JPS6049909B2 - 接触加熱型定着器 - Google Patents

接触加熱型定着器

Info

Publication number
JPS6049909B2
JPS6049909B2 JP8331475A JP8331475A JPS6049909B2 JP S6049909 B2 JPS6049909 B2 JP S6049909B2 JP 8331475 A JP8331475 A JP 8331475A JP 8331475 A JP8331475 A JP 8331475A JP S6049909 B2 JPS6049909 B2 JP S6049909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
fixing device
roller
continuous paper
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8331475A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS527244A (en
Inventor
浩夫 一橋
潤二 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8331475A priority Critical patent/JPS6049909B2/ja
Publication of JPS527244A publication Critical patent/JPS527244A/ja
Publication of JPS6049909B2 publication Critical patent/JPS6049909B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写材上に形成された可視像を接触加熱す
る定着器に関するもので、特に連続した記録媒体が走行
を停止した時過度の加熱を防止できる接触加熱型定着器
に関するものである。
近年、複写機の印刷機能を利用して、情報処理システ
ムの出力の記録装置として用いようとする要求が高まつ
てきている。
この種の情報処理システムの出力装置に利用される記
録媒体としては連続紙が適している。
この連続紙には通常走行の安定性をよくするためパーフ
ォレーション孔付のものが多い。又このような連続紙の
走行は情報の有無・内容により外部から制御されるのが
普通である。 然るに、従来の複写機に於いては、カツ
1・シート又はロール紙をカットしたものが一般的に使
用されている。
その動作シーケレスは複写機内部で完結し得る。従つて
、そこで用いられるカットシートなりロール紙なりの記
録媒体は一定の走行速度で定着器内を通過するように構
成されていた。 このような一般的な複写機をそのまま
連続紙を用いる情報処理システムの出力装置として利用
した場合いくつかの不都合が生する。 本発明は特に前
記記録装置の定着器内での連続紙(紙に限らず布等でも
可)の走行が停止した場合に発生するトラブルを解決せ
んとするものである。
即ち、連続紙の場合、熱定着装置内に紙が負荷された
状態で、連続紙走行が停止させられて停止時間が長くな
る場合、紙は水分を失い焦げる。
又はなはだしくは燃える場合がある。係る事故を防止す
る機構は、連続紙使用の場合は重要な必要性を帯びてく
る。この問題を解決するため、最近第1〜4図に示す如
き定着装置が提案されている。
簡単に説明する。感光体ドラム1及び転写器2によつて
粉末トナー像を転写せしめられた連続紙3は紙搬送用ト
ラクタ4によつて定着器に搬送される。
第1図は定着中を示し、連続紙3は内部に固定されたヒ
ーター4を具備する熱板5に接触し、加熱せしめられる
6,7は紙と熱板5の接触を密にする為、紙にテンショ
ンを与える所のテンションローラー兼排出ローラーであ
る。
第2図は非定着中を示し、熱板支持台8は、モーター9
及びネジ機構10等により短縮せしめられ熱板5は走行
を停止した連続紙3より離れる事になる。
第3〜4図は他の実施例で第3図は定着中、第4図は非
定着中の状態を示す。
定着ローラーは、内部にヒーター11を内蔵し、12は
熱良導体、13は熱不良導体で構成される。
第3図定着時は、定着ローラーは、連続紙14に対して
熱良導体12面で接触する様に固定され、第4図、非定
着時に於いては、熱不良導体13面で連続紙に接触する
位置で保持される。
しかし、上記の方式に於いては、紙に対する輻射熱、又
、紙走行と同期して定着器を駆動したい場合に於いて、
問題点が生ずる。本発明はかかる問題点を解消せしめる
ため連続紙上の可視像を接触加熱して定着する定着器を
連続紙の走行停止時に熱供給接触面と連続紙との間に断
熱体を介在させるように構成した新規な定着器を提供す
るものである。
以下本発明を実施例を参照しつつ詳細に説明する。
コンピュータ等の情報処理システムの出力を電子写真複
写機の感光体に光像として照射し、静電潜像を形成して
現像し、連続紙に転写し、連続紙上の可視像を定着する
システムに本発明を適用した例を第5〜7図に示す。
第5図は定着器の定着時の断面図、第6図は定着器の非
定着時の断面図、第7図は定着時の定着器斜視図をそれ
ぞれ示す。
感光体ドラム14上に形成されたトナー粉末像は転写器
15により連続紙16に転写される。
転写された連続紙16は紙搬送用トラクタ17により定
着器へと搬送される。その際、トナー付着面は像を乱さ
れない様留意されなければならない。搬送された紙は熱
良導体、例えばアルミドラム等によつて構成された熱ロ
ーラー18に接触する。
熱ローラー18は、内部にヒーター19を含包し、その
表面に熱を伝える。
紙は巻き付け角を大きく設定する事により、熱ローラー
との接触巾を増し、熱エネルギーを有効に吸収し粉末ト
ナーは加熱融着せしめられる。
又、搬送ローラー20,21は、第7図に示す如く、ス
リップクラッチ22、スプロケット23、テンションホ
ィール24、チェーン25等を介してモーター26によ
り、紙走行速度よりも若干速く駆動される。その結果紙
はトラクタ17、搬送ローラー20,21間に於いてテ
ンションを発生し、熱ローラー18に対する接触は密に
保たれる。28は定着器の周囲に固定配置せられた断熱
体て定着器の熱効率向上の為と装置の他の部分への熱伝
達を防いでいる。
第7図に於いて熱ローラー18は側板(図示せず)に回
転自在に支持されその中空内部にヒーター19が貫通し
両端を電力供給用ソケット29により固定されている。
歯車30は熱ローラー18に固定され、中間ギヤ31、
スプロケット32、モーター●ホイル33、チェーン2
5を介し、モーター26により駆動される。第5図に於
ける断熱構造体34は第7図に於いては35,36に示
され、歯車37に一体化される。
歯車37及び断熱構造体35,36は熱ローラー18に
対して、ボール・ベアリング38で支持されている。
モーター26の回転は、プランジャー39、レバー40
、スプリングクラッチ41等によつて構成される一回転
クラッチ、中間ギヤ42を介して歯車37に伝達される
。本実施例装置においては中間ギヤ42と歯車37の歯
数比は1:2である事が望しい。第5図に於いて熱ロー
ラー18はサーミスタ43及ひ温度制御回路によつて温
度一定範囲に保たれるようにヒータ19を制御する。
熱ローラー18は、紙送り速度に略同期して常時回転し
、断熱構造体34は図の位置に停止している。かかる状
態に於いて連続紙16の定着は実行される。外部からの
紙走行停止信号に同期して紙搬送用トラクタ17、熱ロ
ーラー18,テンションローラー20,21は、停止し
、同時にプランジャー39が作動し、一回転クラッチが
作動し、中間ギヤ42が一回転、即ち断熱構造体34半
回転(本実施例の場合)して停止する。即ち、第5図の
状態から第6図への状態へと移行する。その際、歯車3
7に一体的に支持された断熱構造体は連続紙16を熱ロ
ーラー18から剥離しつつ、断熱構造体34の外面を連
続紙16と摺動しつつ、熱ローラー18と連続紙16の
中間に熱ローラー18と一定距離空間を保つて第6図の
位置に停止する。断熱構造体34は第7図に示すように
、熱ローラー18に対向する面は、反射鏡面35て構成
され又連続紙16の停止時連続紙16に接する断熱構造
体34の外周部44は熱不良導性かつ摺動性の良好な材
質、例えば、テフロン等をコーティングされた円弧状部
材て構成されており、又断熱構造体34は中空部36は
断熱性の良い空気又はグラスファイバー等で構成されて
いる。第6図の非定着時即ち連続紙の走行停止時に於い
て、ヒーター19の熱は熱ローラー18を熱するが、連
続紙16へは断熱構造体34を介しているのでほとんど
伝達されず、たとえ伝達されたとしてもその伝達効率は
非常に小となる。
それ故、紙停止時に於いても、ヒーターは停止する必要
はなく、又、熱ローラー自身もその保持する熱量を失う
事なく、待機する事が可能となる。
この事は次の動作時に於いて、ヒーター・熱ローラーの
温度の立ち上り時間を設定する必要がないという事であ
る。第5図と第6図を比較して、トラクタ17とテンシ
ョンローラー20,21との間の紙の長さは、変化する
即ち搬送ローラー20,21はその紙経路の差の分以上
、逆転させるか、又はスリップ・クラッチ22によつて
スムーズにスリップ逆転せしめる事が望ましい。第8図
は第5〜7図に示した方法を改良したもので詳細に説明
すれば断熱体50は分割され名々端部に於いて、側板5
1に固定された支軸52に回転自在に支持される。
断熱構造体53は、略四隅に突起物54を具備する。
非定着時、断熱構造体53は第8図の如き位置に保持さ
れる。その際、必然的に突起物54は断熱体50を跳ね
上げ、分割空間A部を構成する。定着器上部に固定され
たファン55により、空気流はB矢の方向に設定される
即ち、連続紙56は空冷される。
しかしヒーター57、熱ローラー58は断熱構造体53
により、その熱放散を防止せしめられる。かくして、上
記の様な構造にする事により、断熱構造体53の機能を
、一層、有効ならしめる事になる。
又、断熱構造体53の熱ローラー58に対向する面35
は鏡面にすることによつて断熱構造体53の効果を増す
ことは言うまでもない。
又、断熱構造体53は、紙に対して摺動する場合がある
ので、その両端に於いて、回転自在なローラー59を具
備することが望ましい。
以上の説明は連続紙上のトナー粉末像が加熱融着するこ
とにより定着を完了するトナー粉末に対して適した定着
方法てある。
しかしながら、トナー粉末には加熱と同時に加圧しなけ
れば定着を完了しないタイプのものもあり、それらのト
ナー粉末を使用する場合は第9〜11図の実施例に示す
加圧ローラ方式の定着をしなければ満足な定着は出来な
い。
第9〜11図の方法を以下説明する。
第9図は定着中、第10図は非定着中のそれぞれ断面図
を示す。
第11図は第10図のA−A断面図である。第9図にお
いて加圧ローラ60は支持金具61に回転可能に軸支さ
れ、加圧バネ62により加圧ローラ60は連続紙16上
のトナー粉末像を加圧することにより融着している。
第10図において断熱構造体63は第9図の位置より移
動し、熱ローラ18と連続紙16の中間に位置し且つ熱
ローラ18と一定距離空間を保つている。
この時、加圧ローラ60は第11図に示すように断面構
造体の両端の出ぱりにより連続紙13より離れる。
このことにより連続紙16が停止中は加圧ローラ60が
トナー粉末に接することを防止している。加圧ローラー
60にシリコンオイルを塗布することは好ましい。以上
の説明にて明らかな如く、本発明の実施により接触加熱
型定着器に於いて、連続紙の走行停止時に発生する問題
点つまり、輻射熱による連続紙の黄変発火等の危険を排
除し、又定着器の熱効率及び連続紙の走行安定性等が一
段と改良され、複写機の印刷機能を情報処理システムの
出力装置として利用することを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例1の定着時の断面図、第2図は、従来
例1の非定着時の断面図、第3図は、従来例2の定着時
の断面図、第4図は、従来例2の非定着時の断面図、第
5図は、本発明に基く一実施例の定着時断面図、第6図
は、本発明に基く一実施例の非定着時断面図、第7図は
、本発明に基く一実施例の定着時の斜視図、第8図は、
本発明に基く一実施例の改良装置の断面図、第9〜10
図は他の実施例の定着・非定着時の断面図、第11図は
加圧ローラの断面図をそれぞれ示す。 14は感光体、15は転写手段、16及び56”は連続
紙、17は紙搬送用トラクタ、18,58は熱ローラ、
19,57はヒーター、搬送ローラ20,21、28,
50は断熱体、34〜36,53,63は断熱構造体、
55はファン、60は加圧ローラ、をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続記録媒体と接触することにより加熱手段からの
    熱を印加して可視像を移動する連続記録媒体に定着する
    接触加熱型定着器において、移動可能な断熱部材と、上
    記記録媒体の停止の際該断熱部材を該加熱手段と該記録
    媒体の間に移動させ且つ該記録媒体を該加熱手段から離
    間せしめる手段と、上記記録媒体が上記加熱手段から離
    間される際該記録媒体を記録媒体の移動方向と逆方向に
    移動させる手段を有していることを特徴とする接触加熱
    型定着器。 2 特定発明において 上記定着器は、上記記録媒体が上記加熱手段から離間さ
    れる際該記録媒体を空冷する手段を有していることを特
    徴とする接触加熱型定着器。 3 特定発明において 上記定着器の加熱手段は加熱源を有する加熱ローラを有
    し、上記定着器は該加熱ローラ表面へ上記記録媒体を押
    圧するためのローラを有し、さらに上記離間手段は上記
    記録媒体を上記加熱ローラから離間させる際に該押圧ロ
    ーラから該記録媒体を離間させる部材を有していること
    を特徴とする接触加熱型定着器。
JP8331475A 1975-07-07 1975-07-07 接触加熱型定着器 Expired JPS6049909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331475A JPS6049909B2 (ja) 1975-07-07 1975-07-07 接触加熱型定着器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331475A JPS6049909B2 (ja) 1975-07-07 1975-07-07 接触加熱型定着器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57090766A Division JPS5824172A (ja) 1982-05-28 1982-05-28 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS527244A JPS527244A (en) 1977-01-20
JPS6049909B2 true JPS6049909B2 (ja) 1985-11-05

Family

ID=13798949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8331475A Expired JPS6049909B2 (ja) 1975-07-07 1975-07-07 接触加熱型定着器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6049909B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08262898A (ja) * 1995-03-25 1996-10-11 Asahi Optical Co Ltd 記録紙乾燥防止機構
JP4912918B2 (ja) * 2007-02-22 2012-04-11 桂川電機株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS527244A (en) 1977-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0719100B2 (ja) 定着装置
JPH0325481A (ja) 定着装置及び定着用フィルム
JPH04174482A (ja) 電子写真装置における熱定着装置
US4933724A (en) Fixing device for electrophotography
JP3282257B2 (ja) 定着装置
US3584195A (en) Heat fixing apparatus
JPS6049909B2 (ja) 接触加熱型定着器
JPS5934314B2 (ja) 熱定着装置
JPS60151681A (ja) 定着装置
JPS6138466B2 (ja)
JP3382403B2 (ja) 定着装置
JPS6023054B2 (ja) 連続紙の搬送装置
JPS5824172A (ja) 記録装置
JPS5910977A (ja) 定着装置
JPS6360392B2 (ja)
JPH0777883A (ja) プリンタの定着方法及び電子写真プリンタ
JPH0922772A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JPH0944030A (ja) 熱ローラ型定着装置
JPH1174061A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JPH0535412Y2 (ja)
JPH0863019A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JPS5848675Y2 (ja) 定着ロ−ラの巻付検知装置
JPH0950201A (ja) 画像形成装置
JPH0816028A (ja) 定着装置
JP2830536B2 (ja) 画像形成装置