JPS6046416B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS6046416B2
JPS6046416B2 JP15851880A JP15851880A JPS6046416B2 JP S6046416 B2 JPS6046416 B2 JP S6046416B2 JP 15851880 A JP15851880 A JP 15851880A JP 15851880 A JP15851880 A JP 15851880A JP S6046416 B2 JPS6046416 B2 JP S6046416B2
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関し、特に化学
増感された高感度ハロゲン化銀乳剤を含有するハロゲン
化銀写真感光材料に関する。
ハロゲン化銀写真乳剤(以下、ハロゲン化銀乳剤と記す
)を化学増感する方法としては、多くの方法が知られて
いる。すなわち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合
物や活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用
いる還元増感法、金その他の貴金属化合物を用いる貴金
属増感法などを単独または組合せて用いる方法が知られ
ている。
硫黄増感剤としては、チオ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾ
ール類、ローダニン類、その他の化合物を用いることが
でき、それらの具体例は、米国特許1574944号、
241068腸、2278947号、2728668号
、3656955号、4030928号、40677仙
号に記載されている。還元増感剤としては第一すず塩、
アミン類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスルフィ
ン酸、シラン化合物などを用いることができ、それらの
具体例は米国特許2487850号、2419974号
、2518968号、298360丹、29836m号
、2694637号、3930867号、140544
58号に記載されている。貴金属増感のためには金錯塩
のほか、白金、イリジウム、パラジウム等の周期律表■
族の金属の錯塩を用いることができ、その具体例は米国
特許2399083号、2448060号、英国特許6
18061号などに記載されている。ハロゲン化銀乳剤
を可能な限り高感度にする要望は、当業界では古くから
強くあり、その為に、これらのよく知られた増惑技術に
、更に新しい増感技術を加えて、より高度に増感しよう
とする試みがなされてきた。例えば米国特許第3625
697号、同362232鰻、同35747的号明細書
等には、従来知られた増感技術に、更に有機チオエーテ
ル化合物を併用する技術が開示されている。
しかしながら、これまでに試みられたこれらの方法は、
必ずしも満足のゆくものではなく、例えば化学熟成の進
行にともなつてカブリも増加してしまうため充分な感度
を得るまで化学熟成を進行させることができないとか化
学熟成の進行度合に変化を生せしめ化学熟成の度合いを
コントロールするのを困難ならしめるなどの欠点を有し
ていた。
又、増感度そのものも、必ずしも満足のゆくものではな
かつた。従つて本発明の目的はカブリの増加を伴うこと
なく化学熟成されたハロゲン化銀乳剤を含有するハロゲ
ン化銀写真感光材料を提供することにあり、またより高
度に増感されたハロゲン化銀乳剤を含有するハロゲン化
銀写真感光材料を提供することにある。
111”汀 本発明の諸目的は、 −ー6ョー6一単位を有する化合
物にこてMは水素原子、アルカリ金属原子又はNH4を
示す)の少なくとも1種の存在下で化学熟成したハロゲ
ソ化銀を含有することを特徴とするノ和ゲン化銀写真感
光材料によつて達成された。
111:l 単位を有する化合物としては−C−ーN
−ーーC−ー下記一般式(1)又は(■)を有する化合
物が特に好ましい。
一般式(1)及び(■)において、Mは水素原子、アル
カリ金属原子(例えばナトリウム、カリウム)又はNH
4を示し、R1〜R8は各々水素原゛子、ハロゲン原子
(例えば、塩素、臭素など)、ニトロ基、スルホ基、カ
ルボキシル基、置換又は非置換のアルキル基(好ましく
は炭素数8まてのもの。
置換基としては例えばヒドロキシ基、ハロゲン原子、炭
素数8までのアシルオキシ基などが好ましい。具体的に
は例えばメチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピ
ル基、アミルエチル基、ヒドロキシエチル基、クロルエ
チル基、アセチルエチル基などが挙げられる)、置換又
は非置換のアリール基(単環又は2環のもの。置換基と
してはヒドロキシ基、ハロゲン原子、炭素数8までのア
ルキル基若しくはアルコキシ基などが好ましい。具体的
には例えばフェニル基、クロルフェニル基、ヒドロキシ
フェニル基、エトキシフェニル基などが挙げられる)又
はアルコキシ基(好ましくは炭素数8までのもの。具体
的にはメトキシ基、エトキシ基などが挙げられる)を示
す。この中ても一般式(1)の化合物が特に好ましい。
本発明の化合物の具体例を次に挙ける。上記した本発明
の化合物の存在及び合成法は公知であり、容易に入手で
きる。
本発明の化合物のアルカリ金属塩、アンモニウム塩はあ
らかじめ化合物の合成の段階で調製してもよいし、ある
いは使用前に水酸化アルカリや水酸化アンモニウムと反
応させることによつて調製してもよい。本発明の化合物
はハロゲン化銀乳剤製造工程における化学熟成時に乳剤
中に存在しなければならない。
従つて本発明においては該化合物をハロゲン化銀粒子形
成時、それに続く物理熟成時及び更にそれに続く化学熟
成時のうちの少なくとも一工程において添加する。化学
熟成を行うより前、即ち物理熟成時に添加しておくこと
が好ましい。ハロゲン化銀粒子形成時に粒子形成を行う
容器中に予じめ添加しておくことが特に好ましい。本発
明の一般式(1)又は(■)で表わされる化合物の添加
量は、物理熟成時以前に添加するときには、ハロゲン化
銀1モル当り0.05〜200yが好ましく、特に、0
.1〜100gが好ましく、化学熟成時に添加するとき
には、ハロゲン化銀1モル当り0.001〜10yが好
ましく、特に、0.005〜3yが好ましい。
最終的に、ハロゲン化銀写真感光材料に於けるハロゲン
化銀乳剤層中に存在せしめる量としてはハロゲン化銀1
モル当り0.001〜10q1特に0.005〜3yで
あることが好ましい。
本発明の化合物の存在下に化学熟成を行うと化学熟成の
進行にともなつて従来観察されたカブリの増加がほとん
どみられなくなり、カブリが少なくかつ感度の高いハロ
ゲン化銀乳剤を得ることができ、特に本発明の化合物を
物理熟成時以前に添加しておいた場合には上記の効果の
他に更に後の化学熟成工程における増感を効率的に高め
るという効果を奏する。
これに対し、米国特許第176398鰐、同17639
弱号に記載されているようにイミド化合物を化学熟成の
終了後に乳剤に添加した場合には、後述参考例で示すよ
うに、上記した効果は全く現われないのである。
本発明の化合物と併用する従来から知られている化学増
感剤としては、前述の如き、硫黄増感剤、貴金属増感剤
、還元増感剤等を挙げることが出来る。
貴金属増感剤の内、特に金錯塩(例えば米国特許第23
99083号明細書参照)を好ましく用いることが出来
る。
特に好ましい化合物としてはカリウムクロロオーレート
、カリウムオーリチオシアネート、カリウムクロロオー
レート、オーリックトリクロライド及び2−オーロスル
ホベンゾチアゾールメトクロライドがある。
勿論、貴金属増感剤、硫黄増惑剤等従来知られている化
学増惑剤2種類以上組合わせて本発明の化合物と併用す
ることも出来る。
これらの化学増感剤の添加時期に特に制限はなく、化学
熟成時に、本発明の化合物と、これら従”来から知られ
ている化学増感剤とが共存すればよい。
即ち、これら従来の化学増感剤をハロゲン化銀粒子形成
時及び/又は化学熟成時に添加することが出来る。
硫黄増感剤の使用量はハロゲン化銀1モル当り5×10
−6〜10−2モル、貴金属増感剤の使用量は同じく、
10−8〜10−3モル、特に10−8〜10−4モル
であることが好ましい。
本発明のハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀としノては、
臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀及び塩化銀を
用いることが出来る。
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(球状または球に近
似の粒子の場合は粒子直径、立方体粒子の場合は稜長を
粒子サイズとし、投影面積にもとづく平均で表わす)は
特に問わないが3μ以下、0.1μ以上が好ましい。
粒子サイズ分布はせまくても広くてもいずれでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のよう
な規則的(Regular)な結晶体を有するものでも
よく、また球状、板状などのような変則的(Irr′E
gLllar)な結晶形をもつもの、あるいはこれらの
結晶形の複合形をもつものでもよい。
種々の結晶形の粒子の混合から成つてもよい。ハロゲン
化銀粒子は内部と表層とが異なる相をもつていても、均
一な相から成つていてもよい。また潜像が主として表面
に形成されるような粒子でもよく、粒子内部に主として
形成されるような粒子であつてもよい。本発明のハロゲ
ン化銀乳剤は、P.Glafkides著Chimie
etPhysiquePhOtOgraphique(
PaulMOntel社刊、1967年)、G.F.D
uffin著PhOtOgraphicEmuIsiO
nChemistry(TheFOcalPress刊
、1966年)、■.L.kllkmanetal著r
l!4akingandC0atingPh0t0gr
aphicEmu1sj0n(TheFOcalPre
ss刊、196詳)などに記載された方法を用いて調製
することができる。
すなわち、酸化法、中性法、アンモニア法等のいずれで
もよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させ
る形式としては片側混合法、同時混合法、−それらの組
合せなどのいずれを用いてもよい。粒子を銀イオン過剰
の下において形成させる方法(いわゆる逆混合法)を用
いることもできる。同時混合法の一つの形式として、ハ
ロゲン化銀の生成される液相中のPAgを一定に保つ方
法、すな.わちいわゆるコントロールド●ダブルジェッ
ト法を用いることもできる。この方法によると、結晶形
が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀乳剤が
えられる。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を!混合し
て用いてもよい。ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成
の過程において、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩または
その錯塩、鉄塩または鉄錯塩などを共存させくてもよい
。又、ハロゲン化銀溶剤として、アンモニア、ロダンカ
リ又は、チオエーテル化合物を用いることも出来る。ハ
ロゲン化銀粒子の沈澱生成時及び物理熟成時の雰囲気の
条件としては温度30〜〜90℃、好ましくは40〜8
0℃、PHl〜11、特に2〜9、PAg5〜11、特
に7.8〜10.5であることが好ましい。
又、化学熟成時の条件としては温度30〜80℃、好ま
しくは40〜70℃、PH3.O〜8.5、特に5.0
〜7.\PAg.O〜9.\特に8.0〜9.λ時間は
10〜200分、特に30〜12紛であることが好まし
い。ハロゲン化銀乳剤の結合剤または保護コロイドとし
ては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、ノそれ以外
の親水性コロイドも用いることができる。たとえばゼラ
チン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマ
ー、アルブミン、力ティン等の蛋白質;ヒドロキシエチ
ルセルロース、カル・ボキシメチルセルロース、セルロ
ーズ硫酸エステル類等の如きセルロース誘導体、アルギ
ン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体;ポリビニルア
ルコール、ポリビニルアルコール部分アセタール、ポリ
ーN−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニル、イミダゾー
ル、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは共重合体の
如き多種の合成親水性高分子物質を用いることができる
本発明のハロゲン化銀乳剤には感光材料の製造工程、保
存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるいは写
真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含有させ
ることができる。
すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウム塩、ニ
トロインダゾール類、ニトロベンズイミダゾール類、ク
ロロベンズイミダゾール類、ブロモベンズイミダゾール
類、メルカプトチアゾール類、メルカプトベンゾチアゾ
ール類、メルカプトベンズイミダゾール類、メルカプト
チアジアゾール類、アミノトリアゾール類、ベンゾトリ
アゾール類、ニトロベンゾトリアゾール類、メルカプト
テトラゾール類(特に1−フェニルー5−メルカプトテ
トラゾール)など;メルカプトピリミジン類:メルカプ
トトリアジン類;たとえばオキサゾリンチオンのような
チオケト化合物;アザインデン類、たとえばトリアザイ
ンデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ
置換(1・3・C・7)テトラザインデン類)、ペンタ
アザインデン類など;ベンゼンチオスルフォン酸、ベン
ゼンスルフィン酸、ベンゼンスルフォン酸アミド等よう
なりブリ防止剤または安定剤として知られた多くの化合
物を加えることができる。例えば米国特許395447
4号、同3982947号、特公昭52−2866吟に
記載されたものを用いることができる。本発明のハロゲ
ン化銀乳剤には、゛その他に、ゼラチン硬化剤、界面活
性剤、分光増感色素、ポリマーラテックス、染料、カラ
ーカプラー、退色防止剤等、当業界で通常用いられる云
わゆる写真用添加剤はいづれも用いることが出来る。
これらの添加剤及びハロゲン化銀乳剤の製法については
、ResearchDisclOsurel76巻22
〜31頁(1978年12月)の記載を参考にすること
が出来る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、支持体上にハロ
ゲン化銀乳剤層の他に、表面保護層、中間層、フィルタ
ー層、下塗層、バッキング層、受像層等から選ばれる層
を少なくとも1層有して成る。
支持体としては、セルロースアセテートフィルム、ポリ
エチレンテレフタレートフィルム、ポリオレフィンを被
覆した紙等を用いることが出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤層以外の層の組成(例えば結
合剤、ゼラチン硬化剤、界面活性剤、帯電防止剤、紫外
線吸収剤、媒染剤、ポリマーラテックス、滑り剤、可塑
剤、マット剤、密着良化剤、染料等)、又ハロゲン化銀
乳剤層及びその他の層の塗布、乾燥方法、及びハロゲン
化銀感光材料の露光及び現像方法等についても特に制限
はなく、例えば前記、ResearchDisclOs
urel76巻22〜31頁(197師12月)の記載
を参考にすることが出来る。以下に実施例を挙げてさら
に説明するが、本願発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
実施例170゜Cに保つた沃化カリウム、臭化カリウム
を含有するゼラチン水溶液を攪拌しながら、臭化カリウ
ムの水溶液及び硝酸銀の水溶液を同時に添加して、平均
粒子サイズが約0.8μの沃臭化銀乳剤(沃化銀5モル
%)を作つた。
この乳剤を常法に従つて、冷却、固化、水洗して不要の
塩類を除去し、PH及びPAg値を所定の値(PH6.
\PAg8.9)に調整し、この乳剤に第1表に示す如
く本発明の化合物を加え、60℃に加温して、チオ硫酸
ナトリウムとカリウムクロロオーレートを各々6.87
191モルAyl2.8m91モルAy加えて化学熟成
し、逐次第1表の如くサンプリングしていつた。
こうして得られた乳剤に、下記の増感色素、安定化剤、
カラーカプラー、ゼラチン硬化剤及び塗布助剤を添加し
た後、セルロースアセテートフィルム支持体上に塗布乾
燥させてた。
増感色素;5・5″−ジクロロー3・3″−ジー(γー
スルホプロピル)−9−エチルーオキサカルボシアニン
ナトリウム塩安定化剤;4−ヒドロキシー6−メチルー
13・C・7−テトラザインデンカプラー;1−(2・
4・6−トリクロロフェニル)−3−〔3−(2・4−
ジーt−アミルフエノキシ)−アセトアミド〕ベンツア
ミドー5ーピラゾロンゼラチン硬化剤;2・4−ジクロ
ロー6−ヒドロキシーs−トリアジン塗布助剤;ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダこれらの試料を光楔を通し
て露光し(11100秒)、次いで下記カラー現像処理
した。
処理■程 各工程に用いた処理液組成は下記のものである。
カラー現像液 ニトリロ三酢酸ナトリウム 1.0y亜硫酸
ナトリウム 4.0y炭酸ナトリウ
ム 30.0y臭化カリ
1.4yヒドロキシルアミン硫酸
塩4−(N−エチルーN−βヒドロキシエチル アミノ)−2−メチルーアニリン 2.4y硫酸塩
4.5y水を加えて
1′漂白液臭化アンモニウム
160.0yアンモニア水(28%)
25.0m1エチレンジアミンー四酢酸ナ
トリウム鉄塩 13
0f氷酢酸 14m1水
を加えて 1e定着液テトラ
ポリリン酸ナトリウム 2.0y亜硫酸ナトリ
ウム 4.0fチオ硫酸アンモニウ
ム(70%) 175.0m1重亜硫酸ナトリウム
4.6y水を加えて
1e安定液ホルマリン
8.0m1水を加て
1eこうして得られた結果を第1表に示す。
第1表より、本発明の化合物には化学熟成にともなうカ
ブリの増加を抑制する作用があることが判る。この作用
は、特に、化学熟成の進行度合を高めたときに(長時間
化学熟成したときに)より明瞭に現われる。従つて、本
発明の化合物の存在下に化学熟成したハロゲン化銀乳剤
を用いれば高感度で力lブリの少ないハロゲン化銀写真
感光材料が得られることがわかる。実施例2 70℃に保つた沃化カリウム、臭化カリウムを含有する
ゼラチン水溶液を攪拌しながら、臭化カリウムの水溶液
及び硝酸銀の水溶液を同時に添加して、平均粒子サイズ
が約0.8μの沃臭化銀乳剤(1:5モル%)を作つた
このとき、ゼラチン水溶液中には、第2表の如く、本発
明の化合物を含有せしめた。
この乳化を常法に従つて、冷却、固化、水洗して不要の
塩類を除去し、PH値及びPAg値を所定の値(PH6
.5、PAg8.9)に調整し、60゜Cに加温して、
チオ硫酸ナトリウムとカリウムクロロオーレートを各々
実施例1と同量添加し、化学熟成し、逐次第2表の如く
サンプリングしていつた。
こうして得られた乳剤に、実施例1と同様の増感色素、
安定化剤、カラーカプラー、ゼラチン硬化剤及び塗布助
剤を添加した後、セルロースアセテートフィルム支持体
上に塗布乾燥させて試料6を作つた。これらの試料を実
施例1と同様に露光、カラー現像処理した。
得られた結果を第2表に示す。
第2表より、本発明の化合物を前熟工程に既に添加して
おいて化学熟成すると、化学熟成にともなうカブリの発
生を抑制するばかりか、増感を促進させる作用があるこ
とがわかる。
従つて本発明の化合物を前熟工程に存在させておいてそ
の後に化学熟成を行なえば、カブリが少なく感度がよソ
ー層高いハロゲン化銀写真感光材料を得ることができる
のである。実施例3 実施例2の試料6において、化合物1−3に代えて第3
表記載の化合物を用いる他は同様にして試料7、8及び
9を作つた。
実施例1と同様に露光、カラー現像して得られた結果の
うち化学熟成を60℃で6紛行なつたものについて、第
3表に示した。第3表より、実施例2において述べた本
発明の効果は一般式(1)のみならず、一般式(■)に
相当する化合物においても達成されることが明かである
実施例4 50℃に保つた少量の塩化ナトリウムを含有するゼラチ
ン水溶液中に、攪拌しながら、塩化ナトリウムと臭化カ
リウムの混合水溶液と硝酸銀の水溶液を同時に、添加し
て、平均粒子サイズ約0.3μの塩臭化銀乳剤を得た。
この時、ゼラチン水溶液中には、第4表に示す如く本発
明の化合物を含有せしめた。この乳剤を実施例1と同様
に水洗した後、チオ硫酸ナトリウムとカリウムクロロオ
ーレートで55゜Cで4吟間化学熟成した。
4−ヒドロキシー6−メチルー1・3●C・7ーテトラ
ザインテン及び2・4−ジクロロー6−ヒドロキシーs
−トリアジンを添加した後、塗布、乾燥し、試料−14
〜15を得た。
露光した後、コダツクD一托現像液で20℃で3分間現
像し、以後、停止、定着、水洗、乾燥し、第4表の結果
を得た。
第4表に示すように、塩臭化銀乳剤でも、本発明の化合
物の添加によりカブリの増加を伴わすに感度が上昇する
参考例1 実施例1の試料1で、6紛間化学熟成たせたものと同様
の沃臭化銀乳剤を調製した。
こうして得られた乳剤に、塗布直前に第5表の如く、本
発明の化合物及び実施例1と同様の増感色素、安定化剤
、カラーカプラー、ゼラチン硬化剤や塗布助剤を添加し
た後、セルロースアセテートフィルム支持体上に塗布乾
燥させて試料を作り、実施例1と同様に露光、カラー現
像処理した。
ノ 表より明らかな様に、化学熟成終了后に、本発明の
化合物を添加しても、写真性(カブリ、相対感度)は、
ほとんど変わらない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I )又は(II)で表わされる化合物
    の少なくとも1種の存在下に化学熟成したハロゲン化銀
    乳剤を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II)〔一般式( I )及び(
    II)において、Mは水素原子、アルカリ金属原子又はN
    H_4を示し、R_1〜R_8は各々水素原子、ハロゲ
    ン原子、ニトロ基、スルホ基、カルボキシル基、置換も
    しくは非置換のアルキル基、置換もしくは非置換のアリ
    ール基又はアルコキシ基を表わす。 〕
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JPH0527354A (ja) * 1991-07-24 1993-02-05 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

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