インタラプタ 3、補正をする者 事件との関係 出願人 (610)株式会社 明 電 舎 4、代理人〒104 東京都中央区明石町1番29号 液済会ピル図 面。 のとおり補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空容器内に1対の電極棒を相対的に接近離反自
    在に導入するとともに、各″11極棒の内端部にアーク
    拡散部と接触部とからなる電極をそれぞれ固着し、前記
    真空容器の外部源たCま真空容器の内部にアークに対し
    これと平行な軸方磁界を印加するコイルを備えてなる真
    空インタラプタにおいて、前記各電極のアーク拡散部を
    20〜70重量係の銅、5.40重量%のクロムおよび
    5〜40重i4の鉄の複合金属により形成するとともに
    、接触部を20〜70重量係の銅、5〜70重量係重量
    口ムおよび5〜70重竜嗟のモリブデンの複合金属によ
    り形成したことを特徴とする真空インタラプタ。
JP15920783A 1983-03-15 1983-08-30 真空インタラプタ Granted JPS6050828A (ja)

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