JPH0816028A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH0816028A
JPH0816028A JP14626394A JP14626394A JPH0816028A JP H0816028 A JPH0816028 A JP H0816028A JP 14626394 A JP14626394 A JP 14626394A JP 14626394 A JP14626394 A JP 14626394A JP H0816028 A JPH0816028 A JP H0816028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing device
heat
driving roller
resistant sheet
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14626394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Nishio
西尾正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP14626394A priority Critical patent/JPH0816028A/ja
Publication of JPH0816028A publication Critical patent/JPH0816028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ローラにより転写材を搬送しながら、エ
ンドレスの耐熱性シートを介して発熱体により転写材上
の未定着トナーを定着する加熱定着装置において、複写
枚数が増加するにつれ、駆動ローラの温度が上昇してそ
の径が増大し、駆動ローラの搬送速度が増加することに
よる画像不良の発生を防止する。 【構成】 エンドレスの耐熱性シート(29)及び転写
材を駆動ローラ(26)により搬送し、耐熱性シートを
介して発熱体(27)により未定着トナーを定着する加
熱定着装置において、耐熱性シートを駆動する駆動ロー
ラの速度を制御する制御手段は、モータ側のギア(2
0)、回転軸のギア(18,21)、駆動ローラのギア
(24,25)の複数のギアの切り替え等により制御す
るようにし、駆動ローラの搬送速度を複写枚数に拘らず
一定に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置に用いられる定着装置に関するもので、詳
しくは、エンドレスの耐熱性の定着フィルムを介して発
熱体により未定着トナーを定着する加熱定着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、定着装置の一方式としては、米国
特許第3578797号明細書等に記載されているベル
ト定着方式が知られている。しかし、この種のベルト定
着方式では、所定の温度に立ち上げるまでの時間が長
く、また比較的大きな電力を必要とするなど改良すべき
点を有していた。
【0003】そこで、本出願人は、上記のような問題点
を解消する薄層ベルトを用いた定着装置を既に提案して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案の定着装置においては、薄膜のエンドレスフィルム
を、金属の軸にゴム材を巻いたローラーで駆動させてい
るが、該ゴム材の膨張率が大きいので、連続して複写し
ていくと、ローラー径が大きくなり、定着の紙の搬送速
度は速くなる。例えば、φ10のアルミ製軸に厚さt=
2.9mmのシリコンゴムを巻いた加圧ローラーの場
合、複写1枚目と10分間動作後では、紙の搬送速度は
2.5%の差が出る。よって、加圧ローラーが冷えてい
る時の定着部の紙の搬送速度と、定着部前までの紙の搬
送速度をほぼ一致させておくと、連続で複写していった
時に、定着部の紙の搬送速度の方が速くなり、定着装置
が紙を引っぱる形となる。よって紙がドラムをこするこ
とになり画像に線が発生した。
【0005】また逆に定着のローラーが温められている
時の定着部の紙の搬送速度と定着部前までの紙の搬送速
度をほぼ一致させておくと、複写しはじめたローラー径
は温められているときと比べて小さいので、定着部の紙
の搬送速度は遅くなる。よってドラムが紙を押す形とな
り、画像が縮んだり、ドラムが紙を押す事でドラムと定
着部の間にループができ、レジストローラーを紙が抜け
た時に紙がドラムの方へ押し戻され、紙がドラムをこす
ることにより画像に線が発生した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するもので、本発明による定着装置は、エ
ンドレスの耐熱性シート及び転写材を駆動ローラにより
搬送し、耐熱性シートを介して発熱体により転写材上の
未定着トナーを定着する加熱定着装置において、前記エ
ンドレスの耐熱シートを駆動する駆動ローラの速度を制
御する制御手段を有することを特徴とし、品質の安定し
た画像を提供する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0008】図1は、本発明の特徴を最も良く表わす図
面であって、図3で示すSURF定着器11の上視図で
あり、その定着装置については、一部を省略して図示し
ている。又、図4はこのSURF定着器の断面図であ
る。
【0009】先ず、図3により周知の技術により像担持
体としての感光ドラム4上に画像が形成され、該画像は
レジストローラー7、送給ローラー8により供給される
転写紙Pに転写帯電器により転写され、その後該紙P
は、搬送ベルト10により搬送されサーフ定着器11に
入り、紙にトナーを定着させる。ここでサーフ定着器に
ついての構成を説明すると、図4により29は耐熱性の
フィルム(例えば厚み20μm程のポリイミド、ポリエ
ーテルイミド、PES、PFA)に少なくとも画像当接
面側にPTFEに導電材を添加した離型層を10μmコ
ートしたエンドレスフィルムであり、該フィルム29
は、ヒータ27を保持する枠体及びその上部に配設され
るステー等からなる案内手段28に外嵌されている。こ
のエンドレスフィルム29の駆動は、モーターにより、
シリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を有する加圧
ローラー26に駆動力を矢印方向に伝達し、定着器11
に固定支持された低熱容量線状加熱体27(以下ヒータ
と呼ぶ)に該エンドレスフィルム29を加圧ローラー2
6にて総圧4〜7kgで圧接回転することにより行われ
る。以上説明したように周知の技術により画像形成され
た紙は、入口ガイド32により定着部に導かれ、加圧ロ
ーラー6とフィルム29の間に入りフィルム29を介し
て設けられているヒーター27によりフィルム29を介
してトナーを定着させている。
【0010】そこで、本実施例においては、図1,図2
に示すように、ドラムや加圧ローラーを駆動させるモー
ター19と加圧ローラー26の間に介在する回転軸16
に、モーター軸のギア20と噛み合うギア18と、加圧
ローラー26の軸上の2つのギア24,25と選択的に
噛み合うことができる段ギア21が設けられ、その回転
軸16の一端にはレバー15を設け、そのレバーの他端
にはソレノイド等のアクチュエータ14を設け、ソレノ
イド14のON、OFF往復動により、回転軸16をス
ラスト方向に移動させるようにしている。
【0011】次に作動について説明すると、先ず図示せ
ぬ操作部を非連続モードにして、連続して10枚以上複
写する時以外は、図1のように圧縮バネ23によって軸
受22を押すことにより第1の加圧ローラーギア24と
段ギア21を噛み合わせ定着の紙の搬送速度と定着前ま
での紙の搬送速度をほぼ一定の状態にすることができ
る。
【0012】また、次に図示せぬ操作部を連続モードに
して10枚以上複写する場合は、10枚複写した時点で
ソレノイド14を作動させ回転軸16を押すことによ
り、図2のように第2の加圧ローラーギア25と段ギア
21を噛み合わすことができ、加圧ローラー径がヒータ
ー27により温められ大きくなり定着部の紙の搬送速度
が速くなった分、加圧ローラー26の回転数を下げるこ
とができ、定着の紙の搬送速度と定着前までの紙の搬送
速度をほぼ一定にすることができる。ここで回転軸16
をスラスト方向に動かす時にはモーター19を一時止め
るようにする。
【0013】〈第2の実施例〉次に第2の実施例につい
て図5を用いて説明する。
【0014】加圧ローラー26の表面温度を測定するサ
ーミスタ31が加圧ローラー表面に圧接されている。こ
のサーミスタ31により加圧ローラー26の表面温度を
検知し、図示せぬマイコンによりドラムを駆動させるモ
ーターとは別の加圧ローラー専用のパルスモーター30
を制御させる。これにより、複写していくにつれて加圧
ローラー26がヒーター27により温められて定着の紙
の搬送速度が速くなっていく事を、パルスモーター30
の回転数を下げることにより防ぐ事ができ、定着の紙の
搬送速度と定着前までの紙の搬送速度を一定に保つこと
ができる。
【0015】また、上述のパルスモーター30はDCサ
ーボモータなど別の種類のモーターであってもかまわな
い。
【0016】〈第3の実施例〉次に第3の実施例につい
て図6を用いて説明する。
【0017】加圧ローラー26の表面には従動ローラー
32が当接されていて加圧ローラー26の駆動により従
動ローラー32が回転する。
【0018】連続複写していくと、加圧ローラー26の
径が大きくなり定着の紙の搬送速度が速くなり、その時
の従動ローラー32の回転数は複写1枚目と比べて大き
くなる。
【0019】そこで従動ローラー32の端部に回転板3
3を取りつけ、その回転板33にはフォトインタラプタ
ー34を取りつけて、従動ローラー32の回転数を測定
できるようにする。
【0020】さらにフォトインタラプター34の出力を
定着の紙の搬送速度と定着前までの紙の搬送速度を一定
にするようにモーター40の回転数を制御することがで
きる図示せぬ制御回路を経て加圧ローラー26の専用の
モーター40に入力させ、加圧ローラー26専用のモー
ター40を回すようにする。
【0021】このようにする事により、複写1枚目の場
合と連続して複写した場合でも、定着の紙の搬送速度は
定着前までの紙の搬送速度と常に一定とする事ができ、
安定した画像を提供する事ができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンドレスの耐熱シートを介して発熱体により未定着ト
ナーを定着する加熱定着装置において、上記エンドレス
耐熱シートを駆動する駆動ローラーの速度を制御する事
により、定着の紙の搬送速度を一定に保つ事ができ安定
した画像を供給することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による定着装置の第1の実施例を示す上
視図
【図2】本発明による定着装置の第1の実施例の作動を
示す上視図
【図3】本発明による定着装置の第1,第2の実施例を
示す本体側面図
【図4】図1の定着装置の概略構造を示した側面図
【図5】本発明による定着装置の第2の実施例を示す斜
視図
【図6】本発明による定着装置の第3の実施例を示す斜
視図
【符号の説明】
1…原稿載置代 2…短焦点小径
結像素子アレイ 3…照明ランプ 4…感光ドラム 5…帯電器 6…現像器 7…給送ローラー 8…搬送ローラ
ー 9…転写放電器 10…搬送ガイ
ド 11…定着装置 12…トレイ 14…ソレノイド 15…レバー 16…回転軸 17…軸受 18…ギア 19…モーター 20…モーターギア 21…段ギア 22…軸受 23…圧縮バネ 24…第1加圧ローラーギア 25…第2加圧
ローラーギア 26…加圧ローラー 27…低熱容量
線状加熱体 28…ヒーターホルダー 29…エンドレ
スフィルム 30…モーター 31…サーミス
タ 32…従動ローラー 33…回転板 34…フォトインタラプター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスの耐熱性シート及び転写材を
    駆動ローラにより搬送し、耐熱性シートを介して発熱体
    により転写材上の未定着トナーを定着する加熱定着装置
    において、前記エンドレスの耐熱シートを駆動する駆動
    ローラの速度を制御する制御手段を有することを特徴と
    する定着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の定着装置において、駆動
    ローラは、発熱体に対し該発熱体と転写材の間に耐熱性
    シートを介在して転写材を押圧する圧を加える加圧ロー
    ラであることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の定着装置において、駆動
    ローラの制御手段は、温度検知手段の出力により制御す
    ることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の定着装置において、温度
    検知手段は、駆動ローラの温度を検知することを特徴と
    する定着装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の定着装置において、温度
    検知手段は定着装置の雰囲気温度を検知することを特徴
    とする定着装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の定着装置において、駆動
    ローラの制御手段は、転写材の複写枚数により制御する
    ことを特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の定着装置において、駆動
    ローラの制御手段は、複数のギアを切り換えることによ
    り制御することを特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の定着装置において、定着
    に専用される駆動源を有し、該駆動源の回転数を変化す
    ることにより駆動ローラの速度を制御することを特徴と
    する定着装置。
JP14626394A 1994-06-28 1994-06-28 定着装置 Pending JPH0816028A (ja)

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JP14626394A JPH0816028A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 定着装置

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JP14626394A JPH0816028A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 定着装置

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JPH0816028A true JPH0816028A (ja) 1996-01-19

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ID=15403792

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JP14626394A Pending JPH0816028A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 定着装置

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JP (1) JPH0816028A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248681B1 (en) 1997-12-25 2001-06-19 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ceramic cutting tool
US6562746B2 (en) 2000-01-25 2003-05-13 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Cubic boron nitride-based sintered material and manufacture thereof
US9483002B2 (en) 2014-10-23 2016-11-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus configured to control rotational speed of pressure roller using temperature of heat unit and parameter

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US6248681B1 (en) 1997-12-25 2001-06-19 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ceramic cutting tool
US6562746B2 (en) 2000-01-25 2003-05-13 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Cubic boron nitride-based sintered material and manufacture thereof
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