JPS6047599B2 - キ−コ−ドデ−タ発生装置 - Google Patents

キ−コ−ドデ−タ発生装置

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JPS6047599B2
JPS6047599B2 JP52109750A JP10975077A JPS6047599B2 JP S6047599 B2 JPS6047599 B2 JP S6047599B2 JP 52109750 A JP52109750 A JP 52109750A JP 10975077 A JP10975077 A JP 10975077A JP S6047599 B2 JPS6047599 B2 JP S6047599B2
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signal
circuit
note
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泰次 内山
晧 中田
隆俊 奥村
栄一郎 青木
栄一 山賀
昭義 大矢
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/38Chord
    • G10H1/383Chord detection and/or recognition, e.g. for correction, or automatic bass generation

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、多数のキースイッチ及びファンクション
スイッチのなかで動作中のスイッチを検出し、この検出
したスイッチからの信号に基づき所望のキーコードデー
タを発生させるキーコードデータ発生装置に関する。
(従来技術の説明) 電子楽器の鍵盤のように多数のキースイッチを有する
装置において、キースイッチのオン(又はオフ)状態を
検出し、この検出結果に応じて押圧鍵を表わすキーコー
ドデータを発生させる装置としては例えば特願昭50−
99152号(特開昭52一23324号)・発明の名
称「キーコータ」において開示されている。
また、押圧鍵を表わすキーコードデータから自動ベース
演奏用及び自動コード演奏用のキーコートデータを発生
させる装置としては例えば特願昭51−100354号
(特開昭53−26113号)。発明の名称「電子楽器
」が提案されている。 ところて、上記装置の回路を集
積回路化するときに問題となるいはいかにして回路を簡
略化するかということと、集積回路の入出力端子てある
ピン数をいかにして減少させるかということである。
このことはコストの低減という観点からも重大な問題て
ある。例えは上記特願昭50−99152号の「キーコ
ーダ」においては各キースイッチを複数のブロックに分
けるとともにノート(音名)別に区分し、夫々のブロッ
ク及びノート区分をブロック検出回路及びノート検出回
路によつて論理走査することにより動作キースイッチを
検出しており、入力出力ラインの数はかなり減少されて
いる。
しかし、自動ベースコード演奏、自動アルペジオ演奏等
の種々の演奏機能を有する電子楽器においては依然とし
て該演奏機能を制御するための多数のファンクションス
イッチからの信号ラインが必要であり、信号ライン数の
減少という点では必ずしも充分とはいえない。また前記
の特願昭51−100354号の電子楽器においてはキ
ースイッチ及びファンクションスイッチの動作状態(オ
ン又はオフ)から所望のキーコードデータが発生される
回路が示されているが回路構成が相当複雑てあり、なん
らかの工夫なくして回路を1チップにより集積回路化す
ることは困難てある。
(この発明の目的) そこで、この発明はキースイッチ及びファンクションス
イッチの動作状態を検出し、この検出結果から所望のキ
ーコードデータを発生するキーコードデータ発生装置の
入出力ラインを減少させるとともに回路の簡略化を計り
、集積回路化に適したものとすることを目的とする。
(この発明の詳細な説明) この発明に係わるキーコードデータ発生装置においては
ファンクションスイッチの動作状態(オン又はオフ)の
検出もキースイッチの動作状態を検出する走査と同一の
走査において行なわれる。
多数のキースイッチは複数のブロック(例えばオクター
ブ毎のブロック)に分けられ、また各ブロック内のキー
スイッチはノート毎に区分される。またファンクション
スイッチは1又は複数のブロックに分けられ、各ブロッ
ク内のファンクションスイッチは適宜各ノートに対応し
て区分される。ます、あるタイミングでオンしているキ
ースイッチ又はファンクションスイッチを含むブロック
がブロック検出回路によつて検出される。
そして次のタイミングで検出されたブロックの1つが抽
出され、この抽出されたブロック内のオンしているキー
スイッチ又はファンクションスイッチを示す信号がノー
ト検出回路から出力される。続いて次の検出ブロックが
抽出されこのブロック内のオンしているキースイッチ又
はファンクションスイッチを示す信号が出力される。こ
のようにしてキースイッチ及びファンクションスイッチ
の検出が行なわれる。またこの発明に係わるキーコード
データ発生装置においては、上記ブロック検出回路の検
出ブロックの抽出に関する所定のタイミング(例えば検
出されたブロックの抽出が全て終つた時点)においてブ
ロック検出回路に設けられた制御回路からノート検出回
路に信号が送出され、この信号によつてノート検出回路
から各ノートを示す信号が順次出力されるようになつて
いる。
そしてこの信号に基づき自動ベース演奏用のキーコード
データ、及び自動コード演奏用のキーコードデータが発
生される。すなわちノート検出回路を根音を検出するた
めの回路と共用するようにし、回路の簡略化をはかつて
いる。(実施例の説明) 以下、この発明のキーコードデータ発生装置の一実施例
を添付図面を参照して詳細に説明する。
I実施例の全体構成説明第1図はこの実施例の概要を示
したものてある。
キースイッチ及びファンクションスイッチ1は複数のブ
ロックに分けられるとともに各プロツlク内のキースイ
ッチはノート毎に、ファンクションスイッチは適宜のノ
ートに対応して区分され、各ブロック及び各ノート毎に
夫々共通接続され、ブロック配線Bnlノート配線Nn
として導き出される。いわばキースイッチ及びファンク
ションスイッチをブロック配線Bnを行とし、ノート配
線Nnを列とするマトリクス配線の行列間に配列するよ
うに接続し、ブロック配線Bnとノート配線Nnの信号
からオンしているキースイッチ及びファンクションスイ
ッチを特定できるようにしたのlである。ブロック検出
回路2はブロック配線Bnの信、号からオンしているキ
ースイッチ又はファンクションスイッチの属するブロッ
クを検出するものであり、各ブロックに対応する記憶位
置及び自動ベースコード処理用記憶位置及び自動アルペ
ジオ処理用記憶位置を具えている。
またノート検出回路4はノート配線Nnの信号から当該
キースイッチ又はファンクションスイッチの属するノー
ト検出するものてあり、各ノートに対応する記憶位置を
具えている。ブロック検出回路2及びノート検出回路4
の動作はステートコントロール回路3によつて4つの検
出動作状態S。,Sl,S2,S3を順次実行すること
により制御される。最初の動作状態であるステートS。
は待機状態てある。次の状態であるステートS1はノー
ト検出回路4からオンしているキースイッチ及びファン
クションスイッチを介してブロック検出回路2に信号を
送り、オンしているキースイッチ及びファンクションス
イッチの含まれるブロックを一度に検出し、これを各ブ
ロックに対応する記憶位置に記憶する。またこのとき自
動ベースコード処理用記憶位置及び自動アルペジオ処理
用記憶位置にも信号が記憶される。ステートS2になる
と、ブロック検出回路2の各記憶位置の記憶された信号
の一つが抽出され送出される。この信号の抽出は優先順
位に従つて行なわれるのであるが、この優先順位はファ
ンクションスイッチの含まれるブロック、ペダル鍵盤の
キースイッチの含まれるブロック、下鍵盤のキースイッ
チの含まれるブロック、上鍵盤のキースイッチの含まれ
るブロックに対応する記憶位置の順になつており、最後
に自動ベースコード処理用記憶位置、自動アルペジオ処
理用記憶位置となるようになつており、上位の記憶位置
に信号が記憶されている間は下位の記憶位置からの信号
は抽出され−ないようになつている。ブロック検出回路
2の最優先の記憶位置から信号が出力されると、同時に
その記憶位置に対応するブロック配線、当該ブロック内
のオンしているキースイッチ又はファンクションスイッ
チを介してノート検出回路4に信号.が送られ、当該ブ
ロック内のオンしているキースイッチ又はファンクショ
ンスイッチに対応するノートが一度に検出され、その検
出信号が対応する各ノート記憶位置に記憶される。ステ
ートS3になるとノート検出回路4の各記憶位置に記憶
された信号が順次送出される。
この送出はノート検出回路4の各記憶位置の優先順位に
従つて送出される。この優先順位は低音側が優先となつ
ており、信号が送出されるとその記憶位置の記憶はクリ
アされる。ノート検出回路4の各記憶位置に記憶された
信号が全て送出されると、再びステートS2に戻り、ブ
ロック検出回路2から次の優先順位のブロックに対応す
る記憶位置から信号が抽出され、当該記憶位置に対応す
るブロック配線を介してノート検出回路4に信号が送ら
れることにより当該ブロック内のオンしているキースイ
ッチ又はファンクションスイッチのノート検出が行なわ
れる。この検出動作によつて検出されたキースイッチ又
はフアゾクシヨンスイツチに対応するノートを示す信号
は次のステートS3て順次送出される。このようにして
ステートS2,S3が繰り返えされる。この繰り返しに
よりステートS1で検出されたブロックの抽出が全て終
り、オンしているキースイッチ又はファンクションスイ
ッチに対応するブロックおよびノートを示す信号の送出
が全て完了すると、ステートS2において、ブロック検
出回路2の自動ベースコード処理用記憶位置から自動ベ
ースコード制御信号沖が出力される。この信号APはノ
ート検出回路4の各記憶位置に加えられ、各記憶位置の
全てに信号゜“1゛を記憶する。すると次のステートS
3においてノート検出回路4の各記憶位置から各ノート
を示す信号が低音優先で順次出力される。この信号が後
に詳述する自動ベース演奏及び自動コード演奏における
根音の検出に用いられる。ブロック検出回路2の自動ベ
ースコード処理用記憶位置から信号APが出力され、自
動ベースコード処理用記憶位置の記憶がクリアされると
次に自動アルペジオ処理用記憶位置から信号が出力され
る。この自動アルペジオ処理用記憶位置からの出力はノ
ート検出回路4には加えられず、単に動作単位時間(シ
ステムクロックの周期)を自動アルペジオ処理のために
確保するだけである。自動アルペジオ処理時間が終了す
るとブロック検出回路2の各記憶位置の記憶は全てなく
なり、これにより最初の状態である待期状魚?。
となる。待機状態S。になつたことが確認されると再び
ステートS1〜S3を実行し、全キースイッチ及びファ
ンクションスイッチの検出が繰り返えされる。このよう
にしてブロック検出回路2ではオンしているキースイッ
チ又はファンクションスイッチの含まれるブロックの検
出が、またノート検出回路4ては当該ブロック内のオン
しているキースイツチ又はファンクションスイッチに対
応するノートの検出が行なわれる。ブロック検出回路2
はブロックの抽出に応じてファンクションブロックの種
類及び鍵盤の種類及び自動ベースコード処理用記憶位置
が抽出されているかを示す種類別コードBC及び検出キ
ースイッチのオクターブを表わすオクターブコード(1
)を出力する。
またノート検出回路4は検出キースイッチのノートを表
わすノートコードNCを出力する。ブロック検出回路2
から出力される種類別コードBCは種類別コードレジス
タ8に加えられ一時保持されるとともに、この保持され
たコード記をデコーダ10でデコードし制御信号形成回
路11に加える。制御信号形成回路11は後述するコー
ド検出回路5、ファンクションデータメモリ6、ファン
クションデータ転送回路7及びキーコードレジスタ9を
制御する制御信号を形成するものてある。またブロック
検出回路2から出力されるオクターブコード0及びノー
ト検出回路4から出力されるノートコードNCはキーコ
ードレジスタ9に加えられ、一時記憶される。
ところでブロック検出回路2の抽出は前述したようにフ
ァンクションスイッチを含むブロックを最優先としてお
り、ノート検出回路4からはまずオンしているファンク
ションスイッチを示す信号が各ノートに対応する記憶位
置からパラレルに出力される。
この信号はコード検出回路5を介してファンクションデ
ータメモリ6及びフアクシヨンデータ転送回路7に加え
られる。ここでファンクションデータメモリ6はこの回
路内(このチップ内)て使用するファンクションデータ
を記憶するものであり、このチップ内で使用しないデー
タはファンクションデータ転送回路7に加えられる。フ
ァンクションデータ転送回路7は例えばシフトレジスタ
からなり、入力されるパラレルファンクションデータを
シリアルなデータに変換して送出する。このデータは制
御データ記憶装置(図示せず)に加えられる。制御デー
タ記憶装置は例えばリードオンリイメモリからなり、加
えられるファンクションデータに応じて、例えば自動ベ
ース演奏におけるベースパターンを設定する等の所望の
制御データを発生するものであるが、この制御データ記
憶装置はこの発明の要旨とは関係な発明の詳細な説明は
省略する。ブロック検出回路2は続いてペダル鍵盤のキ
ースイッチを含むブロック、下鍵盤のキースイッチを含
むブロック、上鍵盤のキースイッチを含むブロックの順
に抽出しその抽出に応じてブロック検出回路2からはオ
クターブコード0C1ノート検出回路4からはノートコ
ードNCがそれぞれ出力され、キーコードレジスタ9で
一時記憶された後キーコード加工回路12を介してチャ
ンネルプロセッサ(図示せず)に送られる。
なおこのときキーコード加工回路12は動作せず、キー
コードレジスタ9に一時記憶されたキーコードKCがそ
のままチャンネルプロセッサに送られる。またチャンネ
ルプロセッサには前述したデコーダ10からの信号も加
えられている。チャンネルプロセッサはこれらの信号に
応じて、発音すべき音を示すキーコードデータを同時最
大発音数(例えば1諸)に相当する数のチャンネルのい
ずれかに割り当て、所要の処理をするものである。なお
このチャンネルプロセッサとしては特願昭50−100
879号(特願昭52−24518号)又は特願昭52
−93992号(特願昭54−28614号)明細書中
に記載されたような回路を用いることができる。コード
検出回路5は下鍵盤で押圧されている鍵に基づいて、そ
の鍵に対応するコード(和音)を検出するものである。
すなわちこの実施例においては下鍵盤を自動ベースコー
ド演奏用鍵盤としている。コード検出回路5は各ノート
に対応する記憶位置を有しており、ブロック検出回路2
て下鍵”盤のキースイッチを含むブロックが抽出され、
ノート検出回路4からオンしている下鍵盤のキースイッ
チのノートを示す信号が出力されているとき、制御信号
形成回路11から加えられるロード信号LLによつてこ
の下鍵盤の押圧されている鍵;のノートを示す信号を対
応する記憶位置に読み込む。ブロック検出回路2による
ファンクションスイッチ及びキースイッチを含むブ咄ン
クの抽出が全て終り、ブロック検出回路2に設けられた
自動ベノースコード処理用の記憶位置が抽出されると、
制御信号形成回路11からコード検出回路5にシフト信
号SLが加えられ、コード検出回路5の各記憶位置に続
み込まれた押圧されている下鍵盤の鍵のノートを示す信
号を高音側から低音側に順次循環させる。
このときコード検出回路5の最終段の記憶位置にある信
号に対する他の記憶位置の信号の音程関係から押圧鍵の
音が所定のコードを形成しているかを検出する。そして
、このコードの成立が検出された時点における最終段の
記憶位置に対応する信号がこのコードにおける根音とさ
れる。ところで前述したように自動ベースコード処理用
の記憶位置が抽出されると、ノート検出回路4の各記憶
位置に信号゜“1゛が記憶されるので、該回路4からは
各ノートに対応する信号が順次出力される。
この信号はコード検出回路5の各記憶位置に読み込まれ
た信号のシフトと同期している。従つて、コード検出回
路5によつてコードの成立が検出した時点においてノー
ト検出回路4から出力されるノートを示す信号は根音の
ノートを示す信号にほかならない。キーコーデレジスタ
9は制御信号形成回路11からのロード信号に基づきこ
のときのノートコードNCを読み込み、これを根音を示
すノートコードとしてキーコード加工回路12に加える
。またコード検出回路5からは検出したコードの種類を
示すコード種類検出信号Dが発生され、この信号Dは従
音形成用データ発生回路13に加えられる。
従音形成用データ発生回路13はコード種類検出信号D
及び前述した制御データ記憶装置からのベースパターン
を示す信号に基づいて所定の音程を表わす従音形成用デ
ータSDを順次発生するものてある。キーコードデータ
加工回路12はキーコードレ.ジスタ9から加えられる
根音を表わすノートコードNCを従音形成用データ発生
回路13から加えられる従音形成用データSDに応じて
順次加工し、根音に対して所定の音程をもつ従音に相当
するキーコードKCを順次作り出し、これをチヤンーネ
ルプロセツサに送出する。
■ 各部の詳細説明 次に第1図に示したキーコードデータ発生装置の各回路
の具体例及びその詳細動作について説明する。
なお、この実施例においては第1図に概略・を示したキ
ーコードデータ発生装置の部分とチャンネルプロセッサ
(図示せず)の部分とが1チップとなるように集積化さ
れる。また以下の回路においては第2図に示すような図
法が用いられている。すなわちインバータは第2図a1
アンド回路は第2図B,Clオア回路は第2図D,el
排他オア回路は第2図fに示すような図法を採用し、ア
ンド回路あるいはオア回路において入力線の数が少ない
楊合は第2図B,dに示す通常の図法を採用し、入力線
の数が多い場合は第2図C,eに示すような図法を採用
している。第2図C,eのl図法は、回路の入力側に1
本の入力線をえがき、この入力線と信号ラインを交叉さ
せ、回路に入力されるべき信号のラインと入力線との交
叉点を丸印で囲むようにしたものてある。従つて第2図
cの場合、論理式で表わすとQ=A−B−Dとなり、第
2図eの場合、論理式で表わすとQ=A+B+Cとなる
。またデレイフリツプフロツプは第2図G,hに示すよ
うな図法が採用される。デレイフリツプフロツプにおい
て、第2図gに示すように特にクロックパルスの表示の
ないものは全て周期48μsのクロックパルス(詳しく
は2相クロックパルス)によつて動作し、第2図hに示
すようにク罎ンクパルスφ、の表示のあるものは全て周
期1μsのクロックパルス(詳しくは2相クロックパル
ス)によつて動作するようになつている。さて、この実
施例は小種類のファンクションスイッチ及び第0オクタ
ーブのC音C。
から第1オクターブのC音C1までの1繁を有するペダ
ル鍵盤及び第1オクターブのC音C1から第5オクター
ブのC音C5までの4噌を有する下鍵盤丸び第2オクタ
ーブのC音C2から第6オクターブのC音C6までの4
9鍵を有する上鍵盤を具えており、ペダル鍵盤の各鍵に
対応するキースイッチはブロックP1下鍵盤の各鍵に対
応するキースイッチはオクターブ毎のブロックLl,I
−2,L3,L4、上鍵盤の各鍵に対応するキースイッ
チも同様にオクターブ毎のブロックUl,U2,U3,
U4に分けられる。この場合各ファンクションスイッチ
は各キースイッチのノートに適宜対応して2つのブロッ
クFl,F2に分けられる。この各ファンクションスイ
ッチ及び各キースイッチのブロック分けの状態を表に表
わすと第1表のようになる。ここて信号SFは自動伴奏
機能におけるシングルフィンガー機能、すなわち下鍵盤
(コード音演冫奏用鍵盤)て根音に相当する単一鍵を押
圧し、コードの種類を別途適宜の手段によつて指定して
やることにより複数の音からなるコード音を自動演奏す
るとともにこのコード音に対応するベース音を自動演奏
する機能を選択するもの、信号FCは5フィンカー機能
、すなわち下鍵盤で複数の鍵をコード型式て押圧し、こ
の押圧したコード音を自動演奏するとともにそのコード
に対応するベース音を自動演奏する機能を選択するもの
、信号CAはカスタム機能、すなわち下鍵盤てコード形
式で押圧した鍵の音に基づいてコード音を自動演奏する
とともにペダル鍵盤て押圧した単一の鍵の音を根音とし
てベース音を自動演奏する機能を選択するもの、信号M
はメモリ機能、すなわち下鍵盤の鍵の押圧を解除しても
解除する前の自動演奏を繰り返えすようにする機能を選
択するもの、信号CONはコンスタント機能、すなわち
コード音笈びベース音を持続音とする機能を選択するも
の、信号ECは2種類のエンベロープ波形を選択するエ
ンベロープコントロール信号、信号ULは上鍵盤と下鍵
盤の音とを同時に発音させるカプラー信号、信号DCは
発音される音を急激に減衰させるダンプコントロール信
号、信号FSはフットスイッチからの信号、信号UTは
自動アルペジオ演奏において音高が順次上昇するように
発音するアップモードと音高が上昇、下降を繰り返えす
ターンモードとを選択するもの、信号FSSは前述した
フットスイッチからの信号FSによつて何を選択するか
を選択するフットスイッチセレクト信号、信号STは自
動リズム演奏を開始するリズムスタート信号、信号SS
は自動リズム演奏装置及び自動ベースコード演奏装置と
を同期してスタートさせるシンクロスタート機能を選択
するもの、信号RVは2種類のリズムバリエーシヨンを
選択するもの、信号R1〜R8は8種類のリズム、例え
ばマーチ、ワルツ、スウィング、スローロツク、ジヤズ
ロツク、ルンバ、ボサノバ、サンバを選択するもの、信
号BVは自動ベース演奏における2種類のベースバリエ
ーションを選択するもの、信号Vl,■2は自動アルペ
ジオ演奏におけるアルペジオバリエーシヨンを選択する
もの、信号BEATは2種類のテンポを選択するものて
ある。
また各種鍵盤の各キースイッチのノートを表わす信号の
添字は各オクターブを表わすもので、例えは信号C2#
は第2オクターブのC#音を表わ1す。
またCLO,CLl,CL2は夫々第0オクターブ、第
1オクターブ、第2オクターブのC音を表わすもので、
特に各鍵盤の最低音を表わしている。このようにブロッ
ク分けしたフアンクシヨンスインチおよびキースイッチ
の結線の一具体例を示すと第3図のようになる。
すなわちファンクションスイッチ及びキースイッチの一
方の端子(固定接点側)は各ブロックFl,F2,P,
Ll〜L4,Ul〜U4毎に共通接続され、ブロック配
線b1〜貼を介して導出され、他方の端子(可動接点側
)はそれぞれダイオードDを介して同一ノート又はノー
トに対応して共通接続されノート配線n1〜Nl3を介
して導出される。ここで容量C5はブロック配線b1〜
Bllの夫々の配線容量、容量Cnはノート配線N,〜
Nl3の配線容量であり、各ファンクションスイッチ及
びキースイッチの検出はこの夫々の配線容量Cb,Cn
を積極的に利用して行なわれる。ファンクションスイッ
チ及びキースイッチの検出第4図はブロック検出回路2
の具体例、第5図はノート検出回路4の具体例、第6図
はブロック検出回路2及ひノート検出回路4の検出動作
を制御するステートコントロール回路3の具体例を示し
たものてある。
第4図において、ブロック検出回路2は各ブロックFl
9F29P9LlゞL49UlゞU4に対応する検出回
路14−1〜14−11及び自動ベースコード処理用回
路15−1,15−2及び自動アルペジオ処理用回路1
6を具えており、各検出回路14−1〜14−11の入
力端子TBl〜TBllには第3図に示したブロック配
線b1〜Bllがそれぞれ接続される。
また第5図においてノート検出回路4は各ノートCL−
Cに対応する検出回路17−1〜17一13を具えてお
り、各検出回路17−1〜17−3の入力端子TNl〜
TNl3には第3図に示したノート配線n1〜Nl3が
それぞれ接続される。
なお、第4図において検出回路14−1〜14一11は
ブロックF1及びU4に対応する回路14一1,14−
11のみ詳細を図示したが、他のブロックF2,P,L
l〜L4,Ul〜U3に対応する回路14−2〜14−
10も回路14−1,14一11と同一の構成であり、
また第5図において検−出回路17−1〜17−13は
ノートCL及びCに対応する回路17−1及び17−1
3のみ詳細を図示したが、他のノートC#〜Bに対応す
る回路17−2〜17−12は回路17−1と同一の構
成である。ただし図示のようにノートCに対応する回路
17−13のみ構成が若干異なる。また第4図、第5図
において検出回路14−1〜14一11,17−1〜1
7−13の回路構成素子(アンド回路、オア回路など)
は夫々別体のものであるが動作機能が同一の素子に関し
ては説明の便宜上ブロックの種類あるいはノートの種類
に無関係に同一の符号で表わす。第4図、第5図に示す
ブロック検出回路2及びノート検出回路4は第6図に示
すステートコントロール回路3によつて発生される4つ
のステートSO−S3の実行によつて制御される。この
ステートコントロール回路3によつて今どのステートが
実行されているかはステートコントロール回路3のデレ
イフリツプフロツプDF6,DF7の出力信号Ql,Q
2の内容がこれを示している。すなわち信号Ql,Q2
の内容と動作ステートS。−S3との関係を示すと第2
表のようになる。第6図において、端子Tl。
に正のパルスであるイニシヤルクリヤ信号1Cが加わる
と、この信号゜゜1゛はインバータ112で反転され、
負のパルスとなり、この信号“0゛はアンド回路Al7
〜A2lに加えられる。なおイニシャルクリア信号1C
は例えは電源投入時等に発生されるようになつており、
この信号1Cによつてシステム全体の回路を一旦クリア
するためのものである。従つて、イニシャルパルスIC
によつてアンド回路Al7〜A2lの出力は全て“0゛
となり、デレイフリツプフロツプDF6,DF7の出力
Q1〜Q2はともに“0゛となる。これによりこのデレ
イフリツプフロツプDF6,DF7の出力を夫々インバ
ータ113,11,で反転した信号が加えられるアンド
回路Al6からステートS。を示す信号TTOが出力さ
れる。この信号TTOはブロック検出回路2の各検出回
路14一1〜14−11のMOS型電界効果トランジス
タ(以下、単にトランジスタという)TRl(第4図)
のゲートに加わり各トランジスタTRlを全てオンにし
、端子TBl〜TBllを介してブロック配線b1〜貼
の配線容量Cb(第3図)を全て放電する。 アンド回
路Al6の出力はオア回路0R24を介してディレィフ
リップフロップDF6に加わり、ディレィフリップフロ
ップDF6の出力Q1は次のクロックパルスのタイミン
グで46r5に立上る。このときディレィフリップフロ
ップDF7の出力Q2は依然と“0゛となつている。こ
れによりアンド回路17のアンド条件が成立し、ステー
トS1を示す信号TTlが出力される。またこのときデ
ィレィフリップフロップDF6の出力Q1は信号′IT
l+′IT3としてノート検出回路4の各検出回路17
−1〜17−13のトランジスタTR4(第5図)のゲ
ートに加わり、各トランジスタTR4を全てオンして、
電源VDDを夫々端子TNl〜TNl3を介してノート
配線n1〜Nl3に供給し、配線容量Cnを充電する。
このときオンしているキースイッチ又はファンクション
スイッチがあると、そのキースイッチ又はファンクショ
ンスイッチを含むブロックのブロック配線\〜Bnの配
線容量Cbはそのキースイッチ又はフアンクシンスイツ
チを介して充電され、そのブロック配線(bl−Bnの
1つまたは複数)のみに信号゜“1゛が生じる。この信
号は対応するブロック検出回路2の入力端子TBl〜T
Bllを介して対応する検出回路14−1〜14−11
のアンド回路A1に加えられる。アンド回路A1の他の
入力には前記ステート制御回路3のアンド回路Al7の
出力であるステートS1を示す信号′1T1が加えられ
ており、オンしているキースイッチ又はファンクション
スイッチを含むブロックに対応する検出回路のアンド回
路A1のみアンド条件が成立し、信号゜“1゛をオア回
路0R1を介してディレィフリップフロップDFlに加
える。またステートS1を示す信号TTlは自動ベース
コード処理用回路15−1,15−2及び自動アルペジ
オ処理用回路16の各ディレィフリップフロップDF2
〜DF4にも夫々オア回路0R3,0R5,0R7を介
して加えられる。各検出回路14−1〜14−11のデ
ィレィフリップフロップDFlの出力Qはアンド回路A
2、オア回路0R1を介してデータ入力Dにフィードバ
ックされており、また自動ベースコード処理用回路15
−1,15−2及び自動アルペジオ処理用回路16のデ
ィレィフリップフロップDF2,DF3,DF4の各出
力Qは夫々、アンド回路A6、オア回路0R3及びアン
ド回路A8、オア回路0R5及びアンド回路AlO、オ
ア回路0R7を介して各データ入力Dにフィードバック
されており、各ディレィフリップフロップDFl,DF
2,DF3,DF4は夫々記憶回路を形成している。
従つてステートS1においてオンしているキースイッチ
又はファンクションスイッチを含むブロックに対応する
検出回路のディレィフリップフロップDFlには信号“
1゛が記憶される。しかし、オンしているキースイッチ
又はファンクションスイッチを全く含まない他のブロッ
クに対応する検出回路のディレィフリップフロップDF
lには信号の記憶がなされない。また自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2のディレィフリップフロ
ップDF2,DF3及び自動アルペジオ処理用回路16
のディレィフリップフロップDF4には無条件で信号゜
“1゛が記憶される。各ブロックに対応する検出回路1
4−1〜14−11の各オア回路0R1及び自動ベース
コード処理用回路15−1,15−2の各オア回路0R
3,0R5及び自動アルペジオ処理用回路16のオア回
路0R7の各出力はオア回路0R9に加えられる。
オア回路0R9は各ディレィフリップフロップDFl,
DF2,DF3,DF4のいずれか1つに信号゛1゛が
加わると゜゜1゛に立上り、各ディレィフリップフロッ
プDFl〜DF4の記憶が全てなくなつたとき“゜0゛
になるエニイプロツク信号抽を出力する。このエニイプ
ロツク信号ABはステートコントロール回路3のアンド
回路A2lに加わり、信号゛1゛をオア回路0R25を
介してデレイフリツプフ罎ンプDF7のデータ入力Dに
加え、次のクロックパルスのタイミングでディレィフリ
ップフロップDF7の出力Q2を4′r′にする。また
このときオア回路0R24の出力は“0゛となつている
ので、ディレィフリップフロップDF6の出力Q1ぱ“
0゛になり、アンド回路Al8のアンド条件が成立して
ステートS2になる。ブロック検出回路2の各検出回路
14−1〜14−11のうちオンしているキースイッチ
又はファンクションスイッチを含むブロックに対応する
検出回路のディレィフリップフロップDFlに記憶され
た信号“゜1゛はアンド回路A3に加えられる。
アンド回路A3は優先回路を形成するものであり、最優
先のブロックF1に対応する検出回路14−1のアンド
回路A3には接地レベルの信号゜“0゛をインバータ1
2で反転した信号“゜1゛を加え無条件て動作可能にす
る。また他の検出回路14−2〜14−11には前段の
ディレィフリップフロップDFlの出力Qとその前段の
オア回路0R2の出力が加わるオア回路0R2の出力を
インバータ12で反転した信号が加えられており、その
検出回路より優先順位の高いディレィフリップフロップ
DFlの全てに記憶がないという条件でアンド回路A3
の動作可能とし、その検出回路より優先順位の高い検出
回路のディレィフリップフロップDFlの1つにでも記
憶があればアンド回路A3は不動作となるようになつて
いる。アンド回路A3の出力はアンド回路A4に加えら
れ、またアンド回路A3の出力をインバータI3て反転
した信号はアンド回路A5に加えられる。
アンド回路A4,A5の他の入力にはステートS2を示
す信号TT2がステートコントロール回路3のアンド回
路18から加えられている。また、自動ベースコード処
理用回路15−1,15−2及び自動アルペジオ処理用
回路16の各ディレィフリップフロップDF2,DF3
,DF4に記憶された信号“1゛は夫々3入力アンド回
路A7,A9,Allに加えられ、アンド回路A7の他
の入力には検出回路14−11のオア回路0R2の出力
をインバータ15で反転した信号及びステートS2を示
す信号′IT2が、アンド回路A9の他の入力には自動
ベースコード処理用回路15−1のディレィ.フリップ
フロップDF2の出力Q及びその前段のオア回路0R2
の出力が加わるオア回路0R4の出力をインバータ17
で反転した信号及びステートS2を示す信号TT2が、
アンド回路Allの他の入力には自動ベースコード処理
用回路15−2のデ4イレイフリツプフロツプDF3の
出力Q及びその前段のオア回路0R4の出力が加わるオ
ア回路0R6の出力をインバータ19で反転した信号及
びステートS2を示す信号TT2が、それぞれ加えられ
ており、アンド回路A7,A9,Allは優先回路・を
形成している。従つて、ステートS2において、まず、
検出回路14−1〜14−11で、記憶のなされたディ
レィフリップフロップDFlのうち、優先順位が一番高
いブロックに対応するものが抽出され、その抽出された
ブロックに対応する検出回路のアンド回路A4のみから
信号“゜1゛が出力される。この信号゜゜1゛はインバ
ータ11を介してアンド回路A2に加えられディレィフ
リップフロップDFlの記憶を解除するとともにこの検
出回路のブロック検出出力信号となる。またアンド回路
A4の出力“1゛はトランジスタTR2のゲートに加え
られ抽出したブロック配線の配線容椙連bを放電する。
このとき他の検出回路のアノンド回路A3の出力ぱ゜0
゛であり、アンド回路A5のアンド条件が成立し、トラ
ンジスタTR3のゲートに信号“゜1゛を加え他の検出
回路に対応するブロックのブロック配線の配線容量Cb
を充電して他のブロックのキースイッチ又はファンクシ
ョンスイッチに直列に接続されたダイオードD(第3図
)に逆バイアスをかける。従つて抽出されたブロックの
オンしているキースイッチ又はファンクションスイッチ
の接続されるノート配線のみ信号゜゜0゛が生じ、他の
ノート配線は信号゜゜1゛を示す。この信号゜゜0゛は
対応するノート検出回路4(第5図)の対応する検出回
路(17−1〜17−13の1つまたは複数)のインバ
ータ110て反転され、アンド回路Al2に加わる。ア
ンド回路Al2の他の入力にはステートコントロール回
路3からのステートS2を表わす信号′[T2が加えら
れており、ステートS2において信号゜゜1゛をオア回
路0R16または0R18を介してディレィフリップフ
ロップDF5のデータ入力Dに加える。ディレィフリッ
プフロップDF5は、その出力Qをアンド回路Al4、
オア回路0R16または0R18を介して入力Dにフィ
ードバックして記憶回路を形成している。従つてオア回
路0R16または0R18を介して信号“゜1゛が加わ
ると、この信号゜“1゛を対応するディレィフリップフ
ロップDF5に記憶する。また各検出回路17−1〜1
7−13の各オア回路0R16または0R18の出力は
オア回路0R19に加えられる。オア回路0R19は検
出回路17−1〜17−13の各ディレィフリップフロ
ップDF5のいずれかに信号が加わると“1゛に立上り
、各ディレィフリップフロップDF5のうち1つでも記
憶がなされている間は“1゛を保持するエニイノートA
を発生し、これをステート検出回路3のアンド回路3の
アンド回路Al9(第3図)に加える。アンド回路Al
9のアンド条件はこのとき成立し、信号゜゜1゛をオア
回路0R25を介してディレィフリップフロップDF7
に加えるとともにオア回路0R24を介してディレィフ
リップフロップDF6に加える。これによりディレィフ
リップフロップDF6,DF7の出力Ql,Q2は次の
クロックパルスのタイミングで゛1゛になり、ステート
S3になる。またこのとき信号TTl+TT3がノート
検出回路4の検出回路17−1〜17−13の各トラン
ジスタTR4のゲートに加えられ、ステートS2におい
て放電したノート配線の配線容量Cnを充電する。ノー
ト検出回路4の各検出回路17−1〜17−13の各デ
ィレィフリップフロップDF5の出力はアンド回路Al
3に加えられる。
アンド回路Al3は優先回路を形成しており、最優先の
ノートCLに対応する検出回路17−1のアンド回路A
l3には接地レベルの信号゛゜0゛をインバータ111
で反転した信号゜゜1゛を加え無条件て動作可能とし、
他の検出回路17−2〜17−13のアンド回路Al3
には前段のディレィフリップフロップDF5の出力Qと
、その前段のオア回路0R17の出力が加わるオア回路
0R17の出力をインバータ111で反転した信号を加
え、その検出回路より優先順位の高いディレィフリップ
フロップDF5の全てに記憶がないという条件でアンド
回路Al3を動作可能にし、その検出回路より優先順位
の高い検出回路のディレィフリップフロップDF5の1
つにでも信号゜゜1゛が記憶されていればアンド回路A
l3は不動作となるようになつている。従つて、アンド
回路Al3は優先順位に従つて低音側から成立し、記憶
のなされたディレィフリップフロップDF5を有する検
出回路のアンド回路Al3から順次信号“1゛が出力さ
れる。またノートCLに対応する検出回路17−1のア
ンド回路Al4には接地レベルの信号゜“0゛が加えら
れており、他のノートC#〜Cに対応する検出回路17
−2〜17−13のアンド回路Al4には前段の検出回
路17−1〜17−12のオア回路0R17の出力が加
えられており、アンド回路Al3のアンド条件が成立し
て当該検出回路から信号“゜1゛が出力されると同時に
当該検出回路のアンド回路Al4を不動作にし、当該検
出回路のディレィフリップフロップDF5の記憶をクリ
アするようになつている。記憶のなされたディレィフリ
ップフロップDF5に対応する検出回路のアンド回路A
l3から全て信号“1゛が出力され、各ディレィフリッ
プフロップDF5の記憶が全てなくなるとオア回路0R
19の出力であるエニイノート信号ハは6′0″となる
これによりステートコントロール回路3のアンド回路A
l9のアンド条件は成立しなくなり、ステートS3が終
了する。ステートS3が終了すると、ディレィフリップ
フロップDF5の出力Q1ぱ゜0゛になるからブロック
検出回路4からエニイプロツク信号ABが発生している
ということを条件に再びアンド回路Al8が成立し、ス
テートS2になる。アンド回路18の出力であるステー
トS2を示す信号TT2はブロック検出回路4に加えら
れ、次の優先順位のブロック抽出が行なわれる。このよ
うにして、ステートS2においてブロック検出回路2の
検出回路14−1〜14−10のうち抽出されたブロッ
クに対応する1つからブロック検出信号を出力し、ステ
ートS3においてノート検出回路4の検出回路17−1
〜17−13から当該ブロックのオンしているキースイ
ッチ又はファンクションスイッチを示すノート検出信号
を順次出力し、ブロック検出回路2の各検出回路14一
1〜14−11のディレィフリップフロップDFlの記
憶が全てなくなるまで、すなわち最初にステートS1に
おいてオンしているキースイッチ又はファンクションス
イッチを含むブロックとして検出したブロックの抽出が
完了するまでステート・S2とステートS3が交互に繰
り返えされる。例えば、フィンガーコード機能を選択す
る信号FC及びシンクロスタート機能を選択する信号S
S及びリズムを選択する信号R1に対応するファンクシ
ョンスイッチが投入され、ノートCL,El,・G1に
対応する鍵が下鍵盤で押圧され、ノートE2に対応する
鍵が上鍵盤て押圧されている場合におけるステートコン
トロール回路3の各部の信号及びブロック検出回路2の
出力及びノート検出回路4の出力をタイミングチャート
に表わすと第7図冫のようになる。ここで第7図aはク
ロックパルス0によつて形成されるクロックパルス時間
t1〜T。を示しており、第7図kに示す信号BPはブ
ロック検出回路2の各検出回路14−1〜14−11及
び自動ベースコード処理用回路15−1,15一2及び
自動アルペジオ処理用回路16の各出力をまとめて表わ
したものてあり、第7図1に示す信号NPはノート検出
回路4の各検出回路17一1〜17−13の出力を表わ
したものである。いま第7図bに示すようにイニシャル
クリア信号1Cがステートコントロール回路3の端子T
l。に加わると、デイレイフリツプフロプDF6,DF
7の出力Ql,Q2はクロックパルス時間t1のタイミ
ングで゜“0゛になり(第7図C,d)ステートS。を
示す信号TTOが発生され、(第7図e)この信号1T
0によつてブロック検出回路2のトランジスタTRlを
オンにし、各ブロック配線b1〜Bllの配線容量Cb
を放電する。続いて、次のクロックパルス時間拶のタイ
ミングでディレィフリップフロップDF6の出力Q1は
“゜1゛になり、ステートS1を示す信号TT,(第7
図f)及び信号TTl+′IT3(第7図h)が発生さ
れ、信号■1+TT3によつてノート検出回路4のトラ
ンジスタTR4をオンして、各ノート配線n1〜Nl3
の配線容量Cnを充電し、信号TTlによつてブロック
検出回路2のアンド回路A1を動作可能にし、フィンガ
ーコードを選択する信号FC及びシンクロスタートを選
択する信号SSを含むブロックF1に対応する検出回路
14−1及ひリズムを選択する信号R1を含むブロック
F2に対応する検出回路14−2、及び下鍵盤のノート
CLl,El,Glを含むプロツクレに対応する検出回
路14−4及び上鍵盤のノートE2を含むブロックU1
に対応する検出回路14一8の各ディレィフリップフロ
ップDFlと、自動ベースコード処理用回路15−1,
15−2のディレィフリップフロップDF2,DF3及
び自動アルペジオ処理用回路16のディレィフリップフ
ロップDF4に信号“1゛を記憶する。これと同時にブ
ロック検出回路2からエニイプロツク信号鳩が発生され
る(第7図1)。クロックパルス時間T3のタイミング
になると、ステートコントロール回路3のデイレイフリ
ップフロプDF7の出力Q2は“゜1゛になり、ディレ
ィフリップフロップDF6の出力Q1は“゜0゛になつ
てステートS2を示す信号TT2が発生され(第7図g
)、この信号TT2によつてまずブロック検出回路2の
ブロックF1に対応する検出回路14−1のアンド回路
A4が動作可能になり、トランジスタTR2をオンして
、ブロック配線Kgの配線容量Cbを放電するとともに
ブロック検出信号FlPを出力する(第7図k)。
またこの信号′11′2はノート検出回路4のアンド回
路Al2を動作可能にし、信号FC,SSに対応する検
出回路17−2,17−13のディレィフリップフロッ
プDF5に信号“゜1゛を記憶する。この記憶と同時に
ノート検出回路4から出力されるエニイノート信号ハは
“1゛になる(第7図j)。クロックパルス時間ζにな
るとステートS3になり、ノート検出回路4のディレィ
フリップフロップDF5に記憶された信号“1゛はノー
トC#,Cに対応する出力ライン22,33から信号F
C,SSを示す信号としてクロックパルス時Illlt
4,t5のタイミングで順次出力される(第7図1)、
ライン33からの信号の送出が完了するとクロックパル
ス時間ζのタイミングでエニイノート信号MJは′40
″になり、次のクロックパルス時腓。のタイミングでス
テートコントロール回路3のデイレイフリツプフロプD
F6の出力Q1ば0゛になつて再びステートS2になる
。このようにしてステートS3,S2を交互に繰り返さ
れ、ブロック検出回路2からはブロックF2,Ll,U
lを示す信号F2P,LlP,UlPが順次出力され、
これに応じてノート検出回路4からはリズムを選択する
信号R1、下鍵盤の当該ノートを示す信号CLl,El
,G,、上鍵盤の当該ノートを示す信号E2が順次出力
される。最初のステートS1でブロック検出回路2の各
検出回路14−1〜14−11のディレィフリップフロ
ップDFlに記憶された信号の抽出が全て終・ると、ス
テートS2において自動ベースコード処理用回路15−
1のアンド回路A7が動作可能となり、信号゜゜1゛を
信号AlPとして出力するとともに、この信号をインバ
ータ■4で反転してアンド回路A6に加え、アンド回路
A6を不動作とすることによりディレィフリップフロッ
プDF2の記憶をクリアする。この自動ベースコード処
理用回路15−1の出力AlPはオア回路0R15を介
し、自動ベースコード制御信号APとしてノート検出回
路4の検出回路17−1〜17−12のノ各オア回路0
R16に加えられる。従つてブロック検出回路2の自動
ベースコード処理用回路15一1から信号AlPが出力
されるとノート検出回路4の検出回路17−1〜17−
12のディレィフリップフロップDF5には全て信号“
6F゛が記憶される。なおこのとき検出回路17−13
のオア回路0R18には信号APは加えられないが、こ
れは検出回路17−1が検出回路17−13と同一のノ
ートCを表わしているため重複をさけるためてある。ノ
ート検出回路4の検出回路17−1〜17−12の各デ
ィレィフリップフロップDF5に記憶された信号は次の
クロックパルス時間のタイミングから各クロックパルス
に同期して順次出力される。すなわち、各検出回路17
−1〜17−12の出力ライン21〜32には順次信号
“1゛が現われる。ライン32から信号゜゜1゛が出力
され、エニイノート信号ANが゛0゛になるとステート
S2になり、自動ベースコード処理用回路15−2のア
ンド回路A9のアンド条件が成立し、その出力信号“1
゛をインバータ16を介してアンド回路A8に加え、デ
ィレィフリップフロップDF3の記憶をクリアするとと
もに信号A2Pを出力する。この信号A2Pは前述した
オア回路CRl5を介して自動ベースコード制御信号書
となつてノート検出回路4の検出回路17−1〜17−
12のオア回路0R16に加わり、客デイレイフリツプ
フ咄ンプDF5に全て信号′4F5を記憶させる。従つ
て検出回路17−1〜17−12の出力ライン21〜3
2には各クロックパルス時間に同期して順次信号゜゜1
゛が生じる。この自動ベースコード処理用回路52−1
,52−2の出力AlP,A2Pに基つきノート検出回
路4の検出回路17−1〜17−12から順次出力され
る信号は後述する自動ベースコード演奏用のキーコード
データを形成するための根音の検出に用いられる。続い
て自動アルペジオ処理用回路16のアンド回路Allの
アンド条件が成立し、その出力信号“1゛をインバータ
18で反転してアンド回路AlOに加え、ディレィフリ
ップフロップDF4の記憶をクリアするとともに自動ア
ルペジオ制御信号ARPを送出する。
信号ARPの送出が完了すると、再びステートS。にな
り、これによりブロック検出回路2及びノート検出回路
4による1回の走査が完了し、以下同様の走査が繰り返
えされる。ブロック検出回路2の各検出回路14−1〜
14−11及び自動ベースコード処理用回路15一1,
15−2の各出力信号FlP−A2Pはエンコーダ18
に加えられる。エンコーダ18はオア回路0R10,0
R11,0R12から成り、各検出回路14−1〜14
−11及び自動ベースコード処理用回路15−1,15
−2の出力に応じて、ブロックの種類を表わす種類別コ
ーロ℃1,BC2,BC3を発生する。このブロックの
種類と種類別コードBCl,BC9,BC3との関係を
表に示すと、第3表のようになる。エンコーダ18で第
3表に従つて発生された種類別コー口℃1〜BC3は第
8図に示す種類別コードレジスタ8に加えられる。
種類別コードレジスタ8は3ビットのレジスタ8−1〜
8−3からなり、レジスタ8−3においてその詳細が代
表して示されているように、コード検出回路2からステ
ートS2で送出された種類別コードBCl〜BC3を次
の状態であるステートS3の間一時保持するものである
すなわち、種類別コードBCl〜BC3はオア回路0R
26を介してディレィフリップフロップDF9のデータ
入力Dに加えられ、その出力Qはアンド回路A23、オ
ア回路0R26を介して入力Dにフィードバックされて
おり、アンド回路A23の他の入力には前記ステートコ
ントロール回路3(第6図)からの信号TT′3が加え
られている。この信号TT′3はステートコントロール
回路3のアンド回路Al9の出力をディレィフリップフ
ロップDF8で48μS遅延させたものであり、第7図
mに示すようにステートS3を示す信号である。種類別
コードレジスタ8の各出力信号及びその各出力信号を夫
々インバータ116,117,118で夫々反転した信
号はデコーダ10に加えられる。
デコーダ10はアンド回路A24〜A3Oからなり、加
えられる種類別コー円℃1〜BC3に対応して、各アン
ド回路A24〜A3Oからファンクションスイッチを含
むブロックの検出時間を示す信号FlT,F2Tlペダ
ル鍵盤のキースイッチを含むブロックの検出時間を示す
信号PT、下鍵盤のキースイッチを含むブロックの検出
時間を示す信号LT、上鍵盤のキースイッチを含むブロ
ックの検出時間を示す信号UT、自動ベースコード処理
時間を示す信号AlT,A2Tを発生する。この信号F
lT−A2Tは後に詳述する制御信号形成回路11(第
8図)で用いられる。なおデコーダ10のアンド回路A
26〜A28の出力は夫々ディレィフリップフロップD
Fl2〜DFl4及びディレィフリップフロップDFl
7〜DFl9を介し、ペダル鍵盤のキースイッチを示す
信号P1下鍵盤のキースイッチを示す信号L1上鍵盤の
キースイッチを示す信号Uとして送出される。ブロック
検出回路2の下鍵盤及び上鍵盤の各キースイッチを含む
ブロックL1〜L4,Ul〜U4に対応する検出回路1
4−4〜14−11の出力信号LlP−U4Pはオア回
路0R13,0R14からなるエンコーダ19に加えら
れ、各オクターブを示すオクターブコード0C1,0C
2にエンコードされる。
またノート検出回路4の各検出回路17−1〜17−1
3の出力はオア回路0R20,0R21,0R22,0
R23からなるエンコーダ34に加えられ、各ノートを
示すノートコードNC4〜NClにエンコードされる。
このオクターブコード0C1,0C2及びノートコード
NCl〜NC4は第11図に示すキーコードレジスタ9
に加えられる。第4表,第5表はこのキーコード0C1
,0C2及びノートコードNCl〜NC4を夫々各オク
ターブ音域、各ノートに対応して示したものである。フ
ァンクションスイッチからの信号の処理ブロック検出回
路2及びノート検出回路4によるキースイッチ及びファ
ンクションスイッチの走査において、まず最初にブロッ
クFl,F2のファンクションスイッチの検出が行なわ
れる。
すなわちブロック検出回路2からブロックFl,F2に
対応する信号FlP,F2Pが順次出力され、この信号
FlP,F2Pに応じて当該ブロックFl,F2内のオ
ンしているファンクションスイッチを示す信号がノート
検出回路4の対応する検出回路17−1〜17−13か
ら順次出力される。ノート検出回路4の検出回路17−
1〜17−12の出力はライン21〜32を介して第9
図に示すコード検出回路5のノートレジスタ35に加え
られ、また検出回路17−13の出力はライン33、第
10図に示すディレィフリップフロップDF29を介し
てファンクションデータ転送回路7のステージ7−20
,7−21に加えられる。ノートレジスタ35は12ス
テージのシフトレジスタからなり、各ステージ35−1
〜35−12の詳細はステージ35−1に代表して示さ
れている。すなわち、各ステージ35−1〜35−12
はロード制御用アンド回路A48、クリア制御用アンド
回路A49、シフト制御用アンド回路A47を具え、ア
ンド回路A47,A48,A49の出力はオア回路0R
42を介してデイレイフリツプフロツプDF22のデー
タ入力に加えられており、アンド回路A48にはライン
21〜32からの信号とロード信号LLが加えられ、ア
ンド回路A49にはディレィフリップフロップDF22
の出力とクリア信号CLが加えられ、アンド回路A47
には前段35−12〜35−2のディレィフリップフロ
ップDF22の出力とシフト信号SLが加えられている
。従つてノートレジスタ35はロード信号LLが加わる
とライン21〜32の信号を対応するステージ35−1
〜35−12に読み込み、クリア信号CLが加わると各
ステージ35一1〜35−12の信号をクリアし、また
シフト信号SLが加わると各ステージ35−12〜35
一2の信号を右方に順次シフトする。ブロック検出回路
2及びノート検出回路4による走査の最初の出力である
ブロック検出回路2の出力FlPは制御信号形成回路1
1(第8図)のオア回路0R33に加えられる。
オア回路0R33の出力はインバータ120で反転され
クリア信号CLとしてノートレジスタ35に加わり、ノ
ートレジスタ35の各ステージ35−1〜35−12の
信号をクリアする。またブロック検出回路2の出力信号
FlPはエンコーダ18を介して種類別コードレジスタ
8に加えられ、一時保持されたのちデコーダ10のアン
ド回路A24を介してオア回路0R34に加えられる。
オア回路0R34の出力はロード信号LLとしてノート
レジスタ35に加えられる。従つて、ノートレジスタ3
5の各ステージ35−1〜35−12にはオンしている
ファンクションスイッチを含む信号が順次読み込まれる
。ノートレジスタ35のステージ35−1〜35−12
に読み込まれた信号の一部であるステージ35−1〜3
5−10に保持された信号はライン41−50を介して
ファンクションデータメモリ6−1〜6−10(第10
図)に加えられる。またノートレジスタ35の各ステー
ジ35−1〜35−12の出力はライン41−52を介
してファンクションデータ転送回路7(第10図)に加
えられる。ファンクションメモリ6−1〜6−10はこ
のチップ内で使用するブロックF1のファンクションス
イッチからの信号SF,FC,CA,M,CON,EC
,UL,DC,FS,UTを夫々記憶するものてある。
各メモリ6−1〜6−10の詳細はメモリ6−1〜6−
4に代表して示されているようにクリア制御用のアンド
回路A6l及ひロード制御用のアンド回路A62及びア
ンド回路A6l,A62の出力がオア回路0R51を介
して加えられるディレィフリップフロップDF25を具
えており、アンド回路A6lにはディレィフリップフロ
ップDF25の出力と後述するロード信号LFlをイン
バータ131て反転した信号とが加えられており、アン
ド回路A62には対応するラ・イン41〜50の信号及
びロード信号LFlが加えられている。なおメモリ6−
1〜6−10において内部のアンド回路、オア回路等は
夫々別体のものであるが同様の機能をするものに関して
は説明の便宜上同一の符号を付す。また詳細が図示され
ていないメモリ6−5〜6−10はメモリ6−4と同一
の構成である。またシングルフィンガー機能を選択する
信号SFを記憶するメモリ6−1及びフィンガーコード
機能を選択する信号PCを記憶するメモリ6−2は他の
メモリ6−3〜6−10と構成が若干異なる。すなわち
、メモリ6−1のアンド回路A62はライン42の信号
をインバータ132に反転した信号及びライン43の信
号をインバータ133て反転した信号によつてインヒビ
ツトされており、メモリ6−2のアンド回路A62はラ
イン43の信号をインバータ133で反転した信号によ
つてインヒビツトされている。ファンクションデータメ
モリ6−1〜6−10を制御するロード信号LFlは第
8図に示した制御信号形成回路11によつて形成される
第8図においてデコーダ10によつてデコーダされたア
ンド回路A24の出力信号FlTはアンド回路A45に
加えられる。アンド回路A45の他の入力には第6図に
示したステートコントロール回路3からの信号TTPが
加えられている。この信号T1′Pはアンド回路Al9
の出力をインバータ115で反転した信号とディレィフ
リップフロップDF8の出力信号とをアンド回路A22
でアンド条件をとつた信号であり、第7図Mに示すよう
にステートS3を示す信号TT3の最後の48μsの間
“゜1゛になる信号である。従つてアンド回路A45は
ステート入の最後の48μsの間成立し、このアンド回
路A45の出力信号はタイミングを合せるためにディレ
ィフリップフロップDF3Oで48μS遅延され、ロー
ド信号LFlとして第10図のファンクションデータメ
モリ6−1〜6−10に加えられる。このようにしてブ
ロックF1のオンしているファンクションスイッチを示
す信号はファンクションデータメモリ6−1〜6−10
に記憶される。なお、ファンクションデータメモリ6−
7に記憶される信号ULは第8図のアンド回路A3lに
加えられ、上鍵盤のキースイッチの音と下鍵盤のキース
イッチの音とをカップリングするために用いられる。フ
ァンクションデータ転送回路7は所要のファンクション
データを一時記憶するとともにこのデータを他のチップ
(図示せず)に転送するものであり、27のステージ7
−1〜7−27からなるシフトレジスタから構成される
。なおこのファンクションデータ転送回路7において各
ステージ内のアンド回路、オア回路、ディレィフリップ
フロップ等は夫々別体のものであるが説明の便宜上同一
の機能を有するものには同一の符号付する。またこの回
路7のディレィフリップフロップは全て周期1μSのフ
ロツクパルースφ1て動作する。ステージ7−21〜7
−24はブロックF1に含まれるファンクションスイッ
チからの信号SS,ST,FSS,UTを夫々記憶する
ものであり、その詳細はステージ7−21に代表して示
されている。すなわち各ステージ7−21〜7−24は
ロード制御用アンド回路A68、クリア制御用アンド回
路A67、シフト制御用アンド回路A69を具えており
、各アンド回路A67,A68,A69の出力はオア回
路0R54を介してディレィフリップフロップDF26
に加えられている。ステージ7−25〜7−27はチヤ
タリングの影響を除去したフットスイッチからの信号F
S″、ペダル鍵盤又は下鍵盤のキースイッチがオンして
いることを示すキーオン信号KONl自動ベースコード
機能であるシングルフィンガー機能あるいはフィンガー
コード機能あるいはカスタム機能のいずれかが選択され
ていることを示す自動ベースコード選択信号ABCを夫
々記憶するものである。
その詳細はステージ7−25に代表して示してあるよう
にロード制御用アンド回路A68を具えておりこのアン
ド回路A68の出力と前段のディレィフリップフロップ
DF26の出力をオア回路0R54を介してディレィフ
リップフロップDF26に加えるようになつている。こ
こでフットスイッチ信号FS″は前述したファンクショ
ンデータメモリ6−9に記憶されたフットスイッチから
の信号FSをオア回路0R55及びパルス幅48μSパ
ルス周期1mSのパルス信号φ。によつて動作可能とな
るアンド回路A73を介して4ビットのシフトレジスタ
53に加え、このシフトレジスタ53の各ビットから1
つでも゜“1゛が出力されるとこの信号をオア回路0R
56を介して取り出すようにしてフットスイッチからの
信号FSからチヤタリングの影響を除去したものである
。またキーオン信号KONは後に詳述するようにキーオ
ンレジスタ37(第8図)に一時保持された信号であり
、自動ベースコード選択信号N℃は前述したファンクシ
ョンデータメモリ6−1,6−2,6−3のいずれか1
つに信号゜゜1゛が記憶されていれば“゜1゛となるオ
ア回路0R53からの信号である。ステージ7−1〜7
−7はその詳細が7−1,7−2に示されているように
、ロード制御用アンド回路A68を具え、このアンド回
路A68の出力及び前段のデイレイフリツプフロプDF
26からの信号をオア回路0R54を介してディレィフ
リップフロップDF26に加えるようになつており、前
述したステージ7−25〜7−27と同様の構成である
。この各ステージ7−1〜7一7には夫々後に詳述する
第11図の回路からのノートデータN1〜N4及びオク
ターブデータ2〜B3が発生していることを示すオア回
路0R74(第11図)からの信号B及び第8図のオア
回路0R30からの種類別データU−ARPが発生して
いることを示す信号K及び第9図に示したノートレジス
タ35に信号が記憶されていることを示す信号LKMが
加えられている。なお上記各ステージ7−1〜7−6に
加えられる信号N1〜N4,B,Kは回路のテスト用と
して用いられる。またステージ7−8〜7−20はブロ
ックF2のファンクションスイッチからの信号を記憶す
るものである。
その詳細はステージ7−20に代表して示されているよ
うにロード制御用アンド回路7A68、クリア制御用ア
ンド回路A67、シフト制御用アンド回路A69を具え
ており、アンド回路A67,A68,A69の出力をオ
ア回路0R54を介してディレィフリップフロップDF
26に加えるようになつている。ステージ7−21〜7
−27及び7−1〜7一7の各ロード制御用アンド回路
A68はアンド回路A7lの出力によつて制御される。
このアンド回路A7lには前述したファンクションデー
タメモリ6−1〜6−10の読み込みのタイミングを与
えるロード信号LFl及び同期信号SY33が加えられ
ている。ここで同期信号SY33は第13図Cに示すよ
うにクロックパルスφによつて決定される48μSのク
ロックパルス時間(第13図A,第7図a)のうちの3
3μS目に発生される信号であり、その周期はクロック
パルスφと同じく48μS1またパルス幅は1μSであ
る。従つてステージ7−21〜7−27及び7−1〜7
−7には信号LFlが加つているとき同期信号SY33
のタイミングで、加えられている信号が読み込まれる。
またステージ7−8〜7−20のロード制御用アンド回
路A68はアンド回路A7Oの出力によつて制御される
このアンド回路A7Oには信号LF2及び上記同期信号
SY33が加えられている。ここで信号LF2は第8図
で示した制御信号形成回路11て形成される。すなわち
、この信号LF2はデコーダ10のアンド回路A25の
出力てある信号F2Tと信号′ITPとのアンド条件を
とつたアンド回路A46の出力、すなわちノート検出回
路4(第5図)からブロックF2のオンしているファン
クションスイッチを示す信号が出力されているステート
S3の最後の48μSに出力されるパルス信号をディレ
ィフリップフロップDF3lで48pS遅延した信号で
ある。従つてステー.ジ7−8〜7−20には、信号L
F2が加つているとき同期信号SY33のタイミングで
ライン41〜52及びディレィフリップフロップDF2
9から加えられる信号が読み込まれる。ファンクション
データ転送回路7は各ステ−ジー7−1〜7−27に記
憶した信号を順次シフトすることによりステージ7−1
のディレィフリップフロップDF26の出力からシリア
ルデータ信号として出力する。
ファンクションデータ転送回路7に送られるシフト信号
はノア回路NR5,NR6lからなるフリップフロップ
によつて形成される。すなオ)ちノア回路NR5にはク
ロックパルスφ(第13図a)によつて決定されるクロ
ックパルス時間の7μS目に発生される同期信号SY7
(第13図b)が加えられており、ノア回路NR6には
前述した同期信号SY33(第13図c)が加えられて
いる。従つてノア回路NR6の出力は第13図dに示す
ように同期信号SY7に同期して立上り、同期信号SY
33に同期して立下る信号となる。この信号は各ステー
ジ7−1〜7−27のシフト制御用アンド回路A69に
加えられ、各ステージの信号を時計方向に(7−27か
ら7−1に向けて)順次シフトする。この順次シフト)
される信号はステージ7−1のディレィフリップフロッ
プDF26から出力され、アンド回路A72の他の入力
には上記ノア回路NR6の出力が加えられている。従つ
てアンド回路72は信号LKM,BEAT,V2,Vl
,B■,R8〜Rl,.R■,SS,ST,FSS,U
T,FS,KON,.ABCの順からなるシリアルファ
ンクションデータFDを同期信号SY7からSY33の
間に出力する。この信号FDはディレィフリップフロッ
プDF28で1μS遅延された後、インバータ139で
反転され、端子TFDからファンクションデータ匝とし
て送出される。なお、ノア回路NR6の出力及びアンド
回路A7lの出力はノア回路NR4を介してステージ7
−21〜7−24のクリア制御用アンド回路A67に加
えられており、またノア回路NR6の出力及びアンド回
路A7Oの出力はノア回路NR3を介してステージ7−
8〜7−20のクリア制御用アンド回路A67に加えら
れロード時及びシフト時は前に記憶されていた信号をク
リアするようになつている。また同期信号SY33はデ
ィレィフリップフロップDF27で1ps遅延された後
、インバータ139て反転され、同期信号Wとして送出
される。
押圧した鍵を示すキーコードデータの発生ブロック検出
回路2において、ファンクションスイッチを含むブロッ
クFl,F2の抽出が終ると、ペダル鍵盤のキースイッ
チを含むブロックPが抽出され、これに応じてデコーダ
10(第8図)のアンド回路A26のアンド条件が成立
して信号PTが出力される。
今、自動ベースコード機能を選択する信号SF,FC,
CAがいずれも生じていないとすると、ノア回路NRl
の出力は゜“1゛であり、信号TTPが生じているとき
アンド回路A34のアンド条件が成立する。このアンド
回路A34の出力はオア回路0R36を介し、キーデー
タ選択信号SKNとしてキーコードレジスタ9−1〜9
−4(第11図)に加えられる。また下鍵盤のキースイ
ッチを含むブロックL1〜L4が抽出されるとデコーダ
10のアンド回路A27のアンド条件が成立し、信号L
Tが出力され、上鍵盤のキースイッチを含むブロックU
1〜U4が抽出されるとデコーダ10のアンド回路A2
8のアンド条件が成立し、信号UTが出力される。信号
LT,UTはオア回路0R36を介し、キーデータ選択
信号SKNとしてキーコードレジスタ9−1〜9−4に
加えられる。キーコードレジスタ9−1〜9−4はノー
ト検出回路4(第5図)から発生されるノートコードN
Cl〜NC4を一時保持するものであり、その詳細はレ
ジスタ9−1に代表して示してある。なおレジスタ9−
1〜9−4内のアンド回路、オア回路等は夫々別体のも
のであるが説明の便宜上同一の機能をするものに対して
は同一の符号を付する。キーコードデータ選択信号SK
Nはキーコードレジスタ9−1〜9−4の各ロード制御
用アンド回路A77に加えられ各アンド回路A77を動
作可能にする。
これにより加わるノートコードNCl〜NC4を各ディ
レィフリップフロップDF36に加える。ディレィフリ
ップフロップDF36はこのノートコードNCl〜NC
4を48μs遅延させた後、夫々オア回路0R65〜0
R68を介し、またオア回路65,66の各出力は更に
オア回路0R71,0R2を介して加算器12−1〜1
2一4の入力Aに加えられる。キーコードレジスタ9−
5,9−6にブロック検出回路2(第4図)から各ブロ
ックL1〜L4,Ul〜U4の抽出に応じて発生される
オクターブコード0C1,0C2が加えられる。
キーコードレジスタ9−5,9−6はこのオクターブコ
ード0C1,0C2を一時保持するものである。なおレ
ジスタ9−5,9−6は同一の構成からなり、その詳細
はレジスタ9−5に代表して示されている。すなわちオ
クターブコード0C1,0C2はキーコードレジスタ9
−5,9−6の各オア回路0R62を介してディレィフ
リップフロップDF39のデータ入力Dに加えられ、こ
のディレィフリップフロップDF39の出力Qはアンド
回路A8O、オア回路0R62を介して入力Dにフィー
ドバックされるとともに、ディレィフリップフロップD
F38に加えられており、またアンド回路A8Oの他の
入力にはステートS3を示す信号TT3が加えられてい
る。従つて加えられたコード0C1,0C2はステート
S3の間だけ保持されるようになつている。ここでキー
コードレジスタ9−5,9−6に保持される信号は2ビ
ットの信号であるが、この信号は次のようにして3ビッ
トの信号に変換される。
すなわち、キーコードレジスタ9−5の出力はノア回路
NR7で反転されることによつて第1ビットの信号B1
となり、キーコードレジスタ9一5,9−6の出力は排
他オア回路ER5によつて排他オア条件がとられること
によつて第2ビットの信号B2となりまたキーコードレ
ジスタ9一5,9−6の出力をアンド回路A9Oでアン
ド条件をとることにより第3ビットの信号B3となる。
この第1ビットの信号B1、第2ビットの信号B2、第
3ビットの信号B3をオクターブコード0C1,0C2
との関係のもとに表に示すと第6表のようになる。第1
ビットの信号B1は加算器12−5の入力Aに加えられ
、第2ビットの信号■は加算器12−6の入力Aに加え
られる。
加算器12−1〜12−6は入力Aに加わる信号と入力
Bに加わる信号とを加算するものてある。
ところてこのとき加算器12−1〜12−4の入力Bに
は信号が加えられていない。従つて、加算器12−1〜
12−4からは加えられた信号がそのまま出力される。
ただし、キーコードレジスタ9−1〜9−4の出力が低
音側のC音[C”,」を示すノートコードNC4〜NC
l“1100゛であるときにはオア回路0R65の出力
をインバータ143で反転した信号、オア回路66の出
力をI44で反転した信号及びオア回路0R67,0R
68の出力が加わるアンド回路A89のアンド条件が成
立し、信号“1゛をオア回路0R71,0R72を介し
て加算器12−1,12−2の夫々の入力Aに加え、加
算器12−1〜12−4の入力Aに加わるコード信号(
NC4〜NCl)の高側のC音「C」を示すコード信号
゜゜111丁゛に変換する。またこのときアンド回路A
89の出力“1゛は加算器12−5,12−6の入力B
に加わり、オクターブを表わす第1ビットの信号及び第
2ビットの信号に“1゛を加算する。加算器12−1,
12−2の出力はアンド回路A92,A93を介してデ
ィレィフリップフロップDF4O,DF4lに加えられ
、加算器12一3,12−4の出力は直接ディレィフリ
ップフロップDF42,DF43に加えられる。
ここで加算器12−1〜12−4の出力が高音側のC音
[C」を示すコード信号゜゜111r゛であるときには
加算器12−1〜12−4の各出力が加わるナンド回路
NAlの出力ば゜0゛となり、アンド回路A92,A9
3を動作不能として低音側のC音「CL」を示すコード
信号゜゜1100゛に変換する。また、加算器12−5
,12−6の出力は夫々ディレィフリップフロップDF
44,DF45に加えられ、アンド回路A9Oの出力は
ディレィフリップフロップDF46に加えられる。この
ようにしてディレィフリップフロップDF4O〜DF4
3からはノートを示すノートデータN1〜N4が出力さ
れ、ディレィフリップフロップDF44〜DF46から
はオクターブを示すオクターブデータ司〜B3が発生さ
れる。
例えばノートレジスタ9−4〜9−1に低音側のC音「
CL」を示すノートコードNC4〜NCl“1100゛
が読み込まれ、ノートレジスタ9−6,9−5に第1オ
クターブを示すオクターブコード0C2,0C1“00
゛が読み込まれたとする。
このときはアンド回路A84のアンド条件が成立し、加
算器12−4〜12−1の入力Aにはコード信号“゜1
11丁゛が加えられ、加算器12−4〜12−1の出力
゜゜111r゛はナンド回路NAlのナンド条件が成立
することによつて再びコード信号“1100゛に変換さ
れる。またこのとき加算器12−6,12−5の入力A
には信号゜“10゛が加えられ、入力Bにば11゛が加
えられる。従つて加算器12−6,12−6の出力は“
00゛となる。またこのときアンド回路A9Oの出力は
“゜0゛である。従つて、ディレィフリップフロップD
F43〜DF4OからはノートデータN4〜Nl゜“1
100゛が出力され、ディレィフリップフロップDF4
6〜DF44からはオクターブデータ式〜Bl゜“00
0゛が出力される。すなわち、低音側のC音[CL」を
示すノートコードNC4〜NClがノートレジスタ9−
1〜9−6に読み込まれたときは、ノートを示すノート
データN4〜N1ぱ゜1100゛となり、オクターブを
示すオクターブデータB3〜B1ぱ゛000゛となる。
また、高音側のC音[C」を示すノートコードNC4〜
NCl“゜111F゛が読み込まれたときはナンド回路
NAlのナンド条件が成立し、ノートデータN4〜N1
は“1100゛となる。
しかしこのとき加算器12−5,12−6の入力Bには
信号は加わらないので、オクターブを表わすオクターブ
データ?〜八は変化しない。そして、ノートデータN4
〜N1とオクターブデータB3〜司とで7ビットのキー
コードデータKCとなる。コード検出 自動ベースコード機能の1つであるフィンガーコード機
能(FC)またはカスタム機能(CA)が選択された場
合は下鍵盤で押圧された複数鍵の音程関係からその押圧
された鍵によつて構成されるコードの種類を検出する。
ブロック検出回路2(第4図)によつて下鍵盤のキース
イッチを含むプロツクレが抽出されると、48μSの信
号LIPがオア回路0R33(第8図)に加えられる。
オア回路0R33の出力はインバータ19て反転されク
リア信号CLとしてノートレジスタ35(第9図)に加
えられ各ステージ35−1〜35−12に保持されてい
る信号をクリアする。また下鍵盤のキースイッチを含む
プロツクレ〜L4が抽出され、この抽出に応じてノート
検出回路4(第5図)の出力ライン21〜33からオン
しているキースイッチのノートを示す信号が出力される
と、デコーダ10(第8図)のアンド回路A27のアン
ド条件が成立し、信号LTが出力される。この信号LT
はアンド回路0R34を介し、コード信号LLとしてノ
ートレジスタ35に加えられる。ノートレジスタ35は
ノート検出回路4の出力ライン21〜32に順次生じる
オンしている下鍵盤のキースイッチのノートを示す信号
を対応するステージ35−1〜35−12に読み込み、
これを記憶する。なお、クリア信号CLはブロック検出
回路2から信号LIPが出力されている48μs間のみ
発生されるのてノートレジスタ35はオンしているキー
スイッチの属するブロックL1〜L4に関係なく全て読
み込まれる。なお、高音側のC音[C」に対応するキー
スイッチを検出する検出回路17−13の出力は低音側
のC音「CL」に対応するステージ35−1に読み込ま
れるようになつている。すなわち、検出回路17−13
の出力はアンド回路Al5に加えられる。アンド回路A
l5の他の入力にはデコーダ10のアンド回路A24,
A25の出力である信号FlT,F2Tをオア回路0R
31を介し、インバータ119で反転した信号、すなわ
ち、ファンクションスイッチを含むブロックFl,F2
以外のブロックの検出が行なわれているとき゜“1゛と
なる信号F丁が加えられている。従つて下鍵盤のキース
イッチの検出時にはアンド回路Al5は動作可能となり
、検出回路17−13の出力はアンド回路Al5、ライ
ン20、オア回路0R45(第9図)を介してノートレ
ジスタ35のステージ35−1のロード制御用アンド回
路A48に加えられる。このようにしてノートレジスタ
35には下鍵盤のオンしているキースイッチのノートを
示す信号が対応するステージ35−1〜35−12に全
て読み込まれ、記憶される。
下鍵盤のキースイッチを含むブロックの抽出が終り、ア
ンド回路A27(第8図)からの信号LTが無くなると
ロード信号LLは“0゛となり、以後発生する上鍵盤の
オンしていネキースイツチのノートを示す信号はノート
レジスタ35には読み込まれない。上鍵盤のキースイッ
チを含むブロックの抽出が終り、ブロック検出回路2に
設けられた自動ベースコード処理用回路15−1から信
号AlPが出力されると、48μS遅延してデコーダ1
0のアンド回路A29から信号AlTが出力される。
この信号AlTはオア回路0R32を介し、シフト信号
SLとしてノートレジスタ35の各ステージ35−1〜
35−12のシフト制御用アンド回路A47に加えられ
る。また信号AlTはオア回路0R33、インバータ1
20を介し、クリア信号CLとしてノートレジスタ35
に加えられる。従つてノートレジスタ35は48μSの
クロックパルスに同期して各ステージ35−1〜35−
12に記憶している信号、すなわち下鍵盤のオンしてい
るキースイッチのノートを示す信号を順次右方にシフト
し、48×12μS後にはステージ35−12に記憶さ
れていた信号はステージ35−1に移される。ノートレ
ジスタ35において、ステージ35一1に記憶されてい
る信号に対して、各ステージ35−1〜35−12に保
持されている信号は所定の音程関係にある。すなわちス
テージ35−1の出力は完全1度、ステージ35−2の
出力は短2度、ステージ35−3の出力は長2度、ステ
ージ35−4の出力は短3度、ステージ35−5の出力
は長3度、ステージ35−6の出力は完全4度、ステー
ジ35−7の出力は減5度、ステージ35−8の出力は
完全5度、ステージ35−9の出力は短6度、ステージ
35−10の出力は長6度、ステージ35−11の出力
は短7度、ステージ35−12の出力は長7度の音程関
係にある。従つて、ノートレジスタ35のシフト時にお
ける各ステージ35−1〜35−12の出力から下鍵盤
て押鍵されたコードの種類を検出することができる。こ
のコードの検出においては、ステージ35−1の出力で
ある完全1度音程の音を示す信号1N1、ステージ35
−3の出力をインバータI27で反転した長2度音程の
音がないことを示す信号1Ni1ステージ35−4の出
力である短3度音程を示す信号1N3b1ステージ35
−6の出力をインバータIぉで反転した完全4度音程の
音がないことを示す信号1N↓、ステージ35−7の出
力をインバータ125で反転した減5度音程の音が゛な
いことを示す信号1N玉、ステージ35−7の出力であ
る減5度音程の音を示す信号1N5b1ステージ35−
8の出力である完全5度音程の音を示す信号1N5、ス
テージ35−10の出力をインバータ124で反転した
長6度音程の音がないこと・を示す信号1Ni1ステー
ジ35−11の出力である短7度音程の音を示す信号1
N7bが用いられ、アンド回路A52,A53,A54
,A55によつて行なわれる。アンド回路A52は短7
度、減5度、短3度音ノ程の音を含むコードを検出する
ためのものであり、アンド回路A52の条件を論理式で
示すとG肝・SL−1N1・INi−1N3b−1N↓
・IN5b・INJ−1N7b・・・(1)となる。
すなわち1度音程、短3度音程、減5度音程、短7度音
程の鍵が同時に押鍵されているときに長2度音程、完全
4度音程、長6度音程の鍵が押圧されていないことが検
出の条件となつている。なお、信号SLはシフト信号、
信?■肝は後述するコード検出信号メモリ37の出力を
インバータ128で反転した信号であり、まだコードの
検出がなされていないことを示す信号である。アンド回
路A53は短7度音程の音を含むコード(セブンスコー
ドあるいはマイナセブンスコード)を検出するためのも
のであり、アンド回路A53の条件を論理式で示すと、
となる。
すなわち1度音程、短7度音程の鍵が同時に押鍵されて
いるとき、長2度音程、完全4度音程、減5度音程、長
6度音程の鍵が押鍵されていないことが条件となつてい
る。アンド回路A54は完全5度音程の音を含むコード
(メジヤコードあるいはマイナコード)を検出するため
のものであり、アンド回路A54の条件を論理式で示す
と、となる。
すなわち1度音程、完全5度音程の鍵が同時に押鍵され
ているとき、長2度音程、完全4度音程、減5度音程、
長6度音程の鍵が押鍵されていないことが条件となつて
いる。ノートレジスタ35のシフト時において、上述の
論理式(1),(2),(3)のいずれかが成立すると
、その時点てアンド回路A52,A53,A54の出力
が加わるオア回路0R50から48μs幅のコード検出
信号CHが出力される。
コード検出信号CHはアンド回路A58,A59,A6
Oに加えられ、アンド回路A58,A59,A6Oを動
作可能にする。
これによりアンド回路A58,A59,A6Oからコー
ドの種類を表わす信号7b,3b,5bが発生される。
すなわちコード検出信号CHが出力されたとき、ステー
ジ35−11から短7度音程の音を示す信号IN7bが
出力されているとアンド回路A58のアンド条件が成立
しオア回路0R48から短7度音程の音を含むコード(
セブンスコード)を表わすセブンス検出信号D7が出力
される。コード検出信号CHが出力されたとき、ステー
ジ35−4から短3度を示す信号1N3bが出力されて
いるとアンド回路A59のアンド条件が成立し、オア回
路0R49から短3度音程の音を含むコード(マイナコ
ード)を表わすマイナ検出信号Dmが出力される。コー
ド検出信号CHが出力されているときアンド回路A52
から信号が出力されているとアンド回路A6Oのアンド
条件が成立し、アンド回路A6Oから短7度音程、減5
度音程、短3度音程を含むコード(デミニツシユコード
)を示すデミニツシユ検出信号Ddが出力される。また
コード検出信号CHはコード検出信号メモリ37に加え
られる。
コード検出信号メモリ37は、コード検出信号CHが加
えられるとこの信号をオア回路0R43を介してディレ
ィフリップフロップDF23に加え、ディレィフリップ
フロップDF23の出力をアンド回路A5O、オア回路
0R43を介して入力にフィードバックすることにより
コード検出信号CHを一時記憶するものである。コード
検出信号メモリ37の出力はインバータ128で反転さ
れ、前述したアンド回路A52〜A54に加えられる。
これはノートレジスタ35のシフトにおいて、前記論理
式(1),(2),(3)のいずれかが満足されコード
検出信号CHが1度出力されるとアンド回路A52〜A
54を動作不能とし、再ひ論理式(1),(2),(3
)のいずれかが満足してもコード検出信号CHを出力し
ないようにするためである。すなわち最初に検出された
コードが優先され、その後はコード検出が行なわれない
ようになる。アンド回路A55はコードが成立していな
い場合に用いられるノンコード信号を発生させるための
ものである。
アンド回路A55の条件は論理式て竺と一となる。
ここで信号??はノンコード信号メモリ36の出力をイ
ンバータ129で反転したものであり、まだノンコード
信号NCが発生されていないことを示す信号である。従
つてアンド回路A55はノートレジスタ35のシフトに
よつてステージ35−1から最初に信号1N1が出力さ
れると成立し、ノンコード信号NCを出力する。
この信号NCはノンコード信号メモリ36に加えられる
。ノンコード信号メモリ36はノンコード信号NCが加
えられるとこの信号をオア回路0R44を介してディレ
ィフリップフロップDF24に加え、ディレィフリップ
フロップDF24の出力をアンド回路A5l、オア回路
0R44を介して入力にフィードバックすることにより
ノンコード信号NCを一時記憶するものである。ノンコ
ード信号メモリ36の出力NCHはインバータ129で
反転され、アンド回路A55に加えられる。またアンド
回路A55には前述したノート検出信号メモリ37の出
力CHI(をインバータ128で反転した信号が加えら
れている。すなわち最初に出力されたノンコード信号N
Cのみ優先されるようになつている。なお、コード検出
信号CH及びノンコード信号NCは後述する根音の検出
に用いられる。
ただしノンコード信号NCは、フィンガーコード機能又
はカスタム機能が選択されている場合にはここでは用い
られず、シングルフィンガー機能が選択されている場合
のみ用いられる。ノートレジスタ35のシフトによりス
テージ35−12の信号がステージ35−1に移され、
1サイクルのシフトが完了するとブロック検出回路2の
自動ベースコード処理用回路15−2から信号A2Pが
出力される。
信号A2Pはインバータ!。で反転されコード検出信号
メモリ37のアンド回路A5Oに加えられ、コード検出
信号メモリ37の記憶をクリアする。また信号A2Pは
オア回路0R15(第4図)を介し、自動ベースコード
制御信号書となり、この信号茫をインバータ130で反
転してノンコード信号メモリ36のアンド回路A5lに
加え、5ノンコード信号メモリ36の記憶をクリアする
。自動ベースコード処理用回路15−2から信号A2P
が出力されるとテコーダ10(第8図)のアンド回路A
3Oから信号A2Tが出力される。
この信号A2Tはオア回路0R32を介し、シフト信号
SLとしてノートレジスタ35に加えられる。従つてノ
ートレジスタ35の各ステージ35一1〜35−12に
記憶された信号は再び右方にシフトされる。これにより
前述と同様にしてコード検出信号CHノンコード信号N
Cが発生されるのであるが、ここではコード検出信号C
Hは用いられず、ノンコード信号NCがフィンガーコー
ド機能又はカスタム機能が選択された場合において、コ
ードが検出されなかつたときのみ根音を検出するために
用いられる。根音の検出 フィンガーコード機能が選択された場合において根音の
検出はコード検出信号CH又はノンコード検出信号NC
を用いて行なわれる。
ブロック検出回路2(第4図)の自動ベースコード処理
用回路15−1から信号AlPが出力されると(第14
図1参照)、この信号AlPはオア回路0R15を介し
、信号書としてノート検出回路4(第5図)の各検出回
路17−1〜17−12のオア回路0R16に加わり、
検出回路17−1〜17一12の出力ライン21−32
から各ノートを示す信号が順次出力される(第14図3
〜14参照)。このとき前述したノートレジスタ35に
はシフト信号SLが加えられ、各ステージ35−1〜3
5−12に記憶された信号が順次右方にシフトされる。
ここて検出回路17−1〜17−12からの信号の発生
は48μs毎に行なわれ、またノートレジスタ35のシ
フトは48μs毎に行なわれるので両者は完全に同期し
ている。例えは最初にステージ35−2に記憶されてい
たノート#を示す信号がステージ35−1にシフトされ
、ステージ35−1から信号1N1が出力されると、こ
れと同期してノート検出回路4の検出回路17−2の出
力ライン22からノートC#を示す信号が出力される。
また最初にステージ35−5に記憶されていたノートE
を示す信号がステージ35−1までシフトされ、ステー
ジ35−1から信号1N1が出力されると、これに同期
してノート検出回路4゛の検出回路17−5の出力ライ
ン25からノートEを示す信号が出力される。すなわち
、ノート検出回路2からはノートレジスタ35のステー
ジ35−1から出力される信号1N1に同期して当該ノ
ートを示す信号が出力される。従つてコード検出・時点
でノート検出回路2から出力される信号を検出すれば、
この信号はコード成立時における完全一度音程の音、す
なわち根音にほかならない。ノートレジスタ35の出力
が前述した論理式(1),(2),(3)のいずれかを
満足し、オア回路0R5)0からコード検出信号CHが
出力されると、この信号は制御信号形成回路11(第8
図)のアンド回路A37に加えられる。アンド回路A3
7の他の入力にはファンクションデータメモリ6−2(
第10図)に記憶されたフィンガコード機能が選択され
ていることを示す信号FC及び自動ベースコード処理用
回路15−1による処理時間であることを示す信号Al
T(第14図15参照)が加えられている。従つてアン
ド回路A37はコード検出信号CHが加わると動作可能
となり、信号゜゛1゛を出力し、この信号゜“1゛はオ
ア回路0R38を介し、根音ロード信号LKNとしてキ
ーコードレジスタ9−1〜9−4(第11図)の各アン
ド回路A78に加えられる。これにより各アンド回路A
78は動作可能となり、このときノート検出回路4のエ
ンコーダ34から出力されているノートコードNCl〜
NC4は根音のノートとしてオア回路0R61を介して
ディレィフリップフロップDF37に加えられる。この
フリップフロップDF37の出力はアンド回路A79、
オア回路0R61を介してフリップフロップDF37の
入力にフィードバックされており加えられた根音を示す
ノートコードNCl〜NC4を保持する。なおアンド回
路A79の他の入力には根音ロード信号LKNをインバ
ータ141で反転した信号が加えられており、根音ロー
ド信号LKNが加えられるとそれまで記憶されていた根
音を示す信号をクリアするようになつている。またアン
ド回路A37(第8図)の出力はオア回路0R39を介
し、メモリ39に加えられる。
メモリ39は加えられた信号をオア回路0R60を介し
てディレィフリップフロップDF35に加え、このフリ
ップフロップDF35の出力をアンド回路A76、オア
回路0R60を介して入力にフィードバックするように
なつており、加えられた信号を記憶する。ところで、ノ
ートレジスタ35のシフトにおいて論理式(1),(2
),(3)が1回も成立しないとコード検出信号CHは
発生しないので、根音を検出することができない。
このときはノートレジスタ35に記憶された信号のうち
、最右方にある信号すなわち最、も低音側の信号を示す
ノートの音が根音とされる。このときの根音の検出は自
動ベースコード処理用回路15−2の出力A2P(第1
4図2参照)に基づき再び行なわれるノートレジスタ3
5のシフト時に検出されるノンコード信号NCを用いて
行なわれる。すなわちノートレジスタ35のシフトにお
いて最右方のステージに記憶された信号がステージ35
−1までシフトされると、アンド回路A55のアンド条
件が成立しノンコード信号NCが出力される。またこの
ときノート検出回路4からは最右方のステージに記憶さ
れていた信号のノートを示す信号が出力される。ノンコ
ード信号NCはアンド回路A36(第8図)に加えられ
る。
アンド回路A36の他の入力には前述したメモリ39の
出力をインバータ121で反転した信号、すなわちコー
ドが成立しなかつたことを示す信号と、フィンガーコー
ド機能を選択する信号FCと自動ベースコード処理用回
路15−2の出力A2Pに基づく信号A2T(第14図
16参照)が加えられている。従つて、このときアンド
回路A36のアンド条件が成立し、信号゛゜1゛を出力
する。この信号゜“1゛はオア回路0R38を介し、根
音ロード信号LKNとして、キーコードレジスタ9−1
〜9−4(第11図)に加えられる。これによりキーコ
ードレジスタ9一1〜9−4はこのときノート検出回路
4のエンコーダ34から発生されているノートコードN
Cl〜”NC4を根音を示す信号として読み込む。シン
グルフィンガー機能が選択された場合は、下鍵盤で押鍵
された音が根音とされる。この場合の根音の検出はノン
コード信号NCを用いて行なわれる。シングルフィンガ
ー機能が選択されている場合は下鍵盤ては単一の鍵が押
圧される。ノートレジスタ35のシフトにおいてこの鍵
のノートを示す信号がステージ35−1までシフトされ
るとノンコード信号NCが発生される。このノンコード
信号はアンド回路A38(第8図)に加えらlれる。ア
ンド回路A38の他の入力にはシングルフィンガー機能
を選択する信号SFと自動ベースコード処理用回路15
−1の出力AlPに基づく信号AlTが加えられている
。従つてこのときアンド回路A38のアンド条件が成立
し、信号・゜“1゛を出力する。この信号“1゛はオア
回路0R38を介し、根音ロード信号LKNとして、キ
ーコードレジスタ9−1〜9−4(第11図)に加えら
れる。これによりキーコードレジスタ9−1〜9−4は
このときノート検出回路4のエンコーノダ34から発生
されているノートコードNCl〜NC4を根音を示す信
号として読み込む。カスタム機能が選択された楊合は、
ペダル鍵盤で押鍵された音が根音とされる。
ブロック検出回路2でペダル鍵盤のキースイッチを含む
ブロックPが抽出され、デコーダ10のアンド回路A2
6(第8図)から信号PTが出力されるとこの信号PT
はアンド回路A35に加えられる。アンド回路A35の
他の入力にはカスタム機能を選択する信号CAとステー
トS3の最後の48μsの間゜“F5となる信号TTP
が加えられている。従つてアンド回路A35はノート検
出回路4からペダル鍵盤で押圧された鍵のノートを示す
信号が出力されているときアンド条件が成立し、信号“
゜1゛を出力する。この信号“1゛はオア回路0R38
を介し、根音ロード信号LKNとしてキーコードレジス
タ9−1〜9−4(第11図)に加えられ、このときノ
ート検出回路4のエンコーダ34から出力されているノ
ートコードNCl〜NC4を、根音を示す信号として読
み込む。フィンガーコード機能が選択された楊合のキー
コードデータの発生フィンガーコード機能が選択された
場合は、下鍵盤で押鍵された複数の音に基づいて、自動
コード演奏及び自動ベース演奏が行なわれる。
すなわち自動コード演奏を行うためのコード音を示すキ
ーコードデータは実際に押圧された下鍵盤のキースイッ
チからの信号に基づき発生され、自動ベース演奏を行な
うためのベース音を示すキーコードデータは前述のよう
にしてキーコードレジスタ9−1〜9−4(第11図)
に読み込まれた根音を示すノートコードNCl〜NC4
及びオクターブコード0C1,0C2と、コード検出回
路5(第9図)から発生されるコードの種類を示す信号
D7またはDmまたはDdに基づき形成される。下鍵盤
て押圧されている音が所定のコードを形成していると、
コード検出回路5からコード検出信号CHが発生され、
これに応じて制御信号形成回路11(第8図)のアンド
回路A37のアンド条件が成立し、オア回路0R38か
ら根音ロード信号LKNが出力される。
この根音ロード信号LKNはキーコードレジスタ9−1
〜9−4に加えられるとともにオア回路0R57を介し
てディレィフリップフロップDF32に加えられ、48
μs遅延された後に自動ベースコード用データ選択信号
AKDとしてアンド回路A85(第11図)に加えられ
る。アンド回路A85の入力には、後述するシフトレジ
スタ54(第12図)からのベースパターンを示す信号
Tl,T2,T4,T8,及びファンクションデータメ
モリ6−5(第10図)からのコンスタント機能が選択
されていることを示す信号CONとが加わるオア回路0
R88(第12図)の出力信号TBが加えられている。
従つてアンド回路A85はベースパターンTl,T2,
T4,T8が生じているかあるいはコンスタント機能が
選択されているときそのアンド条件が成立し、信号“1
゛をオア回路0R64を介してアンド回路A8l,A8
2,A83,A84に加え、アンド回路A8l〜A84
を動作可能にする。アンド回路A8l〜A84の他の入
力にはキーコードレジスタ9−1〜9−4の出力が加え
られており、キーコードレジスタ9−1〜9−4に読み
込まれた根音のノートを示すノートコードNCl〜NC
4をアンド回路A8l−A84、オア回路0R65〜0
R68を夫々介して加算器12−1〜12−4の入力A
に加えられる。またこのときアンド回路A85の出力A
KD−TBは第8図のオア回路0R29に加えられ、デ
ィレィフリップフロップDFl7からベース音(ペダル
鍵盤の音)を示す信号Pが出力される。加算器12−1
〜12−4の入力Bには従音形成用データSDl〜SD
4が加えられている。
この従音形成用データSDl〜SD4は所定の音程を表
わす信号であり、従音形成用データ発生回路13(第1
2図)において形成される。ファンクションデータ転送
回路(第10図)から転送されたファンクションデータ
に応じて制御データ記憶装置(図示せず)から読み出さ
れた各・種リズム等のパターンに関連したタイミングを
示す制御データは反転シリアル信号血の形で端子TPD
に加えられる。
この信号酊はインバータ149で反転され、信号PDと
なり、シフトレジスタ54の各ステージ54−1〜54
−17の各門制御データを順次読み込む。ここでステー
ジ54−14〜54−17に読み込まれる信号は回路の
テスト用信号TX3,TX2,TXl,TXOであり、
ステージ54−10〜54−13に読み込まれる信号は
ベースパターンを示す4ビットの信号T8,ノT,,T
2,Tlであり、ステージ54−8,54−9に読み込
まれる信号はコード音の発音タイミングを示すコードタ
イミング信号Tc″,Tcで、信号Tc″は特にルンバ
用の時間の長い信号であり、ステージ54−7に読み込
まれる信号は自動リズム演奏装置(図示せず)がオンし
ていることを示すリズムオン信号RHYであり、ステー
ジ54−6に読み込まれる信号はスローロツク用信号S
Rであり、ステージ54−5に読み込まれる信号はベー
ス音を1オクターブ高めるための信号T。であり、ステ
ージ54−1〜54−4に読み込まれる信号はアルペジ
オパターンを示す信号Ar4,Ar3,AI′2,Ar
1である。なお上記信号のうちアルペジオパターンを示
す信号Ar4,Ar3,Ar2,Arlスローロック用
信号SRlコードタイミング信号Tc″はチャンネルプ
ロセッサ部(図示せず)に設けられた自動アルペジオ演
奏装置等で用いられるもので、図示した回路内では用い
られな発明の詳細な説明は省略する。シフトレジスタ5
4の各ステージ出力はトランジスタTRll〜TR27
に加えられ、トランジスタTRll〜TR27は、同期
信号SY48をディレィフリップフロップDF5lで1
μm遅延した信号及び同期信号SY48をトランジスタ
TRlOによつて1μsのパルスφ1でゲートした信号
が加わるアンド回路Al2Oの出力によつてゲート制御
されている。
従つてトランジスタTRll〜TR27はクロックパル
スφの最初の1μsの間だけオンし、シフトレジスタ5
4の各ステージに読み込まれた信号を1μS幅の信号と
して出力し、そしてアンド回路Al2Oの出力が“0゛
となつた後はその状態がホールドされる。他方、コード
検出回路5(第9図)て発生されたコードの種類を表わ
すセブンス検出信号D7、マイナ検出信号Dmlデミニ
ツシユ検出信号Ddは夫々コードメモリ55−1,55
−2,55−3に加えられる。
コードメモリ55−1〜55−3はその詳細がコードメ
モリ55−3に代表して示されているように加えられた
信号をオア回路0R75を介してディレィフリップフロ
ップDF47に加え、ディレィフリップフロップDF4
7の出力をアンド回路A9牡オア回路0R75を介して
入力にフィードバックすることにより信号を記憶するも
のである。なおアンド回路A94の他の入力にはブロッ
ク検出回路2の自動アルペジオ処理用回路16の出力A
RPをインバータ149で反転した信号が加えられてお
りコードメモリ55−1〜55−3に記憶された信号は
自動アルペジオ処理用回路16から信号ARPが出力さ
れる毎にクリアされるようになつている。従音形成用デ
ータSDl〜SD4はシフトレジスタ54から読み出さ
れたベースパターンを示す信号Tl,T2,T4,T8
に応じて発生される。
ベースパターンを示す信号T1〜T8は4ビットのコー
ド信号からなり、信号T1〜T8によつて発音する従音
の根音に対する音程が指定される。ベースパターンを示
す信号T1〜T8が発生されると、この信号T1〜T8
はオア回路0R88を介し、信号TBとしてアンド回路
A97に加えられ、またこの信号TBはディレィフリッ
プフロップDF49で48μs遅延された後インバータ
161で反転され、アンド回路A97の他の入力に加え
られる。
従つてアンド回路A97は最初に信号TBが生じたとき
のみ48μs幅の信号゜“1゛を出力し、この信号をア
ンド回路A95、オア回路0R76、インバータ147
を介してアンド回路Al22に加える。アンド回路Al
22の他の入力にはアンド回路A85(第11図)の出
力信号AKD−TBが加えられている。従つて、このと
きアンド回路Al22のアンド条件は成立し、信号゜“
1゛をアンド回路AlOO〜All3に加え、アンド回
路AlOO〜All3を動作可能にする。アンド回路A
lOO〜All3にはベースパターンを示す信号Tl,
T2,T4,T8又はこの信号Tl9T29T49T8
を夫々インバータ1589157?1569155で反
転した信号が加えられている。
またアンド回路AlOO〜All3には夫々コードメモ
リ55−1〜55−3に記憶されている検出コードの種
類を表わす信号D7,Dm,Ddに基づく信号が加えら
れている。従つて加えられるベースパターンを示す信号
Tl,T2,T4,T8及びコードメモリ55−1〜5
5−3に記憶されている信号D7,・Dm,Ddに応じ
てアンド回路AlOO〜All3のうちの所定のアンド
回路のアンド条件が成立し、信号“゜1゛を出力する。
例えば検出コードの種類が短7度音程を含むセブンスコ
ードであり、コードメモリ55−1にセノブンス検出信
号D7が記憶され、コードメモリ55−2,55−3に
は信号が記憶されていない場合、ベースパターン信号T
l,T2,T4,T8が“1000゛のときは、オア回
路84を介して出力されるコードメモリ55−2からの
信号゛0゛をインバータ151で反転した信号“゜1゛
が加わるアンド回路AlOO及びベースパターン信号T
l,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路AlOl
の2つのアンド回路のアンド条件が同時に成立する。
またベースパターン信号Tl,T2,T4,T8が゜“
0100゛のときはオア回路0R83を介して出力され
るコードメモリ55−3からの信号“0゛をインバータ
150で反転した信号“r゛が加わるアンド回路AlO
2及びベースパターン信号Tl,T2,T4,T8のみ
が加わるアンド回路AlO3の2つのアンド回路のアン
ド条件が同時に成立する。またベースパターン信号Tl
,T2,T4,T8が“゜1100゛のときはインバー
タ150の出力が加わるアンド回路AlO5のアンド条
件が成立し、ベースパターン信号Tl,T2,T4,T
8が“0010゛のときはインバータ151の出力また
はインバータ150の出力とオア回路0R85を介して
加わるコードメモリ55−1からの信号のアンド条件を
とつたアンド回路Al2lの出力がオア回路0R86を
介して加わるアンド回路AlO6のアンド条件が成立し
、ベースパターン信号Tl,T2,T4,T8が“10
10゛のときはベースパターン信号のみが加わるアンド
回路AlO8のアンド条件が成立し、ベースパターン信
号Tl,T2,T4,T8が“゜0110゛のときはオ
ア回路0R85の出力がオア回路0R87を介して加わ
るアンド回路AlO9のアンド条件が成立し、ベースパ
ターン信号Tl,T2,T4,T8が“1110゛のと
きはオア回路0R85の出力が加わるアンド回路All
lのアンド条件が成立し、ベースパターン信号Tl,T
2,T4,T8が゜゛000丁゛のときはベースパター
ン信号のみが加わるアンド回路All3のアンド条件が
成立する。アンド回路AlOO〜All3の出力はオア
回路0R78〜0R82からなるエンコーダ56に加え
られる。
エンコーダ56はアンド回路AlOO〜All3の出力
に応じて従音形成用データSDl〜SD5を発生する。
コードメモリ55−1〜55−3のいずれにも信号が記
憶されていない楊合、すなわち検出コードの種類がメー
ジヤコードを示している場合及びコードメモリ55−1
のみにセブンス検出信号D7が記憶されているセブンス
コードが検出されている場合及びコードメモリ55−2
のみにマイナ検出信号Dmが記憶されているマイナコー
ドが検出されている場合及びコードメモリ55−3にデ
ミニツシユ検出信号Ddが記憶され、他のコードメモリ
55−1,55−2にセブンス検出信号D7、マイナ検
出信号Dmが記憶されている場合の夫々の場合における
ベースパターン信号Tl,T2,T4,T8と、このベ
ースパターン信号に応じて発生される従音形成用データ
SDl〜SD5との関係を第7表〜第1咳に示す。
従音形成用データ発生回路13て発生された従音形成用
データSDl〜SD5のうち信号SDl〜SD4は加算
器12−1〜12−4(第11図)の入力Bに加えられ
る。
従音形成用データSDl〜SD4は前述したように所定
の音程を表わしており、この音程と従音形成用データS
Dl〜SD4との関係を表に表わすと第11表のように
なる。ただしこの実施例では第11表に示した従音形成
用データのうち完全1度、短2度、長2度、完全4度を
示す信号は用いられていない。加算器12−1〜12−
4は入力Aに加わる根音のノートを示すノートコードN
Cl〜NC4と入力Bに加わる従音形成用データSDl
〜SD4とを加算して所望の従音のノートを示す信号を
形成する。
ところで根音のノートを示す信号であるノートコードN
Cl〜NC4の値は前述した第5表に示されているよう
に連続して増加する値をとらない。すなわちノートC#
を表わすノートコード゜゜000F゛の前にコード“゜
0000゛を欠き、ノートD#を表わすノートコード4
600W′とノートEを表わすノートコード′6010
1″の間にコード4′0100′3を欠き、ノートF#
を表わすノートコード“゜011r゛とノートGを表わ
すノートコード4゜100『゛との間にコード4′10
00′1を欠き、ノートAを表わすノートコード′41
10r′とノートA#を表わすノートコード4゜110
丁゛との間にコード゜゜1100゛を欠いており、この
欠いたコードのうちの1つ“1100゛を低音側のC音
「CL」を表わすノートコードとしている。この点を注
目してノートコードNCl〜NC4を再度表に表わすと
第1該のようになる。は4ビットのデータであるノート
コードNCl〜NC4を循環的な信号として従音の形成
を容易にするためであるが、ノートコードNCl〜NC
4と従音形成用データSDl〜SD4との加算結果がノ
ートコードとして用いていないコード660000″,
“0100゛,゜゜1000゛となつたりコード゛゜1
10゛となつたりすると従音を形成することができない
そこでノートコードNCl〜NC4の下位2ビットNC
l,NC2を従音形成データの第1ビットの信号SDl
又は第2ビットの信号SD2に基づき数値補正をする1
ようになつている。この数値補正はアンド回路A86,
A87,A88を用いて行なわれる。すなわちアンド回
路A86には従音形成用データの第1ビットの信号SD
l及びオア回路0R65の出力であるノートコードNC
l〜NC4の第1ビットNCl及びオア回路0R72の
出力であるノートコードNCl〜NC4の第2ビットN
C2が加えられており、アンド回路A87には従音形成
用データの第2ビットの信号SD2及ひオア回路0R6
5の出力信号NC,及びオア回路,0R72の出力信号
NC2が加えられており、アンド回路A88には従音形
成用データの第2ビットの信号SD2及びオア回路0R
71の出力であるノートコードNCl〜NC4の第1ビ
ットNClをインバータ145て反転した信号及びオア
回路0R72の出力信号NC2が加えられており、論理
式 のいずれか1つが成立すると信号゜“1゛をオア回路0
R70を介して加算器12−1のキヤリイ入力CIに加
え“゜1゛を加算する。
例えば、ノートD#を表わすノートコードNC4〜NC
l゜“001rと長3度音程を表わす従音形成用データ
゜“010F゛を加算すると値“1000゛となり、こ
の値41000゛はノートコードNC4〜NClとして
用いられていない。
しかし、このときはアンド回路A86のアンド条件が成
立し、値゛1゛を加算結果“1000゛に加算すること
により、ノートGを表わすノートコードNC4〜NCl
゜“100『゛に変換する。このようにして加算結果が
ノートコードNC4〜NClとして用いられていないコ
ード又はコード“1100゛になつたときには適宜値゜
“1゛が加算され、数値補正が行なわれる。また加算器
12−1〜12−4の加算結果が゜“111r゛を超え
たときに加算器12−4から発生されるキヤリイ信号は
前述したアンド回路A85の出力゜゜1゛により動作可
能となつているアンド回路A9lを介して加算器12−
5に加えられる。
従音形成用データSDl〜SD5のうち信号SD5はノ
ア回路NR7、オア回路0R73を介して夫々加算器1
2−5,12−6の入力Aに加えられる。
信号SD5は1オクターブの音程を示すものであり、信
号SD5が゛1゛のときにはディレィフリップフロップ
DF44〜DF46から発生されるオクターブデータ?
〜式を1オクターブ高める。信号SD5が“O゛である
とキーコードレジスタ9−5,9−6からのオクターブ
コード0C1,0C2によつて加算器12−5,12−
6の入力Aには夫々信号゜“1゛゛,゛0゛が加わり、
ディレィフリップフロップDF44〜DF46からは第
1オクターブを示すオクターブデータB1〜B4が発生
される。しかし、この状態でSD5が゜゜1゛となると
加算器12−5,12−6の入力Aには夫々信号゜“0
゛,“1゛が加わり、ディレィフリップフロップDF4
4〜DF46からは1オクターブ高い第2オクターブを
示すオクターブデータ八〜B3が発生される。下鍵盤て
押圧され鍵の音によつて所定のコードが成立した後、押
鍵変更によりコードが成立しなくなつた場合はこのコー
ドの不成立前に成立して・いたコードの根音が再び用い
られる。
下鍵盤で押圧された鍵の音が所定のコードを形成すると
前述のようにして制御信号形成回路11のアンド回路A
37(第8図)のアンド条件が成立し、信号゜“1゛が
オア回路39を介してメモリ39に加え−られ、メモリ
39に信号゜“1゛が記憶される。下鍵盤で押圧された
鍵が押鍵変更され、コードが成立しなくなると、ノンコ
ード信号メモリ36(第9図)の出力NCHは“1゛と
なり、この信号゜゜1゛は制御信号形成回路11(第8
図)のアンフド回路A32に加えられる。アンド回路A
32の他の入力にはコード検出信号メモリ37の出力C
l(11をインバータ123て反転した信号及びメモリ
39の出力が加えられている。従つてアンド回路A32
は動作可能となり信号゜゜1゛をアンド回路A4lに加
える。これにより、信号TTPのタイミングでアンド回
路A4lは信号″r′を出力し、この信号゛1゛はオア
回路0R41,オア回路0R57を介しディレィフリッ
プフロップDF32に加えられる。ディレィフリップフ
ロップDF32の出力は自動ベースコード用データ選択
信号層(1)としてアンド回路A85(第11図)に加
えられ、前述と同様にして従音形成動作が行なわれる。
なお、信号AITの最後の48μsの間になるとアンド
回路A4Oのアンド条件が成立し、信号“゜1゛がノア
回路NR8を介してメモリ39のアンド回路A76に加
えられ、メモリ39に記憶された信号はクリアされる。
またメモリ39のアンド回路A76には、ファンクショ
ンデータメモリ6−1〜6−3(第10図)の各アンド
回路A62の出力信号と、各ディレィフリップフロップ
DF25の出力を夫々インバータ134,135,13
6で反転した信号との夫々のアンド条件をとつたアンド
回路A63,A64,A65の各出力がノア回路NP2
,ライン36を介して加えられている。従つて、シング
ルフィンガー機能を選択するファンクションスイッチあ
るいはフィンガーコード機能を選択するファンクション
スイッチあるいはカスタム機能を選択するファンクショ
ンスイッチの投入時にもメモリ39はクリアされるよう
になつている。メモリ機能を選択するファンクションス
イッチが投入されファンクションデータメモリ6−4(
第10図)に信号Mが記憶されていると、この信号はア
ンド回路A66に加えられている。
アンド回路A66の他の入力にはファンクションデータ
メモリ6−5の出力てあるコンスタント機能が選択され
ていることを示す信号CON及びシフトレジスタ54(
第12図)からのリズムがオンしていることを示す信号
RHYが加わるオア回路0R52の出力と、前述したノ
ア回路NR2の出力が加えられている。従つてアンド回
路A66はコンスタント機能が選択されているかあるい
はリズムがオンしているという条件で動作可能となり、
メモリ信号MMを出力する。この信号MMはメモリ38
(第8図)の信号保持用アンド回路A75に加えられる
。ところてメモリ38にはオア回路0R38の出力であ
る根音ロード信号LKNが加えられており、この信号L
KNはオア回路0R59を介してディレィフリップフロ
ップDF34に加えられる。従つて、メモリ信号MMが
生じているときには根音ロード信号LKNが出力される
とメモリ36に信号“゜1゛が記憶される。メモリ38
の出力M″はアンド回路A42に加えられる。
アンド回路A42の他の入力にはノンコード信号メモリ
36の出力NCHをインバータ122で反転した信号が
加えられており、アンド回路A42の条件を論理式で示
すと、となる。
従つて離鍵後においてアンド回路A42は動作可能とな
り、信号゜“1゛をオア回路0R41、オア回路0R5
7を介してディレィフリップフロップDF32に加え、
自動ベースコード用データ選択信号AKDを発生させる
すなわちメモリ機能を選択するファンクションスイッチ
を投入すれば、下鍵盤の鍵を離鍵した後においても離鍵
前に押圧されていた鍵の音に基づいて検出された根音に
従つて自動ベースコード用キーコードデータが発生され
る。なお、下鍵盤て押圧されている鍵が離鍵あるいは押
鍵変更され、根音が変化する際には次のようにして従音
形成用データSDl〜SD5の発生がインヒビツトされ
るようになつている。
すなわち、キーコードレジスタ9−1〜9−4(第11
図)の各ディレィフリップフロップDF37のデータ入
力に加わる信号及び出力信号は夫々排他オア回路゛ER
l〜ER4に加えられ、排他オア回路ERl〜ER4の
出力はオア回路0R63を介し第12図のオア回路0R
76に加わり、オア回路0R76の出力はインバータ1
47で反転され、アンド回路Al22に加えられる。従
つてキーコードレジスタ9−1〜9−4ディレィフリッ
プフロップDF37に加わる信号が変化すると排他オア
回路ERl〜ER4のいずれかの出力が゜“1゛となり
、これによつてアンド回路Al22が下動作となつて従
音形成用データSDl〜SD5の発生がインヒビツト”
される。またオア回路0R63にはファンクションデー
タメモリ6−5(第10図)に記憶されたコンスタント
機能を選択する信号CON及び前述した自動ベースコー
ド用データ選択信号AKDをインバ−タ142で反転し
た信号が加えられており、コンスタント機能が選択され
ている場合あるいは自動ベースコード用データ選択信号
AKDが発生されていない場合にも同様にして従音形成
用データSDl〜SD5の発生がインヒビツトされる。
カスタム機能が選択された場合のキーコードデータの発
生カスタム機能が選択された場合は下鍵盤て押圧された
複数の鍵の音に基づいて自動コード演奏が行なわれ、ペ
ダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音に基づいて自動ベー
スコード演奏が行なわれる。
すなわち自動コード演奏を行うためのキーコードデータ
はフィンガーコード機能が選択された場合と同様にして
実際に押圧された下鍵盤のキースイッチからの信号に応
じて発生される。しかし、自動ベース演奏を行うための
キーコードデータはペダル鍵盤で押圧された単一の鍵の
音を根音とし、下鍵盤て押鍵された複数の音の形成する
コードの種類に応じて次のようにして発生される。ブロ
ック検出回路2(第4図)でペダル鍵盤のキースイッチ
を含むブロックPが抽出され、デコーダ10(第8図)
のアンド回路A26から信号PTが出力されると、この
信号はアンド回路A35、オア回路0R38を介し、根
音ロード信号LKNとしてキーコードレジスタ9−1〜
9−4に加えられ、ペダル鍵盤で押圧された鍵のノート
を示すノートコード信号NCl〜NC4が根音としてキ
ーコードレジスタ9−1〜9−4の各ディレィフリップ
フロップDF37に読み込まれる。
また下鍵盤て押圧されている鍵の音が所定のコードを形
成していると、コード検出回路5(第9図)からその検
出コードの種類に応じて信号Dr,Dm,Ddが発出さ
れる。この信号Dr,Dm,Ddは従音形成用データ発
生回路13(第12図)の対応するコードメモリ55−
1〜55−3に記憶される。従音形成用データSDl〜
SD5は従音形成用データ発生回路13(第13図)に
おいてコードメモリ55−1〜55−3に記憶されたコ
ードの種類を表わす信号Dr,Dm,Dd及びシフトレ
ジスタ54から出力されるベースパターン信号Tl,T
2,T4,T8に応じて発生され、この従音形成用デー
タSDl〜SD5は加算器12−1〜12−6(第11
図)に加えられ、キーコードレジスタ9−1〜9−4に
読み込まれた根音に基づき所望の従音の形成が行なわれ
る。
なおこの動作はフィンガーコード機能が選択された場合
と全く同様である。またメモリ機能が選択されたオア回
路A66(第10図)からメモリ信号MMが発生されて
いるときにはペダル鍵盤て押圧している鍵を離鍵しても
、離鍵以前にペダル鍵盤で押鍵されていた音を根音とし
てキーコードデータKCが発生されるようになつている
。ペダル鍵盤である鍵が押圧されると、アンド回路A3
5(第8図)のアンド条件が成立し、その鍵のノートを
示すノートコードNC4〜NClが根音としてキーコー
ドレジスタ9−1〜9−4のディレィフリップフロップ
DF37に読み込まれるとともにアンド回路A35の出
力6゜1゛はオア回路0R39を介し、メモリ39に加
えられ、メモリ39に信号゜゜1゛が記憶される。また
メモリ信号Mが発生されていると、アンド回路A35の
アンド条件が成立し、オア回路0R38から根音ロード
信号LKNが出力されると同時にメモリ38に信号“1
゛が記憶される。ところで信号AITの最後の48μs
になるとアンド回路A39のアンド条件が成立し、信号
゜“1゛がノア回路NR8て反転され、メモリ39のア
ンド回路A76に加えられ、メモリ39の記憶はクリア
されるようになつている。
従つてペダル鍵盤て押圧されていた鍵が離鍵されると、
メモリ39の出力ぱ゜0゛になり、この信号はインバー
タI2lて反転されアンド回路A43に加えられる。ア
ンド回路A43の他の入力にはメモリ38の出力信号M
″及び信号TTP及び信号CA及ひ信号AITが加えら
れており、アンド回路A43の条件を論理式で示すとと
なる。
なお信号O″はメモリ39の出力を反転した信号である
。従つてこのときアンド回路A43のアンド条件は成立
し、信号゜゜1゛をオア回路0R41,0R57を介し
てディレィフリップフロップDF32に加える。
これによりディレィフリップフロップDF32から自動
ベースコード用データ選択信号AKDが出力され、離鍵
前に押圧されていたペダル鍵盤の鍵の音を根音とし、前
述と同様にして従音形成動作が行なわれる。シングルフ
ィンガー機能が選択された場合のキーコードデータの発
生シングルフィンガー機能が選択された場合は、下鍵盤
で押鍵された単一の音に基づいて自動コード演奏をする
ためのコード音を示すキーコードデータ及び自動ベース
演奏をするためのベース音を示すキーコードデータが発
生される。
そこでシングルフィンガー機能による自動ベースコード
演奏においては下鍵盤で押圧される鍵は上述のように単
一であるのでコードの種類を検出することができない。
そこでペダル鍵盤の白鍵あるいは黒鍵を押圧することに
よりコードの種類を指定するようになつている。すなわ
ちペダル鍵盤で白鍵が押圧されると短7度音程Tの音を
含むコード(セブンスコード)が指定され、黒鍵が押圧
されると短3度音程35の音を含むコード(マイナコー
ド)が指定され、白鍵及び黒鍵のいずれもが押圧されな
いとメージヤコードが指定される。ペダル鍵盤で白鍵又
は黒鍵が押圧されると、デコーダ10(第8図)のアン
ド回路A26から信号PTが出力される。
この信号PTはアンド回路A33に加えられる。アンド
回路A33の他の入力にはシングルフィンガー機能が選
択されていることを示す信号SFが加えられている。従
つてこのときアンド回路A33は動作可能となり、信号
PT−SFをコード検出回路5(第9図)のアンド回路
A56,A57に加える。アンド回路A56の他の入力
には白鍵のキースイッチに対応するノート検出回路4の
出力ライン21,23,25,26,28,30,32
,33の信号がオア回路0R46を介して加えられてお
り、一方アンド回路A57の他の入力には黒鍵のキース
イッチに対応するノート検出回路4の出力ライン22,
24,27,29,31の信号がオア回路0R47を介
して加えられている。従つて、ペダル鍵盤で白鍵が押圧
されたときにはアンド回路A56のアンド条件が成立し
、信号゜“1゛をオア回路0R48を介し、セブンス検
出信号D7として出力する。またペダル鍵盤で黒鍵が押
圧されたときにはアンド回路A57のアンド条件が成立
し、信号“1゛をオア回路0R49を介し、マイナ検出
信号Dmとして出力する。セブンス検出信号D7及びマ
イナ検出信号Dmは夫々第12図に示すコードメモリ5
5−1,55一2に加えられ、記憶される。
なお、ペダル鍵盤で白鍵又は黒鍵のいずれもが押圧され
ていないときには、アンド回路A56,A57のアンド
条件は成立せず、コードメモリ55−1,55−2には
信号が記憶されない。
このときはメージヤコードが指定されたことを意味する
。またコード検出回路5(第9図)からノンコード信号
NCが出力されると、制御信号形成回路11(第8図)
のアンド回路A38のアンド条件が成立し、オア回路0
R38から根音ロード信号LKNが出力され、キーコー
ドレジスタ9−1〜9−4(第11図)の各ディレィフ
リップフロップDF37に下鍵盤て押圧されている単一
の鍵のノートを示すノートコードNCl〜NC4が根音
を示す信号として読み込まれる。
シングルフィンガー機能が選択された場合の自動ベース
演奏用キーコードデータは、従音形成用データ発生回路
13(第12図)においてコードメモリ55−1〜55
−2の出力信号及びシフトレジスタ54からのベースパ
ターン信号Tl,T2,T4,T8に応じて発生される
従音形成用データSDl〜SD5を加算器12−1〜1
2−5(第11図)に加え、キーコードレジスタ9−1
〜9−4に記憶された根音を示すノートコードNCl〜
NC,を加工することによつて発生される。
なおこのときの従音形成用データ発生回路13及び加算
器12−1〜12−6の詳細な動作は前述したフィンガ
ーコード機能が選択された場合及びカスタム機能が選択
された場合と同様である。ただし、このシングルフィン
ガー機能が選択された場合にはデミニツシユコードを示
す信号Ddは用いられていない。またシングルフィンガ
ー機能が選択された楊合は、下鍵盤で単一の鍵のみしか
押圧されないので押圧された鍵のキースイッチからの信
号に基づいては自動コード演奏用のキーコードデータを
発生することができない。
従つて、シングルフィンガー機能が選択された場合にお
いては、自動コード演奏用のキーコードデータも従音形
成データ発生回路13(第12図)から発生される従音
形成用データSDl〜SD4によつて根音を加工するこ
とによつて発生される。シングルフィンガー機能が選択
されていることを示すファンクションデータメモリ6−
1(第10図)からの信号SFは第12図のアンド回路
A96に加えられる。
アンド回路A96の他の入力には前述したディレィフリ
ップフロップDF32(第8図)の出力信号である自動
ベースコード用データ選択信号AKDが加えられている
。従つてディレィフリップフロップDF32から自動ベ
ースコード用データ選択信号が出力されるとアンド回路
A96は動作可能となり、信号“1゛をシフトレジスタ
58に加える。シフトレジスタ58は1信号“1゛を順
次シフトし、出力QA−QOから順次゜“1゛が出力さ
れる。自動コード演奏用のキーコードデータを形成する
ための従音形成用データSDl〜SD5はシフトレジス
タ58の出力及びコードメモリ55−1,55−2に記
憶された信号に応じて発生される。
例えばコードメモリ55−1に信号46r2が記憶され
、セブンスコードが指定されている場合は、シフトレジ
スタ58の出力QAから信号゜゛1゛が出力されている
ときは完全1度を示す従二音形成用データSD4〜SD
,“0000゛が発生され、シフトレジスタ58の出力
QBから信号゜“1゛が出力されているときはアンド回
路A99が動作可能となり長3度音程を示す従音形成用
データSD4〜SDl゜“010『゛が発生され、シフ
トレジスタ58の出力QOから信号゜“1゛が出力され
ているときにはアンド回路A98が動作可能となり短7
度音程を示す従音形成用データSD4〜SDl“110
『゛が発生される。コードメモリ55−1,55−2の
いずれにも2信号“1゛が記憶されていず、メージヤコ
ードが指定されている場合及びコードメモリ55−2に
信号“1゛が記憶され、メージヤコードが指定されてい
る場合及びコードメモリ55−1に信号゜゜1゛が記憶
され、セブンスコードが指定されている場合の夫々の場
合に対し、シフトレジスタ58の出力QA,QB,QO
とこれに応じて発生される従音形成用データSDl〜S
D4との関係を表に示すと第1俵〜第1俵のようになる
シフトレジスタ58の出力QA−QOから信号゜゜1゛
が出力されていると、オア回路0R77から信号TCH
が出力される。
この信号TCHは第11図のオア回路0R64を介しア
ンド回路A8l〜184に加えられ、各アンド回路A8
l〜A84を動作可能にし、キーコードレジスタ9−1
〜9一4に記憶されている根音を示すノートコードNC
l〜NC4を加算器12−1〜12−4の入力Aに加え
る。加算器12−1〜12−4の入力Bには上記従音形
成用データSDl〜SD4が加えられており、根音を示
すノートコードNCl〜NC4とこの従音形成用データ
SDl〜SD4を加算することにより自動コード演奏用
のノートを示すノートデータN1〜N,を形成し、これ
をディレィフリップフロップDF4O〜DF43を介し
て送出する。
なおこのときの詳細な動作は自動ベース演奏用キーコー
ドデー゜夕の形成と同様である。オア回路0R77から
出力される信号TCHは第8図のオア回路0R28に加
えられたコード音(下鍵盤の音)を示す信号Lを発生さ
せる。
またこの信号TCHは第11図のノア回路NR7、オア
回路0R73を夫々介し、加算器12−5,12−6の
夫々の入力Aに加えられる。これにより加算器12−5
の出力は“0゛となり、加算器12一6の出力は“゜1
゛となつて第2オクターブを示すオクターブデータB1
〜B2がディレィフリップフロップDF44〜DF46
から送出される。メモリ機能が選択された場合は、下鍵
盤で押圧されている鍵盤が離鍵されても離鍵前に押圧さ
れていた鍵の音を根音として自動コード演奏のためのコ
ード音を示すキーコードデータKC及び自動ベース演奏
のためのベース音を示すキーコードデータKCが発生さ
れる。メモリ機能を選択するファンクションスイッチが
投入されているとアンド回路A66(第10図)から出
力されるメモリ信号MMはメモリ38(第8図)のアン
ド回路A75に加えられる。従つてオア回路0R38か
ら根音ロード信号LKNが出力されると同時にメモリ3
8に信号゜゜1゛が記憶される。メモリ38の出力M″
はアンド回路A44に加えられる。アンド回路A44の
他の入力にはノンコード信号メモI几36の出力NCH
がインバータ122で反転した信号雨肝,信号1TP,
信号SF,信号AITが加えられており、アンド回路A
44の条件を論理式で示すととなる。
従つてアンド回路A44のアンド条件は下鍵盤で押圧さ
れていた鍵の離鍵後において成立し、信号“1゛をオア
回路0R41,0R57を介してディレィフリップフロ
ップDF32に加える。
これによりディレィフリップフロップDF32は自動ベ
ースコード用データ選択信号AKDを出力し、離鍵前に
下鍵盤で押圧されていた鍵の音を根音とし、前述したよ
うにして、自動コード演奏のためのコード音を示すキー
コードデータ及び自動ベース演奏のためのベース音を示
すキーコードデータが発生される。コード音発音タイミ
ング信号等の発生 コード音発音タイミング信号CGはコード音(下鍵盤音
)の発音タイミング(刻むタイミング)を与えるもので
あり、シフトレジスタ54(第12図)から出力される
信号Tcに基づいて発生される。
シフトレジスタ54から出力される信号T。はアンド回
路All7に加えられる。アンド回路All7の他の入
力にはオア回路0R53(第10図)の出力てある自動
ベースコード選択信号ABCが加えられている。この信
号M℃はシングルフィンガー機能を選択する信号SFあ
るいはフィンガーコード機能を選択する信号FCあるい
はカスタム機能を選択する信号CAのいずれかが生じて
いるとき、すなわちいずれかの自動ベースコード機能が
選択されているとき“゜1゛となる信号である。従つて
いずれかの自動ベースコード機能が選択されているとき
アンド回路All7は動作可能となり、信号TCをアン
ド回路All7を介し、コード音発音タイミング信号C
Gとして出力する。ノーマルゲート信号NGは自動ベー
スコード演奏時と、通常の演奏時とて楽音のレベルを補
正するためのものである。
下鍵盤て鍵が押圧された場合、あるいはシングルフィン
ガー機能、フィンガーコード機能、カスタム機能のいず
れの自動ベースコード機能も選択されていないときペダ
ル鍵盤の鍵が押圧された場合、あるいはカスタム機能が
選択されているときてペダル鍵盤の鍵が押圧された場合
はオア回路0R37(第8図)から信号゜“1゛が出力
されメモリ37に加えられる。メモリ37はこの信号゜
“1゛をオア回路0R58を介してディレィフリップフ
ロップDF33に加え、このディレィフリップフロップ
DF3の出力をアンド回路A74、オア回路0R58を
介して入力にフィードバックして信号“1゛を記憶する
。メモリ37の出力はキーオン信号KONとして・アン
ド回路All9(第12図)に加えられる。アンド回路
All9の他の入力にはシフトレジスタ54から出力さ
れるベースパターン信号T8,T4,T2,Tlが゜゜
111F゛とのとき(リズムが選択されていないことを
示す。)動作可能となるアンド回路All6の出力及び
コンスタント信号CON及び信号ABCをインバータ1
48て反転した信号がオア回路0R90を介して加えら
れている。従つてアンド回路All6の出力コンスタン
ト・信号CONlインバータ148の出力のいずれかが
“1゛のときアンド回路All9は動作可能となり信号
゜゜1゛がオア回路91を介してディレィフリップフロ
ップDF5Oに加えられる。
ディレィフリップフロップDF5Oの出力はアンド回路
All8、オア回路0R91を介して入力にフィードバ
ックされており、アンド回路All8の他の入力にはオ
ア回路0R90の出力が加えられている。これによりオ
ア回路0R90の出が“゜1゛であるかぎり、ディレィ
フリップフロップDF5Oに加えられた信号は保持され
る。このディレィフリップフロップDF5Oの出力信号
NGはインバータ159て反転され、信号禰として端子
TNCから出力される。なおキーオン信号KONを出力
するメモリ37(第8図)のアンド回路A74にはディ
レィフリップフロップDF3Oの出力信号LFIをイン
バータ162で反転した信号が加えられており、メモリ
37に記憶された信号は信号LFIが生じる毎にクリア
される。
またコンスタント信号CONが生じているとき信号T。
がシフトレジスタ54から出力されるとアンド回路Al
l5が動作可能となり従音形成用データSD5を“1゛
とし、発生されるキーコードデータKCは1オクターブ
高められる。またベースパターン信号T3が゛1゛のと
き信号T。が生じた場合はアンド回路All4が動作可
能となる。この場合も従音形成用データSD5ぱ“1゛
となつて発生されるキーコードデータKCは1オクター
ブ高められる。コンスタント信号CON及びアンド回路
All6の出力はオア回路0R89を介し信号CON″
として送出される。
この信号CON″はコード音を前述したコード音発音タ
イミング信号CGで刻まないて持続的に発音させるため
に用いられる。(この発明による効果の説明) 以上説明したようにこの発明によればキーコードテータ
発生回路を簡略化することができ、また入出力端子の数
も大幅に減少させることができるのて大規模な集積回路
化を可能にし、コストタウンをはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のキーコードデータ発生装置の概略を
示すブロック図、第2図は以下の図面に示す回路に用い
られる記号の説明図、第3図はキースイッチ及びファン
クションスイッチの結線の1例を示す回路図、第4図〜
第6図及び第8図〜第12図はこの発明のキーコード発
生装置の一実施例を示す詳細回路図てあり、第4図はブ
ロック検出回路、第5図はノート検出回路、第6図はス
テートコントロール回路、第8図は制御信号形成回路、
第9図はコード検出回路、第10図はファンクションデ
ータメモリ及びファンクションデータ転送回路、第11
図はキーコードレジスタ及びキーコード加工回路、第1
2図は従音形成用データ発生回路を主しして示す回路図
、第7図はブロック検出回路及びノート検出回路の動作
を説明するタイミングチャート、第13図はファンクシ
ョンデータ転送回路の動作を説明するタイミングチャー
ト、第14図はコート検出回路の動作を説明するタイミ
ングチャートである。 1・・・キースイッチ及びフアンクシヨンスイツ.チ、
2・・・ブロック検出回路、3・・・ステートコントロ
ール回路、4・・・ノート検出回路、5・・・コード検
出回路、6・・・ファンクションデータメモリ、7・・
・ファンクションデータ転送回路、8・・・種類別コー
ドレジスタ、9・・・キーコードレジスタ、10・・・
デノコーダ、11・・・制御信号形成回路、12・・・
キーコード加工回路、13・・・従音形成用データ発生
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のキースイッチのうち動作しているキースイッ
    チを検出し、この検出したキースイッチのノートおよび
    オクターブを示す音名信号を順次出力するとともに、所
    定の自動伴奏処理時間において全てのノートを示す信号
    を順次出力するキースイッチ検出手段と、このキースイ
    ッチ検出手段から出力されるノートおよびオクターブ信
    号のうち予め設定された伴奏用鍵域に属するキースイッ
    チに対応するノート信号のみを記憶するともに、この記
    憶したノート信号を前記自動伴奏処理時間において前記
    キースイッチ検出手段から出力されるノート信号に同期
    して循環シフトし、上記記憶したノート信号の組合せ状
    態から該伴奏用鍵域で押圧された鍵によつて形成される
    和音種類を検出し、該和音種類の検出タイミングにおい
    て前記キースイッチ検出手段から出力されているノート
    信号にもとづき該和音種類の根音を検出するコード検出
    手段と、このコード検出手段で検出された前記和音種類
    および根音にもとづき自動伴奏用キーコードデータを形
    成する手段と、を具えるキーコードデータ発生装置。
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