JPS5937837B2 - 電子楽器におけるキ−コ−ド検出回路 - Google Patents

電子楽器におけるキ−コ−ド検出回路

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JPS5937837B2
JPS5937837B2 JP51114505A JP11450576A JPS5937837B2 JP S5937837 B2 JPS5937837 B2 JP S5937837B2 JP 51114505 A JP51114505 A JP 51114505A JP 11450576 A JP11450576 A JP 11450576A JP S5937837 B2 JPS5937837 B2 JP S5937837B2
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key
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哲司 坂下
敏雄 釘沢
宏徳 渡辺
弘志 北川
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は閉成されたキースイツチに対応し走査時間を短
縮させたキーコード信号を検出するキーコード検出回路
に関するものである。
従来、電子楽器の鍵盤のように多数のキースイツチを有
する装置において、スイツチの開閉にともなう情報を所
要の回路に転送する場合、各スイツチと回路間を直接結
線しようとすると、配線量はぼう大なものとなり不経済
である。
また半導体集積回路等を利用しようとした場合ピン数が
多くなりすぎこのままでは利用は困難である。現在この
ような点に鑑み、すべてのスィツチを所定時間で走査し
、走査に応じた時間列につきオンされたキースイツチに
対応する時点において、パルスを発生させ、多数のスイ
ツチと所要の回路間の結線を節約する方式が考えられて
いる。
たとえば各キースイツチを時分割に走査することによつ
てオンされたスイツチの情報をTDM(時分割変調)信
号またはPCM(パルス符号変調)信号として送るキー
コード多重方式が一般に用いられている。しかしながら
全キースイツチを走査するための時間は固定されてしま
うため、オンされているキースイツチが少ない場合等で
も固定された走査時間が必要であるから無駄が生ずる。
通常の鍵盤楽器の演奏において同時にオンされるキース
イツチの数は両手と足を考えて11鍵である。
いま1プロツクを1オクターブ単位で考えるとすると片
手で2オクターブ以上を押鍵することは不可能でありこ
れより5プロツクが同時に占有される最大数である。従
つて鍵盤スイツチを複数プロツクに別けて走査し1つで
もオンされたスイツチがあればそのプロツクで走査を停
止してオンスイツチを検出する。オンスイツチがないプ
ロツクは通過するからオンされたスイツチ情報を得るた
めの1走査の時間を短縮することができる筈である。本
発明の目的は上述の主旨に従い走査時間を短縮するよう
に発生させたキーコード発生回路よりのキーコード発生
信号に適合したキーコード検出回路を提供することであ
る。
前記目的を達成するため、本発明のキーコード検出回路
は鍵スイツチを複数のプロツクに分割し該プロツク内の
閉成されている鍵の数によつて定まるフレームを有しこ
のフレームの同期信号と鍵の閉成時にキーコード信号を
発生する鍵盤何路、該キーコード信号を選択記憶する複
数のキーコード記憶回路、キーコード信号とキーコード
記憶回路の内容とを比較し一致を検出する複数の一致検
出回路、前記キーコード記憶回路の内容の有無を検出す
る複数の内容有無検出回路、すべての一致検出回路のう
ち一致信号が出力されないものがある場合内容有無検出
回路よりの信号により内容無のチヤンネルを検出し定め
られた優先順位に基づいてキーコード信号を前記キーコ
ード記憶回路に記憶させる優先選択回路、および前記フ
レーム信号に同期して前記一致検出回路よりの一致信号
が発生した場合、楽音エンベロープのリリース状態を設
定するため鍵の開成後のリリースを検出する複数のリリ
ース検出回路とを具えたことを特徴とするものである。
以下本発明を実施例につき詳述する。
まず、本発明を適用する新規な構成の電子楽器の一例の
概要を説明し、次にその一部の構成として本発明のキー
コード検出回路の詳細な実施例につき説明する。
本発明を適用する電子楽器は音色制御装置によつて要求
される楽音波形データを計算し合成波形を得て、これを
キースイツチ閉成に伴なう読出し周波数で読出すことに
より楽音を発生するデジタル方式の電子楽器である。
第1図は本発明を適用する電子楽器の全体構成を示す基
本プロツク図である。
同図において、鍵盤4よりのキースイツチ閉成に伴なう
鍵情報をキーコード発生回路5によつて発生する。キー
コード発生回路5においては鍵盤スイツチを複数のプロ
ツクに別け、プロツク内における1つ以上のキースイツ
チが閉成された場合、そのプロツク内におけるキースイ
ツチのオン状態を検出するとともに検出プロツクにより
1フレームを構成した可変フレーム方式によつて走査を
行なつており、キーコード信号KCDおよびフレーム同
期信号EPが発生される。キーコード検出回路6は同時
最大発音数に相当する数のチヤンネル回路6(CHl)
,6(CH2),・・・・・・6(CHn)より成り、
前述のキーコード信号KCDおよびフレーム同期信号E
Pによつてキーコード検出回路6が先に捕獲しているキ
ーコード信号KCDであるか否か、またキースイツチが
開成されたか否かを検出し、共通論理回路7に与える。
共通論理回路7においては、そのキーコード信号KCD
を捕獲するか否かの判断をするとともに、補獲する場合
そのチヤンネルを指定する信号をキーコード検出回路6
に供給する。捕獲を指定されたチヤンネルのキーコード
検出回路6ではそのキーコード信号KCDを捕獲すると
ともに、エンベロープカウンタ回路8のカウントを開始
し、マスタクロツク発生回路1よりのマスタクロツクM
Cによつて動作する順序パルス発生回路2より発生され
る対応するチヤンネルパルスCHpnにより時分割され
、バスラインを介してエンベロープ発生回路8に供給さ
れる。エンベロープ発生回路8ではエンベロープ用マス
タクロツクMC/によつて常時読出されるエンベロープ
データを該カウント値によつて対応するエンベロープデ
ータを計算し、エンベロープ波形を得る。楽音波形のア
タツク、デイケイ、サステイン状態における状態転移は
エンベロープ発生回路8に与えられる設定値によつて制
御される。またキースイツチ開成に伴なうリリースすな
わち開成状態への転移はフレーム同期信号EPとキーコ
ード信号KCDによつてキーコード検出回路6において
行なわれ、エンベロープ発生回路8に供給され、またリ
リース状態に伴なうデータを計算することによつて実施
される。
キーコード検出回路6に捕獲されたキーコード信号KC
Dの内ノート信号NCはその対応するチヤンネルパルス
によつて時分割さ減、ノートクロツク発生回路3に与え
られる。ノートクロツク発生回路3は12個のノートに
対応したノートクロツク発生器を具えており、マスタク
ロツクMCによつて各ノートに対応する信号B。−Bl
Oを発生している。与えられたノート信号NCはデコー
ドされ、そのノート信号NCに対応するノート発生器に
振り分けられ、ゲート回路をオンしてバスラインを介し
てオクターブ周波数選択回路9においてはオクターブ信
号0Cによつてノート信号発生回路3よりの信号BO−
BlOを選択し主記憶回路(1)10,()11ヘアド
レス読出し信号(ADDO−ADD4)Rを入力し、波
形補正回路14に補正制御信号(ADD7O〜ADD′
5)を入力する。楽音波形計算回路13においては、同
期検出回路12よりの信号を受け各ドローバスイツチ、
タブレツトスイツチのオンされているキースイツチを検
出し対応する波形データを主記憶回路(1)10,()
11より検出するとともに読出し、順次新しい楽音合成
波形を計算し、サンプリング点における楽音波形の振幅
値D1と差分値D2と差分値の正負を示すサインビツト
D3をアドレス書込み信号(ADDO−ADD4)Wに
より、同期検出回路12によつて指定される主記憶回路
(1)10,()11のどちらかに書込みを行なう。
書込み終了とともに、同期検出装置12A,12Bの指
定される回路で、アドレス読出し信号(ADDO−AD
D4)Rよりキースイツチ閉成にともなう楽音周期の一
周期を検出し、順次新しい楽音波形の書込まれた主記憶
回路(1)10,()11への読出しを開始する。新し
い楽音波形の書込まれた主記憶回路(1)10,()1
1への読出しが完了すると楽音波形計算回路13によつ
て新しい楽音合成波形が計算され、現在読出しの行なわ
れていない主記憶回路(1)10,()11のいずれか
への書込みを行なう。アドレス読出し信号(ADDO−
ADD4)Rによつて読出された楽音波形は波形補正回
路14に与えられる波形補正信号(ADD′o−ADD
/,)によつて波形が補正され、ステツプノイズ周波数
が読出し周波数に関係なく常に一定とされて乗算回路1
5に与えられる。
乗算回路15においては、エンベロープ発生回路8より
のエンベロープ波形と乗算され、累積加算器16に入力
される。全チヤンネルのキースイツチの閉成された楽音
波形にエンベロープが付加され、デジタルアナログ(D
A)変換器17によつてアナログ変換され、サウンドシ
ステム18を介して放音される。第2図は第1図におけ
る本発明のキーコ一N爽出回路6を中心とした関連の深
いキーコード発生回路5、共通論理回路7およびエンベ
ロープ発生回路8を抽出した基本プロツク図を示す。
キーコード発生回路5はマトリツクス回路に配置された
鍵盤4の複数のキースイツチを共通ライン別に複数のプ
ロツクに分けこれらの複数の共通ラインをリングカウン
タに並列に入力してクロツクによりリング状に走査し、
該プロツク内に1つ以上のキースイツチがオンされてい
た場合そのプロツクで走査を停止し、オンスイツチを優
先順位に従い優先検出回路により順次キーコード信号と
して検出され2進符号化してフレーム同期パルスと共に
出力される。
この走査ではオンスイツチがないプロツクは通過するか
らオンされたスイツチ情報を得るための1走査の時間は
オンスイツチのみを抽出することになる。また前述のよ
うに同時に占有されるプロツクの最大数は5プロツクで
あるから、これより本方式で走査に必要な最大時間はこ
のプロツクの数と最大押鍵数およびフレーム同期パルス
の和となり1走査に必要な時間を従来の全キースイツチ
を走査する時間に比し格段に短縮することができるもの
である。本発明はこのようなキーコード発生回路に適合
させたキーコード検出回路でありその特徴とする所も同
様の主旨である。第2図において、キーコード発生回路
5よりのキーコード信号(KCD)およびフレーム同期
信号(EP)を各チヤンネルのキーコード検出回路6(
CHl)〜6(CHn)に与える。
キーコード検出回路6においては、キーコード発生回路
5よりのキーコード信号KCDがその複数チヤンネルに
捕獲されているか否かおよび捕獲されているチヤンネル
のキーコード信号の鍵が開成されたか否かを検出し、こ
の検出信号を共通論理回路7に与える。共通論理回路7
では各チヤンネルのキーコード検出回路6(CHl)〜
6(CHn)よりの信号によつて、キーコード信号KC
Dを捕獲するか否かの判断を行なうとともに捕獲する場
合その捕獲するチヤンネルを指示する。共通論理回路7
によつて捕獲を指示されたキーコード検出回路6ではキ
ーコード信号KCDを捕獲するとともに、順序パルス発
生回路2よりのチヤンネルに対応する順序パルス(CH
pl{Hpn)によつてエンベロープカウンタの計数を
開始し、この計数値を順序パルスによつて時分割し、バ
スラインを介してエンベロープ発生回路8に与える。
エンベロープ発生回路8においてはエンベロープ用マス
タクロツクMC′によつてエンベロープを常時読出して
おり、エンベロープ発生回路8において前記計数値に対
応したデータをゲート回路を介して読出す。エンベロー
プ発生回路8に与えられる設定値Xの値に計数値が一致
した時、計数動作の停止をキーコード検出回路6に指示
する。これより一定の計数値がエンベロープ発生回路8
に与えられるため、一定のデータが読みつづけられる。
キーコード検出回路6よりキー開成が検出されると再び
計数動作を開始し計数値に対応するデータが読出される
。エンベロープ終了信号がエンベロープ発生回路8より
キーコード発生回路6に与えられると捕獲状態が解除さ
れ新しいキーコード信号KCDに備える。以上の動作に
より所要とするエンベロープ波形が読出されるとともに
、設定値Xを変化することによつてエンベロープ波形を
変化させることができる。
第3図および第4図は本発明の実施例の構成を示し、第
3図はキーコード検出回路6(CHl)、第4図は優先
選択回路7′,7″より成る共通論理回路の説明図であ
る。
以下両図において、鍵の開閉状態により、(1)任意の
鍵が閉成された場合、(2)任意の鍵が閉成されさらに
他の鍵が閉成された場合、(3)閉成されていた鍵が開
成された場合、(4)すべてのチヤンネルが捕獲されて
いてさらに新しい鍵が閉成された場合についてその構成
につき動作を説明する。まず第1の任意の鍵が閉成され
た場合、第3図において、キーコード発生回路5よりの
キーコード信号KCDを“1”検出回路6−4に入力し
、まず最初に閉成されたキーコード信号により“1”を
AND回路6−5に与える。
一致回路6−1においてキーコード記憶回路6−2の内
容と閉成されたキーコード信号KCDとの比較により不
一致が検出され″0信を出力する。その結果、AND回
路6−5の出力EQlに″01が与えられる。また他の
すべてのチヤンネルにおいて同時に検出が行なわれ、優
先選択回路7/の第4図に示すNOR回路7一1のすべ
ての入力EQl〜EQnに″0”が与えられるため、A
ND回路7一2に″11を与える。AND回路7一2の
他の入力には″17検出回路6−4よりの″1ゝが与え
られているため、優先選択回路71における第1の記憶
回路FF(7一4−1〜7一4−N)の書込み信号とな
る。
第1の記憶回路FF(7一4−1〜7一4−N)の入力
信号として各チヤンネルのキーコード記憶回路6−2が
さらに記憶されているか否かを検出する。内容有無検出
回路6−3よりBWS,〜BWSn信号“0″がNOT
回路(7一3−1〜7一3一N)を介して与えられてい
るため、第1の記憶回路(7一4−1〜7一4−N)す
べてに″1″を書込む。第1の記憶回路(7一4−1〜
7一4−N)に書込まれた信号″11はゲート(7一6
−1〜7一6−N)に与えられる。第2の記憶回路FF
(7一5−1〜7一5−N)の内容は“0”が記憶され
ているのでゲート回路7一6−1をオンするため、他の
ゲート回路(7一6−2〜7一6−N)はオフされる。
AND回路7一2よりの信号が遅延回路7一9を介して
与えられ、第2の記憶回路(7一5−1〜7一5−N)
の内記憶回路7一5−1の信号″1″の書込み時におい
て対応するチヤンネルのキーコード記憶回路6−2にラ
ツチパルス(L1〜Ln)を発生し、閉成されたキーコ
ード信号KCDを記憶させる。これにより優先選択回路
7′によつて定まるチヤンネルに閉成されたキーコード
信号KCDが記憶されたこととなる。次のフレームにお
いて、同一のキーコード信号KCDは、キーコード信号
がさらに記憶されたチヤンネルの一致回路6−1によつ
て一致信号“1″が出力され、AND回路6−5の出力
を“1“とするため、NOR回路7一1より″1″が出
力されず優先選択回路7/が動作しないため、他のチヤ
ンネルにおいて同一のキーコード信号KCDを捕獲する
ことはない。
次に第2の任意の鍵が閉成され、さらに他の鍵が閉成さ
れた場合である。
すなわち新しいキーコード信号KCDが各チヤンネルの
一致回路6−1によつて比較され一致信号″08を出力
し、NOR回路7一1より″11が出力される。AND
回路7一2を介して第1の記憶回路(7一4−1〜7一
4−N)の書込み信号として与えられる。第1の記憶回
路(7一4−1〜7一4−N)の入力信号としては各チ
ヤンネルの内容有無検出回路6−3よりのBWSl〜B
WSn信号がNOT回路(7一3−1〜7一3−N)を
介して与えられており、先にキーコード信号KCDを記
憶したチヤンネルの対応する入力信号は″0”である。
記憶回路7一4−1の入力信号が″O”と仮定する。こ
れより第1の記憶回路(7一4−1〜7一4一N)にお
いて、記憶回路7一4−1に″08が、他のすべての記
憶回路(7一4−2〜7一4−N)に″11が記憶され
る。これよりゲート回路7一6−1をオフし、ゲート回
路7一6−2をオンする。ゲート回路7一6−2がオン
されることにより、これ以下に配されたゲート回路(7
一6−3〜7一6−N)はオフとされ、遅延回路7一9
によつて遅延された書込み信号によつて第2の記憶回路
(7一5−1〜7一5−N)において、記憶回路7一5
−2に″1”を他のすべての記憶回路に″01を書込む
。これにより記憶回路7一5一2の書込み時の信号によ
つて対応するチヤンネルのキーコード記憶回路6−2に
新しいキーコード信号KCDを書込む〇次に第3の閉成
されていた鍵が開成された場合について述べる。
リリース検出回路(FF)6−6に対しキーコード信号
KCDがキーコード記憶回路6−2に記憶されている間
フレーム同期パルスEPの後縁のエツジによつてセツト
し、また一致検出回路6−1および″1ゝ検出回路6−
4よりの信号によりAND回路6−5をオンし0R回路
6−8を介して与えられ、るりセツト信号によつてりセ
ツトを行なうセツト、りセツト状態を繰返している。こ
のためAND回路6−7において、内容有無検出回路6
−3が″1路であるが、リリース検出回路(FF)6−
6がフレーム同期パル !スEPの後縁のエツジによつ
て動作しているため、フレーム同期パルスEPの発生時
において、リリース検出FF6−6がりセツト状態にあ
るため、りセツトパルスが与えられている間オフ状態と
なつている。いまキーコード記憶回路6−2に記憶され
ている鍵が開成されると、一致検出回路6−1よりの一
致信号が出力されずリリース検出FF6−6はりセツト
されなくなるため、フレーム同期信号EPによつてセツ
トされた後に発生が行なわれ、フレーム同期信号EPが
AND回路6−7を介してリリース状態FF6−14を
セツトする。これより時分割ゲート6−21によってチ
ャンネルの対応する時分割パルスCHpnによつて時分
割され、リリース信号RSとなりバスラインを経てエン
ベロープ発生回路8に転送される。この信号で対応する
エンベロープ波形がリリース状態へ移る。エンベロープ
発生回路8より発生されるエンベロープ終了信号EES
がこのチヤンネルの対応する時分割ゲート6−27によ
つて捕獲されAND回路6−15を介してリリース状態
FF6−14、リリース検出FF6−6およびキーコー
ド記憶回路6−2をりセツトする。これより捕獲が解除
され新しいキーコード信号KCDに備える。最後にすべ
てのチヤンネルが捕獲されていてさらに新しい鍵が閉成
された場合について述べる。一致検出回路6−1および
″11検出回路6−4によつてAND回路6−5を介し
て新しいキーコード信号KCDが第4図の優先選択回路
U内のNOR回路7一1によつて検出され、第1の記憶
回路FF(7一4−1〜7一4−N)に対し、すべての
チヤンネルのキーコード記憶回路6−2にBWS信号(
すでにキーコード信号が記憶したことを示す信号)がオ
ール“0″でNOT回路(7ー3−1〜7一3−N)を
介してオール″1(で記憶された場合、AND回路7一
10に″1(が与えられるため、遅延回路7一9を介し
て与えられる新しいキーコード信号KCDが優先選択回
路7〃内のAND回路7一11を介してオーバフロー記
憶FF7−13をセツトする。これよりゲート回路7一
14をオンとし第1のチヤンネルパルスCHPlを順序
パルス発生回路7一15に与え、これよりゲート回路7
一16をオンする。その結果後述のエンベロープカウン
タ6−22により発生される各チヤンネルの上位エンベ
ロープカウント信号ECuがバスラインを介して記憶回
路7一17および7一18に与えられる。これらの記憶
回路7一17および7一18に記憶されたエンベロープ
カウント値ECuをそれぞれ比較回路7一19に入れそ
の比較結果の出力をフリツプフロツプFF7−21に入
れてセツト、りセツト状態を転移させる。そのセツト、
りセツト出力はそれぞれ一方の入力としてマスタクロツ
クMCを入れたAND回路7一22,r−23を通して
記憶回路7一17および7一18のラツチ端子に接続さ
れている。この構成によりマスタクロツクMCに同期し
て次々と転送されてくる各チヤンネルの上位エンベロー
プカウント値ECuを比較し比較された小さいカウント
値ECuを記憶している記憶回路に新しいチヤンネルの
上位エンベロープカウント値ECuを記憶せしめていく
。すべてのチヤンネルの比較終了後次のチヤンネルパル
スCHp,によつて順序パルス発生回路7一15が動作
するため、ゲート回路7一16がオフされる。各チヤン
ネルにおけるエンベロープカウント値ECuの最大値は
記憶回路7一17および7一18に記憶されたカウント
値ECuのフリツプフロツプJヨ■■AND回路7一2
4および7一25の最大値に対応するAND回路がオン
され0R回路7一26を介して一致回路7一27の一方
の入力に与えられる。
第3図において、鍵が閉成されキーコード信号KCDが
発生されると各チヤンネルの一致回路6−1および″1
1検出回路6−4によつて共通論理回路7における優先
選択回路7′が動作し記憶されていない最優先のチヤン
ネルのキーコード記憶回路6−2にキーコード信号KC
Dが記憶されると、内容有無検出回路6−3のBWS信
号が11、となり第1のエンベロープカウンタ6一21
および第2のエンベロープカウンタ6−22のりセツト
が解かれ、対応するチヤンネルパルスを分周器6−20
によつて1/2分周されたクロツクによつてカウントを
開始する。
第1のエンベロープカウンタ6−21のカウント値は一
致回路6−23に与えられており、一致回路6−23に
おける他の一方の入力にはエンベロープ時間設定値ET
が減算回路6−25、ゲート回路6−24を介して与え
られている。これにより第1のエンベロープカウンタ6
−21のカウント値がゲート回路6−24よりの値に一
致すると一致回路6−23より一致信号が出力され、0
R回路6−26を介して第1のエンベロープカウンタ6
−21をりセツトするとともに、第2のエンベロープカ
ウンタ6−22の入力信号として与えられている。第1
のエンベロープカウンタ6−21のカウント値は時分割
ゲート6−27によつて対応するチヤンネルの時分割パ
ルスによつて時分割され、バスラインに下位エンベロー
プカウント値ECLを転送する。第2のエンベロープカ
ウンタ6−22のカウント値も時分割ゲート6−27に
よつて時分割され上位エンベロープカウント値ECuと
して転送される。ここでエンベロープカウンタ6二21
,622は時分割クロツクの2サイクルを単位としてカ
ウントさせているため、第4図において一致回路7一2
7に与えられる上位エンベロープカウント値ECuは、
順序パルス発生回路7一15の動作時において各チヤン
ネルにおいて同一データを転送している。
これよりバスラインを介して最大値のカウント値ECu
が到来した時、一致回路7ー27より一致信号が発生し
、AND回路7一28を介して高速リリース信号HRS
として0R回路6−28より時分割ゲート6−27を介
して0Rゲート6−9を経て高速リリースFF6llが
セツトされ、これにより減算回路6−25でエンベロー
プ時間設定値ETより減算せしめ、第1のエンベロープ
カウンタ6−21の分周比を小さくすることにより高速
としてリリース状態を動作させる。このようにして、チ
ヤンネル数以上の鍵が閉成された場合発生されているエ
ンベロープ波形の内で振幅の最小のチヤンネルの捕獲が
解除され、新しい鍵の閉成に対応した捕獲が行なわれる
こととなる。最後にオーバフロー記憶FF7−13がり
セツト状態となるとゲート回路7一14をオフとし、順
序パルス発生回路7一15、記憶回路7一17,7−1
8をりセツトする。なお第3図においてサステイン状態
FF6l3およびパーカツシブFF6−18およびこれ
らの関連ゲートはとくに本発明の要旨と関係がないから
説明を省略する。
以上説明したように、本発明によれば、前述のようにプ
ロツク別にプロツクおよびプロツク内を走査してオン信
号のみを抽出して走査時間を短縮したキーコード発生回
路に適合させるため、キーコード検出回路においてはキ
ーコード発生回路からのキーコード信号KCDがその複
数チヤンネルに捕獲されているか否か、および捕獲され
ているチヤンネルのキーコード信号の鍵が開成されたか
否かを検出してこの検出信号を共通論理回路に与え、共
通論理回路では各チヤンネルのキーコード検出回路より
の信号によつて判断し捕獲するチヤンネルを指示する。
以上のような機能をキーコード発生回路の走査に合せて
行なうことができるから応答性の良いキーコード検出回
路が実現されるとともに、同一鍵およびチヤンネル数以
上の押鍵に対して定められた速度でクリアされるため、
クリアノイズが発生されない等の利点を挙げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する電子楽器の概要説明図、第2
図は本発明の関連する構成部の基本プロツク図、第3図
および第4図は本発明の要部の実施例の構成を示す説明
図であり、図中1はマスタクロツク発生回路、2は順序
パルス発生回路、3はノートクロツク発生回路、4は鍵
盤、5はキーコード発生回路、6はキーコード検出回路
、7は共通論理回路、8はエンベロープ発生回路、9は
オクターブ周波数選択回路、10は主記憶回路(4)、
11は主記憶回路()、12は同期検出回路、13は楽
音波形計算回路、14は波形補正回路、15は乗算回路
、16は累積加算器、17はD−A変換器、18はサウ
ンドシステム、6−1は一致検出回路、6−2はキーコ
ード記憶回路、6−3は内容有無検出回路、6−4は″
17検出回路、6一6はリリース検出回路、6−14は
リリース状態FF、6−20は分周器、6−21,6−
22はエンベロープカウンタ、6−23は一致回路、6
−24はゲート回路、6−25は減算回路、6−27は
時分割ゲート、U,7″は優先選択回路、7一4−1〜
7一4−N,7−5−1〜7一5Nは記憶回路、7一9
は遅延回路、7一13はオ−ハブロー記憶FFl7−1
4,7−16はゲート回路、7一15は順序パルス発生
回路、7ー17,7−18は記憶回路、7一19は比較
回路、7一21はRSフリツプフロツプ、7一27は一
致回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵スイッチを複数のブロックに分割し該ブロック内
    の閉成されている鍵の数によつて定まるフレームを有し
    このフレームの同期信号と鍵の閉成時にキーコード信号
    を発生する鍵盤回路、該キーコード信号を選択記憶する
    複数のキーコード記憶回路、キーコード信号とキーコー
    ド記憶回路の内容とを比較し一致を検出する複数の一致
    検出回路、前記キーコード記憶回路の内容の有無を検出
    する複数の内容有無検出回路、すべての一致検出回路の
    うち一致信号が出力されないものがある場合内容有無検
    出回路よりの信号により内容無のチャンネルを検出し定
    められた優先順位に基づいてキーコード信号を前記キー
    コード記憶回路に記憶させる優先選択回路、および前記
    フレーム信号に同期して前記一致検出回路よりの一致信
    号が発生した場合、楽音エンベロープのリリース状態を
    設定するため鍵の開成後のリリースを検出する複数のリ
    リース検出回路とを具えたことを特徴とする電子楽器に
    おけるキーコード検出回路。 2 鍵スイッチを複数のブロックに分割し該ブロック内
    の閉成されている鍵の数によつて定まるフレームをもち
    このフレームの同期信号と鍵の閉成時にキーコード信号
    を発生する鍵盤回路、該キーコード信号を選択記憶する
    複数のキーコード記憶回路、キーコード信号とキーコー
    ド記憶回路の内容とを比較し一致を検出する複数の一致
    検出回路、前記キーコード記憶回路の内容の有無を検出
    する複数の内容有無検出回路、すべての一致検出回路の
    うち一致信号が出力されないものがある場合内容有無検
    出回路よりの信号により内容無のチャンネルを検出し定
    められた優先順位に基づいてキーコード信号を前記キー
    コード記憶回路に記憶させる優先選択回路、および前記
    フレーム信号に同期して前記一致検出回路よりの一致信
    号が発生した場合、楽音エンベロープのリリース状態を
    設定するため鍵の開成後のリリースを検出する複数のリ
    リース検出回路とを具え、さらに前記内容有無検出回路
    が内容有の場合計数を開始する計数回路、該計数回路の
    計数値とあらかじめ設定された設定値を比較する比較回
    路、および比較回路の比較信号によつて前記計数回路の
    計数を停止させる手段、および前記リリース検出回路よ
    りの信号によつて鍵開成状態を記憶する記憶回路を有し
    、該記憶回路に鍵開成状態が記憶されると再び前記計数
    回路を動作せしめ計数回路の終了信号と前記鍵開成状態
    を記憶した記憶回路の出力とのAND回路出力により前
    記キーコード記憶回路および鍵開成状態を記憶した回路
    をクリアすることを特徴とする電子楽器におけるキーコ
    ード検出回路。 3 鍵スイッチを複数のブロックに分割し該ブロック内
    の閉成されている鍵の数によつて定まるフレームをもち
    このフレームの同期信号と鍵の閉成時にキーコード信号
    を発生する鍵盤回路、該キーコード信号を選択記憶する
    複数のキーコード記憶回路、キーコード信号とキーコー
    ド記憶回路の内容とを比較し一致を検出する複数の一致
    検出回路、前記キーコード記憶回路の内容の有無を検出
    する複数の内容有無検出回路、すべての一致検出回路の
    うち一致信号が出力されないものがある場合内容有無検
    出回路よりの信号により内容無のチャンネルを検出し定
    められた優先順位に基づいてキーコード信号を前記キー
    コード記憶回路に記憶させる優先選択回路、および前記
    フレーム信号に同期して前記一致検出回路よりの一致信
    号が発生した場合、楽音エンベロープのリリース状態を
    設定するため鍵の開成後のリリースを検出する複数のリ
    リース検出回路を具え、さらにすべての前記内容有無検
    出回路の内容有を検出する検出回路、前記内容有無検出
    回路が内容有の場合に計数を開始する計数回路、該計数
    回路の計数値を時分割する手段、該計数値を記憶する第
    1、第2の記憶回路、該第1、第2の記憶回路に記憶さ
    れた計数を比較する比較回路、該比較された小さい計数
    値の記憶されている記憶回路に時分割された新しい計数
    値を記憶することによつて計数値の最大値を検出する手
    段、および時分割クロックの次のサイクルで前記最大値
    と時分割された計数値との一致を検出する一致回路を具
    えたことを特徴とする電子楽器におけるキーコード検出
    回路。
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JPS6165839U (ja) * 1984-10-04 1986-05-06
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