JPS623959B2 - - Google Patents

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JPS623959B2
JPS623959B2 JP53004975A JP497578A JPS623959B2 JP S623959 B2 JPS623959 B2 JP S623959B2 JP 53004975 A JP53004975 A JP 53004975A JP 497578 A JP497578 A JP 497578A JP S623959 B2 JPS623959 B2 JP S623959B2
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JP
Japan
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signal
circuit
output
note
chord
Prior art date
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JP53004975A
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Akira Nakada
Eiichiro Aoki
Akyoshi Ooya
Takatoshi Okumura
Yasuji Uchama
Eiichi Yamaga
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は自動ベースコード演奏機能を具えた
電子楽器に関し、特にコード演奏用鍵盤で押圧さ
れた鍵によつて所定のコードが成立しなくても自
動ベースコード演奏が行われるようにした電子楽
器に関する。 (従来技術の説明) 従来、自動ベースコード演奏機能を有する電子
楽器としては例えば特願昭51−100354号(特開昭
53−26113号公報)、発明の名称「電子楽器」等が
提案されている。これらの電子楽器における自動
ベースコード演奏機能としては大別して次の3種
類がある。すなわちコード演奏用鍵盤(下鍵盤)
で複数の鍵をコード形式で押圧し、その押圧した
鍵の音をコード音として自動演奏するとともに、
その押圧した鍵からコードの根音およびコードの
種類を検出し、この検出した根音およびコードの
種類に応じてベース音を自動演奏する機能(以下
これをフインガコード機能という)、コード演奏
用鍵盤で複数の鍵をコード形式で押圧し、その押
圧した鍵の音をコード音として自動演奏するとと
もに、根音指定用鍵盤(ペダル鍵盤)で押圧され
た鍵の音を根音として前記コード演奏用鍵盤で押
圧された鍵によつて示されるコードの種類に応じ
てベース音を自動演奏する機能(以下これをカス
タム機能という)及びコード音演奏用鍵盤で根音
に相当する単一の鍵を押圧し、コードの種類を別
途適宜の手段によつて指定してやることにより複
数のコード構成音からなるコード音を自動演奏す
るとともにベース音を自動演奏する機能(以下こ
れをシングルフインガ機能という)である。 ところで従来の自動ベースコード演奏機能を有
する電子楽器においてフインガコード機能あるい
はカスタム機能が選択されている場合、コード音
演奏用鍵盤で押圧された鍵によつて所定のコード
が成立しないときにはコードの種類を指定するこ
とができないのでコード音の自動演奏は行われる
がベース音の自動演奏は一時停止されるようにな
つている。例えばコード音演奏用鍵盤で3鍵を押
圧し、この3鍵の音程関係がいずれのコード形成
にも該当しないと、ベース音の自動演奏は一時停
止される。しかしコード演奏用鍵盤で所定のコー
ド形式に従つて鍵を押圧することは必ずしも容易
なことではない。特に初心者においては押鍵を誤
り、押圧した鍵が所定のコード形式とならないこ
とがある。この場合、従来の電子楽器ではベース
音が一時停止されることになり、これによつて演
奏の種類によつては致命的なものとなりかねな
い。またこのことはメモリ機能(コード演奏用鍵
盤で押圧されている鍵を離鍵してもその離鍵前に
押圧されていた鍵に基づいて自動ベースコード演
奏を続行する機能)が選択されている場合に特に
顕著となる。例えばコード演奏用鍵盤で鍵を所定
のコード形成で押圧しようとしたのにもかかわら
ず押鍵を誤りコードが成立せず、この状態でメモ
リ機能を選択し、コード演奏用鍵盤で押圧してい
る鍵を離鍵した場合は演奏者の意図に反してベー
ス音は全く自動演奏されないことになる。 (この発明の目的) この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
コード演奏用鍵盤で押圧された鍵が所定の音程関
係(コード)を形成していなくても所定のコード
(基本コード)に従つて自動伴奏演奏を行うよう
にし、演奏者の意図に反して自動伴奏が中断又は
中止されないようにした電子楽器を提供すること
を目的とする。 (この発明の概要説明) この発明ではコード検出回路によつてコード演
奏用鍵盤で押圧されている鍵によつて所定のコー
ドが成立しているか否かを検出し、コード成立時
にはそのコードの根音を示す信号およびコードの
種類を示す信号を出力し、コード不成立時には押
鍵音に対応した仮根音を示す信号を出力し、前記
コード検出回路からコードの根音を示す信号およ
びコードの種類を示す信号が出力されたときには
該根音および該コード種類に従つて自動伴奏演奏
用データを形成し、前記コード検出回路から仮根
音を示す信号が出力されたときには該仮根音およ
び予め設定された所定のコード種類(例えばメジ
ヤーコード)に従つて自動伴奏演奏用データを形
成するようにし、コード演奏用鍵盤で押圧された
鍵によつて所定のコードが成立しなくても所定の
コードに従つて自動伴奏演奏が続行されるように
なつている。 (実施例の説明) 以下、この発明の電子楽器を添付図面の一実施
例を参照して詳細に説明する。 実施例の全体構成説明 第1図はこの実施例の電子楽器の概要の理解を
容易にするために示したものである。キーコーダ
100はキースイツチ及びフアンクシヨンスイツ
チ群1の各キースイツチ及びフアンクシヨンスイ
ツチの動作状態を検出し、動作キースイツチに対
応するキーコードデータ及び自動ベースコード演
奏用のキーコードデータを形成するものであり、
この発明は主としてこのキーコーダ100の構成
に関係する。チヤンネルプロセツサ200はこの
キーコーダ100で形成されたキーコードデータ
を複数の発音チヤンネルのいずれかに割当てると
ともにアルペジオ音形成用のデータを発生するも
のである。なおこのチヤンネルプロセツサ200
としては先に同出願人が提出した特願昭52−
93992号(特開昭54−28614号公報)、発明の名称
「電子楽器」に記載されたものを用いることがで
きる。制御データ記憶装置300はキーコーダ1
00に加えるベースパターン及びチヤンネルプロ
セツサ200に加えるアルペジオパターン等の制
御データを記憶するもので例えばリードオンリイ
メモリ(ROM)から構成される。デジタルトン
ジエネレータ400はチヤンネルプロセツサ20
0から送出されたデータに基づき種々の楽音信号
を発生するものである。なおこのデジタルトーン
ジエネレータ400としては特願昭52−100966号
(特開昭54−34812号公報)、発明の名称「電子楽
器」に記載されたものを用いることができる。デ
ジタルトーンジエネレータ400から発生された
楽音信号は音色形成用フイルタ回路500で適宜
の音色を付加された後サウンドシステム600か
ら発音される。なおこの実施例においてキーコー
ダ100とチヤンネルプロセツサ200を含む部
分と制御データ記憶装置300の部分とデジタル
トーンジエネレータ400の部分とは夫々ワンチ
ツプの集積回路から構成される。 第2図はキーコーダ100の詳細をブロツク図
で示したものである。キースイツチ及びフアンク
シヨンスイツチ群1の各キースイツチ及びフアン
クシヨンスイツチは複数のブロツクに分けられる
とともに各ブロツク内のキースイツチはノート毎
に区分され、またフアンクシヨンスイツチは適宜
のノートに対応して区分され、この各ブロツク、
各ノートは夫々各ブロツク、各ノート毎にブロツ
ク配線bi、ノート配線ni(i=1、2……n)で
共通接続される。いわばキースイツチ及びフアン
クシヨンスイツチをブロツク配線biを行とし、ノ
ート配線niを列とするマトリクス配線の行列間に
配列するように接続し、ブロツク配線biとノート
配線biの信号からオンしているキースイツチ及び
フアンクシヨンスイツチを特定できるようにした
ものである。このブロツク配線biはブロツク検出
回路2に接続され、ノート配線niはノート検出回
路4に接続される。ブロツク検出回路2はオンし
ているキースイツチ又はフアンクシヨンスイツチ
を含むブロツクを同時に検出し、この検出したブ
ロツクを順次抽出する。ノート検出回路4はブロ
ツク検出回路2による検出ブロツクの抽出に応じ
て当該ブロツク内のオンしているキースイツチの
ノート又はオンしているフアンクシヨンスイツチ
に対応するノートを検出し該ノートを示す信号を
出力する。ブロツク検出回路2による検出ブロツ
クの抽出は所定の優先順位に従つて行われる。す
なわちまずフアンクシヨンスイツチの含まれるブ
ロツクの抽出が行われ、続いてペダル鍵盤のキー
スイツチの含まれるブロツクの抽出、下鍵盤のキ
ースイツチが含まれるブロツクの抽出、上鍵盤の
キースイツチが含まれるブロツクの抽出が行わ
れ、この各ブロツクの抽出に応じて、ノート検出
回路4からオンしているキースイツチ又はフアン
クシヨンスイツチを示す信号が出力される。ブロ
ツク検出回路2において検出ブロツクの全ての抽
出が終るとブロツク検出回路2から自動ベースコ
ード制御信号APがノート検出回路4に加えら
れ、これによりノート検出回路4から各ノートを
示す信号が低音優先で出力される。この信号は後
に詳述する自動ベース演奏及び自動コード演奏に
おける根音の検出に用いられる。ノート検出回路
4から各ノートを示す信号が全て出力されると次
にブロツク検出回路2から自動アルペジオ制御信
号が出力され、詳述しないがこの信号が出力され
ている間にチヤンネルプロセツサ200において
自動アルペジオ演奏のための処理が行われる。こ
のブロツク検出回路2及びノート検出回路4の動
作はステートコントロール回路3によつて制御さ
れる。 ブロツク検出回路2は各ブロツクの抽出に応じ
てフアンクシヨンスイツチの含まれるブロツクの
種類及びキースイツチの含まれるブロツクの種類
及び自動ベースコード制御信号APが出力されて
いるかどうかを示す種類別コードBCを出力し、
これを種類別コードレジスタ8に加え、一時保持
する。この保持した種類別コードBCはデコーダ
10でデコードされ、制御信号形成回路11に加
えられるとともに、その1部はチヤンネルプロセ
ツサ200(第1図)に加えられる。制御信号形
成回路11は後述するコード検出回路5及びフア
ンクシヨンデータメモリ6及びフアンクシヨンデ
ータ転送回路7及びキーコードレジスタ9を制御
する種々の制御信号を形成するものである。 またブロツク検出回路2からキースイツチを含
むブロツクの抽出毎に出力される信号をエンコー
ドしたオクターブコードOC及びノート検出回路
の出力をエンコードしたノートコードNCはキー
コードレジスタ9に加えられる。 ところでブロツク検出回路2の抽出は前述した
ようにフアンクシヨンスイツチを含むブロツクを
最優先としており、ノート検出回路4からはまず
オンしているフアンクシヨンスイツチを示す信号
が順次パラレルに出力される。この信号はコード
検出回路5を介してフアンクシヨンデータメモリ
6及びフアンクシヨンデータ転送回路7に加えら
れる。ここでフアンクシヨンデータメモリ6はこ
の回路内(このチツプ内)で使用するフアンクシ
ヨンデータを記憶するものであり、このチツプ内
で使用しないデータはフアンクシヨンデータ転送
回路7に加えられる。フアンクシヨンデータ転送
回路7は例えばシフトレジスタからなり、入力さ
れるパラレルフアンクシヨンデータをシリアルな
データに変換して制御データ記憶装置300(第
1図)に送出する。 ブロツク検出回路2は続いてペダル鍵盤のキー
スイツチを含むブロツク、下鍵盤のキースイツチ
を含むブロツク、上鍵盤のキースイツチを含むブ
ロツクの順に抽出しその抽出に応じてブロツク検
出回路2からはオクターブコードOCが出力さ
れ、ノート検出回路4からはノートコードNCが
出力される。これらのオクターブコードOC及び
ノートコードNCはキーコードKCとしてキーコー
ドレジスタ9で一時記憶された後キーコード加工
回路12を介してチヤンネルプロセツサ200
(第1図)に送られる。なおこのときキーコード
加工回路12は動作せず、キーコードレジスタ9
に一時記憶されたキーコードKCはそのままチヤ
ンネルプロセツサ200に送られる。 コード検出回路5はコード演奏用鍵盤(下鍵
盤)で押圧されている鍵の音の音程関係からその
鍵の音によつて形成されるコード(和音)を検出
するものである。コード検出回路5は各ノートに
対応する記憶位置を有しており、ブロツク検出回
路2において下鍵盤の鍵に対応するキースイツチ
を含むブロツクが抽出され、ノート検出回路4か
らオンしている下鍵盤のキースイツチに対応する
ノートを示す信号が出力されると、この信号を制
御信号形成回路11から加えられるロード信号
LLに応じて対応する記憶位置に読み込む。 ブロツク検出回路2によるフアンクシヨンスイ
ツチ及びキースイツチを含むブロツクの抽出が全
て終り、ブロツク検出回路2に設けられた自動ベ
ースコード処理用の記憶位置(ブロツク)が抽出
されると、制御信号形成回路11からコード検出
回路5にシフト信号SLが加えられ、コード検出
回路5の各記憶位置に読み込まれた押圧されてい
る下鍵盤の鍵のノートを示す信号を高音側から低
音側に順次シフトさせる。このときコード検出回
路5の最終段の記憶位置にある信号に対する他の
記憶位置の信号の音程関係から押圧鍵の音が所定
のコードを形成しているかを検出する。そして、
このコードの成立が検出された時点における最終
段の記憶位置に対応する信号がこのコードにおけ
る根音とされる。 ところで前述したように自動ベースコード処理
用の記憶位置が抽出されると、ノート検出回路4
の各記憶位置に信号“1”が記憶されるので、該
回路4からは各ノートに対応する信号が順次出力
される。この信号はコード検出回路5の各記憶位
置に読み込まれた信号のシフトと同期している。
従つて、コード検出回路5によつてコードの成立
が検出した時点においてノート検出回路4から出
力されるノートを示す信号は根音のノートを示す
信号にほかならない。キーコードレジスタ9は制
御信号形成回路11からのロード信号に基づきこ
のときのノートコードNCを読み込み、これを根
音を示すノートコードとしてキーコード加工回路
12に加える。 またコード検出回路5からは検出したコードの
種類を示すコード種類検出信号Dが発生され、こ
の信号Dはコードメモリ55に加えられる。従音
形成用データ発生回路13はコードメモリ55に
記憶されたコード種類検出信号D及び前述した制
御データ記憶装置300(第1図)からのベース
パターンを示す信号に基づいて所定の音程を表わ
す従音形成用データSDを順次発生する。ただし
コードメモリ55に記憶がなされていない場合
は、従音形成用データ発生回路13は基本コード
(メジヤーコード)に従つて従音形成用データSD
を発生するようになつている。 キーコードデータ加工回路12はキーコードレ
ジスタ9から加えられる根音を表わすノートコー
ドNCを従音形成用データ発生回路13から加え
られる従音形成用データSDに応じて順次加工
し、根音に対して所定の音程をもつ従音に相当す
るキーコードデータKCを順次作り出し、これを
チヤンネルプロセツサ200に送出する。 各部の詳細説明 次に第2図に示したキーコーダ100の各回路
の具体例及びその詳細を説明する。なお以下の回
路においては第3図に示すような図法が用いられ
る。すなわち、インバータは第3図a、アンド回
路は第3図b,c、オア回路は第3図d,e、排
他的オア回路は第3図fに示すような図法を採用
し、アンド回路あるいはオア回路において入力線
の数の少ない場合は第3図b,dに示す通常の図
法を採用し、入力線の多い場合は第3図c,eに
示すような図法を採用する。第3図a,eの図法
は、回路の入力側に1本の入力線をえがき、この
入力線と信号ラインを交又させ、回路に入力され
るべき信号のラインと入力線との交又点を丸印で
囲むようにしたものである。従つて第3図cの場
合、論理式で表わすとQ=A・B・Dとなり、第
3図eの場合、論理式で表わすとQ=A+B+C
となる。またデイレイフリツプフロツプは第3図
g,hに示すような図法が採用される。デイレイ
フリツプフロツプにおいて、第3図gに示すよう
に特にクロツクパルスの表示のないものは全て周
期48μsのクロツクパルス(詳しくは周期48μs
で互に逆相の2相クロツクパルスφA,φB)によ
つて動作し、第3図hに示すようにクロツクパル
スφ,φの表示のあるものは全て周期1μs
で互に逆相の2相クロツクパルスφ,φによ
つて動作するようになつている。 さて、この実施例の電子楽器は26種類のフアン
クシヨンスイツチ及び第0オクターブのC音C0
から第1オクターブのC音C1までの13鍵を有す
るペダル鍵盤及び第1オクターブのC音C1から
第5オクターブのC音C5までの49鍵を有する下
鍵盤及び第2オクターブのC音C2から第6オク
ターブのC音C6までの49鍵を有する上鍵盤を具
えており、ペダル鍵盤の各鍵に対応するキースイ
ツチはブロツクP、下鍵盤の各鍵に対応するキー
スイツチはオクターブ毎のブロツクL1,L2
L3,L4、上鍵盤の各鍵に対応するキースイツチ
も同様にオクターブ毎のブロツクU1,U2,U3
U4に夫々分けられる。この場合各フアンクシヨ
ンスイツチは各キースイツチのノートに適宜対応
して2つのブロツクF1,F2に分けられる。この
各フアンクシヨンスイツチ及び各キースイツチの
ブロツク分けの状態を表に表わすと第1表のよう
になる。
【表】
【表】 ここで記号SFはシングルフインガ機能、記号
FCはフインガコード機能、記号CAはカスタム機
能、記号Mはメモリ機能、すなわち下鍵盤の鍵の
押圧が解除されても解除する前に押圧されていた
鍵に基づき自動演奏を続行する機能、記号COM
はコンスタント機能、すなわちコード音及びベー
ス音を持続音とする機能、記号ECは2種類のエ
ンベロープ波形を切り換える機能、信号DCは発
音する音を急激に減衰させるダンプ機能、記号
FSはフツトスイツチ、記号UTは自動アルペジオ
演奏におけるアツプモードとターンモードとを切
り換える機能、記号FSSは前述したフツトスイツ
チでどの機能の制御を選択するかを決定するフツ
トスイツチセレクト機能、記号STは自動リズム
演奏をスタートさせるリズムスタート機能、記号
SSは自動リズム演奏と自動ベースコード演奏と
を同期してスタートさせるシンクロスタート機
能、記号RVは2種のリズムバリエーシヨンを切
り換える機能、記号R1〜R8は8種類のリズム、
例えばマーチ、ワルツ、スウング、スローロツ
ク、ジヤズロツク、ルンバ、ボサノバ、サンバを
選択する機能、記号BVは自動ベース演奏におけ
る2種類のベースバリエーシヨンを切り換える機
能、記号V1,V2は自動アルペジオ演奏における
アルペジオバリエーシヨンを選択する機能、記号
BEATは2種類のテンポを切り換える機能の夫々
を選択するフアンクシヨンスイツチに対応するも
のである。 また、記号CL0〜C4は各鍵盤のキースイツチに
対応するもので、例えば記号C2#は第2オクタ
ーブのC#音のキースイツチに対応し、記号CL
,CL1,CL2は夫々第0オクターブ、第1オク
ターブ、第2オクターブのC音のキースイツチに
対応し、特に各鍵盤の最低音のキースイツチに対
応する。 このようにブロツク分けしたフアンクシヨンス
イツチおよびキースイツチの結線の一具体例を示
すと第4図のようになる。すなわちフアンクシヨ
ンスイツチ及びキースイツチの一方の端子(固定
接点側)は各ブロツクF1,F2,P,L1
L4,U1〜U4毎に共通接続され、ブロツク配線b1
〜b11を介して導出され、他方の端子(可動接点
側)はそれぞれダイオードDを介して同一ノート
又はノートに対応して共通接続されノート配線n1
〜n13を介して導出される。ここで容量Cbはブロ
ツク配線b1〜b11の夫々の配線容量、容量Cnはノ
ート配線n1〜n13の夫々の配線容量であり、各フ
アンクシヨンスイツチ及びキースイツチの検出は
この夫々の配線容量Cb,Cnを積極的に利用して
行われる。 フアンクシヨンスイツチ及びキースイツチの検出 第5図はブロツク検出回路2の具体例、第6図
はノート検出回路4の具体例、第7図はブロツク
検出回路2及びノート検出回路4の検出動作を制
御するステートコントロール回路3の具体例を示
したものである。 第5図において、ブロツク検出回路2は各ブロ
ツクF1,F2,P,L1〜L4,U1〜U4に対応す
る検出回路14−1〜14−11及び自動ベース
コード処理用回路15−1,15−2及び自動ア
ルペジオ処理用回路16を具えており、各検出回
路14−1〜14−11の入力端子TB1〜TB11
には第4図に示したブロツク配線b1〜b11がそれ
ぞれ接続される。 また第6図においてノート検出回路4は各ノー
トCL〜Cに対応する検出回路17−1〜17−
13を具えており、各検出回路17−1〜17−
3の入力端子TN1〜TN13には第4図に示したノ
ート配線n1〜n13がそれぞれ接続される。 なお、第5図において検出回路14−1〜14
−11はブロツクF1及びU4に対応する回路14
−1,14−11のみ詳細を図示したが、他のブ
ロツクF2,P,L1〜L4,U1〜U3に対応する回
路14−2〜14−10も回路14−1,14−
11と同一の構成であり、また第6図において検
出回路17−1〜17−13はノートCL及びC
に対応する回路17−1及び17−13のみ詳細
を図示したが、他のノートC#〜Bに対応する回
路17−2〜17−12は回路17−1と同一の
構成である。ただし図示のようにノートCに対応
する回路17−13のみ構成が若干異なる。また
第5図、第6図において検出回路14−1〜14
−11,17−1〜17−13の回路構成素子
(アンド回路、オア回路など)は夫々別体のもの
であるが動作機能が同一の素子に関しては説明の
便宜上ブロツクの種類あるいはノートの種類に無
関係に同一の符号で表わす。 第5図、第6図に示すブロツク検出回路2及び
ノート検出回路4は第7図に示すステートコント
ロール回路3によつて発生される4つのステート
S0〜S3の実行によつて制御される。このステート
コントロール回路3によつて今どのステートが実
行されているかはステートコントロール回路3の
デイレイフリツプフロツプDF6,DF7の出力信
号Q1,Q2の内容がこれを示している。すなわち
信号Q1,Q2の内容と動作ステートS0〜S3との関
係を示すと第2表のようになる。
【表】 第7図において、端子T1Cに正のパルスである
イニシヤルクリア信号ICが加わると、この信号
“1”はインバータI12で反転され、負のパルスと
なり、この信号“0”はアンド回路A17〜A2
1に加えられる。このイニシヤルクリア信号IC
は例えば電源投入時等に発生されるようになつて
おり、この信号ICによつてシステム全体の回路
を一旦クリアするためのものである。従つて、イ
ニシヤルクリア信号ICによつてアンド回路A1
7〜A21の出力は全て“0”となり、デイレイ
プリツプフロツプDF6,DF7の出力Q1,Q2
ともに“0”となる。これによりデイレイフリツ
プフロツプDF6,DF7の出力Q1,Q2を夫々イ
ンバータI13,I14で反転した信号が加えられるア
ンド回路A16からステートS0を示す信号TT0が出
力される。この信号TT0はブロツク検出回路2の
各検出回路14−1〜14−11のMOS型電界
効果トランジスタ(以下、単にトランジスタとい
う)TR1(第5図)のゲートに加えられ各トラ
ンジスタTR1を全てオンにし、端子TB1〜TB11
を介してブロツク配線b1〜b11の配線容量Cb(第
4図)を全て放電する。 アンド回路A16の出力はオア回路OR24を介し
てデイレイフリツプフロツプDF6に加わり、デ
イレイフリツプフロツプDF6の出力Q1は次のク
ロツクパルスのタイミングで“1”に立上る。こ
のときデイレイフリツプフロツプDF7の出力Q2
は依然と“0”となつている。これによりアンド
回路17のアンド条件が成立し、ステートS1を示
す信号TT1が出力される。またこのときデイレイ
フリツプフロツプDF6の出力Q1は信号TT1
TT3としてノート検出回路4の各検出回路17−
1〜17−13のトランジスタTR4(第6図)
のゲートに加わり、各トランジスタTR4を全てオ
ンして、電源VDDを夫々端子TN1〜TN13を介し
てノート配線n1〜n13に供給し、配線容量Cnを充
電する。このときオンしているキースイツチ又は
フアンクシヨンスイツチがあると、そのキースイ
ツチ又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツク
のブロツク配線b1〜boの配線容量Cbはそのキー
スイツチ又はフアンクシヨンスイツチを介して充
電され、そのブロツク配線(b1〜boの1つまた
は複数)のみに信号“1”が生じる。この信号は
対応するブロツク検出回路2の入力端子TB1〜T
B11を介して対応する検出回路14−1〜14−
11のアンド回路A1に加えられる。アンド回路
A1の他の入力には前記ステート制御回路3のア
ンド回路A17の出力であるステートS1を示す信
号TT1が加えられており、オンしているキースイ
ツチ又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツク
に対応する検出回路のアンド回路A1のみアンド
条件が成立し、信号“1”をオア回路OR1を介
してデイレイフリツプフロツプDF1に加える。
またステートS1を示す信号TT1は自動ベースコー
ド処理用回路15−1,15−2及び自動アルペ
ジオ処理用回路16の各デイレイフリツプフロツ
プDF2〜DF4にも夫々オア回路OR3,OR5,
OR7を介して加えられる。 各検出回路14−1〜14−11のデイレイフ
リツプフロツプDF1の出力はアンド回路A2、
オア回路OR1を介してデータ入力にフイードバ
ツクされており、また自動ベースコード処理用回
路15−1,15−2及び自動アルペジオ処理回
路16のデイレイフリツプフロツプDF2,DF
3,DF4の各出力は夫々、アンド回路A6、オ
ア回路OR3及びアンド回路A8、オア回路OR5
及びアンド回路A10、オア回路OR7を介して
各データ入力にフイードバツクされており、各デ
イレイフリツプフロツプDF1,DF2,DF3,
DF4は夫々記憶回路を形成している。従つてス
テートS1においてオンしているオースイツチ又は
フアンクシヨンスイツチを含むブロツクに対応す
る検出回路のデイレイフリツプフロツプDF1に
は信号“1”が記憶される。しかし、オンしてい
るキースイツチ又はフアンクシヨンスイツチを全
く含まない他のブロツクに対応する検出回路のデ
イレイフリツプフロツプDF1には信号の記憶が
なされない。また自動ベースコード処理用回路1
5−1,15−2のデイレイフリツプフロツプ
PF2,DF3及び自動アルペジオ処理用回路16
のデイレイフリツプフロツプDF4には無条件で
信号“1”が記憶される。 各ブロツクに対応する検出回路14−1〜14
−11の各オア回路OR1及び自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2の各オア回路OR
3,OR5及び自動アルペジオ処理用回路16の
オア回路OR7の各出力はオア回路OR9に加えら
れる。オア回路OR9は各デイレイフリツプフロ
ツプDF1,DF2,DF3,DF4のいずれか1つ
に信号“1”が加わると“1”に立上り、エニイ
ブロツク信号ABを出力する。このエニイブロツ
ク信号は各デイレイフリツプフロツプDF1〜DF
4の1つにでも記憶があれば“1”となり記憶が
全てなくなつたとき“0”になるものである。エ
ニイブロツク信号ABはステートコントロール回
路3のアンド回路A21に加わり、信号“1”を
オア回路OR25を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF7のデータ入力に加え、次のクロツクパ
ルスのタイミングでデイレイフリツプフロツプ
DF7の出力Q2を“1”にする。またこのときオ
ア回路OR24の出力は“0”となつているの
で、デイレイフリツプフロツプDF6の出力Q1
“0”になり、アンド回路A18のアンド条件が
成立してステートS2になる。 ブロツク検出回路2の各検出回路14−1〜1
4−11のうちオンしているキースイツチ又はフ
アンクシヨンスイツチを含むブロツクに対応する
検出回路のデイレイフリツプフロツプDF1に記
憶された信号“1”はアンド回路A3に加えられ
る。アンド回路A3は優先回路を形成するもので
あり、最優先のブロツクF1に対応する検出回路
14−1のアンド回路A3には接地レベルの信号
“0”をインバータI2で反転した信号“1”を
加え無条件で動作可能にする。また他の検出回路
14−2〜14−11には前段のデイレイフリツ
プフロツプDF1の出力とその前段のオア回路OR
2の出力が加わるオア回路OR2の出力をインバ
ータI2で反転した信号が加えられており、その
検出回路より優先順位の高いデイレイフリツプフ
ロツプDF1の全てに記憶がない(信号“0”)と
いう条件でアンド回路A3を動作可能とし、その
検出回路より優先順位の高い検出回路のデイレイ
フリツプフロツプDF1の1つにでも記憶があれ
ば(信号“1”)アンド回路A3は不動作となる
ようになつている。 アンド回路A3の出力はアンド回路A4に加え
られ、またアンド回路A3の出力をインバータI
3で反転した信号はアンド回路A5に加えられ
る。アンド回路A4,A5の他の入力にはステー
トS2を示す信号TT2がステートコントロール回路
3のアンド回路18から加えられている。また、
自動ベースコード処理用回路15−1,15−2
及び自動アルペジオ処理用回路16の各デイレイ
フリツプフロツプDF2,DF3,DF4に記憶された
信号“1”は夫々3入力アンド回路A7,A9,
A11に加えられ、アンド回路A7の他の入力に
は検出回路14−11のオア回路OR2の出力を
インバータI5で反転した信号及びステートS2
示す信号TT2が、アンド回路A9の他の入力には
自動ベースコード処理用回路15−1のデイレイ
フリツプフロツプDF2の出力及びその前段のオ
ア回路OR2の出力が加わるオア回路OR4の出力
をインバータI7で反転した信号及びステートS2
を示す信号TT2が、アンド回路A11の他の入力
には自動ベースコード処理用回路15−2のデイ
レイフリツプフロツプDF3の出力及びその前段
のオア回路OR4の出力が加わるとオア回路OR6
の出力をインバータI9で反転した信号及びステ
ートS2を示す信号TT2が、それぞれ加えられてお
り、アンド回路A7,A9,A11は優先回路を
形成している。従つて、ステートS2において、ま
ず、検出回路14−1〜14−11で、記憶のな
されたデイレイフリツプフロツプDF1のうち、
優先順位が一番高いブロツクに対応するものが抽
出され、その抽出されたブロツクに対応する検出
回路のアンド回路A4のみから信号“1”が出力
される。この信号“1”はインバータI1を介し
てアンド回路A2に加えられデイレイフリツプフ
ロツプDF1の記憶を解除するとともにこの検出
回路のブロツク検出出力信号となる。またアンド
回路A4の出力“1”はトランジスタTR2のゲ
ートに加えられ抽出したブロツク配線容量Cbを
放電する。このとき他の検出回路のアンド回路A
3の出力は“0”であり、アンド回路A5のアン
ド条件が成立し、トランジスタTR3のゲートに
信号“1”を加え他の検出回路に対応するブロツ
クのブロツク配線の配線容量Cbを充電して他の
ブロツクのキースイツチ又はフアンクシヨンスイ
ツチに直列に接続されたダイオードD(第4図)
に逆バイアスをかける。従つて抽出されたブロツ
クのオンしているキースイツチ又はフアンクシヨ
ンスイツチの接続されるノート配線のみ信号
“0”が生じ、他のノート配線は信号“1”で示
す。この信号“0”は対応するノート検出回路4
(第6図)の対応する検出回路(17−1〜17
−13の1つまたは複数)のインバータI10で
反転され、アンド回路A12に加わる。アンド回
路A12の他の入力にはステートコントロール回
路3からのステートS2を表わす信号TT2が加えら
れており、ステートS2において信号“1”をオア
回路OR16またはOR18を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF5のデータ入力に加える。デイ
レイフリツプフロツプDF5は、その出力をアン
ド回路A14、オア回路OR16またはOR18を
介して入力にフイードバツクして記憶回路を形成
している。従つてオア回路OR16またはOR18
を介して信号“1”が加わると、この信号“1”
を対応するデイレイフリツプフロツプDF5に記
憶する。また各検出回路17−1〜17−13の
各オア回路OR16またはOR18の出力はオア回
路OR19に加えられる。オア回路OR19は検出
回路17−1〜17−13の各デイレイフリツプ
フロツプDF5のいずれかに信号が加わると
“1”に立上り、各デイレイフリツプフロツプDF
5のうち1つでも記憶がなされている間は“1”
を保持するエニイノート信号ANを発生し、これ
をステート検出回路3のアンド回路A19(第7
図)に加える。なおオア回路OR19にはブロツ
ク検出回路2の検出回路14−1,14−2及び
14−8の出力である信号F1P,F2P及びU
1Pがオア回路OR100(第4図)を介し、信
号FFUとして加えられており、信号F1P,F
2P、及びU1Pが出力されている間はエニイノ
ート信号ANが“0”にならないようになつてい
る。 アンド回路A19はこのエニイノート信号AN
の立上りによつてそのアンド条件が成立し、信号
“1”をオア回路OR25を介してデイレイフリツ
プフロツプDF7に加えるとともにオア回路OR2
4を介してデイレイフリツプフロツプDF6に加
える。これによりデイレイフリツプフロツプDF
6,DF7の出力Q1,Q2は次のクロツクパルスの
タイミングで“1”になり、ステートS3になる。
またこのとき信号TT1+TT3がノート検出回路4
の検出回路17−1〜17−13の各トランジス
タTR4のゲートに加えられ、ステートS2において
放電したノート配線の配線容量Cnを充電する。 ノート検出回路4の各検出回路17−1〜17
−13の各デイレイフリツプフロツプDF5の出
力はアンド回路A13に加えられる。アンド回路
A13は優先回路を形成しており、最優先のノー
トCLに対応する検出回路17−1のアンド回路
A13には接地レベルの信号“0”をインバータ
I11で反転した信号“1”を加え無条件で動作
可能とし、他の検出回路17−2〜17−13の
アンド回路A13には前段のデイレイフリツプフ
ロツプDF5の出力と、その前段のオア回路OR1
7の出力が加わるオア回路OR17の出力をイン
バータI11で反転した信号を加え、その検出回
路より優先順位の高いデイレイフリツプフロツプ
DF5の全てに記憶がない(信号“0”)という条
件でアンド回路A13を動作可能にし、その検出
回路より優先順位の高い検出回路のデイレイフリ
ツプフロツプDF5の1つにでも信号“1”が記
憶されていればアンド回路A13は不動作となる
ようになつている。従つて、アンド回路A13は
優先順位に従つて低音側から成立し、記憶のなさ
れたデイレイフリツプフロツプDF5を有する検
出回路のアンド回路A13から順次信号“1”が
出力される。またノートCLに対応する検出回路
17−1のアンド回路A14には接地レベルの信
号“0”が加えられており、他のノートC#〜C
に対応する検出回路17−2〜17−13のアン
ド回路A14には前段の検出回路17−1〜17
−12のオア回路OR17の出力が加えられてお
り、アンド回路A13のアンド条件が成立して当
該検出回路から信号“1”が出力されると同時に
当該検出回路のアンド回路A14を不動作にし、
当該検出回路のデイレイフリツプフロツプDF5
の記憶をクリアするようになつている。 記憶のなされたデイレイフリツプフロツプDF
5に対応する検出回路のアンド回路A13から全
て信号“1”が出力され、各デイレイフリツプフ
ロツプDF5の記憶が全てなくなるとオア回路OR
19の出力であるエニイノート信号ANは“0”
となる。これによりステートコントロール回路3
のアンド回路A19のアンド条件は成立しなくな
り、ステートS3が終了する。ステートS3が終了す
ると、デイレイフリツプフロツプDF6の出力Q1
は“0”になるからブロツク検出回路2からエニ
イブロツク信号ABが発生しているということを
条件に再びアンド回路A18が成立し、ステート
S2になる。アンド回路18の出力であるステート
S2を示す信号TT2はブロツク検出回路2に加えら
れ、次の優先順位のブロツク抽出が行われる。 このようにして、ステートS2においてブロツク
検出回路2の検出回路14−1〜14−11のう
ち抽出されたブロツクに対応する1つからブロツ
ク検出信号を出力し、ステートS3においてノート
検出回路4の検出回路17−1〜17−13から
当該ブロツクのオンしているキースイツチ又はフ
アンクシヨンスイツチを示すノート検出回路を順
次出力し、ブロツク検出回路2の各検出回路14
−1〜14−11のデイレイフリツプフロツプ
DF1の記憶が全てなくなるまで、すなわち最初に
ステートS1においてオンしているキースイツチ又
はフアンクシヨンスイツチを含むブロツクとして
検出したブロツクの抽出が完了するまでステート
S2とステートS3が交互に繰り返えされる。 例えば、フインガーコード機能FC及びシンク
ロスタート機能SS及びリズムR1に対応するフア
ンクシヨンスイツチが投入され、ノートCL1
E1,G1に対応する鍵が下鍵盤で押圧され、ノー
トE2に対応する鍵が上鍵盤で押圧されている場
合におけるステートコントロール回路3の各部の
信号及びブロツク検出回路2の出力及びノート検
出回路4の出力をタイミングチヤートに表わすと
第8図のようになる。ここで第8図aはクロツク
パルスφA及びφBによつて形成されるクロツクパ
ルス時間t1〜tnを示しており、第8図kに示す信
号BPはブロツク検出回路2の各検出回路14−
1〜14−11及び自動ベースコード処理用回路
15−1,15−2及び自動アルペジオ処理用回
路16の各出力をまとめて同一チヤート上に表わ
したものであり、第8図lに示す信号NPはノー
ト検出回路4の各検出回路17−1〜17−13
の出力を同様に同一チヤート上に表わしたもので
ある。 いま第8図bに示すようにイニシヤルクリア信
号ICがステートコントロール回路3の端子T1cに
加わると、デイレイフリツプフロツプDF6,DF
7の出力Q1,Q2はクロツクパルス時間t1のタイ
ミングで“0”になり(第8図c,d)ステート
S0を示す信号TT0が発生され(第8図e)、この
信号TT0によつてブロツク検出回路2のトランジ
スタTR1をオンにし、各ブロツク配線b1〜b11
配線容量Cbを放電する。続いて、次のクロツク
パルス時間t2のタイミングでデイレイフリツプフ
ロツプDF6の出力Q1は“1”になり、ステート
S1を示す信号TT1(第8図f)及び信号TT1
TT3(第8図h)が発生され、信号TT1+TT3
よつてノート検出回路4のトランジスタTR4を
オンして、各ノート配線n1〜n13の配線容量Cnを
充電し、信号TT1によつてブロツク検出回路2の
アンド回路A1を動作可能にし、フインガーコー
ド機能FC及びシンクロスタート機能SSを選択す
るフアンクシヨンスイツチを含むブロツクF1
対応する検出回路14−1及びリズムR1を選択
するフアンクシヨンスイツチを含むブロツクF2
に対応する検出回路14−2、及び下鍵盤のノー
トCL1,E1,G1を含むブロツクL1に対応する検
出回路14−1及び上鍵盤のノートE2を含むブ
ロツクU1に対応する検出回路14−8の各デイ
レイフリツプフロツプDF1と、自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2のデイレイフリツ
プフロツプDF2,DF3及び自動アルペジオ処理用
回路16のデイレイフリツプフロツプDF4に信号
“1”を記憶する。これと同時にブロツク検出回
路2からエニイブロツク信号ABが発生される
(第8図i)。 クロツクパルス時間t3のタイミングになると、
ステートコントロール回路3のデイレイフリツプ
フロツプDF7の出力Q2は“1”になり、デイレ
イフリツプフロツプDF6の出力Q1は“0”にな
つてステートS2を示す信号TT2が発生され(第8
図g)、この信号TT2によつてまずブロツク検出
回路2のブロツクF1に対応する検出回路14−
1のアンド回路A4が動作可能になり、トランジ
スタTR2をオンして、ブロツク配線b1の配線容量
Cbを放電するとともにブロツク検出信号F1P
を出力する(第8図k)。またこの信号TT2はノ
ート検出回路4のアンド回路A12を動作可能に
し、信号FC,SSに対応する検出回路17−2,
17−13のデイレイフリツプフロツプDF5に
信号“1”を記憶する。この記憶と同時にノート
検出回路4から出力されるエニイノート信号AN
は“1”になる(第8図j)。クロツクパルス時
間t4になるとステートS3になり、ノート検出回路
4のデイレイフリツプフロツプDF5に記憶され
た信号“1”はクロツクパルス時間t4,t5のタイ
ミングでノートC#,Cに対応する出力ライン2
2,23から機能FC,SSの選択を示す信号とし
て順次出力される(第8図l)。ライン33から
の信号の送出が完了するとクロツクパルス時間t5
のタイミングでエニイノート信号ANは“0”に
なり、次のクロツクパルス時間t6のタイミングで
ステートコントロール回路3のデイレイフリツプ
フロツプDF6の出力Q1は“0”になつて再びス
テートS2になる。このようにしてステートS3,S2
が交互に繰り返され、ブロツク検出回路2からは
ブロツクF2,L1,U1を示す信号F2P,L
1P,U1Pが順次出力され、これに応じてノー
ト検出回路4からはリズムR1を選択する信号、
下鍵盤の当該ノートCL,E,Gを示す信号、上
鍵盤の当該ノートEを示す信号が順次出力され
る。 最初のステートS1でブロツク検出回路2の各検
出回路14−1〜14−11のデイレイフリツプ
フロツプDF1に記憶された信号の抽出が全て終
ると、ステートS2において自動ベースコード処理
用回路15−1のアンド回路A7が動作可能とな
り、信号“1”を信号A1Pとして出力するとと
もに、この信号をインバータI4で反転してアン
ド回路A6に加え、アンド回路A6を不動作に
し、デイレイフリツプフロツプDF2の記憶をク
リアする。この自動ベースコード処理用回路15
−1の出力A1Pはオア回路OR15を介し、自
動ベースコード制御信号APとしてノート検出回
路4の検出回路17−1〜17−12の各オア回
路OR16に加えられる。従つてブロツク検出回
路2の自動ベースコード処理用回路15−1から
信号A1Pが出力されるとノート検出回路4の検
出回路17−1〜17−12のデイレイフリツプ
フロツプDF5には全て信号“1”が記憶され
る。なおこのとき検出回路17−13のオア回路
18には信号APは加えられないが、これは検出
回路17−1が検出回路17−13と同一のノー
トCを表わしているため重複をさけるためであ
る。ノート検出回路4の検出回路17−1〜17
−12の各デイレイフリツプフロツプDFに記憶
された信号は次のクロツクパルス時間のタイミン
グから各クロツクパルスに同期して順次出力され
る。すなわち、各検出回路17−1〜17−12
の出力ライン21〜32には順次信号“1”が現
われる。ライン32から信号“1”が出力され、
エニイノート信号ANが“0”になるとステート
S2になり、自動ベースコード処理用回路15−2
のアンド回路A9のアンド条件が成立し、その出
力信号“1”をインバータI6を介してアンド回
路A8に加え、デイレイフリツプフロツプDF3
の記憶をクリアするとともに信号A2Pを出力す
る。この信号A2Pは前述したオア回路OR15
を介して自動ベースコード制御信号APとなつて
ノート検出回路4の検出回路17−1〜17−1
2のオア回路OR16に加わり、各デイレイフリ
ツプフロツプDF5に全て信号“1”を記憶させ
る。従つて検出回路17−1〜17−12の出力
ライン21〜32には各クロツクパルス時間に同
期して順次信号“1”が生じる。この自動ベース
コード処理用回路15−1,15−2の出力A1
P,A2Pに基づきノート検出回路4の検出回路
17−1〜17−12から順次出力される信号は
自動ベースコード演奏用のキーコードデータを形
成するための根音の検出に用いられる。 続いて自動アルペジオ処理用回路16のアンド
回路A11のアンド条件が成立し、その出力信号
“1”をインバータI8で反転してアンド回路A
10に加え、デイレイフリツプフロツプDF4の
記憶をクリアするとともに自動アルペジオ制御信
号ARPを送出する。信号ARPの送出が完了する
と、再びステートS0になり、これによりブロツク
検出回路2及びノート検出回路4による1回の走
査が完了し、以下同様の走査が繰り返えされる。 このようにしてブロツク検出回路2の各検出回
路14−1〜14−11及び自動ベースコード処
理用回路15−1、15−2から出力された信号
F1P〜A2Pはエンコーダ18に加えられる。
エンコーダ18はオア回路OR10,OR11,
OR12から成り、各検出回路14−1〜14−
11及び自動ベースコード処理用回路15−1,
15−2の出力に応じて、ブロツクの種類を表わ
す種類別コードBC1,BC2,BC3を発生する。こ
のブロツクの種類と種類別コードBC1,BC2
BC3との関係を表に示すと、第3表のようにな
る。
【表】 エンコーダ18でエンコードされた種類別コー
ドBC1〜BC3は第9図に示す種類別コードレジス
タ8に加えられる。 種類別コードレジスタ8はステージ8−3にお
いてその詳細が代表して示されているように加え
られた信号をオア回路OR26を介してデイレイ
フリツプフロツプDF9のデータ入力に加え、そ
の出力をアンド回路A23、オア回路OR26を
介して入力にフイードバツクするようになつてお
り、アンド回路A23の他の入力には前記ステー
トコントロール回路3(第7図)からの信号TT3
が加えられている。この信号TT3はステートコン
トロール回路3のアンド回路A19の出力をデイ
レイフリツプフロツプDF8で48μs遅延させた
ものであり、第8図mに示すようにステートS3
示す信号である。従つて、ブロツク検出回路2か
らステートS2で送出された種類別コードBC1
BC3は次の状態であるステートS3の間一時保持さ
れる。 種類別コードレジスタ8の各出力信号及びその
各出力信号を夫々インバータI16,I17,I
18で夫々反転した信号はデコーダ10に加えら
れる。デコーダ10はアンド回路A24〜A30
からなり、加えられる種類別コードBC1〜BC3
対応して、フアンクシヨンスイツチを含むブロツ
クの検出時間を示す信号F1T,F2T、ペダル
鍵盤のキースイツチを含むブロツク検出時間を示
す信号PT、下鍵盤のキースイツチを含むブロツ
クの検出時間を示す信号LT、上鍵盤のキースイ
ツチを含むブロツクの検出時間を示す信号UT、
自動ベースコード処理時間を示す信号A1T,A
2Tを各アンド回路A24〜A30から出力す
る。これらの信号F1T〜A2Tは後に詳述する
制御信号形成回路11(第9図)に加えられる。 また、デコーダ10のアンド回路A26〜A2
8の出力は夫々デイレイフリツプフロツプDF1
2〜DF14及びDF17〜DF19を介し、ペダ
ル鍵盤のキースイツチがオンしていることを示す
信号P、下鍵盤のキースイツチがオンしているこ
とを示す信号L、上鍵盤のキースイツチがオンし
ていることを示す信号Uとしてチヤンネルプロセ
ツサ200(第1図)に送出される。 またブロツク検出回路2を介して出力されたス
テートS0を示す信号TT0及びブロツク検出回路2
のアルペジオ処理回路16の出力ARPは夫々デ
イレイフリツプフロツプDF10,DF11及び
DF15,DF16及びDF20,DF21を介して
信号×、信号ARPとしてチヤンネルプロセツサ
200に送出される。 ブロツク検出回路2のブロツクL1〜L4,U1
U4に対応する検出回路14−4〜14−11の
出力信号L1P〜U4Pはオア回路OR13,OR14
からなるエンコーダ19に加えられ、各オクター
ブを示すオクターブコードOC1,OC2にエンコー
ドされ、ノート検出回路4の各検出回路17−1
〜17−13の出力はオア回路OR20,OR2
1,OR22,OR23からなるエンコーダ34に
加えられ、各ノートを示すノートコードNC4
NC1にエンコードされる。このオクターブコード
OC1,OC2及びノートコードNC1〜NC4を夫々各
オクターブ音域、各ノートに対応して表に示す
と、第4表、第5表のようになる。
【表】
【表】 フアンクシヨンスイツチからの信号の処理 ブロツク検出回路2及びノート検出回路4によ
るキースイツチ及びフアンクシヨンスイツチの走
査において、まず最初にブロツクF1,F2のフ
アンクシヨンスイツチの検出が行われる。すなわ
ちブロツク検出回路2からブロツクF1,F2に
対応する信号F1P,F2Pが順次出力され、こ
の信号F1P,F2Pに応じて当該ブロツクF
1,F2内のオンしているフアンクシヨンスイツ
チを示す信号がノート検出回路4の対応する検出
回路17−1〜17−13から順次出力される。
ノート検出回路4の検出回路17−1〜17−1
2の出力はライン21〜32を介して第10図に
示すコード検出回路5のノートレジスタ35に加
えられ、また検出回路17−13の出力はライン
33、第11図に示すデイレイフリツプフロツプ
DF29を介してフアンクシヨンデータ転送回路
7のステージ7−20,7−21に加えられる。 ノートレジスタ35は12ステージのシフトレジ
スタからなり、各ステージ35−1〜35−12
の詳細はステージ35−1に代表して示されてい
る。すなわち、各ステージ35−1〜35−12
はロード制御用アンド回路A48、クリア制御用
アンド回路A49、シフト制御用アンド回路A4
7具え、アンド回路A47,A48,A49の出
力はオア回路OR42を介してデイレイフリツプ
フロツプDF22のデータ入力に加えられてお
り、アンド回路A48にはライン21〜32から
の信号と、ロード信号LLが加えられ、アンド回
路A49にはデイレイフリツプフロツプDF22
の出力とクリア信号CLが加えられ、アンド回路
A47には前段35−12〜35−2のデイレイ
フリツプフロツプDF22の出力とシフト信号SL
が加えられている。従つてノートレジスタ35は
ロード信号LLが加わるとライン21〜32の信
号を対応するステージ35−1〜35−12に読
み込み、クリア信号CLが加わると各ステージ3
5−1〜35−12の出力信号をクリアし、また
シフト信号SLが加わると各ステージ35−12
〜35−2の信号を右方に順次シフトする。 ブロツク検出回路2及びノート検出回路4によ
る走査の最初の出力であるブロツク検出回路2の
出力F1Pは制御信号形成回路11(第9図)の
オア回路OR33に加えられる。オア検出OR33
の出力はインバータI20で反転されクリア信号
CLとしてノートレジスタ35に加わり、ノート
レジスタ35の各ステージ35−1〜35−12
の信号をクリアする。またブロツク検出回路2の
出力信号F1Pはエンコーダ18(第5図)を介
して種類別コードレジスタ8に加えられ、一時保
持されたのちデコーダ10のアンド回路A24を
介してオア回路OR34に加えられる。オア回路
OR34の出力はロード信号LLとしてノートレジ
スタ35に加えられる。従つて、ノートレジスタ
35の各ステージ35−1〜35−12にはオン
しているフアンクシヨンスイツチを含む信号が順
次読み込まれる。ノートレジスタ35のステージ
35−1〜35−12に読み込まれた信号の一部
であるステージ35−1〜35−10に保持され
た信号はライン41〜50を介してフアンクシヨ
ンデータメモリ6−1〜6−10(第11図)に
加えられる。またノートレジスタ35の各ステー
ジ35−1〜35−12の出力はライン41〜5
2を介してフアンクシヨンデータ転送回路7(第
11図)に加えられる。 フアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
はこのチツプ内で直接使用するシングルフインガ
機能SF、フインガコード機能FC、カスタム機能
CA、メモリ機能M、コンスタント機能CON、エ
ンベロープコントロール機能EC、カプラ機能
UL、ダンプコントロール機能DC、フツトスイツ
チ機能FS、アツプターン機能UTを選択するフア
ンクシヨンスイツチからの信号を夫々記憶するも
のである。各メモリ6−1〜6−10の詳細はメ
モリ6−1〜6−4に代表して示されている。す
なわち各メモリ6−1〜6−10はクリア制御用
のアンド回路A61と、ロード制御用のアンド回
路A62を具えており、アンド回路A61,A6
2の出力はオア回路OR51を介してデイレイフ
リツプフロツプDF25のデータ入力に加えられ
ており、アンド回路A61にはデイレイフリツプ
フロツプDF25の出力と後述するロード信号LF
1をインバータI31で反転した信号が加えら
れ、アンド回路A62には対応するライン41〜
50の信号とロード信号LF1が加えられてい
る。なおライン41に対応するメモリ6−1のア
ンド回路A62にはライン42の信号をインバー
タI32で反転した信号及びライン43の信号を
インバータI33で反転した信号が更に加えられ
ており、またライン42に対応するメモリ6−2
のアンド回路A62にはライン43の信号をイン
バータI33で反転した信号が更に加えられてお
り、ライン41に対応するメモリ6−1はライン
42,43に信号がないという条件で読み込み可
能となり、ライン42に対応するメモリ6−2は
ライン43に信号がないという条件で読み込み可
能となるようになつている。 フアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
を制御するロード信号LF1は第9図に示した制
御信号形成回路11によつて形成される。第9図
においてデコーダ10によつてデコーダされたア
ンド回路A24の出力信号F1Tはアンド回路A
45に加えられる。アンド回路A45の他の入力
は第7図に示したステートコントロール回路3か
らの信号TTPが加えられている。この信号TTP
はアンド回路A19の出力をインバータI15で
反転した信号とデイレイフリツプフロツプDF8
の出力信号とをアンド回路A22でアンド条件を
とつた信号であり、第8図nに示すようにステー
トS3を示す信号TT3の最後の48μsの間“1”
になる信号である。従つてアンド回路A45はス
テートS3の最後の48μsの間成立する。このアン
ド回路A45の出力信号はタイミングを合せるた
めにデイレイフリツプフロツプDF30で48μs
遅延され、ロード信号LF1としてのフアンクシ
ヨンデータメモリ6−1〜6−10に加えられ
る。このロード信号LF1によつてフアンクシヨ
ンデータメモリ6−1〜6−10にはブロツクF
1のオンしているフアンクシヨンスイツチを示す
信号が記憶される。なお、フアンクシヨンデータ
メモリ6−7に記憶される信号ULは第9図のア
ンド回路A31に加えられ、上鍵盤のキースイツ
チの音と下鍵盤のキースイツチの音とをカツプリ
ングするために用いられる。 フアンクシヨンデータ転送回路7は検出された
フアンクシヨンスイツチからの信号を転送するた
めのものである。フアンクシヨンデータ転送回路
7はステージ7−1〜7−27からなる27ステー
ジのシフトレジスタから構成される。なおこのフ
アンクシヨンデータ転送回路7における各ステー
ジ内のアンド回路、オア回路及びデイレイフリツ
プフロツプ等は夫々別体のものであるが説明の便
宜上同一の機能を有するものには同一の符号を付
す。またこの回路7の各ステージのデイレイフリ
ツプフロツプDF26には全て周期1μsの2相
クロツクパルスφ,φが加えられており、全
て周期1μsで動作する。 ブロツクF1に含まれる各機能SS,ST,
FSS,UTを選択するフアンクシヨンスイツチか
らの信号が加えられるステージ7−12〜7−2
4はその詳細がステージ7−21に代表して示さ
れているようにロード制御用アンド回路A68、
クリア制御用アンド回路A67、シフト制御用ア
ンド回路A69を具えており、この各アンド回路
A67,A68,A69の出力をオア回路OR5
4を介してデイレイフリツプフロツプDF26の
データ入力に加え、このデイレイフリツプフロツ
プDF26の出力をアンド回路A67、オア回路
OR54を介して入力にフイードバツクするとと
もに次段のシフト制御用アンド回路A69に加え
るようになつている。 ステージ7−25〜7−27はチヤタリングの
影響を除去したフツトスイツチからの信号FS′、
ペダル鍵盤又は下鍵盤のキースイツチがオンして
いることを示すキーオン信号KON、自動ベース
コード機能であるシングルフインガー機能あるい
はフインガーコード機能あるいはカスタム機能の
いずれかが選択されていることを示す自動ベース
コード選択信号ABCが夫々加えられる。その詳
細はステージ7−25に代表して示してあるよう
にロード制御用アンド回路A68を具えておりこ
のアンド回路A68の出力と前段のデイレイフリ
ツプフロツプDF26の出力をオア回路OR54を
介してデイレイフリツプフロツプDF26に加え
るようになつている。ここでフツトスイツチ信号
FS′は、一定周期のパルス信号をインバータI
37を反転した信号が加えられる3ビツトのシフ
トレジスタ53の最終ビツトの信号がデータ入力
に加えられるデイレイフリツプフロツプDF10
0の出力と前述したフアンクシヨンデータメモリ
6−9に記憶された信号FSとアンド条件をとつ
たアンド回路A78の出力によりセツトされ、デ
イレイフリツプフロツプDF100の出力と信号
FSをインバータI200で反転した信号とのア
ンド条件をとつたアンド回路A200の出力によ
つてリセツトされるフリツプフロツプFF1の出
力を用い、信号FSからチヤタリングの影響を除
去したものである。またキーオン信号KONは後
に詳述するようにキーオンレジスタ37(第9
図)に一時保持された信号であり、自動ベースコ
ード選択信号ABCは前述したフアンクシヨンデ
ータメモリ6−1,6−2,6−3のいずれか1
つに信号“1”が記憶されていれば“1”となる
オア回路OR53からの信号である。またステー
ジ7−1〜7−7はその詳細が7−1,7−2に
示されているように、ロード制御用アンド回路A
68を具え、このアンド回路A68の出力及び前
段のデイレイフリツプフロツプDF26からの信
号をオア回路OR54を介してデイレイフリツプ
フロツプDF26に加えるようになつており、前
述したステージ7−25〜7−27と同様の構成
である。この各ステージ7−1〜7−7には夫々
後に詳述する第12図の回路からのノートデータ
N1〜N4及びオクターブデータB1〜B3が発生して
いることを示すオア回路OR74(第12図)か
らの信号B及び第9図のオア回路OR30からの
種類別データU〜ARPが発生していることを示
す信号K及び第10図に示したノートレジスタ3
5に信号が記憶されていることを示す信号LKM
が加えられている。なお上記各ステージ7−1〜
7−6に加えられる信号N1〜N4,B,Kは回路
のテスト用として用いられる。 ブロツクF1に含まれるフアンクシヨンスイツ
チの検出に続いてブロツクF2に含まれるフアン
クシヨンスイツチの検出が開始されると、ブロツ
ク検出回路2の検出回路14−2の出力F2Pは
オア回路OR33、インバータI20(第9図)
を介してクリア信号CLとしてノートレジスタ3
5(第10図)に加えられ、各ステージ35−1
〜35−12に保持されていたブロツクF1に関
するデータをクリアし、新らたにブロツクF2に
含まれるフアンクシヨンスイツチからの信号を読
み込み、これをフアンクシヨンデータ転送回路7
の各ステージ7−8〜7−20に加える。 各ステージ7−8〜7−20はその詳細がステ
ージ7−20に代行して示されているようにロー
ド制御用アンド回路A68、クリア制御用アンド
回路A67、シフト制御用アンド回路A69及び
各アンド回路A67,A68,A69の出力がオ
ア回路OR54を介して加えられるデイレイフリ
ツプフロツプDF26を具えており、前述したス
テージ7−21〜7−24と同一の構成からな
る。 ステージ7−21〜7−27及び7−1〜7−
7の各ロード制御用アンド回路A68はアンド回
路A71の出力によつて制御される。このアンド
回路A71には前述したフアンクシヨンデータメ
モリ6−1〜6−10の読み込みのタイミングを
与えるロード信号LF1及び同期信号SY33が加
えられている。ここで同期信号SY33は第14
図cに示すように2相クロツクパルスφA,φB
よつて決定される48μsのクロツクパルス時間
(第14図a、第8図a)のうち33μs目に発生
される信号であり、その周期はクロツクパルスφ
A,φBと同じく48μs、またパルス幅は1μsで
ある。従つてステージ7−21〜7−27及び7
−1〜7−7には信号LF1が加つているとき同
期信号SY33のタイミングで、加えられている
信号が読み込まれる。 またステージ7−8〜7−20のロード制御用
アンド回路A68はアンド回路A70の出力によ
つて制御される。このアンド回路A70には信号
LF2及び上記同期信号SY33が加えられてい
る。ここで信号LF2は第8図で示した制御信号
形成回路11で形成される。すなわち、この信号
LF2はデコーダ10のアンド回路A25の出力
である信号F2Tと信号TTPとのアンド条件を
とつたアンド回路A46の出力、すなわちノート
検出回路4(第6図)からブロツクF2のオンし
ているフアンクシヨンスイツチを示す信号が出力
されているステートS3の最後の48μsに出力され
るパルス信号をデイレイフリツプフロツプDF3
1で48μs遅延した信号である。従つてステージ
7−8〜7−20には、信号LF2が加つている
とき同期信号SY33のタイミングでライン41
〜52及びデイレイフリツプフロツプDF29か
ら加えられる信号が読み込まれる。 フアンクシヨンデータ転送回路7は各ステージ
7−1〜7−27に記憶した信号を順次シフトす
ることによりステージ7−1のデイレイフリツプ
フロツプDF26の出力からシリアルデータ信号
として出力する。フアンクシヨンデータ転送回路
7に送られるシフト信号はノア回路NR5,NR6
からなるフリツプフロツプによつて形成される。
すなわちノア回路NR5にはクロツクパルス時間
(第14図a)の7μs目に発生される同期信号
SY7(第14図b)が加えられており、ノア回
路NR6には前述した同期信号SY33(第14図
c)をデイレイフリツプフロツプDF27で1μ
s遅延した信号が加えられている。従つてノア回
路NR6の出力は第14図dに示すように同期信
号SY7を同期して立上り、同期信号SY33から
1μs遅延して立下る信号となる。この信号は各
ステージ7−1〜7−27のシフト制御用アンド
回路A69に加えられ、各ステージの信号を時計
方向に(7−27から7−1に向けて)順次シフ
トする。この順次シフトされる信号はステージ7
−1のデイレイフリツプフロツプDF26から出
力され、アンド回路A72の他の入力には上記ノ
ア回路NR6の出力が加えられている。従つてア
ンド回路72は機能LKM,BEAT,V2,V1
BV,R8〜R1、RV,SS,ST,FSS,UT,FS,
KON,ABCを示す信号の順からなるシリアルフ
アンクシヨンデータFDを同期信号SY7から順次
出力する。この信号FDはクロツクパルスφ
よつてゲートされるトランジスタTR30を介
し、インバータI201,I39を経て端子TFD
からフアンクシヨンデータFDとして送出され
る。なお、ノア回路NR6の出力及びアンド回路
A71の出力はノア回路NR4を介してステージ
7−21〜7−24のクリア制御用アンド回路A
67に加えられており、またノア回路NR6の出
力及びアンド回路A70の出力はノア回路NR3
を介してステージ7−8〜7−20のクリア制御
用アンド回路A67に加えられており、ロード時
及びシフト時は前に記憶されていた信号をクリア
するようになつている。 また同期信号SY33はクロツクパルスφ
よつてゲートされるトランジスタTR31を介
し、インバータI202,I38を経て、同期信
号SYとして送出される。 押圧した鍵を示すキーコードデータの発生 ブロツク検出回路2において、フアンクシヨン
スイツチを含むブロツクF1,F2の抽出が終る
と、ペダル鍵盤のキースイツチを含むブロツクP
が抽出され、これに応じてデコーダ10の(第9
図)のアンド回路A26から信号PTが出力され
る。今、自動ベースコード機能を選択する信号
SF,FC,CAがいずれもが選択されていないと
すると、ノア回路NR1の出力は“1”であり、
信号TTPが生じているときアンド回路A34の
アンド条件が成立する。このアンド回路A34の
出力はオア回路OR36を介し、キーデータ選択
信号SKNとしてキーコードレジスタ9(第12
図)に加えられる。 また下鍵盤のキースイツチを含むブロツクL1
〜L4が抽出されるとデコーダ10のアンド回路
A27から信号LTが出力され、上鍵盤のキース
イツチを含むブロツクU1〜U4が抽出されるとデ
コーダ10のアンド回路A28から信号UTが
夫々出力される。信号LT,UTはオア回路OR3
6を介し、キーデータ選択信号SKNとしてキー
コードレジスタ9に加えられる。 キーコードレジスタ9には前述したようにノー
ト検出回路4(第6図)から発生されるノートコ
ードNC1〜NC4が加えられる。このキーコードレ
ジスタ9のステージ9−1〜9−4は、その詳細
がステージ9−1に代表して示されているように
ロード制御用アンド回路A77及びその出力が加
えられるとデイレイフリツプフロツプDF36か
らなる回路と、ロード制御用アンド回路A78、
クリア制御用アンド回路A79及びアンド回路A
78,A79の出力がオア回路OR61を介して
加えられるデイレイフリツプフロツプDF37か
らなる回路と2つの回路からなり、この2つの回
路のうちアンド回路A78,A79、オア回路
OR61及びデイレイフリツプフロツプDF37か
らなる回路はここでは用いられず、後述する根音
を示すノートコードの読み込みに用いられる。な
おレジスタ9のステージ9−1〜9−4内のアン
ド回路、オア回路等は夫々別体のものであるが説
明の便宜上同一の機能をするものに対しては同一
の符号を付して説明する。 キーコードデータ選択信号SKNはキーコード
レジスタ9の各ステージの9−1〜9−4の各ロ
ード制御用アンド回路A77に加えられ各アンド
回路A77を動作可能にする。これにより加わる
ノートコードNC1〜NC4を各デイレイフリツプフ
ロツプDF36に加える。デイレイフリツプフロ
ツプDF36はこのノートコードNC1〜NC4を48
μs遅延させた後、夫々オア回路OR65〜OR6
8を介し、またオア回路65,66の各出力は更
にオア回路OR71,OR2を介して加算器12−
1〜12−4の入力Aに加えられる。 またキーコードレジスタ9のステージ9−5,
9−6にはブロツク検出回路2(第5図)から各
ブロツクL1〜L4,U1〜U4の抽出に応じて発生さ
れるオクターブコードOC1〜OC2が加えられる。
キーコードレジスタ9のステージ9−5,9−6
はこのオクターブコードOC1,OC2を一時保持す
るものである。すなわちオクターブコードOC1
OC2はキーコードレジスタ9のステージ9−5,
9−6の各オア回路OR62を介してデイレイフ
リツプフロツプDF39のデータ入力に加えら
れ、このデイレイフリツプフロツプDE39の出
力はアンド回路A80、オア回路OR62を介し
て入力にフイードバツクされるとともに、デイレ
イフリツプフロツプDF38に加えられており、
またアンド回路A80の他の入力にはステートS3
を示す信号TT3が加えられている。従つて加えら
れたオクターブコードOC1,OC2はステートS3
間だけ保持されるようになつている。なおレジス
タ9のステージ9−5,9−6は同一の構成から
なり、その詳細はステージ9−5に代表して示さ
れている。 ここでキーコードレジスタ9のステージ9−
5,9−6に保持される信号は2ビツトの信号で
あるが、この信号は次のようにして3ビツトの信
号に変換される。すなわち、ステージ9−5の出
力はノア回路NR7で反転されることによつて第
1ビツトの信号B1となり、またステージ9−
5,9−6の出力は排他オア回路ER5によつて
排他オア条件がとられることによつて第2ビツト
の信号B2となり、さらにステージ9−5,9−
6の出力をアンド回路A90でアンド条件をとる
ことにより第3ビツトの信号B3となる。この第
1ビツトの信号B1、第2ビツトの信号B2、第3
ビツトの信号B3をオクターブコードOC1,OC2
の関係のもとに表に示すと第6表のようになる。
【表】 第1ビツトの信号B1は加算器12−5の入力
Aに加えられ、第2ビツトの信号B2は加算器1
2−6の入力Aに加えられる。 加算器12−1〜12−6は入力Aに加わる信
号と入力Bに加わる信号とを加算する。ところで
このとき加算器12−1〜12−4の入力Bには
信号が加えられていない。従つて、加算器12−
1〜12−4からは加えられた信号がそのまま出
力される。ただし、キーコードレジスタ9のステ
ージ9−1〜9−4の出力が低音側のC音「C
L」を示すノートコードNC4〜NC1“1100”であ
るときにはオア回路OR65の出力をインバータ
I43で反転した信号、オア回路66の出力をI
44で反転した信号及びオア回路OR67,OR6
8の出力が加わるアンド回路A89のアンド条件
が成立し、信号“1”をオア回路OR71,OR7
2を介して加算器12−1,12−2の夫々の入
力Aに加え、加算器12−1〜12−4の入力A
に加わるコード信号NC4〜NC1を高音側のC音
「C」を示すコード信号“1111”に変換する。ま
たこのときアンド回路A89の出力“1”は加算
器12−5,12−6の入力Bに加わり、オクタ
ーブを表わす第1ビツトの信号及び第2ビツトの
信号に“1”を加算する。 加算器12−1,12−2の出力はアンド回路
A92,A93を介してデイレイフリツプフロツ
プDF40,DF41に加えられ、加算器12−
3,12−4の出力は直接デイレイフリツプフロ
ツプDF42,DF43に加えられる。ここで加算
器12−1〜12−4の出力が高音側のC音
「C」を示すコード信号“1111”であるときには
加算器12−1〜12−4の各出力が加わるナン
ド回路NA1の出力は“0”となり、アンド回路
A92,A93を不動作として低音側のC音「C
L」を示すコード信号“1100”に変換する。 また、加算器12−5,12−6の出力は夫々
デイレイフリツプフロツプDF44,DF45に加
えられ、アンド回路A90の出力はデイレイフリ
ツプフロツプDF46に加えられる。 このようにしてデイレイフリツプフロツプDF
40〜DF43からはノートを示すノートデータ
N1〜N4が出力され、デイレイフリツプフロツプ
DF44〜DF46からはオクターブを示すオクタ
ーブデータB1〜B3が発生される。 例えばキーコードレジスタ9のステージ9−4
〜9−1に低音側のC音「CL」を示すノートコ
ードNC4〜NC1“1100”が読み込まれ、キーコ
ードレジスタ9のステージ9−6,9−5に第1
オクターブを示すオクターブコードOC2,OC1
“00”が読み込まれたとする。このときはアンド
回路A89のアンド条件が成立し、加算器12−
4〜12−1の入力Aにはコード信号“1111”が
加えられ、加算器12−4〜12−1の出力
“1111”はナンド回路NA1のナンド条件が成立す
ることによつて再びコード信号“1100”に変換さ
れる。またこのとき加算器12−6,12−5の
入力Aには信号“10”が加えられ、入力Bには
“11”が加えられる。従つて加算器12−6,1
2−6の出力は“00”となる。またこのときアン
ド回路A90の出力は“0”である。従つてデイ
レイフリツプフロツプDF43〜DF40からはノ
ートデータN4〜N1“1100”が出力され、デイレ
イフリツプフロツプDF46〜DF44からはオク
ターブデータB3〜B1“000”が出力される。すな
わち、低音側のC音「CL」を示すノートコード
NC4〜NC1がキーコードレジスタ9のステージ9
−1〜9−6に読み込まれたときは、ノートを示
すノートデータN4〜N1は“1100”となり、オク
ターブを示すオクターブデータB3〜B1は“000”
となる。 また、高音側のC音「C」を示すノートコード
NC4〜NC1“1111”が読み込まれたときはナンド
回路NA1のナンド条件が成立し、ノートデータ
N4〜N1は“1100”となる。しかしこのとき加算
器12−5,12−6の入力Bには信号は加わら
ないので、オクターブを表わすオクターブデータ
B1〜B3は変化しない。このようにして形成され
たノートデータN4〜N1とオクターブデータB3
B1は7ビツトのキーコードデータKCとしてチヤ
ンネルプロセツサ200(第1図)に送出され
る。 コード検出 自動ベースコード機能の1つであるフインガー
コード機能(FC)またはカスタム機能(CA)が
選択された場合は下鍵盤で押圧された複数鍵の音
程関係からその押圧された鍵によつて構成される
コードの種類を検出する。ブロツク検出回路2
(第5図)によつてフアンクシヨンスイツチを含
むブロツクF2の抽出がされると、48μsの信号
F2Pがオア回路OR33、インバータI20
(第9図)を介してクリア信号CLとしてノートレ
ジスタ35(第10図)に加えられ各ステージ3
5−1〜35−12に保持されている信号をクリ
アする。また下鍵盤のキースイツチを含むブロツ
クL1〜L4が抽出され、この抽出に応じてノート
検出回路4(第6図)の出力ライン21〜33か
らオンしているキースイツチのノートを示す信号
が出力されると、デコーダ10(第9図)のアン
ド回路A27から信号LTが出力される。この信
号LTはアンド回路OR34を介し、ロード信号
LLとしてノートレジスタ35に加えられる。ノ
ートレジスタ35はノート検出回路4の出力ライ
ン21〜32に順次生じるオンしている下鍵盤の
キースイツチのノートを示す信号を対応するステ
ージ35−1〜35−12に読み込み、これを記
憶する。なお、クリア信号CLはブロツク検出回
路2の自動ベースコード処理用回路15−1から
信号A1Pが出力されるまで発生されないのでノ
ートレジスタ35はオンしているキースイツチの
属するブロツクL1〜L4に関係なく全て読み込ま
れる。なお、高音側のC音「C」に対応するキー
スイツチを検出する検出回路17−13の出力は
低音側のC音「CL」に対応するステージ35−
1に読み込まれるようになつている。すなわち、
検出回路17−13(第6図)の出力はアンド回
路A15に加えられる。アンド回路A15の他の
入力にはデコーダ10のアンド回路A24,A2
5の出力である信号F1T,F2Tをオア回路
OR31を介し、インバータI19で反転した信
号、すなわち、フアンクシヨンスイツチを含むブ
ロツクF1,F2以外のブロツクの検出が行われ
ているとき“1”となる信号が加えられてい
る。従つて下鍵盤のキースイツチの検出時にはア
ンド回路A15は動作可能となり、検出回路17
−13の出力はアンド回路A15、ライン20、
オア回路OR45(第10図)を介してノートレ
ジスタ35のステージ35−1のロード制御用ア
ンド回路A48に加えられる。 このようにしてノートレジスタ35には下鍵盤
のオンしているキースイツチのノートを示す信号
が対応するステージ35−1〜35−12に全て
読み込まれ、記憶される。下鍵盤のキースイツチ
を含むブロツクの抽出が終り、アンド回路A27
(第9図)からの信号LTが無くなるとロード信号
LLは“0”となり、以後発生する上鍵盤のオン
しているキースイツチのノートを示す信号はノー
トレジスタ35には読み込まない。 上鍵盤のキースイツチを含むブロツクの抽出が
終り、ブロツク検出回路2に設けられた自動ベー
スコード処理用回路15−1から信号A1Pが出
力されると、48μs遅延してデコーダ10のアン
ド回路A29から信号A1Tが出力される。この
信号A1Tはオア回路OR32を介し、シフト信
号SLとしてノートレジスタ35の各ステージ3
5−1〜35−12のシフト制御用アンド回路A
47に加えられる。また信号A1Tはオア回路
OR33、インバータI20を介し、クリア信号
CLとしてノートレジスタ35に加えられる。従
つてノートレジスタ35は48μsのクロツクパル
スに同期して各ステージ35−1〜35−12に
記憶している信号、すなわち下鍵盤のオンしてい
るキースイツチのノートを示す信号を順次右方に
シフトし、48×12μs後にはステージ35−12
に記憶されていた信号はステージ35−1に移さ
れる。 ノートレジスタ35において、ステージ35−
1に記憶されている信号に対して、各ステージ3
5−1〜35−12に保持されている信号は所定
の音程関係にある。すなわちステージ35−1の
出力は完全1度、ステージ35−2の出力は短2
度、ステージ35−3の出力は長2度、ステージ
35−4の出力は短3度、ステージ35−5の出
力は長3度、ステージ35−6の出力は完全4
度、ステージ35−7の出力は減5度、ステージ
35−8の出力は完全5度、ステージ35−9の
出力は短6度、ステージ35−10の出力は長6
度、ステージ35−11の出力は短7度、ステー
ジ35−12の出力は長7度の音程関係にある。 従つて、ノートレジスタ35のシフト時におけ
る各ステージ35−1〜35−12の出力から下
鍵盤で押鍵されたコードの種類を検出することが
できる。このコードの検出においては、ステージ
35−1の出力である完全1度音程の音を示す信
号IN1、ステージ35−3の出力をインバータI
27で反転した長2度音程の音がないことを示す
信号IN、ステージ35−4の出力である短3
度音程の音を示す信号IN3b、ステージ35−6
の出力をインバータI26で反転した完全4度音
程の音がないことを示す信号IN、ステージ3
5−7の出力をインバータI25で反転した減5
度音程の音がないことを示す信号IN5ステージ
35−7の出力である減5度音程の音を示す信号
IN5b、ステージ35−8の出力である完全5度
音程の音を示す信号IN5、ステージ35−10の
出力をインバータI24で反転した長6度音程の
音がないことを示す信号IN、ステージ35−
11の出力である短7度音程の音を示す信号
IN7bが用いられ、アンド回路A52,A53,
A54,A55によつて行われる。 アンド回路A52は短7度、減5度、短3度音
程の音を含むコードを検出するためのものであ
り、アンド回路A52の条件を論理式で示すと ・SL・IN1・IN・IN3b・IN・IN5b・IN
・IN7b ………(1) となる。すなわち1度音程、短3度音程、減5度
音程、短7度音程の鍵が同時に押鍵されていると
きに長2度音程、完全4度音程、長6度音程の鍵
が押圧されていないことが検出の条件となつてい
る。なお、信号SLはシフト信号、信号は後
述するコード検出信号メモリ40の出力をインバ
ータI28で反転した信号であり、まだコードの
検出がなされていないことを示す信号である。 アンド回路A53は短7度音程の音を含むコー
ド(セブンスコードあるいはマイナセブンスコー
ド)を検出するためのものであり、アンド回路A
53の条件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN・IN・IN5・IN
IN7b ………(2) となる。すなわち1度音程、短7度音程の鍵が同
時に押鍵されているとき、長2度音程、完全4度
音程、減5度音程、長6度音程の鍵が押鍵されて
いないことが条件となつている。 アンド回路A54は完全5度音程の音を含むコ
ード(メジヤコードあるいはマイナコード)を検
出するためのものであり、アンド回路A54の条
件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN・IN・IN5・IN5・IN
………(3) となる。すなわち1度音程、完全5度音程の鍵が
同時に押鍵されているとき、長2度音程、完全4
度音程、減5度音程、長6度音程の鍵が押鍵され
ていないことが条件となつている。 ノートレジスタ35のシフト時において、上述
の論理式(1)、(2)、(3)のいずれかが成立すると、そ
の時点でアンド回路A52,A53,A54の出
力が加わるオア回路OR50から48μs幅のコー
ド検出信号CHが出力される。 コード検出信号CHはアンド回路A58,A5
9,A60に加えられ、アンド回路A58,A5
9、A60を動作可能にする。これによりアンド
回路A58,A59,A60からコードの種類を
表わす信号7b,3b,5bが発生される。すな
わちコード検出信号CHが出力されたとき、ステ
ージ35−11から短7度音程の音を示す信号
IN7bが出力されているとアンド回路A58のア
ンド条件が成立しオア回路OR48から短7度音
程の音を含むコード(セブンスコード)を表わす
セブンス検出信号D7が出力される。コード検出
信号CHが出力されたとき、ステージ35−4か
ら短3度を示す信号IN3bが出力されているとア
ンド回路A59のアンド条件が成立し、オア回路
OR49から短3度音程の音を含むコード(マイ
ナコード)を表わすマイナ検出信号Dmが出力さ
れる。コード検出信号CHが出力されているとき
アンド回路A52から信号が出力されているとア
ンド回路A60のアンド条件が成立し、アンド回
路A60から短7度音程、減5度音程、短3度音
程を含むコード(デミニツシユコード)を示すデ
ミニツシユ検出信号Ddが出力される。 またコード検出信号CHはコード検出信号メモ
リ40に加えられる。コード検出信号メモリ40
は、コード検出信号CHが加えられるとこの信号
をオア回路OR43を介してデイレイフリツプフ
ロツプDF23に加え、デイレイフリツプフロツ
プDF23の出力をアンド回路A50、オア回路
OR43を介して入力にフイードバツクすること
によりコード検出信号CHを一時記憶するもので
ある。コード検出信号メモリ40の出力はインバ
ータI28で反転され、前述したアンド回路A5
2〜A54に加えられる。これはノートレジスタ
35のシフトにおいて、前記論理式(1)、(2)、(3)の
いずれかが満足されコード検出信号CHが1度出
力されるとアンド回路A52〜A54を動作不能
とし、再び論理式(1)、(2)、(3)のいずれかが満足し
てもコード検出信号CHを出力しないようにする
ためである。すなわち最初に検出されたコードが
優先され、その後はコード検出が行われないよう
になる。 このコード検出信号メモリ40のアンド回路A
50には第16図に示す回路によつて形成された
信号CCLがインバータI60で反転した信号
が加えられており、この信号によつて
コード検出信号メモリ40の記憶はクリアされる
ようになつている。信号CLLは第16図に示す
ようにメモリ機能が選択されていることを示す信
号MM(第11図のアンド回路A66の出力)を
インバータI203で反転した信号とブロツ
ク検出回路2の自動ベースコード処理用回路15
−1の出力A1Pのアンド条件をとつたアンド回
路A201の出力及び、信号MMをデイレイフリ
ツプフロツプDF101に加え、このデイレイフ
リツプフロツプDF101の出力をインバータI
204で反転した信号と信号MMとのアンド条件
をとつたアンド回路A202の出力、すなわち信
号MMの立上りの48μsの間だけ“1”となる信
号MMPとチヤンネルプロセツサ200(第1
図)から送られた下鍵盤の鍵が新らたに押圧され
たことを示す信号LKNKとが加えられたオア回路
OR101の出力をオア回路102に加えて得た
ものである。すなわち信号CCLを論理式で示す
と CCL=A1P・+MMP+LKNK となる。 従つてコード検出信号メモリ40は、メモリ機
能が選択されていない場合はブロツク検出回路2
の自動ベースコード処理用回路15−1から信号
A1Pが出力される毎にクリアされ、またメモリ
機能が選択されている場合は信号MMの立上り部
でクリアされるが信号A1Pによつてはクリアさ
れない。なお下鍵盤で新たに鍵が押圧されたとき
にはメモリ機能が選択されているいないにかかわ
らずコード検出信号メモリ40はクリアされる。 アンド回路A55(第10図)はコードが成立
しない場合に用いられるノンコード信号Nを発生
させるためのものである。アンド回路A55の条
件は論理式で示すと ・SL・IN1 ………(4) となる。ここで信号はノンコード信号メモ
リ36の出力をインバータI29で反転したもの
であり、まだノンコード信号Nが発生されていな
いことを示す信号である。 従つてアンド回路A55はノートレジスタ35
のシフトによつてステージ35−1から最初に信
号IN1が出力されると成立し、ノンコード信号NC
を出力する。この信号Nはノンコード信号メモリ
36に加えられる。ノンコード信号メモリ36は
ノンコード信号Nが加えられるとこの信号をオア
回路OR44を介してデイレイフリツプフロツプ
DF24に加え、このデイレイフリツプフロツプ
DF24の出力をアンド回路A51、オア回路OR
44を介して入力にフイードバツクすることによ
りノンコード信号Nを一時記憶するものである。
ノンコード信号メモリ36のデイレイフリツプフ
ロツプDF24の出力はインバータI29で反転
され、アンド回路A55に加えられる。すなわち
最初に出力されたノンコード信号Nのみ優先され
るようになつている。 このコード検出信号CH及びノンコード信号N
は後述する根音の検出に用いられる。なお、ノン
コード信号メモリ36のアンド回路A51にはブ
ロツク検出回路2(第5図)の自動ベース処理用
回路15−1,15−2の各出力A1P,A2P
がオア回路OR15、インバータI30を介して
加えられており、ノンコード信号メモリ36の記
憶は信号A1P,A2Pが出力される毎にクリア
される。 自動ベースコード処理用回路15−2から信号
A2Pが出力されるとデコーダ10(第9図)の
アンド回路A30から信号A2Tが出力される。
この信号A2Tはオア回路OR32を介し、シフ
ト信号SLとしてノートレジスタ35に加えられ
る。従つてノートレジスタ35の各ステージ35
−1〜35−12に記憶された信号は再び右方に
シフトされる。これにより前述と同様にしてコー
ド検出信号CH、ノンコード信号Nが発生され
る。しかし、ここではコード検出信号CHは用い
られない。すなわちフインガーコード機能又はカ
スタム機能が選択された場合において、コードが
検出されなかつたときのみ仮根音を検出するため
にノンコード検出信号Nが用いられる。 根音の検出 フインガーコード機能が選択された場合におい
て根音の検出はコード検出信号CH又はノンコー
ド検出信号Nを用いて行われる。ブロツク検出回
路2(第5図)の自動ベースコード処理用回路1
5−1から信号A1Pが出力されると(第15図
1参照)、この信号A1Pはオア回路OR15を介
し、信号APとしてノート検出回路4(第6図)
の各検出回路17−7〜17−12のオア回路
OR16に加えられ、検出回路17−1〜17−
12の出力ライン21〜32から各ノートを示す
信号が順次出力される(第15図3〜14参
照)。このとき前述したノートレジスタ35には
シフト信号SLが加えられ、各ステージ35−1
〜35−12に記憶された信号が順次右方にシフ
トされる。ここで検出回路17−1〜17−12
からの信号の発生は48μs毎に行われ、またノー
トレジスタ35のシフトは48μs毎に行われるの
で両者は完全に同期している。例えば最初にステ
ージ35−2に記憶されていたノートC#を示す
信号がステージ35−1にシフトされ、ステージ
35−1から信号IN1が出力されると、これに同
期してノート検出回路4の検出回路17−2の出
力ライン22からノートC#を示す信号が出力さ
れる。また最初にステージ35−5に記憶されて
いたノートEを示す信号がステージ35−1まで
シフトされ、ステージ35−1から信号IN1が出
力されると、これに同期してノート検出回路4の
検出回路17−5の出力ライン25からノートE
を示す信号が出力される。すなわち、ノート検出
回路4からはノートレジスタ35のステージ35
−1から出力される信号IN1に同期して当該ノー
トを示す信号が出力される。従つてコード検出時
点でノート検出回路4から出力される信号を検出
すれば、この信号はコード成立時における完全一
度音程の音、すなわち根音にほかならない。 ノートレジスタ35の出力が前述した論理式
(1)、(2)、(3)のいずれかを満足し、オア回路OR5
0からコード検出信号CHが出力されると、この
信号は制御信号形成回路11(第9図)のアンド
回路A37に加えられる。アンド回路A37の他
の入力にはフアンクシヨンデータメモリ6−2
(第11図)に記憶されたフインガコード機能が
選択されていることを示す信号FC及び自動ベー
スコード処理用回路15−1による処理時間であ
ることを示す信号A1Tが加えられている。従つ
てアンド回路A37はコード検出信号CHが加わ
ると動作可能となり、信号“1”を出力し、この
信号“1”はオア回路OR38を介し、根音ロー
ドLKNとしてキーコードレジスタ9(第12
図)のステージ9−1〜9−4の各アンド回路A
78に加えられる。これにより各アンド回路A7
8は動作可能となり、このときノート検出回路4
のエンコーダ34から出力されているノトコード
NC1〜NC4を根音を示すノートコードとしてオア
回路OR61を介してデイレイフリツプフロツプ
DF37のデータ入力に加える。このデイレイフ
リツプフロツプDF37の出力はアンド回路A7
9、オア回路R61を介してデイレイフリツプフ
ロツプDF37の入力にフイードバツクされ、加
えられた根音を示すノートコードNC1〜NC4を保
持する。なおアンド回路A79の他の入力には根
音ロード信号LKNをインバータI41で反転し
た信号が加えられており、根音ロード信号LKN
が加えられるとそれまで記憶されていた根音を示
すノートコードはクリアされる。 またアンド回路A37(第9図)の出力はオア
回路OR39を介し、Qメモリ39に加えられ
る。Qメモリ39は加えられた信号をオア回路
OR60を介してデイレイフリツプフロツプDF3
5に加え、このフリツプフロツプDF35の出力
をアンド回路A76、オア回路OR60を介して
入力にフイードバツクするようになつており、加
えられた信号を記憶する。 ところで、ノートレジスタ35のシフトにおい
て論理式(1)、(2)、(3)が1回も成立しないとコード
検出信号CHは発生しないので、根音を検出する
ことができない。このときはノートレジスタ35
に記憶された信号のうち、最右方にある信号すな
わち最も低音側の信号の示すノートの音が仮根音
として検出される。このときの仮根音の検出は自
動ベースコード処理用回路15−2から信号A2
P(第15図2参照)が出力され、ノートレジス
タ35が再びシフトされたとき出力されるノンコ
ード信号Nを用いて行われる。すなわちノートレ
ジスタ35のシフトにおいて最右方のステージに
記憶された信号がステージ35−1までシフトさ
れると、アンド回路A55のアンド条件が成立し
ノンコード信号Nが出力される。またこのときノ
ート検出回路4からは最右方のステージに記憶さ
れていた信号のノートを示す信号が出力される。 ノンコード信号Nはアンド回路A36(第9
図)に加えられる。アンド回路A36の他の入力
には前述したQメモリ39の出力をインバータI
21で反転した信号、すなわちコードが成立しな
かつたことを示す信号と、フインガーコード機能
を選択するFCと自動ベースコード処理用回路1
5−2の出力A2Pに基づく信号A2P(第15
図16参照)が加えられている。従つて、このと
きアンド回路A36のアンド条件が成立し、信号
“1”を出力する。この信号“1”はオア回路OR
38を介し、根音ロード信号LKNとして、キー
コードレジスタ9(第12図)に加えられる。こ
れによりキーコードレジスタ9はこのときノート
検出回路4のエンコーダ34から発生されている
ノートコードNC1〜NC4を仮根音を示す信号とし
て読み込む。 なお、前述したようにメモリ機能が選択された
場合は、一旦コード検出信号CHが発生され、こ
の信号CHがコード検出信号メモリ40(第10
図)に記憶されると、この記憶は新らたに鍵が押
圧されない限りクリアされないようになつている
ので例え一部の鍵を離鍵し、これによつて残りの
鍵が新らたなコードを形成してもコード検出信号
CHが生じない。これによつてアンド回路A37
(第9図)のアンド条件は成立しないので根音の
検出は行われない。 シングルフインガー機能が選択された場合は、
下鍵盤で押鍵された音が根音とされる。この場合
の根音の検出はノンコード信号Nを用いて行われ
る。シングルフインガー機能が選択されている場
合は下鍵盤では単一の鍵が押圧される。ノートレ
ジスタ35のシフトにおいてこの鍵のノートを示
す信号がステージ35−1までシフトされるとノ
ンコード信号Nが発生される。このノンコード信
号はアンド回路A38(第9図)に加えられる。
アンド回路A38の他の入力にはシングルフイン
ガー機能を選択する信号SFと自動ベースコード
処理用回路15−1の出力A1Pに基づく信号A
1Tが加えられている。従つてこのときアンド回
路A38のアンド条件が成立し、信号“1”を出
力する。この信号“1”はオア回路OR38を介
し、根音ロード信号LKNとして、キーコードレ
ジスタ9(第12図)に加えられる。これにより
キーコードレジスタ9はこのときノート検出回路
4のエンコーダ34から発生されているノートコ
ードNC1〜NC4を根音を示す信号として読み込
む。 カスタム機能が選択された場合は、ペダル鍵盤
で押鍵された音が根音とされる。ブロツク検出回
路2でペダル鍵盤のキースイツチを含むブロツク
Pが抽出され、デコーダ10のアンド回路A26
(第9図)から信号PTが出力されるとこの信号
PTはアンド回路A35に加えられる。アンド回
路A35の他の入力にはカスタム機能を選択する
信号CAとステートS3の最後の48μsの間“1”
となる信号TTPが加えられている。従つてアン
ド回路A35はノート検出回路4からペダル鍵盤
で押圧された鍵盤のノートを示す信号が出力され
ているときアンド条件が成立し、信号“1”を出
力する。この信号“1”はオア回路OR38を介
し、根音ロード信号LKNとしてキーコードレジ
スタ9(第12図)に加えられ、このときノート
検出回路4のエンコーダ34から出力されている
ノートコードNC1〜NC4が、根音を示す信号とし
て読み込まれる。 フインガーコード機能が選択された場合のキーコ
ードデータの発生 フインガーコード機能が選択された場合は、下
鍵盤で押鍵された複数の音に基づいて、自動コー
ド演奏及び自動ベース演奏が行なわれる。すなわ
ち自動コード演奏を行うためのコード音を示すキ
ーコードデータは実際に押圧された下鍵盤のキー
スイツチからの信号に基づき発生され、自動ベー
ス演奏を行なうためのベース音を示すキーコード
データは前述のようにしてキーコードレジスタ9
(第12図)に読み込まれた根音を示すノートコ
ードNC1〜NC4及びオクターブコードOC1,OC2
と、コード検出回路5(第10図)から発生され
るコードの種類を示す信号D7またはDnまたは
Ddに基づき形成される。 下鍵盤で押圧されている鍵の音が所定のコード
を形成していると、コード検出回路5からコード
検出信号CHが発生され、これに応じて制御信号
形成回路11(第9図)のアンド回路A37のア
ンド条件が成立し、オア回路OR38から根音ロ
ード信号LKNが出力される。この根音ロード信
号LKNはキーコードレジスタ9に加えられる。
またアンド回路A37の出力はオア回路OR4
1、オア回路OR57を介してデイレイフリツプ
フロツプDF32に加えられ、48μs遅延された
後に自動ベースコード用データ選択信号AKDと
してアンド回路A85(第12図)に加えられ
る。アンド回路A85の他の入力には、後述する
シフトレジスタ54(第13図)からのベースパ
ターンを示す信号T1,T2,T4,T8、及びフアン
クシヨンデータメモリ6−5(第11図)からの
コンスタント機能が選択されていることを示す信
号CONとが加わるオア回路OR88(第13図)
の出力信号 TBが加えられている。従つてアンド
回路A85はベースパターンT1,T2,T4,T8
生じているかあるいはコンスタント機能が選択さ
れていときそのアンド条件が成立し、信号“1”
をオア回路OR64を介してアンド回路A81,
A82,A83,A84に加え、アンド回路A8
1〜A84を動作可能にする。 アンド回路A81〜A84の他の入力にはキー
コードレジスタ9のステージ9−1〜9−4の出
力が加えられており、キーコードレジスタ9に一
時保持されている根音のノートを示すノートコー
ドNC1〜NC4をアンド回路A81〜A84、オア
回路OR65〜OR68を夫々介して加算器12−
1〜12−4の入力Aに加える。またこのときア
ンド回路A85の出力AKD・TBは第9図のオア
回路OR29に加えられ、デイレイフリツプフロ
ツプDE17からベース音(ペダル鍵盤の音)を
示す信号Pをチヤンネルプロセツサ200(第1
図)に送出する。 加算器12−1〜12−4の入力Bには従音形
成用データSD1〜SD4が加えられている。この従
音形成用データSD1〜SD4は所定の音程を表わす
信号であり、従音形成用データ発生回路13(第
13図)において形成される。 フアンクシヨンデータ転送回路7(第11図)
から転送されたフアンクシヨンデータに応じて制
御データ記憶装置300(第1図)から読み出さ
れた各種リズム等のパターンに関連したタイミン
グを示す制御データは反転シリアル信号の形
で端子 Tに加えられる。この信号はインバ
ータI49で反転され、信号PDとなり、シフト
レジスタ54に加えられる。このシフトレジスタ
54は2相クロツクφ,φによつて動作する
ようになつており、クロツクφ,φに同期し
て各ステージ54−1〜54−17に各制御デー
タを順次読み込む。ここでステージ54−14〜
54−17に読み込まれる信号は回路のテスト用
信号Tx3,Tx2,Tx1,Tx0であり、ステージ54
−10〜54−13に読み込まれる信号はベース
パターンを示す4ビツトの信号T8,T4,T2,T1
であり、ステージ54−8,54−9に読み込ま
れる信号はコード音の発音タイミングを示すコー
ドタイミング信号Tc′,Tcで、信号Tc′は特にル
ンバ用の時間の長い信号であり、ステージ54−
7に読み込まれる信号は自動リズム演奏装置(デ
ジタルストーンジエネレータ400(第1図)内
に設けられる)がオンしていることを示すリズム
オン信号RHYであり、ステージ54−6に読み
込まれる信号はスローロツク用信号SRであり、
ステージ54−2〜54−5に読み込まれる信号
はアルペジオパターンを示す信号Ar4,Ar3
Ar2,Ar1であり、ステージ54−1に読み込ま
れる信号はテスト用の信号TESTである。なお上
記信号のうちアルペジオパターンを示す信号
Ar4,Ar3,Ar2,Ar1、スローロツク用信号SR、
コードタイミング信号Tc′はチヤンネルプロセツ
サ200(第1図)に設けられた自動アルペジオ
演奏装置等で用いられるもので、図示した回路内
では用いられないので詳細な説明は省略する。 シフトレジスタ54の各ステージ出力はトラン
ジスタTR11〜TR27に加えられ、トランジスタ
TR11〜Tr27は、同期信号SY48をデイレイフリ
ツプフロツプDF51で1μs遅延した信号及び
同期信号SY48をトランジスタTR10によつて1
μsのパルスφでゲートした信号が加わるアン
ド回路A120の出力によつてゲート制御されて
いる。従つてトランジスタTR11〜TR27はクロツ
クパルスφの最初の1μsの間だけオンし、シフ
トレジスタ54の各ステージに読み込まれた信号
を1μs幅の信号として出力し、そしてアンド回
路A120の出力が“0”となつた後はその状態
がホールドされる。 他方、コード検出回路5(第10図)で発生さ
れたコードの種類を表わすセブンス検出信号
D7、マイナ検出信号Dm、デミニツシユ検出信号
Ddは夫々コードメモリ55−1,55−2,5
5−3に加えられる。コードメモリ55−1〜5
5−3にはその詳細がコードメモリ55−3に代
表て示されているように加えられた信号をオア信
号OR75を介してデイレイフリツプフロツプDF
47に加え、デイレイフリツプフロツプDF47
の出力をアンド回路A49、オア回路OR75を
介して入力にフイードバツクすることにより信号
を記憶するものである。なお、アンド回路A94
の他の入力には第16図に示した回路で形成され
た信号CMCLが加えられており、コードメモリ5
5−1〜55−3に記憶された信号はこの信号
CMCLによつてクリアされるようになつている。
信号CMCLは第16図に示すようにメモリ機能が
選択されていないことを示す信号とシングル
フインガ機能が選択されていることを示す信号
SDが加えられるオア回路OR13の出力とブロツ
ク検出回路2の自動アルペジオ処理用回路16の
出力ARPとのアンド条件をとつたアンド回路A
203の出力及び、前述したオア回路OR101
の出力及び信号SFをインバータI205で反転
した信号とのアンド条件をとつたアンド回路
A204の出力をノア回路NR20を介して取り
出したものである。すなわち信号CMCLを論理式
で示すと CMCL= ・(〓〓+)+(+)・〓
〓 となる。 従つてコードメモリ55−1〜55−3は、メ
モリ機能が選択されてない場合はブロツク検出回
路2の自動アルペジオ処理用回路16から信号
ARPが出力される毎にクリアされ、またシング
ルフインガ機能が選択されている場合も同様に信
号ARPが出力される毎にクリアされる。しかし
メモリ機能が選択されている場合には信号MMの
立上り部でコードメモリ55−1〜55−3はク
リアされるが信号ARPによつてはクリアされな
い。また下鍵盤で新らたに鍵が押圧されたときに
はシングルフインガ機能が選択されていないとい
う条件でコードメモリ55−1〜55−3はクリ
アされる。 従音形成用データSD1〜SD4はシフトレジスタ
54から読み出されたベースパターンを示す信号
T1,T2,T4,T8に応じて発生される。ベースパ
ターンを示す信号T1〜T8は4ビツトのコード信
号からなり、信号T1〜T8によつて発音する従音
の根音に対する音程が指定される。 ベースパターンを示す信号T1〜T8が発生され
ると、この信号T1〜T8はオア回路OR88を介
し、信号 TBとして出力される。そして、この信
TBはインバータI61で反転されてアンド回
路A97に加えられ、またこの信号 TBはデイレ
イフリツプフロツプDF49で48μs遅延された
後、アンド回路A97の他の入力に加えられる。
従つてアンド回路A97の出力は信号 TBの最後
の48μsの間のみ“1”となりこの信号はインバ
ータI26、アンド回路A95、オア回路OR7
6、インバータI47を介してアンド回路A12
2に加えられる。アンド回路A122の他の入力
にはアンド回路A85(第12図)の出力信号
AKD・TBが加えられている。従つて、このとき
アンド回路A122のアンド条件は成立し、信号
“1”をアンド回路A100〜A112に加え、
アンド回路A100〜A112を動作可能にす
る。 アンド回路A100〜A112にはベースパタ
ーンを示す信号T1,T2,T4,T8又はこの信号
T1,T2,T4,T8を夫々インバータI58,I5
7,I56,I55で反転した信号が加えられて
いる。またアンド回路A100〜A112には
夫々コードメモリ55−1〜55−3に記憶され
ている検出コードの種類を表わす信号D7,Dm,
Ddに基づく信号が加えられている。従つて加え
られるベースパターンを示す信号T1,T2,T4
T8及びコードメモリ55−1〜55−3に記憶
されている信号D7,Dm,Ddに応じてアンド回路
A100〜A112のうちの所定のアンド回路の
アンド条件が成立し、信号“1”を出力する。 例えば検出コードの種類が短7度音程を含むセ
ブンスコードであり、コードメモリ55−1にセ
ブンス検出信号D7が記憶され、コードメモリ5
5−2,55−3には信号が記憶されていない場
合、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8
“1000”のときは、オア回路84を介して出力さ
れるコードメモリ55−2からの信号“0”をイ
ンバータI51で反転した信号“1”が加えられ
るアンド回路A100及びベースパターン信号
T1,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路A10
1の2つのアンド回路のアンド条件が同時に成立
する。またベースパターン信号T1,T2,T4,T8
が“0100”のときはオア回路OR83を介して出
力されるコードメモリ55−3からの信号“0”
をインバータI50で反転した信号“1”が加わ
るアンド回路A102及びベースパターン信号
T1,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路A10
3の2つのアンド回路のアンド条件が同時に成立
する。またベースパターン信号T1,T2,T4,T8
が“1100”のときはインバータI50の出力が加
わるアンド回路105のアンド条件が成立し、ベ
ースパターン信号T1,T2,T4,T8が“0010”の
ときはインバータI51の出力またはインバータ
I50の出力とオア回路OR58を介して加わる
コードメモリ55−1からの信号のアンド条件を
とつたアンド回路A121の出力がオア回路OR
86を介して加わるアンド回路A106のアンド
条件が成立し、ベースパターン信号T1,T2
T4,T8が“1010”のときはベースパターン信号
のみが加わるアンド回路A108のアンド条件が
成立し、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8
“0110”のときはオア回路OR85の出力がオア回
路OR87を介して加わるアンド回路A109の
アンド条件が成立し、ベースパターン信号T1
T2,T4,T8が“1110”のときはオア回路OR85
の出力が加わるアンド回路A111のアンド条件
が成立し、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8
が“0001”のときはベースパターン信号のみが加
わるアンド回路A113のアンド条件が成立す
る。 アンド回路A100〜A112の出力はオア回
路OR78〜OR81からなるエンコーダ56に加
えられる。エンコーダ56はアンド回路A100
〜A112の出力に応じて従音形成用データSD1
〜SD5を発生する。 またベースパターン信号T1,T2,T4,T8
“1111”のときは信号AKD− TBが生じている条
件でアンド回路A113のアンド条件が成立し、
信号SD5を出力する。なおこのアンド回路A11
3はコンスタント機能が選択されていることを示
す信号CONをインバータI48で反転した信号
が加えられており、コンスタント機能が選択され
ているときには不動作にされている。 このベースパターン信号T1〜T8と従音形成用
データSD1〜SD5との関係を表に示すと第7表〜
第10表のようになる。なお、第7表はコードメモ
リ55−1〜55−3のいずれにも信号が記憶さ
れていない場合、すなわち検出コードの種類がメ
ージヤコードである場合を示し、第8表はコード
メモリ55−1のみにセブンス検出信号D7が記
憶されているセブンスコードが検出されている場
合を示し、第9表はコードメモリ55−2のみに
マイナス検出信号Dmが記憶されているマイナコ
ードが検出されている場合を示し、第10表はコー
ドメモリ55−3にデミニツシユ検出信号Ddが
記憶され、他のコードメモリ55−1,55−2
にセブンス検出信号D7、マイナ検出信号Dmが記
憶されている場合を示す
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 このようにして従音形成用データ発生回路13
で発生された従音形成用データSD1〜SD5のうち
信号SD1〜SD4は加算器12−1〜12−4(第
12図)の入力Bに加えられる。 従音形成用データSD1〜SD4は前述したように
所定の音程を表わしており、この音程と従音形成
用データSD1〜SD4との関係を表に表わすと第11
表のようになる。ただしこの実施例では第11表に
示した従音形成用データのうち完全1度、短2
度、長2度、完全4度を示す信号は用いられてい
ない。
【表】 加算器12−1〜12−4は入力Aに加わる根
音のノートを示すノートコードNC1〜NC4と入力
Bに加わる従音形成用データSD1〜SD4とを加算
して所望の従音のノートを示す信号を形成する。 ところで根音のノートを示す信号であるノート
コードNC1〜NC4の値は前述した第5表に示され
ているように連続して増加する値をとらない。す
なわちノートC#を表わすノートコード“0001”
の前にコード“0000”を欠き、ノートD#を表わ
すノートコード“0011”とノートEを表わすノー
トコード“0101”の間にコード“0100”を欠き、
ノートF#を表わすノートコード“0111”とノー
トGを表わすノートコード“1001”との間にコー
ド“1000”を欠き、ノートAを表わすノートコー
ド“1011”とノートA#を表わすノートコード
“1101”との間にコード“1100”を欠いており、
この欠いたコードのうちの1つ“1100”を低音側
のC音「CL」を表わすノートコードとしてい
る。この点を注目してノートコードNC1〜NC4
再度表に表わすと第12表のようになる。
【表】 このようにノートコードNC1〜NC4を定めたの
は4ビツトのデータであるノートコードNC1
NC4を循環的な信号とし従音の形成を容易にする
ためであるが、ノートコードNC1〜NC4と従音形
成用データSD1〜SD4との加算結果がノートコー
ドとして用いていないコード“0000”、“0100”、
“1000”となつたりコード“1100”となつたりす
ると従音を形成することができない。そこでノー
トコードNC1〜NC4の下位2ビツトNC1,NC2
従音形成データの第1ビツトの信号SD1又は第2
ビツトの信号SD2に基づき数値補正をするように
なつている。 この数値補正はアンド回路A86,A87,A
88を用いて行なわれる。すなわちアンド回路A
86には従音形成用データの第1ビツトの信号
SD1及びオア回路OR65の出力であるノートコ
ードNC1〜NC4の第1ビツトNC1及びオア回路OR
72の出力であるノートコードNC1〜NC4の第2
ビツトNC2が加えられており、アンド回路A87
には従音形成用データの第2ビツトの信号SD2
びオア回路OR65の出力信号NC1及びオア回路
OR72の出力信号NC2が加えられており、アン
ド回路A88には従音形成用データの第2ビツト
の信号SD2及びオア回路OR71の出力であるノ
ートコードNC1〜NC4の第1ビツトNC1をインバ
ータI45で反転した信号及びオア回路OR72
の出力信号NC2が加えられており、 論理式 NC1・NC2・SD1 ……(5) NC1・NC2・SD2 ……(6) 1・NC2・SD2 ……(7) のいずれか1つが成立すると信号“1”をオア回
路OR70を介して加算器12−1のキヤリイ入
力Ciに加え“1”を加算する。 例えば、ノートDを表わすノートコードNC4
NC1“0011”と長3度音程を表わす従音形成用デ
ータ“0101”を加算すると値“1000”となり、こ
の値“1000”はノートコードNC4〜NC1として用
いられていない。しかし、このときはアンド回路
A86のアンド条件が成立し、値“1”を加算結
果“1000”に加算することにより、ノートGを表
わすノートコードNC4〜NC1“1001”に変換す
る。このようにして加算結果がノートコードNC4
〜NC1として用いられていないコード又はコード
“1100”になつたときには適宜値“1”が加算さ
れ、数値補正が行なわれる。 また加算器12−1〜12−4の加算結果が
“1111”を超えたときに加算器12−4から発生
されるキヤリイ信号は前述したアンド回路A85
の出力“1”により動作可能となつているアンド
回路A91を介して加算器12−5に加えられ
る。 従音形成用データSD1〜SD5のうち信号SD5
ノア回路NR7、オア回路OR73を介して夫々加
算器12−5,12−6の入力Aに加えられる。
信号SD5は1オクターブの音程を示すものであ
り、信号SD5が“1”のときにはデイレイフリツ
プフロツプDF44〜DF46から発生されるオク
ターブデータB1〜B3を1オクターブ高める。信
号SD5が“0”であるとキーコードレジスタ9の
ステージ9−5,9−6からのオクターブコード
OC1,OC2(夫々信号“0”)によつて加算器1
2−5,12−6の入力Aには夫々信号“1”、
“0”が加わり、デイレイフリツプフロツプDF4
4〜DF46からは第1オクターブを示すオクタ
ーブデータB1〜B3が発生される。しかし、この
状態でSD5が“1”となると加算器12−5,1
2−6の入力Aには夫々信号“0”、“1”が加わ
り、デイレイフリツプフロツプDF44〜DF46
からは1オクターブ高い第2オクターブを示すオ
クターブデータB1〜B3が発生される。 下鍵盤で押圧された鍵の音によつて所定のコー
ドが成立した後、押鍵変更によりコードが成立し
なくなつた場合はこのコードの不成立前に成立し
ていたコードの根音が再び用いられる。下鍵盤で
押圧された鍵の音が所定のコードを形成すると前
述のようにして制御信号形成回路11のアンド回
路A37(第9図)のアンド条件が成立し、信号
“1”がオア回路39を介してQメモリ39に加
えられ、Qメモリ39に信号“1”が記憶され
る。 下鍵盤で押圧された鍵が押鍵変更され、コード
が成立しなくなると、ノンコード信号メモリ36
(第10図)の出力NCHは“1”となり、この信
号“1”は制御信号形成回路11(第9図)のア
ンド回路A32に加えられる。アンド回路A32
の他の入力にはコード検出信号メモリ40の出力
CHHをインバータI23で反転した信号及びQ
メモリ39の出力Q′が加えられている。従つて
アンド回路A32は動作可能となり信号“1”を
アンド回路A41に加える。これにより、信号
TTPのタイミングでアンド回路A41は信号
“1”を出力し、この信号“1”はオア回路OR4
1、オア回路OR57を介しデイレイフリツプフ
ロツプDF32に加えられる。そしてこの信号は
48μs遅延された後自動ベースコード用データ選
択信号AKDとしてアンド回路A85(第12
図)に加えられ、前述と同様にして従音形成動作
が行なわれる。 なお、信号A1Tの最後の48μsの間になると
アンド回路A40のアンド条件が成立し、信号
“1”がノア回路NR8を介してQメモリ39のア
ンド回路A76に加えられ、メモリ39に記憶さ
れた信号はクリアされる。またQメモリ39のア
ンド回路A76には、フアンクシヨンデータメモ
リ6−1〜6−3(第11図)の各出力に基づき
形成された信号AICLが加えられている。この信
号AICLは、フアンクシヨンデータメモリ6−1
〜6−3の各オア回路OR51の出力と各デイレ
イフリツプフロツプDF25の出力との排他的論
理和をとつた排他的論理和回路ER11,ER1
2,ER13の出力をノア回路NR2、インバータ
I35を介して取り出した信号及び第16図に示
す回路から形成された信号MMP′をノア回路NR
21に加えて得たものである。なおここで信号
MMP′は第16図に示すようにメモリ機能が選択
されていることを示す信号MMをインバータI2
07で反転した信号と信号MMをデイレイフリツ
プフロツプDF101に加え48μs遅延させた信
号とのアンド条件をとつたアンド回路A205の
出力で、信号MMの立下り部分において生じる48
μs幅のパルス信号である。 従つてQメモリ39はシングルフインガ機能を
選択するフアンクシヨンスイツチあるいはフイン
ガコード機能を選択するフアンクシヨンスイツチ
あるいはカスタム機能を選択するフアンクシヨン
スイツチの投入時及びメモリ機能が選択されてい
ることを示す信号MMのオフ時(例えばメモリ機
能を選択するフアンクシヨンスイツチのオフ時)
にもその記憶はクリアされる。 なお、下鍵盤で押圧されている鍵が離鍵あるい
は押鍵変更され、根音が変化する際には次のよう
にして従音形成用データSD1〜SD5の発生が一時
インヒビツトされる。すなわち、キーコードレジ
スタ9(第12図)のステージ9−1〜9−4の
各デイレイフリツプフロツプDF37のデータ入
力に加わる信号及び出力信号は夫々排他的オア回
路ER1〜ER4に加えられ、排他オア回路ER1
〜ER4の出力はオア回路OR63を介して第13
図のオア回路OR76に加わり、オア回路OR76
の出力はインバータI47で反転され、アンド回
路A122に加えられる。従つてキーコードレジ
スタ9のデイレイフリツプフロツプDF37に加
わる信号が変化すると排他オア回路ER1〜ER4
のいずれかの出力が“1”となり、これによつて
アンド回路A122が不動作となつて従音形成用
データSD1〜SD5の発生がインヒビツトされる。 またオア回路OR63(第12図)にはフアン
クシヨンデータメモリ6−5(第11図)に記憶
されたコンスタント機能を選択する信号CON及
び前述した自動ベースコード用データ選択信号
AKDをインバータI42で反転した信号が加え
られており、コンスタント機能が選択されている
場合あるいは自動ベースコード用データ選択信号
AKDが発生されていない場合にも同様にして従
音形成用データSD1〜SD5の発生がインヒビツト
される。 次にメモリ機能が選択された場合について説明
する。 メモリ機能を選択するフアンクシヨンスイツチ
が投入されフアンクシヨンデータメモリ6−4
(第11図)に信号Mが記憶されていると、この
信号Mはアンド回路A66に加えられる。アンド
回路A66の他の入力にはフアンクシヨンデータ
メモリ6−5の出力であるコンスタント機能が選
択されていることを示す信号CON及びシフトレ
ジスタ54(第13図)からのリズムがオンして
いることを示す信号RHYが加えられているオア
回路OR52の出力と、前述したノア回路NR2の
出力が加えられる。従つてアンド回路A66はコ
ンスタント機能が選択されているかあるいはリズ
ムがオンしているという条件で動作可能となり、
メモリ信号MMを出力する。この信号MMはMメ
モリ38(第9図)の信号保持用アンド回路A7
5に加えられる。ところでMメモリ38にはオア
回路OR38の出力である根音ロード信号LKNが
加えられており、この信号LKNはNメモリ38
のオア回路OR59を介してデイレイフリツプフ
ロツプDF34に加えられる。従つて、メモリ信
号MMが生じているときに根音ロード信号LKNが
出力されるとこの信号はMメモリ38に記憶され
る。 Mメモリ38の出力M′はアンド回路A42に
加えらる。アンド回路A42の他の入力にはノン
コード信号メモリ36の出力NCHをインバータ
I22で反転した信号が加えられている。このア
ンド回路A42の条件を論理式で示すと FC・M′・AIT・TTP・ ……(8) となる。 従つて離鍵後においてアンド回路A42は動作
可能となり、信号“1”をオア回路OR41、オ
ア回路OR57を介してデイレイフリツプフロツ
プDF32に加え、自動ベースコード用データ選
択信号AKDを発生させる。すなわちメモリ機能
を選択するフアンクシヨンスイツチが投入されて
いると、下鍵盤の鍵を離鍵しても離鍵前に押圧さ
れていた鍵に基づいて検出された根音に従つて自
動ベースコード用キーコードデータが発生され
る。 なお、下鍵盤で押圧されている鍵の音によつて
所定のコードが成立しない場合は前述のようにし
てノンコード信号Nが発生され、このノンコード
信号Nに基づいて仮根音が検出される。このとき
はコードメモリ55−1〜55−3にはいずれも
信号が記憶されないのでベース音はメジヤーコー
ドに従つて自動演奏される。 またこの場合において、メモリ機能が選択され
るとベース音は下鍵盤で押圧している鍵を離鍵し
ても上記仮根音を用いてメジヤーコードに従つて
自動演奏される。 カスタム機能が選択された場合のキーコードデー
タの発生 カスタム機能が選択された場合は下鍵盤で押圧
された複数の鍵の音に基づいて自動コード演奏が
行なわれ、ペダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音
に基づいて自動ベースコード演奏が行なわれる。
すなわち自動コード演奏を行うためのキーコード
データはフインガーコード機能が選択された場合
と同様にして実際に押圧された下鍵盤のキースイ
ツチからの信号に応じて発生される。しかし、自
動ベース演奏を行うためのキーコードデータはペ
ダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音を根音とし、
下鍵盤で押鍵された複数の音の形成するコードの
種類に応じて次のようにして発生される。 ブロツク検出回路2(第5図)でペダル鍵盤の
キースイツチを含むブロツクPが抽出され、デコ
ーダ10(第9図)のアンド回路A26から信号
PTが出力されると、この信号はアンド回路A3
5、オア回路OR38を介し、根音ロード信号
LKNとしてキーコードレジスタ9に加えられ、
ペダル鍵盤で押圧された鍵のノートを示すノート
コードNC1〜NC4が根音としてキーコードレジス
タ9に読み込み、またアンド回路A35の出力は
オア回路39を介してQメモリ39に加えられ、
Qメモリ39に信号“1”を記憶する。 また下鍵盤で押圧されている鍵の音が所定のコ
ードを形成していると、コード検出回路5(第1
0図)からその検出コードの種類に応じて信号
D7,Dm,Ddが発生され、この信号D7、Dm、Dd
は従音形成用データ発生回路13(第13図)の
対応するコードメモリ55−1〜55−3に記憶
される。 従音形成用データSD1〜SD5は従音形成用デー
タ発生回路13(第13図)においてコードメモ
リ55−1〜55−3に記憶されたコードの種類
を表わす信号D7,Dm,Dd及びシフトレジスタ5
4から出力されるベースパターン信号T1,T2
T4,T8に応じて形成され、この従音形成用デー
タSD1〜SD5は加算器12−1〜12−6(第1
2図)に加えられ、キーコードレジスタ9に読み
込まれた根音に基づき所望の従音の形成が行なわ
れる。なおこの動作はフインガーコード機能が選
択された場合と全く同様である。なお、信号A1
Tの最後の48μsになるとメモリ機能が選択され
ていないという条件、すなわち、信号M′をイン
バータI34で反転した信号が“1”であるとい
う条件でアンド回路A39のアンド条件が成立
し、ノア回路NR8を介してQメモリ39のアン
ド回路A76に加えられる信号を“0”にしてQ
メモリ39の記憶はクリアされる。 またメモリ機能が選択された場合はアンド回路
A66(第11図)からメモリ信号MMが発生さ
れ、ペダル鍵盤で押圧している鍵を離鍵しても、
離鍵以前にペダル鍵盤で押鍵されていた音を根音
としてキーコードデータKCが発生されるように
なつている。ペダル鍵盤である鍵が押圧される
と、アンド回路A35(第9図)のアンド条件が
成立し、オア回路OR38から信号LKNが出力さ
れ、その鍵のノートを示すノートコードNC4
NC1が根音としてキーコードレジスタ9に読み込
まれるとともにアンド回路A35の出力“1”は
オア回路OR39を介してQメモリ39に加えら
れ、Qメモリ39に信号“1”が記憶される。ま
たメモリ信号MMが発生されていると、オア回路
OR38から根音ロード信号LKNが出力されると
同時にメモリ38に信号“1”が記憶される。 ところでメモリ機能が選択されていると信号A
1Tの最後の48μsになつてもアンド回路A39
のアンド条件は成立せず、Qメモリ39はクリア
されない。このQメモリ39の出力はQ′はアン
ド回路A43に加えられる。アンド回路A43の
他入力には信号TTP、信号CA及びA1Tが加え
られている。このアンド回路A43の条件を論理
式で示すと、 CA・A/T・TTP・Q′ ……(9) 従つて、このときアンド回路A43のアンド条
件は成立し、信号“1”をオア回路OR41,OR
57を介してデイレイフリツプフロツプDF32
に加える。これによりデイレイフリツプフロツプ
DF32から自動ベースコード用データ選択信号
AKDが出力され、離鍵前に押圧されていたペダ
ル鍵盤の鍵の音を根音とし、前述と同様にして従
音形成動作が行なわれる。 シングルフインガー機能が選択された場合のキー
コードデータの発生 シングルフインガー機能が選択された場合は、
下鍵盤で押鍵された単一の音に基づいて自動コー
ド演奏をするためのコード音を示すキーコードデ
ータ及び自動ベース演奏をするためのベース音を
示すキーコードデータが発生される。 ところでシングルフインガー機能による自動ベ
ースコード演奏においては下鍵盤で押圧される鍵
は上述のように単一であるのでコードの種類を検
出することができない。そこでペダル鍵盤の白鍵
あるいは黒鍵を押圧することによりコードの種類
を指定するようになつている。すなわちペダル鍵
盤で白鍵が押圧されると短7度音程7bの音を含
むコード(セブンスコード)が指定され、黒鍵が
押圧されると短3度音程3bの音を含むコード
(マイナコード)が指定され、白鍵及び黒鍵のい
ずれもが押圧されないとメジヤーコードが指定さ
れる。 ペダル鍵盤で白鍵又は黒鍵が押圧されると、デ
コーダ10(第9図)のアンド回路A26から信
号PTが出力される。この信号PTはアンド回路A
33に加えられる。アンド回路A33の他の入力
にはシングルフインガー機能が選択されているこ
とを示す信号SFが加えられている。従つてこの
ときアンド回路A33は動作可能となり、信号
PT・SFをコード検出回路5(第10図)のアン
ド回路A56,A57に加える。アンド回路A5
6の他の入力には白鍵のキースイツチに対応する
ノート検出回路4の出力ライン21,23,2
5,26,28,30,32,33の信号がオア
回路OR46を介して加えられており、一方アン
ド回路A57の他の入力には黒鍵のキースイツチ
に対応するノート検出回路4の出力ライン22,
24,27,29,31の信号がオア回路OR4
7を介して加えられている。従つて、ペダル鍵盤
で白鍵が押圧されたときにはアンド回路A56の
アンド条件が成立し、信号“1”をオア回路OR
48を介し、セブンス検出信号D7として出力す
る。またペダル鍵盤で黒鍵が押圧されたときには
アンド回路A57のアンド条件が成立し、信号
“1”をオア回路OR49を介し、マイナ検出信号
Dmとして出力する。 セブンス検出信号D7及びマイナ検出信号Dmは
夫々第13図に示すコードメモリ55−1,55
−2に加えられ、記憶される。 なお、ペダル鍵盤で白鍵叉は黒鍵のいずれもが
押圧されていないときには、アンド回路A56,
A57のアンド条件は成立せず、コードメモリ5
5−1,55−2には信号が記憶されない。この
ときはメジヤーコードが指定されたことを意味す
る。 またコード検出回路5(第10図)からノンコ
ード信号NCが出力されると、制御信号形成回路
11(第19図)のアンド回路A38のアンド条
件が成立し、オア回路OR38から根音ロード信
号LKNが出力され、キーコードレジスタ9(第
12図)に下鍵盤で押圧されている単一の鍵のノ
ートを示すノートコードNC1〜NC4が根音を示す
信号として読み込まれる。 シングルフインガー機能が選択された場合の自
動ベース演奏用キーコードデータは、従音形成用
データ発生回路13(第14図)においてコード
メモリ55−1〜55−2の出力信号及びシフト
レジスタ54からのベースパターン信号T1
T2,T4,T8に応じて発生される従音形成用デー
タSD1〜SD5を加算器12−1〜12−6(第1
2図)に加え、キーコードレジスタ9に記憶され
た根音を示すノートコードNC1〜NC4を加工する
ことによつて発生される。なおこのときの従音形
成用データ発生回路13及び加算器12−1〜1
2−6の詳細な動作は前述したフインガーコード
機能が選択された場合及びカスタム機能が選択さ
れた場合と同様である。ただし、このシングルフ
インガー機能が選択された場合にはデミニツシユ
コードを示す信号Ddは用いられていない。 またシングルフインガー機能が選択された場合
は、下鍵盤で単一の鍵のみしか押圧されないので
押圧された鍵のキースイツチからの信号に基づい
ては自動コード演奏用のキーコードデータを発生
することができない。従つて、シングルフインガ
ー機能が選択された場合においては、自動コード
演奏用のキーコードデータも従音形成データ発生
回路13(第13図)から発生される従音形成用
データSD1〜SD4によつて根音を加工することに
よつて発生される。 シングルフインガー機能が選択されていること
を示すフアンクシヨンデータメモリ6−1(第1
1図)からの信号SFは第13図のアンド回路A
96に加えられる。アンド回路A96の他の入力
には前述したデイレイフリツプフロツプDF32
(第9図)の出力信号である自動ベースコード用
データ選択信号AKDが加えられている。従つて
デイレイフリツプフロツプDF32から自動ベー
スコード用データ選択信号が出力されるとアンド
回路A96は動作可能となり、信号“1”をシフ
トレジスタ58に加える。シフトレジスタ58は
信号“1”を順次シフトし、出力 QA〜 QCから
順次信号“1”を出力する。 自動コード演奏用のキーコードデータを形成す
るための従音形成用データSD1〜SD5はシフトレ
ジスタ58の出力及びコードメモリ55−1,5
5−2に記憶された信号に応じて発生される。 例えばコードメモリ55−1に信号“1”が記
憶され、セブンスコードが指定されている場合
は、シフトレジスタ58の出力 QAから信号
“1”が出力されているときに完全1度を示す従
音形成用データSD4〜SD1“0000”が発生され、
シフトレジスタ58の出力 QBから信号“1”が
出力されているときにアンド回路A99が動作可
能となり長3度音程を示す従音形成用データSD4
〜SD1“0101”が発生され、シフトレジスタ58
の出力 QCから信号“11”が出力されているとき
にアンド回路A98が動作可能となり短7度音程
を示す従音形成用データSD4〜SD1“1101”が発
生される。 このシフトレジスタ58の出力 QA, QB, Q
Cとこれに応じて発生される従音形成用データ
SD1〜SD4との関係を表に示すと第13表〜第15表
のようになる。なお第13表はコードメモリ55−
1,55−2のいずれにも信号“1”が記憶され
ていず、メジヤーコードが指定されている場合を
示し、第14表はコードメモリ55−2に信号
“1”が記憶され、マイナコードが指定されてい
る場合を示し、第15表はコードメモリ55−1に
信号“1”が記憶され、セブンスコードが指定さ
れている場合を示す。
【表】
【表】
【表】 シフトレジスタ58の出力QA〜QCから信号
“1”が出力されていると、オア回路OR77から
信号 TCHが出力される。この信号 TCHは第12
図のオア回路OR64を介しアンド回路A81〜
A84に加えられ、各アンド回路A81〜A84
を動作可能にし、キーコードレジスタ9に記憶さ
れている根音を示すキーコードNC1〜NC4を加算
器12−1〜12−4の入力Aに加える。 加算器12−1〜12−4の入力Bには上記従
音形成用データSD1〜SD4が加えられており、根
音を示すノーコードNC1〜NC4とこの従音形成用
データSD1〜SD4を加算することにより自動コー
ド演奏用のノートを示すノートデータN1〜N4
形成し、これをデイレイフリツプフロツプDF4
0〜DF43を介して送出する。なおこのときの
詳細な動作は自動ベース演奏用キーコードデータ
の形成と同様である。 オア回路OR77から出力される信号 TCHは第
9図のオア回路OR28に加えられコード音(下
鍵盤の音)を示す信号Lを発生させる。またこの
信号 TCHは第12図のノア回路NR7、オア回路
OR73を夫々介し、加算器12−5,12−6
の夫々の入力Aに加えられる。これにより加算器
12−5の出力は“0”となり、加算器12−6
の出力は“1”となつて第2オクターブを示すオ
クターブデータB1〜B3がデイレイフリツプフロ
ツプDF44〜DF46から送出される。 メモリ機能が選択された場合は、下鍵盤で押圧
されている鍵盤が離鍵されても離鍵前に押圧され
ていた鍵の音を根音として自動コード演奏のため
のコード音を示すキーコードデータKC及び自動
ベース演奏のためのベース音を示すキーコードデ
ータKCが発生される。メモリ機能を選択するフ
アンクシヨンスイツチが投入されているとアンド
回路A66(第11図)から出力されるメモリ信
号MMはメモリ38(第9図)のアンド回路A7
5に加えられる。従つてオア回路OR38から根
音ロード信号LKNが出力されると同時にメモリ
38に信号“1”が記憶される。メモリ38の出
力M′はアンド回路A44に加えられる。アンド
回路A44の他の入力にはノンコード信号メモリ
36の出力NCHをインバータI22で反転した
信号NHC、信号TTP、信号SF、信号A/Tが加
えられている。このアンド回路A44の条件を論
理式で示すと NCH・M′・TTP・SF・A/T ……(9) となる。 従つてアンド回路A44のアンド条件は下鍵盤
で押圧されていた鍵の離鍵後において成立し、信
号“1”をオア回路OR41,OR45を介してデ
イレイフリツプフロツプDF32に加える。これ
によりデイレイフリツプフロツプDF32は自動
ベースコード用データ選択信号AKDを出力し、
離鍵前に下鍵盤で押圧されていた鍵の音を根音と
し、前述したようにして、自動コード演奏のため
のコード音を示すキーコードデータ及び自動ベー
ス演奏のためのベース音を示すキーコードデータ
が発生される。 なお、第9図に示したキーオンメモリ37はペ
ダル鍵盤あるいは下鍵盤が押圧されていることを
示すオーキン信号KONを記憶するものである。
すなわちペダル鍵盤あるいは下鍵盤のキースイツ
チが押圧されているとオア回路OR37から信号
“1”が出力され、この信号“1”はオア回路OR
58を介してデイレイフリツプフロツプDF33
に加えられ、デイレイフリツプフロツプDF33
の出力はアンド回路A74を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF33の入力にフイードバツクさ
れ保持される。ところでアンド回路A74の他の
入力にはデイレイフリツプフロツプDF30の出
力LF1をインバータI62で反転した信号及び
メモリ機能が選択されていることを示す信号MM
がオア回路OR55を介して加えられており、キ
ーオンメモリ37はメモリ機能が選択されていな
い場合は信号LF1が出力される毎にリセツトさ
れるが、メモリ機能が選択されている場合は信号
LF1によつてはリセツトされないようになつて
いる。このキーオン信号KONは詳述しないがチ
ヤンネルプロセツサ200(第1図)で用いられ
る。 (この発明による効果の説明) 以上説明したようにこの発明によれば自動ベー
スコード演奏時において、コード演奏用鍵盤で押
圧された鍵の音が所定のコードを形成しなくても
ベース音の自動演奏は中断されず、所定の基本コ
ードに従つて自動ベース演奏が続けられるので、
押鍵誤りがあつてもこれによつて自動ベース演奏
が中断又は中止されることはなく演奏を容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる電子楽器の一実施例
の理解を容易にするための全体概略ブロツク図、
第2図はこの発明の電子楽器の一実施例の要部を
示すブロツク図、第3図は以下の図面に使用する
信号の説明図、第4図〜第7図及び第9図〜第1
3図及び第16図はこの発明の電子楽器の一実施
例を示す詳細回路図、第8図、第14図、第15
図はこの実施例の各部の信号を示すタイミングチ
ヤートである。 4……ノート検出回路、5……コード検出回
路、11……制御信号形成回路、12……キーコ
ード加工回路、12……キーコード加工回路、1
3……従音形成用データ発生装置、55……コー
ドメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵盤で押圧されている鍵によつて所定のコー
    ドが成立しているとそのコード種類を示す信号お
    よびコード検出信号を出力し、所定のコードが成
    立していないとノンコード信号を出力するコード
    検出回路と、 前記コード検出回路からコード検出信号が出力
    されているときは該コード検出信号にもとづき根
    音を検出し、ノンコード信号が出力されていると
    きには該ノンコード信号にもとづき仮根音を検出
    する根音検出回路と、 前記コード検出回路からコード種類を示す信号
    およびコード検出信号が出力されているときは該
    コード種類を示す信号および前記根音検出回路に
    よつて検出された根音に従つて自動伴奏音演奏用
    データを形成し、前記ノンコード信号が出力され
    ているときには予め設定された所定のコード種類
    および前記根音検出回路によつて検出された仮根
    音に従つて自動伴奏音演奏用データを形成する自
    動伴奏音演奏用データ形成回路と、 前記自動伴奏音演奏用データにもとづき楽音を
    発生させる装置と を具える電子楽器。 2 前記自動伴奏音演奏用データ形成回路は、前
    記コード種類を示す信号を記憶するコードメモリ
    を有し、このコードメモリに記憶があるときには
    この記憶されたコード種類および前記根音に従つ
    て自動伴奏音演奏用データを形成し、記憶がない
    ときには前記所定のコード種類および前記仮根音
    に従つて自動伴奏音演奏用データを形成する特許
    請求の範囲第1項記載の電子楽器。
JP497578A 1978-01-20 1978-01-20 Electronic musical instrument Granted JPS5498231A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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