JPS6048332B2 - 合成樹脂製折箱の製造方法 - Google Patents

合成樹脂製折箱の製造方法

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JPS6048332B2
JPS6048332B2 JP55063761A JP6376180A JPS6048332B2 JP S6048332 B2 JPS6048332 B2 JP S6048332B2 JP 55063761 A JP55063761 A JP 55063761A JP 6376180 A JP6376180 A JP 6376180A JP S6048332 B2 JPS6048332 B2 JP S6048332B2
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JP
Japan
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side wall
bottom plate
groove
heat
synthetic resin
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JP55063761A
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JPS56159133A (en
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国雄 野尾
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は合成樹脂製折箱の製造方法に関し、周側壁
と底板との接合か強固な折箱を簡単に提供できるように
している。
従来における合成樹脂製折箱の製造、特に熱可塑性樹
脂発泡板による折箱の製造にあつては、特公昭50−2
182号公報および特公昭49−44943号公報に示
されている通り、加熱刃にて溶断して展開状態の箱材を
組み立てながら、要所を熱融着させるいわゆる溶着方法
により製造される場合には、使い途のない多くの糸材を
発生させ易く価格が高くつき不経済であるほか、表面に
木目模様の印刷が施された発泡板を用いたとき底板部に
対しこれと連設した周側壁を折曲させながら組立てるも
のゆえ、四角の折箱では箱材表面の略直線状をなす木目
状模様が周側壁の縦側と横側とで方向が異なつて直角方
向に表われるほか、熱溶融による箱内面融着部分の変色
や樹脂の盛り上り等の欠点もあり、外観的体裁上の点で
課題とされていた。
また所定大の大きさを有する素材の発泡板から一連の枠
材がとれるよう裁断して仕組む方法の場合には底板を入
れ込む溝を底部端からやや上部に切込んでおき、該溝に
底板を嵌入して枠材を囲繞するように仕組み、枠材端部
を接着するか釘打ちまたは熱融着させていたが、接着ま
たは釘打ちの場合食品容器としての折箱に対する接着剤
使用、金属釘による錆発生は食品衛生上の点でも好まし
いものではなく、熱融着に頼らざるを得ない現状であり
、しかも底板の嵌め込みのみによる上記従来技術による
ものでは埃等の侵入や水密性欠如等の点でも問題とされ
ていた。 そこで、この発明では上記従来の折箱製造方
法の欠点を解消し、これらに比べはるかに組立容易で周
側壁と底板の接合についても強固な製品を提供できるよ
うにしたものであり、その特徴は、周側壁となる熱可塑
性樹脂製の側材に対し、折曲用の溝を形成すると共に下
端を外部へ開放した底部溝を形成しておき、上記折曲用
の溝を利用して枠状に折曲すると共に突き合せ端部を互
に融着して周側壁となし、該周側壁とは別個に形成した
熱可塑性樹脂製の底板を上記周側壁の折曲時或は折曲後
に底部溝に嵌合させ、次いで周側壁と底板とは底部周囲
にて互に融着させるようにした方法に存している。
次いで、この発明の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
第1図〜第3図に示すAは素材であつて、側材となる枠
状の周側壁10を形成するためのもので、熱可塑性の合
成樹脂板例えば発泡ポリスチレン樹脂板(シート状の場
合も含む)から形成されたもので、この素材を用いて周
側壁10を形成すればよく、折曲用のV形による溝11
・・・と底部側になる部分に外部へ開放できるような底
部溝12を形成しておき、順次個々の周側壁10になる
ように切離して使用される。
このようにして得た周側壁10となる素材をその折曲用
の溝11・・・を利用して枠状に折曲すると共に突き合
せ端部13,13′を互に熱融着30させて第4図のご
とき折箱の枠となる周側壁10を造る。
次いでこの周側壁10とは別個に例えば発泡ポリスチレ
ン樹脂板(シートの楊合も含む)から形成されている底
板20を用いて周側壁10の底部溝12に嵌合しておき
(第5図参照)、枠状をなす熱融着具Cを用いて周側壁
10と底板20とを底部周囲で互に熱融着40せしめて
折箱を製造することができる(第6図、第7図参照)。
製造上、底部溝については、第8図のようなグブル溝1
2,12′に予め形成しておき、これと嵌台できる断面
形状をなすような底板20を用い.て、嵌合を行ない、
互を底部周囲で上記同様に熱融着40させてもよい。こ
の場合の製品は熱融着40部分とも相まつて、かなりの
重量物を収納した場合にも底部が充分耐え得る折箱を提
供できる。そして底部周囲の熱融着部分の形状について
の他例として別な形状の熱融着具C’を用いて製造する
場合を第9図に例示している。
さらにこの発明の実施上、上記熱融着40部分を折箱ど
うしが互に第13図に例示したごとく積くみ重ね得るよ
うな段部形状50,にして周側壁10と底板20とを熱
融着具C1を用いて熱融着40しても実施できる。
なお、段部形状については、段部形状用の熱融着具C,
による加熱融着時にはじめてその形状に形成するほか、
予め第11図のごとく底板20の形状を段部形状に形成
しておき、これを平担な熱融着具C。
で熱融着させても第12図のごとく熱・融着40された
段部形状502を形成することもできる。さらに段部形
状をなす底部周囲の熱融着部分の形状は、熱融着具の断
面形状によつて種々の形状に形成できるもので、第14
図、第15図に熱融フ着40による段部形状503,5
04の他の数例を示している。
また、周側壁10および底板20の外側表面には直線状
の木目状模様B,b’が形成されており、特に周側壁1
0はこの発明方法による楊合縦横と7も同一方向に上記
模様bが形成できる。
なお、実施上矩形の折箱を例示したが、他の形状として
多角形のものも同様の方法にて製造できる。
そのほか、周側壁10および底板20については、ポリ
スチレン発泡板によるほか、他の熱可J塑性樹脂板を用
いても実施できる。以上のようなこの発明方法による折
箱の製造方法によると、簡単にして周側壁10と底板2
0とが底部周囲で互に熱融着された折箱を提供できる。
そして提供された折箱は周側壁10が折曲用の溝11部
分から枠状に折曲されると共に突き合せ端部13,13
′が互に熱融着30されて形成されているものであるか
ら、外側表面に木目状模様bがある場合にも該模様につ
いて周側壁10の全体を同一方向に揃えることができ、
従来の溶着方法により得られた折箱のごとく周側壁の従
横で上記模様方向が異なる不体裁を解消てきる。また周
側壁10の底部には下端を外部へ開放した底部溝12が
形成されていてこれに底板20が嵌合され、底部周囲で
互に熱融着40されて接合しているものゆえ、接着剤お
よび釘を一切使用しないで製造でき、食品衛生上の点で
も好適な折箱を提供できる。しかも熱融着による接合ゆ
え周側壁と底板とが強固確実な接合が行なえると共に水
密性があり、収納物の水分を底部から漏浅することをも
防止できる。さらにこの発明方法の採用にて上記した周
側壁10と底板20との熱融着40部分が段部形状をな
すように製造することも極めて容易となり、互に積重ね
得る折箱の提供が可能となるので、従来非常に面倒であ
つた折箱多数を重ねて結束或は積重ねての保管を安定良
く行ない得る利用価値の高い折箱をも量産できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施態様を例示するものであり、第1図
は周側壁を形成する素材の平面図、第2図および第3図
は同上の側面図および正面図、第4図は底板嵌入前の底
側からの斜視図、第5図は底部周囲の熱融着前を示す一
部切欠斜視図、第6図は折箱の斜視図、第7図は同上の
断面図、第8図および第9図は熱融着変更例の断面図、
第10図〜第12図は積重ね可能な段部形状を形成する
場合の断面図、第13図は積重ね状態の断面図、第14
図および第15図はさらに変更例の断面図である。 10・・・周側壁、11・・・折曲用の溝、12・・・
底部溝、13,13’・・・突き合せ端部、20・・・
底板、30・・・突き合せ端部の熱融着部分、40・・
・底部周囲の熱融着部分、50,50,,502,50
3,50。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周側壁となる熱可塑性樹脂製の側材に対し、折曲用
    の溝を形成すると共に下端を外部へ開放した底部溝を形
    成しておき、上記折曲用の溝を利用して枠状に折曲する
    と共に突き合せ端部を互に融着して周側壁となし、該周
    側壁とは別個に形成した熱可塑性樹脂製の底板を上記周
    側壁の折曲時或は折曲後に底部溝に嵌合させ、次いで周
    側壁と底板とは底部周囲にて互に融着させることを特徴
    とする合成樹脂製折箱の製造方法。 2 底部周囲における周側壁と底板との互の融着が折箱
    を積み重ね得る段部形状を形成するように行なわれる上
    記特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製折箱の製造方
    法。 3 周側壁および底板に熱可塑性樹脂発泡板を用いる上
    記特許請求の範囲第1項または第2項記載の合成樹脂製
    折箱の製造方法。
JP55063761A 1980-05-13 1980-05-13 合成樹脂製折箱の製造方法 Expired JPS6048332B2 (ja)

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JPS56159133A JPS56159133A (en) 1981-12-08
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