JPS6047739B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS6047739B2
JPS6047739B2 JP13860477A JP13860477A JPS6047739B2 JP S6047739 B2 JPS6047739 B2 JP S6047739B2 JP 13860477 A JP13860477 A JP 13860477A JP 13860477 A JP13860477 A JP 13860477A JP S6047739 B2 JPS6047739 B2 JP S6047739B2
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semiconductor device
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junction
thickness
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薫 井上
孝 平尾
重敏 高柳
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造方法に関し、とくに浅いpn
接合を有する半導体素子を含む半導体装置の電極部の製
造方法に関するものであり、電極形成工程に起因するp
n接合の破壊や接合リーク電流の増大が生じにくくかつ
、良好なオーミック性を示すような電極をもつ半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
従来よりSi半導体素子および半導体集積回路の電極・
配線用金属として一般にNが用いられているが、近年半
導体集積回路の集積度の向上のため、パターン寸法の微
細化が進められるとともに、pn接合を形成するための
不純物拡散層の深さもたとえばMOSトランジスタの場
合1μm以下となつてくるにつれて、Nで電極を形成す
ることに問題が生じてきた。
すなわち電極用NをSi上に形成した後、オーミック性
を良くするために500℃前後の温度のもとで、15〜
30分間の熱処理を行なうとSiがN膜中に溶解するが
、この際Siは必ずしも基板表面から一様に溶解せずA
lが局所的にSi基板に1μm程度の深さに入り込み、
この結果、pn接合の深さが1μm以下の場合には接合
の破壊あるいは接合リーク電流の増大がおこるというこ
とがわかつてきた。また高周波のバイポーラトランジス
タ等のように、エミッタ、ベース接合の深さが0.1μ
m−O、5μ几程度の素子には上記のことからもAlを
電極とすることは非常に難しいこととなつている。接合
の破壊を防止するためには従来よりさまざまな方法が取
られており、それらのうちの1つとして、高融点金属と
Siの合金層をにとSi基板間に・設けるという方法が
ある。
高融点金属として酸化されにくいPtや、比較的低温で
Siと合金を形成するPdを用いることは公知であり、
Siと金属間化合物を形成する他の高融点金属、例えば
■a族のTi)Zr)Hr、、Va族のV)Nb)Ta
および■a族J(7)Cr)W、、Moを用いてもよい
ということは容易に類推される。しカルながら、例えは
Tiについて、実際にSiと合金層を形成するために、
Si基板にTi膜を例えば真空蒸着法で500A〜15
00Λの膜厚に被着し、6007℃〜650℃の温度で
不活性ガス雰囲気中において5〜1紛間熱処理を加える
と、TiとSiの合金層が形成されると同時に、Ti膜
の表面が、不活性ガス雰囲気中に置いたにもかかわらず
酸化あるいは窒化されて非常に安定な絶縁膜が形成され
てしまうことが本発明者らの検討の結果明らかになつた
また、上記の絶縁膜は種々の酸を使用して容易に除去で
きないという問題点があることがわかつた。上記の問題
点は■a族の他の金属、すなわちZr..Hfについて
も同様であり、■a族の■、Nb.sTaおよび■a族
のCr.sW..MOについてもあてはまる。本発明は
上記問題点を解決し、0.5μm〜1μm程度の接合深
さの浅い接合を有する素子に対して接合破壊やリーク電
流の増大が生じにくくかつ良好なオーミック性を示す電
極の製造方法を提供するものてある。
以下図面にしたがつて本発明の詳細な説明する。
第1〜4図は本発明の一実施例にかかる電極配線形成方
法を示す。第2図において1はp型Si基板、2はSi
O2膜、3はn形不純物拡散領域、9はコンタクト窓を
示す。n形不純物拡散領域3の深さは0.2μm程度で
あり、例えばA+sをイオン注入法によつて50keV
のエネルギーで2×1015/cイ注入した後、乾燥窒
素雰囲気中で1000℃、3紛の熱処理を行なつて形成
した高密度半導体集積回路における浅い領域である。次
に、コンタクト窓9を覆つてTi膜4を例えば1500
への膜厚に真空蒸着法によつて形成する。
さらにTi膜上に第1のA1膜5を真空蒸着法により形
成する(第2図)。この時のAlの膜厚はあとにつづく
Ti<(5Siの合金層形成の際にAIがTiを消.費
し尽してSj中にまで入り込むことのないような膜厚に
する必要がある。NとT1は400℃以上の温度でTi
Al3という合金になるので、この組成式からA1の膜
厚はTiの膜厚の約3倍以下、安全を見越すならば2倍
以下にすればよい。本実施例では.1500Aの膜厚の
T1層4に対してN膜層5厚は2000Aとした。しか
る後、第3図に示すように、TiとSiの合金層6を乾
燥窒素雰囲気中で600℃、5〜1紛の熱処理を行なつ
て形成した。
Ti膜の上にAl膜がな・い場合はT1膜がSiと合金
層を形成する段階で窒素や窒素中にごく微量含まれる酸
素と結合して窒化物や酸化物がTi膜表面に形成される
が、Al膜でTi膜を覆つているためTi膜の窒化や酸
化が著しく抑制できる。以上のようにしてTi<!:.
5iの合金層を形成する際、A1膜5とTi膜4とは反
応してTiAl3膜7となるが、N膜が薄いのでTiは
全部TiAl3層にはならず一部残つている。次に、第
2のA1膜8を真空蒸着によつて4000A〜1μm程
度の膜厚に形成する。
これは素子組゛立ての場合にボンディングができるよう
に、またSiO2膜の段差などで配線の断線を防止する
ためにおこなう。つづいて、ホトエッチングによつて電
極配線パターンを形成する。第2のA1膜8およびTi
Al3層7はリン酸を主成分とし硝酸と酢酸の混入した
液でエッチングでき、Ti膜4はパターン形成後のN膜
8をマスクとしてCF4のプラズマエッチング法にて完
全に除去できる。しかる後、オーミック性を良くするた
めの熱処理を例えば450℃で10〜3紛行なつて第4
図に示す構造を得た。以上の工程を経た試料を測定した
結果、0.2μmの接合深さを有する素子でも接合の破
壊や、リーク電流の増大は見られなかつた。
以上のように本発明によれば、接合深さが0.5〜1μ
m程度あるいはこれ以下のPn接合に対しても接合破壊
のない接合リークの少ないオーミック性の良い電極形成
が容易にできるようになり半導体集積回路の製造に大き
く寄与する。
また本発明の実施例ではTiについてのみ説明したが、
Ti以外の金属してすでに述べたように、■a族のZr
,.HfあるいはVa族の■、Nb,.Taあるいは■
a族のCr,.MO..Wを用いてもよいことは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はそれぞれ本発明の一実施例にかかる電極形
成工程の断面図である。 1・・・・・・p型Si基板、2・・・・・・SiO2
膜、3・・・・・n形不純物拡散領域、4・・・・・・
Ti膜、5・・・・・・第1のA1膜、6・・・・・・
Ti(5Siの合金層、7・・・・・・Ti(5A1の
合金層、8・・・・・・第?膜、9・・・・・・コンタ
クト窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体装置の電極形成工程が、Si基板上の絶縁膜
    に開孔されたコンタクト窓をおおつて、全面にTi膜及
    び、該Ti膜の2倍以下の膜厚を有する、Al膜を順次
    、被着する工程と、熱処理を施して前記Ti膜とSi基
    板との合金層を形成する工程と全面に第二Al膜を被着
    して後、電極パターン形成を行なう工程からなることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
JP13860477A 1977-11-17 1977-11-17 半導体装置の製造方法 Expired JPS6047739B2 (ja)

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