JPS6047655A - ス−プ・調味料類の風味改善法 - Google Patents
ス−プ・調味料類の風味改善法Info
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- JPS6047655A JPS6047655A JP58155332A JP15533283A JPS6047655A JP S6047655 A JPS6047655 A JP S6047655A JP 58155332 A JP58155332 A JP 58155332A JP 15533283 A JP15533283 A JP 15533283A JP S6047655 A JPS6047655 A JP S6047655A
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- Japan
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- taste
- soup
- sauce
- flavor
- nucleic acid
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Seasonings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、天然風味原料やf拡酸を含有するスープ・コ
!J味利類の風味改善法に関し、更に詳しくは、上記原
料に由来するオフフレーバー、生臭み、ニゲ味、収斂味
などの食品にとって好J゛シ<ない味、風味を核酸系呈
味物質を高に2度て配合することにより緩和する方法に
関する。
!J味利類の風味改善法に関し、更に詳しくは、上記原
料に由来するオフフレーバー、生臭み、ニゲ味、収斂味
などの食品にとって好J゛シ<ない味、風味を核酸系呈
味物質を高に2度て配合することにより緩和する方法に
関する。
スープ、たれ、ソース又は加工酢等のスープ・調味料類
は、その原料に畜肉、魚介類、野菜類等の動・植物質原
料そのもの又はこれから抽出、分解等の手段により得た
エキス類その他の天然の風味原料を使用したり、有機酸
を成分とする場合が多い。しかしながら、天然の風味原
料を含イ1′する食品の場合には、畜肉、魚介類に由来
する獣臭、野菜類の青臭み、エフ味に加え、製品の加コ
ニ工(′lで生じる加熱臭、分解臭更には製品の流通保
存段階で生じる酸化臭、酸敗臭等のいわゆるオフフレー
バーによって、gi度並びに品質の良好な動俸植物+4
7 flトを加]二調理して直ちに喫食する場合に味わ
える好ましい肉風味、魚風味、野菜風味等を消17或い
は目立たなりシ、食品としての嗜好性を著しく低ドする
。 また、有機酸の場合、その酸明、酸風味が、刺激臭
、11す激風味に感ぜられて嗜好111を損うたけてな
(、例えばpHを低下して保存性を高める必要のある食
品にあっては、有機酸の濃度が酸味の点で限定される点
が非常に大きな制約になっている。
は、その原料に畜肉、魚介類、野菜類等の動・植物質原
料そのもの又はこれから抽出、分解等の手段により得た
エキス類その他の天然の風味原料を使用したり、有機酸
を成分とする場合が多い。しかしながら、天然の風味原
料を含イ1′する食品の場合には、畜肉、魚介類に由来
する獣臭、野菜類の青臭み、エフ味に加え、製品の加コ
ニ工(′lで生じる加熱臭、分解臭更には製品の流通保
存段階で生じる酸化臭、酸敗臭等のいわゆるオフフレー
バーによって、gi度並びに品質の良好な動俸植物+4
7 flトを加]二調理して直ちに喫食する場合に味わ
える好ましい肉風味、魚風味、野菜風味等を消17或い
は目立たなりシ、食品としての嗜好性を著しく低ドする
。 また、有機酸の場合、その酸明、酸風味が、刺激臭
、11す激風味に感ぜられて嗜好111を損うたけてな
(、例えばpHを低下して保存性を高める必要のある食
品にあっては、有機酸の濃度が酸味の点で限定される点
が非常に大きな制約になっている。
本発明者らは、天然風味原料や有機酸に由来する官能特
性上のマイナス要素、即ち、生臭み、ニゲ味、酸味、オ
フフレーバー等を緩和し、スープ、たれ、ソース又は加
工酢の風味を改善する方法につき鋭意研究を重ねた結果
、旨味調味料として知られる核酸系呈味物質を従来使用
されている濃度よりも高い濃度で添加することにより、
上記の不快なりiし味かマスキングされ、スープ・調味
料の味、風味が顕著に改善されるとの知見に至り、本発
明を完成したものである。
性上のマイナス要素、即ち、生臭み、ニゲ味、酸味、オ
フフレーバー等を緩和し、スープ、たれ、ソース又は加
工酢の風味を改善する方法につき鋭意研究を重ねた結果
、旨味調味料として知られる核酸系呈味物質を従来使用
されている濃度よりも高い濃度で添加することにより、
上記の不快なりiし味かマスキングされ、スープ・調味
料の味、風味が顕著に改善されるとの知見に至り、本発
明を完成したものである。
本発明の対象となるスープ・調味料類は、コノツメスー
ブ、ポタージュスープ、すまし汁、麺類用スープ、野菜
スープ、その他のスープ類、焼肉のたれ、シンキスカン
のたれ、蒲焼のたれ、みりん干しのたれ、魚の照り焼き
のたれ、おでんの煮込1fflその他のたれ類、ウスタ
ーソース、トレソシ/グンース、ゲチャソブソース、ト
ノノノノソース、マヨネーズソース、ミートソースその
他のソース類、加工酢、ふりかけ、お茶漬けの索等であ
る。
ブ、ポタージュスープ、すまし汁、麺類用スープ、野菜
スープ、その他のスープ類、焼肉のたれ、シンキスカン
のたれ、蒲焼のたれ、みりん干しのたれ、魚の照り焼き
のたれ、おでんの煮込1fflその他のたれ類、ウスタ
ーソース、トレソシ/グンース、ゲチャソブソース、ト
ノノノノソース、マヨネーズソース、ミートソースその
他のソース類、加工酢、ふりかけ、お茶漬けの索等であ
る。
これらのスープ・調味料に含まれる天然風味1!lj料
としては、ビーフェキス、ボークエキス、チ4・ンエ4
−ス、ボーンエキス、カッオニキス、RΣ干エキス、貝
柱エキス、その他の動植物質エキス、野菜エキス、昆布
エキス等の各種エキス類、或0(j1!IIF菜ペース
ト、肉ペースト、ビーフ71〕)、;I!−クツアット
、チキ/ファ・ソト、肉粉、節粉、1:を燥肉、1:i
2燥野菜、その他が挙げられ、よlこイ「拡酸としては
、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、フマール酸、fl、酸、
コハク酸、酒石酸等の有i酸そのもの又ゐまその塩又は
、醸造酢、合成酢、果実酢 +フィン1ビネガー等が含
まれる。
としては、ビーフェキス、ボークエキス、チ4・ンエ4
−ス、ボーンエキス、カッオニキス、RΣ干エキス、貝
柱エキス、その他の動植物質エキス、野菜エキス、昆布
エキス等の各種エキス類、或0(j1!IIF菜ペース
ト、肉ペースト、ビーフ71〕)、;I!−クツアット
、チキ/ファ・ソト、肉粉、節粉、1:を燥肉、1:i
2燥野菜、その他が挙げられ、よlこイ「拡酸としては
、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、フマール酸、fl、酸、
コハク酸、酒石酸等の有i酸そのもの又ゐまその塩又は
、醸造酢、合成酢、果実酢 +フィン1ビネガー等が含
まれる。
本発明て使用する核酸系呈味物質とは、5′−イノシン
酸ナトリウム、5′−グアニル酸−JトIJつA 、5
’−イノシン酸カルシウム、5′−グアニル酸プjル
シウム、その他の5′−リ;I!ヌクレ;4タイド塩で
あり、これらの中から1種或u′ILt 2 f!It
。
酸ナトリウム、5′−グアニル酸−JトIJつA 、5
’−イノシン酸カルシウム、5′−グアニル酸プjル
シウム、その他の5′−リ;I!ヌクレ;4タイド塩で
あり、これらの中から1種或u′ILt 2 f!It
。
以」二を組合せて使用する。
核酸系呈味物質の添加0度は、共存するグルタミノ酸及
びl又はその塩に対して、重量比で20%以上である。
びl又はその塩に対して、重量比で20%以上である。
共存するグルタミン酸又はグルタミノ酸塩とは、食品
原料中に既に含まれるグルタミノ酸又はその塩と、別途
添加するグルタミン酸又はその塩とのいずれの場合であ
って6よく、具体的には、蛋白加水分解物、酵母エキス
、トマト濃縮物、昆布エキス、シイタケエキス等のグル
タミン酸をG’η成成分成分て含Y(する原料を単独で
使用する場合、これらの原料とグルタミン酸及び/又は
その塩そのものを併用する場合、グルタミン酸及び/又
はその塩を県独で添加する場合が挙げられる。 いずれ
の場合であっても、核酸の添加濃度は、共存するグルタ
ミノ酸及び/又はその塩の重量全体に対し、 20%を
下回ってはならない。即ち、核酸系呈味物質の添加が2
0%よりも少なくなると、オフフレーバー等のマスキン
グ効果に欠け、特に10%以下では、はとんど効果を1
υ[待できなくなるか、逆に20%以」二であれば、オ
フフレーバー、生臭み、ニゲ味、収斂味、jia味、酸
味を緩和し、しかも味のバランスは釘1持され又は、]
り味が増強されることにより向1.する。
原料中に既に含まれるグルタミノ酸又はその塩と、別途
添加するグルタミン酸又はその塩とのいずれの場合であ
って6よく、具体的には、蛋白加水分解物、酵母エキス
、トマト濃縮物、昆布エキス、シイタケエキス等のグル
タミン酸をG’η成成分成分て含Y(する原料を単独で
使用する場合、これらの原料とグルタミン酸及び/又は
その塩そのものを併用する場合、グルタミン酸及び/又
はその塩を県独で添加する場合が挙げられる。 いずれ
の場合であっても、核酸の添加濃度は、共存するグルタ
ミノ酸及び/又はその塩の重量全体に対し、 20%を
下回ってはならない。即ち、核酸系呈味物質の添加が2
0%よりも少なくなると、オフフレーバー等のマスキン
グ効果に欠け、特に10%以下では、はとんど効果を1
υ[待できなくなるか、逆に20%以」二であれば、オ
フフレーバー、生臭み、ニゲ味、収斂味、jia味、酸
味を緩和し、しかも味のバランスは釘1持され又は、]
り味が増強されることにより向1.する。
グルタミン酸及び/又はその均(例えばナトリウム塩、
カリウム塩、カルシウム塩等の中から選ばれた1種以」
二)の重量に対し、20%以上の核酸系呈味物質の添加
により、本発明の効果は得られるが、核酸系呈味物質の
添加量は、喫食IIIfr農度に換算して0.03g/
clJ!以上(最適には0.3〜10%)である。
カリウム塩、カルシウム塩等の中から選ばれた1種以」
二)の重量に対し、20%以上の核酸系呈味物質の添加
により、本発明の効果は得られるが、核酸系呈味物質の
添加量は、喫食IIIfr農度に換算して0.03g/
clJ!以上(最適には0.3〜10%)である。
本発明方法によれば、従来の5′−リボヌクレオタイド
塩の使用量の範囲では得られらかった詞フフレーバーマ
スキング効果、ニゲ味、中具みの緩和、酢なれ効果が得
られ、更に天然感、mlり味が(・!Jj向上されて、
スープ書調味1′:1類の味、Ha味が顕著に向上する
。
塩の使用量の範囲では得られらかった詞フフレーバーマ
スキング効果、ニゲ味、中具みの緩和、酢なれ効果が得
られ、更に天然感、mlり味が(・!Jj向上されて、
スープ書調味1′:1類の味、Ha味が顕著に向上する
。
以下、実施例により本発明を更に説明する。
尚、実施例中、%はずべてrfL量%を示し、r IN
Jは、5′−イノシン酸ナトリウム75水和物、rGN
Jは5′−グアニル酸り゛トリウム7水和物及びrWP
JはIN及びGNを1:1の比率で混合したものを示す
。
Jは、5′−イノシン酸ナトリウム75水和物、rGN
Jは5′−グアニル酸り゛トリウム7水和物及びrWP
JはIN及びGNを1:1の比率で混合したものを示す
。
実施例1
鶏ガラ500 gs豚骨500gに水8℃を加え3時間
R?つめた後、濾過して、6℃のガラスーブベースを調
製した。このガラスープベース(グルクミン酸ナトリウ
ム換算含ff10.03%)に対し、グルタミン酸ナト
リウム1水和物(M S G )IO,2g添加溶解し
、MSGの濃度を0.2%とした。 ガラスーブベース
中のINN変度0.014%である。
R?つめた後、濾過して、6℃のガラスーブベースを調
製した。このガラスープベース(グルクミン酸ナトリウ
ム換算含ff10.03%)に対し、グルタミン酸ナト
リウム1水和物(M S G )IO,2g添加溶解し
、MSGの濃度を0.2%とした。 ガラスーブベース
中のINN変度0.014%である。
上記ガラスープベースを4等分した各々にINを0g1
0.09g、0.39g又は0.99g添加溶解したも
のを試料として、獣臭を中心とした風味に関する官能評
価を2点比較法により実施した。結果を第1表に示す。
0.09g、0.39g又は0.99g添加溶解したも
のを試料として、獣臭を中心とした風味に関する官能評
価を2点比較法により実施した。結果を第1表に示す。
第 1 表
(N=50)
−有f!差なし
x 5 % 危険率でCKm差イfす
※※ 1 % 〃
※×× 01% 71
実施例λ
第 2 表 焼肉のタレ配合例
第3表 WP/MSG比
力r肉のタレ、焼トリのタレ、シンキスヵンのタレ、蒲
焼のタレなどについても牛、豚、几、魚などの獣臭、生
臭みをマスクする効果について、第2表tこ示ずように
、焼肉のタレを例にとり、対照品、発明品を試作し、牛
肉の焼肉料理について、30名のパネルで官能評価を実
施した。結果を第4表に示す。
焼のタレなどについても牛、豚、几、魚などの獣臭、生
臭みをマスクする効果について、第2表tこ示ずように
、焼肉のタレを例にとり、対照品、発明品を試作し、牛
肉の焼肉料理について、30名のパネルで官能評価を実
施した。結果を第4表に示す。
本発明は、牛のもつ獣臭をマスクし好ましい焼肉香を工
ンハ/スし、更に塩カドをとり、II味を増強すると同
時に1]゛味質を改善し、味全体についても好まれた。
ンハ/スし、更に塩カドをとり、II味を増強すると同
時に1]゛味質を改善し、味全体についても好まれた。
第 4 表
実施例3
第5表に示す配合で塩ラーメンスーブの対+1Q品と発
明品を試作し、常法通りラーメ/にして官能M1ζ価を
実施した。
明品を試作し、常法通りラーメ/にして官能M1ζ価を
実施した。
第5表 塩ラーメンスープ配合例
※ 80gを500紅に溶かし1食分のスープとする。
WPとは5′−イノノ/rIlIナトリウム 5′−グ
アニル酸ナトリウム−5050のdi合品 第6表 WP/MSG比 第7表に官能」f価の結果を示す。本発明品はjロカド
をとり、旧味をイ]与すると同時にボークエキス、ビー
フェキスのもつ獣臭をマスク、香辛料の香りをひきたて
、スープとしての複雑味、充実感を強めコク味を発現、
更に全体の味、風味の嗜好性を高め総合して作意に好ま
れた。
アニル酸ナトリウム−5050のdi合品 第6表 WP/MSG比 第7表に官能」f価の結果を示す。本発明品はjロカド
をとり、旧味をイ]与すると同時にボークエキス、ビー
フェキスのもつ獣臭をマスク、香辛料の香りをひきたて
、スープとしての複雑味、充実感を強めコク味を発現、
更に全体の味、風味の嗜好性を高め総合して作意に好ま
れた。
第 7 表
実施例4゜
ウスターソース、トンカッソース、スパゲツティ−ミー
トソース、ドミグラスソース、マヨネーズソースやケヂ
ャノプ類、ドレッシング類などのソース類への核酸添加
による風味改善効果についてウスターソースを例にとり
、第8表に示すICc料配合で常法により対照品と発明
品を試イ′1し、鯵のフライに用いて2点比較法にて官
能評価を実施した。結果を第1O表に示す。
トソース、ドミグラスソース、マヨネーズソースやケヂ
ャノプ類、ドレッシング類などのソース類への核酸添加
による風味改善効果についてウスターソースを例にとり
、第8表に示すICc料配合で常法により対照品と発明
品を試イ′1し、鯵のフライに用いて2点比較法にて官
能評価を実施した。結果を第1O表に示す。
本発明品は酢馳れ、塩馳れ効果をイi’ l、 、 I
J味を増強し、野菜臭をマスクし香辛味をエンハンスし
、更にコク味を付与する。又味、風味についても嗜好性
を2しく向上させている。
J味を増強し、野菜臭をマスクし香辛味をエンハンスし
、更にコク味を付与する。又味、風味についても嗜好性
を2しく向上させている。
第 8 表 ウスターソース配合
第1表 GN/MSG比
第 10 表
実施例5
第 11 表 濃縮麺つゆの配合
第11表に示す通りの配合で6倍希釈タイプのΩ縮麺つ
ゆを下記要領で試作した。先つ鯖節と煮干を20分煮沸
させ、たしをとり、調味料類を溶解させた。別に生揚げ
を火入れ(85°C)t、 、 r味液」と合せたもの
をだしに混合、加熱溶解させた。
ゆを下記要領で試作した。先つ鯖節と煮干を20分煮沸
させ、たしをとり、調味料類を溶解させた。別に生揚げ
を火入れ(85°C)t、 、 r味液」と合せたもの
をだしに混合、加熱溶解させた。
MSG、 I N濃度は対照品で2.5%、0.1%、
発明品で2.5%、0.75%である。これらについて
つけ汁として2点比較法により官能評価を実施した。結
果を第12表に示す。
発明品で2.5%、0.75%である。これらについて
つけ汁として2点比較法により官能評価を実施した。結
果を第12表に示す。
本発明品は&!i節、煮干の生臭みを抑制し好ましいだ
し香を増強し、かつ、塊なれ効果を示し、味、風味とも
に嗜好性が高いものであった。
し香を増強し、かつ、塊なれ効果を示し、味、風味とも
に嗜好性が高いものであった。
第 12 表
なお、INの添加方法について、食品添加物を添加する
替りに例えば、本発明例の場合、r!ANエキス濃縮物
及び/又は煮干エキスB縮物など5′−ヌクレオチドN
aの含量の高いものを用いても同等の効果を示ずもので
ある。
替りに例えば、本発明例の場合、r!ANエキス濃縮物
及び/又は煮干エキスB縮物など5′−ヌクレオチドN
aの含量の高いものを用いても同等の効果を示ずもので
ある。
実施例6
第13表に示すボン酢タイプの加工酢について、MSo
l 1N(7)濃度を第14表の通りになるよう調整し
た供試料A−Gについて次の組合せによる2点比較試験
を実施した。
l 1N(7)濃度を第14表の通りになるよう調整し
た供試料A−Gについて次の組合せによる2点比較試験
を実施した。
A対B (C,D、 E、 F、 G、 )、B対C(
D、E、F、G、) 、C対D (E、F、 G、 )
、D対E (F、G、)、E対F(G)、F対G0パネ
ルはn=30゜ 官能評価の比較項目は「酸味の弱い方」、「酸味と全体
の味かバランスしている方」、「酢味の好ましい方」に
ついてである。結果を第15表に示す。各評価項目にお
いてI N :M S Gが0.2以上の範囲において
酢なれ効果を有するとともに嗜好性6高かった。
D、E、F、G、) 、C対D (E、F、 G、 )
、D対E (F、G、)、E対F(G)、F対G0パネ
ルはn=30゜ 官能評価の比較項目は「酸味の弱い方」、「酸味と全体
の味かバランスしている方」、「酢味の好ましい方」に
ついてである。結果を第15表に示す。各評価項目にお
いてI N :M S Gが0.2以上の範囲において
酢なれ効果を有するとともに嗜好性6高かった。
第13表加工酢ベース(券ン酢タイプ) 第14表MS
C,核酸添加量わりつけ(※pH4,0) 11以下は
3.0%となるよう添加αを!l!I整した。
C,核酸添加量わりつけ(※pH4,0) 11以下は
3.0%となるよう添加αを!l!I整した。
第 15 表 2点比較試験結果
tl) 酸味の弱い方 (2)酸味と全体の味がバラン
スしている方(3)酢なれして好ましい方 実施例7゜ i16.17表の配合に従いビーフコンソメを等とした
。対照品をコントロールにして発明品の風味評価をn:
50による官能検査で実施した。
スしている方(3)酢なれして好ましい方 実施例7゜ i16.17表の配合に従いビーフコンソメを等とした
。対照品をコントロールにして発明品の風味評価をn:
50による官能検査で実施した。
結果を第19表に示ず。(y値=u+1200uv。
u=MsGg/dg、v= I Ng/dJl’J!食
時brt度)第16表 ビーフプイヨ7の調製法 第17表 ビーフコンソメの調製法 X 」二記ビーフブイヨン 高核酸添加の発明品において、うま味は同じであっても
、肉らしい風味においてTh−flに好まれ、かつ塩味
を抑制し、その他の味に影響を与えないで、風味質即ち
コクに閃する機能が強められている。
時brt度)第16表 ビーフプイヨ7の調製法 第17表 ビーフコンソメの調製法 X 」二記ビーフブイヨン 高核酸添加の発明品において、うま味は同じであっても
、肉らしい風味においてTh−flに好まれ、かつ塩味
を抑制し、その他の味に影響を与えないで、風味質即ち
コクに閃する機能が強められている。
第18表MSG、 INの濃度
第 19 表 官能評価結果(2点比較試験 n =
601(l上) 強さについては片側検定による識別テ
スト嗜好ニついては両側検定による嗜好テスト又M S
G濃度か相異するときの高核酸添加効果を第20表に
示す実験区について、ビーフコンソメスーブで調べた。
601(l上) 強さについては片側検定による識別テ
スト嗜好ニついては両側検定による嗜好テスト又M S
G濃度か相異するときの高核酸添加効果を第20表に
示す実験区について、ビーフコンソメスーブで調べた。
n=50の2点比較評価の結果を第21表に示す。IN
:MSGが20.2以上の高核酸添加の場合、香、甘、
酸、苦味に対しては影響を与えず、塩味をおさえ、旨味
を強める(MSG、核酸の相乗効果)以外に風味質即ち
味の持続性を強め、パンチ、こってり感を強め、更にコ
クを強めるきいうういわゆるコク味付与効果を発揮する
。
:MSGが20.2以上の高核酸添加の場合、香、甘、
酸、苦味に対しては影響を与えず、塩味をおさえ、旨味
を強める(MSG、核酸の相乗効果)以外に風味質即ち
味の持続性を強め、パンチ、こってり感を強め、更にコ
クを強めるきいうういわゆるコク味付与効果を発揮する
。
第20表 ビーフコノツメスープにおけるMSG、IN
の添加実験第21表 ピーフコ/ツメスーブ2点比較評
価結果実施例8 第 22 表 ふりかけ配合例 MSG 3.7% 2.7% 第 23 表 −20 第22表に示す配合にて試作品を2点調製し、2点比較
試験法による官能検査を実施した。結果を第23表に示
す。
の添加実験第21表 ピーフコ/ツメスーブ2点比較評
価結果実施例8 第 22 表 ふりかけ配合例 MSG 3.7% 2.7% 第 23 表 −20 第22表に示す配合にて試作品を2点調製し、2点比較
試験法による官能検査を実施した。結果を第23表に示
す。
本発明品はイ・f意に魚臭を抑制し、塩味をマスクし、
全体の嗜好も好まれる効果を有していた。
全体の嗜好も好まれる効果を有していた。
特許出願人 味の素株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 天然風味原料及び/又はfi′槻酸を含をするス
ープ、たれ、ソース又は加工酢に、共存するグルタミン
酸及び/又はその地に対する重量比で20%以上の核酸
系呈味物質を添加することを特徴とするスープ・調味料
類の風味改善法。 2 核酸系呈味物質の添加量がスープ、たれ、ソース又
は加工酢の喫食時濃度に換算して0.03g/4e以上
であることを特徴とする特r1^°i求の範囲第1項記
載のスープ・調味料類の風味改善法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58155332A JPS6047655A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ス−プ・調味料類の風味改善法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58155332A JPS6047655A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ス−プ・調味料類の風味改善法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047655A true JPS6047655A (ja) | 1985-03-15 |
Family
ID=15603573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58155332A Pending JPS6047655A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ス−プ・調味料類の風味改善法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171328A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 理研ビタミン株式会社 | 酸性調味料 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP58155332A patent/JPS6047655A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015171328A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 理研ビタミン株式会社 | 酸性調味料 |
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