JPS6044727B2 - フオ−カスサ−ボにおける媒体位置検出方式 - Google Patents
フオ−カスサ−ボにおける媒体位置検出方式Info
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- JPS6044727B2 JPS6044727B2 JP52104738A JP10473877A JPS6044727B2 JP S6044727 B2 JPS6044727 B2 JP S6044727B2 JP 52104738 A JP52104738 A JP 52104738A JP 10473877 A JP10473877 A JP 10473877A JP S6044727 B2 JPS6044727 B2 JP S6044727B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフオーカスサーボにおける媒体位置検出方式に
係り、トラツキングサーボ用ガルバノミラーと信号読取
り又は記録用対物レンズとの間に、媒体位置検出のため
上記対物レンズに入射せしめる媒体位置検出光、又媒体
位置検出光の媒体からの反射光を反射するミラーを介在
させることにより、上記ガルバノミラーの回動による影
響を全く受けることなく高精度で記録媒体面位置を検出
しえ、また上記対物レンズを透過する信号記録用又は読
取り用ビームの影響と受けることなく上記媒体位置検出
光のみを受光しえ、もつてより高精度に媒体位置を検出
しうる方式を提供することを目的とする。
係り、トラツキングサーボ用ガルバノミラーと信号読取
り又は記録用対物レンズとの間に、媒体位置検出のため
上記対物レンズに入射せしめる媒体位置検出光、又媒体
位置検出光の媒体からの反射光を反射するミラーを介在
させることにより、上記ガルバノミラーの回動による影
響を全く受けることなく高精度で記録媒体面位置を検出
しえ、また上記対物レンズを透過する信号記録用又は読
取り用ビームの影響と受けることなく上記媒体位置検出
光のみを受光しえ、もつてより高精度に媒体位置を検出
しうる方式を提供することを目的とする。
従来よりビームにより断続するピツト等の幾何学的形状
の変化による螺旋状又は同心状のトラツクを形成して情
報信号をデイスク上に記録する記録装置や、このデイス
ク又はこのデイスクからの転写によつて得られたコピー
デイスクを、例えばレーザービーム等の光で読取再生す
る光学再生装置においては、デイスクの面振れに追従し
てデイスク盤面上に所定の微小な径のスポツトを形成す
るためのフオーカスサーボが用いられていることは周知
の通りである。
の変化による螺旋状又は同心状のトラツクを形成して情
報信号をデイスク上に記録する記録装置や、このデイス
ク又はこのデイスクからの転写によつて得られたコピー
デイスクを、例えばレーザービーム等の光で読取再生す
る光学再生装置においては、デイスクの面振れに追従し
てデイスク盤面上に所定の微小な径のスポツトを形成す
るためのフオーカスサーボが用いられていることは周知
の通りである。
第1図は本出願人が先に特願昭50−1519的号にて
提案した媒体位置検出方式の一例の概略系統平面図、第
2図は第1図の−線方向から見た一部縦断立面図、第3
図は第1図の−線方向より見た一部縦断立面図で、例え
ばレーザー光線(図示せず)より出射されたレーザービ
ームは二分され、一方は信号記録用又は再生用光ビーム
(以下主ビームともいう)MBとして反射鏡(トラッキ
ングサーボ用ガルバノミラー)1で反射され後、対物レ
ンズ2の入射せしめられ、他方はレンズ3り拡散光とさ
れた後、媒体位置検出用光ビーム(以下幅ビームともい
う)SBとして主ビームMBの周辺部分にわずかだけ挿
入された反射鏡4で反射され、更に反射鏡1で反射され
て上記対物レンズ2の周辺部分に入射される。
提案した媒体位置検出方式の一例の概略系統平面図、第
2図は第1図の−線方向から見た一部縦断立面図、第3
図は第1図の−線方向より見た一部縦断立面図で、例え
ばレーザー光線(図示せず)より出射されたレーザービ
ームは二分され、一方は信号記録用又は再生用光ビーム
(以下主ビームともいう)MBとして反射鏡(トラッキ
ングサーボ用ガルバノミラー)1で反射され後、対物レ
ンズ2の入射せしめられ、他方はレンズ3り拡散光とさ
れた後、媒体位置検出用光ビーム(以下幅ビームともい
う)SBとして主ビームMBの周辺部分にわずかだけ挿
入された反射鏡4で反射され、更に反射鏡1で反射され
て上記対物レンズ2の周辺部分に入射される。
これはビームへの影響を軽減するためと、媒体位置検出
感度をあげるためである。主ビームMB及び副ビームS
Bは対物レンズ2により集束されてデイスク5上にスポ
ツトを形成する。主ビームのスポツトによる反射光は再
び対物レンズ2、反射鏡1及び所定の光学系を経て光検
出器(図示せず)に入射せしめられて情報信号が再生さ
れる(但し、光学再生装置の場合)。
感度をあげるためである。主ビームMB及び副ビームS
Bは対物レンズ2により集束されてデイスク5上にスポ
ツトを形成する。主ビームのスポツトによる反射光は再
び対物レンズ2、反射鏡1及び所定の光学系を経て光検
出器(図示せず)に入射せしめられて情報信号が再生さ
れる(但し、光学再生装置の場合)。
一方、副ビームのスポツトによる反射光SBeは対物レ
ンズ2の周辺部分(SBの入射部分とは異なる部分)を
透過し、反射鏡1、及び主ビームの周辺部分にわずかだ
け挿入されるよう配置された反射鏡6を経て2個の光検
出器7,8にて受光される。副ビームによるデイスク面
からの反射光SBeは、デイスク5の面振れに応じて光
検出器7,8への入射光量が異なる(矢印A又はB方向
へ反射光が変位する)ため、光検出!7,8の両出力を
差動増幅する差動増幅器9よσ面振れ方向及び大きさに
応じた極性及びレベルの対物レンズ2の媒体との距離変
動検出信号が得られ、この検出信号は増幅器10を経て
コイル11に供給され、これに電流を流す。このコイル
11は磁界発生装置12による磁界中に置かれているた
め、周知のムービングコイル型スピーカと同様の動作原
理に基き対物レンズ2を、デイスク5の盤面上所定の一
定距離間隔を保つべく一体的に駆動変位する。このよう
に、上記提案方式は、フオーカスサーボにおいて光源と
反射鏡1との間の記録又は再生用主ビームの光路の周辺
部分に、媒体位置検出のための光ビーム反射鏡4及び該
光ビームによ・るスポツトの反射光を反射する反射鏡6
を配設したため、主ビームの断面内における光のエネル
ギー分布がいわゆるガウス分布をなしているので主ビー
ムの光量損失は半透明鏡を使用する従来方式に比し小と
することができ、よつて情報信号のS/Nを高めること
ができると共に、主ビームに殆んど影響を与えずに副ビ
ームによる検出光量を大として検出の精度を高めること
ができるという特長を有する。然るに、上記の提案方式
は反射鏡1がトラツキrングサーボ用ガルバノミラーで
ある場合(光学再生装置に適用して場合)、トラツキン
グサーボ用ガルバノミラー1の回動によつて副ビームS
Bと副ビームの反射光SBeとの光路が変化するので、
該光路が変化しないように上記光ビームSBとSB′と
を夫々ガルバノミラー1の回動軸1a上に入射する必要
がある。
ンズ2の周辺部分(SBの入射部分とは異なる部分)を
透過し、反射鏡1、及び主ビームの周辺部分にわずかだ
け挿入されるよう配置された反射鏡6を経て2個の光検
出器7,8にて受光される。副ビームによるデイスク面
からの反射光SBeは、デイスク5の面振れに応じて光
検出器7,8への入射光量が異なる(矢印A又はB方向
へ反射光が変位する)ため、光検出!7,8の両出力を
差動増幅する差動増幅器9よσ面振れ方向及び大きさに
応じた極性及びレベルの対物レンズ2の媒体との距離変
動検出信号が得られ、この検出信号は増幅器10を経て
コイル11に供給され、これに電流を流す。このコイル
11は磁界発生装置12による磁界中に置かれているた
め、周知のムービングコイル型スピーカと同様の動作原
理に基き対物レンズ2を、デイスク5の盤面上所定の一
定距離間隔を保つべく一体的に駆動変位する。このよう
に、上記提案方式は、フオーカスサーボにおいて光源と
反射鏡1との間の記録又は再生用主ビームの光路の周辺
部分に、媒体位置検出のための光ビーム反射鏡4及び該
光ビームによ・るスポツトの反射光を反射する反射鏡6
を配設したため、主ビームの断面内における光のエネル
ギー分布がいわゆるガウス分布をなしているので主ビー
ムの光量損失は半透明鏡を使用する従来方式に比し小と
することができ、よつて情報信号のS/Nを高めること
ができると共に、主ビームに殆んど影響を与えずに副ビ
ームによる検出光量を大として検出の精度を高めること
ができるという特長を有する。然るに、上記の提案方式
は反射鏡1がトラツキrングサーボ用ガルバノミラーで
ある場合(光学再生装置に適用して場合)、トラツキン
グサーボ用ガルバノミラー1の回動によつて副ビームS
Bと副ビームの反射光SBeとの光路が変化するので、
該光路が変化しないように上記光ビームSBとSB′と
を夫々ガルバノミラー1の回動軸1a上に入射する必要
がある。
しかし、このためには極めて正確な調整を必要とし、現
実には実現困難であり、結局トラツキングミラ一の回動
によつて入射副ビームSBとデイスク5からの反射副ビ
ームSBeの光路変化は避けられず対物レンズ2の開口
をはずれることもあるという問題点があつた。本発明は
上記の問題点を解決したもので、第4図以下と共にその
一実施例について説明する。
実には実現困難であり、結局トラツキングミラ一の回動
によつて入射副ビームSBとデイスク5からの反射副ビ
ームSBeの光路変化は避けられず対物レンズ2の開口
をはずれることもあるという問題点があつた。本発明は
上記の問題点を解決したもので、第4図以下と共にその
一実施例について説明する。
第4図は本発明方式の一実施例の構成図を示す。同図中
、第1図と同一部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。第4図において、レーザー光源3より出射され
た直線偏光レーザービームは、令板14より所定方向の
直線偏光とされた後半透明鏡15により光路が2分され
る。半透明鏡15を透過した一方のレーザービームは主
ビームMBとしてレンズ16,17を順次経て偏光プリ
ズム(ここではグラン・トムソン・プリズム)18を透
過した後合板に入射され、ここで円偏光とされた後反射
鏡であるトラッキングサーボ用ガルバノミラー1、対物
レンズ2を経てデイスク5上に微小径のスポツト(例え
ば略1.2μmφ程度)を形成する。このスポツトによ
る反射光(円偏光)は対物レンズ2、トラツキングサー
ボ用ガルバロラ一1、I板19を順次経て前記レンズ1
7よりの入射主ビーパSとは偏光方向が90回転した直
線偏光とされて偏光プリズム18に入射されるため、こ
こで全反射された後レンズ20を経て情報信号再生用光
学検出器21に供給され、ここで光電変換された後出力
端子22より信号処理回路(図示せず)に供給され再生
される。一方、半透明鏡15で反射されたレーザービー
ムは、反射鏡23、レンズ3を経て主ビームMBの光路
外からMBの周辺部分の配設された反射鏡24に入射さ
れてここで全反射された後副ビームSBとして対物レン
ズ2の周辺部分を透過してデイスク5上に径が比較的大
なるスポツト(例えば略50〜100pmφ)を形成す
る。この副ビームによりデイスク5の面上に生じた光ス
ポツトからの反射光は、媒体位置検出用反射光として対
物レンズ2の周辺部分を透過して主ビームMBの周辺部
分の配設された反射鏡25により主ビームMBの光路へ
全反射される。ここで、副ビームSBを対物レンズ2の
周辺部分の極く一部に入射せしめるのは、主ビームMB
に対する影響をできるだけ小にすることと、媒体位置検
出信号が光検出器7,8の受光面上の反射副ビームの変
位に応じて得られるよう構成されていることから、媒体
位置検出感度を向上するためであり、これらの点につい
ては第1図示の提案方式と同様である。しかして、本発
明方式では反射鏡24,25の挿入位置をトラツキング
サーボ用ガルバノミラー1と対物レンズ2との間に選定
したものであり、これによりガルバノミラー1が回動し
て主ビームがトラツク上を追従走査しても副ビームSB
はその影響を全く受けることがなく、よつてより安定で
高精度な媒体位置検出動作を行ない得る。
、第1図と同一部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。第4図において、レーザー光源3より出射され
た直線偏光レーザービームは、令板14より所定方向の
直線偏光とされた後半透明鏡15により光路が2分され
る。半透明鏡15を透過した一方のレーザービームは主
ビームMBとしてレンズ16,17を順次経て偏光プリ
ズム(ここではグラン・トムソン・プリズム)18を透
過した後合板に入射され、ここで円偏光とされた後反射
鏡であるトラッキングサーボ用ガルバノミラー1、対物
レンズ2を経てデイスク5上に微小径のスポツト(例え
ば略1.2μmφ程度)を形成する。このスポツトによ
る反射光(円偏光)は対物レンズ2、トラツキングサー
ボ用ガルバロラ一1、I板19を順次経て前記レンズ1
7よりの入射主ビーパSとは偏光方向が90回転した直
線偏光とされて偏光プリズム18に入射されるため、こ
こで全反射された後レンズ20を経て情報信号再生用光
学検出器21に供給され、ここで光電変換された後出力
端子22より信号処理回路(図示せず)に供給され再生
される。一方、半透明鏡15で反射されたレーザービー
ムは、反射鏡23、レンズ3を経て主ビームMBの光路
外からMBの周辺部分の配設された反射鏡24に入射さ
れてここで全反射された後副ビームSBとして対物レン
ズ2の周辺部分を透過してデイスク5上に径が比較的大
なるスポツト(例えば略50〜100pmφ)を形成す
る。この副ビームによりデイスク5の面上に生じた光ス
ポツトからの反射光は、媒体位置検出用反射光として対
物レンズ2の周辺部分を透過して主ビームMBの周辺部
分の配設された反射鏡25により主ビームMBの光路へ
全反射される。ここで、副ビームSBを対物レンズ2の
周辺部分の極く一部に入射せしめるのは、主ビームMB
に対する影響をできるだけ小にすることと、媒体位置検
出信号が光検出器7,8の受光面上の反射副ビームの変
位に応じて得られるよう構成されていることから、媒体
位置検出感度を向上するためであり、これらの点につい
ては第1図示の提案方式と同様である。しかして、本発
明方式では反射鏡24,25の挿入位置をトラツキング
サーボ用ガルバノミラー1と対物レンズ2との間に選定
したものであり、これによりガルバノミラー1が回動し
て主ビームがトラツク上を追従走査しても副ビームSB
はその影響を全く受けることがなく、よつてより安定で
高精度な媒体位置検出動作を行ない得る。
反射鏡25の反射光は副ビームSBによるスポツトの反
射光が大部分であるが、主ビームMBによるスポツトの
反射光も不可避的に存在する。従つて、媒体位置検出精
度をより高めるためには、この混入している主ビームM
Bによるスポツトの反射光を除去する必要がある。そこ
で、本実施例では、反射鏡25で全反射された光は合板
26に入射され、合板の位相差が与えられて通過する。
射光が大部分であるが、主ビームMBによるスポツトの
反射光も不可避的に存在する。従つて、媒体位置検出精
度をより高めるためには、この混入している主ビームM
Bによるスポツトの反射光を除去する必要がある。そこ
で、本実施例では、反射鏡25で全反射された光は合板
26に入射され、合板の位相差が与えられて通過する。
従つて、合板26の通過した反射光のうち、直線偏光の
媒体位置検出用反射光SB′は円偏光とされ、一方、円
偏光である主ビームの反射光MB′は直線偏光とされる
。この合板26を通過した反射光は、検光子27により
直線偏光成分のみが遮断され円偏光成分のみ通過せしめ
られる。従つて、検光子27より円偏光である媒体位置
検出用反射光のみが取り出され、検光子27を通り抜け
た媒体位置検出用反射光は光検出器7,8にて受光され
る。このように、光検出器7,8にて受光される光のう
ち主ビームの反射光成分が除去されるため、切削された
情報信号の影響て媒体位置検出誤差が生じることを全く
なくすことができる。なお、実際には上記の検光子27
の挿入によつても円偏光である媒体位置検出用反射光が
すべて透過するわけではなくその光量が半分以下に減衰
し、一方直線偏光ビームの反射光もすべて遮断するわけ
ではなく極めて僅かであるが透過する。
媒体位置検出用反射光SB′は円偏光とされ、一方、円
偏光である主ビームの反射光MB′は直線偏光とされる
。この合板26を通過した反射光は、検光子27により
直線偏光成分のみが遮断され円偏光成分のみ通過せしめ
られる。従つて、検光子27より円偏光である媒体位置
検出用反射光のみが取り出され、検光子27を通り抜け
た媒体位置検出用反射光は光検出器7,8にて受光され
る。このように、光検出器7,8にて受光される光のう
ち主ビームの反射光成分が除去されるため、切削された
情報信号の影響て媒体位置検出誤差が生じることを全く
なくすことができる。なお、実際には上記の検光子27
の挿入によつても円偏光である媒体位置検出用反射光が
すべて透過するわけではなくその光量が半分以下に減衰
し、一方直線偏光ビームの反射光もすべて遮断するわけ
ではなく極めて僅かであるが透過する。
しかし、上記円偏光の透過光量は直線偏光の漏洩光量に
比し極めて大であるため、上記検光子27の挿入によつ
て媒体位置検出用反射光検出のS/Nをあげることがで
きる。ここでノイズとは主ビームの影響だけでなく光検
出器7,8のノイズ、差動増幅器9のノイズ等をも含む
。媒体位置検出用反射光の検出のS/Nをあげるために
、レーザー光源13の出力を高くとつておく方が有利で
ある。なお、上記の実施例では主ビームMBの光エネル
ギーの挿入損失が殆んど無いようにするために、グラン
・トムソン・プリズムなどの偏光プリズム26を使用し
主ビームMBの入射光とデイスク5よりの反射光とを分
けているため、デイスク5の盤面上の主ビームは円偏光
であり、従つて媒体位置検出用反射光は直線偏光として
いるが、要はこれら両者が互いに異なる偏向特性であれ
ばよい。
比し極めて大であるため、上記検光子27の挿入によつ
て媒体位置検出用反射光検出のS/Nをあげることがで
きる。ここでノイズとは主ビームの影響だけでなく光検
出器7,8のノイズ、差動増幅器9のノイズ等をも含む
。媒体位置検出用反射光の検出のS/Nをあげるために
、レーザー光源13の出力を高くとつておく方が有利で
ある。なお、上記の実施例では主ビームMBの光エネル
ギーの挿入損失が殆んど無いようにするために、グラン
・トムソン・プリズムなどの偏光プリズム26を使用し
主ビームMBの入射光とデイスク5よりの反射光とを分
けているため、デイスク5の盤面上の主ビームは円偏光
であり、従つて媒体位置検出用反射光は直線偏光として
いるが、要はこれら両者が互いに異なる偏向特性であれ
ばよい。
また本発明は上記実施例に限定されるものではなく、反
射鏡24,25の配設位置を第4図とは逆とし、主ビー
ムの光路外から入射される副ビームSBが主ビ一MlS
の光路を横切るようにし、か、反射光SB′が主ビーム
MBの光路外へ反射される際、主ビームMBの光路を横
切るように構成してもよい。
射鏡24,25の配設位置を第4図とは逆とし、主ビー
ムの光路外から入射される副ビームSBが主ビ一MlS
の光路を横切るようにし、か、反射光SB′が主ビーム
MBの光路外へ反射される際、主ビームMBの光路を横
切るように構成してもよい。
また、実施例では主ビームMBは平行光、副ビームSB
は拡散光を使用したが、これら両ビームのいずれか一方
が平行光の場合には、他方を拡散光とし、あるいは両ビ
ーム共に異なる拡散光とすればよく、実施例に限定され
るものではない。
は拡散光を使用したが、これら両ビームのいずれか一方
が平行光の場合には、他方を拡散光とし、あるいは両ビ
ーム共に異なる拡散光とすればよく、実施例に限定され
るものではない。
更に上記合板19,26は↑の奇数倍の位相差を与える
ものであればよいことは勿論である。上述の如く、本発
明になるフオーカスサーボにおける媒体位置検出方式は
、回動自在のトラツキングサーボ用ミラーと信号読取り
又は記録用対物レンズとの間の主ビームの周辺部分に、
媒体位置検出のため上記対物レンズに入射せしめる媒体
位置検出光及び媒体位置検出光の媒体から反射光を反射
する第1及び第2の反射鏡を介在させ、この第1の反射
鏡により記録又は再生用ビームの通路外から入射される
対物レンズの媒体位置検出用光ビームを反射して対物レ
ンズを通して記録媒体上に射突させ、この媒体位置検出
用光ビームの記録媒体上からの反射光を上記対物レンズ
を通して上記第2の反射鏡に入射し、この第2の反射鏡
により上記記録又は再生用ビームの通路外へ反射させて
差動結合した光検出器で受光するようにしたため、トラ
ツキングサーボ用ミラーの回動に関係なく媒体位置検出
用光ビームを正確に対物レンズに入射することができ、
従つてフオーカスサーボ動作を安定にかつ精度よく行な
うことができ、これにより上記記録媒体に映像信号が記
録されている場合は静止画再生の安定性を向上でき、特
に現存の装置の光学系を殆ど変更する必要がないので設
計上、あるいは価格上極めて有利であり、また上記媒体
位置検出用光ビームの偏光特性と記録又は再生用光ビー
ムの偏光特生とを異ならしめ、所定の偏光特性を有する
光のみを通過させる光学手段により上記媒体位置検出用
光ビームによる記録媒体からの反射光のみを透過して上
記光検出器で受光させるようにしたため、記録又は再生
用光ビームの反射光が上記反射光と光検出器で受光され
ることを防止でき、従つて切断された情報信号の影響で
媒体位置検出が影響を受けるということを全くなくすこ
とができ、フオーカスサーボ動作をより高精度で行なう
ことができる等の特長を有する゜ものである。
ものであればよいことは勿論である。上述の如く、本発
明になるフオーカスサーボにおける媒体位置検出方式は
、回動自在のトラツキングサーボ用ミラーと信号読取り
又は記録用対物レンズとの間の主ビームの周辺部分に、
媒体位置検出のため上記対物レンズに入射せしめる媒体
位置検出光及び媒体位置検出光の媒体から反射光を反射
する第1及び第2の反射鏡を介在させ、この第1の反射
鏡により記録又は再生用ビームの通路外から入射される
対物レンズの媒体位置検出用光ビームを反射して対物レ
ンズを通して記録媒体上に射突させ、この媒体位置検出
用光ビームの記録媒体上からの反射光を上記対物レンズ
を通して上記第2の反射鏡に入射し、この第2の反射鏡
により上記記録又は再生用ビームの通路外へ反射させて
差動結合した光検出器で受光するようにしたため、トラ
ツキングサーボ用ミラーの回動に関係なく媒体位置検出
用光ビームを正確に対物レンズに入射することができ、
従つてフオーカスサーボ動作を安定にかつ精度よく行な
うことができ、これにより上記記録媒体に映像信号が記
録されている場合は静止画再生の安定性を向上でき、特
に現存の装置の光学系を殆ど変更する必要がないので設
計上、あるいは価格上極めて有利であり、また上記媒体
位置検出用光ビームの偏光特性と記録又は再生用光ビー
ムの偏光特生とを異ならしめ、所定の偏光特性を有する
光のみを通過させる光学手段により上記媒体位置検出用
光ビームによる記録媒体からの反射光のみを透過して上
記光検出器で受光させるようにしたため、記録又は再生
用光ビームの反射光が上記反射光と光検出器で受光され
ることを防止でき、従つて切断された情報信号の影響で
媒体位置検出が影響を受けるということを全くなくすこ
とができ、フオーカスサーボ動作をより高精度で行なう
ことができる等の特長を有する゜ものである。
第1図は本出願人が先に提案した媒体位置検出方式の一
例の概略系統平面図、第2図は第1図の−線方向から見
た一部縦断立面図、第3図は第1図の−線方向より見た
一部縦断立面図、第4図は本発明方式の一実施例の構成
図である。 1・・・反射鏡(トラツキングサーボ用ガルバノミラー
)、2・・・対物レンズ、4,6,,23,24,25
・・・反射鏡、14・・・令板、19,26・・・合板
、18・・・偏光ブリズム、27・・・検光子。
例の概略系統平面図、第2図は第1図の−線方向から見
た一部縦断立面図、第3図は第1図の−線方向より見た
一部縦断立面図、第4図は本発明方式の一実施例の構成
図である。 1・・・反射鏡(トラツキングサーボ用ガルバノミラー
)、2・・・対物レンズ、4,6,,23,24,25
・・・反射鏡、14・・・令板、19,26・・・合板
、18・・・偏光ブリズム、27・・・検光子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 断続するピット等の幾何学的形状の変化により情報
信号を記録媒体上に記録するためのビーム、あるいは記
録媒体より既記録情報信号を再生するための光ビームを
記録媒体上に集束する対物レンズを、その媒体位置を検
出するための別の光ビームより得た信号により記録媒体
の面振れに追従して記録媒体と一定の距離を保つよう変
位させる記録又は再生装置のフォーカスサーボにおいて
、回動自在のトラッキングサーボ用ミラーと信号読取り
又は記録用対物レンズとの間の主ビームの周辺部分に、
媒体位置検出のため上記対物レンズに入射せしめる媒体
位置検出光及び媒体位置検出光の媒体からの反射光を反
射する第1及び第2の反射鏡を介在させ、該第1の反射
鏡により記録又は再生ビームの通路外から入射される上
記対物レンズの媒体との距離変動検出用光ビームを反射
して該対物レンズを通して記録媒体上に射突させ、この
媒体位置検出用光ビームの記録媒体上からの反射光を該
対物レンズを通して該第2の反射鏡に入射し、該第2の
反射鏡により上記記録又は再生用ビームの通路外へ反射
させて差動結合した光検出器で受光するよう構成したと
を特徴とするフォーカスサーボにおける媒体位置検出方
式。 2 断続するピット等の幾何学的形状の変化により情報
信号を記録媒体上に記録するためのビーム、あるいは記
録媒体より既記録情報信号を再生するための光ビームを
記録媒体上に集束する対物レンズを、その媒体位置を検
出するための別の光ビームより得た信号により記録媒体
の面振れに追従して記録媒体と一定の距離を保つよう変
位させるフォーカスサーボにおいて、回動自在のトラッ
キングサーボ用ミラーと信号読取り又は記録用対物レン
ズとの間の主ビームの周辺部分に、媒体位置検出のため
上記対物レンズに入射せしめる媒体位置検出光及び媒体
位置検出光の媒体からの反射光を反射する第1及び第2
の反射鏡を介在させると共に、媒体位置検出光ビームの
偏光特性と記録又は再生用光ビームの偏光特性とを異な
らしめ、該第1の反射鏡により記録又は再生用光ビーム
の光路外から入射される該対物レンズの媒体との距離変
動検出用光ビームを反射して該対物レンズを通して記録
媒体上に射突させ、この媒体位置検出用光ビームの記録
媒体上からの反射光を該対物レンズを経て該第2の反射
鏡に入射して上記記録又は再生用光ビームの光路外へ反
射させ、所定の偏光特性を有する光のみを通過させる光
学手段により上記第2の反射鏡で反射された光のうち上
記媒体位置検出用光ビームによる記録媒体からの反射光
のみを透過して差動結合した光検出器で受光するように
構成したことを特徴とするフォーカスサーボにおける媒
体位置検出方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52104738A JPS6044727B2 (ja) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | フオ−カスサ−ボにおける媒体位置検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52104738A JPS6044727B2 (ja) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | フオ−カスサ−ボにおける媒体位置検出方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5439102A JPS5439102A (en) | 1979-03-26 |
JPS6044727B2 true JPS6044727B2 (ja) | 1985-10-05 |
Family
ID=14388831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52104738A Expired JPS6044727B2 (ja) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | フオ−カスサ−ボにおける媒体位置検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044727B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8101932A (nl) * | 1981-04-21 | 1982-11-16 | Philips Nv | Inrichting voor het inschrijven en uitlezen van informatiesporen in een optische registratiedrager. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144203A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-11 | Hitachi Ltd | Political device for information reproduction |
JPS5263614A (en) * | 1975-11-20 | 1977-05-26 | Sony Corp | Information detector |
-
1977
- 1977-09-02 JP JP52104738A patent/JPS6044727B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144203A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-11 | Hitachi Ltd | Political device for information reproduction |
JPS5263614A (en) * | 1975-11-20 | 1977-05-26 | Sony Corp | Information detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5439102A (en) | 1979-03-26 |
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